JP4392252B2 - 引戸用錠前 - Google Patents

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Description

本発明は、戸先錠、引き違い戸錠などの引戸用錠前に関する。
引戸用錠前の一例である引き違い戸錠は、外側引戸と内側引戸にそれぞれユニット的に取り付けられるが、建物の引戸の存在する場所によって、両方の引戸に内外の施錠機構をそれぞれ設ける場合、内側引戸にのみ操作部(サムターン摘み、内側シリンダー錠)を有する内側錠機構を設ける場合がある。前者の場合には、外側錠機構は、普通一般に外側シリンダー錠を備えている。
ところで、例えば外側シリンダー錠用の化粧リングは、板金加工により製作した薄板素材のすい台状の筒体であることから、泥棒にとっては七つ道具の挟み部を有するプライヤー、バール、ドリルなどの工具を用いて化粧リングを変形させることが容易である。そこで、泥棒は挟み部を有するプライヤーを用い、化粧リングとともに、固定筒、シリンダー錠等を攻撃(もぎ取り行為など)する。このようには攻撃に対して、出願人は、化粧リングをこじあけ、外周壁が露出したシリンダー錠に大きな外力を加えることによってシリンダー錠がもぎ取られないように、化粧リング並びに固定筒を改良した錠構造を提案した(特開2003−120083公報)。
近年、泥棒の手口が悪化し、戸先錠、引き違い戸錠などの引戸用錠前にも防犯対策を講じることが要望されている。
特許公開2003−120083号公報
本発明の第1の目的は、近年の防犯対策の要望に鑑み、引戸用錠前に対する泥棒の暴力的破壊行為に対処するために、内側化粧板又は/及び外側化粧板の上下の水平メネジ杆(6a.6a.18a.18a)及び外側や内側のケース本体を守ることができる引戸用錠前を提案することである。第2の目的は、極力シンプルな構造により、内側又は/及び外側ケース本体(4.15)の全体並びに内側化粧板又は/及び外側化粧板の上下の水平メネジ杆を守ることができることである。
本発明の引戸用錠前は、外側引戸1に取付けられる外側ケース部材3と、内側引戸11に取付けられる内側ケース部材13と、該内側ケース部材13に設けられかつ鎌片を備えた内側錠機構14とを備えている引戸用錠前に於いて、前記受け金具の機能を有する外側ケース部材3は、外框2の開口部に内装されると共に外側錠機構51が組み込まれたケース本体4と、このケース本体4の屋外側壁面に浸炭焼き入れされた硬質防御外側板5を介して外框2に固定される外側化粧板6と、ケース本体4の内側引戸11側に位置し、かつ、該ケース本体4の開口端面或いは壁面にその上下の両端部が突出するように固定される浸炭焼き入れされたストライク7とで一つのユニットを構成し前記硬質防御外側板5は、バールやドリルの破壊攻撃に対する部材であり、前壁5a、上壁5b、下壁5c、左右の側壁5d、5dを有し、かつ、前記外側化粧板6の上下の水平メネジ杆6a.6a及び前記ケース本体4を全体的又は部分的にカバーする一側開口のケース状に形成されていることを特徴とする(第1の発明)。
また本発明の引戸用錠前は、外側引戸に取付けられる外側ケース部材3と、内側引戸11に取付けられる内側ケース部材13と、該内側ケース部材13に設けられかつ鎌片を備えた内側錠機構14とを備えている引戸用錠前に於いて、前記内側ケース部材13は、内框12の開口部に内装されるケース本体15と、該ケース本体15の屋外側端面或いは壁面の浸炭焼き入れされた硬質防御フロント板16と、ケース本体15の屋内側の端面あるいは壁面に浸炭焼き入れされた硬質防御内側板17を介して固定される内側カバー18とで一つのユニットを構成し前記硬質防御内側板17は、バールやドリルの破壊攻撃に対する部材であり、後壁17a、上壁17b、下壁17c、左右の側壁17d、17dを有しかつ、前記硬質防御内側板17は、前記内側化粧板18の上下の水平メネジ杆18a.18a及び前記ケース本体15を全体的又は部分的にカバーする一側開口のケース状に形成されていることを特徴とする(第2の発明)。
さらに、本発明の引戸用錠前は、前記第2の発明に於いて、鎌片23の中間部23bは、軸孔33及び係合孔26を有する幅広後端部23aからやや扇状に形成されていると共に、前記固定支軸24を中心とする円弧上に弧状外周面27を有し、該鎌片23は、施錠時、内側ケース部材のフロント板16の鎌片用開口縁部19bと前記弧状外周面27との間に略間隙が生じないように軸支されていることを特徴とする。
加えて、前記第2の発明に於いて、外側引戸1が戸枠であり、一方、内側引戸11が戸枠に衝突する戸先錠用の引戸であることを特徴とする。
(1)請求項1または請求項5に記載の発明は、泥棒が用いるドリル、バール等の暴力的破壊行為に対して、少なくとも外側化粧板のメネジ水平杆を守ることができる。これらの発明は、外側錠機構を有する、有しないに係らず、引き違いの引戸用錠前に適合する。
(2)一方、請求項3に記載の発明は、泥棒が用いるドリル、バール等の暴力的破壊行為に対して内側化粧板のメネジ水平杆を守ることができる。この発明は、戸枠に対して一枚の引戸を開閉する引戸錠に有効である。
以下、図1乃至図7に示す本発明の一実施例を説明する。この一実施例の錠前Xは、引き違い戸に取付けられているが、引戸全般に適宜に取付けても良い。
Xは引戸用錠前、1は外側引戸、2は外框、3は硬質防御外側板を有する外側ケース部材、一方、11は内側引戸、12は内框、13は硬質防御内側板を有する内側ケース部材である。以下、これらの基本的な構成部材を中心に説明し、内外の施・解錠機構(ここでは「内側錠機構」並びに「外側錠機構」と言う)の細部につては説明を割愛する。
(1)引戸用錠前X
図1で示すように、本実施例の引戸用錠前Xは、外側引戸1の外框2に取付けられ、かつ、ケース本体4と外側化粧板3との間に介在すると共に、少なくとも外側化粧板6の水平メネジ杆6a.6aを防御する上・下壁を有する枠状に形成された硬質防御外側板5を備えた外側ケース部材3と、内側引戸11の内框12に取付けられ、かつ、ケース本体15と内側化粧板18との間に介在すると共に、少なくとも内側化粧板18の水平メネジ杆18a.18aを防御する上・下壁を有する枠状に形成された硬質防御内側板17を備えた内側ケース部材13と、該内側ケース部材13に設けられ、かつ、鎌片23を備えた内側錠機構14とから構成されている。
本実施例の外側ケース部材3は、シリンダー錠、動力伝達部材等の外側錠機構51を有する。また外側ケース部材3は、トロヨケ、ストライク等を備えた鎌片用の受け金具の機能を有する。
(2)外側ケース部材3
外側ケース部材3は、外框2の開口部に内装されるケース本体(ケース身、ケース蓋或いは裏板など)4と、このケース本体4の屋外側壁面に硬質防御外側板5を介して外框2に固定される外側化粧板6と、ケース本体4の内側引戸11側に位置し、かつ、該ケース本体4の開口端面或いは壁面に固定されるストライク7から構成されている。外側ケース部材3を構成するケース本体4、硬質防御外側板5、外側化粧板6、ストライク7は、その形状如何を問わず、外側引戸1(外框2に取付けられる一つのユニットを構成する。
本実施例では、前記硬質防御外側板5とストライク7は、浸炭焼き入れされている。外側化粧板6は、内壁面の上下端部に硬質防御外側板5の前壁5aの支持孔41.41にそれぞれ嵌入される上下の水平メネジ杆6a,6aを有し、これらの水平メネジ杆6a,6aにストライク7の上下端部の取付け孔を貫通する固着具8、8が螺合する。前記上下の水平メネジ杆6a,6aないしケース本体4を全体的または部分的にカバーする枠状の硬質防御外側板5については後述する。
(3)内側ケース部材13
一方、内側ケース部材13は、内框12の開口部に内装されるケース本体15(ケース身、ケース蓋或いは裏板など)と、ケース本体15の屋外側端面或いは壁面の硬質防御フロント板16と、ケース本体15の屋内側の端面あるいは壁面に硬質防御内側板17を介して固定される内側カバー通称、「内側エスカチオン」又は「化粧板」18とから構成されている。内側化粧板18を構成するケース本体15、硬質防御フロント板16、硬質防御内側板17及び内側化粧板18は、その形状如何を問わず、内側引戸11内框12に取付けられる一つのユニットを構成する。本実施例では、硬質防御内側板17及び硬質防御フロント板16は、浸炭焼き入れされている。
内側ケース部材13の硬質防御フロント板16及びケース本体15の下端部には、後述する鎌片23が出入りする鎌片用開口19が形成されている。また内側カバー内側化粧板18は、内壁面の上下端部に水平メネジ杆18a,18aを有し、これらの水平メネジ杆18a,18aにフロント板16の上下端部の取付け孔を貫通する固着具20、20が螺合する。
内側化粧板18の上下の水平メネジ杆18a,18aないしケース本体15を全体的または部分的にカバーする硬質防御内側板17については後述する。
(4)内側錠機構14
内側錠機構14は、少なくとも内側化粧板18の中央部に上下方向にスライド自在に設けられた操作部(本実施例ではサムターン摘み部材)21と、この操作部21の操作力により上下動するようにケース本体15内に設けられた適宜形状の作動板22と、この作動板22の一端部に軸支された鎌片23とを備えている。
(5)鎌片23
鎌片23は、図6で示すように、ケース本体15に横設軸架された固定支軸24に軸支され、かつ、作動板22の作動軸25が係合するT字型状の係合孔26を有する幅広後端部23aと、この幅広後端部23aにやや扇状に連設しかつ前記固定支軸24を中心とする円弧上に弧状外周面27を有する中間部23bと、この中間部23bに連設し、かつ、前記弧状外周面27と同一曲率(略同一に連続する場合も含む)で連続する弧状外周面28を有する指先状先端部23cとから構成されている。
しかして、鎌片23は、図7で示すように硬質防御のフロント板16の開口19の左右の縁部19a、19aと左右の掛合片29,29との間にそれぞれ略間隙を生じないように合計4枚の掛合片を一体的に結合している。また、鎌片23の中間部23bの弧状外周面27は、施錠時、開口19の一方の縁部(図2では下方の縁部)19bと略間隙を生じないように形成されている。ここで、「間隙を生じない」とは、泥棒が用いるドリル又はバールが容易に差し込むことができない隙間の意味合いである。
したがって、例えば鎌片23の中間部23bの弧状外周面27とフロント板16の開口19の縁部19bとの間に5mmとか、或いは6mmの間隙が存在する場合には、ドリル、バールの先端部の差込みが容易になる可能性があるので、このような場合には間隙を生じないとは言わない反面、例えば2mmや3mm程度は許容範囲である。
(6)クリックバネとバネ受け
本実施例の鎌片23は、クリックバネ31とバネ装着軸32を備えている。鎌片23の左右の掛合片29,29の間に介在する2枚の中間の掛合片30,30には、固定軸用軸孔33や係合孔26を有する後端部23aが設けられていない。すなわち、中間の掛合片30の後端部23aは適宜にカットされている。
そこで、前記バネ装着軸32用の支持孔34が、前記左右の掛合片29,29の後端部23aと中間部23bの境目部分に形成され、該支持孔34に嵌挿されたバネ装着軸32には、一端部31aが中間掛合片30に圧接すると共に、他端部31bが作動軸25に圧接するクリックバネ31が巻装されている。
(7)ストライク7
外側ケース部材3の長箱状ケース本体4の一側開口には、例えばケース蓋が設けられ、或いはケース蓋を有さずそのまま開口している。ケース本体4が鎌片用の開口、外側施錠片用開口等が形成されたケース蓋を有する場合には、このケース蓋に固定されるストライク7も、当然のことながら前記開口に符合するように鎌片用の進入口(開口窓)38や施錠片用の進出口39を有する。ストライク7がケース蓋を介して又は介さないでケース本体4に固定されると、固着具8用の貫通孔を有するストライク両端部は、図1で示すようにケース本体4の上壁4aと下壁4bから突出する。
(8)硬質防御外側板5
図1、図3を参照にして硬質防御外側板5について説明する。硬質防御外側板5は、例えば外側化粧板6の上下の水平メネジ杆6a,6aないしケース本体4を全体的にカバーすることができるように枠状(例えばケース状)に形成されている。したがって、図3を基準にすると、硬質防御外側板5は、前壁5a、上壁5b、下壁5c、左右の側壁5d、5dを有する。
しかして、前記前壁5aの中央部の上下端部には、水平メネジ杆6a,6aがそれぞれ嵌入する1対の支持孔41.41が形成されている。また前壁5aには、ケース本体4に外側錠機構51が組み込まれる関係上、ケース本体4の装着嵌合孔42並びに外側化粧板6の化粧開口43の位置に符合する外側シリンダー錠52用の嵌挿孔44が形成されている。
ところで、上壁5b、下壁5cの開口方向の内寸(内寸幅)は任意である。したがって、硬質防御外側板5をケース状に形成する場合、外側化粧板6の上下の水平メネジ杆6a,6aの全体ではなく、一部(根元部分)のみをカバーするように短く形成しても良い。また左右の側壁5d、5dは必須要件ではなく、省略しても良い。
硬質防御外側板5が左右の側壁5d、5dを有しない場合に於いて、硬質防御外側板5は、例えば端面コ字型状に形成される。硬質防御外側板5は、長板状であっても良いが、ケース本体4のみならず、外側化粧板6の水平メネジ杆6a,6aも防御する場合には、1対のL字型状、端面コ字型状、内寸幅の長短如何を問わずケース型状にそれぞれ形成される。
(9)硬質防御内側板17
図1、図5を参照にして硬質防御内側板17について説明する。硬質防御内側板17は、例えば内側化粧板18の上下の水平メネジ杆18a,18aないしケース本体15を全体的にカバーすることができるように枠状(例えばケース状)に形成されている。したがって、図5を基準にすると、硬質防御外側板17は、後壁17a、上壁17b、下壁17c、左右の側壁17d、17dを有する。
しかして、前記後壁17aの中央部の上下端部には、水平メネジ杆18a,18aがそれぞれ嵌入する1対の支持孔46.46が形成されている。また後壁17aには、ケース本体15に内側錠機構14が組み込まれる関係上、ケース本体15の操作部用切欠部47並びに内側化粧板13の化粧切欠部48の位置に符合する操作部21用の切欠部49が形成されている。
ところで、硬質防御内側板17の上壁5b、下壁5cの開口方向の内寸(内寸幅)も硬質防御外側板5と同様に任意である。すなわち、硬質防御内側板17をケース状に形成する場合、内側化粧板18の上下の水平メネジ杆18a,18aの全体ではなく、一部(根元部分)のみをカバーするように短く形成しても良い。また、左右の側壁17d、17dは必須要件ではなく、省略しても良い。硬質防御内側板17が左右の側壁17d、17dを有しない場合に於いて、硬質防御内側板17は、例えば1対のL字型状、端面コ字型状、内寸幅の長短如何を問わずケース型状にそれぞれ形成される。
(10)外側錠機構
引戸の態様如何によって外側ケース部材3に外側錠機構を設けることは必須要件ではない。しかし、本実施例では外側錠機構51が設けられている。この外側錠機構51は、例えば外側ケース部材3に対して、合鍵によって作動する外側のシリンダー錠52と、外側シリンダー錠52の出力軸に固定したピニオン53及び該ピニオン53に噛合するようにケース本体4内に縦方向に配設されたラック54とを備えた動力伝達部材55と、ケース本体4の適宜箇所に設けられた突起軸56に軸支され、かつ、案内部(ガイド突起、弧状係合孔など)57a、57bに案内されながら回転して内側ケース部材13に係合する外側施錠片58とから成る。
なお、外側ケース部材3に外側錠機構51を設けた場合には、内側ケース部材13のフロント板16及びケース本体15に外側施錠片58用の進入口或いは係合口59、60が形成される。また、この実施例の場合には、外側ケース部材3のストライク7及び内側ケース部材13のフロント板16の対向部分に回転式施錠片58が出入りする開口部を設けるか必要性があるので、該開口部からドリル、バール等の工具が侵入されないように防御壁をストライク側又はフロント側に適宜に形成或いは設けるのが望ましい。
炭素鋼を焼き入れ処理してケース状に形成された内外の硬質防御板5.17の材質は、例えば「S55C」である。ここで記号「S」はsteelのS、記号「C」は炭素のC、「S」と「C」の間の数値55は、炭素Cの含有率が0.ナンパーセントであるかを意味する。したがって、「S55C」は、炭素Cが0.55パーセント入っている炭素鋼を意味する。
本発明の一実施例の錠前Xは、引き違い戸に取付けられているが、引戸全般に適宜に取付けても良い。例えば錠前Xが戸先錠である場合には、外側化粧板、硬質防御外側板5などを構成要件とする外側ケース部材3及び外側シリンダー錠52を有する外側錠機構51は不要となる。戸先錠の場合には、戸枠の受け金具(トロヨケに相当する外側のケース本体4及びストライク7)と、内側ケース部材13と、鎌片23を備えた内側錠機構14が発明の特定要件と成る。
また、内側ケース部材13の内側錠機構14の作動板22は、操作部材21の操作力により上下動するが、引戸、錠前、操作部材等の取付け仕様如何によって、内側シリンダー錠に置換することもできる。
本発明は、引き違い戸、引き分け戸、戸枠に衝突する戸先型などの引戸用錠前に利用される。
図1乃至図7は本発明の一実施例を示す各説明図。
全体の概略断面説明図。 外側ケース部材の主要部の概略断面説明図。 硬質防御外側板を含む斜視からの概略説明図。 内側ケース部材の主要部の概略断面説明図。 硬質防御内側板を含む斜視からの概略説明図。 鎌片の施錠時の説明図。 鎌片の構成を示す説明図。
X…引戸用錠前、1…外側引戸、2…外框、3…外側ケース部材、4…ケース本体、4a…上壁、4b…下壁、5…硬質防御外側板、5a…前壁、5b…上壁、5c…下壁、5d…左右の側壁、41…支持孔、42…嵌合孔、43…開口、44…嵌挿孔、6…外側化粧板、6a…水平メネジ杆、7…ストライク、38…進入口、39…施錠片用進出口、8、20…固着具、11…内側引戸、12…内框、13…内側ケース部材、14…内側錠機構、15…ケース本体、47、48…切欠部、16…フロント板、59、60…進入口、17…硬質防御内側板、17a…後壁、17b…上壁、17c…下壁、17d…左右の側壁、46…支持孔、49…切欠部、18…内側化粧板、19…鎌片用開口、19a…左右の縁部、19b…一方の縁部、21…操作部、22…作動板、23…鎌片、23a…幅広後端部、23b…中間部、23c…指先状先端部、24…固定支軸、25…作動軸、26…係合孔、27…中間部の弧状外周面、28…先端部の弧状外周面、29…左右の掛合片、30…中間掛合片、31…クリックバネ、32…バネ装着軸、51…外側錠機構。

Claims (4)

  1. 外側引戸1に取付けられる外側ケース部材3と、内側引戸11に取付けられる内側ケース部材13と、該内側ケース部材13に設けられかつ鎌片を備えた内側錠機構14とを備えている引戸用錠前に於いて、前記受け金具の機能を有する外側ケース部材3は、外框2の開口部に内装されると共に外側錠機構51が組み込まれたケース本体4と、このケース本体4の屋外側壁面に浸炭焼き入れされた硬質防御外側板5を介して外框2に固定される外側化粧板6と、ケース本体4の内側引戸11側に位置し、かつ、該ケース本体4の開口端面或いは壁面にその上下の両端部が突出するように固定される浸炭焼き入れされたストライク7とで一つのユニットを構成し前記硬質防御外側板5は、バールやドリルの破壊攻撃に対する部材であり、前壁5a、上壁5b、下壁5c、左右の側壁5d、5dを有し、かつ、前記外側化粧板6の上下の水平メネジ杆6a.6a及び前記ケース本体4を全体的又は部分的にカバーする一側開口のケース状に形成されていることを特徴とする引戸用錠前。
  2. 外側引戸に取付けられる外側ケース部材3と、内側引戸11に取付けられる内側ケース部材13と、該内側ケース部材13に設けられかつ鎌片を備えた内側錠機構14とを備えている引戸用錠前に於いて、前記内側ケース部材13は、内框12の開口部に内装されるケース本体15と、該ケース本体15の屋外側端面或いは壁面の浸炭焼き入れされた硬質防御フロント板16と、ケース本体15の屋内側の端面あるいは壁面に浸炭焼き入れされた硬質防御内側板17を介して固定される内側カバー18とで一つのユニットを構成し前記硬質防御内側板17は、バールやドリルの破壊攻撃に対する部材であり、後壁17a、上壁17b、下壁17c、左右の側壁17d、17dを有しかつ、前記硬質防御内側板17は、前記内側化粧板18の上下の水平メネジ杆18a.18a及び前記ケース本体15を全体的又は部分的にカバーする一側開口のケース状に形成されていることを特徴とする引戸用錠前。
  3. 請求項2に於いて、鎌片23の中間部23bは、軸孔33及び係合孔26を有する幅広後端部23aからやや扇状に形成されていると共に、前記固定支軸24を中心とする円弧上に弧状外周面27を有し、該鎌片23は、施錠時、内側ケース部材のフロント板16の鎌片用開口縁部19bと前記弧状外周面27との間に略間隙が生じないように軸支されていることを特徴とする引戸用錠前。
  4. 請求項2に於いて、外側引戸1が戸枠であり、一方、内側引戸11が戸枠に衝突する戸先錠用の引戸であることを特徴とする引戸用錠前。
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