JP7353116B2 - ラック電子錠取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機器等を収納するラックの扉を外部からの操作でロックするための電子錠を後付けするラック電子錠取付構造に関する。
サーバラック等の通信機器を収納するラックは、セキュリティの面から扉に錠が設けられているが、多数のラックが収容されたデータセンタ等では、外部で一括管理できる電子錠を後付けして管理し易くする場合がある。
電子錠を後付けする場合、従来は天板や側板にねじ止めするための孔を穿設して電子錠本体を取り付けた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-82014号公報
上述したように、電子錠を後付けする場合、ラックに孔を穿設する必要があったし、形成した孔に対して複数箇所のねじ止め作業が必要なため、取付対象のラックが多数ある場合、面倒な作業となっていた。
一方で、通信機器が収納されるラックには、図5に示すように天面に開口部が形成されたものがある。図5はラックの天面部分の斜視説明図であり、11は扉、12は開口部である。開口部12は、ラックの扉11が設けられた前面(及び背面)に沿って左右方向に一様に形成されている。
そこで、本発明はこのラック天面の特徴ある構造を利用することで、電子錠取り付けのための孔を穿設すること無く、電子錠の後付けを容易に実施できるラック電子錠取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、一様な幅の開口部が天面の左右方向に形成されているラックにおいて、ラックの前面及び背面のうち、少なくとも前面に配置された扉をロックするための電子錠を外付けするラック電子錠取付構造であって、電子錠は、底部にラックの天面に係止する係止手段を備えた電子錠固定箱に組み付けられて成り、係止手段が開口部を介してラックの天面に係止することで電子錠固定箱がラックに連結され、電子錠が、電子錠固定箱がラックに連結された状態で、ロック対象の扉の前面に配置されて扉の開放を禁止するロック状態、及び回動して扉の開放を可能とするロック解除状態を形成するロック部材と、ロック部材を回動させる回動駆動部とを備え、回動駆動部が、外部からの信号によりロック部材を回動させて、扉のロック/ロック解除を行い、更に電子錠固定箱は、ロック対象の扉の閉扉を検知する扉センサを備え、扉センサの取付部位と電子錠の取付部位とは、電子錠固定箱の中心から左右対称位置に配置されており、両者の取付部位を交換することで、右開き/左開きの何れの扉にも対応できることを特徴とする。
この構成によれば、ラックの天面に形成されている開口部を利用して取り付けるため、取り付けのための孔等をラックに形成すること無く電子錠を取り付けることが可能となり、容易に取り付けできる。
加えて、右開き/左開きに対して共通する部材で対応でき、安価に構成できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、開口部は、天面を構成する板体を切り抜き形成されて、板体の下方が開口部より広く形成されており、係止手段が、開口部の内部において板体の裏面に当接する係止板を有し、電子錠固定箱の底面と係止板とで板体を挟持して、電子錠固定箱が固定されることを特徴とする。
この構成によれば、天面を構成する板体を挟持して電子錠固定箱が固定されるため、電子錠を堅牢に固定できる。
本発明によれば、ラックの天面に形成されている開口部を利用して取り付けるため、取り付けのための孔等をラックに形成すること無く電子錠を取り付けることが可能となり、容易に取り付けできる。
本発明に係るラック電子錠取付構造の一例を示すラック天面部分の斜視説明図である。 電子錠固定箱をラックから分離した図である。 図1のA部を拡大した平面図説明図図である。 B-B線断面図である。 ラック天面の状態を示す説明図である。 C-C線断面図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るラック電子錠取付構造の一例を示す斜視説明図であり、ラック1の天面1aに電子錠3を備えた電子錠固定箱2が取り付けられている。ラック1は、前面及び背面に扉11(11a,11b)が設けられ、前後双方の扉11に対して扉11をロックして開扉を禁止する電子錠3が取り付けられている。
ラック1の天面1aには、前面側、背面側の双方に開口部12が形成されている。この開口部12を使用して電子錠固定箱2が取り付けられている。
尚、前面側は電子錠3が扉11をロックした状態、背面側はロックを解除した状態を示している。
電子錠固定箱2は、ラック1に連結されて電子錠3が取り付けられる箱本体2aと、箱本体2aの上部を閉塞する箱カバー2bとを有している。但し、ラック1の前面側に配置された電子錠固定箱2は、箱カバー2bを分離した状態を示し、背面側に配置された電子錠固定箱2は閉塞した状態を示している。
箱本体2aは、ラック1の天面1aに当接する底面板22と、底面板22から折り曲げ形成されて、ラック1の前面或いは背面と平行な面を有する起立板23とを有し、起立板23に電子錠3及び閉扉を検知する扉センサ4が取り付けられている。電子錠3と扉センサ4とは、電子錠固定箱2の中央に対して左右対称位置に配置され、両者の取付を交換可能としている。
また底面板22には、ラック1に係止する係止手段を構成する係止板5が左右2カ所に取り付けられている。
電子錠3は、回動して扉11の開放を禁止するロック状態と、扉11の開放を可能とするロック解除状態を生成するロック部材3aと、このロック部材3aを軸止して回動操作する回動駆動部3bとを有している。回動駆動部3bは、ラック1の前後方向に回動軸(図示せず)を有し、この回動軸にロック部材3aの基部が連結されている。
回動駆動部3bは図示しない信号線を介して外部の制御機器と通信し、制御機器からの制御信号により、ロック部材3aを回動駆動してロック状態/ロック解除状態を生成する。
図2、3は係止板5の説明図であり、図2はラック1の前面側の電子錠固定箱2をラック1から分離した斜視図、図3は図1のA部を拡大した平面図である。図2に示すように、開口部12は、天面1aにおいて左右方向に一様な幅で延設形成され、長方形を成している。
そして図3に示すように、係止板5は帯状の板体であり、長手方向は開口部12の幅より長く形成され、中心が箱本体2aにねじ6により連結されている。詳しくは、底面板22に対してその下部に、底面板22に平行な面内で回動するよう底面板22にねじ6を介して連結されている。
尚、13は扉11の回動軸を成す蝶番部材であり、扉11は右側が開放端部となる。
図3において、22aはラック1の前後方向に向けて底面板22に形成された長孔であり、この長孔22aにねじ6が上方から挿通されて、固定板5の中心に螺入されている。こうして係止板5の前後方向の移動を可能にしている。この移動操作により、開口部12の幅方向中央に係止板5の中心が配置可能としている。
また、底面板22の裏面には、係止板5との連結を補強する補強板24が配置されている。補強板24は、中央にねじ6の挿通孔24aが設けられ、その前後位置には別途ねじを螺入するねじ穴24bが設けられている。
このねじ穴24bは、補強板24をの底面板22に固着させるための孔で、底面板22の長孔22aを介してねじ7が螺入されて、底面板22に固着される。
補強板24の中央に挿通したねじ6により連結された係止板5は、ねじ6を緩めた状態で回動可能であり、開口部12内に配置した係止板5を回動させることで、係止板5の両先端が開口部12の周囲の天面1aの背部に係止するよう構成されている。
具体的に図3に示すように、ねじ6を緩めて係止板5をP1の状態から作業者の操作で回動して、天面1aに係止させたP2の状態とし、この状態でねじ6を締め付けることで、係止板5の回動が禁止されて電子錠固定箱2は固定される。
図4はB-B線断面を示し、係止板5がラック1に係止した状態を示している。図4に示すように、開口部12は天面1aを構成する板体を窓状に切り欠いて形成されており、開口部12の周囲には庇状の枠辺12aが形成されている。結果、開口部12の内部は広く形成されている。
この枠辺12aが係止板5の両先端部と底面板22(に固着された補強板24)とで挟持されることで、箱本体2aはラック1上に固定される。即ち電子錠3がラック1に取り付けられる。
但し、この長孔22a内の係止板5の固定位置は、電子錠3をロック操作した際にロック部材3aが扉11の前面に配置されて扉11の開放を禁止するよう位置決めされる。
尚、図6は図5のC-C線断面図を示し、電子錠3取り付け前のラック1の天面を示している。図6に示すように、ラック1の天面1aに設けられている開口部12は、周囲に庇状の枠辺12aを有し、内部が開口部12より広く形成されている状態を示している。
こうしてラック1の天面に電子錠固定箱2が取り付けられ、電子錠3をロック操作すると、ロック部材3aは回動して下方を向き、扉11の開放操作を禁止するロック状態となる(図1のラック1の前面側に示す)。また、ロック解除操作すると逆方向に回動して水平方向を向きロック解除状態となり、扉11の開操作が可能となる(図1のラック1の背面側に示す)。
このように、ラック1の天面1aに形成されている開口部12を利用して電子錠3を取り付けるため、取り付けのための孔等をラック1に形成すること無く電子錠を取り付けでき、容易に取り付けできる。
また、天面1aを構成する板体を挟持して電子錠固定箱2が固定されるため、電子錠3を堅牢に固定できる。
更に、右開き/左開きのラック1に対しては、電子錠3と扉センサ4とを交換すれば良く、共通する部材で対応でき安価に構成できる。
尚、扉センサ4が別途設けられている場合は、電子錠固定箱2に扉センサ4を取り付ける必要が無いため、電子錠固定箱2は左右に長く形成しなくても良い。
また、扉11が前面のみに設けられている場合は、電子錠固定箱2は前面側のみに取り付けられる。
1・・ラック、1a・・天面、2・・電子錠固定箱、3・・電子錠、3a・・ロック部材、3b・・回動駆動部、4・・扉センサ、5・・係止板(係止手段)、11・・扉、12・・開口部。

Claims (2)

  1. 一様な幅の開口部が天面の左右方向に形成されているラックにおいて、前記ラックの前面及び背面のうち、少なくとも前面に配置された扉をロックするための電子錠を外付けするラック電子錠取付構造であって、
    前記電子錠は、底部に前記ラックの天面に係止する係止手段を備えた電子錠固定箱に組み付けられて成り、
    前記係止手段が前記開口部を介して前記ラックの天面に係止することで前記電子錠固定箱が前記ラックに連結され、
    前記電子錠が、前記電子錠固定箱が前記ラックに連結された状態で、ロック対象の扉の前面に配置されて前記扉の開放を禁止するロック状態、及び回動して前記扉の開放を可能とするロック解除状態を形成するロック部材と、前記ロック部材を回動させる回動駆動部とを備え、
    前記回動駆動部が、外部からの信号により前記ロック部材を回動させて、前記扉のロック/ロック解除を行い、
    更に前記電子錠固定箱は、前記ロック対象の扉の閉扉を検知する扉センサを備え、
    前記扉センサの取付部位と前記電子錠の取付部位とは、前記電子錠固定箱の中心から左右対称位置に配置されており、両者の取付部位を交換することで、右開き/左開きの何れの扉にも対応できることを特徴とするラック電子錠取付構造。
  2. 前記開口部は、天面を構成する板体を切り抜き形成されて、前記板体の下方が前記開口部より広く形成されており、
    前記係止手段が、前記開口部の内部において前記板体の裏面に当接する係止板を有し、
    前記電子錠固定箱の底面と前記係止板とで前記板体を挟持して、前記電子錠固定箱が固定されることを特徴とする請求項1記載のラック電子錠取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004190259A (ja) 2002-12-09 2004-07-08 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 継手
JP2006009330A (ja) 2004-06-24 2006-01-12 Chuo Electronics Co Ltd 電気錠システム
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