JP4529095B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
このような撮像装置の具体的構成として、撮像装置の外装を構成する筐体の前面に撮影レンズが設けられ、板状のバリアを前面に沿って上下にスライド移動させることで、バリアを、撮影レンズを覆う閉塞位置と撮影レンズを露出する開放位置との間で移動可能としたものが提供されている(特許文献1参照)。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、デザイン性の自由度を確保する上で有利な撮像装置を提供することにある。
図1は本実施の形態の撮像装置10のバリア40が閉塞位置P1にある状態を示す斜視図、図2は撮像装置10のバリア40が開放位置P2にある状態を示す斜視図、図3は撮像装置10を後方から見た斜視図、図4は撮像装置10のバリア40が閉塞位置P1にある状態を示す正面図、図5は撮像装置10のバリア40が開放位置P2にある状態を示す正面図、図6は撮像装置10のバリア40が閉塞位置P1と開放位置P2との中間位置にある状態を示す正面図、図7は撮像装置10の構成を示すブロック図である。
撮像装置10は、外装を構成する筐体12を有している。なお、本明細書において前方とは被写体側をいい、後方とは結像側をいい、撮像装置10の左右は前方から見た状態でいうものとする。
筐体12は、図1乃至図3に示すように、前後方向の厚さと、厚さよりも大きい寸法の上下方向の高さと、高さよりも大きい寸法の左右方向の幅を有し、扁平な薄い矩形板状に形成されている。
筐体12は前方に臨む前面14と、後方に臨む後面16と、上方に臨む上面18と、下方に臨む下面20と、左右に臨む左右の側面22、24とを有している。
前面14には、バリア40と、バリア開閉用部材42とが設けられている。
図2に示すように、筐体12の右側部には、撮像光学系26を収容するレンズ鏡筒28が上下方向に延在して設けられ、撮像光学系26の最も前方に撮影レンズ26A(対物レンズ)が位置している。
本実施の形態において撮像光学系26は、図7に示すように、ズーム率が可変のズーム機構(ズーム光学系)90を含んで構成され、ズーム機構90は、該ズーム機構90をズーム動作させる回転モータやリニアモータなどのアクチュエータ92を含んで構成され、このアクチュエータ92はズームレバー70によって動作される。
筐体12の前面14上部の右側部寄りの箇所には開口が設けられ、撮像光学系26の最も前部に配置される撮影レンズ26Aが前記開口を介して前方に臨んで設けられ、したがって、撮影レンズ26Aは前面14の上部に設けられている。
なお、撮像光学系26は、撮影レンズ26Aに加えて、何れも図示しないが、撮影レンズ26Aの後方に位置し光路を90度下方に屈曲させるプリズム、該プリズムの下方に前記光路に沿って配置された複数のレンズ、光路上に配置された絞り機構などを含んで構成されている。
前面14の撮影レンズ26Aの左側部には、焦点距離測定用の照明光などを照射する発光部28A、照明補助光(閃光)を発光するフラッシュ部28Bなどが設けられている。
筐体12の上面18には、電源スイッチ30A、シャッタボタン(レリーズボタン)30Bが設けられている。
ズームレバー70は、上面18および側面22が交差する角部76に配設され、シャッタボタン30Bとズームレバー70は近接している。ズームレバー70によって操作レバーが構成されている。
図3に示すように、後面16のほぼ全面に、撮像した映像(画像データ)を表示すると共に、撮影や再生にまつわる種々の設定操作などを行うための操作画面あるいはメニュー画面などを表示するディスプレイ32が設けられている。ディスプレイ32によって表示部が構成されている。
本実施の形態では、ディスプレイ32は、その表面(表示面)に指先で触れることで操作入力を行うタッチパネル34が設けられており、該タッチパネル34を操作することにより、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作、撮像光学系26のズーム率を望遠側(テレ側)あるいは広角側(ワイド側)に調整する操作などが行えるように構成されている。
撮像素子36Aは、撮影光学系26によって結像された被写体像を撮像するものであり、CCDやCMOSセンサなど従来公知のさまざまな撮像素子が採用可能である。
画像処理部36Bは、撮像素子36Aから出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、メモリカードなどの記録媒体2に記録するものである。
表示処理部36Cは、前記画像データをディスプレイ32に表示させ、また、前記操作画面あるいはメニュー画面などをディスプレイ32に表示させるものである。
操作部36Dは、電源スイッチ30A、シャッタボタン30B、タッチパネル34などを含んで構成されるものである。
制御部36Eは、操作部36Dの操作に応じて画像処理部36B、表示処理部36Cを制御するものであり、CPUなどを含んで構成されている。
図8、図9はバリア40、バリア開閉用部材42、移動機構44の構成を示す分解斜視図である。
図10はバリア40が閉塞位置に位置した状態を後方から見た連動機構44を示す後面図、図11はバリア40が閉塞位置に位置した状態を後方から見たバリア40、バリア開閉用部材42、連動機構44の位置関係を示す後面図である。
図12はバリア40が閉塞位置と開放位置との中間位置に位置した状態を後方から見た連動機構44を示す後面図、図13はバリア40が閉塞位置と開放位置との中間位置に位置した状態を後方から見たバリア40、バリア開閉用部材42、連動機構44の位置関係を示す後面図である。
図14はバリア40が開放位置に位置した状態を後方から見た連動機構44を示す後面図、図15はバリア40が開放位置に位置した状態を後方から見たバリア40、バリア開閉用部材42、連動機構44の位置関係を示す後面図である。
図16はアーム58の平面図である。
撮像装置10には、撮影レンズ26Aを開閉するバリア40と、バリア40を移動させるためのバリア開閉用部材42および連動機構44とが設けられている。
バリア開閉用部材42は、扁平な板状を呈し、筐体12の前面14に設けられている。
バリア開閉用部材42は、筐体12の前面14の左右方向の全長にわたる幅と、前面14の上下の高さよりも小さい高さとを有して左右に細長い細長形状を呈している。
図9に示すように、バリア開閉用部材42の後面に、第1ボス部4202を介して第1ガイド片46が取着され、また、2つの第2ボス部4204を介して第2ガイド片48が取着されている。
一方、筐体12の前面14を構成する前面板50の後面に、板金製の板状のフレーム52が取着されている。
第1ガイド片46は、前面板50の開口5002内に位置し、図10に示すように、開口5002の縁である前面板50の後面箇所に上下に摺動可能に配設されている。
図9に示すように、2つのボス部4004は、前面板50の開口5004、5006およびフレーム52の開口5002に挿通され、第2ガイド片48が2つのボス部4004に取着されることにより、第2ガイド片48はフレーム52の後面に配置されている。
そして、第2ガイド片48のガイド部4802が、フレーム52の開口5202を通り、図10に示すように、前面板50の後面部分に上下に摺動可能に配設されている。
これら第1ガイド片46および第2ガイド片48によりバリア開閉用部材42は、筐体12の前面14から前方へ外れないように構成されている。
ガイド軸4810、4812が長孔5210、5212の上端に係合することでバリア開閉用部材42の第1の位置(図4)が決定され、ガイド軸4810、4812が長孔5210、5212の下端に係合することでバリア開閉用部材42の第2の位置(図5)が決定される。したがってバリア開閉用部材42は第1の位置と第2位置との間で移動可能にフレーム52を介して筐体12で支持されている。
本実施の形態では、第1の位置は、バリア開閉用部材42が前面14の高さの中央に位置した箇所である。
バリア40は、撮影レンズ26Aを覆う閉塞位置(図4)と撮影レンズ26Aを露出させる開放位置(図5)との間でバリア開閉用部材42を介して連動機構44により移動される。
バリア40は、筐体12の前面14の左右方向の全長にわたる幅と、前面14の上下の高さよりも小さい高さとを有して共に左右に細長い細長形状を呈している。
バリア40は、開放位置で第2の位置に位置するバリア開閉用部材42で覆われ、バリア40は、閉塞位置で第1の位置に位置するバリア開閉用部材42の上方に露出し撮影レンズ26Aを覆う。
また、バリア開閉用部材42が第1の位置に位置し、バリア40が閉塞位置に位置した状態で、撮像装置10の前面は、バリア40と、バリア開閉用部材42と、バリア開閉用部材42の下方に露出する筐体12の前面14部分とで構成される。
また、バリア開閉用部材42が第2の位置に位置し、バリア40が開放位置に位置した状態で、撮像装置10の前面は、バリア開閉用部材42と、バリア開閉用部材42の上方と下方に露出する筐体12の前面14部分とで構成される。
図9に示すように、バリア40の後面の幅方向の一方の端部に、第1ボス部4002を介して第1ガイド片54が取着され、また、バリア40の後面の幅方向の他方の端部寄りの箇所に、第2ボス部4004を介して第2ガイド片56が取着されている。
第1ガイド片54は、前面板50の開口5002内に位置し、図10にも示すように、開口5002の縁である前面板50の後面箇所に上下に摺動可能に配設されている。
第2ガイド片56は、前面板50の開口5006内に位置し、図10にも示すように、開口5006の縁である前面板50の後面箇所に上下に摺動可能に配設されている。
これら第1ガイド片54および第2ガイド片56によりバリア40は、筐体12の前面14から前方へ外れないように構成されている。
ガイド軸4010、4012が長孔5220、5222の上端に係合することでバリア40の閉塞位置(図4)が決定され、ガイド軸4010、4012が長孔5220、5222の下端に係合することでバリア40の開放位置(図5)が決定される。
したがって、バリア40は、閉塞位置と開放位置との間で移動可能にフレーム52を介して筐体12で支持されている。
連動機構44は、図9に示すように、アーム58、フレーム52、第2ガイド片48、トグルばね60、62などを含んで構成されている。
アーム58は、前面板50とフレーム52との間に配設され、細長形状を呈している。
アーム58の長手方向の一端にガイド軸5804が突設され、ガイド軸5804はフレーム52の長孔5230に移動可能に挿入され、したがってアーム58はガイド軸5804と長孔5230部分を支点として揺動することになる。
長孔5230は左右方向に延在しており、長孔5230の上下高さはガイド軸5804が上下にがたつくことがなく、移動できる寸法で形成されている。
また、アーム58の長手方向の中間部には係合孔5802が形成され、この係合孔5802には、第2ガイド片48のガイド軸4812がフレーム52の長孔5212を介して挿入されている。
さらに、アーム58の長手方向の他端に、図9、図16に示すように、バリア40のガイド軸4012に揺動可能に結合されている。
したがって、バリア40とバリア開閉用部材42とはアーム58を介して連結されている。
また、アーム58とバリア40との連結箇所は、アーム58とバリア開閉用部材42との連結箇所よりも支点から離れた箇所に位置し、バリア開閉用部材42の移動によりアーム58を介して第1の位置と第2の位置との間隔よりも大きな間隔でバリア40が閉塞位置と開放位置との間で移動される。
アーム58の揺動によりガイド軸4012を介してバリア40が上下に移動する。
この場合、バリア40およびバリア開閉用部材42は左右方向の位置を変えることなく上下に直線移動するので、アーム58の揺動時、ガイド軸4812は係合孔5802内で移動し、ガイド軸5804は長孔5230内を移動し、バリア40およびバリア開閉用部材42の動きが円滑になされるように図られている。
また、バリア開閉用部材42が移動される際に、ガイド軸4812が左右に延在する係合孔5802の縁に係合しアーム58の揺動が円滑になされるように、言い換えると、ガイド軸4812が係合孔5802の縁に直角に係合してアーム58の揺動が円滑になされるように、係合孔5802の形状が定められている。
2つのトグルばね60、62のうちの他方のトグルばね62は、図10、図14に示すように、アーム58のガイド軸5804とフレーム52との間に設けられ、長溝5222の延在方向と直交する方向からガイド軸5804が長溝5222の縁に当接するように付勢しており、バリア40が閉塞位置および開放位置に位置した状態を安定させると共にバリア40のがたつきの防止が図られている。
(閉塞位置)
図1、図4に示すように、バリア開閉用部材42は第1の位置に位置し、バリア40は閉塞位置に位置する。
この状態で図10、図11に示すように、アーム58はガイド軸4812、ガイド軸5804がガイド軸4012よりも下方に位置した傾斜した姿勢をとり、バリア40およびバリア開閉用部材42はトグルばね60、62により第1の位置および閉塞位置にそれぞれ付勢される。
(閉塞位置から開放位置)
図6に示すように、バリア開閉用部材42を第1の位置から第2の位置に移動させると、図12、図13に示すように、アーム58が揺動し、バリア開閉用部材42よりも大きなストロークでバリア40を下方に移動させる。
(開放位置)
図2、図5に示すように、バリア開閉用部材42が第2の位置に位置すると、バリア40が開放位置に位置し、撮影レンズ26Aが露出すると共に、バリア40がバリア開閉用部材42により隠される。
この状態で図14、図15に示すように、アーム58はガイド軸5804がガイド軸4012よりも下方に位置し、かつ、ガイド軸5802がガイド軸4012とほぼ同じ高さとなった傾斜した姿勢をとり、バリア40およびバリア開閉用部材42はトグルばね60、62により第2の位置および開放位置にそれぞれ付勢される。
(開放位置から閉塞位置)
図6に示すように、バリア開閉用部材42を第2の位置から第1の位置に移動させると、図12、図13に示すように、アーム58が揺動し、バリア開閉用部材42よりも大きなストロークでバリア40を上方に移動させ、図1、図4に示すように、バリア開閉用部材42が第1の位置に位置すると、バリア40は閉塞位置に位置する。
したがって、バリア40およびバリア開閉用部材42の2つの部品を筐体12に対してレイアウトすることができるため、撮像装置10のデザイン性の自由度を確保する上で有利となる。
すなわち、従来のように1枚のバリアを用いた場合は、閉塞位置に位置したバリアが筐体の面に対して偏位した箇所に位置せざるを得ないのに対し、本実施の形態では、図4に示すように、バリア40が閉塞位置に位置すると共にバリア開閉用部材42が第1の位置に位置した状態で、バリア開閉用部材42を筐体12の前面14の高さの中央に位置させることができるので、筐体12の前面14に対してのバリア40およびバリア開閉用部材42のバランスをとることができ、撮像装置10の前面のデザイン性の自由度を確保する上で有利となる。
また、筐体12の前面14およびバリア40を同一の外観、加飾となるように色彩や模様などを形成すると共に、バリア開閉用部材42を筐体12の前面14およびバリア40と異なる外観、加飾となるように色彩や模様などを形成すれば、バリア開閉用部材42が図1、図4に示す第1の位置に位置した際に、該バリア開閉用部材42を筐体12の前面の上下方向の中央に位置した帯状加飾品とすることができ、撮像装置10の前面のデザイン性を高める上で有利となる。
図17はズームレバー70を含む要部の分解斜視図、図18は図17の拡大斜視図、図19はズームレバー70の組み立て状態を示す斜視図、図20は筐体12に組み込まれたズームレバー70の説明図、図21はズームレバー70の正面図、図22は図21のA矢視図、図23は図21のB矢視図、図24は図21のC矢視図、図25は図21のD矢視図、図26は図21のEE線断面図である。
図17に示すように、上面18は、上面用化粧板72により構成され、上面用化粧板72は、上面板部7202と、上面板部7202の両端に屈曲され筐体12の側面22、24を構成する左右の側面板部7204、7206とを有し、上面用化粧板72はシャーシ74に組みつけられる。
上面板部7202には、電源スイッチ30Aを収容する電源スイッチ収容欠部7210と、シャッタボタン30Bを収容するシャッタボタン収容欠部7212とが設けられ、上面板部7202と左側面板部7204とが交差する角部76にズームレバー70が挿入される欠部7220が設けられている。
ズームレバー70は、図21乃至図26に示すように、基部78と操作用凸部80とを有している。
図22、図26に示すように、半円筒壁部78Aと両端の端面壁78Bとの間が空間Sとなっており、図21、図26に示すように、両端の端面壁78Bには支軸挿通孔78Cが同軸上に形成されている。
図17に示すように、ズームレバー70はこの支軸挿通孔78Cの軸心を前後方向に向けて角部76に配設されている。
そして、支軸挿通孔78Cに、筐体12の前後方向に延在する軸心を有する支軸82が挿通され、この支軸82の両端は筐体12側で支持されており、この支軸82によりズームレバー70は筐体12の前後方向に延在する軸心回りに揺動可能に支持されている。
また、図21乃至図24に示すように、半円筒壁部78Aの延在方向の両端には、第1押圧部78Dと第2押圧部78Eとが設けられている。詳細には、図20に示すように、ズームレバー70が組み込まれた状態で下位に位置する半円筒壁部78Aの延在方向の端部に第1押圧部78Dが設けられ、上位に位置する半円筒壁部78Aの延在方向の端部に第2押圧部78Eが設けられている。
詳細には、操作用凸部80は半円筒壁部78Aの中央部から突設されており、欠部7220から突出する操作用凸部80部分は、上面18に連続する上面部80Aと、側面22に連続する側面部80Bとを有し、それら上面部80Aと側面部80Bとは揺動操作しやすいように凹凸部8002として形成されている。
そして、ズームレバー70を下方に揺動させたズームレバー70の第1の揺動位置で、第1押圧部78Dが第1電気接片84Aを押圧し、ズームレバー70を上方に揺動させたズームレバー70の第2の揺動位置で、第2押圧部78Eが第2電気接片84Bを押圧するように構成されている。
第1、第2電気接片84A、84Bは、ドーム状に形成された薄板ばね(ペコ板)を含んで構成されており、第1、第2押圧部78D、78Eによって薄板ばねをその厚さ方向(高さ方向に)に押圧して変形させることによりクリック感が得られるように構成されている。
さらに、図20に示すように、ズームレバー70の中立位置で、第1、第2電気接片84A,84Bと第1、第2押圧部78D,78Eとは離間するように構成されている。
このように、ズームレバー70の中立位置で、第1、第2電気接片84A,84Bと第1、第2押圧部78D,78Eとを離間させておくことで、中立位置のズームレバー70に物がぶつかるなどして力が掛かったとしても、第1、第2押圧部78D,78Eから第1、第2電気接片84A,84Bに大きな外力が加わることを回避し、第1、第2電気接片84A,84Bの耐衝撃性、耐久性の向上が図られている。
角部76を構成する上面18と左側面22とは直交しており、操作用凸部80が上面28および左側面22の双方に対して45度に位置した状態がズームレバー70の中立位置となる。
なお、第1、第2電気接片84A,84Bに代えて、例えば、ボリューム(可変抵抗器)を設け、ズームレバー70の揺動によってボリュームのブラシを動かすことでボリュームの抵抗値を変化させ、この抵抗値の変化に基づいて望遠側あるいは広角側へのズーム動作の切り替えを行うと共に、ズーム動作の速度を調節するようにするなど任意である。
次に撮影時における撮像装置10の使用方法について説明する。
予め、バリア40は開放位置P2に位置しているものとする。
後面16の左側部に右手の親指を当て付け、バリア開閉用部材42の前面の左側部に中指、薬指を当て付け、下面20の左側部に小指を当て付けることで筐体12を把持する。
そして、ディスプレイ32に表示される画像を見ながら撮影光学系26を被写体に向け、人差し指の指先で操作用凸部80を揺動することでズームレバー70を第1の揺動位置あるいは第2の揺動位置に揺動させ、これによりズーム機構90のズーム動作を行わせ撮影光学系26のズーム率を所望のズーム率とする。
所望のズーム率が得られたならば、人差し指の指先を操作用凸部80から外してシャッタボタン30Bの上に動かし、シャッタボタン30Bを押下することで撮影を行う。
したがって、筐体12が小型化されることにより筐体12の後面16がディスプレイ32によって占有され後面16にズームスイッチを配置するスペースを確保することができない場合であっても、ズームレバー70を筐体12に配置することができ、筐体12の小型化を図る上で有利となることは無論のこと、ズームレバー70を操作しつつ筐体12をしっかりと把持することができ、また、筐体12の側部を把持した手の指でズームレバー70を容易に操作することができるので、撮像装置10の操作性の向上を図る上で有利となる。
特に、角部76に配設されたズームレバー70が筐体12の前後方向に延在する軸心回りに揺動する構成となっていることから、ズームレバー70の操作によって筐体12に作用する力はわずかなものであり、筐体12のホールド性を高める上で有利となり、操作性の向上を図る上で有利となる。
また、ズームスイッチとシャッタボタンとの双方が押圧操作により動作するものであった場合には、ズームスイッチをシャッタボタンの近傍に設けると、両者を取り違えて誤操作するおそれがある。これに対して、本実施の形態では、ズームレバー70は揺動操作によって動作し、シャッタボタン30Bは押圧操作によって動作するものであるため、ズームレバー70がシャッタボタン30Bの近傍に設けられていても、両者を取り違えて誤操作することを効果的に防止でき操作性の向上を図る上で有利となる。
また、ズームレバー70が筐体12のデッドスペースである角部76に配設されているので、筐体12のデッドスペースを有効に活用しつつ、ズームレバー70の軸心を中心とする揺動半径(軸心から操作用凸部80の先端までの寸法)を大きく確保できるため、ズームレバー70の操作性の向上を図る上で有利となる。
Claims (4)
- 外装を構成する筐体と、
前記筐体に設けられた撮影レンズと、
前記撮影レンズを覆う閉塞位置と前記撮影レンズを露出させる開放位置との間で移動されるバリアと、
前記筐体に第1の位置と第2の位置との間で移動可能に設けられたバリア開閉用部材と、
前記バリアと前記バリア開閉用部材とを連結し、前記バリア開閉用部材の前記第1の位置で前記バリアを前記閉塞位置とし、前記第2の位置で前記バリアを前記開放位置とする連動機構とを備え、
前記バリアは、前記筐体と前記バリア開閉用部材との間に設けられ、前記開放位置で前記第2の位置に位置する前記バリア開閉用部材で覆われ、
前記バリアは、前記閉塞位置と前記開放位置との間で移動可能に前記筐体で支持され、
前記バリア開閉用部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能に前記筐体で支持され、
前記連動機構は、筐体で支持された箇所と支点として揺動可能なアームを含んで構成され、
前記アームに前記バリアおよび前記バリア開閉用部材とが連結され、
前記アームと前記バリアとの連結箇所は、前記アームと前記バリア開閉用部材との連結箇所よりも前記支点から離れた箇所に位置し、前記バリア開閉用部材の移動により前記アームを介して前記第1の位置と前記第2の位置との間隔よりも大きな間隔で前記バリアが前記閉塞位置と前記開放位置との間で移動され、
2つのトグルばねのうちの一方のトグルばねが前記連動機構のフレームと前記バリア開閉用部材の後面との間に設けられると共に、他方のトグルばねが前記連動機構のアームと前記フレームとの間に設けられている
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記筐体は、前後方向の厚さが薄い扁平な板状を呈し、
前記撮影レンズは前記前面の上部に設けられ、
前記バリア開閉用部材および前記バリアは、共に扁平な板状を呈し、前記筐体の前面に設けられ、
前記バリア開閉用部材が前記第1の位置に位置し、前記バリアが前記閉塞位置に位置した状態で、前記バリアは前記バリア開閉用部材の上方に露出する
ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記バリア開閉用部材および前記バリアは、前記筐体の前面の左右方向の全長にわたる幅と、前記前面の上下の高さよりも小さい高さとを有して共に左右に細長い細長形状を呈し、
前記第1の位置は、前記バリア開閉用部材が前記前面の高さの中央に位置した箇所である
ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 前記バリア開閉用部材および前記バリアは、前記筐体の前面の左右方向の全長にわたる幅と、前記前面の上下の高さよりも小さい高さとを有して共に左右に細長い細長形状を呈し、
前記第1の位置は、前記バリア開閉用部材が前記前面の高さの中央に位置した箇所であり、
前記バリア開閉用部材が前記第1の位置に位置し、前記バリアが前記閉塞位置に位置した状態で、前記撮像装置の前面は、前記バリアと、前記バリア開閉用部材と、前記バリア開閉用部材の下方に露出する前記筐体の前面部分とで構成され、
前記バリア開閉用部材が前記第2の位置に位置し、前記バリアが前記開放位置に位置した状態で、前記撮像装置の前面は、前記バリア開閉用部材と、前記バリア開閉用部材の上方と下方に露出する前記筐体の前面部分とで構成される
ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
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