JP4561004B2 - 無人搬送車両の台車連結機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人搬送車両の台車連結機構に関する。特に、自走式車両が工場の床面に敷設されている誘導路に沿って非自走式の運搬用台車を連結させて走行し、荷物を無人で搬送する無人搬送車両の台車連結機構に係る。
【0002】
【従来の技術】
例えば、部品を製造する工場では、生産された部品を荷物として別の場所へ移動させる時、荷物運搬用の無人搬送車両が用いられている。無人搬送車両は、自走式車両に荷物を積載する非自走式の台車をフックで連結させ、工場の床面に敷設される磁気テープ製の誘導路に沿って走行するようになっている。無人搬送車両の誘導路は、荷物をある場所から他の場所へ搬送するために当該場所間を接続するものとして配設されている。
無人搬送車両の搬送は、▲1▼ある場所で台車に荷物を積載し、この台車を人手によって自走式車両に連結して他の場所へ搬送を開始する。▲2▼自走式車両により荷物が積載された台車を移動先の他の場所まで搬送し、停止させる。▲3▼無人搬送車両を停止させた状態で、人手によって台車を自走式車両から切り離す。▲4▼そして、自走式車両の戻り時には、空状態の台車を自走式車両に人手によって連結させて、再び荷物を積載する場所まで戻す。このような搬送が繰返し行われている。
従来は、このように移動先において、搬送した台車を自走式車両から切り離す作業や、空状態の台車を自走式車両に連結させる作業のいわゆる台車交換作業が人手によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の無人搬送車両の搬送においては、移動先で荷物を積載した台車を自走式車両から切り離したり、空状態の台車を自走式車両に連結させる作業は人手によって行なわれているために、手間がかかるという問題があった。特に、自走式車両と台車との連結を着脱させる作業が繰返し実施される場合では、この作業を専属に行う作業者が必要になるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、移動先における自走式車両への台車交換作業である、自走式車両と台車との連結や切り離し動作を、自走式車両の駆動車輪の転蛇回転により自動的に行うことにある。すなわち、自走式車両を走行しながら台車との連結を着脱可能とする無人搬送車両の台車連結機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係る無人搬送車両の台車連結機構の第1発明は請求項1に記載されたとおりの手段をとる。
請求項1に記載の搬送車両装置は、走行案内手段にしたがって無人搬送運転可能とされた自走式車両に、荷物を積載可能とされた台車を連結させて無人搬送運転する荷物搬送車両装置における、自走式車両と台車との連結及び切り離しを自動的に行うための無人搬送車両の台車連結機構であって、
自走式車両には、走行案内手段にしたがって転蛇回転可能に車体に取付けられた一方向駆動回転の駆動車輪と、進行方向前方位置または後方位置のいずれかに設けられた台車を連結可能とする第1の連結部と、進行方向前方位置に設けられた台車を連結可能とする第2の連結部とが設けられ、
台車には、前記自走式車両の第1の連結部と連結可能とする第1の連結部位と、前記自走式車両の第2の連結部と連結可能とする第2の連結部位とが設けられ、
前記自走式車両の第2の連結部と前記台車の第2の連結部位との連結状態から切り離し状態への動作、及び自走式車両の第1の連結部と台車の第1の連結部位との切り離し状態から連結状態への動作は、車体が逆走可能となる駆動車輪の転蛇回転走行により自動的に行なわれる機構となっていることを特徴とする。
これにより、移動先における自走式車両と台車との連結及び切り離し動作を、自走式車両の駆動車輪の転蛇回転により自動的に行うことができる。
また、本発明に係る無人搬送車両の台車連結機構の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの手段をとる。
請求項2に記載の搬送車両装置は、請求項1に記載の無人搬送車両の台車連結機構にあって、
前記自走式車両の第1の連結部は、車体に回動可能に取付けられた長尺状の第1の連結部材の先端に傾斜面を形成したフックが設けられて形成されており、
台車の第1の連結部位がフックの傾斜面に当接して第1の連結部材を回動させながらフックに係合することにより連結状態となることを特徴とする。
これにより、自走式車両の第1の連結部は機構的な簡単な構造で形成され、確実な方法で自走式車両と台車とを連結状態にすることができる。
また、本発明に係る無人搬送車両の台車連結機構の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの手段をとる。
請求項3に記載の無人搬送車両の台車連結機構は、請求項1または2に記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、
前記自走式車両の第2の連結部は、車体に回動可能に取付けられれた長尺状の第2の連結部材の先端に台車の第2の連結部位が係合するフックが設けられると共に、他端に駆動車輪が所定の転蛇回転したとき駆動車輪側に配設された一方のカム部位と係合して第2の連結部材を回動させる他方のカム部位が設けられて形成されており、
駆動車輪が所定の転蛇回転したとき一方と他方のカム部位が係合して第2の連結部材を回動することにより台車の第2の連結部位と切り離し可能状態となることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構である。
これにより、台車の切り離し状態とするための動作が、駆動車輪の転舵回転により作動するカム機構により可能とされる。すなわち、切り離し動作も機構的に確実な構成によって行うことができる。
また、本発明に係る無人搬送車両の台車連結機構の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの手段をとる。
請求項4に記載の無人搬送車両の台車連結機構は、請求項1〜3のいずれかに記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、自走式車両には、当該自走式車両を駆動させる送信信号を受信する信号受信手段が設けられていることを特徴とする。
これにより、例えば自走式車両を集中制御で駆動させる場合には、自走式車両の停止や発信させる動作指令をリモート操作で行うことができる。
また、本発明に係る無人搬送車両の台車連結機構の第5の発明は、請求項5に記載されたとおりの手段をとる。
請求項5に記載の無人搬送車両の台車連結機構は、請求項1〜4のいずれかに記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、自走式車両には、当該自走式車両の走行位置を確認する手段が設けられていることを特徴とする。
これにより、自走式車両は自己の走行位置を確認することができ、例えば自走式車両を集中制御で走行させる場合には、特定の走行位置に来たときに予め空状態の台車を次に連結させる場所に待機させるよう準備をさせておくことができ、自走式車両の搬送における時間ロスをなくすことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
なお、本実施の形態の説明においては、荷物を積載した状態の台車を「実台車3A」と称し、荷物が積載されていない状態の台車を「空台車3B」と称する。
実台車と空台車を総称するときは単に「台車3」と称する。また、自走式車両2と台車3を連結させた状態の総称を「搬送車両1」と称する。
一般に無人搬送車両は、図1乃至図5に示す動力源を備えた自走式車両2と、部品等の荷物を積載する非自走式の台車3(例えば図9に示す)とが連結されて構成される。そして、無人搬送車両1は工場内に敷設された走行案内手段としての誘導路4に沿って案内されて搬送される。
本実施の形態の場合には、図9に示すように、X位置で荷物5を積載した実台車3Aを自走式車両2の前部に連結してY位置まで誘導路4yにしたがって無人搬送して行き、そのY位置で実台車3Aを切り離す。その後すぐに、Y位置に隣接したZ位置で荷物5が空となった空台車3Bを自走式車両2の後部に連結して、戻りの誘導路4xにしたがってX位置まで無人搬送で戻って来て空台車3Bを切り離す。X位置で再び荷物5を積載した実台車3Aを連結し、以後同様の搬送を繰返すようになっている。
先ず、自走式車両2の構成を、図1乃至図5に基づき説明する。図1は自走式車両の概略イメージを示す斜視図、図2は自走式車両の平面図、図3は自走式車両の正面図、図4は自走式車両の前部を示す左側面図、図5は自走式車両の後部を示す右側面図である。
自走式車両2は、車体19、駆動制御部18、第1連結部70、第2連結部80で大略構成されている。車体19は、図1で見て、車体本体部19Aとこの車体本体部19Aの進行方向前部に連結された車体前部19Bとから構成されている。なお、図1において矢印Frで示す方向が自走式車両の進行方向である。車体本体部19Aはフレーム材の枠組みで概略直方体の外枠形状に構成されている。車体前部19Bはキャスタビーム38が車体本体部19Aと連結板60を介して一体的に連結されて構成されている。車体本体部19Aの後方下部両側には固定式のキャスタ21がキャスタ台22を介して取付けられている。一方、キャスタビーム38の下部両側には首振り可能とされたキャスタ39がキャスタ台40を介して下部フレーム材に取付けられている。
駆動制御部18は、図3に示すように、車体本体部19Aの前方下部に設けられている。駆動制御部18の詳細は図6及び図7に示されている。図6は駆動制御部18を示す平面図、図7は同正面図である。なお、図6及び図7においては便宜上後述するカム板23(図4及び図5に図示)は省略して図示してある。
図7に良く示されるように、駆動車輪8は回動軸10を介して車輪枠9に回動可能に取付けられている。駆動車輪8を取付けた車輪枠9は取付部材16に図7で見て紙面方向に回動自在に取付けられている。取付部材16は取付具16aにより車体本体部19Aに固定して取付けられている。駆動車輪8は周知の方法により誘導路により案内されて無人で自走式車両を駆動走行するようになっている。
【0006】
取付部材16の前方位置には部材65を介してガイドセンサ48が設けられている。ガイドセンサ48は誘導路4を形成する磁気テープ7の信号を検知して走行モータ11を駆動制御するようになっている。走行モータ11は駆動車輪8の後部位置で車輪枠9に取付けられて配置されている。走行モータ11は自走式車両2の駆動源となっており、走行モータ11の駆動回転が駆動車輪8に回転伝達されるようになっている。走行モータ11から駆動車輪8への駆動回転伝達はベルト、歯車等の適宜手段により行われるようになっている。また、走行モータ11は周知のモータが使われる。
走行モータ11は誘導路4を形成する磁気テープ7の出力信号の種類に応じて駆動制御が行われ、自走式車両2の走行状態を制御するようになっている。例えば、速度切替用の磁気テープ7を検知したら、自走式車両2の速度は減速または加速するようになっている。
なお、走行モータ11による駆動車輪8の駆動回転は一方向のみの駆動回転となっている。すなわち、駆動車輪8は走行モータ11により逆転駆動されることはない。したがって、通常状態では前進方向に走行するように走行モータ11及び駆動車輪8の配置が行われている。
【0007】
また、取付部材16には駆動車輪を転舵させるためのステアリング機構12が設けられている。ステアリング機構12を構成するステアリングモータ14は、走行モータ11の後方位置で取付部材16に取付けられて配設されている。そして、駆動車輪8の操舵軸となるステアリング軸13の一端が車輪枠9に取付けられ、他端が取付部材16に回動自在に取付けられている。ステアリングモータ14からステアリング軸13への操舵回転伝達は、これも周知のベルト又は歯車等によって行われるようになっている。したがって、ステアリングモータ14が回転することによりステアリング軸13が回転して、駆動車輪8が転舵回転させられるようになっている。転舵回転は左右に少なくとも180度行うことが可能とされている。
これにより自走式車両2は、ステアリング機構12によって駆動車輪8が車体19に対して90度以上相対回転させれば、進行方向を反対方向に変えることができる。すなわち駆動車輪8の駆動回転方向が同一回転方向のままであっても、駆動車輪8の転舵回転を車体19に対して90度以上とすることにより自走式車両2の進行方向を逆方向に変えることができる。
【0008】
また、取付部材16の最後方位置には制御装置15が設けられている。制御装置15はガイドセンサ48によって検知された磁気テープ7内の信号を受信して、走行モータ11やステアリングモータ14の回転制御をしている。
なお、走行モータ11やステアリングモータ14を駆動させるための電源としてのバッテリ17が、図3に示すように、車体本体部19Aの前方位置に搭載されている。
【0009】
次に、第1の連結部70について説明する。第1の連結部70は車体本体部19Aの後方位置に配設されている。図1または図3に示すように、車体本体部19Aの幅方向に2本のフレーム材29、30がそれぞれ配設されている。フレーム材29には長尺状の第1の連結部材28が支持部材31を介して枢支軸32により回動可能に取付けられている。フレーム材30にはストッパ部材33が設けられている。ストッパ部材33は第1の連結部材28の自重による図で見て下方向の回動を阻止するようになっている。ストッパ部材33により回動規制される第1の連結部材28の高さ位置は、後述する台車3の第1の連結部位としてのフレーム3bの高さに対応して定められている。
【0010】
長尺状の第1の連結部位28の進行方向後端にはフック35が設けられている。フック35はその背面側に傾斜案内面36と係止片34が形成されている。傾斜案内面36は略直角三角形状で形成されている。傾斜案内面36から図で見て少し左側位置に係止片34が設けられている。これにより、図3に仮想線で示す台車3の第1の連結部位としてのフレーム3bがフック35方向へ相対移動すると、フレーム3bは傾斜案内面36に当接しながら移動する。このとき、第1の連結部材28は反時計廻り方向に回動する。フレーム3bが傾斜案内面36を越えると逆に第1の連結部材28は自重により時計廻り方向に回動して、台車3のフレーム3bは傾斜案内面36と係止片34との間の位置に係合状態となる。この係合状態により台車3は自走式車両2と連結状態となる。
【0011】
次に、第2の連結部80について説明する。第2の連結部80は車体前部19Bに設けられている。第2の連結部80を構成する第2の連結部材41は、図2に良く示されるように、2本の長尺状の部材が後方で連結された略U字状の形状に形成されている。そして、図3に良く示されるように、第2の連結部材41はキャスタビーム38に支持部材43を介して枢支軸42により上下方向に回動可能に取付けられている。枢支軸42の直前位置でキャスタビーム38の下部に取付けられた係止部材38aにより第2の連結部材41の回動規制が行われるようになっている。すなわち、第2の連結部材41の、図3で見て、時計廻り方向の回動は係止部材38aの下面に当接することにより行われるようになっている。
なお、第2の連結部材41には枢支軸42からの左右の自重バランスによって時計廻り方向の回動附勢力が常時付与されている。なお、この時計廻りの附勢力は適宜バネ部材を介在させて行うようにすれば、その回動附勢力はより確実に付与されるようになる。
2本の第2の連結部材41の先端部には略直角三角形状のフック44がそれぞれ設けられている。これにより、図3に仮想線で示すように、台車3の後述する第2の連結部位としてのフレーム3aが、このフック44と係止部材38との間に係合されることによりと台車3と自走式車両2とが連結状態とされる。
【0012】
第2の連結部材41の反時計廻り方向の強制回動は、駆動制御部18の駆動車輪8の所定の転舵回転により行われるようになっている。その構成を説明すれば、第2の連結部材41の2本の部材を連結する位置に、他方のカム部位としてのカム部材46が設けられている。カム部材46は下面に座面46aを有する略凸型形状に形成されている。
一方、駆動車輪8を有する駆動制御部18側には、その取付部材16に一方のカム部位としてのカム板23が設けられている。このカム板23は駆動車輪8の回動軸10より後方位置に設けられており、平板部23bと傾斜部23aとで構成されている。傾斜部23aは、図4に示す自走式車両を前部から見た場合には、右下方向に下がった傾斜となっている。これにより、図9に示すように駆動車輪8が所定の転舵回転を行うと、カム板23の傾斜部23aがカム部材46の座面46aに当接して、傾斜部23aの傾斜高さ分だけ第2の連結部材41を反時計廻り方向に回動させる。この回動は第2の連結部材41の先端のフック44を下方に下げる回動であるため、フック44の下がった位置では台車3の第2の連結部位としてのフレーム3aとの係合が外れる状態となる。
本実施の形態においては後述する台車3の切り離し動作が、駆動車輪8の右廻りの転舵回転により行われるようになっているため、カム板23の傾斜部23aは右下方向に下がった傾斜としているが、左廻りの転舵回転により切り離し動作を行う場合には、逆方向の左下方向に下がった傾斜として形成する必要がある。
なお、キャスタビーム38の上部には、図2及び図3に示すように、搬送車両1が誘導路4を走行する時に走行路の障害物を検知するセンサ47が設けられている。センサ47からの信号は制御装置15に送信されるようになっており、前方に搬送車両1の走行を妨げる障害物を検知したときには、制御装置15は搬送車両1の走行を停止させるように走行モータ11の駆動回転を停止するようになっている。
【0013】
図1または図2に示すように、車体本体部19Aの前部には棚板25が設けられており、この棚板25には光電スイッチ26と反射板27が載置されている。
光電スイッチ26は、例えば工場の天井付近に設置されている赤外線等の第1の光学式スイッチ61(図1に示す)から投光される信号を受信するようになっている。光電スイッチ26が受信した信号は駆動制御部18の制御装置15に送信され、制御装置15はこの光電スイッチ26が検知した信号に基づいて自走式車両2をスタートさせる制御を行うようになっている。また、棚板25には、光電スイッチ26と同様に、天井付近に設置されている第2の光学式スイッチ63(図1に示す)から投光される出力信号を反射させる反射板27が設けられている。
また、車体本体部19Aの上方のフレームには、スイッチ37が設置されている。このスイッチ37を手動で操作することにより自走式車両2をスタートさせることができるようになっている。
【0014】
次に台車3について説明する。台車3は、具体的構成を示す図面は省略したが、図3に一部仮想線で示し、図9に模式ブロックで示すように、フレーム材を組付けた略直方体型のフレーム構造の外枠形状で構成されており、荷物5を積載できるように構成されている。台車3には固定式のキャスタが周知の構成で四隅の4箇所に設けられている。台車3を構成するフレーム材の1つには、自走式車両のフック35と係合する円形パイプ状のフレーム3bが設けられている。もう1つにはフック44と係合する同様のフレーム3aが設けられている。
最後に、誘導路4について説明する。誘導路4は市販されている磁気誘導式の磁気テープ7を用いて形成される。そして、図9に示すように搬送車両1の搬送経路に一致させて工場内に敷設されている。誘導路4は駆動車輪8が走行するため、凹凸が少なく、硬い床面に敷設される。誘導路4は、搬送経路に対応させて、例えば、直進方向、直進路から左右方向の分岐路、合流路、クロス路等の走行路が自在に形成される。また、誘導路4は、等速用、速度切替用、停止用、方向変換用に分類される磁気テープ7を所定の組合せで自走式車両2の走行方法に対応させて床6に貼付される。
本実施の形態の場合には、図9に示すように誘導路4は敷設されており、この誘導路4にしたがって搬送される搬送車両1の走行制御は、一箇所で集中制御して行われる。誘導路4はX位置からY位置までの経路が荷物5を搬送する往路の誘導路4yとなっている。Y位置が荷物5を積載した実台車3Aを切り離す誘導路となっている。Z位置が空台車3Bを連結する誘導路となっている。Z位置からX位置までが復路の誘導路4xとなっている。
Y位置の誘導路4は、略円形状の軌跡に形成されている。Z位置の誘導路4は、曲線と直線とを組合わせることにより、略∪型形状と略∩型形状を繋いだ形状とした軌跡で形成されている。いずれの軌跡においても駆動車輪8は車体9に対して90度以上相対的に転舵回転することになり自走式車両2はいわゆる逆送走行状態となる。
【0015】
次に、搬送車両1の搬送制御について説明する。荷物5を搬送してきた実台車3AはY位置で自走式車両2から切り離される。センサS1は、台車3が荷物5を積載している状態であることを検出するようになっている。Y位置で自走式車両2から切り離された実台車3Aは、別の場所に移動される。センサS2は、空台車3Bが空状態であることを検出するようになっている。
本実施の形態の搬送制御においては、自走式車両2が空台車3Bを連結させるZ位置に到着する前に、次に連結させる空台車3Bをあらかじめ待機させておくため、自走式車両2が所定位置を通過する時の通過確認や、自走式車両2が一時停止している時の在車確認を行っている。自走式車両2の前部位置に備えた反射板27は第2の光学式スイッチ63から出力された信号を再び第2の光学式スイッチ63に戻すことで、自走式車両2の通過確認や在車確認を行うことができるようになっている。すなわち、センサS2が空台車3Bを検出した後、S点位置にて第2の光学式スイッチ63により自走式車両2がS点に到着したことが確認されると、第1の光学式スイッチ61から投光される出力信号を光電スイッチ26が受けて、自走式車両2はスタートする。仮に、空台車3Bが検出されないときには、自走式車両はS点位置で停止したまま空台車3Bが確認されるまで待機する。そして確認された時点でスタートする。
【0016】
次に、以上のように構成される搬送車両1の、実台車3Aを自走式車両2から切り離す動作、及び自走式車両2に空台車3Bを連結させる動作を、図面に基づいて説明する。図10は誘導路4のY位置で自走式車両2が台車3を切り離す動作を示す模式図である。図11は誘導路4のZ位置で自走式車両2が台車3を連結する動作を示す模式図である。
先ず、図10に基づいて誘導路4のY位置で台車3を自走式車両2から切り離す動作の場合について説明する。
自走式車両2は、荷物5を積載した実台車3Aを後方側から押しながら往路側の誘導路4yを走行してくる。前述した図9に示すS点で自走式車両2の位置確認とセンサS1によって空台車3Bの存在の確認が検出されるとX位置に向けて走行してくる。そして、X位置では、駆動車輪8は円形状の誘導路4に沿って時計廻り方向に所定の速度で走行する。この走行において、自走式車両2の車体19は駆動車輪8の旋回に追従して位置を変えようとする。しかし、円形状の軌跡は比較的小さい円形状であるため追従が追いつかずに車体19との相対位置回転が90度をこえた状態となり、自走式車両2は逆走状態となって後退走行する。
自走式車両2が逆走状態になるとき、駆動車輪8側の一方のカム部位であるカム板23の傾斜部23aも、車体9に対して相対回転状態となって、第2の連結部材41のカム部材46の座面46aに係合する。すると、傾斜部23aと座面46aのカム構成により第2の連結部材41は回動させられ、第2の連結部材41の先端のフック44を下方に下げる。フック44が下方に下がることにより実台車3Aのフレーム3aはフック44から外れた状態となり、この状態で自走式車両2が後退走行することにより台車3は自走式車両2から切り離される。
以上の切り離し動作を更に詳細に分析して説明する。駆動車輪8が誘導路4の位置Aに達した時、ステアリング機構12は駆動車輪8の進行方向を左方向に転舵する。この状態で、自走式車両2が走行し続けると、自走式車両2と連結している実台車3Aは、図9に示すように、例えば所定位置で一列に配置可能な姿勢になるように移動させる。
【0017】
走行車輪8が円形軌跡の位置Bに達すると、ステアリング機構12は駆動車輪8の進行方向を右旋回に舵取り開始する。この時、自走式車両2の車体19は、駆動車輪8の転舵回転に追従して向きを変えようとするが、追従できずに駆動車輪8との相対回転を大きくする。この相対回転を大ききしながら駆動車輪8の走行が進むと、ついには90度を越える相対回転となって自走式車両2を後退走行する状態となる。位置Cの状態は後退走行状態となっている。なお、駆動車輪8が位置Cの状態では、図8に示すように、カム板23がカム部材46を押し上げて、第2の連結部材41のフック44を下げた状態にする。これにより自走式車両2と実台車3Aとの連結は切り離された状態となり、誘導路4cを駆動車輪8が走行する自走式車両2の後退走行により完全に切り離される。切り離された実台車3Aは、例えば所定位置で一列に配置可能な姿勢になるように移動させられる。
実台車3Aを切り離した自走式車両2は、単独で次のZ位置に向けて走行し続ける。駆動車輪8が誘導路4dに来ると、自走式車両2の車体19の姿勢は駆動車輪8の走行方向に追従して正常の進行方向の姿勢状態となって走行されるようになる。
【0018】
次に、図11に基づいて誘導路4のZ位置で自走式車両2に台車3を連結させる動作について説明する。
自走式車両2は、Z位置に来ると、駆動車輪8は誘導路4e、4f、4gで形成される略∪型形状の軌跡に沿って走行する。この時、空台車3Bは待機した状態にあり、空台車3Bに対して自走式車両2は誘導路4e、4f、4gの走行により後ろ向きの状態となって接近する。すなわち、誘導路4fから4gに向けて駆動車輪8が走行するとき、駆動車輪8の旋回に追従して自走式車両2の車体19は姿勢を変えようとするが、追従できなくて、車体19に対して駆動車輪8は相対回転状態となる、この相対回転状態が誘導路4gの走行時には90度を越えた状態となって、駆動車輪8が位置Dで駆動車輪8の走行により車体19は逆走状態となり、自走式車両2は後退走行することになる。
自走式車両2の後退走行時に、自走式車両2の第1の連結部材28のフック35が、空台車3Bの第1の連結部位としてのフレーム3bに係合して、連結状態として搬送車両1状態とする。連結状態された搬送車両1は誘導路4iに沿った搬送により牽引状態となって走行していく。その後、復路の誘導路4xに沿って走行していき、最初のX位置まで戻る。そして、同様の搬送作業が繰返し行われる。
【0019】
以上の連結動作を更に詳細に説明すると、駆動車輪8が位置Eに達すると、第1の連結部材28が備えるフック35の傾斜案内面36が、台車3の第1の連結部位としてのフレーム3bと当接開始する。この状態で自走式車両2が走行し続け、駆動車輪8が位置Fに達すると、第1の連結部材28は自重に抗して回動し、フレーム3bをフック35と係止片34の間に係合する。この係合により空台車3Bは自走式車両2と連結状態とされる。
【0020】
以上説明したように、本実施の形態においては、自走式車両2は、荷物5を搬送してきた実台車3Aを自走式車両2から切り離した後、空台車3Bを自走式車両2に連結する台車3の交換作業を、駆動車輪8の一方向の駆動回転の走行で、かつ走行しながら行うことができるものである。
【0021】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができるものである。
例えば、上述の実施の形態の場合には、実台車3Aを移動先に搬送し、空台車3Bを戻す交換作業の場合について説明したが、逆に、空台車を移動先に搬送し、実台車を戻す交換作業の場合にも適用できるものである。
また、自走式車両2の後方に第1の連結部70を、前方に第2の連結部80をそれぞれ設けた搬送車両1について説明したが、例えば自走式車両2の同じ方向に第1の連結部70と第2の連結部80を設けてもよく、請求項1に関する第1の連結部と第2の連結部を自走式車両に設置する箇所は適宜変更可能である。
また、自走式車両2の後方に第1の連結部70を1箇所設けて空台車3Bを連結させたが、請求項1に関する第1の連結部を自走式車両の前後両方に設けてもよい。
また、上述した実施の形態の場合には、第1の連結部70及び第2の連結部80のフック35、44は上下方向に回動して台車の第1の連結部位3b及び第2の連結部位3aと係合する場合について説明したが、車体幅方向の左右方向に回動して係合する構成とすることもできる。
また、自走式車両2の前方でフック44が連結している台車3のフレーム3aを切り離し、自走式車両2の後方でフック35が連結する台車3のフレーム3bと係合させたが、自走式車両と台車との連結方法、自走式車両から台車を切り離す方法、台車との連結及び切り離しを行う自走式車両の場所は、種々変更可能なものである。
なお、無人搬送方法として磁気テープ7で形成される誘導路4を用いる方法について説明したが、無人搬送方法としては周知の各種方法を適用することができるものである。
また、略直角三角形状で形成されるフック35、44をそれぞれ円形パイプ状のフレーム3a、3bに係合させて自走式車両2と台車3を連結させたが、フックやフレームの形状、自走式車両と台車との連結構成は種々考えられるものである。
また、カム部材46がカム板23と当接した時にフック44が下がるように構成したが、フック44を下げる方法は種々考えられるものである。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明による無人搬送車両の台車連結機構によれば、自走式車両に連結させる台車の交換作業時では、移動先における自走式車両と台車との連結及び切り離し動作を、自走式車両の駆動車輪の転蛇回転により、自動的に行うことができる。すなわち、自走式車両は走行しながら台車との連結を着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式車両の概略イメージを示す斜視図である。
【図2】自走式車両の平面図を示す。
【図3】自走式車両の正面図を示す。
【図4】自走式車両の前方側を示す側面図である。
【図5】自走式車両の後方側を示す側面図である。
【図6】自走式車両の駆動制御部を示す概略平面図である。
【図7】自走式車両の駆動制御部を示す概略正面図である。
【図8】自走式車両と台車との連結を解放するため、フックを下げる時の動作を示す模式図である。
【図9】自走式車両が走行する誘導路の概略レイアウトを示す図である。
【図10】自走式車両が台車を切り離す操作を示す模式図である。
【図11】自走式車両が台車を連結する操作を示す模式図である。
【符号の説明】
1…搬送車両
2…自走式車両
3…台車
3a…フレーム(第2の連結部位)
3b…フレーム(第1の連結部位)
4…誘導路(走行案内手段)
8…駆動車輪
19…車体
19A…車体本体部
19B…車体前部
23…カム板(一方のカム部位)
26…光電スイッチ(信号受信手段)
27…反射板(走行位置確認手段)
28…第1の連結部材(第1の連結部)
35…フック(第1の連結部)
36…傾斜案内面
41…第2の連結部材(第2の連結部)
44…フック(第2の連結部)
46…カム部材(他方のカム部位)

Claims (5)

  1. 走行案内手段にしたがって無人搬送運転可能とされた自走式車両に、荷物を積載可能とされた台車を連結させて無人搬送運転する荷物搬送車両装置における、自走式車両と台車との連結及び切り離しを自動的に行うためのの無人搬送車両の台車連結機構であって、
    自走式車両には、走行案内手段にしたがって転蛇回転可能に車体に取付けられた一方向駆動回転の駆動車輪と、進行方向前方位置または後方位置のいずれかに設けられた台車を連結可能とする第1の連結部と、進行方向前方位置に設けられた台車を連結可能とする第2の連結部とが設けられ、
    台車には、前記自走式車両の第1の連結部と連結可能とする第1の連結部位と、前記自走式車両の第2の連結部と連結可能とする第2の連結部位とが設けられ、
    前記自走式車両の第2の連結部と前記台車の第2の連結部位との連結状態から切り離し状態への動作、及び自走式車両の第1の連結部と台車の第1の連結部位との切り離し状態から連結状態への動作は、車体が逆走可能となる駆動車輪の転蛇回転走行により自動的に行なわれる機構となっていることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構。
  2. 請求項1に記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、
    前記自走式車両の第1の連結部は、車体に回動可能に取付けられた長尺状の第1の連結部材の先端に傾斜案内面を形成したフックが設けられて形成されており、
    台車の第1の連結部位がフックの傾斜案内面に当接して第1の連結部材を回動させながらフックに係合することにより連結状態となることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構。
  3. 請求項1または2に記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、
    前記自走式車両の第2の連結部は、車体に回動可能に取付けられれた長尺状の第2の連結部材の先端に台車の第2の連結部位が係合するフックが設けられると共に、他端に駆動車輪が所定の転蛇回転したとき駆動車輪側に配設された一方のカム部位と係合して第2の連結部材を回動させる他方のカム部位が設けられて形成されており、
    駆動車輪が所定の転蛇回転したとき一方と他方のカム部位が係合して第2の連結部材を回動することにより台車の第2の連結部位と切り離し可能状態となることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、
    自走式車両には、当該自走式車両を駆動させる送信信号を受信する信号受信手段が設けられていることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の無人搬送車両の台車連結機構であって、
    自走式車両には、当該自走式車両の走行位置を確認する手段が設けられていることを特徴とする無人搬送車両の台車連結機構。
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