JP5547689B2 - 保護キャップ - Google Patents

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Description

この発明は、屋外配電盤等の磁性被吸着体に取り付けられた鍵穴や施錠用ハンドルを覆う保護キャップに関する。
従来、屋外配電盤の扉等に形成された鍵穴から内部に水や塵が入るのを防ぐ保護キャップが知られている。例えば、特許文献1によれば、保護キャップは、扉に取り付けられるベース体と、鍵穴および施錠用ハンドルを覆うキャップ体とを有する。キャップ体は、ベース体に対して回動可能に取り付けられている。これらキャップ体とベース体との間には、スプリングが伸縮可能に取り付けられている。施錠または解錠の操作時には、キャップ体を回動させて鍵穴を露出させ、スプリングの伸縮力によって露出させた状態を維持することができる。
特開平11−324425号公報(JP 11−324425A)
上記のような保護キャップにおいて、これを扉に取り付ける際には、施錠用ハンドルと扉との間にベース体を挟持させる。したがって、施錠用ハンドルを装着した後に保護キャップを取り付ける場合には、施錠用ハンドルを外さなければならず、これら取り付けが容易ではないという問題があった。また、鍵穴が露出した状態にされたキャップ体は、強風やスプリングの劣化等によって操作中に閉じてしまうことがあり、これを片方の手で押えながら施錠または解錠の操作をしなければならず、キャップ体が邪魔になるという問題があった。
この発明は、容易に取り付けることができ、施錠装置の操作時には邪魔になることがない保護キャップを提供することを課題とする。
この発明は、磁性被吸着体に取り付け可能なキャップ本体と、前記キャップ本体と前記磁性被吸着体との間に位置させる弾性体とを含み、前記キャップ本体は、カバー部と、カバー部から起立して前記磁性被吸着体に接触させることが可能な周壁とを有し、前記カバー部と前記周壁とによって形成された空洞に施錠装置の少なくとも一部が収容可能な保護キャップの改良にかかわる。
この発明は、前記保護キャップにおいて、前記周壁には、前記磁性被吸着体に接触する本体内面に開口する凹部が形成され、前記凹部には磁石が装着されることを特徴とする。
他の実施態様のひとつとして、一対の前記嵌合孔は、同軸線上に形成される。
他の実施態様のひとつとして、前記磁石は、前記周壁の近傍に沿って連続的に装着された前記弾性体の内側に配置される。
他の実施態様のひとつとして、前記本体内面には、前記弾性体を保持する溝が形成され、前記弾性体は、前記溝に位置する底端面と前記溝から突出する頂端面とを有し、前記ヨークの前記磁性被吸着体に接触する側縁面は、前記本体内面と前記弾性体の前記頂端面との間に位置する。
この発明は、磁石の吸着力によって保護キャップを扉等の磁性被吸着体に取り付けることができるので、施錠用ハンドル等を磁性被吸着体に取り付けた後でも保護キャップを施錠用ハンドル等にかぶせるだけで容易に取り付けることができる。また、保護キャップは磁石の吸着力で磁性被吸着体に吸着しているだけなので、これを外すことも容易である。さらに、外した保護キャップは施錠用ハンドル等から離れた場所に付着させておけばよいので、施錠または解錠の邪魔になることもないし、外した保護キャップが落下したり、紛失したりすることもない。
保護キャップの斜視図。 図1のII−II線断面図。 図2のIII部分拡大図。
図1〜3は、この発明の実施形態の一例である保護キャップ1を示したものである。図1は保護キャップ1の斜視図であってその一部の組み立て状態を示した図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図2のIII部分の拡大図である。保護キャップ1は、縦方向Y、これに直交する横方向X、横方向Xの寸法を二等分する仮想縦中心線P−P、縦方向Yの寸法を二等分する仮想横中心線Q−Qを有する。保護キャップ1は、仮想縦中心線P−Pおよび仮想横中心線Q−Qに対してほぼ対称とされている。
保護キャップ1は、好ましくは合成樹脂等の非磁性体によって形成されるキャップ本体10と、キャップ本体10に取り付けられたループ状、枠状の弾性体(シール)20とを含む。キャップ本体10は、カバー部11と、カバー部11から起立する周壁12とを含み、周壁12には、扉等の磁性被吸着体に安定的に接触させる本体内面13と、本体内面13に開口する凹部14とが形成される。凹部14は、仮想縦中心線P−P上に位置し、縦方向Yに離間して2つ形成されている。凹部14には、一対のヨーク32に挟まれた磁石31がそれぞれ取り付けられる。
保護キャップ1が取り付けられる図示しない磁性被吸着体として、例えば、配電盤等の扉であって、鍵穴および施錠用ハンドルが取り付けられたものがあげられる。これら鍵穴および施錠用ハンドルの少なくとも一部を保護キャップ1で覆うことができる。具体的には、キャップ本体10は、カバー部11と周壁12によって空洞が形成され、この空洞内に鍵穴および施錠用ハンドルが収容可能である。また、磁性被吸着体は、鉄等の磁性金属によって形成され、磁石31の吸着力によって、保護キャップ1が磁性被吸着体に吸着可能である。
ヨーク32は、磁石31の吸着力または吸引力を増幅させるもので、磁石31の図面上下面にそれぞれ接触する内面33と、内面33の反対側であって凹部14の図面上下面にそれぞれ接触する外面34とを含む。外面34には、凹部14側に突出する突起35が形成されている。突起35は、ヨーク32の内面33を外面34に向かって凹ませて形成したもので、内面33には突起35に対応する窪みが形成されている。突起35は、ヨーク32のほぼ中心に位置している。ヨーク32の内面33の表面積は、接触する磁石31の表面積よりも大きく形成されている。
凹部14には、ヨーク32の突起35に対応する嵌合孔15が形成されている。嵌合孔15は、仮想縦中心線P−P上に配置されている。縦方向Y内側すなわち仮想横中心線Q−Q側に位置する嵌合孔15は、周壁12を貫通しているが、縦方向Y外側に位置する嵌合孔15は、周壁12を貫通していない。縦方向Y外側の嵌合孔15が周壁12を貫通しないことによって、孔を介して保護キャップ1の外部から内部へと粉塵等が浸入するのを未然に防止している。
この実施形態において、嵌合孔15は円筒形であり、その縦方向Yに延びる仮想軸と保護キャップ1の仮想縦中心線P−Pとは一致している。このように嵌合孔15を仮想縦中心線P−Pに一致させることによって、ヨーク32を、突起35を支点として凹部14に対して回動可能とすることができる。ただし、この実施形態では、ヨーク32の回動は凹部14によって規制されるから、数度の範囲で回動可能とされている。このようにヨーク32が回動することによって、磁性被吸着体に対して面で接触することができるから、磁石31の吸着力の低下を防止することができ、保護キャップ1を扉等に密着させることができる。
周壁12の本体内面13には、周壁の近傍に沿って連続した溝16が形成され、この溝16に弾性体20が取り付けられている。図3に示したように、弾性体20は、溝16に位置する底端面21と、溝16から突出して底端面21から最も離れた場所に位置する頂端面22とを有する。ヨーク32の磁性被吸着体に接触する側縁面36は、本体内面13と、弾性体20の頂端面22との間に位置している。したがって、弾性体20が撓んでいない図3の状態では、ヨーク32が弾性体20から突出することがない。しかし、これを磁性被吸着体に取り付けた際には、磁石31の吸着力で弾性体20を撓ませながらヨーク32の側縁面36が磁性被吸着体に接触する。したがって、保護キャップ1と磁性被吸着体との間に隙間が生じることなく、これらが密着され、保護キャップ1と磁性被吸着体との間から埃や水が浸入するのを未然に防止することができる。
凹部14は弾性体20の内側に設けられ、この凹部14に磁石31が取り付けられるので、弾性体20が撓んで保護キャップ1と磁性被吸着体とが密着した際には、保護キャップ1外部からの粉塵から磁石31を保護することもできる。したがって、磁石31に粉塵が付着することによる吸着力の低下を防止することもできる。
上記のような保護キャップ1は、カバー部11と周壁12によって空洞が形成されているから、この空洞に鍵穴および施錠用ハンドルを収容することができる。保護キャップ1は磁石31の吸着力で磁性被吸着体に取り付けることができるので、鍵穴や施錠用ハンドルの取り付け時に特別な作業をする必要がない。すなわち、これら施錠装置が磁性被吸着体に既に設置されている場合であっても、容易に保護キャップ1でこれらを保護することができる。鍵の施錠・解錠時には、保護キャップ1を磁石31の吸着力に抗して剥がすようにするだけで、これを外すことができる。外した保護キャップ1は例えば扉の他の部分に吸着させておけば作業の邪魔になることもなく、落としたり紛失したりすることもない。
図1に示したように、このような保護キャップ1において、キャップ本体10に磁石31を取り付ける場合には、ヨーク32を凹部14に挿入し、それぞれの突起35を嵌合孔15に嵌合させる。これらヨーク32を縦方向Yに離間させておき、離間部分に磁石31を挿入する。磁石31を挿入した状態において、一方のヨーク32の突起35から他方のヨーク32の突起35までの長さ寸法は、凹部14の縦方向Yにおける離間寸法よりも大きくされている。したがって、ヨーク32間に磁石31を挿入することによって、ヨーク32の突起35は嵌合孔15に保持される。磁石31とヨーク32とは、磁石31の吸着力によって互いに吸着している。したがって、これらヨーク32の間から磁石31が抜けるということがない。
ヨーク32に突起35を形成し、これを嵌合孔15に挿入するだけで、磁石31およびヨーク32が凹部14からはずれることがないので、これらを凹部14に保持するための特別な部材を必要としない。また、磁石31およびヨーク32を凹部14に挿入するだけでいいので、これらを装着するための工具等が不要である。
この実施形態では、凹部14は2つ形成し、これら凹部14にそれぞれ磁石31を取り付けているが、これに限ったものではない。例えば、凹部14はひとつまたは3つ以上形成してもよい。また、磁石31の互いに対向する二面を一対のヨーク32で挟むようにしているが、この二面を連続したコ字状のヨークで囲むようにしてもよい。この場合、ヨークを撓ませながら凹部14にはめ込み、突起35を嵌合孔15に挿入した後、互いに対向するヨークの間に磁石31を配置する。ヨークは必須の構成ではなく、磁石31の吸着力によっては、磁石単体で用いることができる。その場合には、磁石に突起を形成することによって、磁石が凹部から外れるのを防止することができる。
カバー部11と周壁12とによって形成される空洞の大きさは、鍵穴や施錠用ハンドルの大きさ等によって適宜変更可能である。
保護キャップ1を構成する各構成部材には、この明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。
1 保護キャップ
10 キャップ本体
11 カバー部
12 周壁
13 本体内面
14 凹部
15 嵌合孔
16 溝
20 弾性体
21 底端面
22 頂端面
31 磁石
32 ヨーク
33 内面
34 外面
35 突起
36 側縁面

Claims (4)

  1. 磁性被吸着体に取り付け可能なキャップ本体と、前記キャップ本体と前記磁性被吸着体との間に位置させる弾性体とを含み、前記キャップ本体は、カバー部と、カバー部から起立して前記磁性被吸着体に接触させることが可能な周壁とを有し、前記カバー部と前記周壁とによって形成された空洞に施錠装置の少なくとも一部が収容可能な保護キャップにおいて、
    前記周壁には、前記磁性被吸着体に接触する本体内面に開口する凹部が形成され、前記凹部には磁石が装着され、
    前記磁石の互いに対向する一対の面には、ヨークがそれぞれ配置され、前記ヨークのそれぞれには前記磁石に対向する内面と、前記内面の反対側であって前記凹部に対向する外面とを含み、
    前記ヨークのそれぞれには、前記外面から突出する突起が形成され、前記凹部には前記突起に対応する嵌合孔がそれぞれ形成され、
    前記凹部のそれぞれに前記ヨークの前記突起がそれぞれ挿入された状態では、一対の前記ヨークの前記内面の間に、前記磁石を挿入することができる空間が形成されることを特徴とする前記保護キャップ。
  2. 一対の前記嵌合孔は、同軸線上に形成される請求項1記載の保護キャップ。
  3. 前記磁石は、前記周壁の近傍に沿って連続的に装着された前記弾性体の内側に配置される請求項1または2に記載の保護キャップ。
  4. 前記本体内面には、前記弾性体を保持する溝が形成され、前記弾性体は、前記溝に位置する底端面と前記溝から突出する頂端面とを有し、
    前記ヨークの前記磁性被吸着体に接触する側縁面は、前記本体内面と前記弾性体の前記頂端面との間に位置する請求項3記載の保護キャップ。
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