JP4437318B2 - 搬送機及びそれを用いた搬送方法 - Google Patents

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本発明は、台車を牽引して台車に載せた部品や荷物等の物品を搬送する搬送機に関し、特に、台車を搬送する搬送ルートを単純化することができる搬送機及びこの搬送機を用いた物品搬送方法に関する。
例えば自動車製造工場では、搬送機が製造ラインへの部品の搬送に用いられている。搬送機としては、工場に敷設された誘導路に沿って自走するものが知られており、この種の搬送機には複数の台車が連結されていて、搬送機が台車を牽引して、部品供給場所から所定の作業現場へ、部品を搬送するようになっている。
このような搬送機が特許文献1〜3に開示されている。
特開平6−183232号公報 特開平10−315956号公報 特開2003−11813号公報
しかしながら、従来では、図16に示すように、搬送機70に複数の台車80が連結していると、進路を変える際に旋回半径が大きくなってしまうので、限られた工場のスペースを活用するためには、搬送機70の旋回半径を小さくするように連結する台車数を少なくする必要がある。
しかし、連結する台車80の数を減らすと、多くの台車80の移動には、複数の搬送機70を利用する必要がある。また、複数の搬送機70を利用する場合には、各搬送機70がそれぞれ工場内の異なる製造ラインに部品を供給するように、工場内のフロアには複数の誘導路が複雑に敷設されることになるので、搬送機70同士の衝突や搬送機70が誘導路から脱線することがある。
そこで、本発明は、このような事情を鑑みて創作されたものであり、搬送ルートを単純化することができる搬送機及び該搬送機を用いた部品搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、搬送機本体の後端部に第1の軸を介して水平方向に回動可能に枢支された牽引アームと、牽引アームを上記搬送機本体側に引き寄せるように付勢する弾性部材又は弾機部材と、搬送機本体の後端部に第2の軸を介して上下方向に回動可能に枢支されていると共に支持部材によって水平に延出するように支持されたロックアームと、台車フックに対向して、牽引アームの先端部で下方に垂下した突出部と、牽引アームが回動して搬送機後方に向けて延出した状態をロックするためのロックアームに設けたストッパーと、牽引アームと係合するためのストッパーに設けた凹部とを備え、牽引アームの突出部が台車フックに係止した状態で搬送機が方向転換すると、牽引アームが回動してロックアームに設けたストッパーの凹部に入ることで該牽引アームがストッパーにロックされ、牽引アームの突出部を台車フックに係止した状態で搬送機が切り離し台に乗り上がると、この突出部が台車フックから外れて台車を切り離すことを特徴としている。
上記構成において、好ましくは、牽引アームを左右一対で備え、各牽引アームの一端を各第1の軸を介して搬送機本体の後端部で所定の間隔を開けて同じ高さ位置で枢支し、各牽引アームを各々の弾性部材又は弾機部材によって搬送機本体背面側に引き寄せるように付勢している。
本発明の他の構成によれば、前記搬送機を用いて、一方の場所から他方の場所へ結ぶ一本のルートに沿って複数の台車を牽引して台車に積載した物品を搬送する方法であって、一方の場所及び他方の場所で、搬送機が先頭の台車との連結を自動で外し、且つ、台車まわりを移動して上記先頭の台車の反対側に位置する最後尾の台車を連結して、搬送機の移動のみで走行方向の転換を行うことを特徴としている。
このように、本発明の搬送機を用いれば、自動で、台車との連結と切り離しを行うことができる。さらに、複数の台車を連結したとしても、各台車自体が旋回する必要がなく、搬送方向を変える際には搬送機だけを移動させて、最後尾の台車に連結して方向転換を行うことができ、さらに、方向転換に伴うスペースを低減することができる。また、本発明の搬送機を用いれば、搬送ルートを一本のみとして、単純化することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る搬送機10を示す斜視図であり、図2は搬送機10を示す平面図、図3は搬送機10を示す右側面図、図4は搬送機10を示す背面図である。
搬送機10は、従来の搬送機と同様に自走式のものであり、車輪11と、車輪11を駆動する駆動機構を内部に搭載した搬送機本体12と、を備えている。駆動機構はモーター及びモーターの駆動を制御する制御装置などの公知の構成であってよい。
搬送機本体12は、図示例では、ケース状の筐体として構成されているが、ケース状に形成する代わりに、パイプなどの棒状の鋼材を連結してフレーム状に形成されていてもよい。
搬送機10は、台車との連結及び台車の切り離しを自動で行う連結装置13を備えている。連結装置13は、搬送機本体12の背面12Aに、一対の牽引アーム13A,13Aを備えている。各牽引アーム13A,13Aは、一端が第1の軸13Bを介して搬送機本体12に枢支されており、水平方向に回動するようになっている。また、各牽引アーム13A,13Aは、ゴム等の弾性部材13Cによって、搬送機本体側に引き寄せられるように付勢されている。従って、各牽引アーム13A,13Aは、搬送機本体12の横幅方向に、具体的には、搬送機10の進行方向に対して直角な水平方向に延出するように、弾性部材13Cによって付勢されている。なお、各牽引アーム13A,13Aの一端同士は搬送機本体12の背面12Aで所定の間隔を開けて同じ高さ位置で並設して、搬送機本体12に枢支されている。ここで、各牽引アーム13A,13Aの一端は、搬送機本体12の背面に限らず、例えば、搬送機本体12の上面の後部に枢支されていてもよい。
各牽引アーム13A,13Aの先端部からは下方に突出部13A1が垂下しており、フック状に形成されている。
連結装置13は、各牽引アーム13A,13Aが搬送機本体後方に向けて回動した際に、各牽引アーム13A,13Aが搬送機10の進行逆方向に延びた状態をロックするロックアーム13Dを備えている。
ロックアーム13Dは、搬送機本体12の背面12Aにおいて各牽引アーム13A,13Aの軸13Bの上側に設けた第2の軸13Eを介して搬送機本体12に枢支されている。この第2の軸13Eまわりに、ロックアーム13Dは図3に矢印で示す上下方向に回動できるようになっている。ここで、ロックアーム13Dの一端は、搬送機本体12の背面に限らず、例えば、搬送機本体12の上面の後部に枢支されていてもよい。
ロックアーム13Dには、長さ方向の中間部位から下方に延びた棒状の支持部材13Fが取り付けられており、この支持部材13Fの下端にはローラー13Gが転動可能に取り付けられている。このような支持部材13Fがフロア50に当接してフロア上に起立することで、ロックアーム13Dは、支持部材13Fにサポートされて、水平方向に延びた状態に維持される。
ロックアーム13Dの長さは、各牽引アーム13A,13Aより短く設定され、支持部材13Fの長さは、フロア50に下端のローラー13Gが着いた状態でロックアーム13Dが水平になるように設定されている。
ロックアーム13Dの先端部には、各牽引アーム13A,13Aを係止するストッパー13Hが設けられている。ここで、ストッパー13Hを設ける位置としては、ロックアーム13Dの先端に限らず、例えば、ロックアーム13Dの長さ中間位置などであってもよい。ストッパー13Hはプレート状に形成されており、プレート面が搬送機10の進行方向と直交するように、ストッパー13Hはロックアーム13Dの先端部に取り付けられている。さらに、ストッパー13Hには、各牽引アーム13A,13Aと係合する凹部13H1,13H1が各牽引アーム13A,13A毎に設けられており、図示例では、二つの凹部13H1,13H1が、搬送機10の進行方向に対して直交する水平方向に、左右に並んでストッパー13Hに形成されている。
さらに、ストッパー13Hには、各牽引アーム13A,13Aが各凹部13H1,13H1に入り込むのを案内支持するガイド面13H2,13H2が形成されている。各ガイド面13H2,13H2は、ストッパー13Hの左右の縁を一部斜めに切り欠いて形成されており、左右の縁から各凹部13H1,13H1に向けて次第に傾斜した縁として形成されている。
このように構成された搬送機10に台車20が牽引されるが、台車20には、搬送機10の牽引アーム先端部の突出部13A1,13A1を係止する台車フック21が設けられている。
ここで、図5は本発明の実施形態に係る搬送機10と台車20との連結状態を示す平面図であり、図6は搬送機10と台車20との連結状態を示す側面図である。これらの図に示すように、台車20には、台車前面20Fの下部中央から前方に向けてJ字状の台車フック21が突設しており、さらに台車フック21の半円弧状の湾曲部21Aの先端から板状のフックガイド22が延設している。
フックガイド22は、台車の側面よりも台車外側に突出しており、さらに、フックガイド22は、図5に示すように、台車フック21の湾曲部先端から台車の幅外方向に行くにつれて、徐々に台車20の前面20Fに近づくように傾斜している。このように形成されたフックガイド22は、搬送機10の牽引アーム13Aの突出部13A1が台車フック21の湾曲部21A内へ移動するのを案内支持するものである。
次に、このように構成された本発明の実施形態に係る搬送機10の動作について説明する。
先ず、台車20を連結する場合について説明する。図7に示すように、搬送機10が、各牽引アーム13A,13Aを搬送機両側に延ばしながら、台車20の左側のかたわらで台車後部から台車前部に向けて近づくと、搬送機10の右側の牽引アーム13Aの突出部13A1が、台車20の側面からはみ出たフックガイド22の先端部に衝接する。
牽引アーム13Aの突出部13A1がフックガイド22の先端部に当たると、搬送機10は進行方向を変えて、図8に示すように、台車20の右前方に向けて移動する。
そして、図9に示すように牽引アーム13Aの突出部13A1が台車フック21に衝接すると、搬送機10は、さらに向きを台車の前方方向に変える。この方向転換時には、牽引アーム13Aの突出部13A1が台車フック21の湾曲部21Aに係止されて牽引アーム13Aの先端部は位置が固定されるので、図10に示すように、搬送機10の方向転換に伴って右側の牽引アーム13Aが搬送機本体12に対して軸13Bを基点として回動することになる。
搬送機10の方向転換が進むにつれて、右側の牽引アーム13Aの先端部がロックアーム13Dに徐々に近づき、図11に示すように、牽引アーム13Aが、ロックアーム13Dの先端部に設けられたストッパー13Hに当たる。そして、牽引アーム13Aがさらに回動すると、牽引アーム13Aの先端部の上端がストッパー13Hのガイド面13H2を摺動して、ロックアーム13Dの先端部を図12中に矢印で示す方向に押し上げる。
最終的に、牽引アーム13Aがロックアーム13Dと平行に搬送機10の進行方向に向けて延びる状態になると、即ち、牽引アーム13Aの先端部がストッパー13Hのガイド面13H2を越えると、図13に矢印で示すように、持ち上げられたストッパー13Hが降りて、牽引アーム13Aの先端部がストッパー13Hの凹部13H1の中へ入る。
このようにして、弾性部材13Cによる付勢力で搬送機本体背面12A側に戻る牽引アーム13Aの回動動作がストッパー13Hによって規制されて、台車20との連結が完了する。
以上のように、本発明の実施形態に係る搬送機10によれば、台車20と係止する牽引アーム13Aの姿勢を自動でロックすることができる。
次に、連結した台車20を搬送機10から切り離す場合について説明する。
ここで、図14(A)〜(F)は、搬送機10が台車20を切り離す動作を説明するための図である。
図14(A)に示すように搬送機10の搬送路上に切り離し台30が設けられており、搬送機10が台車20を切り離す場合は、搬送機10は、切り離し台30に向けて進行する。切り離し台30は、搬送機全体が載ることができる水平面30Aを備えており、さらにフロア50から該水平面30Aに円滑に搬送機が走行することができるように、水平面30Aからフロア50に向けて傾斜したスロープ30B,30Bが形成されている。また、切り離し台30の水平面30Aは、以下後述するように、突出部13A1が台車フック21から外れることができ、さらに、ストッパー13Hが牽引アーム13Aから外れることができるように、フロア面からの高さが選定されている。
次に、図14(B)に示すように、搬送機10が切り離し台30の上に載ると、牽引アーム13Aも、切り離し台30の高さ分、高さ位置が変わる。これにより、牽引アーム13Aの突出部13A1が、台車フック21の湾曲部21Aから外れることになり、搬送機10と台車20との連結が解除される。
図14(B)に示す状態では、牽引アーム13Aはロックアーム13Dによりロックされているが、切り離し台30に載った搬送機10がさらに進行し、搬送機本体12だけが切り離し台を降りると、図14(C)に示すように、ロックアーム13Dを支持する支持部材13Fが切り離し台30上にあるため、ロックアーム13Dの先端部が、牽引アーム13Aから外れて上方に持ち上がる。これにより、牽引アーム13Aとロックアーム13Dとのロックが解除されて、図14(D),(E)に示すように、牽引アーム13Aは、弾性部材13Cの付勢力により、車両進行方向と直交する搬送機外側方向に延出する位置に戻る。
搬送機10がさらに前方に走行して支持部材13Fもフロア50にたどり着くと、ロックアーム13Dもフロア面と平行になり、これにより、台車20の切り離し動作が完了する(図14(F))。
このように、切り離し台30とフロア50との高低差を利用することで、牽引アーム13Aの突出部13A1が台車フック21の湾曲部21Aから外れて、搬送機10は台車20を切り離すことができ、さらに、ロックアーム13Dを持ち上げてストッパー13Hを牽引アーム13Aから外すことで、搬送機10は他の台車と連結可能な状態に戻ることができる。
以上の如く、本発明の実施形態に係る搬送機10によれば、自動で、台車20との連結と台車20の切り離しとを行うことができる。
次に、上記の搬送機10を用いた台車20の搬送方法について説明する。
ここで、図15(A)及び(B)は、本発明の実施形態に係る搬送方法100を説明するための図である。
本実施形態で説明する搬送方法100においては、図15(B)に示すように搬送ルートRがA地点からB地点までを結ぶ一本のみであり、該ルートRを台車20が前後進し、台車自体が旋回しないことを特徴とする。
具体的には、複数の台車20を牽引した搬送機10がA地点からB地点にたどり着くと、上記説明したように切り離し台30によって、搬送機10は台車20を切り離す。そして、B地点からA地点に台車20を運ぶ際に、搬送機10が、図15(A)に示すように、台車まわりを移動して、先に連結していた台車20と反対側の位置にある最後尾の台車20を連結し、連結が完了してから、複数の台車20を牽引した状態でA地点へ向けて走行する。なお、上記最後尾の台車20にも、搬送機10と連結するための台車フック21やフックガイド22が設けられている。
そして、A地点においても、台車20の切り離しを切り離し台30を利用して行い、B地点に向けて走行する前に、搬送機10だけが旋回,移動して、B地点側にある台車と連結する。
このような搬送方法によれば、複数の台車20を連結したとしても、各台車20自体が旋回する必要がなく、搬送方向を変える際には搬送機10だけを旋回すれればよいので、方向転換に伴って利用するスペースを低減することができる。従って、限られた工場内のスペースにおいて、搬送ルートを単純化することによっても、搬送に必要なスペースを低減できる。
このように、本発明の実施形態に係る搬送機10を用いれば、限られた工場などのスペースにおいて、搬送に必要な領域を低減して、工場内のスペースの有効活用を図ることができる。
以上説明したが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。例えば、上記の説明では、牽引アーム13Aが、搬送機の右側と左側にそれぞれ延出するように一対設けられる場合を説明したが、搬送機10の右側或いは左側の一方のみに延出するように、一本だけ設けてもよいことは勿論である。
搬送機10は、ソフトウェアなどにより自動で走行するタイプのもの、或いは運転手の操作により走行するタイプのものでもよい。
上記説明では、牽引アーム13Aに回動する力を与える部材として、弾性部材13Cを用いることを例示したが、この弾性部材13Cの代わりに、バネやスプリングなどの弾機部材を用いてもよい。
以上の説明では、支持部材13F,牽引アーム13A,ロックアーム13Dが棒状に形成されている場合を例示したが、そのような形状に限定される必要はないことは勿論である。
本発明の実施形態に係る搬送機を示す斜視図である。 上記実施形態に係る搬送機を示す平面図である。 上記実施形態に係る搬送機を示す右側面図である。 上記明実施形態に係る搬送機を示す背面図である。 上記実施形態に係る搬送機と台車との連結状態を示す平面図である。 上記実施形態に係る搬送機と台車との連結状態を示す側面図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 上記実施形態に係る搬送機が台車を連結する際の動作を説明するため図である。 (A)〜(F)は、それぞれ上記実施形態に係る搬送機が台車を切り離す際の動作を説明するための図である。 (A),(B)は、それぞれ上記実施形態に係る搬送機を用いた搬送方法を説明するための図である。 従来の搬送機の動作を示す図である。
符号の説明
10 搬送機
11 車輪
12 搬送機本体
12A 背面
13 連結装置
13A 牽引アーム
13A1 突出部
13B 軸(第1の軸)
13C 弾性部材
13D ロックアーム
13E 軸(第2の軸)
13F 支持部材
13G ローラー
13H ストッパー
13H1 凹部
13H2 ガイド面
20 台車
20F 台車の前面
21 台車フック
21A 湾曲部
22 フックガイド
30 切り離し台
30A 水平面
30B スロープ
50 フロア

Claims (3)

  1. 車輪と搬送機本体を備え、物品を積載した台車を牽引して走行する搬送機であって、
    上記搬送機本体の後端部に第1の軸を介して水平方向に回動可能に枢支された牽引アームと、
    上記牽引アームを上記搬送機本体側に引き寄せるように付勢する弾性部材又は弾機部材と、
    上記搬送機本体の後端部に第2の軸を介して上下方向に回動可能に枢支されていると共に支持部材によって水平に延出するように支持されたロックアームと、
    上記台車に設けた台車フックに対向して、上記牽引アームの先端部で下方に垂下した突出部と、
    上記牽引アームが回動して搬送機後方に向けて延出した状態をロックするための上記ロックアームに設けたストッパーと、
    上記牽引アームと係合するための上記ストッパーに設けた凹部と、を備えており、
    上記牽引アームの突出部が台車の台車フックに係止した状態で上記搬送機が方向転換すると、上記牽引アームが回動して上記ロックアームに設けたストッパーの凹部に入ることで該牽引アームがストッパーにロックされ、
    上記牽引アームの突出部を上記台車フックに係止した状態で上記搬送機が切り離し台に乗り上がると、該突出部が台車フックから外れて台車を切り離すことを特徴とする、搬送機。
  2. 前記牽引アームを一対備え、
    各牽引アームの一端が、各第1の軸を介して前記搬送機本体の後端部で所定の間隔を開けて同じ高さ位置で枢支されており、
    各牽引アームを各々の弾性部材又は弾機部材によって前記搬送機本体背面側に引き寄せるように付勢したことを特徴とする、請求項1に記載の搬送機。
  3. 一方の場所から他方の場所へ結ぶ一本のルートに沿って、車輪と搬送機本体とを備えた搬送機が複数の台車を牽引し、台車に積載した物品を搬送する搬送方法において、
    上記搬送機が、上記搬送機本体の後端部に第1の軸を介して水平方向に回動可能に枢支された牽引アームと、上記牽引アームを上記搬送機本体側に引き寄せるように付勢する弾性部材又は弾機部材と、上記搬送機本体の後端部に第2の軸を介して上下方向に回動可能に枢支されていると共に支持部材によって水平に延出するように支持されたロックアームと、上記台車に設けた台車フックに対向して上記牽引アームの先端部で下方に垂下した突出部と、上記牽引アームが回動して搬送機後方に向けて延長した状態をロックするための上記ロックアームに設けたストッパーと、上記牽引アームと係合するための上記ストッパーに設けた凹部と、を備えており、
    上記牽引アームの突出部が台車の台車フックに係止した状態で上記搬送機が方向転換すると、上記牽引アームが回動して上記ロックアームに設けたストッパーの凹部に入ることで該牽引アームがストッパーにロックされ、
    上記牽引アームの突出部を上記台車の台車フックに係止した状態で上記搬送機が切り離し台に乗り上がると、該突出部が該台車フックから外れて上記台車を切り離し、さらに走行して上記切り離し台から上記搬送機本体が降り、上記支持部材が上記切り離し台から起立した状態になると、上記牽引アームが上記ストッパーから外れて上記弾性部材又は弾機部材によって元の位置に戻り、
    一方の場所及び他方の場所で、搬送機が先頭の台車との連結を自動で外し、且つ、台車まわりを移動して上記先頭の台車の反対側に位置する最後尾の台車を連結して、搬送機の移動のみで走行方向の転換を行うことを特徴とする、搬送機を用いた搬送方法。
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