JP4596527B2 - 扉のハンドル装置における取手 - Google Patents

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Description

この発明は、扉のハンドル装置における取手(以下単に取手という)の構造に係り、特に、シリンダ錠の不正解錠を有効に防止すると共に、強度を増大させた取手に関する。
扉のハンドル装置は、例えば後記特許文献1乃至3に記載されているように、扉の自由側端縁部に、台座を介して、縦長のバー状の取手を扉の厚さ方向に移動可能に案内したもので、例えば室内側から取手を扉に近接する方向に押動することにより、或いは、室外側から取手を引くことにより、取手を扉厚方向に動かし、この取手の動きを利用して錠箱内のラッチ装置を解除するように作動するものである。
上記扉のハンドル装置は、通常、マンションの共通扉口等大きな建物の入口における扉に装着され、扉のロックは扉の上端及び下端の錠装置により行われる。
しかして、近年、この扉のハンドル装置が一般の家屋にも用いられるようになり、この場合には、後記特許文献4に記載された発明のように、扉をロックするために錠箱にシリンダ錠を設けると共に、この錠箱に重合する取手にシリンダ錠を施解錠する合鍵を挿通させる施解錠孔を開口させる必要がある。
特開平09−303002号公報 特開平11−131870号公報 特開平11−200671号公報 特願2004−239525 特開2002−332760 特願2002−339603
この場合、通常、取手及び台座を貫通して錠箱に致る収納洞を形成し、この収納洞に収納され、シリンダ錠を内蔵したシリンダ筒の先端を、取手における収納同の開口である施解錠孔に内側から臨ませる。
しかして、かかる取手の構造を採ると、取手と収納との交差部に施解錠孔という比較的大きな開口が形成されるから、取手の幅寸法が減少し、当然その分強度が減少する。
また、通常はアルミニウム等の柔らかい材質の取手の側面からシリンダ筒の開口端縁部を工具により攻撃することが可能になる。
シリンダ筒を正面から工具により攻撃する不正解錠に対しては、前記特許文献5及び6に記載された発明により有効に対処することができる。
しかしながら、公序良俗に反することになるので具体的な方法については説明しないが、シリンダ筒の開口部を半径方向から攻撃されると、不正解錠が必ずしも不可能ではない。
そこで、この発明は、扉のハンドル装置における不正解錠を不可能にし、もって扉のハンドル装置の錠前の安全性を更に向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は、縦長の取手の鉛直方向における上下端部を、案内機構を介して、扉面の自由側端縁部に固定された台座に対し近接したり離間したりできるように支持、案内すると共に、取手及び台座を貫通して錠箱に致る収納洞を形成し、この収納洞に収納され、シリンダ錠を内蔵したシリンダ筒の先端を、取手における収納洞の開口である施解錠孔に内側から臨ませた扉のハンドル装置において、取手の施解錠孔付近の側面に、その長手方向に沿って補強材を埋設したことを特徴とする。
上記のように構成されたこの発明による取手は、取手の側面からのシリンダ錠の先端部への攻撃を、埋設された補強材によって有効に防御し得る、という所期の効果を奏する。
シリンダ錠を正面から攻撃する不正解錠に対しては、前記特許文献5及び6に記載された発明により有効に防御し得ることは前記した通りである。
また、取手の施解錠孔の開口によって幅が狭くなった部分に、アルミニウム等より堅い補強材をその長手方向に沿って埋設するわけであるから、施解錠孔の開口部分の剛性の減少を補償することになり、取手の強度を復活させる、等種々の効果を奏する。
取手の施解錠孔付近の側面に、その長手方向に沿って補強材を埋設する、という簡単な構成により、取手の強度の向上及び不正解除に対する防御という一石二鳥の効果を得ることができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1及び図2において符号1は扉のハンドル装置の室外側の外側台座を示し、この外側台座1は、図示しない内側台座と共に扉2(図2参照)を間に挟むようにして、かつ、一方から他方を取付ねじにより呼び付けるようにして扉の自由側端縁部に装着される。
通常、上記外側台座1及び図示しない内側台座は鉛直方向(図1で上下方向)に一対設けられている。その装着の態様は前記特許文献1乃至3に記載されているから、ここでは更に詳細な説明を省略する。
上記外側台座1には縦長で鉛直方向に延在する外側取手3が、図示しない内側台座2にも縦長で鉛直方向に延在する、すなわち外側取手3と平行な内側取手が、扉に対し相対位置を変化できるように装着されている。
具体的には、図1に示す常態、すなわち、扉が閉鎖され、図示しない錠箱のラッチ機構がロック状態にあるとき、外側取手3と内側台座1とは近接しており、開扉時、外側取手3を外側台座1から離間するように引くことにより、換言すれば、取手3を持って扉を引き開けることにより、外側操作片4が図1で反時計方向に回動し、錠箱内のラッチ機構のロック状態を解く。
このようにして、外側取手3を持って扉を引き開けることにより自動的にラッチ機構が解除されるので、外側取手3を引く動作がラッチ機構の解除及び扉の開放の操作に双方に用いられる。
同様にして、図示しない内側取手を内側台座に近接する方向向に押動することにより、外側操作片がラッチ機構を解除するので、単に内側取手を押すだけでラッチ機構の解除及び扉の開放が行われ、使い勝手が良い。
上記した扉のハンドル装置の機能及び構成は、前記した特許文献1乃至3に記載されているから、更に詳細な説明は省略する。
一方、図1及び図2に示すように、室外側において、外側取手3及び外側台座1を貫通して図示しない錠箱に致る外側収納洞5が形成されている。
この外側収納洞5には、外側シリンダ筒6を介して、図示しないシリンダ錠が収納されている。
この外側シリンダ筒6は、係止ロッド7、7を介して図示しない錠箱に装着されているが、その装着の態様は例えば実開平4−72171号公報に記載されており、周知であるから、更に詳細な説明は省略する。
また、上記外側シリンダ筒6内の図示しないシリンダ錠の内筒のテールピースは、図示しない錠箱内の施解錠制御部材である通称ダルマ(図示せず)に連結されている。
そして、シリンダ錠に差込まれた図示しない合鍵を回すことにより、この錠箱内の錠止機構を制御できることは他の錠前におけると同様である。
上記のように構成された扉のハンドル装置において、外側取手3における外側収納洞の開口である施解錠孔8付近の側面に、補強材9が埋設されている。
図示の実施例におけるこの補強材9は、例えば焼入れ鋼或いはステンレス鋼等の硬い材質の細長い矩形の板材である。
この補強材9を外側取手3の側面に埋設する方法は複数考えることができるが、図示の実施例では、外側取手3を取手基体3aと取手カバー3bとに分割し、これらの間に補強材9を挟み込んでねじ止めする構造である。
すなわち、図3乃至図5に示すように、取手基体3aは横断面が蒲鉾状の細長いブロック体の内側の肉を盗んだ形状とし、その施解錠孔8付近の側面に補強材9の一部(幅方向における一部)を填め込むことができるスリット11、11を形成する。
一方、上記取手カバー3bを両端にひさし部を形成した細長いブロック体とし、その施解錠孔8付近の側面に、補強材9の一部(取手基体3aのスリットからはみ出した部分)を填め込むことができるスリット11、11(図7参照)を形成する。
そして、これら取手基体3a、及び取手カバー3bのスリット11、11に補強材9を挿入した状態で、取手基体3a、取手カバー3bをねじ12、12(図1参照)止めして取手3を構成する。
上記のようにして補強材9を埋設した外側取手3は、施解錠孔8の存在にも拘らず取手としての強度を必要限度内に保つと共に、取手側面からの工具による不正解錠のための攻撃にも耐え得ることは前記した通りである。
古野発明の一実施例による取手を装着した扉のハンドル装置の一部中断面図。 その横断面図。 取手基体の正面図。 取手基体の縦断面図。 取手基体の施解錠孔付近の横断面図。 取手カバーの正面図。 取手カバーの縦断面図。 取手カバーの端面図。
符号の説明
1 外側台座
2 扉
3 外側取手
3a 取手基体
3b 取手カバー
4 外側操作片
5 外側収納洞
6 外側シリンダ筒
7 係止ロッド
8 施解錠孔
9 補強材
11 スリット

Claims (1)

  1. 縦長の取手の鉛直方向における上下端部を、案内機構を介して、扉面の自由側端縁部に固定された台座に対し近接したり離間したりできるように支持、案内すると共に、取手及び台座を貫通して錠箱に致る収納洞を形成し、この収納洞に収納され、シリンダ錠を内蔵したシリンダ筒の先端を、取手における収納洞の開口である施解錠孔に内側から臨ませた扉のハンドル装置において、取手の施解錠孔付近の側面に、その長手方向に沿って補強材を埋設したことを特徴とする扉のハンドル装置における取手。
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