JP4936972B2 - ストライク穴調整機構 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載のストライク穴調整機構は、扉が13取り付けられる開口枠11の縦の枠23に固定され前記扉13から突出される錠ボルト21の進入空間43を有したトロヨケ41と、
該トロヨケ41を覆って固定され前記進入空間43の一部分を開口させる開口穴31を穿設したストライク板25と、
前記進入空間43に、前記扉13の厚みT方向に移動自在に収容されることで前記錠ボルト21との衝止面53が前記開口穴31で変位する調整ブロック33と、
前記トロヨケ41に、前記扉13の厚みT方向に複数並設され前記ストライク板25に覆われたトロヨケ側位置決め穴55と、
前記調整ブロック33に、前記扉13の厚みT方向に複数並設されそれぞれが該トロヨケ側位置決め穴55の任意の1つと一致可能となったブロック側貫通穴63と、
前記トロヨケ側位置決め穴55及び該ブロック側貫通穴63に挿通されて前記調整ブロック33の移動を規制するとともに挿通後端の頭部49aが前記ストライク板25に覆われる位置規制ピン49と、
を具備したことを特徴とする。
前記ブロック側貫通穴63が、前記ダルマ形状の上下長に長さが等しい上下方向の長穴で形成されたことを特徴とする。
前記ブロック側貫通穴63が該頭部49aより小径な前記位置規制ピン49軸部の径と同等な径に形成されたことを特徴とする。
図1は扉と共に表した本発明に係るストライク穴調整機構の外観斜視図である。
扉13が取り付けられる建物の開口枠11の縦の枠23には後述のトロヨケ41(図2参照)を覆うストライク板25がビス27,27によって固定され、ストライク板には扉13から突出される錠ボルト21が進入する。本実施の形態に係るストライク穴調整機構100は、このストライク板25をカバー構成部材として有し、このストライク板25に主要部が覆われる。錠ボルト21は、扉13の木口15に、ビス19,19によって固定された錠箱フロントパネル17から突出され、係合面21aと傾斜面21bが形成されている。
枠縁に沿うストライク板25の縦辺部にはR曲げ部29が形成され、R曲げ部29は錠ボルト21の傾斜面21bと衝接する。ストライク板25には錠ボルト21の進入する開口穴31が形成される。開口穴31には後述する調整ブロック33が表出し、調整ブロック33は錠ボルト21の係合面21aが当たる後述の衝止面53(図3参照)を有する。なお、図2中、35はトロヨケ41の進入空間43(図3参照)を構成する内壁の一部分を表す。
開口枠11の縦の枠23には扉当たり部37が形成され、扉当たり部37はガスケット39を有する。扉13は、一方の面13aの周縁がこのガスケット39を介して扉当たり部37に当たる。扉13は、突出した錠ボルト21がトロヨケ41の進入空間43に進入して、係合面21aが調整ブロック33の衝止面53に当接することで閉止される。
トロヨケ41には進入空間43の開口縁上下に鍔部42,42が張り出され、鍔部42,42は取付穴41a,貫通穴41bを有する。トロヨケ41は、鍔部42,42の取付穴41aに挿通される固定ネジ57によって縦の枠23に固定される。縦の枠23に固定されたトロヨケ41の表面側には、ストライク板25の貫通穴29a,29aを貫通し、貫通穴41bに挿通されるネジ27によって、更にストライク板25が覆うように取り付けられる。ストライク板25によって覆われたトロヨケ41は、進入空間43の一部分(中央部分)がストライク板25の開口穴31から露出されるようになっている。
図6は調整ブロックと第1、第2トロヨケ側位置決め穴との固定状態を(a)(c)の正面視、そのB−B、C−C断面を(b)(d)で表した動作説明図である。
ストライク穴調整機構100では、図5に示すように、位置規制ピン49が第3トロヨケ側位置決め穴55cに挿通されることで、調整ブロック33の上下ブロック部61,61の側面に当接し、調整ブロック33の衝止面53aが開口穴31の右端に配置される。つまり、開口穴31が全開される。
次いで、調整ブロック33が上下反転使用され、図7(a)(b)に示すように、第1トロヨケ側位置決め穴55aと第1ブロック側貫通穴63a、図7(c)(d)に示すように、第2トロヨケ側位置決め穴55bと第1ブロック側貫通穴63aとに位置規制ピン49を入れ替えて行くことにより、衝止面53bがさらに左方へ変位する。この際の変位量も、略1mmに設定可能となる。
また、図8(a)(b)に示すように、第3トロヨケ側位置決め穴55cと第2ブロック側貫通穴63b、図8(c)(d)に示すように、第4トロヨケ側位置決め穴55dと第2ブロック側貫通穴63bとに位置規制ピン49を入れ替えて行くことにより、衝止面53aがさらに左方へ変位する。この際の変位量も、略1mmに設定可能となる。したがって、この例によれば、合計6mmの変位で調整がなされることになる。そして、扉13の開放時に、ストライク板25の表面やトロヨケ凹部に、位置規制ピン49の頭部49a(調整部)が表出しない。また、衝止面53が調整ブロック33に形成され、錠ボルト21の衝止強度が高められることとなる。
13…扉
21…錠ボルト
23…縦の枠
25…ストライク板
31…開口穴
33…調整ブロック
41…トロヨケ
42…穿設部(鍔部)
43…進入空間
49…位置規制ピン
49a…頭部
53…衝止面
55…トロヨケ側位置決め穴
63…ブロック側貫通穴
100…ストライク穴調整機構
T…扉の厚み方向
Claims (5)
- 扉が取り付けられる開口枠の縦の枠に固定され前記扉から突出される錠ボルトの進入空間を有したトロヨケと、
該トロヨケを覆って固定され前記進入空間の一部分を開口させる開口穴を穿設したストライク板と、
前記進入空間に、前記扉の厚み方向に移動自在に収容されることで前記錠ボルトとの衝止面が前記開口穴で変位する調整ブロックと、
前記トロヨケに、前記扉の厚み方向に複数並設され前記ストライク板に覆われたトロヨケ側位置決め穴と、
前記調整ブロックに、前記扉の厚み方向に複数並設されそれぞれが該トロヨケ側位置決め穴の任意の1つと一致可能となったブロック側貫通穴と、
前記トロヨケ側位置決め穴及び該ブロック側貫通穴に挿通されて前記調整ブロックの移動を規制するとともに挿通後端の頭部が前記ストライク板に覆われる位置規制ピンと、
を具備したことを特徴とするストライク穴調整機構。 - 前記トロヨケ側位置決め穴及び該ブロック側貫通穴が、前記開口穴を挟み上下一対ずつ設けられたことを特徴とする請求項1記載のストライク穴調整機構。
- 隣接する少なくとも2つの前記トロヨケ側位置決め穴が上下で重なり且つ横に偏芯したダルマ形状で形成され、
前記ブロック側貫通穴が、前記ダルマ形状の上下長に長さが等しい上下方向の長穴で形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のストライク穴調整機構。 - 前記トロヨケ側位置決め穴が前記位置規制ピンの挿通後端の頭部と略同一径で形成され、
前記ブロック側貫通穴が該頭部より小径に形成されたことを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載のストライク穴調整機構。 - 前記衝止面が調整ブロックの移動方向両側の側面に形成され、且つ該調整ブロックが、移動方向中央部を通る上下方向の仮想線を境に非線対称に形成されたことを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のストライク穴調整機構。
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