JP4545131B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の内燃機関の動力を後輪へ向けて伝達する動力伝達装置に関するものであり、特に、油圧制御式の無段変速機(Continuously Variable Transmission、略称CVT)を備えた動力伝達装置に関するものである。
従来、無段変速機の駆動プーリはクランク軸の延長上の軸端部に設けられていたので、パワーユニットの横幅が広くなりがちだった。また、バランサ軸を設ける場合、無段変速機との位置調整が難しく、側面視で、無段変速機とバランサとが重なり、パワーユニットの横幅が広くなっていた。また、無段変速機の駆動プーリと従動プーリとは、互いに前後となるように配置するのが一般的であるが、このような配置ではパワーユニットの前後方向の長さが長くなりがちであった(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−291420号公報。
無段変速機の配置、バランサ軸の配置、及び無段変速機の駆動プーリと従動プーリの配置を改善して、パワーユニット全体の横幅及び前後長を短縮して、パワーユニットのコンパクト化を図ろうとするものである。
本発明は上記課題を解決したものであって、請求項1に記載の発明は、自動二輪車の内燃機関の動力を伝達する動力伝達装置において、バランサのバランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸とを別軸とし、内燃機関の車幅方向クランク軸から後方へ亘り、前記バランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸を順次平行に配置すると共に、前記クランク軸のクランクピン中心と、前記バランサと、前記無段変速機の各プーリとを、車体中心線の鉛直面上に配置して、前記無段変速機と前記クランク軸との間に、前記内燃機関と前記無段変速機の側面視で、前記無段変速機と重ならないように前記バランサを配置し、前記クランク軸の駆動力を前記バランサ軸の歯車を介して前記無段変速機の駆動プーリ軸に伝達し、前記無段変速機の駆動プーリと従動プーリとを互いに上下に配置したことを特徴とする動力伝達装置に関するものである。
請求項2に記載の発明は、自動二輪車の内燃機関の動力を伝達する動力伝達装置において、バランサのバランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸とを別軸とし、内燃機関の車幅方向クランク軸から後方へ亘り、前記バランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸を順次平行に配置すると共に、前記クランク軸のクランクピン中心と、前記バランサと、前記無段変速機の各プーリとを、車体中心線の鉛直面上に配置して、前記無段変速機と前記クランク軸との間に、前記内燃機関と前記無段変速機の側面視で、前記無段変速機と重ならないように前記バランサを配置し、前記クランク軸の駆動力を前記バランサ軸の歯車を介して前記無段変速機の駆動プーリ軸に伝達し、前記無段変速機の駆動プーリと従動プーリの自動二輪車の左右方向一側にそれぞれ入力クラッチと発進クラッチを配置すると共に、前記両プーリの他側に前記入力クラッチ及び発進クラッチの油圧コントロールユニットを配置したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の動力伝達装置において、前記クランク軸の駆動力は、前記クランク軸の一端に設けられた歯車と、前記バランサ軸に設けられた前記歯車からなるギヤ列を介して、前記無段変速機の前記駆動プーリ軸に伝達され、前記ギヤ列は、車体中心線の鉛直面に対して自動二輪車の左右方向の一側に設けられたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載のいずれかの動力伝達装置において、前記内燃機関は、気筒が車体の前後方向にV型に開いたV型2気筒内燃機関であって、前後の気筒のコンロッドは、クランク軸の略中心のクランクピンに隣接して、枢着されたことを特徴とするものである。
請求項1の発明において:
駆動プーリをクランク軸の延長上に設けると、パワーユニットの車幅方向の幅が広くなって、自動二輪車においてはバンク角を大きく取れなくなり不利である。このため無段変速機をクランク軸の後方に置き、横幅の拡大を防いだ。更に、無段変速機には無端状ベルトが架渡されているので、側面視で無段変速機とバランサが重ならないよう、バランサは無段変速機の前方かつクランク軸の後方に配置した。これによって、パワーユニットの幅を狭くすることができる。
また、駆動プーリをクランク軸上の歯車を介して駆動すると、パワーユニットの幅が大きくなってしまう。これを避けるため、クランク軸の駆動力をバランサ軸の歯車を介して駆動プーリ軸に伝達するようにしたことによって、パワーユニットの幅を狭くすることができる。
さらに、クランク軸の略中心と、バランサと、無段変速機の各プーリとが、車体中心線の鉛直面上に配置されており、パワーユニットの重心が車体の中心とが一致するので、自動二輪車の運動性能が向上する。
さらにまた、駆動プーリと従動プーリとを車両の前後方向に配置すると、パワーユニットの前後長が長くなるので、駆動プーリと従動プーリとを上下方向に配置することによって、パワーユニットの前後長を短縮することができる。
図1は本発明に係るパワーユニット1を搭載した自動二輪車140の側面図である。自動二輪車140の車両構造体は、前端のヘッドパイプ141から後方にメインフレーム(図示なし)が延びると共に、メインフレームの後部から斜め下方にリヤフレーム143が接続され、また、ヘッドパイプ141から下方にダウンフレーム144が延出し後方へ延びている。ダウンフレーム144の後端部は上方へ曲げられ、リヤフレーム143と接続されている。燃料タンク145はメインフレーム(図示なし)を跨ぐ形で設けてある。メインフレームとリヤフレーム143とダウンフレーム144の間に内燃機関2と変速機3とを一体化したパワーユニット1が搭載されている。ヘッドパイプ141にはフロントフォーク146が回動可能に支持され、その上端には操縦用ハンドル147が装着され、下端には前輪148が軸支されている。ダウンフレーム144の後部には、一対のリヤフォーク149がその前端を枢支され、上下方向に揺動可能になっている。リヤフォーク149の後部とリヤフレーム143の後端部との間にリヤクッションユニット150が装着されている。リヤフォーク149の後端には後輪151が軸支されている。
上記内燃機関2は、水冷式V型2気筒内燃機関であり、気筒は車体の前後方向にV型に開いている。Vバンクの両気筒の間の空間に電子式スロットル弁を有するスロットルボディ23が設けられ、マニホルドを介して前後気筒の吸気ポートに接続されている。上記内燃機関2のクランク軸は車両進行方向に直交し、車両の左右方向に向けて横に配置されている。変速機3の変速機軸は上記クランク軸16(図2)と平行である。後輪駆動用延長軸(図示なし)は、変速機の出力軸に直交する連絡軸43(図2)に接続されて、車両の後方へ伸び、後輪151の回転軸に達して、後輪151を駆動する。燃料タンク145の後方にシート152が装備されている。
図2〜図4は、本発明の第1実施形態に係るパワーユニットの図面である。図2は上記パワーユニット1の右面図である。図には右側パワーユニットケースを取り除いた状態と気筒の断面が示してある。パワーユニット1は内燃機関2と変速機3とから構成される。矢印Fは車両搭載時の前方を指している(他の図も同じ。)。この内燃機関2は、水冷式V型2気筒内燃機関であり、気筒は前後方向にV型に開いている。上記内燃機関2のクランク軸16は車両進行方向に直交し、車両の左右向けて横方向に配置されている。クランク軸16の前後に、前側バランサ軸39A、後側バランサ軸39Bが設けてあり、後側バランサ軸39Bの後方に変速機3が設けてある。上記前後のバランサ軸39A、39Bには、それぞれ前側バランサ62A、後側バランサ62Bが設けてある(図2)。これらのバランサ62A、62Bは、いずれも1次バランサであり、クランク軸16と同じ回転数で回転する。
図3は上記パワーユニット1の左面図である。左側ユニットカバーの一部を取り外した状態と後側気筒の断面が示してある。
図4は図2のIV−IV断面展開図である。この図はクランク軸16から後端の連絡軸43までの動力伝達装置4を示している。以下の説明は、上記各図を交互に参照しながら述べる。
パワーユニット1の主な外殻は、図4に示される左パワーユニットケース6、右パワーユニットケース7、左ユニットカバー8、右ユニットカバー9、右外側保護カバー13、および、図2、図3に示される前側気筒5Fと後側気筒5Rのそれぞれに設けられたシリンダブロック10、シリンダヘッド11、およびシリンダヘッドカバー12からなっている。クランク室66と変速機室67を包むパワーユニットケースは、左パワーユニットケース6、右パワーユニットケース7、左ユニットカバー8、右ユニットカバー9、及び右外側保護カバー13によって、構成され、その前半部がクランクケース、後半部が変速機ケースとなっている。
図4において、左右のパワーユニットケース6、7に保持された左ジャーナル軸受14と右ジャーナル軸受15とによって、クランク軸16が回転可能に支持されている。クランク軸16のクランクピン16aに、前側(左側)気筒のコンロッド17Fと後側(右側)気筒のコンロッド17Rとが、隣接して接続されている。図2、図3に示すように、それぞれのコンロッド17にはピストン18が連なり、ピストン18はシリンダブロック10のシリンダ穴に摺動可能に保持されている。シリンダヘッド11の上記ピストン18に対向する部分に燃焼室19が形成され、シリンダヘッド11の壁体を貫通して、先端が上記燃焼室19に臨み、後端が外部に露出する点火プラグ(図示なし)が設けてある。
図2、図3において、燃焼室19には排気ポート21と吸気ポート22とが連なっている。排気ポート21は、前側気筒5Fでは前方へ、後側気筒5Rでは後方へ向けて延びている。吸気ポート22は、何れの気筒でもVバンクの両気筒の間の空間へ延び、電子式スロットル弁を有するスロットルボディ23と接続され、燃料と空気が供給される。排気ポート21には排気弁24、吸気ポート22には吸気弁25が設けてある。また、シリンダヘッドカバー12の中には、カム軸26が設けられ、カム軸26の上方に排気ロッカーアーム軸27、吸気ロッカーアーム軸28が設けられ、これらのアーム軸に設けられた排気ロッカーアーム29、吸気ロッカーアーム30は、上記カム軸26の排気カム、吸気カムに駆動されて、上記排気弁24、吸気弁25のステム頂部を押して各弁を開閉駆動する。図2において、カム軸26は、その端部に設けられたカム軸従動スプロケット33とクランク軸16に設けられたカム軸駆動スプロケット34とに掛け回されたカム軸駆動チェーン35によって、クランク軸16の1/2の回転数で、回転駆動される。図2にカムチェーン室36が示してある。
図2において、このパワーユニット1では、クランク軸16の前後に前側バランサ軸39Aと後側バランサ軸39Bが設けてあり、後側バランサ軸39Bの後方にクランク軸と平行な3本の変速機軸、即ちCVT駆動軸40、CVT従動軸41、及び変速機出力軸42が設けてある。更に、後輪駆動用延長軸(図示なし)に接続するための連絡軸43が、変速機出力軸42に直交して、後方に向けて設けてある。
図4において、左パワーユニットケース6の外側に、左ユニットカバー8が設けてあり、その内面に固定されたステータ45Sと、クランク軸16の左端に固定され上記ステータ45Sを囲むロータ45Rとから、発電機45が構成されている。発電機45に隣接して設けてある図4の歯車48は、スタータモータ46(図2、図3)から歯車列47(図3)を介してクランク軸16が回転駆動力を受けるためのスタータ従動歯車48(図3、図4)である。
クランク軸16の右端部に設けてあるクランク軸出力歯車50は、隣接するカム式トルクダンパ51との組合せによって機能し、前側バランサ軸39A、後側バランサ軸39Bに設けられた各バランサ軸入力歯車61A、61B(図2)に噛合って、1:1の回転数で動力伝達を行なう歯車である。
クランク軸出力歯車50とカム式トルクダンパ51とは、クランク軸16にスプライン結合されたカラー52上に構成されている。クランク軸出力歯車50はカラー52上に回動自在に嵌装され、その側面に円弧状凹面を有する凹カム53が形成されている。カラー52外周のスプラインにリフタ54が軸方向移動可能に嵌装され、同リフタ54の端面に円弧状凸面を有する凸カム55が形成され、同凸カム55は上記凹カム53に嵌っている。カラー52の端部にはスプリングホルダ56がスプラインと止め輪によって固定されている。同スプリングホルダ56と上記リフタ54との間に皿ばね57が設けられ、上記凸カム55を上記凹カム53の方へ付勢している。クランク軸16のトルクはカラー52、リフタ54、凸カム55、凹カム53、クランク軸出力歯車50の順に伝達される。内燃機関の衝撃トルクがクランク軸16に伝達されたときには、凸カム55は、凹カム53のカム面で周方向に滑ると共に凹カム53の傾斜面に乗り上げ、皿ばね57の付勢力に抗して軸方向へ移動して衝撃トルクを吸収し、衝撃が緩和されたトルクがクランク軸出力歯車50を経てバランサ軸39A、39B(図2)へ伝達される。
図4において、後側バランサ軸39Bは左パワーユニットケース6と右ユニットカバー9とにボールベアリング59、60を介して回転自在に支持されている。右パワーユニットケース7と右ユニットカバー9との間に後側バランサ軸入力歯車61Bがスプライン嵌合で取り付けてある。クランク軸16の一対のクランクウエブの間に挟まれるように、後側バランサ軸39Bに後側バランサ62Bがスプライン嵌合され、クランク軸16と同速で回転する。後側バランサ軸入力歯車61Bのボス部に小径のバランサ軸出力歯車63が圧入固定され、CVT駆動軸40の変速機入力クラッチ75に固定された大径の変速機入力歯車78に噛み合って、回転が減速して伝達される。
左パワーユニットケース6と右パワーユニットケース7との突合せ部分に隔壁65が形成され、クランク室66と仕切られた変速機室67が形成されている。「変速機」は、変速機室67内の複数の機器の総称である。変速機室67内に無段変速機(CVT)85が収容されている。無段変速機85はCVT駆動プーリ86、CVT従動プーリ92及び無端状金属ベルト99から構成されるものである。変速機室67には3本の変速機軸即ち、CVT駆動軸40とCVT従動軸41と変速機出力軸42が設けてある。CVT駆動軸40は左パワーユニットケース6と右パワーユニットケース7とにボールベアリング68(図示なし)、69を介して回転自在に支持されている。CVT従動軸41は左パワーユニットケース6と右パワーユニットケース7とにボールベアリング70、71を介して回転自在に支持されている。変速機出力軸42は左パワーユニットケース6と右パワーユニットケース7とにボールベアリング72、73を介して回転自在に支持されている。
右パワーユニットケース7と右ユニットカバー9とに挟まれたCVT駆動軸40の右端部に変速機入力クラッチ75が設けてある。これは起動時に後側バランサ軸39BからCVT駆動軸40へ加わる動力を伝達する油圧駆動式多板クラッチである。CVT駆動軸40の右端部に変速機入力クラッチ75のクラッチアウタ76がスプライン嵌合によって固定されている。クラッチアウタ76のボス部に変速機入力クラッチ75のクラッチインナ77が相対回転可能に嵌装されている。クラッチインナ77のボス部に変速機入力歯車78が固定され、クラッチインナ77と共に回転する。変速機入力歯車78は後側バランサ軸39Bのバランサ軸出力歯車63と噛み合っている。クラッチインナ77には相対回転不能・軸方向可動の複数個の駆動摩擦板が設けてあり、クラッチアウタ76には相対回転不能・軸方向可動の複数個の従動摩擦板が設けてある。これらは交互に重ねられて摩擦板群79を構成している。クラッチアウタ76の開放側には上記摩擦板群79に接して受圧プレート81が固定され、摩擦板群79の他方の側は軸方向に可動の加圧プレート82が押さえている。クラッチアウタ76と加圧プレート82との間に、変速機入力クラッチ油室83が設けられている。上記油室83に隣接してコイルばね84が装着され、常時クラッチを断とする方向へ加圧プレート82を押している。内燃機関が所定回転数以上に達した時、変速機入力クラッチ用ソレノイドバルブ135の制御によって低圧のエンジン用オイルが変速機入力クラッチ油室83に供給され、加圧プレート82がコイルばね84の付勢力に抗して押され、変速機入力クラッチ75が接続される。
CVT駆動軸40の左右パワーユニットケース6、7に挟まれた部分に、CVT駆動プーリ86が設けてある。上記駆動プーリ86は駆動プーリ固定半体87と駆動プーリ可動半体88とを備えて構成されている。上記固定半体87はCVT駆動軸40と一体に形成されており、したがって軸方向に移動不可能、かつCVT駆動軸40に対して相対回転不可能である。駆動プーリ固定半体87の右側に駆動プーリ可動半体88が設けてある。上記可動半体88はキー89によってCVT駆動軸40に相対回転不能に装着されているが、軸方向には移動可能である。可動半体88と仕切り板90との間にCVT駆動プーリ油室91が形成されている。油室91には無段変速機用オイルの油圧がかかるようになっている。上記固定半体87と可動半体88との間隔は、油圧コントロールバルブユニット136を介して上記油室91にかかる無段変速機用オイルの油圧を調節することによって制御される。油室91の圧力が高くなると、駆動プーリ可動半体88は駆動プーリ固定半体87に接近する方向へ押される。
CVT従動軸41の左右パワーユニットケース6、7に挟まれた部分に、CVT従動プーリ92が設けてある。上記従動プーリ92は従動プーリ固定半体93と従動プーリ可動半体94とを備えて構成されている。上記固定半体93はCVT従動軸41と一体に形成されており、したがって軸方向に移動不可能、かつCVT従動軸41に対して相対回転不可能である。従動プーリ固定半体93の左側に従動プーリ可動半体94が設けてある。上記可動半体94はキー95(図示なし)によってCVT従動軸41に相対回転不能に装着されているが、軸方向には移動可能である。可動半体94と固定された端版96との間にCVT従動プーリ油室97が形成されている。油室97には無段変速機用オイルの油圧がかかるようになっており、上記固定半体93と可動半体94との間隔は、油圧コントロールバルブユニット136を介して上記油室97にかかる無段変速機用オイルの油圧を調節することによって制御される。油室97の中にはコイルばね98が装着され、常時従動プーリ可動半体94を従動プーリ固定半体93に接近する方向へ押している。油室97の圧力が高くなると、従動プーリ可動半体94は従動プーリ固定半体93に更に接近する方向へ押される。
上記CVT駆動プーリ86とCVT従動プーリ92とには、無端状金属ベルト99が架渡され、CVT駆動プーリ86の回転がCVT従動プーリ92に伝達される。可動半体と固定半体との間隔が広いと無端状金属ベルト99の巻き掛け半径が小さく、可動半体が固定半体に接近すると無端状金属ベルト99の巻き掛け半径が大きくなる。駆動プーリ86側の巻き掛け半径が小、従動プーリ92側の巻き掛け半径が大の時は、回転は減速され、駆動プーリ86側の巻き掛け半径が大、従動プーリ92側の巻き掛け半径が小の時は、回転は増速される。
CVT従動プーリ92の右側に発進クラッチ101が設けてある。これはCVT従動軸41から変速機出力軸42への動力伝達を断続するためのものである。CVT従動軸41に発進クラッチ101のクラッチアウタ102が固定され、クラッチアウタ102の内側に、クラッチインナ103がCVT従動軸41にボールベアリング104とニードルベアリング105を介して相対回転可能に設けてある。クラッチアウタ102には相対回転不能・軸方向可動の複数個の駆動摩擦板が設けてあり、クラッチインナ103には相対回転不能・軸方向可動の複数個の従動摩擦板が設けてある。駆動摩擦板と従動摩擦板とは交互に重ねられ、摩擦板群106を構成している。クラッチアウタ102の開放端に摩擦板群106に接して受圧プレート108が固定され、摩擦板群の他方の側は軸方向に可動の加圧プレート109が押さえている。クラッチアウタ102と加圧プレート109との間に発進クラッチ油室110が設けられ、無段変速機用オイルの油圧がかかるようになっている。発進クラッチ油室110に隣接してコイルばね111が装着され、常時クラッチを断とする方向へ加圧プレート109を押している。油圧コントロールバルブユニット136を介して無段変速機用オイルの油圧がかかった時には加圧プレート109がコイルばね111の付勢力に抗して押され発進クラッチ101が接続される。
上記クラッチインナ103のボス部に小径のCVT出力歯車112が一体に形成してある。これは変速機出力軸42の右端にスプライン嵌合されている大径の出力軸歯車114に噛み合っており、発進クラッチ101が接続された時に、CVT従動軸41の回転が減速して変速機出力軸42に伝達される。変速機出力軸42の左端に傘歯車115が一体的に形成されている。また、連絡軸43の前端にも傘歯車116が一体に形成され、上記変速機出力軸42の傘歯車115に噛み合っている。連絡軸43の後端にはスプライン117が設けてあり、後輪駆動用延長軸(図示なし)が接続できるようになっている。これらの軸、金属ベルトおよび歯車によって、クランク軸16の回転出力が後輪に伝達される。
図2において、パワーユニット1の下部に、エンジン用オイルポンプ120と変速機用オイルポンプ128が設けてある。エンジン用オイルポンプ120は、後側バランサ軸39Bに設けられた駆動スプロケット121とエンジン用オイルポンプ軸122に設けられた従動スプロケット123とに掛け回された駆動チェーン124によって回転駆動され、エンジン用オイルを下部のオイルパン125からオイルストレーナ126を介して吸入し、内燃機関2内、クランク室66内の潤滑部、及び変速機入力クラッチ75に送る。変速機入力クラッチ75へは、エンジン用オイルは、内燃機関の回転数が所定値を超過した時、変速機入力クラッチ用ソレノイドバルブ135を経て送られる。エンジン用オイルは、金属摺動部の摩擦低減のためだけでなく、変速機入力クラッチ75の油室83に供給されて加圧プレート82の駆動にも用いられる。
変速機用オイルポンプ128はCVT従動軸41に設けられた駆動スプロケット129と変速機用オイルポンプ軸130に設けられた従動スプロケット131とに掛け回された駆動チェーン132によって回転駆動され、無段変速機用オイルを下部のオイルパン(図示なし)からオイルストレーナ(図示なし)を介して吸入し、油圧コントロールバルブユニット136を経て、CVTの駆動プーリ可動半体88、従動プーリ可動半体94、無端状金属ベルト99、及び発進クラッチ101へ送る。上記両ポンプのオイルパンは、それぞれのオイルが混合しないよう、別々に分離して設けてある。無段変速機用オイルは、駆動プーリ可動半体88の油室91および従動プーリ可動半体94の油室97へ供給され、各可動半体を駆動する。また発進クラッチ101の油室110へ供給され、加圧プレート109の駆動に用いられる。無段変速機用オイルは、エンジン用オイルに比して、摩擦力向上の作用があるので、無端状金属ベルト99と駆動プーリ86、従動プーリ92との接触部において滑りを防止する。無段変速機用オイルは上記のほか、変速機室内の潤滑にも用いられる。
図2〜図4において、油圧コントロールバルブユニット136は、左パワーユニットケース6の後部上面に設置してある。この装置に供給された無段変速機用オイルは、CVT駆動プーリ油室91、CVT従動プーリ油室97、及び発進クラッチ油室110等へ、それぞれタイミング及び圧力を制御されて送られる。制御のための油圧切換は、油圧コントロールバルブユニット136内のスプール弁を介してソレノイドで行われる。
図5は本発明の第2実施形態に係るパワーユニット1の右面図である。本実施形態では、油圧コントロールバルブユニット136がパワーユニット1の後部の右外側保護カバー13の外面に取り付けてある。オイル供給対象機器が収容されている変速機室67に近いので、油路配管長の短縮に役立つ。
図6は本発明の第3実施形態に係るパワーユニット1の左面図である。本実施形態では、油圧コントロールバルブユニット136がパワーユニット1の後部左側外面に取り付けてある。オイル供給対象機器が収容されている変速機室67に近いので、油路配管長の短縮に役立つ。
図7は本発明の第4実施形態に係るパワーユニット1の各回転軸を含む断面展開図である。本実施形態が第1実施形態(図4)と異なる点は、変速機入力クラッチ175が変速機室67内に設けられていることである。クラッチアウタ176のボス部176aとクラッチインナ177のボス部177aはボールベアリング169の内輪の内側を貫通して、右パワーユニットケース7の右側へ延長され、クラッチインナのボス部117aには変速機入力歯車178が固定されている。本実施形態においても、変速機入力クラッチ175内における、クラッチアウタ176、クラッチインナ177、摩擦板群179、受圧プレート181、加圧プレート182、変速機入力クラッチ油室183、コイルばね184の相対的位置関係は、第1実施形態と同じである。
変速機入力クラッチ175が変速機室67内に収容されたことによって、このクラッチ175の作動及び潤滑は、変速機室67内の他の機器と同じく、油圧コントロールバルブユニット137を介して、無段変速機用オイルで行われる。このため、油圧コントロールバルブユニット137にはソレノイドが1個追加されている。変速機室67の外側に残された変速機入力歯車178の潤滑は第1実施形態の場合と同じくエンジン用オイルで行われる。内燃機関が所定回転数以上に達した時、油圧コントロールバルブユニット137の制御によって高圧の無段変速機用オイルが変速機入力クラッチ油室183に供給され、加圧プレート182がコイルばね184の付勢力に抗して押され、変速機入力クラッチ175が接続される。これにより、エンジン始動時の区ランキング時の負荷を大幅に低減することができる。
図8は、上記実施形態における車体とパワーユニットとの位置関係を示す平面図である。図において、前輪148の中心と後輪151の中心とを含む車体中心線を通る鉛直面は車体中心線の鉛直面190であり、上記各実施形態においては、クランク軸16の略中心と、バランサ62A、62Bと、無段変速機のCVT駆動プーリ86、CVT従動プーリ92が、車体中心線の鉛直面190上に配置されており、パワーユニットの重心が車体の中心とが一致するので、自動二輪車の運動性能が向上している。
以上詳述した本実施形態においては、次の効果がもたらされる。
(1)無段変速機の駆動プーリをクランク軸の端部に設けると、パワーユニットの横幅が大きくなる。本実施形態では、無段変速機はクランク軸後方、クランク軸左右方向のほぼ中央、即ちクランクピンの後方に置いてある。バランサもクランクピンの後方に置く必要がある。本発明では側面視で無段変速機とバランサとが重ならないよう、バランサをクランク軸と無段変速機の間に配置して、パワーユニットの幅を狭くし、大きい車体バンク角を取り得るようにした。
(2)無段変速機の駆動プーリをクランク軸の延長上に歯車を設けて、クランク軸で直接駆動すると、パワーユニットの幅が広くなって不利である。このため、クランク軸の回転を、バランサ軸の歯車を介して駆動プーリ軸に伝達するようにした。これによってパワーユニットの幅を狭くすることができた。
(3)駆動プーリと従動プーリとを車両の前後方向に配置すると、パワーユニットの前後長が長くなるので、駆動プーリと従動プーリとを上下方向に配置することによって、パワーユニットの前後長を短縮することができた。
(4)クランク軸の略中心と、バランサと、無段変速機の各プーリとが、車体の車体中心線の鉛直面上に配置されており、パワーユニットの重心が車体の中心鉛直面とが一致するので、自動二輪車の運動性能が向上する。
(5)無段変速機を内燃機関のクランク軸の後方に置き、クランク軸の略中心と無段変速機の各プーリとが、車体中心線の鉛直面上に配置されるので、内燃機関と変速機とを含むパワーユニットの幅が狭くなって、自動二輪車のバンク角を大きくとりうると共に、車体の中心面(前後のタイヤの中心を結んだ線を通る鉛直面)とパワーユニットの重心が一致するので、自動二輪車の運動性能が向上する。
本発明の実施形態に係るパワーユニットを搭載した自動二輪車の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るパワーユニットの右面図である。 上記パワーユニットの左面図である。 図2のIV−IV断面展開図である。 本発明の第2実施形態に係るパワーユニットの右面図である。 本発明の第3実施形態に係るパワーユニットの左面図である。 本発明の第4実施形態に係るパワーユニットの各回転軸を含む断面展開図である。 上記実施形態における車体とパワーユニットとの位置関係を示す平面図である。
符号の説明
1…パワーユニット、2…内燃機関、3…変速機、4…動力伝達装置、6…左パワーユニットケース、7…右パワーユニットケース、16…クランク軸、39A…前側バランサ軸、39B…後側バランサ軸、40…CVT駆動軸、41…CVT従動軸、42…変速機出力軸、43…連絡軸、61A…前側バランサ軸入力歯車、61B…後側バランサ軸入力歯車、62A…前側バランサ、62B…後側バランサ、63…バランサ軸出力歯車、65…隔壁、66…クランク室、67…変速機室、75,175…変速機入力クラッチ、78…変速機入力歯車、85…無段変速機(CVT)、86…CVT駆動プーリ、92…CVT従動プーリ、101…発進クラッチ、136,137…油圧コントロールバルブユニット

Claims (4)

  1. 自動二輪車の内燃機関の動力を伝達する動力伝達装置において、
    バランサのバランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸とを別軸とし、
    内燃機関の車幅方向クランク軸から後方へ亘り、前記バランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸を順次平行に配置すると共に、
    前記クランク軸のクランクピン中心と、前記バランサと、前記無段変速機の各プーリとを、車体中心線の鉛直面上に配置して、前記無段変速機と前記クランク軸との間に、前記内燃機関と前記無段変速機の側面視で、前記無段変速機と重ならないように前記バランサを配置し、
    前記クランク軸の駆動力を前記バランサ軸の歯車を介して前記無段変速機の駆動プーリ軸に伝達し、
    前記無段変速機の駆動プーリと従動プーリとを互いに上下に配置したことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 自動二輪車の内燃機関の動力を伝達する動力伝達装置において、
    バランサのバランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸とを別軸とし、
    内燃機関の車幅方向クランク軸から後方へ亘り、前記バランサ軸と無段変速機の駆動プーリ軸を順次平行に配置すると共に、
    前記クランク軸のクランクピン中心と、前記バランサと、前記無段変速機の各プーリとを、車体中心線の鉛直面上に配置して、前記無段変速機と前記クランク軸との間に、前記内燃機関と前記無段変速機の側面視で、前記無段変速機と重ならないように前記バランサを配置し、
    前記クランク軸の駆動力を前記バランサ軸の歯車を介して前記無段変速機の駆動プーリ軸に伝達し、
    前記無段変速機の駆動プーリと従動プーリの自動二輪車の左右方向一側にそれぞれ入力クラッチと発進クラッチを配置すると共に、前記両プーリの他側に前記入力クラッチ及び発進クラッチの油圧コントロールユニットを配置したことを特徴とする動力伝達装置。
  3. 前記クランク軸の駆動力は、前記クランク軸の一端に設けられた歯車と、前記バランサ軸に設けられた前記歯車からなるギヤ列を介して、前記無段変速機の前記駆動プーリ軸に伝達され、
    前記ギヤ列は、車体中心線の鉛直面に対して自動二輪車の左右方向の一側に設けられたことを特徴とする請求項2記載の動力伝達装置。
  4. 前記内燃機関は、気筒が車体の前後方向にV型に開いたV型2気筒内燃機関であって、前後の気筒のコンロッドは、クランク軸の略中心のクランクピンに隣接して、枢着されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の動力伝達装置。
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