JP4526250B2 - 流動体塗布具 - Google Patents
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更に、現在知られている流動体塗布具において、速乾性で、かつ構造粘性を付与されたインキを有する塗布具で加圧機構を有したものでは、キャップレスのものはないのが現状である。
(1) 軸本体内に装填される、先端に流出制御機構を有するボールペン型ペン先と後方に長さ30〜200mmかつ内径3〜10mmの塗布液収容管とを備えたリフィールとを有し、該リフィールのペン先を該軸本体の後端側に設けたノックのストローク3〜100mmのノック機構の押し出し操作及び押し出し解除操作に連動させて出没可能とすると共に、該塗布液収容管内には25℃における剪断速度3.83s -1 の時の粘度が1500〜5000mPa・secである流動体塗布液が収容され、該塗布液収容管の後部が開放され、該軸本体には、該塗布液収容管後部とノック機構との間に塗布液収容管内圧力を増加させる加圧機構が設けられ、該加圧機構は、上記ノック機構により加圧、かつ解除され、該加圧機構により該塗布液収容管の内圧が外圧より50〜300mmHg高くなった際に、上記ボールペン型ペン先からの該流動体塗布液の10秒間の流出量が10〜60mgに設定される流動体塗布具であって、
該塗布液収容管の末端部に隙間を介しスライド可能に嵌入され中空の略凸字形に形成され内部に最拡径面、拡径面、縮径面、及び最縮径面を連続して備えた回転子と、該回転子の外周面に間隔をおいて突設される複数のカムと、更に該回転子内にスライド可能に嵌入され該塗布液収容管の末端面に対向するゴムホルダと、該ゴムホルダの外周面に嵌合され該塗布液収容管の末端面に接離可能に対向するシールゴムと、該ゴムホルダの外周面に嵌合され該回転子の拡径部に密接可能に対向するOリングと、該軸本体の内周面後部に間隔をおいて突設される複数の条体とから構成され、筒形のノック式回転加圧機構からなり、該塗布液収容管を後部方向に弾圧付勢する復帰スプリングとの作用により、該ノック機構を操作して該塗布液収容管の末端部と、該回転子内の該シールゴムが接触した後、該回転子内の該Oリングが該拡径面と密接し、さらに該回転子が前部方向へスライドして該塗布液収容管内部が加圧されることを特徴とする流動体塗布具。
(2) シールゴムは、ショアA硬度が50〜90であることを特徴とする上記(1)に記載の流動体塗布具。
(3) Oリングは、ショアA硬度が50〜90であることを特徴とする上記(1)に記載の流動体塗布具。
(4) ボールペン型ペン先に備わるボールを押し棒により圧接し前方に付勢してなることを特徴とする上記(1)に記載の流動体塗布具。
(5) 塗布液収容管には、n−へキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、トルエン、および、キシレンから選ばれる少なくとも一種以上の有機溶媒を少なくとも含む流動体塗布液が収容されることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の流動体塗布具。
(6) 流動体塗布液には、さらに、微粉末シリカ、有機処理ベントナイト、12−ヒドロキシステアリン酸及びその誘導体、硬化ひまし油及びその誘導体、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−α,γ−ジ−n−ブチルアミド、パラフィンワックス、および、ポリエチレンワックスから選ばれる構造粘性付与剤を少なくとも含む流動体塗布液が収容されることを特徴とする上記(5)に記載の流動体塗布具。
(7) 塗布液収容管内の流動体塗布液後方に、接触状態で収容され、該流動体塗布液と相溶性のない難揮発性の液状物からなる末端部可動栓を備えたことを特徴とする上記(5)又は(6)に記載の流動体塗布具。
(8) 末端部可動栓に樹脂製のフロートが充填されることを特徴とする上記(7)に記載の流動体塗布具。
(9) 塗布液収容管が、光線透過率が80%以上となり、単層または複合層となるナイロン樹脂、エチレンビニルアルコール共重合体からなる上記(1)〜(8)の何れか一つに記載の流動体塗布具。
本発明の流動体塗布具は、軸本体内に装填される、先端に流出制御機構を有するボールペン型ペン先と後方に塗布液収容管とを備えたリフィールとを有し、該リフィールのペン先を軸本体の後端側に設けたノック機構の押し出し操作及び押し出し解除操作に連動させて出没可能とすると共に、前記塗布液収容管の後部が開放され、軸本体には、該塗布液収容管後部とノック機構との間に塗布液収容管内圧力を増加させる加圧機構が設けられ、該加圧機構は、上記ノック機構により加圧、かつ解除される流動体塗布具であって、上記加圧機構により塗布液収容管の内圧が外圧より50〜300mmHg高いとき、上記ボールペン型ペン先からの流動体塗布液の10秒間の流出量が10〜60mgであることを特徴とするものである。
この加圧力が50mmHg未満又は塗布液収容管中の空気が6.5%未満の圧縮の場合では、構造粘性を有する比較的粘度の高い塗布液の流出量を十分に与えず、また、チップ先端の乾燥、固化した流動体塗布液の構造物を破壊して流出させるに十分な力が得られないこととなり、好ましくない。また、300mmHgを越えてより大きく加圧しようとすれば、または、塗布液収容管中の空気が40%を越える圧縮の場合には、加圧機構の設計が難しいという問題点がある。
塗布液収容管の長さとしては、実用上200mm以下であることが好ましく、これを超える長さでは、塗布具として組み立てた時に使用者が扱い辛くなる。より好ましくは、180mm以下であり、更に好ましくは30〜150mmであることが望ましい。
以上の流動体塗布液収容管の条件を勘案し、塗布液収容管中の実用的な空気の圧縮率を求めると6.5〜40%であり、好ましくは、6.5〜35%、更に好ましくは、6.5〜30%であることが望ましい。
これらの塗布液流動体は前記したような塗布具(収容管)に充填し、外圧より50〜300mmHg大きな圧力にて加圧した時、10秒間の流出量は10〜60mgとなる。
また、使用性、好適な塗布量とする点から、後端のノック機構を用いて1回ノックした時のボールペン型ペン先より吐出可能な塗布液量が20〜300mgに設定することが好ましい。
上記した問題を解決するために、難揮発性の液状物に前記した構造粘性付与剤を添加してゲル状構造粘性体として流動体と不液の末端部に接触した状態で収容する場合がある。この場合の液層の高さは10〜15mm程度でよく、ゲル状構造粘性体の可動栓が流動体塗布液への移行が起こりにくくなり、逆流防止体としての品質を維持でき、流動体塗布液の品質劣化を長期間に亘って防止する効果がある。更に、可動栓をスポンジ状連続多孔体に難揮発性液状物を含浸させたものとすることにより、流動体塗布液及び可動栓共々パイプ状容器内において安定して収容することを可能とし、本発明の逆流防止機構としての品質を維持し、流動体塗布液の品質劣化を長期間に亘り防止する効果がある。
この図1〜図6に示す、加圧型のキャップレスノック式流動体塗布具は、図1〜図6に示すように、二分割可能な細長い軸本体1と、この軸本体1内に交換可能に収容されてその軸方向に進退動可能なリフィールユニット10と、軸本体1に設けられるカーン式のノック機構20と、リフィールユニット10とノック機構20の回転子22との間に介在する加圧機構40とを備え、この加圧機構による加圧力は内圧として外圧より50〜300mmHg(本実施形態では、150〜170mmHg)に高く設定されており、この流動体塗布液の流出量は、通常の筆記においては、10秒間で10〜60mg(本実施形態で15〜35mg)に設定されており、この流出量の流動体塗布液11により塗布されて使用に供される。また、後端のノック機構を用いて1回ノックした時のボールペン型ペン先より吐出可能な塗布液量は20〜300mg(本実施形態では、150〜180mg)に設定されている。
塗布部(筆記部)14は、塗布液収容管12の細長い先端部に嵌着される先細りの先端カバー15を備え、この先端カバー15には、回転可能なボール16を出没可能に嵌合支持するチップ17が内蔵される。この塗布液収容管12に連通したチップ17のボール16には、SUS製の押し棒16aが付勢スプリング16bにより後方から圧接され、この押し棒16aの圧接作用により、ボール16がチップ17の開口した先端部を未筆記時に閉塞するよう機能する。
復帰スプリング21は、コイルバネからなり、塗布液収容管12の先端部に嵌入されて軸本体1の開口した前部周縁に接触し、塗布液収容管12を軸本体1の後部方向に弾圧付勢する。
この回転子22は、拡径部25と縮径部26とを連続して備えた中空の略凸字形に形成され、内部が外気(空気)用の加圧室(体積減少空間)22aに形成されるとともに、内周面が開口方向から閉じた底部方向にかけて最拡径面27、拡径面28、縮径面29、及び最縮径面30に形成されており、軸本体1からの脱落が後軸4の脱落防止リブにより有効に規制される。回転子22の拡径部25と縮径部26との段差面には、連続した複数の鋸歯31が周方向に周設される。
各カム34は、回転子22の軸方向に略線条に形成され、末端面が周方向に直線的に切り欠かれて係合爪35に傾斜形成される。また、各条体36は、軸本体1の軸方向に向けてガイド機能を果たすよう略線条に形成され、先端面が周方向に切り欠かれて係合歯37を形成しており、この係合歯37がカム34の係合爪35と噛合する。
これに対し、未筆記時には、回転した回転子22が所定の角度(例えば、30°以下)でさらに回転し、カム34が条体36の係合歯37を乗り越えて噛合を解除し、回転子22が反塗布液収容管12方向にスライドして各カム34を複数の条体36間に位置させ、軸本体1の前部から突出した筆記部14を後退可能とする。
加圧スプリング42は、弾発力が復帰スプリング21よりも大きいコイルバネからなり、ゴムホルダ41内と回転子22の縮径部26内とに取付リブを介し密嵌状態で接続されており、ゴムホルダ41を塗布液収容管12の末端部方向に弾圧付勢するよう機能する。
シールゴム43は、弾性のシリコーンゴムやNBR等を使用してエンドレスのリングに成形され、ゴムホルダ41のリフィールユニット10側の嵌合溝に嵌合される。このシールゴム43は、塗布液収容管12やゴムホルダ41に対する密着性、摺動性、耐磨耗性、耐ヨジレ性、耐クリープ性、耐亀裂性の観点から、ショアA硬度が50〜90、好ましくは50〜80に設定される。
このようなOリング44は、筆記時には、回転子22の拡径面28に変形密接して軸本体1内の外気を回転子22内に流入不能とし、この回転子22の加圧室22aから塗布液収容管12の末端部に対して圧縮された外気を流入させる。そして、未筆記時には、回転子22の拡径面28に隙間を介して対向し、外気を回転子22内に流入可能とする。
次に、流動体塗布具を使用して筆記する場合には、ノック機構20の天冠24をノック操作してノック棒23をスライドさせれば良い。すると、ノック棒23、加圧機構40を内蔵した回転子22、及びリフィールユニット10が軸本体1の前部方向にそれぞれスライドする。このスライドの際、塗布液収容管12の末端部にゴムホルダ41がシールゴム43を介して密接しているが、回転子22の拡径面28とゴムホルダ41のOリング44とが未だ離隔して外気を流通させるので、軸本体1の内部と回転子22の加圧室22aとが相互に連通する。
この際、回転子22が複数の条体36よりも前方に位置して所定の角度で回転し、カム34の係合爪35と条体36の係合歯37とが噛合し、軸本体1の前部から突出した筆記部14が後退不能となる。
すると、塗布液収容管12が後退して嵌合した回転子22の加圧室22aにおける外気を加圧し、圧縮された加圧室22aの外気が塗布液収容管12の末端部にゴムホルダ41内を経由して流入し、塗布液収容管12の内圧が増加することとなる。
また、塗布液収容管12の加圧に際し、加圧ガスを封入する必要が全くないので、製造設備を簡素化し、コスト低減を図ることができる。
さらに、ノック機構20の回転子22に加圧機構40が支持され、リフィールユニット10の末端部に加圧機構40、嵌着部材、又は被覆部材等が何ら一体的に設けられることがないので、リフィールユニット10が著しく安価となり、しかも、リフィールユニット10の交換の容易化が大いに期待できる。
先端に流出抑制機構として直径1mmのボールペン型チップを具備し、内部に内径6mm、外径8mm、長さ80mmのナイロン12からなるパイプ状の塗布液収容管を具備した塗布具の該収容管に、下記の配合組成物を混合分散させたゲル状の流動体Aを約1.5g注入した。
流動体A
・メチルシクロヘキサン(A群) 40部
・アクリル樹脂 10部
・二酸化チタン 50部
・ゲル化剤 適宜
ゲル化剤を適宜配合して、種々の粘度の流動体塗布液(インキ)を調製した。
更に、収容管の流動体Aの末端部にグリセリンからなる液体可動栓を0.4g接触状態で収容したものをリフィールとした。
これを加圧機構(各加圧力)を有する図7に示すような、本体軸に組み込み筆記した時の各加圧力、粘度の流動体塗布液(インキ)におけるペン先からの流出量(mg)、隠ぺい力、レベリング性を下記評価方法により評価した。
また、加圧機構における圧力は、コンプレッサーによる空気を圧力制御装置によりコントロールして模擬テスト(図7参照)とした。
これらの結果を下記表1、図1及び表2に示す。
なお、下記表1及び図1に各加圧力(30〜400mmHg)、ずり速度3.83s-1の時の流動体塗布液の各粘度(1500〜5000mPa・sec)となる流動体塗布液(インキ)におけるペン先からの流出量(mg)を示す。また、下記表2は、30〜400mmHgの各加圧力とずり速度3.83s-1における各粘度の流動体塗布液(インキ)におけるペン先からの流出量(mg)、隠ぺい力、レベリング性を示す。
トキメック株式会社製 VISCOMETER TV−20の1°34´R24ローターを用いて25℃で測定した。
フォントサイズ11ポイントの文字を印字したものをPPC用紙にコピーし、そのコピーされた文字を隠ぺい(修正)するように塗布し、ボールペン型ペン先よりの流動体塗布液の10秒間の流出量を測定した。
上記流出量測定によって塗布された状態を目視により、下記評価基準で、隠ぺい力を評価した。
評価基準:
○:塗布した箇所の元の文字が全く見えない。
△:塗布した箇所の元の文字がうっすらと見える。
×:塗布した箇所の元の文字が見える。
上記と同様に塗布された状態を目視により、下記評価基準で、レベリング性を評価した。
評価基準:
○:塗布された面が平滑である。
△:塗布された面がやや平滑である。
×:塗布された面が平滑でない。
また、上記表2の結果から明らかなように、本発明の範囲となる試験2〜5、8〜11は、本発明の範囲外となる試験1、6、7、12に較べ、隠ぺい力、レベリング性に優れていることが判明した。
10 リフィールユニット
11 流動体塗布液
12 塗布液収容管
13 可動栓
14 筆記部(塗布部)
17 チップ
20 ノック機構
21 復帰スプリング
22 回転子(ノック機構の一部)
22a 加圧室
34 カム
35 係合爪
36 条体
37 係合歯
40 加圧機構
41 ゴムホルダ(ホルダ)
43 シールゴム
44 Oリング(密封体)
Claims (9)
- 軸本体内に装填される、先端に流出制御機構を有するボールペン型ペン先と後方に長さ30〜200mmかつ内径3〜10mmの塗布液収容管とを備えたリフィールとを有し、該リフィールのペン先を該軸本体の後端側に設けたノックのストローク3〜100mmのノック機構の押し出し操作及び押し出し解除操作に連動させて出没可能とすると共に、該塗布液収容管内には25℃における剪断速度3.83s -1 の時の粘度が1500〜5000mPa・secである流動体塗布液が収容され、該塗布液収容管の後部が開放され、該軸本体には、該塗布液収容管後部とノック機構との間に塗布液収容管内圧力を増加させる加圧機構が設けられ、該加圧機構は、上記ノック機構により加圧、かつ解除され、該加圧機構により該塗布液収容管の内圧が外圧より50〜300mmHg高くなった際に、上記ボールペン型ペン先からの該流動体塗布液の10秒間の流出量が10〜60mgに設定される流動体塗布具であって、
該塗布液収容管の末端部に隙間を介しスライド可能に嵌入され中空の略凸字形に形成され内部に最拡径面、拡径面、縮径面、及び最縮径面を連続して備えた回転子と、該回転子の外周面に間隔をおいて突設される複数のカムと、更に該回転子内にスライド可能に嵌入され該塗布液収容管の末端面に対向するゴムホルダと、該ゴムホルダの外周面に嵌合され該塗布液収容管の末端面に接離可能に対向するシールゴムと、該ゴムホルダの外周面に嵌合され該回転子の拡径部に密接可能に対向するOリングと、該軸本体の内周面後部に間隔をおいて突設される複数の条体とから構成され、筒形のノック式回転加圧機構からなり、該塗布液収容管を後部方向に弾圧付勢する復帰スプリングとの作用により、該ノック機構を操作して該塗布液収容管の末端部と、該回転子内の該シールゴムが接触した後、該回転子内の該Oリングが該拡径面と密接し、さらに該回転子が前部方向へスライドして該塗布液収容管内部が加圧されることを特徴とする流動体塗布具。 - シールゴムは、ショアA硬度が50〜90であることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
- Oリングは、ショアA硬度が50〜90であることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
- ボールペン型ペン先に備わるボールを押し棒により圧接し前方に付勢してなることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
- 塗布液収容管には、n−へキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、トルエン、および、キシレンから選ばれる少なくとも一種以上の有機溶媒を少なくとも含む流動体塗布液が収容されることを特徴とする請求項1〜4に記載の流動体塗布具。
- 流動体塗布液には、さらに、微粉末シリカ、有機処理ベントナイト、12−ヒドロキシステアリン酸及びその誘導体、硬化ひまし油及びその誘導体、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−α,γ−ジ−n−ブチルアミド、パラフィンワックス、および、ポリエチレンワックスから選ばれる構造粘性付与剤を少なくとも含む流動体塗布液が収容されることを特徴とする請求項5に記載の流動体塗布具。
- 塗布液収容管内の流動体塗布液後方に、接触状態で収容され、該流動体塗布液と相溶性のない難揮発性の液状物からなる末端部可動栓を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の流動体塗布具。
- 末端部可動栓に樹脂製のフロートが充填されることを特徴とする請求項7に記載の流動体塗布具。
- 塗布液収容管が、光線透過率が80%以上となり、単層または複合層となるナイロン樹脂、エチレンビニルアルコール共重合体からなる請求項1〜8の何れか一つに記載の流動体塗布具。
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