JP5432069B2 - 静的検証プログラム、静的検証装置及び静的検証方法 - Google Patents

静的検証プログラム、静的検証装置及び静的検証方法 Download PDF

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Description

本発明は、静的検証プログラム、静的検証装置及び静的検証方法に関し、特に集積回路の動作検証に適用される静的検証プログラム、静的検証装置及び静的検証方法に関する。
大規模集積回路の設計における回路の動作の検証技術として、静的検証が用いられている。静的検証は、近年の設計検証工数増大に伴い、不可欠なものとみなされてきている。静的検証とは、記述した仕様プロパティ(アサーション)が設計デザインを満たすことを数学的に証明する検証技術である。
静的検証では、仕様プロパティに記述された状態変数が取りうる全ての到達可能な状態空間について探索を行い、各状態空間において仕様プロパティを満たすことを検証する(特許文献1)。よって、静的検証は、論理シミュレーションよりも検証の網羅性の点で優れている。
実際のEDAツールにおいては、静的検証手法として、シンボリックモデルチェッキング手法が使用される(非特許文献1)。シンボリックモデルチェッキング手法とは、状態集合や状態遷移を数式により記号的に表し、これらの数式を処理することにより状態探索を行う手法である。シンボリックモデルチェッキング手法では、ある状態集合を、前サイクルの状態集合とその状態遷移との積として算出する。上記操作は論理関数処理であるため、全てBDD(Binary decision diagram)演算またはSAT問題として処理可能である。
しかし、静的検証は、論理シミュレーションに比べて計算量が多くなる。そのため、検証対象となる回路の規模によっては膨大な計算時間を要するため、検証時間の延伸に繋がる。このため、静的検証の実行制限時間を設定し、検証結果が得られないまま制限時間に達した場合には、静的検証を強制終了させる方法が用いられる。正確には、処理時間内で可能な状態遷移サイクル数(探索深さ)内に到達可能な状態についてのみ検証が実施される(Boundedモデルチェッキング)。
特開2005−196681号公報
藤田昌宏、「[特別講演]SATアルゴリズムとその形式的検証への応用」、電子情報通信学会技術研究報告、社団法人電子情報通信学会、2006年11月、Vol.106、No.388,391,393、p.15-20
ところが、静的検証を強制終了した場合、検証結果を得ることができない。すなわち、検証対象の回路が仕様プロパティを満たすか否かだけでなく、検証がどこまで進捗したのかを確認することができない。既存のEDAツールでは、時間内に検証出来た遷移クロックサイクル数(探索深さ)を表示するのみである。
そのため、検証対象の回路を修正する必要の是非を判断することができない。加えて、制約条件を変更して静的検証を再実行しようとしても、制約条件の変更方針を決定するための情報を得ることもできない。すなわち、静的検証を強制終了した場合には、有用な情報を得ることができず、時間的損失及びコスト的損失が発生してしまう。
本発明の一態様である静的検証プログラムは、回路記述及びプロパティを読み込む読込手順と、前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出する静的検証手順と、前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出する探索カバレッジ値算出手順と、前記探索カバレッジ値を視認可能な状態で表示する表示手順と、をコンピュータに実行させるものである。本発明の一態様である静的検証プログラムでは、前記静的検証における探索深さに応じて、前記探索カバレッジ値を算出する。よって、ユーザが前記静的検証の進捗状況を把握することが可能である。
本発明の一態様である静的検証装置は、回路記述及びプロパティが記憶された記憶部と、前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出する静的検証部と、前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出する探索カバレッジ値算出部と、前記探索カバレッジ値を探索深さに応じて視認可能な状態で表示する表示部と、を備えるものである。本発明の一態様である静的検証装置では、前記静的検証における探索深さに応じて、前記探索カバレッジ値を算出する。よって、ユーザが前記静的検証の進捗状況を把握することが可能である。
本発明の一態様である静的検証方法は、静的検証部が、記憶部に記憶された回路記述及びプロパティを読み込み、前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出し、探索カバレッジ値算出部が、前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出し、表示部が、前記探索カバレッジ値を探索深さに応じて視認可能な状態で表示するものである。本発明の一態様である静的検証方法では、前記静的検証における探索深さに応じて、前記探索カバレッジ値を算出する。よって、ユーザが前記静的検証の進捗状況を把握することが可能である。
本発明によれば、静的検証の進捗状況を把握できる静的検証プログラム、静的検証装置及び静的検証方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる静的検証装置100の構成図である。 表示部3に表示されるグラフの例を示す図である。 3ビットのグレイコードカウンタ60の構成図である。 グレイコードカウンタ60の状態遷移図である。 グレイコードカウンタ60における時相論理を示す図である。 実施の形態2にかかる静的検証装置200の構成図である。 静的検証装置200により行われる静的検証の処理フローの一例を示すである。 実施の形態3にかかる静的検証装置における探索カバレッジ値の飽和の検出を示すグラフである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態1にかかる静的検証装置は、与えられた回路記述の動作検証としての静的検証を実行する装置である。図1は、実施の形態1にかかる静的検証装置100の構成図である。図1に示すように、静的検証装置100は、静的検証部1、探索カバレッジ値算出部2及び表示部3により構成される。
静的検証部1は、プロパティ52、制約条件53及び制限時間54に基づいて、回路記述51に対する静的検証を行う。回路記述51、プロパティ52、制約条件53及び制限時間54は、例えば記憶部5に記憶され、静的検証部1により読み出される。回路記述51は、集積回路の論理構成が記述されたものであり、静的検証における検証対象となる回路記述である。回路記述51は、例えばRTL(Register Transfer Level)記述による論理回路のモデルとして提供される。プロパティ52は、要求される論理仕様から作成されたプロパティである。
制約条件53は、静的検証の実行時において検証する状態空間を必要最小限に制限するための制約である。例としては、入力端子を固定値に設定するもの、既に正しいと判明しているプロパティ、FIFOがfullの間は入力を行わないといった回路上の仕様といったものが挙げられる。
制限時間54は、静的検証の実行時間を制限するために設定される。静的検証の開始から制限時間54が経過しても検証結果が得られない場合には、静的検証部1は、実行中の静的検証を途中で強制終了する。
静的検証部1は、静的検証において到達可能な状態数11を出力する。また、静的検証部1は、静的検証の探索深さに応じて、到達した状態数12及び探索深さ14を出力する。さらに、静的検証部1は、検証結果が得られた場合には検証結果13を出力する。
探索カバレッジ値算出部2は、到達可能な状態数11及び到達した状態数12に基づいて、探索カバレッジ値21を算出する。探索カバレッジ値算出部2による探索カバレッジ値21の算出は、静的検証の探索深さに応じてリアルタイムに行うことが可能である。探索カバレッジ値算出部2は、静的検証を強制終了した場合には、強制終了するまでの探索深さに応じた探索カバレッジ値21を算出する。そして、探索カバレッジ値算出部2は、算出した探索カバレッジ値21を表示部3へ出力する。また、探索カバレッジ値算出部2は、算出した探索カバレッジ値21の探索深さに応じたグラフを作成して、当該グラフを表示部3へ出力することも可能である。
探索カバレッジ値21は、検証過程で到達した状態数mを、検証対象となる回路記述において到達可能な状態数Nにより除した値である。つまり、探索カバレッジ値21の値Cは、以下の式(1)で表される。

C=m/N ・・・(1)
表示部3は、静的検証部1から検証結果13及び探索深さ14が入力される。また、表示部3には、探索カバレッジ値算出部2から、探索カバレッジ値21が入力される。表示部3は、入力される情報に応じて、静的検証の検証結果及び静的検証の進捗状況(探索深さ14及び探索カバレッジ値21)を表示する。表示部3は、探索カバレッジ値算出部2が作成した、探索カバレッジ値21の探索深さに応じたグラフを表示することも可能である。
静的検証装置100のユーザは、上述の表示を確認することにより、静的検証の探索深さに応じた探索カバレッジ値を知ることができる。図2は、表示部3に表示されるグラフの例を示す図である。曲線L1は、探索カバレッジ値が検証開始後間もなく飽和した場合である。曲線L2は、探索カバレッジ値が増加傾向を示す場合である。
曲線L1では、検証開始後まもなく、探索カバレッジ値が飽和している。ユーザはこの時点で飽和の原因を調べ、制約条件53を再設定して静的検証をやり直すことにより、効率的な静的検証を行うことが可能となる。
曲線L2では、制限時間54に至っても探索カバレッジ値は飽和していない。よって、ユーザは検証が順調に進展していると判断して、制限時間を延伸して静的検証を再実行することにより、より確度の高い検証が期待できる。
すなわち、静的検証装置100によれば、静的検証装置100ユーザは、静的検証の探索カバレッジ値を参照することにより、その進捗具合を観測することが可能となる。
続いて、静的検証装置100の動作の具体例について説明する。以下では、回路記述51において、3ビットのグレイコードカウンタが記述されている場合について説明する。図3は、3ビットのグレイコードカウンタ60の構成図である。グレイコードカウンタ60には、イネーブル信号en及びクロック信号CLKが入力される。グレイコードカウンタ60は、イネーブル信号enに応じて、クロック信号CLKに同期して出力g_out[2:0]をカウントアップ又はカウントダウンする。例えば、イネーブル信号が「1」の場合には、グレイコードカウンタ60はカウントアップ動作を行う。他方、イネーブル信号が「0」の場合には、グレイコードカウンタ60はカウントダウン動作を行う。
グレイコードカウンタ60の静的検証のプロパティを、「いつかは、カウンタが値110を保持する状態に到達する」と設定する。また、「カウンタが値000を保持する状態」を初期状態として設定する。このプロパティと初期条件に基づいて、静的検証部1による静的検証が行われる。
図4は、グレイコードカウンタ60の状態遷移図である。グレイコードカウンタ60は3ビットのグレイコードカウンタであるので、到達可能な状態数は「8」である。グレイコードカウンタ60は、例えばカウントアップする場合には、000→001→011→010→110→111→101→100→000→・・・の順に、出力g_out[2:0]が変化する。
図5は、グレイコードカウンタ60における時相論理を示す図である。図5の横軸は探索深さを表している。図5では「110」を始点とした状態遷移の結果、探索深さ「4」の時点で、初期状態である「000」に到達している。従って、グレイコードカウンタ60は、「いつかは、カウンタが値110を保持する状態に到達する」というプロパティを満たすことがわかる。
探索カバレッジ値算出部2は、静的検証の探索深さに応じて探索カバレッジ値を算出する。図5では、探索深さに応じた探索カバレッジ値を百分率表示している。探索深さの増加に従って、到達した状態が増加してゆき、図5では、探索深さ「4」における探索が終了した時点で探索カバレッジ値は100%に到達する。よって、これ以上の探索は不要であるので、探索を終了する。この場合、探索深さ「4」において与えられたプロパティが満たされることが判明する。
なお、制限時間が探索深さ「4」に至る前に設定されている場合には、静的検証部1は、制限時間が経過した時点で検証を終了する。例えば、図5の時刻t1の時点で制限時間に到達した場合には、静的検証部1は、検証結果を得ることなく探索深さ「3」で検証を強制終了する。
静的検証装置100によれば、静的検証装置100ユーザは、上述のグレイコードカウンタ60における静的検証において、静的検証の探索カバレッジ値を参照することにより、その進捗具合を観測することができる。
実施の形態2
次に、実施の形態2にかかる静的検証装置について説明する。実施の形態2にかかる静的検証装置200は、上述の静的検証装置100に、探索カバレッジ値21の大きさを判定する判定部4を追加したものである。図6は、静的検証装置200の構成図である。図6に示すように、静的検証装置200の判定部4は、探索カバレッジ値と検証結果に応じて、判定結果を表示部3に出力する。静的検証装置200のその他の構成は、静的検証装置100と同様であるので説明を省略する。
続いて、静的検証装置200の動作について説明する。図7は、静的検証装置200により行われる静的検証の処理フローの一例を示すフローチャートである。
まず、静的検証部1は、回路記述51、プロパティ52、制約条件53及び制限時間54に基づいて、静的検証を開始する(ステップS1)。静的検証の開始後、探索カバレッジ値算出部2は、静的検証の探索深さに応じて探索カバレッジ値21を算出する。制限時間54内に検証結果13が得られる場合、すなわち探索カバレッジ値21が100%に達した場合またはプロパティが満たされることが判明した場合には、検証を終了する(ステップS2)。
実施の形態3
次に、実施の形態3にかかる静的検証装置について説明する。実施の形態3にかかる静的検証装置は、上述の静的検証装置100において、探索カバレッジ値の飽和を検出する機能が追加されたものである。
実施の形態3にかかる静的検証装置は、探索カバレッジ値算出部2において、あるクロックサイクル期間Δtにおける探索カバレッジ値の変化量を監視する。ここで、探索カバレッジ値算出部2には、規格値が予め設定されている。すなわち、監視している探索カバレッジ値の変化量が規格値ΔCよりも小さい場合には、探索カバレッジ値が飽和したものとして検出する。ここで、クロックサイクル期間の単位は、探索深さの単位と同一である。
図8は、探索カバレッジ値の飽和の検出を示すグラフである。曲線L3では、クロックサイクル期間Δtの探索カバレッジ値の変化量は規格値ΔCよりも大きいので、探索カバレッジ値の飽和は検出されない。一方、曲線L4では、クロックサイクル期間Δtの探索カバレッジ値の変化量は規格値ΔCに収まっているので、探索カバレッジ値の飽和が検出される。
探索カバレッジ値算出部2は、探索カバレッジ値の飽和の飽和を検出すると、検出結果を表示部3へ通知する。表示部3は、検出結果に応じて当該検出結果を表示する。この静的検証装置のユーザは、当該表示を視認することにより、実行した静的検証が飽和状態にあることを認識することができる。また、この飽和状態が回路上妥当なものであるかを判断することが出来る。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述のプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 静的検証部
2 探索カバレッジ値算出部
3 表示部
4 判定部
11 到達可能な状態数
12 到達した状態数
13 検証結果
21 探索カバレッジ値
51 回路記述
52 プロパティ
53 制約条件
54 制限時間
100、200 静的検証装置
CLK クロック信号
en イネーブル信号
g_out[2:0] 出力
60 グレイコードカウンタ
L1 曲線
L2 曲線

Claims (13)

  1. 回路記述及びプロパティを読み込む読込手順と、
    前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出する静的検証手順と、
    前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出する探索カバレッジ値算出手順と、
    前記探索カバレッジ値を視認可能な状態で表示する表示手順と、をコンピュータに実行させる、
    静的検証プログラム。
  2. 前記探索カバレッジ値は、前記到達可能な状態数と前記到達した状態数との比であることを特徴とする、
    請求項1に記載の静的検証プログラム。
  3. 前記探索カバレッジ値は、前記到達した状態数を、前記到達可能な状態数で除した値であることを特徴とする、
    請求項2に記載の静的検証プログラム。
  4. 前記探索カバレッジ値算出手順は、算出した前記探索カバレッジ値の探索深さに対する変化を示すグラフを作成し、
    前記表示手順は、前記グラフを視認可能な状態で表示することを特徴とする、
    請求項1乃至3いずれか一項に記載の静的検証プログラム。
  5. 前記探索カバレッジ値算出手順は、予め定められた探索深さ内における前記探索カバレッジ値が予め定められた第1の値よりも小さい場合を、前記探索カバレッジ値が飽和したものとして検出し、
    前記表示手順は、前記検出の結果に応じて、前記探索カバレッジ値が飽和したことを視認可能な状態で表示することを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の静的検証プログラム。
  6. 前記読込手順は、前記静的検証の制限時間を読み込み、
    前記静的検証手順は、前記静的検証を開始してから検証結果が得られないまま前記制限時間が経過した場合には、当該静的検証を強制終了することを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の静的検証プログラム。
  7. 回路記述及びプロパティが記憶された記憶部と、
    前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出する静的検証部と、
    前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出する探索カバレッジ値算出部と、
    前記探索カバレッジ値を探索深さに応じて視認可能な状態で表示する表示部と、を備える、
    静的検証装置。
  8. 前記探索カバレッジ値は、前記到達可能な状態数と前記到達した状態数との比であることを特徴とする、
    請求項7に記載の静的検証装置。
  9. 前記探索カバレッジ値は、前記到達した状態数を、前記到達可能な状態数で除した値であることを特徴とする、
    請求項8に記載の静的検証装置。
  10. 前記探索カバレッジ値算出部は、算出した前記探索カバレッジ値の探索深さに対する変化を示すグラフを作成し、
    前記表示部は、前記グラフを視認可能な状態で表示することを特徴とする、
    請求項7乃至9のいずれか一項に記載の静的検証装置。
  11. 前記探索カバレッジ値算出部は、予め定められた探索深さ内における前記探索カバレッジ値が予め定められた第1の値よりも小さい場合を、前記探索カバレッジ値が飽和したものとして検出し、
    前記表示部は、前記検出結果に応じて前記探索カバレッジ値が飽和したことを視認可能な状態で表示することを特徴とする、
    請求項7乃至10のいずれか一項に記載の静的検証装置。
  12. 前記記憶部は、静的検証の制限時間が更に記憶され、
    前記静的検証部は、前記静的検証を開始してから検証結果が得られないまま前記制限時間が経過した場合には、当該静的検証を強制終了することを特徴とする、
    請求項7乃至11のいずれか一項に記載の静的検証装置。
  13. 静的検証部が、記憶部に記憶された回路記述及びプロパティを読み込み、前記プロパティに基づいて前記回路記述の静的検証を実行するとともに、当該静的検証において到達可能な状態数と、当該静的検証における探索深さに応じて到達した状態数と、を算出し、
    探索カバレッジ値算出部が、前記到達可能な状態数及び前記到達した状態数に基づいて探索カバレッジ値を算出し、
    表示部が、前記探索カバレッジ値を探索深さに応じて視認可能な状態で表示する、
    静的検証方法。
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