JP5344311B2 - 電動式サムターン - Google Patents
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Description
すなわち、前記金具4は、図10(b)のように、錠ケース側取り付け金具4aと、電動式サムターン側受け金具4bとで構成されている。
錠ケース側取り付け金具4aは、外周に雄ネジを形成した円筒状の係合部を有するもので、図10(a)のように、取り付け金具本体4aの側部に設けた穴にサムターン止めピン5を挿通して錠ケース6に取り付ける。
一方、電動式サムターン側受け金具4bは、ベース部材に設けた貫通孔の内周に雌ネジを形成したもので、図10(b)のように、ベース部材をネジでもって電動式サムターンの裏蓋のシャフト孔に取り付ける。そして、錠ケース6に取り付けた前記取り付け金具4aの係合部に、電動式サムターン側の受け金具4bをねじ込むことで、図10(a)のように、電動式サムターンをドア1へ取り付ける。
すなわち、ドアのバックセット(フロント面からノブやレバーハンドルの回転中心、あるいはシリンダーの外筒の中心までの長さをいう。ここで、フロント面とは、錠前ケースの木口に出てくる面である)は、現在64mm以上が主流となっているが最大76mmのものもある。。しかし、2000年前後に竣工されたマンションや賃貸住宅などのドアでは、51mmとなっている。また、企業やテナントビルなどのドアでは、38mmのものが多く存在している。
そのため、38mmと76mmのバックセットでは、バックセットが38mmも異なることから、全てのバックセットに対応できない。また、ドアスイッチとそのドアスイッチを作動させるドア枠のマグネットとの距離もこの差があると、ドアスイッチが作動ミスを起こして両方のバックセットに対応できない。
このとき、各バックセットの規格に合わせたものを準備することが考えられるが、多品種少量生産となるので、コストアップになる問題がある。
図1に本願発明を適用した電動式サムターン10を示す。
前記サムターン10は、図2に示すように、シリンダー錠部11と電動式サムターン本体部20とで構成されている。
そのため、アウターケース13にシリンダー錠14を嵌め、そのシリンダー錠14を嵌めこんだアウターケース13にリアプレート15とリアパッド16をネジ止めし、アウターケース13をシリンダー錠14に取り付ける。
そして、そのアウターケース13を取り付けたシリンダー錠14を、ドア1の取り付け孔にスペーサー17を介して嵌め、図2のシリンダー止めピン18を挿入して中の錠ケース6に取り付ける。最後に、ドア1に取り付けたアウターケース13の前面にシリンダキャップ12を貼り付ける。
ちなみに、リアプレート15、リアパッド16の上部の切り欠きは、図示はしていないが、アウターケース13のアンテナや端子の接続線を内側の電動式サムターン本体部20へ配線するのに用いるためのものである。
すなわち、ドアスイッチ28を保持するホルダー28aは、筒状のアーム部28cを有している。また、制御ケース26の取り付け部28dは半円形の溝となっており、前記溝にホルダー28aのアーム部28cを嵌めることで、着脱自在に支持するようになっている。
このとき、この形態では、アーム部28cにバックセットに合わせた目盛を設けてあり、バックセットに合せて切断して使用する。また、これ以外に、長さの異なるホルダー28aを準備して、横方向へ突出させるようにしてドア1のバックセットに対応するようにしても良い。さらに、前記アーム部28cをアンテナのように、伸縮自在とすることで対応するようにしても良い。
また、前記溝による取り付け部28dは、制御ケース26の両側に設けてあり、ホルダー28aを付け替えることで、「右開き」あるいは「左開き」のドア1に対応できるようになっている。
さらに、制御ケース26の両側には、ネジ孔29が設けてあって、後述の取り付けプレート22にネジ止めするようになっている。
駆動軸31は、図2のように、細長い板状のもので、コイルスプリングでガイドするようになっている。また、この駆動軸31は、駆動ケース27の左右方向の中心より一方へずらせて配置してある。例えば、38mmと64mmのバックセットの差26mmだけ、中心よりずらせてある。
なお、この形態では、ノブ30の中心と駆動軸31とは同じ位置になるようにしてあるが、これに限定されるものではない。例えば、ノブ30を中央に配置して駆動軸31のみをずらせて配置するような構造とすることもできる。
また、前記プレート22のプレート面には、図5に示すように、後述する取り付け金具24にネジ止めするための貫通孔34と、駆動軸31を挿通するための開口35が設けられている。さらに、前記プレート22の両側には、電動式サムターン本体21をネジ止めするための係止片36が設けられている。
また、開口35は、駆動軸31よりも十分に大きく形成することにより、通しやすさと軽量化を図っている。これらの貫通孔34と開口35は、図5のように、上下対称に設けることで、後述するように、駆動ケース27の上下を反転させた際に、前記プレート22を反転させることで、反転した駆動軸31を通せるようにしたものである。
なお、符号38は、位置決め用の突部であり、この突部38は、取り付けプレート22及び電動式サムターン本体21の制御ケース26と駆動ケース27に設けられた凹部39あるいは溝33に嵌ることで、位置決めができるようになっている。
そのため、まず、ドア1に取り付けられているサムターンとシリンダー錠を外す。例えば、図2のように、ドア1のアーマープレート7を外し、サムターン止めピン5とシリンダー止めピン18を抜けば、サムターンとシリンダー錠を外せるので、外したサムターン止めピンとシリンダー止めピンをとっておく。
次に、取り付けプレート22の裏面(係止片が折り曲げられて無い側)にパッキン23を取り付ける。その際、ドアのバックセットに合わせて、駆動ケース27の向きを決め、その駆動ケース27の向きに合わせて取り付けプレート22の上下の向きを決める。そして、向きを決めた取り付けプレート22にパッキン23を取り付けて、先の固定された取り付け金具24の正面にあてる。そして、取り付け金具24のネジ穴と前記パッキンと取り付けプレート22の貫通孔34を合わせて、図5のように、ネジ止めする。そのネジ止めした前記プレート22の係止部に電動式サムターン本体21をネジ止めして保持させる。
このとき、駆動ケース27の駆動軸31を、図6のように、ドア1のバックセットに合わせて、駆動ケース27の上下を反転させて、前記プレート22に取り付ける。
また、バックセットが51mmの場合は、38mmのバックセットに対して差が比較的小さいので、図6(b)のように、ノブ30の向きはバックセットが38mmのときと同じにする。取り付けプレート22は、図6(e)のようにして取り付け、図6(b)のようにドアスイッチ28のアーム部28cを突出させて対処する。
次に、バックセットが64mmのときは、38mmのバックセットに対して差が比較的大きく、ドアスイッチ28cの突出だけでは対処できないので、図6(c)のように、駆動ケース27を反転させて、ノブ30の向きを外側にして取り付ける。このとき、取り付けプレート22は、図6(f)のように反転させて使用する。ドアスイッチ28は側部に密着させる。
さらに、バックセットが76mmのときは、38mmのバックセットに対して差は大きいが、64mmのバックセットに対しては差が比較的小さいので、図6(d)のように、ノブ30の向きはバックセットが64mmのときと同じに反転させて外向きに取り付け、ドアスイッチ28のアーム部28cを突出させて対処する。取り付けプレート22は、図6(f)のように反転させて使用する。
なお、図6では、理解を容易にするため、ドアスイッチ28の位置をバックセットの基点となるフロント面として述べている。
なお、ここでは、取り付けプレート22に、駆動ケース27を先に取り付けるようにしたが、これに限定されるものではない。取り付けプレート22に制御ケース26を先に取り付け、その制御ケース26に駆動ケース27を後から取り付けても良い。取り付け順はどちらでも良いことは当然である
その結果、複数のバックセットに対応できるので、コストダウンが図れる。
14 シリンダー錠
21 電動式サムターン本体
26 制御ケース
27 駆動ケース
28 ドアスイッチ
28a ホルダー
28c アーム部
28d 取り付け部
32 係合部
33 係止部
45 サムターン取り付け孔
Claims (3)
- 側部にドアの開閉センサを設けた制御ケースと、モータを収容した駆動ケースとで構成され、
前記制御ケースは、下部に駆動ケースを取り付ける係合部を有し、
一方、駆動ケースは、ケース上部と下部に制御ケースの係合部に係合する係止部を設け、かつ、モータで駆動される駆動軸をケースの左右方向の中心より一方へずらせて配置し、
前記制御ケースに駆動ケースを係合させてドアのサムターン取り付け孔へ取り付ける際に、サムターン取り付け孔のバックセットに合わせて駆動ケースの上下を反転させて取り付けることにより、駆動ケースの駆動軸をドアの錠ケースを介してシリンダー錠と連結させるようにした電動式サムターン。 - 上記制御ケースの開閉センサを横方向へ突出させるホルダーを備えた請求項1に記載の電動式サムターン。
- 上記ホルダーを脱着可能な取り付け部を制御ケースの両側に設けた請求項2に記載の電動式サムターン。
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