JP2002032427A - Lsiの接続検証装置、接続検証方法および接続検証プログラムを記録した媒体 - Google Patents

Lsiの接続検証装置、接続検証方法および接続検証プログラムを記録した媒体

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JP2002032427A
JP2002032427A JP2000218898A JP2000218898A JP2002032427A JP 2002032427 A JP2002032427 A JP 2002032427A JP 2000218898 A JP2000218898 A JP 2000218898A JP 2000218898 A JP2000218898 A JP 2000218898A JP 2002032427 A JP2002032427 A JP 2002032427A
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hierarchical
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layout
circuit
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Nobuyuki Harashima
信之 原島
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一階層にフラットに設計された回路図データと
レイアウトデータの接続一致検証を効率化する。 【解決手段】 フラットなレイアウトデータ2から、レ
イアウトネットリスト抽出手段5、論理ゲート合成手段
7および階層ネットリスト化手段8によりレイアウト側
階層ネットリスト13を作成し、同様に、フラットな回
路図データ3から、回路ネットリスト抽出手段6、論理
ゲート合成手段7および階層ネットリスト化手段8によ
り回路側階層ネットリスト17を作成する。対応セル抽
出手段9によりレイアウト側階層ネットリスト13と回
路側階層ネットリスト14から対応セルを抽出して対応
セルリストを作成し、対応する階層セル毎に階層ネット
比較手段10により比較し不一致があれば接続エラーと
して比較検証結果4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIの接続検証
装置、接続検証方法および接続検証プログラムを記録し
た媒体に関し、特に、回路図データとレイアウトデータ
等の二つのデータにおける回路接続の一致照合を効率化
するLSIの接続検証装置、接続検証方法および接続検
証プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの設計方法には、大別してフラッ
ト設計と称する方法と階層設計と称する方法とがある。
フラット設計とは、チップをインバータ回路、NAND
回路、フリップフロップなどの基本ゲートの組合せとし
て直接的に構成する設計方法であり、階層設計とは、チ
ップと基本ゲートとの間に基本ゲートの組合せ回路から
なる階層セルを設け、チップを複数の階層セルで構成
し、各階層セルを基本ゲートおよび下位階層のセルで構
成する設計方法である。一般に、フラット設計は、比較
的小規模なLSIの設計に適し、階層設計は、大規模な
LSIの設計に適するとされている。
【0003】LSIのレイアウト設計終了後に、レイア
ウト設計において回路図どおりに素子が設けられ接続さ
れているかを検証するが、接続検証には、それぞれの設
計方法に対応した接続検証システムが使用される。図1
8は、フラット設計の接続検証に用いる第1の従来例の
接続検証システムの構成図であり、図19は、階層設計
の接続検証に用いる第2の従来例の接続検証システムの
構成図である。
【0004】図18の第1の従来例では、接続検証装置
101は、フラットな構成のレイアウトデータ102よ
り第1のレイアウト側ネットリスト111を抽出するレ
イアウトネットリスト抽出手段105と、フラットな構
成の回路図データ103より第1の回路側ネットリスト
115に変換する回路ネットリスト抽出手段106と、
第1のレイアウト側ネットリスト111および第1の回
路側ネットリスト115のそれぞれに対してインバータ
回路、NAND回路等の論理ゲート部を抽出してIN
V,NAND等の論理ゲート記号で表した第2のレイア
ウト側ネットリスト112および第2の回路側ネットリ
スト116を作成する論理ゲート合成手段107と、第
2のレイアウト側ネットリスト112と第2の回路側ネ
ットリスト116との間の論理ゲート間接続を比較して
一致検証し接続エラーを比較検証結果104に出力する
ネット比較手段108とから構成されている。
【0005】図18の接続検証システムにおいては、先
ず、レイアウトデータ102よりネットリストの抽出お
よび並列素子等の縮約処理がなされ、第1のレイアウト
側ネットリスト111が作られる。次に、トランジスタ
等の素子がインバータ回路、NAND回路等の論理ゲー
トに合成され第2のレイアウト側ネットリスト112が
作られる。同様に、回路図データ103もネットリスト
変換され縮約処理されて第1の回路側ネットリスト11
5が作られ、トランジスタ等の素子レベルで記述されて
いる部分はインバータ回路、NAND回路等の論理ゲー
トに合成されて第2の回路側ネットリスト116が作ら
れる。このようにして作られた第2のレイアウト側ネッ
トリスト112と第2の回路側ネットリスト116とが
比較され、接続エラーが比較検証結果104に出力され
る。
【0006】しかしながら、第1の従来例では、LSI
チップ全体のゲートについてレイアウト側と回路側とが
一致しているかを比較するので、接続検証の対象が数万
トランジスタ以上の規模のLSIチップである場合に
は、接続エラーにより発生するレイアウト側のゲートと
回路側ゲートとの対応関係の混乱を修復することが困難
となってくる。このため、接続エラーが多数存在すると
きにはエラーレポートが場合によっては十万行に上るほ
ど膨大になり、真のエラー個所の検出および原因の解析
には数日から1週間程度の長時間を要していた。
【0007】これに対して、図19の第2の従来例で
は、階層構成の階層レイアウトデータ122より第1の
レイアウト側階層ネットリスト131を抽出する階層レ
イアウトネットリスト抽出手段125と、階層構成の階
層回路図データ123より第1の回路側階層ネットリス
ト135に変換する階層回路ネットリスト抽出手段12
6と、第1のレイアウト側階層ネットリスト131およ
び第1の回路側階層ネットリスト135のそれぞれに対
してインバータ回路、NAND回路等の論理ゲート部を
抽出してINV,NAND等の論理ゲート記号で表した
第2のレイアウト側階層ネットリスト132および第2
の回路側階層ネットリスト136を作成する論理ゲート
合成手段127と、第2のレイアウト側階層ネットリス
ト132と第2の回路側階層ネットリスト136との間
で階層セル間接続および各階層セル内の論理ゲート間接
続を比較して一致検証し接続エラーを比較検証結果12
4に出力する階層ネット比較手段128とから構成され
ている。
【0008】図19の接続検証システムにおいては、第
1の従来例と同様の処理が階層を保持して処理され、第
2のレイアウト側階層ネットリスト132および第2の
回路側階層ネットリスト136に加えて、回路側とレイ
アウト側の対応しているセルを記述した対応セルリスト
134を階層ネット比較手段128に入力し、対応セル
リスト134に書かれたセル単位で階層ネット比較がな
され、接続エラーが比較検証結果124に出力される。
【0009】第2の従来例では、レイアウト側および回
路側の対応する階層毎に比較するので、接続エラーによ
る対応関係の混乱が大きく軽減され、エラーレポートが
無闇に増大することがないので、接続エラー個所の検出
および原因の解析が容易となる。
【0010】しかしながら、レイアウト側の各階層セル
と回路側の各階層セルとが予め完全に対応していること
が前提であり、フラット設計の接続検証に適用する場合
および回路側とレイアウト側の階層セルの対応が不完全
なレイアウトデータと回路図データの接続検証に適用す
る場合には、回路設計者とレイアウト設計者とが協力し
て回路側とレイアウト側の階層セル境界を再設定し完全
な対応セルリスト134を作成する煩雑な作業を新たに
必要とするので、数十万トランジスタ以上の規模の大き
いLSIチップでなければ接続検証に要する時間の短縮
には結びつかなかった。
【0011】また、特開平7−334545号公報に
は、レイアウト側の階層セルと回路側の階層セルとが完
全には対応していないときでも、階層セルの境界を変更
するなどの試行を繰り返すことにより接続エラーの発生
個数が少なくなる対応を抽出して照合を進めることがで
きるようにネット比較手段を改良した技術が記載されて
いる。しかしながら、この技術においてもレイアウト側
の階層セルと回路側の階層セルとの対応の不完全の程度
が大であるときには接続検証に要する時間が急増してし
まうので、フラット設計で多くの接続エラーを含むデー
タの接続検証に適用した場合の接続検証に要する時間の
短縮には効果がなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、第1の
従来例の接続検証システムは、数万トランジスタ以下の
規模のLSIの接続検証に適し、第2の従来例の接続検
証システムは、数十万トランジスタ以上の規模のLSI
の接続検証に適する。これに対して、数万トランジスタ
から数十万トランジスタの規模のLSIの接続検証で
は、第1の従来例、第2の従来例のいずれによっても接
続検証に長時間を要していた。
【0013】本発明の目的は、数万トランジスタから数
十万トランジスタの規模のLSIの接続検証に適した接
続検証装置および接続検証方法を提供することにあり、
具体的には、フラットな構成のレイアウトデータとフラ
ットな構成の回路図データをもとにレイアウト側階層ネ
ットリスト、回路側階層ネットリストおよび対応セルリ
ストを自動的に生成して接続検証を実行するLSIの接
続検証装置および接続検証方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明のL
SIの接続検証装置は、論理ゲートレベルでフラットに
記述された第1のフラットネットリストと論理ゲートレ
ベルでフラットに記述された第2のフラットネットリス
トとを入力し、前記第1のフラットネットリストおよび
前記第2のフラットネットリストのそれぞれに対してネ
ットリスト内の各ノードの接続数を算出し、接続数の小
さいノードから順次にノードに接続する論理ゲートおよ
びセルをグループ化してグループ化部分に対応する上位
階層セルを生成し、グループ化部分と置換して第1の階
層ネットリストおよび第2の階層ネットリストを作成す
る階層ネットリスト化手段と、前記第1の階層ネットリ
ストおよび前記第2の階層ネットリストを対照して対応
する階層セルを検出し対応セルリストを作成する対応セ
ル抽出手段と、前記対応セルリストに記録された対応す
る階層セル単位毎に前記第1の階層ネットリストと前記
第2の階層ネットリストとを比較し、不一致を接続エラ
ーとして検出し出力する階層ネット比較手段とを備えて
いる。
【0015】または、LSIのレイアウトデータから素
子および素子間の接続を抽出し、並列または直列の素子
を縮約してフラットに記述された素子レベルレイアウト
側ネットリストを作成するレイアウトネットリスト抽出
手段と、LSIの回路図データからネットリスト抽出
し、並列または直列の素子を縮約してフラットに記述さ
れた素子レベル回路側ネットリストを作成する回路ネッ
トリスト抽出手段と、前記素子レベルレイアウト側ネッ
トリストおよび前記素子レベル回路側ネットリストのそ
れぞれについて論理ゲート部を抽出して論理ゲート表記
に置換してゲートレベルレイアウト側ネットリストおよ
びゲートレベル回路側ネットリストを作成する論理ゲー
ト合成手段と、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリ
ストおよび前記ゲートレベル回路側ネットリストのそれ
ぞれに対してネットリスト内の各ノードについて外部端
子、論理ゲートの入出力端子および階層セルの入出力端
子への接続の総計である接続数を算出し、接続数の小さ
いノードから順次にノードに接続する論理ゲートおよび
セルをグループ化してグループ化部分に対応する上位階
層セルを生成し、グループ化部分と置換してレイアウト
側階層ネットリストおよび回路側階層ネットリストを作
成する階層ネットリスト化手段と、前記レイアウト側階
層ネットリストおよび前記回路側階層ネットリストを対
照して対応する階層セルを検出し対応セルリストを作成
する対応セル抽出手段と、前記対応セルリストに記録さ
れた対応する階層セル単位毎に前記レイアウト側階層ネ
ットリストと前記回路側階層ネットリストとの接続を比
較し、不一致を接続エラーを検出して出力する階層ネッ
ト比較手段とを備えて構成してもよい。
【0016】第1の発明のLSIの接続検証装置による
検証方法は、レイアウトデータから素子および接続を抽
出し論理ゲートを構成する部分を論理ゲート表記に置換
してフラットに記述されたゲートレベルレイアウト側ネ
ットリストを作成するレイアウト側ネットリスト作成ス
テップと、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト
内の各ノードについて外部端子、論理ゲートの入出力端
子および階層セルの入出力端子への接続の総計である接
続数を算出し接続数の小さいノードから順次にノードに
接続する論理ゲートおよびセルをグループ化してグルー
プ化部分に対応する上位階層セルを生成しグループ化部
分と置換してレイアウト側階層ネットリストを作成する
レイアウト側階層化ステップとを備えるレイアウト側階
層ネットリスト作成処理と、回路図データからネットリ
ストを抽出し論理ゲートを構成する部分を論理ゲート表
記に置換してフラットに記述されたゲートレベル回路側
ネットリストを作成する回路側ネットリスト作成ステッ
プと、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト内の
各ノードの接続数を算出し接続数の小さいノードから順
次にノードに接続する論理ゲートおよびセルをグループ
化してグループ化部分に対応する上位階層セルを生成し
グループ化部分と置換して回路側階層ネットリストを作
成する回路側階層化ステップとを備える回路側階層ネッ
トリスト作成処理と、前記レイアウトデータと前記回路
図データとで予め対応させて同一名称として初期定義し
た端子またはノードである初期対応ノードが全て一致す
るレイアウト側階層ネットリスト内の階層セルと回路側
階層ネットリスト内の階層セルとの対を抽出して対応セ
ルリストを作成する対応セルリスト作成ステップと、前
記対応セルリストを参照して対応する階層セル単位毎に
レイアウト側階層ネットリストと回路側階層ネットリス
トとを比較し不一致を接続エラーとして検出し出力する
比較検証ステップとを備える接続検証処理とを有してい
る。
【0017】第2の発明のLSIの接続検証装置は、L
SIのレイアウトデータから素子および素子間の接続を
抽出し、並列または直列の素子を縮約してフラットに記
述された素子レベルレイアウト側ネットリストを作成す
るレイアウトネットリスト抽出手段と、LSIの回路図
データからネットリスト抽出し、並列または直列の素子
を縮約してフラットに記述された素子レベル回路側ネッ
トリストを作成する回路ネットリスト抽出手段と、前記
素子レベルレイアウト側ネットリストおよび前記素子レ
ベル回路側ネットリストのそれぞれについて論理ゲート
部を抽出して論理ゲート表記に置換してゲートレベルレ
イアウト側ネットリストおよびゲートレベル回路側ネッ
トリストを作成する論理ゲート合成手段と、前記ゲート
レベルレイアウト側ネットリストと前記ゲートレベル回
路側ネットリストとから前記レイアウトデータと前記回
路図データとで予め対応させて同一名称として初期定義
した端子またはノードである初期対応ノードを抽出して
初期対応ノードリストを作成する初期対応ノード抽出処
理手段と、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト
と前記初期対応ノードリストまたはゲートレベル回路側
ネットリストと前記初期対応ノードリストを読み込み前
記ゲートレベルレイアウト側ネットリストまたはゲート
レベル回路側ネットリストの各ノードについて外部端
子、論理ゲートの入出力端子および階層セルの入出力端
子への接続の総計を算出して接続数とし前記初期対応ノ
ードリストに記録されたノードについてはその接続数に
加算数m(m≧1の整数)を加算した後に接続数の小さ
いノードから順次にノードに接続する論理ゲートおよび
階層セルをグループ化して上位の階層セルとすることに
より階層化してレイアウト側階層ネットリストまたは回
路側階層ネットリストを作成する階層ネットリスト化手
段と、ネットリスト内の各ノードの接続数を算出し、接
続数の小さいノードから順次にノードに接続する論理ゲ
ートおよびセルをグループ化してグループ化部分に対応
する上位階層セルを生成し、グループ化部分と置換して
レイアウト側階層ネットリストおよび回路側階層ネット
リストを作成する階層ネットリスト化手段と、前記レイ
アウト側階層ネットリストおよび前記回路側階層ネット
リストを対照して対応する階層セルを検出し対応セルリ
ストを作成する対応セル抽出手段と、前記対応セルリス
トに記録された対応する階層セル単位毎に前記レイアウ
ト側階層ネットリストと前記回路側階層ネットリストと
の接続を比較し、不一致を接続エラーを検出して出力す
る階層ネット比較手段とを備えている。
【0018】第2の発明のLSIの接続検証装置による
接続検証方法は、レイアウトデータから素子および接続
を抽出し論理ゲートを構成する部分を論理ゲート表記に
置換してフラットに記述されたゲートレベルレイアウト
側ネットリストを作成するレイアウト側ネットリスト作
成処理と、回路図データからネットリストを抽出し論理
ゲートを構成する部分を論理ゲート表記に置換してフラ
ットに記述されたゲートレベル回路側ネットリストを作
成する回路側ネットリスト作成処理と、前記ゲートレベ
ルレイアウト側ネットリストと前記ゲートレベル回路側
ネットリストとから前記レイアウトデータと前記回路図
データとで予め対応させて同一名称として初期定義した
端子またはノードである初期対応ノードを抽出して初期
対応ノードリストを作成する初期対応ノード抽出ステッ
プと、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前
記初期対応ノードリストを読み込み前記ゲートレベルレ
イアウト側ネットリストの各ノードについて外部端子、
論理ゲートの入出力端子および階層セルの入出力端子へ
の接続の総計を算出して接続数とし前記初期対応ノード
リストに記録されたノードについてはその接続数に加算
数m(m≧1の整数)を加算した後に接続数の小さいノ
ードから順次にノードに接続する論理ゲートおよび階層
セルをグループ化して上位の階層セルとすることにより
階層化してレイアウト側階層ネットリストをレイアウト
側階層化ステップと、前記ゲートレベル回路側ネットリ
ストと前記初期対応ノードリストを読み込み前記ゲート
レベル回路側ネットリストの各ノードについて接続数を
算出し前記初期対応ノードリストに記録されたノードに
ついてはその接続数に加算数mを加算した後に接続数の
小さいノードから順次にノードに接続する論理ゲートお
よび階層セルをグループ化して上位の階層セルとするこ
とにより階層化して回路側階層ネットリストを作成する
回路側階層化ステップとを備える階層ネットリスト作成
処理と、前記初期対応ノードが全て一致するレイアウト
側階層ネットリスト内の階層セルと回路側階層ネットリ
スト内の階層セルとの対を抽出して対応セルリストを作
成する対応セルリスト作成ステップと、前記対応セルリ
ストを参照して対応する階層セル単位毎にレイアウト側
階層ネットリストと回路側階層ネットリストとを比較し
不一致を接続エラーとして検出し出力する比較検証ステ
ップとを備える接続検証処理とを有している。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施の形態の接続検証装置を含む接続検証システムの構
成図である。
【0020】図1の接続検証システムは、フラットな構
成のレイアウトデータ2とフラットな構成の回路図デー
タ3とを入力し、接続検証を実行して比較検証結果4を
出力する接続検証装置1とを備えている。
【0021】接続検証装置1は、レイアウトデータ2か
らトランジスタ、抵抗、容量などの素子および素子間の
接続を抽出し、並列または直列の素子を縮約して素子レ
ベルのレイアウト側ネットリストである第1のレイアウ
ト側ネットリスト11を作成するレイアウトネットリス
ト抽出手段5と、回路図データ3からネットリスト抽出
し、並列または直列の素子を縮約して素子レベルの回路
側ネットリストである第1の回路側ネットリスト15を
作成する回路ネットリスト抽出手段6と、第1のレイア
ウト側ネットリスト11および第1の回路側ネットリス
ト15のそれぞれに対してインバータ回路、NAND回
路等の論理ゲート部を抽出してINV,NAND等の論
理ゲート表記に置換してゲートレベルのレイアウト側ネ
ットリストである第2のレイアウト側ネットリスト12
およびゲートレベルの回路側ネットリストである第2の
回路側ネットリスト16を作成する論理ゲート合成手段
7とを備えている。
【0022】接続検証装置1は、さらに、第2のレイア
ウト側ネットリスト12および第2の回路側ネットリス
ト16のそれぞれに対してネットリスト内の各ノードの
接続数を算出し、接続数の小さいノードから順次にノー
ドに接続する論理ゲートおよびセルをグループ化してグ
ループ化部分に対応する上位階層セルを生成し、グルー
プ化部分と置換してレイアウト側階層ネットリスト13
および回路側階層ネットリスト17を作成する階層ネッ
トリスト化手段8と、レイアウト側階層ネットリスト1
3および回路側階層ネットリスト17を対照して対応す
る階層セルを検出し対応セルリスト14を作成する対応
セル抽出手段9と、対応セルリスト14を参照して対応
セルリスト14に記録された対応する階層セル単位毎に
レイアウト側階層ネットリスト13と回路側階層ネット
リスト17とを比較し、不一致を接続エラーとして検出
して比較検証結果4に出力する階層ネット比較手段10
とを備えている。
【0023】レイアウトネットリスト抽出手段5は、レ
イアウトデータ2に必要な図形論理演算等の図形処理を
行なった後、トランジスタ、抵抗、容量などの素子を抽
出し、素子間を接続している配線の等電位追跡を行い、
レイアウトに忠実なネットリストを抽出した後に、並列
または直列の素子を縮約する処理を行ない第1のレイア
ウト側ネットリスト11を作成する。
【0024】回路ネットリスト抽出手段6は、SPIC
E形式、EDIF形式などを回路図データ3をネットリ
ストに変換し、並列または直列の素子を縮約する処理を
行なって第1の回路側ネットリスト15を作成する。
【0025】論理ゲート合成手段7は、第1のレイアウ
ト側ネットリスト11および第1の回路側ネットリスト
15のそれぞれに対してインバータ回路、NAND回路
等の論理ゲート部を抽出して、その部分をINV、NA
NDなどの論理ゲート表記に直した第2のレイアウト側
ネットリスト12および第2の回路側ネットリスト16
を作成する。
【0026】階層ネットリスト化手段8は、第2のレイ
アウト側ネットリスト12および第2の回路側ネットリ
スト16のそれぞれに対して、ネットリスト内の各ノー
ドについて、そのノードがいくつの端子(外部端子、論
理ゲートの入出力端子および階層セルの入出力端子)と
接続されているかを示す接続数を計数して、接続数の小
さいノードから順次にノードを選択してこれに接続する
論理ゲートおよびセルをグループ化してグループ化部分
に対応する上位階層セルを生成し、グループ化部分と置
換してレイアウト側階層ネットリスト13および回路側
階層ネットリスト17を作成する。
【0027】対応セル抽出手段9は、レイアウト側階層
ネットリスト13および回路側階層ネットリスト17に
おける対応する階層セルを対応セルとして対応セルリス
ト14を作成する。対応しているか否かの判断では、回
路図データ3において設計者が選択した個所に付した初
期定義ノード名とレイアウトデータ2の対応する個所に
設計者が付した初期定義ノード名とが同一であるノード
を抽出して初期対応ノードとし、レイアウト側階層ネッ
トリスト13内の階層セルに含まれる初期対応ノードと
回路側階層ネットリスト17内の階層セルに含まれる初
期対応ノードとが全て一致しているときに対応セルと判
断する。
【0028】階層ネット比較手段10は、レイアウト側
階層ネットリスト13および回路側階層ネットリスト1
7を入力し、対応セルリスト14を参照して記録された
対応する階層セル単位毎にレイアウト側階層ネットリス
ト13と回路側階層ネットリスト17とを比較し接続エ
ラーを検出して比較検証結果4に出力する。
【0029】接続検証装置1は、勿論専用の装置として
構成できるが、汎用コンピュータとそれぞれの手段とし
て機能するプログラムとを用いて構成することも可能で
ある。
【0030】図2は、本発明の接続検証装置による接続
検証方法を示すフロー図である。
【0031】図2(a)のレイアウト側階層ネットリス
ト作成処理では、まず、ステップa21で、レイアウト
ネットリスト抽出手段5によりレイアウトデータ2から
素子および接続を抽出して第1のレイアウト側ネットリ
スト11を作成する。
【0032】次に、ステップa22で、論理ゲート合成
手段7により第1のレイアウト側ネットリスト11の論
理ゲートを構成する部分を抽出し、INV、NAND等
の論理ゲート表記に置換して第2のレイアウト側ネット
リスト12を作成する。
【0033】次に、ステップa23で、階層ネットリス
ト化手段8により、第2のレイアウト側ネットリスト1
2内の各ノードの接続数を算出し、接続数の小さいノー
ドから順次に、ノードに接続する論理ゲートおよびセル
をグループ化してグループ化部分に対応する上位階層セ
ルを生成し、グループ化部分と置換してレイアウト側階
層ネットリスト13を作成する。
【0034】同様に、図2(b)の回路側階層ネットリ
スト作成処理では、先ず、ステップb21で、回路ネッ
トリスト抽出手段6により回路図データ3からネットリ
ストを抽出して第1の回路側ネットリスト15を作成す
る。
【0035】次に、ステップb22で、論理ゲート合成
手段7により第1の回路側ネットリスト15の論理ゲー
トを構成する部分を抽出し、論理ゲート表記に置換して
第2の回路側ネットリスト16を作成する。
【0036】次に、ステップb23で、階層ネットリス
ト化手段8により、第2の回路側ネットリスト16内の
各ノードの接続数を算出し、接続数の小さいノードから
順次に、ノードに接続する論理ゲートおよびセルをグル
ープ化してグループ化部分に対応する上位階層セルを生
成し、グループ化部分と置換して回路側階層ネットリス
ト17を作成する。
【0037】以上のようにして、レイアウト側階層ネッ
トリスト13および回路側階層ネットリスト17を作成
した後に、図2(c)の接続検証処理に進み、ステップ
c21でレイアウト側階層ネットリスト13を対応セル
抽出手段9に読み込み、ステップc22で回路側階層ネ
ットリスト17を対応セル抽出手段9に読み込む。
【0038】次に、ステップc23で、対応セル抽出手
段9により、設計初期段階でレイアウトデータ2と回路
図データ3とで予め対応させて定義した端子またはノー
ドである初期対応ノードが全て一致するレイアウト側階
層ネットリスト13内の階層セルと回路側階層ネットリ
スト17内の階層セルとの対を抽出して対応セルとし対
応セルリスト14を作成する。
【0039】次に、ステップc24で、階層ネット比較
手段10により、対応セルリスト14を参照して対応す
る階層セル単位毎にレイアウト側階層ネットリスト13
と回路側階層ネットリスト17とを比較し、接続エラー
を検出して比較検証結果4に出力して接続検証処理を終
了する。
【0040】次に、ステップb23の回路側階層ネット
リストの作成ステップの詳細について説明する。図3
は、ステップb23の詳細フロー図である。
【0041】先ず、サブステップ31で、第2の回路側
ネットリスト16内の各ノードについて端子(外部端
子、論理ゲートの入出力端子および階層セルの入出力端
子)への接続数を算出して第1のリストファイル41に
記録するとともに、接続数の最大値を検出して最大接続
数Nmaxとする。
【0042】次に、サブステップ32で、処理対象接続
数Nを2に初期設定する。
【0043】次に、サブステップ33で、第2の回路側
ネットリスト16から接続数Nのノードを抽出するとと
もに一旦第2の回路側ネットリスト16から削除した後
に、抽出したノードから階層化処理対象ノードを選択
し、階層化処理対象ノードに接続する論理ゲートおよび
階層セルをグループ化して上位階層セルを生成し、生成
された上位階層セルの内部回路定義部分を第2のリスト
ファイル42に書き込むとともに生成された上位階層セ
ルの接続記述部分を第2の回路側ネットリスト16に書
き込む処理を全ての抽出されたノードについて実行す
る。
【0044】次に、サブステップ34で、処理対象接続
数Nが最大接続数Nmaxより小さいか否かを判断す
る。
【0045】サブステップ34でN<Nmaxであると
判断されたときにはサブステップ35に進み、処理対象
接続数Nに1を加えてからサブステップ33に戻る。
【0046】サブステップ34でN≧Nmaxであると
判断されたときにはサブステップ36に進み、第2の回
路側ネットリスト16の記録内容と第2のリストファイ
ル42の記録内容とを合体させて回路側階層ネットリス
トを作成し、ステップb23を終了する。
【0047】図4は、図3のサブステップ33のさらに
詳細なフロー図である。
【0048】サブステップ33が開始すると、先ず、下
位サブステップ51で、第1のリストファイル41から
処理対象接続数Nのノードを検索し、そのノード名を羅
列した第3のリストファイル43を作成する。
【0049】次に、下位サブステップ52で、第3のリ
ストファイル43の最初にあるノードを階層化処理対象
ノードとして設定し、階層化処理対象ノードを第3のリ
ストファイル43より削除する。
【0050】次に、下位サブステップ53で、階層化処
理対象ノードが接続している全ての論理ゲートおよび階
層セルを第2の回路側ネットリスト16より抽出する。
【0051】次に、下位サブステップ54で、抽出され
た全ての論理ゲートおよび階層セルに接続されているノ
ードにおいて、第3のリストファイル43にあり、第4
のリストファイル44にはないノードがあれば第4のリ
ストファイル44に書き込み、抽出された論理ゲートお
よび階層セルを第2の回路側ネットリスト16から削除
して第5のリストファイル45へ移す。
【0052】次に、下位サブステップ55で、第4のリ
ストファイル44が空であるか否かを判断する。
【0053】下位サブステップ55で第4のリストファ
イル44が空ではないと判断されたときには下位ステッ
プ56に進み、第4のリストファイル44より最初の1
ノードを抽出して新たな階層化処理対象ノードに設定
し、第3のリストファイル43および第4のリストファ
イル44から階層化処理対象ノードを削除してから下位
サブステップ53に戻る。
【0054】下位サブステップ55で第4のリストファ
イル44が空であると判断されたときには下位ステップ
57に進み、第5のリストファイル45内の論理ゲート
および階層セルを上位階層セルとして階層化し第6のリ
ストファイル46へ書き込むとともに第5のリストファ
イル45から削除する。
【0055】次に、下位サブステップ58で、第3のリ
ストファイル43が空であるか否かを判断し、空ではな
いと判断されたときには下位サブステップ52に戻る。
【0056】下位サブステップ58で第3のリストファ
イル43が空であると判断されたときには下位サブステ
ップ59に進み、第6のリストファイル46内の上位階
層セルの接続記述部分を第2の回路側ネットリスト16
に書き込み、上位階層セルの内部回路定義部分を第2の
リストファイル42へ移動させてサブステップ33の処
理を終了する。
【0057】以上に回路側のステップb23およびサブ
ステップ33の詳細について説明したが、レイアウト側
のステップa23についても、図3および図4で第2の
回路側ネットリスト16を第2のレイアウト側ネットリ
スト12と読み替え、回路側階層ネットリスト17をレ
イアウト側階層ネットリスト13と読み替えればそのま
ま適用できる。
【0058】次に、図2(c)のステップc23の詳細
について説明する。図5は、ステップc23の詳細フロ
ー図である。
【0059】先ず、サブステップ61で、レイアウト側
階層ネットリスト13と回路側階層ネットリスト17と
でノード名が同一の初期定義ノード名を抽出し、初期対
応ノードとして第7のリストファイル47に記録する。
【0060】次に、サブステップ62で、レイアウト側
階層ネットリスト13から各レイアウト側階層セルの入
出力端子となる端子ノード名を抽出し回路側階層ネット
リスト17から各回路側階層セルの入出力端子となる端
子ノード名を抽出して第8のリストファイル48に記録
する。
【0061】次に、サブステップ63で、第8のリスト
ファイル48に記録されたレイアウト側階層セルの端子
ノード名と回路側階層セルの端子ノード名とが第7のリ
ストファイル47に記録された初期対応ノードについて
一致するレイアウト側階層セルと回路側階層セルとを抽
出して対応セルリスト14に書き込み、ステップc23
を終了する。レイアウト側階層セルの端子ノード名のう
ちの初期対応ノードと回路側階層セルの端子ノード名の
うちの初期対応ノードとが1対1で完全に対応している
場合にのみ対応セルリスト14に書き込む。
【0062】次に、例題回路を用いて本発明による接続
検証の具体例を説明する。図6(a)は、第2の回路側
ネットリスト16の例題回路データを回路図表現で示し
た図で、A,B,C,D,E,F,G,Hは初期定義ノ
ードであり、INV1,INV2、INV3およびIN
V4はインバータ回路であり、NAND1,NAND2
およびNAND3は2入力のNAND回路である。N
1,N2,N3は、回路図データ3から第1の回路側ネ
ットリスト15を抽出するときにノードに対して生成さ
れるノード名である。図6(b)は、図6(a)の例題
回路を回路シミュレータSPICE用のネットリストで
表現した第2の回路側ネットリスト16である。
【0063】図6(b)の第2の回路側ネットリスト1
6から回路側階層ネットリスト17を作成する図2のス
テップb23を具体的に説明する。
【0064】図2のステップb23を開始すると、先
ず、図3のサブステップ31を実行して図6(b)の第
2の回路側ネットリストからノード名とその接続数を対
記した第1のリストファイル41を作る。 図7(a)
は、サブステップ31の完了時点の第1のリストファイ
ル41の記録内容を示す。最大接続数Nmaxは、第1
のリストファイル41からNmax=4と設定される。
【0065】次にサブステップ32でN=2が設定さ
れ、サブステップ33に進み、先ず接続数2のノードに
接続されているものを階層セル化する。サブステップ3
3の詳細については図4を参照して説明する。下位サブ
ステップ51で、第1のリストファイル41から接続数
2のノードを検索して第3のリストファイル43を作
る。図7(a)の第1のリストファイル41には接続数
2のノードはN3だけであるから、第3のリストファイ
ル43の内容は図7(b)のようになる。
【0066】下位サブステップ52ではノードN3を階
層化処理対象ノードとして選択するとともにノードN3
を第3のリストファイル43から削除し、結果として第
3のリストファイル43は空となる。下位サブステップ
54では、階層化処理対象ノードであるノードN3が接
続している論理ゲートであるINV3およびNAND3
を抽出する。
【0067】下位サブステップ54で、抽出されたIN
V3およびNAND3に接続されたノード(D,N3,
N2,H)の中に第3のリストファイル43にあり、第
4のリストファイル44にはないノードがあれば第4の
リストファイル44に書き込むが、第3のリストファイ
ル43および第4のリストファイル44はいずれも空で
あるため、図7(c)のように、第4のリストファイル
44には書き込みが行われず、空のままとなる。また下
位サブステップ54では同時に、抽出されたINV3お
よびNAND3を第2の回路側ネットリスト16から削
除し、第5のリストファイル45に図7(d)のように
記録する。
【0068】下位サブステップ55では、第4のリスト
ファイル44が空であるので下位サブセット57へ進
み、下位サブステップ57では図7(d)の第5のリス
トファイル45の内容を階層セルして第6のリストファ
イル46に記憶し、第5のリストファイル45の内容を
削除する。図8(a)は、下位サブステップ57完了時
点での第6のリストファイル46の内容を示す図であ
る。
【0069】下位サブステップ58では、第3のリスト
ファイル43が空のため、下位サブステップ59に進
み、図8(a)の第6のリストファイル46の内容のう
ち階層セルの記述部分である X008 D N2 H CLL2 を第2の回路側ネットリスト16に書き込み、内部定義
部分である SUBCKT CLL2 D N2 H X003 D N3 INV3 X007 N2 N3 H NAND3 .ENDS CLL2 を第2のリストファイル42へ移動する。この結果、第
2の回路側ネットリスト16の内容は、図8(b)のよ
うに変更され、第2のリストファイル42の内容は、図
8(c)のようになる。
【0070】以上で図3のサブステップ33を完了して
サブステップ34に移り、接続数N=2で最大接続数N
max=4より小さいので、サブステップ35に進ん
で、接続数Nが+1されN=3としてサブステップ33
へ戻る。
【0071】次に、接続数N=3のノードについて再び
サブステップ33を実行する。図7(a)から接続数N
=3のノードN2を階層化処理対象ノードとして図4の
下位サブステップ51から下位サブステップ59までを
実行し、ノードN2が接続されているINV2,NAN
D2およびCLL2をまとめて上位階層セルCLL3と
する。図9(a)は、N=3のノードN3についてサブ
ステップ33完了時点での第2の回路側ネットリスト1
6の内容を示す図であり、図9(b)は、同時点での第
2のリストファイル42の内容を示す図である。
【0072】サブステップ33の完了後、サブステップ
34に進み、接続数N=3がNmax=4より小さいの
でサブステップ35で接続数Nを+1してN=4とす
る。
【0073】次に、ステップ33へ戻り、接続数N=4
のノードについて再びサブステップ33を実行する。図
7(a)から接続数N=4のノードN1を階層化処理対
象ノードとして図4の下位サブステップ51から下位サ
ブステップ59までを実行し、ノードN1が接続されて
いるINV1,INV4,NAND1およびCLL3を
まとめて上位階層セルCLL4とする。図10(a)
は、N=4のノードN1についてサブステップ33完了
時点での第2の回路側ネットリスト16の内容を示す図
であり、図10(b)は、同時点での第2のリストファ
イル42の内容を示す図である。
【0074】サブステップ33の完了後、サブステップ
34に進み、接続数N=4がNmax=4より小さくは
ないのでサブステップ36に進んで図10(a)の第2
の回路側ネットリスト16の内容と図10(b)の第2
のリストファイル42の内容とを合体して回路側階層ネ
ットリスト17を作成する。
【0075】図11(b)は、例題回路の回路側階層ネ
ットリスト17の内容を示す図であり、図11(a)
は、図11(b)を回路図表現で示した図ある。このよ
うにしてINV1,INV2,INV3,INV4,N
AND1,NAND2およびNAND3により構成され
た例題回路のフラットなネットリストである図6
(a),(b)からINV3とNAND3とで構成され
る階層セルCLL2、CLL2とINV2とNAND2
とで構成される上位の階層セルCLL3およびCLL3
とINV1とINV4とNAND1とで構成されるさら
に上位の階層セルCLL4により構成された階層ネット
リスト、図11(a),図11(b)が作成される。
【0076】以上の回路側のネットリストについてと同
様の処理がレイアウト側のネットリストに対しても行わ
れるが、例題回路のレイアウトにおいては接続ミスが生
じたために図12(a)のようにレイアウト側にはノー
ドN4が生成されてNAND2の入力が接続され、結果
として階層セルCLL2L,CLL3LおよびCLL3
ALにより構成された回路が抽出されたものとして、対
応セルリスト14の作成を説明する。図12(b)は、
例題回路のレイアウト側階層ネットリスト13である。
【0077】図2(c)のステップc21で、図12
(b)のレイアウト側ネットリスト13を読み込み、ス
テップc22で、図11(b)の回路側階層ネットリス
ト17を読み込む。つぎに、ステップc23が開始する
と図5のサブステップ61で、レイアウト側ネットリス
ト13と回路側階層ネットリスト17とで同一のノード
名が付された初期定義ノードA,B,C,D,E,F,
G,Hを抽出して初期対応ノードとして図13(a)の
ように第7のリストファイル47に書き込む。
【0078】サブステップ62では、レイアウト側ネッ
トリスト13に含まれる階層セルCLL3AL,CLL
3LおよびCLL2Lの端子ノード名と回路側階層ネッ
トリスト17に含まれる階層セルCLL4,CLL3お
よびCLL2の端子ノード名とを図13(b)に示すよ
うに第8のリストファイル48に抽出する。
【0079】サブステップ63では、第8のリストファ
イル48に記録された端子ノードのうち初期対応ノード
が1対1で一致しているCLL2LとCLL2、CLL
3_LとCLL3を対応セルリストに出力する。図13
(c)は、対応セルリスト14の内容を示す図である。
【0080】図2(c)に戻り、ステップc24で、レ
イアウト側ネットリスト13と回路側階層ネットリスト
17とが比較されるが、対応セルリスト14に記録され
ていない階層セルは下位の階層セルおよび論理ゲートに
展開されて比較されるため、対応セルリスト14に記録
されていないCLL3AL、CLL4は展開される。
【0081】対応セルリスト14に記録された階層セル
については対応する階層セル毎に接続検証が行なわれ
る。すなわち、CLL2LとCLL2について階層セル
を下位の階層セルと論理ゲートに展開して照合比較し一
致と判定する、同様に、CLL3LとCLL3について
階層セルを下位の階層セルと論理ゲートに展開して照合
比較し一致と判定する。レイアウト側の最上位の階層セ
ルTOPLにおけるCLL3ALが展開されたネットリ
ストと回路側の最上位の階層セルTOPにおけるCLL
4が展開されたネットリストに比較で、レイアウト側ネ
ットリストのノードN4に対応するノードが回路側ネッ
トリストに存在しないので、接続エラーとして比較検証
結果4に出力される。
【0082】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。図14は、第2の実施例の接
続検証装置1aを含む接続検証システムの構成図であ
る。本実施例では、図1の接続検証装置1に対して、第
2のレイアウト側ネットリスト12と第2の回路側ネッ
トリスト16とから初期対応ノードを抽出して初期対応
ノードリスト72を作成する初期対応ノード抽出手段7
1と第2のレイアウト側ネットリスト12と初期対応ノ
ード抽出手段71とを入力しレイアウト側階層ネットリ
スト13を作成し、また第2の回路側ネットリスト16
と初期対応ノード抽出手段71とを入力し回路側階層ネ
ットリスト17を作成する階層ネットリスト化手段8a
とを有する点が異なり、その他の構成については図1の
接続検証装置1と同一である。
【0083】初期対応ノード抽出処理手段71は、第2
のレイアウト側ネットリスト12と第2の回路側ネット
リスト16とから初期定義ノード名が一致する初期対応
ノードを抽出して初期対応ノードリスト72を作成す
る。
【0084】階層ネットリスト化手段8aは 第2のレ
イアウト側ネットリスト12と初期対応ノードリスト7
2または第2の回路側ネットリスト16と初期対応ノー
ドリスト72を読み込み、接続数を調査し、初期対応ノ
ードについてはその接続数に加算数m(m≧1の整数)
を加算した後に、接続数の小さいノードから順次にノー
ドに接続する論理ゲートおよび階層セルをグループ化し
て上位の階層セルとすることにより階層化してレイアウ
ト側階層ネットリスト13または回路側階層ネットリス
ト17を作成する。
【0085】図15(a)は第2の実施例の第2のレイ
アウト側ネットリスト作成処理フロー図である。ステッ
プa81,ステップa82は、図2(a)のステップa
21,ステップa22と同一である。また、図15
(b)は第2の実施例の第2の回路側側ネットリスト作
成フロー図である。ステップb81,ステップb82
は、図2(b)のステップb21,ステップb22と同
一である。
【0086】図15(c)は、レイアウト側および回路
側の階層ネットリスト作成フロー図である。先ず、ステ
ップc81で、第2のレイアウト側ネットリスト12を
読み込み、次にステップc82で、第2の回路側ネット
リスト16を読み込む。
【0087】次に、ステップc83で、第2のレイアウ
ト側ネットリスト12と第2の回路側ネットリスト16
とで同一の初期定義ノード名のノードを抽出し初期対応
ノードとして初期対応ノードリスト72に記録する。
【0088】次に、ステップc84で、第2の回路ネッ
トリスト16から各ノードの接続数を算出し、初期対応
ノードリスト72に記録されたノードには接続数に加算
数mを加えた後に、接続数の小さいノードから順次にそ
のノードに接続する論理ゲートおよび階層セルをグルー
プ化して上位の階層セルとして回路側階層ネットリスト
17を作成する。
【0089】次に、ステップ85で、第2のレイアウト
ネットリスト12から各ノードの接続数を算出し、初期
対応ノードリスト72に記録されたノードには接続数に
加算数mを加えた後に、接続数の小さいノードから順次
にそのノードに接続する論理ゲートおよび階層セルをグ
ループ化して上位の階層セルとしてレイアウト側階層ネ
ットリスト13を作成して階層ネットリスト作成処理を
終了する。
【0090】階層ネットリストを作成した後に、図2の
c21からc24までのフローを実行して接続検証す
る。
【0091】図16は、図15のステップc84の詳細
フロー図である。図3のステップb23のフローに比較
して、ステップ31とステップ32との間に第1のリス
トファイル41に記録されたノードのうち初期対応ノー
ドリスト72に記録されたノードの接続数に加算数mを
加え、mの加算によりノードの接続数がステップ31で
検出された最大接続数Nmaxを超えるときにはNma
xを更新するステップ91が挿入されている点以外は図
3と同一である。
【0092】レイアウトデータ2の内部ノードとこれに
対応する回路図データ3の内部ノードを予め同一の初期
定義ノード名として初期対応ノードリストに記録される
ようにしておき、第2の実施例の接続検証装置1aによ
りレイアウト側および回路側の階層ネットリストを作成
する際に、加算数mを変更することにより階層セル化の
順序を変更することが可能となる。
【0093】例えば、図6(a)で、ノードN3が初期
対応ノードJに置き換え、加算数m=2とすると、第1
のリストファイル41に記録されるノードJの接続数は
本来の接続数2に加算数m=2を加えた4となるので、
階層セル化の順序が、接続数3のノードN2、接続数4
のノードN1、接続数4のノードJの順序となる。その
結果、図17の第2の実施例による回路側階層ネットリ
スト17の回路図表現に示すように、INV2とNAN
D2とで構成される階層セルCLL2B、CLL2Bと
INV1とINV4とNAND1とで構成されるCLL
3B、およびCLL3BとINV3とNAND3とで構
成されるCLL4Bに階層化され、第1の実施例による
図11(a)とは異なる階層化順序の回路側階層ネット
リストを作成することができる。
【0094】第1の実施例では、階層セルに含まれる論
理ゲート数が非常に大きくなるなどして接続エラー個所
の同定が困難な場合でも、第2の実施例の接続検証装置
1aでは、加算数mを変更して階層化順序を変えて異な
る階層ネットリストを生成して接続検証することによ
り、接続エラー個所の同定が容易となるようにネットリ
ストを再作成することができる。
【0095】第2の実施例の接続検証装置1aを専用の
装置として構成することも、汎用コンピュータとそれぞ
れの手段として機能するプログラムとを用いて構成する
ことも、いずれも可能であることは、第1の実施例の接
続検証装置1と同様である。
【0096】なお、レイアウト側の階層セルと回路側の
階層セルとの対応が不完全なレイアウトデータと回路図
データの接続検証に対しても、レイアウトデータおよび
回路図データのそれぞれの階層を展開し、一旦フラット
なレイアウトデータおよび回路図データを作成した後
に、本発明の接続検証装置1または1aを適用すること
が可能であることは明らかである。
【0097】また、接続検証装置1および1aを、レイ
アウトデータと回路図データを入力して両者の回路接続
が同一であるかを検証する接続検証装置として説明した
が、接続検証の対象は、レイアウトデータと回路図デー
タとに限定されるものではなく、CMOS回路の回路ネ
ットリストとBiCMOS回路の回路ネットリストの一
致検証等の種々のデータまたはネットリストの比較に応
用できることも明白である。したがって、第2のレイア
ウト側ネットリストに相当する第1のフラットネットリ
ストと第2の回路側ネットリストに相当する第2のフラ
ットネットリストとを直接に入力して階層ネットリスト
化手段8によりそれぞれのネットリストを階層化するよ
うにしてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のLSI
の接続検証装置および接続検証方法では、フラットな構
成のレイアウトデータとフラットな構成の回路図データ
をもとにレイアウト側の階層セルと回路側の階層セルと
を組み上げ、レイアウト側階層ネットリスト、回路側階
層ネットリストおよび対応セルリストを自動的に生成し
て接続検証を実行するので、フラットな構成のネットリ
ストのままで比較できる実用的限界であった数万トラン
ジスタ以上の規模のLSIにおいて検証時間を低減する
ことが可能となる。特に、数万トランジスタ以上で、か
つ、設計の最初の段階から回路側とレイアウト側との階
層構造を厳密に合わせて設計する階層設計による検証時
間低減効果が期待できる規模である数十万トランジスタ
よりも小さい規模のLSIの接続検証おいて、接続検証
を効率化でき、検証時間の低減効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の接続検証装置を含む接
続検証システム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例の接続検証装置による接
続検証方法を示すフロー図である。
【図3】図2におけるステップb23の詳細フロー図で
ある。
【図4】図3おけるサブステップ33の詳細なフロー図
である。
【図5】図2におけるステップc23の詳細フロー図で
ある。
【図6】(a)は、第2の回路側ネットリスト16の例
題回路データを回路図表現で示した図であり、(b)
は、回路シミュレータSPICE用のネットリストで表
現した第2の回路側ネットリスト16である。
【図7】(a)は、第1のリストファイルの内容を示す
図であり、(b)は、第3のリストファイルの内容を示
す図であり、(c)は、第4のリストファイルの内容を
示す図であり、(d)は、第5のリストファイルの内容
を示す図である。
【図8】(a)は、第6のリストファイルの内容を示す
図であり、(b)は、第2の回路側ネットリストの内容
を示す図であり、(c)は、第2のリストファイルの内
容を示す図である。
【図9】(a)は、階層セルCLL3作成後の第2の回
路側ネットリストの内容を示す図であり、(b)は、階
層セルCLL3作成後の第2のリストファイルの内容を
示す図である。
【図10】(a)は、階層セルCLL4作成後の第2の
回路側ネットリストの内容を示す図であり、(b)は、
階層セルCLL4作成後の第2のリストファイルの内容
を示す図である。
【図11】(a)は、例題回路の回路側階層ネットリス
トを回路図表現で示した図あり、(b)は、回路側階層
ネットリストの内容を示す図であり、
【図12】(a)は、例題回路のレイアウトにおいて接
続ミスがあるときのレイアウト側階層ネットリストを回
路図表現で示した図あり、(b)は、レイアウト側階層
ネットリストの内容を示す図である。
【図13】(a)は、第7のリストファイルの内容を示
す図であり、(b)は、第8のリストファイルの内容を
示す図であり、(c)は、対応セルリストの内容を示す
図である。
【図14】第2の実施例の接続検証装置を含む接続検証
システムの構成図である。
【図15】(a)は、第2の実施例の第2のレイアウト
側ネットリスト作成処理フロー図であり、(b)は第2
の実施例の第2の回路側側ネットリスト作成フロー図で
あり、(c)は、レイアウト側および回路側の階層ネッ
トリスト作成フロー図である。
【図16】図15におけるステップc84の詳細フロー
図である。
【図17】第2の実施例による回路側階層ネットリスト
の回路図表現である。
【図18】第1の従来例の接続検証システムの構成図で
ある。
【図19】第2の従来例の接続検証システムの構成図で
ある。
【符号の説明】
1,1a 接続検証装置 2 レイアウトデータ 3 回路図データ 4 比較検証結果 5 レイアウトネットリスト抽出手段 6 回路ネットリスト抽出手段 7 論理ゲート合成手段 8,8a 階層ネットリスト化手段 9 対応セル抽出手段 10 階層ネット比較手段 11 第1のレイアウト側ネットリスト 12 第2のレイアウト側ネットリスト 13 レイアウト側階層ネットリスト 14 対応セルリスト 15 第1の回路側ネットリスト 16 第2の回路側ネットリスト 17 回路側階層ネットリスト 41 第1のリストファイル 42 第2のリストファイル 43 第3のリストファイル 44 第4のリストファイル 45 第5のリストファイル 46 第6のリストファイル 47 第7のリストファイル 48 第8のリストファイル 71 初期対応ノード抽出手段 72 初期対応ノードリスト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理ゲートレベルでフラットに記述され
    た第1のフラットネットリストと論理ゲートレベルでフ
    ラットに記述された第2のフラットネットリストとを入
    力し、前記第1のフラットネットリストおよび前記第2
    のフラットネットリストのそれぞれに対してネットリス
    ト内の各ノードの接続数を算出し、接続数の小さいノー
    ドから順次にノードに接続する論理ゲートおよびセルを
    グループ化してグループ化部分に対応する上位階層セル
    を生成し、グループ化部分と置換して第1の階層ネット
    リストおよび第2の階層ネットリストを作成する階層ネ
    ットリスト化手段と、 前記第1の階層ネットリストおよび前記第2の階層ネッ
    トリストを対照して対応する階層セルを検出し対応セル
    リストを作成する対応セル抽出手段と、 前記対応セルリストに記録された対応する階層セル単位
    毎に前記第1の階層ネットリストと前記第2の階層ネッ
    トリストとを比較し、不一致を接続エラーとして検出し
    出力する階層ネット比較手段とを備えることを特徴とす
    るLSIの接続検証装置。
  2. 【請求項2】 LSIのレイアウトデータから素子およ
    び素子間の接続を抽出し、並列または直列の素子を縮約
    してフラットに記述された素子レベルレイアウト側ネッ
    トリストを作成するレイアウトネットリスト抽出手段
    と、 LSIの回路図データからネットリスト抽出し、並列ま
    たは直列の素子を縮約してフラットに記述された素子レ
    ベル回路側ネットリストを作成する回路ネットリスト抽
    出手段と、 前記素子レベルレイアウト側ネットリストおよび前記素
    子レベル回路側ネットリストのそれぞれについて論理ゲ
    ート部を抽出して論理ゲート表記に置換してゲートレベ
    ルレイアウト側ネットリストおよびゲートレベル回路側
    ネットリストを作成する論理ゲート合成手段と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストおよび前記
    ゲートレベル回路側ネットリストのそれぞれに対してネ
    ットリスト内の各ノードについて外部端子、論理ゲート
    の入出力端子および階層セルの入出力端子への接続の総
    計である接続数を算出し、接続数の小さいノードから順
    次にノードに接続する論理ゲートおよびセルをグループ
    化してグループ化部分に対応する上位階層セルを生成
    し、グループ化部分と置換してレイアウト側階層ネット
    リストおよび回路側階層ネットリストを作成する階層ネ
    ットリスト化手段と、 前記レイアウト側階層ネットリストおよび前記回路側階
    層ネットリストを対照して対応する階層セルを検出し対
    応セルリストを作成する対応セル抽出手段と、 前記対応セルリストに記録された対応する階層セル単位
    毎に前記レイアウト側階層ネットリストと前記回路側階
    層ネットリストとの接続を比較し、不一致を接続エラー
    を検出して出力する階層ネット比較手段とを備えること
    を特徴とするLSIの接続検証装置。
  3. 【請求項3】 レイアウトデータから素子および接続を
    抽出し論理ゲートを構成する部分を論理ゲート表記に置
    換してフラットに記述されたゲートレベルレイアウト側
    ネットリストを作成するレイアウト側ネットリスト作成
    ステップと、前記ゲートレベルレイアウト側ネットリス
    ト内の各ノードについて外部端子、論理ゲートの入出力
    端子および階層セルの入出力端子への接続の総計である
    接続数を算出し接続数の小さいノードから順次にノード
    に接続する論理ゲートおよびセルをグループ化してグル
    ープ化部分に対応する上位階層セルを生成しグループ化
    部分と置換してレイアウト側階層ネットリストを作成す
    るレイアウト側階層化ステップとを備えるレイアウト側
    階層ネットリスト作成処理と、 回路図データからネットリストを抽出し論理ゲートを構
    成する部分を論理ゲート表記に置換してフラットに記述
    されたゲートレベル回路側ネットリストを作成する回路
    側ネットリスト作成ステップと、前記ゲートレベルレイ
    アウト側ネットリスト内の各ノードの接続数を算出し接
    続数の小さいノードから順次にノードに接続する論理ゲ
    ートおよびセルをグループ化してグループ化部分に対応
    する上位階層セルを生成しグループ化部分と置換して回
    路側階層ネットリストを作成する回路側階層化ステップ
    とを備える回路側階層ネットリスト作成処理と、 前記レイアウトデータと前記回路図データとで予め対応
    させて同一名称として初期定義した端子またはノードで
    ある初期対応ノードが全て一致するレイアウト側階層ネ
    ットリスト内の階層セルと回路側階層ネットリスト内の
    階層セルとの対を抽出して対応セルリストを作成する対
    応セルリスト作成ステップと、前記対応セルリストを参
    照して対応する階層セル単位毎にレイアウト側階層ネッ
    トリストと回路側階層ネットリストとを比較し不一致を
    接続エラーとして検出し出力する比較検証ステップとを
    備える接続検証処理とを有することを特徴とするLSI
    の接続検証方法。
  4. 【請求項4】 前記レイアウト階層化ステップが、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト内の各ノー
    ドについて外部端子、論理ゲートの入出力端子および階
    層セルの入出力端子への接続の総計を算出して接続数と
    して第1のリストファイルに記録するとともに前記接続
    数の最大値を最大接続数として定める第1のサブステッ
    プと、 階層化の処理対象とする前記接続数を2に初期設定する
    第2のサブステップと、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストから前記接
    続数がN(N≧2の整数)のノードを抽出して処理対象
    接続数とするとともに一旦前記ゲートレベルレイアウト
    側ネットリストから削除した後に、抽出したノードから
    階層化処理対象ノードを選択し前記階層化処理対象ノー
    ドに接続する論理ゲートおよび階層セルをグループ化し
    て上位階層セルを生成し、生成された前記上位階層セル
    の内部回路定義部分を前記第2のリストファイルに書き
    込むとともに生成された前記上位階層セルの接続記述部
    分を前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストに書き
    込む処理を全ての抽出されたノードについて実行する第
    3のサブステップと、 前記処理対象接続数が最大接続数より小さいか否かを判
    断する第4のサブステップと、 前記第4のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数未満であると判断されたときに進み、処理対象接続
    数Nに1を加えてから前記第3のサブステップに戻る第
    5のサブステップと、 前記第4のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数以上であると判断されたときに進み、前記ゲートレ
    ベルレイアウト側ネットリストの記録内容と前記第2の
    リストファイルの記録内容とを合体させてレイアウト側
    階層ネットリストを作成する第6のサブステップとを備
    える請求項3記載のLSIの接続検証方法。
  5. 【請求項5】 前記回路側階層化ステップが、 前記ゲートレベル回路側ネットリスト内の各ノードにつ
    いて外部端子、論理ゲートの入出力端子および階層セル
    の入出力端子への接続数の総計を算出して接続数として
    第1のリストファイルに記録するとともに前記接続数の
    最大値を最大接続数として定める第1のサブステップ
    と、 階層化の処理対象とする前記接続数を2に初期設定する
    第2のサブステップと、 前記ゲートレベル回路側ネットリストから前記接続数が
    N(N≧2の整数)のノードを抽出して処理対象接続数
    とするとともに一旦前記ゲートレベル回路側ネットリス
    トから削除した後に、抽出したノードから階層化処理対
    象ノードを選択し前記階層化処理対象ノードに接続する
    論理ゲートおよび階層セルをグループ化して上位階層セ
    ルを生成し、生成された前記上位階層セルの内部回路定
    義部分を前記第2のリストファイルに書き込むとともに
    生成された前記上位階層セルの接続記述部分を前記ゲー
    トレベル回路側ネットリストに書き込む処理を全ての抽
    出されたノードについて実行する第3のサブステップ
    と、 前記処理対象接続数が最大接続数より小さいか否かを判
    断する第4のサブステップと、 前記第4のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数未満であると判断されたときに進み、処理対象接続
    数Nに1を加えてから前記第3のサブステップに戻る第
    5のサブステップと、 前記第4のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数以上であると判断されたときに進み、前記ゲートレ
    ベル回路側ネットリストの記録内容と前記第2のリスト
    ファイルの記録内容とを合体させて回路側階層ネットリ
    ストを作成する第6のサブステップとを備える請求項3
    記載のLSIの接続検証方法。
  6. 【請求項6】 前記対応セルリスト作成ステップが、 前記レイアウト側階層ネットリストと前記回路側階層ネ
    ットリストとでノード名が同一の初期定義ノードを抽出
    し初期対応ノードとして初期対応ノードリストファイル
    に記録する第1のサブステップと、 前記レイアウト側階層ネットリストから各レイアウト側
    階層セルの入出力端子となる端子ノード名を抽出し前記
    回路側階層ネットリストとから各回路側階層セルの入出
    力端子となる端子ノード名を抽出して端子ノードリスト
    ファイルに記録する第2のサブステップと、 前記端子ノードリストファイルに記録されたレイアウト
    側階層セルの端子ノード名と回路側階層セルの端子ノー
    ド名とが前記初期対応ノードリストファイルに記録され
    た初期対応ノードについて一致するレイアウト側階層セ
    ルと回路側階層セルとを抽出して対応セルリストに書き
    込む第3のサブステップとを備える請求項3記載のLS
    Iの接続検証方法。
  7. 【請求項7】 コンピューターに、 レイアウトデータから素子および接続を抽出し論理ゲー
    トを構成する部分を論理ゲート表記に置換してフラット
    に記述されたゲートレベルレイアウト側ネットリストを
    作成するレイアウト側ネットリスト作成機能と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト内の各ノー
    ドの接続数を算出し接続数の小さいノードから順次にノ
    ードに接続する論理ゲートおよびセルをグループ化して
    グループ化部分に対応する上位階層セルを生成しグルー
    プ化部分と置換してレイアウト側階層ネットリストを作
    成するレイアウト側階層化機能と、 回路図データからネットリストを抽出し論理ゲートを構
    成する部分を論理ゲート表記に置換してフラットに記述
    されたゲートレベル回路側ネットリストを作成する回路
    側ネットリスト作成機能と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト内の各ノー
    ドの接続数を算出し接続数の小さいノードから順次にノ
    ードに接続する論理ゲートおよびセルをグループ化して
    グループ化部分に対応する上位階層セルを生成しグルー
    プ化部分と置換して回路側階層ネットリストを作成する
    回路側階層化機能と、 前記レイアウトデータと前記回路図データとで予め対応
    させて定義した端子またはノードである初期対応ノード
    が全て一致するレイアウト側階層ネットリスト内の階層
    セルと回路側階層ネットリスト内の階層セルとの対を抽
    出して対応セルリストを作成する対応セルリスト作成機
    能と、 前記対応セルリストを参照して対応する階層セル単位毎
    にレイアウト側階層ネットリストと回路側階層ネットリ
    ストとを比較し不一致を接続エラーとして検出し出力す
    る比較検証機能とを実現させるためのLSIの接続検証
    プログラムを記録した媒体。
  8. 【請求項8】 LSIのレイアウトデータから素子およ
    び素子間の接続を抽出し、並列または直列の素子を縮約
    してフラットに記述された素子レベルレイアウト側ネッ
    トリストを作成するレイアウトネットリスト抽出手段
    と、 LSIの回路図データからネットリスト抽出し、並列ま
    たは直列の素子を縮約してフラットに記述された素子レ
    ベル回路側ネットリストを作成する回路ネットリスト抽
    出手段と、 前記素子レベルレイアウト側ネットリストおよび前記素
    子レベル回路側ネットリストのそれぞれについて論理ゲ
    ート部を抽出して論理ゲート表記に置換してゲートレベ
    ルレイアウト側ネットリストおよびゲートレベル回路側
    ネットリストを作成する論理ゲート合成手段と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前記ゲー
    トレベル回路側ネットリストとから前記レイアウトデー
    タと前記回路図データとで予め対応させて同一名称とし
    て初期定義した端子またはノードである初期対応ノード
    を抽出して初期対応ノードリストを作成する初期対応ノ
    ード抽出処理手段と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前記初期
    対応ノードリストまたはゲートレベル回路側ネットリス
    トと前記初期対応ノードリストを読み込み前記ゲートレ
    ベルレイアウト側ネットリストまたはゲートレベル回路
    側ネットリストの各ノードについて外部端子、論理ゲー
    トの入出力端子および階層セルの入出力端子への接続の
    総計を算出して接続数とし前記初期対応ノードリストに
    記録されたノードについてはその接続数に加算数m(m
    ≧1の整数)を加算した後に接続数の小さいノードから
    順次にノードに接続する論理ゲートおよび階層セルをグ
    ループ化して上位の階層セルとすることにより階層化し
    てレイアウト側階層ネットリストまたは回路側階層ネッ
    トリストを作成する階層ネットリスト化手段と、ネット
    リスト内の各ノードの接続数を算出し、接続数の小さい
    ノードから順次にノードに接続する論理ゲートおよびセ
    ルをグループ化してグループ化部分に対応する上位階層
    セルを生成し、グループ化部分と置換してレイアウト側
    階層ネットリストおよび回路側階層ネットリストを作成
    する階層ネットリスト化手段と、 前記レイアウト側階層ネットリストおよび前記回路側階
    層ネットリストを対照して対応する階層セルを検出し対
    応セルリストを作成する対応セル抽出手段と、 前記対応セルリストに記録された対応する階層セル単位
    毎に前記レイアウト側階層ネットリストと前記回路側階
    層ネットリストとの接続を比較し、不一致を接続エラー
    を検出して出力する階層ネット比較手段とを備えること
    を特徴とするLSIの接続検証装置。
  9. 【請求項9】 レイアウトデータから素子および接続を
    抽出し論理ゲートを構成する部分を論理ゲート表記に置
    換してフラットに記述されたゲートレベルレイアウト側
    ネットリストを作成するレイアウト側ネットリスト作成
    処理と、 回路図データからネットリストを抽出し論理ゲートを構
    成する部分を論理ゲート表記に置換してフラットに記述
    されたゲートレベル回路側ネットリストを作成する回路
    側ネットリスト作成処理と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前記ゲー
    トレベル回路側ネットリストとから前記レイアウトデー
    タと前記回路図データとで予め対応させて同一名称とし
    て初期定義した端子またはノードである初期対応ノード
    を抽出して初期対応ノードリストを作成する初期対応ノ
    ード抽出ステップと、前記ゲートレベルレイアウト側ネ
    ットリストと前記初期対応ノードリストを読み込み前記
    ゲートレベルレイアウト側ネットリストの各ノードにつ
    いて外部端子、論理ゲートの入出力端子および階層セル
    の入出力端子への接続の総計を算出して接続数とし前記
    初期対応ノードリストに記録されたノードについてはそ
    の接続数に加算数m(m≧1の整数)を加算した後に接
    続数の小さいノードから順次にノードに接続する論理ゲ
    ートおよび階層セルをグループ化して上位の階層セルと
    することにより階層化してレイアウト側階層ネットリス
    トをレイアウト側階層化ステップと、前記ゲートレベル
    回路側ネットリストと前記初期対応ノードリストを読み
    込み前記ゲートレベル回路側ネットリストの各ノードに
    ついて接続数を算出し前記初期対応ノードリストに記録
    されたノードについてはその接続数に加算数mを加算し
    た後に接続数の小さいノードから順次にノードに接続す
    る論理ゲートおよび階層セルをグループ化して上位の階
    層セルとすることにより階層化して回路側階層ネットリ
    ストを作成する回路側階層化ステップとを備える階層ネ
    ットリスト作成処理と、 前記初期対応ノードが全て一致するレイアウト側階層ネ
    ットリスト内の階層セルと回路側階層ネットリスト内の
    階層セルとの対を抽出して対応セルリストを作成する対
    応セルリスト作成ステップと、前記対応セルリストを参
    照して対応する階層セル単位毎にレイアウト側階層ネッ
    トリストと回路側階層ネットリストとを比較し不一致を
    接続エラーとして検出し出力する比較検証ステップとを
    備える接続検証処理とを有することを特徴とするLSI
    の接続検証方法。
  10. 【請求項10】 前記レイアウト階層化ステップが、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリスト内の各ノー
    ドについて外部端子、論理ゲートの入出力端子および階
    層セルの入出力端子への接続数の総計を算出して接続数
    として第1のリストファイルに記録するとともに前記接
    続数の最大値を最大接続数として定める第1のサブステ
    ップと、 前記第1のリストファイルに記録されたノードの内前記
    初期対応ノードリストに記録されているノードを抽出し
    該ノードの接続数にmを加算するとともに加算後の接続
    数が前記第1のサブステップで定めた最大接続数を超え
    るときには最大接続数を更新する第2のサブステップ
    と、 階層化の処理対象とする前記接続数を2に初期設定する
    第3のサブステップと、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストから前記接
    続数がN(N≧2の整数)のノードを抽出して処理対象
    接続数とするとともに一旦前記ゲートレベルレイアウト
    側ネットリストから削除した後に、抽出したノードから
    階層化処理対象ノードを選択し前記階層化処理対象ノー
    ドに接続する論理ゲートおよび階層セルをグループ化し
    て上位階層セルを生成し、生成された前記上位階層セル
    の内部回路定義部分を前記第2のリストファイルに書き
    込むとともに生成された前記上位階層セルの接続記述部
    分を前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストに書き
    込む処理を全ての抽出されたノードについて実行する第
    4のサブステップと、 前記処理対象接続数が最大接続数より小さいか否かを判
    断する第5のサブステップと、 前記第5のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数未満であると判断されたときに進み、処理対象接続
    数Nに1を加えてから前記第4のサブステップに戻る第
    6のサブステップと、 前記第5のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数以上であると判断されたときに進み、前記ゲートレ
    ベルレイアウト側ネットリストの記録内容と前記第2の
    リストファイルの記録内容とを合体させてレイアウト側
    階層ネットリストを作成する第7のサブステップとを備
    える請求項9記載のLSIの接続検証方法。
  11. 【請求項11】 前記回路側階層化ステップが、 前記ゲートレベル回路側ネットリスト内の各ノードにつ
    いて外部端子、論理ゲートの入出力端子および階層セル
    の入出力端子への接続数の総計を算出して接続数として
    第1のリストファイルに記録するとともに前記接続数の
    最大値を最大接続数として定める第1のサブステップ
    と、 前記第1のリストファイルに記録されたノードの内前記
    初期対応ノードリストに記録されているノードを抽出し
    該ノードの接続数にmを加算するとともに加算後の接続
    数が前記第1のサブステップで定めた最大接続数を超え
    るときには最大接続数を更新する第2のサブステップ
    と、 階層化の処理対象とする前記接続数を2に初期設定する
    第3のサブステップと、 前記ゲートレベル回路側ネットリストから前記接続数が
    N(N≧2の整数)のノードを抽出して処理対象接続数
    とするとともに一旦前記ゲートレベル回路側ネットリス
    トから削除した後に、抽出したノードから階層化処理対
    象ノードを選択し前記階層化処理対象ノードに接続する
    論理ゲートおよび階層セルをグループ化して上位階層セ
    ルを生成し、生成された前記上位階層セルの内部回路定
    義部分を前記第2のリストファイルに書き込むとともに
    生成された前記上位階層セルの接続記述部分を前記ゲー
    トレベル回路側ネットリストに書き込む処理を全ての抽
    出されたノードについて実行する第4のサブステップ
    と、 前記処理対象接続数が最大接続数より小さいか否かを判
    断する第5のサブステップと、 前記第5のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数未満であると判断されたときに進み、処理対象接続
    数Nに1を加えてから前記第4のサブステップに戻る第
    6のサブステップと、 前記第5のサブステップで前記処理対象接続数が最大接
    続数以上であると判断されたときに進み、前記ゲートレ
    ベル回路側ネットリストの記録内容と前記第2のリスト
    ファイルの記録内容とを合体させて回路側階層ネットリ
    ストを作成する第7のサブステップとを備える請求項9
    記載のLSIの接続検証方法。
  12. 【請求項12】 コンピューターに、 レイアウトデータから素子および接続を抽出し論理ゲー
    トを構成する部分を論理ゲート表記に置換してフラット
    に記述されたゲートレベルレイアウト側ネットリストを
    作成するレイアウト側ネットリスト作成機能と、 回路図データからネットリストを抽出し論理ゲートを構
    成する部分を論理ゲート表記に置換してフラットに記述
    されたゲートレベル回路側ネットリストを作成する回路
    側ネットリスト作成機能と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前記ゲー
    トレベル回路側ネットリストとから前記レイアウトデー
    タと前記回路図データとで予め対応させて同一名称とし
    て初期定義した端子またはノードである初期対応ノード
    を抽出して初期対応ノードリストを作成する初期対応ノ
    ード抽出機能と、 前記ゲートレベルレイアウト側ネットリストと前記初期
    対応ノードリストを読み込み前記ゲートレベルレイアウ
    ト側ネットリストの各ノードについて外部端子、論理ゲ
    ートの入出力端子および階層セルの入出力端子への接続
    の総計を算出して接続数とし前記初期対応ノードリスト
    に記録されたノードについてはその接続数に加算数m
    (m≧1の整数)を加算した後に接続数の小さいノード
    から順次にノードに接続する論理ゲートおよび階層セル
    をグループ化して上位の階層セルとすることにより階層
    化してレイアウト側階層ネットリストを作成するレイア
    ウト側階層化機能と、 前記ゲートレベル回路側ネットリストと前記初期対応ノ
    ードリストを読み込み前記ゲートレベル回路側ネットリ
    ストの各ノードについて接続数を算出し前記初期対応ノ
    ードリストに記録されたノードについてはその接続数に
    加算数mを加算した後に接続数の小さいノードから順次
    にノードに接続する論理ゲートおよび階層セルをグルー
    プ化して上位の階層セルとすることにより階層化して回
    路側階層ネットリストを作成する回路側階層化機能と、 前記初期対応ノードが全て一致するレイアウト側階層ネ
    ットリスト内の階層セルと回路側階層ネットリスト内の
    階層セルとの対を抽出して対応セルリストを作成する対
    応セルリスト作成機能と、 前記対応セルリストを参照して対応する階層セル単位毎
    にレイアウト側階層ネットリストと回路側階層ネットリ
    ストとを比較し不一致を接続エラーとして検出し出力す
    る比較検証機能とを実現させるためのLSIの接続検証
    プログラムを記録した媒体。
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