JP2001290194A - スライドバリアを備えたカメラ - Google Patents

スライドバリアを備えたカメラ

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JP2001290194A
JP2001290194A JP2000103559A JP2000103559A JP2001290194A JP 2001290194 A JP2001290194 A JP 2001290194A JP 2000103559 A JP2000103559 A JP 2000103559A JP 2000103559 A JP2000103559 A JP 2000103559A JP 2001290194 A JP2001290194 A JP 2001290194A
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barrier
slide
slide barrier
camera
auxiliary
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English (en)
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Kengo Yamashita
謙吾 山下
Kiyosada Machida
清貞 町田
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリアおよびその駆動機構の配置を工夫して
カメラの大型化を抑える。 【解決手段】 撮影レンズ前面の少なくとも一部を覆う
閉位置と、撮影レンズ前面から退避する開位置との間で
スライド式に開閉可能なスライドバリア2と、スライド
バリア2のガイド部21と係合し、スライドバリア2の
開閉移動を案内する案内溝1aと、スライドバリア2が
閉位置にあるときにスライドバリア2によって覆われな
い箇所を覆う閉位置と、その箇所から退避する開位置と
の間で開閉可能な補助バリア3と、スライドバリア2と
一体化された係合部21bを含み、スライドバリア2の
開動作に連動して、補助バリア3をスライドバリア2の
開方向と異なる方向に開放駆動する駆動機構21b,5
3〜55とを備え、スライドバリア2が開位置にあると
きに係合部21bが案内溝1a内に挿通されるよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズ前面を
覆うスライドバリアを備えたカメラ、特にメインのバリ
アとは別に補助バリアを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】撮影レンズの前面を覆う位置(閉位置)
と、撮影レンズ前面から退避する位置(開位置)との間
でカメラ横方向にスライド可能なスライドバリアを備え
たカメラが知られている。この種のカメラでは、カメラ
非使用時にはスライドバリアを閉じておき、使用時のみ
スライドバリアを開くようにすることで、非使用時にお
ける撮影レンズの保護を図っている。スライドバリアを
開くとカメラのメインスイッチが自動的にオンするよう
構成したものが一般的である。
【0003】ところで、1枚のスライドバリアで撮影レ
ンズ前面を全て覆うよう構成すると、そのスライドバリ
アの幅として鏡筒の幅+αが必要となり、ストローク量
も同じ幅が必要となる。この場合、カメラ本体の幅が小
さいと、スライドバリアを開位置に移動させたときにそ
の開方向端部が本体側面から側方にはみ出てしまい、カ
メラをしっかりと保持できないばかりか、誤ってスライ
ドバリアを閉じてしまいメインスイッチを不所望にオフ
させるおそれもある。これを防止するには、バリアが側
方にはみ出さない程度にカメラ本体の幅を大きくする必
要があり、カメラの小型化が阻害されるという問題があ
った。
【0004】この問題を解消したカメラが特開平9−1
97480号公報に開示されている。このカメラは、メ
インのスライドバリアの他に補助バリアを有し、両バリ
アによって撮影レンズ鏡筒を覆うとともに、スライドバ
リアの開動作に連動して補助バリアも開方向に駆動し、
両バリアが開位置に達したときに補助バリアがスライド
バリアとカメラ前後方向(厚さ方向)に重なり合うよう
構成されている。この構成によれば、バリアを1枚で構
成する場合と比べて各バリアの幅およびストローク量を
小さくでき、カメラ本体の幅を小さくできる。しかし、
両バリアの開閉方向が同一方向であり、開位置にあると
きに両バリアがカメラ厚さ方向に重なる構成のため、カ
メラの厚みが増すという欠点がある。
【0005】一方、特開平10−319475号公報に
は、上述と同様に2枚のバリアを備え、これらのバリア
を互いに逆の方向に開閉するようにしたカメラが開示さ
れている。この構成によれば、両バリアが重なることが
ないため、先の例と比べればカメラを薄くすることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにバリアを
2枚構成とし、これらを連動させて互いに逆方向に開閉
する構成では、バリアおよびその駆動機構の構成が複雑
となり、その配置スペースが問題となる。本発明の目的
は、バリアを2枚構成としたカメラにおいて、カメラの
厚さの増加を抑えるとともに、バリアおよびその駆動機
構の配置を工夫してカメラの大型化を最小限に抑えたス
ライドバリアを備えたカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】実施の形態を示す図面に
対応づけて説明すると、請求項1および2の発明に係る
スライドバリアを備えたカメラは、撮影レンズ前面の少
なくとも一部を覆う閉位置と、撮影レンズ前面から退避
する開位置との間でスライド式に開閉可能なスライドバ
リア2と、スライドバリア2のガイド部21と係合し、
スライドバリア2の開閉移動を案内する案内溝1aと、
スライドバリア2が閉位置にあるときにスライドバリア
2によって覆われない箇所の少なくとも一部を覆う閉位
置と、その箇所から退避する開位置との間で開閉可能な
補助バリア3と、スライドバリア2と一体化された係合
部21bを含み、スライドバリア2の開動作に連動し
て、補助バリア3をスライドバリア2の開方向と異なる
方向に開放駆動する駆動機構21b,53〜55とを備
え、スライドバリア2が開位置にあるときに係合部21
bが案内溝1a内に挿通されるよう構成し、これにより
上記問題点を解決する。特に請求項2の発明は、スライ
ドバリア2にその閉方向端部から突出する突出部21a
を設けるとともに、この突出部21aの先端に形成され
るラックギア21bと、ラックギア21bから駆動力を
受けて補助バリア3を駆動する動力伝達部53〜55と
を上記駆動機構に設けたものである。請求項3の発明に
係るスライドバリアを備えたカメラは、上記スライドバ
リア2と、補助バリア3と、駆動機構と、カメラ本体1
に収納される収納位置と、カメラ本体の上方に突出する
使用位置との間で移動可能な閃光発光部11とを備え、
補助バリア3の一部が、収納位置にある閃光発光部11
とカメラ本体前面との間の空間に収容されるよう構成し
たものである。請求項4の発明は、撮影レンズを保持
し、スライドバリア2が開位置に達するのに伴って収納
位置から突出位置に繰り出されるレンズ鏡筒4を備え、
補助バリア3がスライドバリア2の開放に連動して撮影
レンズ鏡筒の前面から完全に退避した後にスライドバリ
ア2から補助バリア3への動力伝達が解除されるよう構
成したものである。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図10により本発明の一実
施形態を説明する。図1および図2は本発明に係るカメ
ラの正面図である。カメラ本体1には撮影レンズを保持
する撮影レンズ鏡筒4が設けられ、その先端が本体前面
から露出している。また本体前面には、ファインダの対
物窓6,リモコン受光窓7,AE測光窓8,AF測距窓
9およびAF補助光窓10が露出している。カメラ本体
1の上部一端側(図示右側)には、リトラクタブルタイ
プの閃光装置の発光部11が設けられ、この発光部11
は、図7に示すようにカメラ本体1に収納される収納位
置と、図8に示すようにカメラ本体上面から突出する使
用位置との間で回動可能とされる。
【0010】カメラ本体1には、撮影レンズ等を保護す
るためのスライドバリア2および補助バリア3が設けら
れている。これらのバリア2,3は、図1に示す開位置
と図2,図3に示す閉位置との間でそれぞれカメラ横方
向(図示左右方向)にスライド可能とされ、開位置では
撮影レンズおよび各窓6〜10が完全に外部に露出され
る。一方、閉位置ではスライドバリア2が撮影レンズお
よび窓6〜10の大部分を覆い、補助バリア3がスライ
ドバリア2で覆われない部分を覆う。これにより撮影レ
ンズおよび各窓6〜10の前面が両バリア2,3で完全
に覆い隠される状態となる。
【0011】次に、バリア2,3およびその駆動機構に
ついて詳述する。図3はカメラの内部機構を示す透視
図、図4,図5はそのIV−IV線およびV−V線断面図で
ある。スライドバリア2は、その上下部分が図5に示す
ように内側に折り曲げられ、その折り曲げ部の先端に上
下方向に突出するガイド部21が形成されている。一
方、カメラ本体1の上下面には、カメラ横方向(スライ
ドバリア2の移動方向)に延在する案内溝1aが形成さ
れ、これらの案内溝1aにスライドバリア2のガイド部
21が係合されることによりスライドバリア2の開閉移
動が案内される。下側のガイド部21は、図3に示すよ
うにスライドバリア2の右端部(閉方向端部)から更に
右方に延長されており、その延長部21aの先端には、
補助バリア3の駆動機構を構成するラック21bが刻設
されている。
【0012】補助バリア3は略T字状を呈し、図4およ
び図7に示すように上記発光部11の下方においてカメ
ラ本体1とカメラ前カバー5との間の空間に配置され
る。特に補助バリア3の上部は、図7から分かるように
収納位置にある発光部11とカメラ本体前面との間の空
間に位置している。
【0013】補助バリア3の駆動機構は、ギア部材5
3,歯車54,55およびバリア3を付勢するためのト
グルばね52を有し、ギア部材53および歯車54,5
5は、カメラ本体1の裏面側にそれぞれ軸X1,X2,
X3を中心に回転可能に軸支される。そして、下側の歯
車55が上述したスライドバリア2のラック21bに噛
合可能とされ、スライドバリア2の移動に連動してラッ
ク21bが歯車55を回転させる。
【0014】ここで、ラック21bと歯車55とは、後
述するように互いに噛み合う状態と噛み合いが解除され
る状態とをとり得るが、図6に示すように歯車55の歯
のうちラック21bに最初に噛み合う歯は、先端部がカ
ットされている。これは、ラック21bと歯車55とが
噛み合いを開始する際、両者の歯同士が干渉して噛み合
い不能となるのを防止するための措置である。
【0015】ラック21bによる歯車55の回転は歯車
54を介してギア部材53に伝達され、ギア部材53が
軸X1を中心に回動する。ギア部材53の先端に突設さ
れたピン53aは、補助バリア3に形成された孔31に
係合しており、ギア部材53の回転によりピン53aを
介して補助バリア3が駆動される。トグルばね52は、
補助バリア3およびカバー5にに突設されたピン32,
51にその両端がそれぞれ掛止され、ばね52の付勢力
により補助バリア3が閉方向あるいは開方向に付勢され
る。
【0016】以上のように構成されたカメラにおけるバ
リアの動作を説明する。図3,図4に示すようにスライ
ドバリア2および補助バリア3がいずれも閉位置にある
ときには、撮影レンズおよび各窓6〜10の前部が両バ
リア2,3により完全に覆われている。このとき、スラ
イドバリア2のラック21bは歯車55に噛み合ってお
り、また補助バリア3はトグルばね52の付勢力により
閉方向(図示左方)に付勢されている。この付勢力は補
助バリア3を開こうとする際の抵抗となるので、補助バ
リア3が振動等によって不所望に開くことはない。さら
に図4から分かるように、補助バリア3の先端部がスラ
イドバリア2の先端段差部に入り込んでいるので、両バ
リア2,3の合わせ目から塵埃等が侵入するが抑制され
る。また補助バリア3の上部突出部分の約右半分は、収
納位置にある発光部11とカメラ本体前面との間の空間
に位置している。
【0017】スライドバリア2を開放すべく手動で図示
左方の力を加えると、スライドバリア2は、そのガイド
部21が係合する本体側の案内溝1aに案内されつつ左
方に移動する。これに伴ってラック21bが同方向に移
動するため、歯車55が回転し、その回転が歯車54を
介してギア部材53に伝達され、ギア部材53が図示時
計回り方向に回動する。ギア部材53の回動によりピン
53aが孔31の壁部を押し、補助バリア3をばね52
の付勢力に抗して図示右方に開放する。すなわち、スラ
イドバリア2の開動作に連動して、補助バリア3がスラ
イドバリア2の開方向と逆の方向に開放される。
【0018】スライドバリア2が図9に示す位置まで開
放されると、補助バリア3が撮影レンズ前面から完全に
退避し、これと同期してラック21bが歯車55から離
れる。したがってスライドバリア2から補助バリア3へ
の動力伝達は断たれるが、このときトグルばね52の付
勢力は既に反転しているため、その付勢力により補助バ
リア3は開方向への移動を継続し、図10の位置に達す
ると不図示のストッパにより停止される。スライドバリ
ア2も図10の位置で不図示のストッパにより開方向の
移動が停止される。
【0019】ここで、ラック21bは上記ガイド部21
の延長部21aに形成されているため、歯車55から離
れた後は本体1の下側案内溝1aに収容される。すなわ
ちラック21bの側面はスライドバリア2の移動を案内
するガイド部として機能する。これによれば、ラック2
1bの退避空間を別に確保する必要がなく、カメラ内ス
ペースの有効利用が図れ、またバリア2,3が開いても
ラック21bが外部に露出することはないので、美観を
損ねることがない。
【0020】図10のように両バリア2,3が開位置に
達すると、撮影レンズ鏡筒4および各窓6〜10が完全
に露出するとともに、スライドバリア2に連動するメイ
ンスイッチ(不図示)が自動的にオンされる。これに応
答して撮影レンズ鏡筒4が収納状態から撮影可能な状態
まで繰り出される。本実施形態では、上述したように補
助バリア3が撮影レンズ鏡筒4の前面から完全に退避し
てからスライドバリア2と補助バリア3との連動が解除
されるので、何らかの原因でトグルばね52による補助
バリア3の移動が不能になった場合でも、突出するレン
ズ鏡筒4が補助バリア3と干渉することはない。
【0021】また開位置においては、補助バリア3の上
部突出部分の全体が発光部11とカメラ本体前面との間
の空間に位置し、その状態で補助バリア3はトグルばね
52の付勢力により開方向に付勢される。このように本
実施形態では、補助バリア3の上部がリトラクタブルタ
イプの発光部11とカメラ本体前面との間の空間(通常
は何も配置されない空間)に配置されるよう構成したの
で、これによってもスペースの有効利用が図れる。因み
に図13のようなリトラクタブルでない固定式の発光部
11aとした場合には、カメラ本体前面に発光窓を設け
なければならないため、発光部11aとカメラ本体前面
との間に補助バリア3を配することはできない。この場
合、補助バリア3の形状が大きな制約を受け、デザイン
面での自由度の低下につながる。
【0022】図10の状態からスライドバリア2を図示
右方に閉じ始めると、メインスイッチがオフして撮影レ
ンズ鏡筒4が収納状態に繰り込まれる。スライドバリア
2を更に閉じてゆくと、当初はスライドバリア2は単独
で移動し、ガイド部21の延長部21aが案内溝1aか
ら右方に突出する。そして、図9の位置に達すると延長
部21aのラック21bが歯車55と噛み合い始め、以
降は歯車55,54およびギア部材53が上述とは逆方
向に回転し、ギア部材53のピン53aを介して補助バ
リア3が閉方向に駆動される。図3の状態に達したとこ
ろでバリア2,3は不図示のストッパにより移動を停止
される。
【0023】以上の実施の形態において、ラック21b
が係合部を、ラック21b,歯車54,55およびギア
部材53が駆動機構を、ガイド部21の延長部が突出部
を、歯車54,55およびギア部材53が動力伝達部を
それぞれ構成する。
【0024】なお以上では、回動式にポップアップする
発光部11を示したが、図11,図12に示すようにス
ライド式にポップアップする発光部11bを用いた場合
でも同様の作用効果が得られる。またスライドバリアの
係合部はラックに限定されず、その移動により補助バリ
アに駆動力を伝達可能なものであれば他のものでもよ
い。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スライドバリ
アと補助バリアとが互いに異なる方向に開閉されるよう
構成したので、両バリアがカメラ厚さ方向に重なること
がなく、カメラの厚さの増加を抑えることができる。ま
た、スライドバリアの係合部(補助バリアの駆動機構を
構成する)が、スライドバリアの移動を案内する案内溝
内に挿通されるよう構成したので、係合部の退避空間を
別に確保する必要がなく、カメラ内スペースの有効利用
が図れ、カメラの小型化に寄与する。請求項3の発明に
よれば、補助バリアの一部が、閃光発光部とカメラ本体
前面との間の空間に収容されるよう構成したので、これ
によってもカメラ内スペースの有効利用が図れ、カメラ
の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカメラの正面図であ
り、スライドバリアおよび補助バリアが開位置にある状
態を示す。
【図2】図1と同様の図であり、両バリアが閉位置にあ
る状態を示す。
【図3】補助バリア駆動機構を示す上記カメラの正面透
視図であり、両バリアが閉位置にある状態を示す。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【図5】図3のV−V線断面図。
【図6】ラックと歯車との噛み合い状態を示す拡大図。
【図7】図3のVII−VII線断面図であり、発光部が収納
位置にある状態を示す。
【図8】図7と同様の図であり、発光部が使用位置にあ
る状態を示す。
【図9】図3と同様の図であり、両バリアが途中まで開
かれた状態を示す。
【図10】図3と同様の図であり、両バリアが開位置に
ある状態を示す。
【図11】スライド式の発光部を用いた別実施形態を示
す断面図で、発光部が収納位置にある状態を示す。
【図12】図11と同様の図であり、発光部が使用位置
にある状態を示す。
【図13】固定式の発光部を用いた場合の問題点を説明
する図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 1a 案内溝 2 スライドバリア 3 補助バリア 4 撮影レンズ鏡筒 5 カメラ前カバー 11,11b 閃光発光部 21 ガイド部 21a 延長部 21b ラック 52 トグルばね 53 ギア部材 54,55 歯車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ前面の少なくとも一部を覆う
    閉位置と、撮影レンズ前面から退避する開位置との間で
    スライド式に開閉可能なスライドバリアと、 該スライドバリアのガイド部と係合し、スライドバリア
    の開閉移動を案内する案内溝と、 前記スライドバリアが前記閉位置にあるときに該スライ
    ドバリアによって覆われない箇所の少なくとも一部を覆
    う閉位置と、その箇所から退避する開位置との間で開閉
    可能な補助バリアと、 前記スライドバリアと一体化された係合部を含み、該ス
    ライドバリアの開動作に連動して、前記補助バリアを前
    記スライドバリアの開方向と異なる方向に開放駆動する
    駆動機構とを備え、 前記スライドバリアが開位置にあるときに前記係合部が
    前記案内溝内に挿通されるよう構成したことを特徴とす
    るスライドバリアを備えたカメラ。
  2. 【請求項2】 前記スライドバリアは、該スライドバリ
    アの閉方向端部から突出する突出部を有し、前記駆動機
    構は、前記突出部の先端に形成されるラックギアと、該
    ラックギアから駆動力を受けて前記補助バリアを駆動す
    る動力伝達部とを含むことを特徴とする請求項1に記載
    のスライドバリアを備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影レンズ前面の少なくとも一部を覆う
    閉位置と、撮影レンズ前面から退避する開位置との間で
    スライド式に開閉可能なスライドバリアと、 前記スライドバリアが前記閉位置にあるときに該スライ
    ドバリアによって覆われない箇所の少なくとも一部を覆
    う閉位置と、その箇所から退避する開位置との間で開閉
    可能な補助バリアと、 前記スライドバリアの開動作に連動して、前記補助バリ
    アを前記スライドバリアの開方向と異なる方向に開放駆
    動する駆動機構と、 カメラ本体に収納される収納位置と、カメラ本体の上方
    に突出する使用位置との間で移動可能な閃光発光部とを
    備え、 前記補助バリアの一部が、前記収納位置にある閃光発光
    部と前記カメラ本体前面との間の空間に収容されるよう
    構成したことを特徴とするスライドバリアを備えたカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影レンズを保持し、前記スライド
    バリアが前記開位置に達するのに伴って収納位置から突
    出位置に繰り出されるレンズ鏡筒を備え、前記駆動機構
    は、前記補助バリアが前記スライドバリアの開放に連動
    して前記撮影レンズ鏡筒の前面から完全に退避した後に
    前記スライドバリアから前記補助バリアへの動力伝達を
    解除するよう構成したことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のスライドバリアを備えたカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009169242A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sony Corp 撮像装置

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