JP4586926B2 - 回路検証装置、回路検証プログラムおよび回路検証方法 - Google Patents

回路検証装置、回路検証プログラムおよび回路検証方法 Download PDF

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Description

本発明は、回路検証装置、回路検証プログラムおよび回路検証方法に関し、特にプリント配線基板の設計における回路検証装置、回路検証プログラムおよび回路検証方法に関する。
半導体技術の進歩に伴って、PWB(Printed Wired Board:プリント配線基板)上に複数のLSIが搭載された半導体装置が普及してきている。また、搭載されるLSIそのものの多ピン化が進んでいる。そのようなLSIを搭載するPWBを開発する技術が知られている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特許文献1(特開平03−028971号公報)には、マスクレイアウトデータを構成する複数のセルデータを、セルレベルにて一括して検証を行い、検証処理時間を短縮する技術が記載されている。特許文献2(特開平06−120345号公報)には、LSIのレイアウトデータと回路データとの照合を電子計算機にて行い、照合ミスを排除するとともに、設計チェック作業を効率化するための技術が記載されている。特許文献3(特開平09−167170号公報)には、規則的な構造を持つ電子回路の設計において、その全体を一括して処理することと等価な検証処理を自動的に行えるようにする技術が記載されている。
特許文献4(特開平09−237289号公報)には、抵抗部品など論理検証に必要のないアナログ部品にハードウェア記述自動生成に有効な削除情報を電子回路の回路図に付加することによって、回路図情報を変更することなく、電子回路の回路図から論理検証用のハードウェア記述を自動生成する技術が記載されている。特許文献5(特開平10−254938号公報)には、ディジタル・アナログ混在回路をシミュレーションの特性に応じた回路を効率よくモデル化するための技術が記載されている。
特開平03−028971号公報 特開平06−120345号公報 特開平09−167170号公報 特開平09−237289号公報 特開平10−254938号公報
近年のPWB開発においては、LSIの接続の正当性を検証するのに大幅な工数が費やされることがあった。例えば、従来の検証手法は、接続ルールの記述量が膨大で、ルール作成に非常に大きな手間がかかっていた。また、従来の検証手法は、接続ルールの記述量が膨大のため、対応する接続ルールの検索時間や、接続ルールの主記憶への格納に多くのリソースを要していた。
本発明が解決しようとする課題は、PWB開発における、LSIの接続の正当性を検証する工数を低減させるための技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、ネットリストと縮退部品ライブラリとを参照して縮退ネットリストを生成するネットリスト縮退手段と、ピンアサインライブラリを参照し、前記縮退ネットリストに基づいて変換ネットリストを生成するピン変換手段と、接続ルールに従って、前記変換ネットリストに基づいて展開後ルールを生成するルール展開手段と、前記変換ネットリストと前記展開後ルールとに基づいて、前記ネットリストと前記接続ルールとの検証を行うネットリスト・ルール整合検証手段とを具備する回路検証装置を構成する。
本発明によると、PWB設計において、ネットリストが論理的に正しい接続となっているか否かを検証することが可能となる。
本発明では、LSI間接続は類似した接続のパスで構成されることに着目し、接続仕様として、接続関係とその法則性をルール記述している。それにより、本発明によると、より少ない接続ルールの記述量、且つ、少ないリソースで、広範囲の接続の正当性を検証することが可能となる。
図1は、本実施形態の回路検証システム1の構成を例示するブロック図である。 図2は、本実施形態の接続関係とデータの流れを例示するブロック図である。 図3は、本実施形態において、検証対象となる回路の構成を例示する回路モデルである。 図4は、縮退部品ライブラリ12の構成を例示するテーブルである。 図5は、電源・グランドネットライブラリ13の構成を例示するテーブルである。 図6は、ピンアサインライブラリ14の構成を例示するテーブルである。 図7は、接続ルール15の構成を例示するテーブルである。 図8Aは、本実施形態の動作の第1段階を例示するフローチャートである。 図8Bは、本実施形態の動作の第2段階を例示するフローチャートである。 図8Cは、本実施形態の動作の第3段階を例示するフローチャートである。 図9は、縮退ネットリスト31に基づいて構成される縮退後回路モデル18を例示する回路図である。 図10は、変換ネットリスト32に基づいて構成される変換後回路モデル19を例示する回路図である。 図11は、ルール展開部23によって生成される展開後ルール33の構成を例示するテーブルである。 図12は、検証結果34の構成を例示するテーブルである。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図1は、本実施形態の回路検証システム1の構成を例示するブロック図である。回路検証システム1は、情報処理装置2と、入力装置3と、出力装置4とを含んでいる。情報処理装置2は、入力装置3と出力装置4とに接続されている。
情報処理装置2は、コンピュータプログラムに示される手順に従って動作し、高速に情報処理を行う装置である。情報処理装置2は、入力、記憶、演算、制御および出力の5つの基本機能を備えている。入力装置3は、情報処理装置2へデータを入力するマンマシンインターフェースである。出力装置4は、情報処理装置2の処理結果を外部に出力するマンマシンインターフェースである。
図1を参照すると、情報処理装置2は、CPU5と、メモリ6と、大容量記憶装置7とを含み、それらはバス8を介して接続されている。CPU5は、情報処理装置2に備えられた各種装置の制御やデータの処理を行う。CPU5は、入力装置3などから受け取ったデータを解釈して演算し、結果を出力装置などで出力する。メモリ6は、RAMなどに代表されるデータを記憶する記憶装置である。メモリ6は、CPU5が演算処理を実行するときに使用される。大容量記憶装置7は、HDD(ハードディスクドライブ)に代表される記憶装置であり、本実施形態に関連する情報やデータを記憶している。
大容量記憶装置7は、PKGネットリスト11と、縮退部品ライブラリ12と、電源・グランドネットライブラリ13と、ピンアサインライブラリ14と、接続ルール15と、検証ツール16と、縮退ネットリスト31と、変換ネットリスト32と、展開後ルール33と、検証結果34とを含んでいる。
PKGネットリスト11には、回路図上に記述される全部品の接続関係を定義している。縮退部品ライブラリ12には、縮退対象となる部品名と、縮退するピンの接続関係を定義している。電源・グランドネットライブラリ13には、電源・グランドネットとなるネット名を定義している。ピンアサインライブラリ14には、変換対象となる部品のネットリスト上の元のピン名と、変換後のピン名を定義している。接続ルール15には、期待する接続関係の始終点の組及び関数を定義している。始終点には、部品名、ロケーション名、ピン名の要素を記述している。始点は変数の記述が可能で、終点には始点に記述される変数を引数とした関数の記述が可能である。また、終点は複数指定可能である。始点、終点の各要素には、任意文字を表すワイルドキャラや正規表現等の利用が可能である。関数には式を定義する。数値計算や文字列演算の定義等、一般的なプログラム相当の記述が可能であり、返り値は1値(数値もしくは文字列)としている。
縮退ネットリスト31には、回路図上に記述される全部品の接続のうち、縮退対象部品については縮退した状態で、接続関係が定義される。変換ネットリスト32には、縮退ネットリスト31上に定義される全部品のピンのうち、ピン変換対象のピンについては、変換した状態で接続関係が定義される。展開後ルール33には、始点にマッチした接続ルールについて、始点の情報に対してルール内の関数を評価した結果得られる終点ルールに展開した状態で、接続関係が定義される。検証結果34には、接続ルールとネットリストの整合検証結果が出力される。
検証ツール16は、縮退ネットリスト31を生成するネットリスト縮退部21と、変換ネットリスト32を生成するピン変換部22と、展開後ルール33を生成するルール展開部23と、検証結果34を出力するネットリスト・ルール整合検証部24とを含んでいる。
図2は、本実施形態の接続関係とデータの流れを例示するブロック図である。ネットリスト縮退部21は、ピン変換部22に接続可能に構成されている。ネットリスト縮退部21は、PKGネットリスト11と、縮退部品ライブラリ12から読み出したデータと、電源・グランドネットライブラリ13から読み出したデータに基づいて縮退ネットリスト31を生成する。ネットリスト縮退部21は、PKGネットリスト11と縮退部品ライブラリ12と電源・グランドネットライブラリ13から、縮退対象部品を縮退し、電気的要素、物理的要素を排除して縮退ネットリスト31を生成し、大容量記憶装置7の所定の領域や、メモリ6に格納する。
ピン変換部22は、ルール展開部23に接続可能に構成されている。ピン変換部22は、ピンアサインライブラリ14から読み出したデータと、縮退ネットリスト31とに基づいて変換ネットリスト32を生成する。ピン変換部22は、ピンアサインライブラリ14と縮退ネットリスト31から、ピン名を変換し、ルール記述しやすい変換ネットリスト32を大容量記憶装置7やメモリ6に生成する。なお、ピン変換部22は、ルール記述の容易化のため行っているので、変換前のピン名でルール化に支障がなければ、あえて実施する必要はない。
ルール展開部23は、ネットリスト・ルール整合検証部24に接続可能に構成されている。ルール展開部23は、接続ルール15から読み出したデータと、変換ネットリスト32とに基づいて、展開後ルール33を生成する。ルール展開部23は、接続ルール15と変換ネットリスト32を使用し、接続ルール15にマッチする始点ピンから、引数となる情報を抽出し、ルール内の関数を評価した展開後ルール33を生成し、大容量記憶装置7の所定の領域やメモリ6に格納する。
ネットリスト・ルール整合検証部24は、展開後ルール33から読み出したデータに基づいて、PKGネットリスト11が、適切に構成されているか否かの検証を行う。ネットリスト・ルール整合検証部24は、変換ネットリスト32と展開後ルール33を使用し、始点ピンと終点ピンが、展開後のルール定義と一致するか整合チェックを実施し、検証結果34を生成する。
図3は、本実施形態において、検証対象となる回路の構成を例示する回路モデルである。図3に示される回路モデル17は、PKGネットリスト11に基づいて生成される。回路モデル17は、複数の部品とネットとで構成されている。その複数の部品の各々は、部品名と、ロケーション名と、ピン名とを含んでいる。
図3を参照すると、回路モデル17は、縮退対象となる複数のディスクリート部品(第1抵抗41〜第6抵抗46)と、第1電源線47と、第2電源線48と、複数の集積回路(第1半導体集積回路51〜第9半導体集積回路59)とを含んでいる。回路モデル17は、PKGネットリスト11に含まれる接続情報に基づいて、複数の部品の各々を接続することによって構成される。
本実施形態の説明に用いる部品名は、第1タイプ集積回路、第2タイプ集積回路、第3タイプ集積回路、第4タイプ集積回路、抵抗の5種である。また、本実施形態では、ロケーション名として、D0、D1、D2、D3、M0、M1、C0、C1、B、R1、R2、R3、R4、R5、R6を用いる。ロケーション名が“C0”の部品から、ロケーション名が“D0”、“D1”の部品に接続されるパスは10bitのバスである。同様に、ロケーション名が“C1”の部品からロケーション名が“D2”、“D3”の部品に接続されるパスは10bitのバスである。さらに、ロケーション名が“C0”の部品からロケーション名が“M0”の部品に接続されるパスは、差動ペアの接続で構成されている。同様に、ロケーション名が“C1”の部品からロケーション名が“M1”の部品に接続されるパスは差動ペアの接続で構成されている。
図3を参照すると、第1抵抗41は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R1”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。第2抵抗42は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R2”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。第3抵抗43は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R3”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。第4抵抗44は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R4”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。第5抵抗45は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R5”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。第6抵抗46は、部品名が“抵抗”で、ロケーション名が“R6”の部品であり、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとを含んでいる。
第1半導体集積回路51は、部品名が“第1タイプ集積回路”で、ロケーション名が“D0”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンを含んでいる。第2半導体集積回路52は、部品名が“第1タイプ集積回路”で、ロケーション名が“D1”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンを含んでいる。第3半導体集積回路53は、部品名が“第2タイプ集積回路”で、ロケーション名が“M0”の部品であり、ピン名がP3のピンとピン名がP4のピンとを含んでいる。第4半導体集積回路54は、部品名が“第3タイプ集積回路”で、ロケーション名が“C0”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンと、ピン名がCLPのピンと、ピン名がCLNのピンとを含んでいる。第5半導体集積回路55は、部品名が“第1タイプ集積回路”で、ロケーション名が“D2”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンを含んでいる。第6半導体集積回路56は、部品名が“第1タイプ集積回路”で、ロケーション名が“D3”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンを含んでいる。第7半導体集積回路57は、品名が“第2タイプ集積回路”で、ロケーション名が“M1”の部品であり、ピン名がP3のピンとピン名がP4のピンとを含んでいる。第8半導体集積回路58は、部品名が“第3タイプ集積回路”で、ロケーション名が“C1”の部品であり、ピン名がD[0−9]のピンと、ピン名がCLPのピンと、ピン名がCLNのピンとを含んでいる。第9半導体集積回路59は、部品名が“第4タイプ集積回路”で、ロケーション名が“B”の部品である。
図4は、縮退部品ライブラリ12の構成を例示するテーブルである。縮退部品ライブラリ12は、縮退対象の部品の部品名が“抵抗”であること、その部品を縮退した時の接続関係としてピン名がP1のピンからピン名がP2のピンが接続されることを定義している。図5は、電源・グランドネットライブラリ13の構成を例示するテーブルである。電源・グランドネットライブラリ13は、3.3VとGNDのネットを定義している。図6は、ピンアサインライブラリ14の構成を例示するテーブルである。ピンアサインライブラリ14は、ピン変換対象の部品の部品名が“第2タイプ集積回路”であることと、変換前後のピン名の対応情報とを定義している。
図7は、接続ルール15の構成を例示するテーブルである。接続ルール15は、ルール61と、関数62とを含んでいる。また、接続ルール15は、ルール名63と、始点条件64と、終点条件65との対応を保持している。以下に述べる実施形態では、本願発明の理解を容易にするために、接続ルール15の終点条件65が、第1終点条件65aと第2終点条件65bとを含む場合を例示して説明を行う。
接続ルール15は、第1ルール及び第2ルールと、関数f(x)及びg(x,y)を定義している。第1ルールは、始点ロケーションに変数x1、始点ピンには変数x2を指定し、第1終点ロケーションに関数f(x1)、第1終点ピンにf(x2)を使用している。同様に、第2ルールには、始点側にて変数x1および変数x2を使用し、終点側では関数g(x,y)及び関数f(x)を使用している。
図8A、図8B及び図8Cは、本実施形態の動作を例示するフローチャートである。本実施形態の動作は、情報処理装置2のCPU5が、検証ツール16を起動し、その検証ツール16に示される手順に従って動作することで実現する。
図8Aは、本実施形態の動作の第1段階を例示するフローチャートである。ステップS101において、検証ツール16は、PKGネットリスト11を読み出し、そのPKGネットリスト11に基づいて、回路モデル17を構成する。ステップS102において、ネットリスト縮退部21は、縮退部品ライブラリ12を読み出し、その後、ステップS103において、電源・グランドネットライブラリ13を読み出す。
ステップS104において、ネットリスト縮退部21は、PKGネットリスト11の部品を順次処理し、縮退部品ライブラリ12に定義される部品かどうか確認することによって、縮退部品の判定を行う。その判定の結果、対象部品の場合、処理はステップS105に進む。その判定の結果、特定した部品が、縮退部品ライブラリ12に記載されたものでない場合、処理は戻り、新たな部品を特定して、縮退部品ライブラリ12に定義される部品かどうか確認する。
具体的には、ネットリスト縮退部21は、ステップS101〜ステップS104の処理において、PKGネットリスト11、縮退部品ライブラリ12、電源・グランドネットライブラリ13から得られる情報に基づいて、PKGネットリスト11の全部品を順次チェックし、縮退対象部品として特定していく。上述の図3を参照すると、回路モデル17には、ロケーション名が、D0、D1、D2、D3、M0、M1、C0、C1およびBの部品が含まれている。図4に示されているように、縮退部品ライブラリ12には、これらの部品の部品名が含まれていない。そのため、これらの部品に対する縮退は行わない。回路モデル17には、ロケーション名が、R1、R2、R3、R4、R5およびR6の部品の部品名は、縮退部品ライブラリ12に含まれている。したがって、以降の処理では、これらの部品に対して縮退を行う。
ステップS105において、ネットリスト縮退部21は、電源・グランドネットライブラリ13を参照し、特定した縮退対象部品のピンが、電源・グランドネットライブラリ13に定義される電源・グランドネットか否かの判定を行う。その判定の結果、一方のピンが電源・グランドネットライブラリ13に定義される電源・グランドネットの場合は接続関係にあるピンを全てオープンにし、処理はステップS107に進む。その判定の結果、一方のピンが電源・グランドネットライブラリ13に定義される電源・グランドネットでない場合、処理はステップS106に進む。ステップS106において、接続関係にあるピンのネットを直結し、元のピンはオープンにする。
ステップS107において、ネットリスト縮退部21は、全ピンがオープンになっていれば、縮退対象部品を、処理対象の回路モデル17から削除する。
ステップS108において、ネットリスト縮退部21は、全部品に対する処理が完了したか否かの判定を行う。その判定の結果、全部品に対する処理が完了していなければ、処理はステップS104に戻る。その判定の結果、全部品に対する処理が完了していれば、処理はステップS109に進む。ステップS109において、ネットリスト縮退部21は、縮退ネットリスト31を生成する。
上述の図3を参照すると、ロケーション名がR1、R4の部品は、そのピンの一方が、第1電源線47、第2電源線48に接続されている。それらのネット(第1電源線47、第2電源線48)は、図5の電源・グランドネットライブラリ13に定義されている。そのため、情報処理装置21は、接続関係にあるピン名がP1のピン及びピン名がP2のピンをオープンにする。また、ロケーション名が、R2、R3、R5、R6の部品は、そのピンに接続されるネットが電源・グランドネットライブラリ13に含まれてない。そのため、図4の縮退部品ライブラリ12のピン対応情報である“P1−P2”に従い、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンのネットを直結し、ピン名がP1のピンとピン名がP2のピンのネットを切り離す。
その後、ステップS107において、全ピンがオープンのため、部品を削除する。ステップS108において、全部品の処理を終えると、ネットリスト縮退部21は、ステップS109での処理を行い、縮退ネットリスト31を生成し、処理をピン変換部22に渡す。
図9は、縮退ネットリスト31に基づいて構成される縮退後回路モデル18を例示する回路図である。図9の縮退後回路モデル18に示されているように、部品名“抵抗”の部品(第1抵抗41〜第6抵抗46)のピン名がP1のピンとピン名がP2のピンとが直結され、また、部品名“抵抗”の部品(第1抵抗41〜第6抵抗46)が削除されている。
図8Bは、本実施形態の動作の第2段階を例示するフローチャートである。ステップS110において、ピン変換部22は、ピンアサインライブラリ14を読み出す。ステップS111において、ピン変換部22は、縮退ネットリスト31を構成する部品のピンを特定し、そのピンが、ピンアサインライブラリ14に定義されるピン変換対象部品のピンかどうかを判定する。その判定の結果、特定したピンが、ピンアサインライブラリ14に定義されているピンの場合は、処理はステップS112に進む。その判定の結果、特定したピンが、ピンアサインライブラリ14に定義されていない場合、処理は戻り、新たなピンを特定し、ピン変換対象かどうか、ピンアサインライブラリ14上の定義の有無を参照して判定を行う。ピン変換部22は、このように全てピンに対し、順次処理を実行する。
ステップS112において、ピン変換部22は、ピン変換対象ピンの場合、ピンアサインライブラリ14に定義される変換後ピン名に、ネットリストを書き換える。ステップS113において、ピン変換部22は、全ピンのピン変換が完了したか否かの判定を行う。その判定の結果、全ピンのピン変換が完了した場合、処理はステップS114に進む。その判定の結果、全ピンのピン変換が完了していない場合、処理はステップS111に戻り、次のピンを処理する。ステップS114において、ピン変換部22は、全ピン完了した時点で、変換ネットリスト32を生成する。
このように、ピン変換部22は、ピンアサインライブラリ14を参照して縮退ネットリスト31の全部品を順次チェックし、ピン名変換を行う。図9に示されているように、縮退後回路モデル18には、ロケーション名がM0、M1の部品が含まれている。これらは、部品名が“第2タイプ集積回路”のため、変換対象となる。ピン変換部22は、ピンアサインライブラリ14の定義に従い、ピン名がP3のピンをピン名がCLPのピンに変換する。同様に、ピン変換部22は、ピン名がP4のピンをピン名がCLNのピンに変換する。ピン変換部22は、全部品変換を終えると、変換ネットリスト32を生成する。
図10は、変換ネットリスト32に基づいて構成される変換後回路モデル19を例示する回路図である。図10の変換後回路モデル19に示されているように、第3半導体集積回路53のピン名がP3のピンは、ピン名がCLPのピンに変換され、ピン名がP4のピンは、ピン名がCLNのピンに変換されている。また、第7半導体集積回路57のピン名がP3のピンは、ピン名がCLPのピンに変換され、ピン名がP4のピンは、ピン名がCLNのピンに変換されている。
図8Cは、本実施形態の動作の第3段階を例示するフローチャートである。第3段階では、ルール展開部23及びネットリスト・ルール整合検証部24を用いて、展開後ルール33、検証結果34を生成する。ステップS115において、ルール展開部23は、接続ルール15を読み出す。ステップS116において、ルール展開部23は、変換ネットリスト32のピンを順次処理し、接続ルール15のうち、マッチするルールがあるか否かを検索する。ルール展開部23は、マッチするピンがあれば、ステップS117に進み、なければそのピンを検証対象外として、処理は戻り次のピンに対して判定を行う。
ステップS117において、ルール展開部23は、始点ピンがマッチしたルールより変数部分の値を始点ピンより抽出し、終点のルールの関数を評価する。関数の式は接続ルール15に定義され、関数に渡す変数には始点ピンより抽出した値を代入する。ルール展開部23は、このようにして変数、関数を具体化し、展開後ルール33を生成する。
上述の図10を参照すると、変換後回路モデル19には、ロケーション名がM0、M1、D0、D1、D2、D3、Bの部品に対応するピンが含まれている。ルール展開部23は、それらのピンについて、始点ロケーションのCx1の条件を満たしていないと判断し、その判断に基づいて、それらのピンは、接続ルール15にマッチしないと認定する。ルール展開部23は、判断を完了した場合には、次のピンを特定し、処理を繰り返す。
ルール展開部23は、ロケーション名がC0の部品に対応して、かつ、ピン名がCLPのピンを特定する。その部品およびピンは、第1ルールに示される始点部品、始点ロケーション、始点ピンの条件を全て満たすため、ルール展開部23は、特定した部品が接続ルール15にマッチすると判断する。ルール展開部23は、このときの始点の変数値より、終点ルールを計算する。
上述の図7を参照すると、始点ロケーション名がC0であるので、
Cx1=C0
より、
x1=0
を算出する。また、始点ピン名がCLPであるので、
CLx2=CLP
より、
x2=P
を算出する。
このとき、接続ルール15の関数62より
f(x1)=x1
が求められ、また、第1終点条件65aの第1終点ロケーション名がMf(x1)であるため、終点ロケーション名としてM0が求められる。また、接続ルール15の関数62より、
f(x2)=x2
が求められ、また、第1終点条件65aの第1終点ピン名がCLf(x2)であるため、終点ピン名としてCLPが求められる。ルール展開部23は、計算されたルールを展開後ルール33に出力する。
ルール展開部23は、始点ロケーション名C0の部品に対応して、かつ、ピン名がCLNのピンを特定する。その部品およびピンは、第1ルールに示される始点部品、始点ロケーション、始点ピンの条件を全て満たすため、ルール展開部23は、接続ルール15にマッチすると判断する。ルール展開部23は、このときの始点の変数値より、上記と同様に、終点ルールを計算して展開後ルール33を生成する。ルール展開部23は、ロケーション名がC1の部品で、ピン名がCLPのピンに対しても同様の処理を行う。また、そのロケーション名がC1の部品で、ピン名がCLNのピンに対しても同様の処理を行う。このようにして、ルール展開部23は、第1ルールに従って展開後ルール33を生成する。
さらに、ルール展開部23は、ロケーション名がC0でピン名がD[0]の部品を特定する。ルール展開部23は、その部品が第2ルールにマッチすると判断する。ルール展開部23は、ルール61と、関数62とに従い、また、x1=0、x2=0であることに基づいて終点ルールを展開する。
それによって、第1終点部品の部品名が全タイプ半導体集積回路、第1終点ロケーションとしてD0、第1終点ピンとしてD[0]が求まる。また、第2終点部品の部品名が全タイプ半導体集積回路、第2終点ロケーションとしてD1、第2終点ピンのピン名としてD[0]が求まる。
図11は、ルール展開部23によって生成される展開後ルール33の構成を例示するテーブルである。展開後ルール33は、ルール名63と、始点条件64と、終点条件65と保持している。図11に示されているように、展開後ルール33は、始点条件64に対し、上記の動作で求められた終点条件65を対応付けている。
図8Cに戻り、ステップS118において、始点ピンに接続される終点ピンの一覧を変換ネットリスト32の接続関係を追うことで抽出する。ステップS119において、抽出した接続関係が展開後ルール33に定義される接続関係と一致しているか検証する。ステップS120において、全ピンの始点ピンのマッチ、検証が完了したか否かの判断を行う。その判断の結果、全ピンの始点ピンのマッチ、検証が完了している場合、処理はステップS121に進む。その判断の結果、全ピンの始点ピンのマッチ、検証が完了していない場合は、処理はステップS116に戻る。
ステップS121において、全ピンに対する処理が完了した時点で、全てのピンの検証結果を含む検証結果34を生成して出力する。
図12は、検証結果34の構成を例示するテーブルである。ネットリスト・ルール整合検証部24は、始点ピン(ロケーション名がC0の部品で、ピン名がCLPのピン)から、変換ネットリスト32を参照して、接続をトレースする。このとき、部品名が第2タイプ集積回路、ロケーション名がM0、ピン名がCLPに到達する。ネットリスト・ルール整合検証部24は、終点が現在の展開後ルール33と一致する、検証結果”一致”を含む検証結果34を生成する。全ピン完了してない場合、次のピンの始点マッチを確認する。ロケーション名C0、C1、ピン名D[0]〜D[9]の始点ピンについても同様にルール展開後の検証を行い、結果を検証結果34に出力する。全ピン完了すると、全検証結果を含む検証結果34を生成する。
なお、本願発明は、複数のPKGネットリストを用いてカード間の接続に対する接続検証を実施する検証システムに適用することが可能である。また、電源・グランド接続の抵抗・コンデンサを縮退対象外とすることも可能である。例えば、本願発明と同じ発明者による特願2007−083610に記載の技術を用いることで、電気特性情報を付与した中間ネットリストを作成し、接続検証と同時に電源・グランド接続の抵抗・コンデンサに対する接続検証及び電気的検証を実施する検証システムを構成することができる。
1…回路検証システム
2…情報処理装置
3…入力装置
4…出力装置
5…CPU
6…メモリ
7…大容量記憶装置
8…バス
11…PKGネットリスト
12…縮退部品ライブラリ
13…電源・グランドネットライブラリ
14…ピンアサインライブラリ
15…接続ルール
16…検証ツール
17…回路モデル
18…縮退後回路モデル
19…変換後回路モデル
21…ネットリスト縮退部
22…ピン変換部
23…ルール展開部
24…ネットリスト・ルール整合検証部
31…縮退ネットリスト
32…変換ネットリスト
33…展開後ルール
34…検証結果
41…第1抵抗
42…第2抵抗
43…第3抵抗
44…第4抵抗
45…第5抵抗
46…第6抵抗
47…第1電源線
48…第2電源線
51…第1半導体集積回路
52…第2半導体集積回路
53…第3半導体集積回路
54…第4半導体集積回路
55…第5半導体集積回路
56…第6半導体集積回路
57…第7半導体集積回路
58…第8半導体集積回路
59…第9半導体集積回路
61…ルール
62…関数
63…ルール名
64…始点条件
65…終点条件
65a…第1終点条件
65b…第2終点条件
66…検証結果
P1…ピン名がP1のピン
P2…ピン名がP2のピン
P3…ピン名がP3のピン
P4…ピン名がP4のピン
CLP…ピン名がCLPのピン
CLN…ピン名がCLNのピン

Claims (6)

  1. ネットリストと縮退部品ライブラリとを参照して縮退ネットリストを生成するネットリスト縮退手段と、
    ピンアサインライブラリを参照し、前記縮退ネットリストに基づいて変換ネットリストを生成するピン変換手段と、
    接続ルールに従って、前記変換ネットリストに基づいて展開後ルールを生成するルール展開手段と、
    前記変換ネットリストと前記展開後ルールとに基づいて、前記ネットリストと前記接続ルールとの検証を行うネットリスト・ルール整合検証手段と
    を具備し、
    前記縮退部品ライブラリは、
    縮退可能な部品である縮退対象部品の情報と、前記縮退対象部品に接続されるピンの情報とを含み、
    前記ピンアサインライブラリは、
    ピン名の変換の対象となる部品である変換対象部品の情報と、前記変換対象部品の前記ネットリストにおけるピン名と、前記変換対象部品の変換後のピン名とを関連付けて保持し、
    前記接続ルールは、
    検証の対象となる経路の始点を特定するための始点条件と、前記始点の終点を推測するための終点条件を保持し、
    前記ネットリスト縮退手段は、
    前記ネットリストに含まれる前記縮退対象部品を特定し、特定した前記縮退対象部品を経由する接続を変更して前記縮退ネットリストを生成し、
    前記ピン変換手段は、
    前記縮退ネットリストに含まれる前記変換対象部品を特定し、特定した前記変換対象部品に接続されるピン名を変換して前記変換ネットリストを生成し、
    前記ルール展開手段は、
    前記変換ネットリストから前記接続ルールの始点条件にマッチするピンの名称を始点ピン名として抽出し、前記接続ルールの前記始点条件に対応する終点条件に基づき前記始点ピン名に対応する終点ピン名を推測し、前記始点ピン名と終点ピン名とを関連付けて展開後ルールを生成する
    回路検証装置。
  2. 請求項に記載の回路検証装置において、
    前記ネットリスト・ルール整合検証手段は、
    前記変換ネットリストに含まれる前記始点を特定し、前記始点に接続される終点を前記変換ネットリストから抽出し、
    抽出した前記終点が前記推測終点に合致するか否かに基づいて、前記ネットリストの接続を検証する
    回路検証装置。
  3. (a)ネットリスト縮退手段が、ネットリストと縮退部品ライブラリとを参照して縮退ネットリストを生成するステップと、
    (b)ピン変換手段が、ピンアサインライブラリを参照し、前記縮退ネットリストに基づいて変換ネットリストを生成するステップと、
    (c)ルール展開手段が、接続ルールに従って、前記変換ネットリストに基づいて展開後ルールを生成するステップと、
    (d)ネットリスト・ルール整合検証手段が、前記変換ネットリストと前記展開後ルールとに基づいて、前記ネットリストと前記接続ルールとの検証を行うステップと
    を具備し、
    前記(a)ステップは、
    前記縮退部品ライブラリから、
    縮退可能な部品である縮退対象部品の情報と、前記縮退対象部品に接続されるピンの情報とを読み出すステップと、
    前記ネットリストに含まれる前記縮退対象部品を特定するステップと、
    特定した前記縮退対象部品を経由する接続を変更して前記縮退ネットリストを生成するステップ
    を含み、
    前記(b)ステップは、
    前記ピンアサインライブラリから、ピン名の変換の対象となる部品である変換対象部品の情報と、前記変換対象部品の前記ネットリストにおけるピン名と、前記変換対象部品の変換後のピン名とを読み出すステップと、
    前記縮退ネットリストに含まれる前記変換対象部品を特定するステップと、
    特定した前記変換対象部品に接続されるピン名を変換して前記変換ネットリストを生成するステップ
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記接続ルールから、検証の対象となる経路の始点を特定するための始点条件と、前記始点の終点を推測するための終点条件とを抽出するステップと、
    前記変換ネットリストから前記接続ルールの始点条件にマッチするピンの名称を始点ピン名として抽出し、前記接続ルールの前記始点条件に対応する終点条件に基づき前記始点ピン名に対応する終点ピン名を推測し、前記始点ピン名と終点ピン名とを関連付けて展開後ルールを生成するステップ
    を含む
    回路検証方法。
  4. 請求項に記載の回路検証方法において、
    前記(d)ステップは、
    前記変換ネットリストに含まれる前記始点を特定し、前記始点に接続される終点を前記変換ネットリストから抽出するステップと、
    抽出した前記終点が前記推測終点に合致するか否かに基づいて、前記ネットリストの接続を検証するステップ
    を含む
    回路検証方法。
  5. コンピュータを回路検証装置として機能させるため手順を示す回路検証プログラムであって、
    (a)ネットリストと縮退部品ライブラリとを参照して縮退ネットリストを生成するステップと、
    (b)ピンアサインライブラリを参照し、前記縮退ネットリストに基づいて変換ネットリストを生成するステップと、
    (c)接続ルールに従って、前記変換ネットリストに基づいて展開後ルールを生成するステップと、
    (d)前記変換ネットリストと前記展開後ルールとに基づいて、前記ネットリストと前記接続ルールとの検証を行うステップと
    を前記コンピュータに実行させるための手順を示し、
    前記(a)ステップは、
    前記縮退部品ライブラリから、
    縮退可能な部品である縮退対象部品の情報と、前記縮退対象部品に接続されるピンの情報とを読み出すステップと、
    前記ネットリストに含まれる前記縮退対象部品を特定するステップと、
    特定した前記縮退対象部品を経由する接続を変更して前記縮退ネットリストを生成するステップ
    を含み、
    前記(b)ステップは、
    前記ピンアサインライブラリから、ピン名の変換の対象となる部品である変換対象部品の情報と、前記変換対象部品の前記ネットリストにおけるピン名と、前記変換対象部品の変換後のピン名とを読み出すステップと、
    前記縮退ネットリストに含まれる前記変換対象部品を特定するステップと、
    特定した前記変換対象部品に接続されるピン名を変換して前記変換ネットリストを生成するステップ
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記接続ルールから、検証の対象となる経路の始点を特定するための始点条件と、前記始点の終点を推測するための終点条件とを抽出するステップと、
    前記変換ネットリストから前記接続ルールの始点条件にマッチするピンの名称を始点ピン名として抽出し、前記接続ルールの前記始点条件に対応する終点条件に基づき前記始点ピン名に対応する終点ピン名を推測し、前記始点ピン名と終点ピン名とを関連付けて展開後ルールを生成するステップ
    を含む
    回路検証プログラム。
  6. 請求項に記載の回路検証プログラムにおいて、
    前記(d)ステップは、
    前記変換ネットリストに含まれる前記始点を特定し、前記始点に接続される終点を前記変換ネットリストから抽出するステップと、
    抽出した前記終点が前記推測終点に合致するか否かに基づいて、前記ネットリストの接続を検証するステップ
    を含む
    回路検証プログラム。
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