JP2704455B2 - フロアーコンベヤ - Google Patents

フロアーコンベヤ

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、搬送ラインに沿って駆動される搬送用移動
体と、この搬送用移動体上に支持される被搬送物支持用
フレームと、床面上自由移動可能なキャリアとの組み合
わせから成るフロアーコンベヤに関すものである。
(従来の技術及びその問題点) 一般にフロアーコンベヤは、自動車ボディーなどの被
搬送物に対する塗装作業などを行う作業ラインにおい
て、被搬送物の支持搬送手段として活用されるが、当該
作業ラインでの塗装作業などにミスがあった被搬送物を
補修作業などのためにラインオフさせる必要が生じる。
このような場合に、実開平2-121374号に開示されるよ
うに、前記被搬送物支持用フレーム上に支持されている
被搬送物のみをフォークリフトやホイストクレーンなど
で持ち上げて別のキャリヤに移載するときの不都合を解
消するために、前記被搬送物を被搬送物支持用フレーム
と当該フレームを支持する搬送用移動体、尾細当該搬送
体移動体を支持するガイドレールを一体にラインオフさ
せることのできる、ドーリーラインオフ方式のフロアー
コンベヤが、実公昭60-23245号公報において提案され
た。
しかしながら、この従来のドーリーラインオフ方式の
フロアーコンベヤでは、被搬送物支持用フレームと搬送
用移動体とを一体にラインオフさせるための可動ガイド
レールが必要であるから、当該可動ガイドレールが備え
られた分岐リペアラインにドーリーを移動させなければ
ならず、搬送ライン中の任意の場所で被搬送物をライン
オフさせることができない。換言すれば、前記可動ガイ
ドレールが備えられた専用のリペアライン、即ち広いス
ペースが必ず必要であり、しかも、ラインオフさせた被
搬送物を移動させるのに、被搬送物支持用フレームを搭
載した搬送用移動体と前記可動ガイドレールとを一体に
移動させなければならないので、ラインオフさせた被搬
送物を移動させるキャリヤが大型となるばかりでなく、
その移動に多大の労力を要する欠点があった。
上記のようなガイドレール一体ラインオフ方式のフロ
アーコンベヤの問題点を解消する方式として、例えば実
公昭60-2040号公報に記載されるように、被搬送物支持
用フレームに車輪を設けて台車とし、この被搬送物支持
用台車を床側のガイドレールで支持させるとともに、当
該被搬送物支持用台車を搬送用移動体で牽引するように
構成し、前記搬送用移動体から前記被搬送物支持用台車
を切り離してラインオフさせる方式も考えられたが、搬
送ライン全域にわたって被搬送物支持用台車を支持案内
するガイドレールを床側に別途配設しなければならず、
設備コストが高くつく。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解消し得るフロ
アーコンベヤを提供することを目的とするものであっ
て、その手段を後述する実施例の参照符号を付して示す
と、車輪を持たない被搬送物支持用フレーム10と、当該
被搬送物支持用フレーム10を支持し且つ搬送ラインに沿
って駆動される搬送用移動体(3〜9)と、床面上自由
移動可能なキャリア54との組み合わから成るフロアーコ
ンベヤであって、前記被搬送物支持用フレーム10は、前
後2つの嵌合部32a,32bと両嵌合部間に位置する移載用
被支持部38とを備え、前記搬送用移動体(3〜9)は、
前記2つの嵌合部32a,32bがそれぞれ上下方向に嵌合離
脱自在に嵌合する被嵌合部23a,23bを有するとともに当
該被嵌合部23a,23bを介して前記被搬送物支持用フレー
ム10を支え且つ前記被搬送物支持用フレーム10とは別の
連結手段8により互いに連結された少なくとも2つの被
搬送物支持用トロリー4,5を有し、前記キャリア54は、
前記搬送用移動体(3〜9)から分離された被搬送物支
持用フレーム10の前後2つの嵌合部32a,32bが上下方向
に嵌合離脱自在な前後2つの被嵌合部61a,61bが設けら
れた構成となっている。
上記構成の本発明フロアーコンベヤを実施するに際
し、搬送用移動体(3〜9)の2つの被搬送物支持用ト
ロリー4,5には、トロリーガイドレール2に支持される
支持用水平軸ホィール11より上方位置に振れ止め用ガイ
ドローラー34が設け、前記振れ止め用ガイドローラー34
と係合して前記被搬送物支持用フレーム10の姿勢を規制
する振れ止め用ガイドレール49を搬送ライン中の特定区
間にのみ配設することができる。
また、搬送用移動体(3〜9)の2つの被搬送物支持
用トロリー4,5は、トロリーガイドレール2に支持され
る支持用水平軸ホィール11を備えたトロリー本体18,19
と、当該トロリー本体18,19上に一定範囲内昇降自在に
支持され且つ前記連結手段8で互いに連結された昇降部
材20,21とから構成し、これら昇降部材20,21に前記振れ
止め用ガイドローラー49を設けることができる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図及び第2図において、1は被搬送物支持用ドー
リーであって、車輪を持たない被搬送物支持用フレーム
10と、当該被搬送物支持用フレーム10を支持する搬送用
移動体、即ち、ガイドレール2に移動可能に支持される
4つのトロリー3〜6とこれら各トロリー3〜6を互い
に連結する連結手段7〜9とから成る搬送用移動体(以
下、参照符号を(3〜9)と表示する)から構成されて
いる。
各トロリー3〜6は、支持用水平軸ホィール11と振れ
止め用垂直軸ローラー12とを備え、第一トロリー3の下
部には主ドッグ13が設けられ、第三トロリー5や第四ト
ロリー6の下部には副ドッグ14,15が設けられている。
第一トロリー3と第二トロリー4とを連結する連結手段
7、及び第三トロリー5と第四トロリー6とを連結する
連結手段9は、両端が夫々自在継手16a,16bを介してト
ロリーに連結されるロッド17から構成されている。
被搬送物支持用フレーム10を支持する第二トロリー4
と第三トロリー5(以下、被搬送物支持用トロリーと呼
称する)には、トロリー本体18,19に対し一定範囲内昇
降自在な昇降部材20,21が設けられ、これら昇降部材20,
21どうしが前記連結手段8であるロッド22により互いに
連結一体化されている。また、これら両昇降部材20,21
の上端に、被嵌合部23a,23bを構成する垂直ピン24が突
設されている。
第1図及び第3図に示すように、前記被搬送物支持用
トロリー4,5のトロリー本体18,19には、上向きに垂直ピ
ン25が突設され、この垂直ピン25に回転のみ可能に遊嵌
された回転体26に、前記昇降部材20,21の垂直円筒部27
が遊嵌すると共に、前記回転体26から直径方向に突設さ
れたピン28が前記垂直円筒部27に設けられた上下方向の
長孔29に遊嵌している。この構成により、トロリー本体
18,19に対し前記昇降部材20,21が一定範囲内昇降可能と
なり、そしてこれら昇降部材20,21に対しトロリー本体1
8,19が垂直軸心の周りで相対回転可能となっている。こ
の構成と前記連結手段7,9の構成とによって、ドーリー
1は水平カーブ経路部においても円滑に走行し得るが、
垂直カーブ経路部がある場合には、前記垂直ピン25をト
ロリー本体18,19に対し前後揺動可能に軸支すれば良
い。また、前記垂直ピン25から直接ピン28を突設し、垂
直円筒部27を昇降部材20,21に対し垂直軸心の周りで回
転可能に構成しても良い。
前記被搬送物支持用フレーム10は、中央前後方向部材
30と当該部材30の両端に直角横向きに固着された前後両
端左右方向部材31とから成る、平面形状がH形のもの
で、前後両端左右方向部材31の中央下部に嵌合部32a,32
bを形成する垂直円筒部33が下向きに突設され、これら
両垂直円筒部28が前記トロリー4,5の上端にある被嵌合
部23a,23bの垂直ピン24に上下方向嵌脱自在に嵌合して
いる。
なお、前記被搬送物支持用トロリー4,5における昇降
部材20,21の左右両側には、夫々振れ止め用ガイドロー
ラー34が軸支され、更にこれら昇降部材20,21には、左
右一側部から水平横向きに入り込む、前後方向に貫通し
た凹入部35が形成されている。また、被搬送物支持用フ
レーム10の前後両端左右方向部材31には、被搬送物支持
用アタッチメント36が突設され、中央前後方向部材25の
中央下側には、管理用コード表示部としてのコード板37
が付設され、その前後両側が移載用被支持部38となって
いる。
第4図において、39は搬送ラインであって、第1図に
も示すようにガイドレール40に案内されるトロリー41〜
43を適当間隔おきに備えた駆動チェン44が張設され、前
記トロリー41に設けられた主プッシャー45が搬送用移動
体(3〜9)の第一トロリー3の主ドッグ13と係合する
ことにより、搬送用移動体(3〜9)がガイドレール2
に沿って推進される。トロリー42は駆動チェン支持専用
トロリーであり、トロリー43には、主プッシャー45が主
ドッグ13から外れた状態の搬送用移動体(3〜9)を、
副ドッグ14,15を介して後押しする副プッシャー46が設
けられている。47は前記搬送ライン39の分岐迂回経路で
あるリペアラインであって、このリペアライン47には、
搬送用移動体(3〜9)を推進させる駆動チェン44は張
設されていないが、必要ならば、分岐装置48によりリペ
アライン47に分岐された搬送用移動体(3〜9)を所定
位置まで推進させたり、搬送ライン39へドーリー1を合
流させるためのフィーダーを併設することができる。
なお、搬送ライン39中の特定経路部分、例えば被搬送
物支持用フレーム10が支持する被搬送物Wに対する作業
区間には、第2図及び第3図に夫々仮想線で示すよう
に、前記振れ止め用ガイドローラー34と係合する振れ止
め用ガイドレール49を架設することができる。この振れ
止め用ガイドレール49は、搬送用移動体(3〜9)にお
ける被搬送物支持用トロリー4,5の各昇降部材20,21を前
記水平軸ガイドローラー34を介して、長孔29に対するピ
ン28の上下遊動範囲内で若干持ち上げ状態で支持するも
のであり、この結果、前記昇降部材20,21上に支持され
ている被搬送物支持用フレーム10(被搬送物W)の走行
レベルが確定し、当該被搬送物支持用フレーム10(被搬
送物W)が左右横方向に振れるのを防止し得る。
また、前記搬送ライン39やリペアライン47には、第3
図に仮想線で示すように、ドーリー1の被搬送物支持用
フレーム10より下側部分を覆うカバープレート50a,50b
を併設することもできる。このとき片側のカバープレー
ト50aを第二トロリー4や第三トロリー5の各昇降部材2
0,21に設けられている凹入部35内に入り込ませることに
より、両カバープレート50a,50b間のスリット巾を狭め
ると共に、当該スリットの位置をトロリー走行経路や駆
動チェン44の移動経路の真上位置から横側方に外すこと
ができる。
上記のフロアーコンベヤは、自動車ボディーなどの被
搬送物Wを被搬送物支持用フレーム10に搭載した搬送用
移動体(3〜9)を、駆動チェン44側の主プッシャー45
により搬送ライン39のガイドレール2に沿って推進さ
せ、以て、被搬送物Wを所定位置へ搬送することができ
るが、この被搬送物Wをラインオフさせるときは、当該
被搬送物Wを被搬送物支持用フレーム10上に搭載した搬
送用移動体(3〜9)を搬送ライン39からリペラアライ
ン7に分岐進入させて所定位置で停止させ、第5図に示
すハンドフォークリフト51の昇降可能なフォーク52を、
第1図〜第3図に夫々仮想線で示すように、被搬送物支
持用フレーム10の移載用被支持部38の下側に進入させた
後、当該フォーク52を上昇させて、第5図に示すように
被支持用フレーム10の移載用被支持部38を前記フォーク
52で掬い上げ、以て、被搬送物支持用フレーム10を搬送
用移動体(3〜9)の被搬送物支持用トロリー4,5から
持ち上げて、その嵌合部32a,32b(垂直円筒部33)を前
記トロリー4,5の上端にある被嵌合部23a,23b(垂直ピン
24)から上方に離脱させ、被搬送物Wを支持している被
搬送物支持用フレーム10と搬送用移動体(3〜9)から
分離することができる。このとき、フォーク52と被搬送
物支持用フレーム10の移載用支持部38との間で滑りが生
じるのを防止するために、図示のようにフォーク52に前
記移載用被支持部38が嵌合する上向きコ形のアタッチメ
ント53を取り付けておくことができる。
ハンドフォークリフト51で搬送用移動体(3〜9)か
ら分離した被搬送物支持用フレーム10は、第6図に示す
ように床面上自由移動可能なキャリヤ54に移載して、所
定場所まで搬送することができる。このキャリヤ54は、
H形のフレーム55の後端左右両側に軸支した向き固定車
輪56、前記フレーム55の前端左右両側に軸支した操向車
輪57、前記フレーム55の前端中央に軸支された操向用左
右揺動板58、当該左右揺動板58を介して両操向車輪57を
連動させるタイロッド59、前記左右揺動板58に取り付け
られた移動操作用ハンドル60、及び前後一対の被嵌合部
61a,61bから構成された低床軽量台車であって、前記被
嵌合部61a,61bは、被搬送物支持用フレーム10の前後一
対の嵌合部32a,32b(垂直円筒部33)を上下方向嵌脱自
在に嵌合し得る垂直ピン62から構成されている。
前記被搬送物支持用フレーム10の前後一対の嵌合部32
a,32b(垂直円筒部33)をキャリヤ54の前後一対の被嵌
合部61a,61b(垂直ピン62)に嵌合させて、被搬送物W
を支持している前記被搬送物支持用フレーム10をキャリ
ヤ54上に移載したならば、当該キャリヤ54をハンドル60
により移動させて、被搬送物Wを任意の場所へ移送する
ことができる。
また、ハンドフォークリフト51を使用して上記とは逆
の手順の移載作業を行うことにより、キャリヤ51上の被
搬送物Wを被搬送物支持用フレーム10と共に、リペアラ
イン47で待機している搬送用移動体(3〜9)の被搬送
物支持用トロリー4,5上に移載することができる。
なお、安全性を高めるために、搬送用移動体(3〜
9)の被搬送物支持用トロリー4,5側の被嵌合部23a,23b
(垂直ピン24)と被搬送物支持用フレーム10側の嵌合部
32a,32b(垂直円筒部33)とを互いに嵌合させたとき、
両者を離脱不能に結合するロック手段を併設することが
できる。このロック手段は、ロック解除は手動レバーの
操作で行われるが、ロック作用は自動的に行われるもの
が望ましい。
また、実施例のように、搬送用移動体(3〜9)から
被搬送物Wと共に離脱される被搬送物支持用フレーム10
に管理用コード表示部(コード板37)を設けておくとき
は、リペアライン47からラインオフされた後の被搬送物
Wに対しても搬送ライン中にあるときと同一の管理用コ
ードを付しておくことができ、従ってラインオフさせた
被搬送物Wを被搬送物支持用フレーム10と共に元の搬送
ラインに戻したとき、コードリーダーによる前記管理用
コード表示部(コード板37)の読み取り情報に基づいて
所期通りの制御を行わせることができる。
なお、前記管理用コード表示部(コード板37)に作業
者が視認し得るコード番号を併記しておき、ラインオフ
時の管理に役立てることもできる。
また、実施例ではリペアライン47を設けたが、搬送ラ
イン39中においても、搬送用移動体(3〜9)を駆動チ
ェン44側の主プッシャー45から切り離して停止させるこ
とができるならば、搬送ライン39中の任意場所で被搬送
物Wをラインオフさせることができる。搬送用移動体
(3〜9)の駆動方式は、上記実施例の方式に限定され
ないことは勿論である。
(発明の作用及び効果) 以上のように本発明のフロアーコンベヤによれば、搬
送用移動体(3〜9)上に載置された被搬送物をライン
オフさせるとき、当該搬送用移動体(3〜9)を構成す
る前後2つの被搬送物支持用トロリー4,5に支持されて
いる被搬送物支持用フレーム10とともに被搬送物を持ち
上げて分離し、床上自由移動可能なキャリア54上に移載
して当該キャリア54により任意の場所へ移送することが
できる。
従って、被搬送物を直接クレーンなどで吊り上げた
り、フォークリフトで掬い上げなければならない場合と
比較して、被搬送物を損傷させる恐れがないばかりでな
く、移載用被支持部38を備えた前記被搬送物支持用フレ
ーム10を介してフォークリフトなどにより安全に被搬送
物をキャリアに移載させることができる。
一方、被搬送物支持用フレーム10とこれを支持する搬
送用移動体(3〜9)とを一体にラインオフさせるので
はなく、搬送用移動体(3〜9)から被搬送物支持用フ
レーム10のみを切り離してラインオフさせることができ
るので、被搬送物支持用フレーム10とこれを支持する搬
送移動体(3〜9)の全体をラインオフさせるときに必
要な可動ガイドレールが不要となり、従って、当該可動
ガイドレールを備えた大型で大スペースを要するライン
オフ専用の設備が不要となり、搬送ライン中の任意の場
所で被搬送物をラインオフさせることができる。
また、ラインオフされる被搬送物支持用フレーム10は
車輪を有する台車形式のものではなく、搬送ライン中で
は、搬送用移動体(3〜9)の前後2つの被搬送物支持
用トロリー4,5で支持されるものであるから、小型軽量
に構成し得るとともに、搬送ラインに沿って前記被搬送
物支持用フレーム10を支持案内する専用のガイドレール
を配設する必要もなく、安価に実施することができる。
さらに、ラインオフされた被搬送物支持用フレーム10
を介して被搬送物を搬送するとき、当該被搬送物支持用
フレーム10を支持するキャリア54には、当該被搬送物支
持用フレーム10を搬送用移動体(3〜9)上に載置する
ときに位置決めに使用される嵌合部32a,32bが嵌合する
被嵌合部61a,61bを設けているので、キャリア専用の位
置決め手段を被搬送物支持用フレーム10側に設ける必要
がなく、しかもキャリア54により被搬送物支持用フレー
ム10(被搬送物)を安全に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は一部切り欠き平面図、第3図
は拡大縦断正面図、第4図はコンベヤライン要部のレイ
アウトを説明する概略平面図、第5図は被搬送物ライン
オフ時の状態を説明する要部の側面図及びハンドフォー
クリフトの斜視図、第6図はラインオフさせた被搬送物
支持用フレームとキャリヤとを示す斜視図である。 1……ドーリー、2……トロリーガイドレール、3〜6
……トロリー、7〜9……連結手段、10……被搬送物支
持用フレーム、18,19……トロリー本体、20,21……昇降
部材、23a,23b……被嵌合部、32a,32b……嵌合部、38…
…移載用被支持部、39……搬送ライン、44……駆動チェ
ン、47……リペアライン、51……ハンドフォークリフ
ト、52……フォーク、54……キャリア、61a,61b……被
嵌合部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を持たない被搬送物支持用フレーム
    と、当該被搬送物支持用フレームを支持し且つ搬送ライ
    ンに沿って駆動される搬送用移動体と、床面上自由移動
    可能なキャリアとの組み合わせから成るフロアーコンベ
    ヤであって、前記被搬送物支持用フレームは、前後2つ
    の嵌合部と両嵌合部間に位置する移載用被支持部とを備
    え、前記搬送用移動体は、前記2つの嵌合部がそれぞれ
    上下方向に嵌合離脱自在に嵌合する被嵌合部を有すると
    ともに当該被嵌合部を介して前記被搬送物支持用フレー
    ムを支え且つ前記被搬送物支持用フレームとは別の連結
    手段により互いに連結された少なくとも2つの被搬送物
    支持用トロリーを有し、前記キャリアは、前記搬送用移
    動体から分離された被搬送物支持用フレームの前後2つ
    の嵌合部が上下方向に嵌合離脱自在な前後2つの被嵌合
    部が設けられているフロアーコンベヤ。
  2. 【請求項2】搬送用移動体の2つの被搬送物支持用トロ
    リーには、トロリーガイドレールに支持される支持用水
    平軸ホィールより上方位置に振れ止め用ガイドローラー
    が設けられ、前記振れ止め用ガイドローラーと係合して
    前記被搬送物支持用フレームの姿勢を規制する振れ止め
    用ガイドレールが搬送ライン中の特定区間にのみ配設さ
    れている請求項(1)に記載のフロアーコンベヤ。
  3. 【請求項3】搬送用移動体の2つの被搬送物支持用トロ
    リーは、トロリーガイドレールに支持される支持用水平
    軸ホィールを備えたトロリー本体と、当該トロリー本体
    上に一定範囲内昇降自在に支持され且つ前記連結手段で
    互いに連結された昇降部材とから構成され、これら昇降
    部材に前記振れ止め用ガイドローラーが設けられている
    請求項(2)に記載のフロアーコンベヤ。
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