JPH05277015A - 吊り戸棚 - Google Patents

吊り戸棚

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Publication number
JPH05277015A
JPH05277015A JP4080892A JP8089292A JPH05277015A JP H05277015 A JPH05277015 A JP H05277015A JP 4080892 A JP4080892 A JP 4080892A JP 8089292 A JP8089292 A JP 8089292A JP H05277015 A JPH05277015 A JP H05277015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging cabinet
shelf
pair
space
cabinet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080892A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Hasegawa
祥子 長谷川
Toshiyoshi Endo
利喜 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4080892A priority Critical patent/JPH05277015A/ja
Publication of JPH05277015A publication Critical patent/JPH05277015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品コスト、施工コストの増加を抑えるとと
もに、食器などの水切りを行うにあたって作業スペース
が狭くなることを防ぐことのできる吊り戸棚を提供する
ことを目的としている。 【構成】 台所空間の天井2側に取り付けられる天板9
と、この天板9の両側縁部のそれぞれに沿って上方縁部
が固定される一対の側板(一方の側板11)と、この一
対の側板間に水平にかけ渡されて固定される棚板12,
13とを備えた吊り戸棚8において、棚板12,13の
うち少なくとも最下部に位置する棚板13に吊り戸棚8
の内部とこの吊り戸棚8より下方の空間とを連通する所
定間隔d(連通部)が形成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食器や調理道具類を
収納する吊り戸棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食器や調理道具類を収納するもの
のひとつとして、おもにキッチンカウンターのシンクの
上方に天井側から取り付けられる吊り戸棚がある。
【0003】この吊り戸棚は、台所空間の天井側に取り
付けられる天板と、この天板の両側縁部のそれぞれに沿
って上方縁部が固定される一対の側板と、この一対の側
板間に水平にかけ渡されて固定される棚板とを備えてお
り、この棚板には洗い終わった食器や鍋などの調理道具
が載せられて収納されるようになっている。
【0004】ところで、洗った直後の食器などには多く
の水分がついており、これらの食器などをその状態のま
まで上記の吊り戸棚に収納すると、吊り戸棚内に水分が
たまってしまい、ひいてはかびや雑菌等を発生させる原
因ともなり衛生上好ましくない。
【0005】このため、洗い終えた食器などをよく払拭
する必要があるが、洗った後にすぐ払拭するのではな
く、一旦水分を自然滴下させたり自然乾燥させて水切り
をしてから払拭したほうが後かたずけの効率がよい。
【0006】この水切りのために、いわゆる水切りかご
をキッチンカウンターのシンク内に装着して、この水切
りかごに食器などを一旦収容することが多い。
【0007】ところが、この水切りかごの場合、シンク
の上部をふさいでしまい、作業スペースを狭くするとい
う不具合がある。
【0008】そこで、実公昭63−14679号公報に
示されるように、吊り戸棚の下部に水切り棚を別途に取
り付けたり、キッチンカウンターの側部に食器類収納部
をあらたに設け、さらにこの食器収納部に乾燥装置部を
設けたものが実用化されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、吊り戸棚の下部に水切り棚を別途に取り付けた
り、あらたな食器収納部や乾燥装置部を設ける場合、部
品点数の増加や高価な設備が必要となることから製品コ
スト、施工コストの増加を招くことが避けられない。
【0010】そこで、この発明は、上記の実情を考え合
わせ、製品コスト、施工コストの増加を抑えるととも
に、食器などの水切りを行うにあたって作業スペースが
狭くなることを防ぐことのできる吊り戸棚を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、台所空間の天井側に取り付けられる天板
と、この天板の両側縁部のそれぞれに沿って上方縁部が
固定される一対の側板と、この一対の側板間に水平にか
け渡されて固定される少なくとも1つの棚板とを備えた
吊り戸棚において、前記棚板のうち少なくとも最下部に
位置するものに前記吊り戸棚の内部とその吊り戸棚より
下方の空間とを連通する連通部が形成されていることを
特徴としている。
【0012】
【作用】この発明によれば、吊り戸棚の棚板のうち、少
なくとも最下部に位置する棚板そのものに吊り戸棚の内
部とその吊り戸棚より下方の空間とを連通する連通部を
設けてあるので、この連通部が水切り機能を発揮するこ
とになり、水切り機能を備えた別途の部材や設備をあら
たに取り付ける必要がない。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係る吊り戸棚の実施例を図
面を参照しつつ説明する。
【0014】まず、その構成を説明する。
【0015】図1において、1は台所空間を形成する床
で、2は台所空間を形成する天井である。床1には、キ
ッチンカウンター3が据え付けられている。このキッチ
ンカウンター3は、図2に示すように、背面が台所内壁
4に接するように設定されている。
【0016】キッチンカウンター3の上面に対向する天
井2の下面側には、おもに各種の台所用品などを収納す
る収納棚5,6,7が取り付けられている。
【0017】8は、これらの収納棚5,6,7と同様に
して天井2に取り付けられる吊り戸棚である。この吊り
戸棚8は、図2に示すように、天井2に取り付けられる
合成樹脂製の天板9を備えている。
【0018】この天板9の両側の縁部9a,9bには、
幅寸法を縁部9a,9bと一致された一対の合成樹脂製
の側板10,11(図3参照)が、それぞれの上方縁部
を縁部9a,9bに沿うようにして取り付けられて固定
されている。これらの側板10,11の高さ寸法は同じ
に設定されている。
【0019】側板10と側板11との間であって、天地
方向ほぼ中央部には、図2に示すように、合成樹脂製の
棚板12が水平にかけ渡されて、図示省略の固定手段に
よって両端部を側板10,11に固定されている。
【0020】さらに、側板10と側板11との間であっ
て、天地方向ほぼ最下部には、図2および図3に示すよ
うに、棚板としての水切り棚13が水平にかけ渡されて
いる。この水切り棚13は、長手方向を吊り戸棚8の幅
方向に向けるとともに吊り戸棚8の奥行方向に互いに所
定間隔d,…をあけて配設される5本の同尺の軸体とし
てのアルミニウムシャフト14,…から構成されてい
る。
【0021】この所定間隔dは、図2に示すように、吊
り戸棚8の内部と吊り戸棚8より下方の空間とを鉛直方
向に連通する連通部とされている。この連通部を構成す
るアルミニウムシャフト14,…の下方には、キッチン
カウンター3に設けられているシンクSの開口部が臨ん
でいる。
【0022】なお、吊り戸棚8の正面には、開閉扉15
a,15bが図示省略のヒンジによって取り付けられて
いる。
【0023】次に、このように構成される吊り戸棚8の
取り扱いを説明する。
【0024】キッチンカウンター3に設けられているシ
ンクSで食器などが洗われる。これらの食器には、多く
の水分がついている。そこで、吊り戸棚8の開閉扉15
a,15bを開けて、これらの食器などを水切り棚13
に適当に配置する。そして、開閉扉15a,15bを閉
める。これにより、食器などへの埃の付着を防ぐことが
できる。
【0025】食器などについている水分は、アルミニウ
ムシャフト14,…間の所定間隔dから自然滴下され、
下方に臨んでいるシンクSの開口部に収容されて食器な
どの水切りが行われる。これにより、シンクSの上部の
作業スペースを確保することができる。
【0026】このように、棚板13には水切り棚として
の機能、すなわち吊り戸棚8に収納された食器などにつ
いた水分を、吊り戸棚8より下方の空間へそのまま滴下
できる機能が備わっているので、水切り機能を備えた別
途の部材や設備をあらたに取り付ける必要がない。
【0027】なお、この発明は上記の実施例に限定され
るものではなく、当業者が行う設計変更等もこの発明の
技術範囲に含まれる。例えば、上記実施例では棚板13
は、5本のアルミニウムシャフトより構成されている
が、スプーン、フォークなどの小物類が落下しないよう
に、金属製のメッシュ構造としてもよい。さらに、棚板
13の軽量化を図るために、中空シャフトなどを採用す
ることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、吊り戸棚の棚板のうち、少なくとも最下部に位置す
る棚板そのものに吊り戸棚の内部とその吊り戸棚より下
方の空間とを連通する連通部を設けてあるので、吊り戸
棚の下部に水切り棚を別途に取り付けたり、あらたな食
器収納部や乾燥装置部を設けることなく、製品コスト、
施工コストの増加を抑えるとともに、食器などの水切り
を行うにあたって作業スペースが狭くなることを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る吊り戸棚の正面図であ
る。
【図2】図1中X−X矢視断面図である。
【図3】図1中Y−Y矢視断面図である。
【符号の説明】
2 天井 9 天板 9a,9b 側縁部 11 側板 12,13 棚板 14 アルミニウムシャフト(軸体) d 所定間隔(連通部)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台所空間の天井側に取り付けられる天板
    と、該天板の両側縁部のそれぞれに沿って上方縁部が固
    定される一対の側板と、該一対の側板間に水平にかけ渡
    されて固定される少なくとも1つの棚板とを備えた吊り
    戸棚において、 前記棚板のうち少なくとも最下部に位置するものに前記
    吊り戸棚の内部と該吊り戸棚より下方の空間とを連通す
    る連通部が形成されていることを特徴とする吊り戸棚。
  2. 【請求項2】 前記連通部が形成されている前記棚板
    は、長手方向を前記吊り戸棚の幅方向に向けるとともに
    前記吊り戸棚の奥行方向に互いに所定間隔をあけて配設
    される複数の軸体から構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の吊り戸棚。
JP4080892A 1992-04-02 1992-04-02 吊り戸棚 Pending JPH05277015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080892A JPH05277015A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 吊り戸棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080892A JPH05277015A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 吊り戸棚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05277015A true JPH05277015A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13731016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080892A Pending JPH05277015A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 吊り戸棚

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JP (1) JPH05277015A (ja)

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