JP2018177330A - レフィル容器及びこれを用いた塗布容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を塗布対象物に塗布する用途に用いることができるレフィル容器及びこれを用いた塗布容器を提供する。【解決手段】外装容器50に取換え可能に装着して使用されるレフィル容器1であって、容器本体10と、容器本体10の口部11に装着された保持部材20と、保持部材20に回転自在に保持された塗布ボール30と、口部11に装着されて塗布ボール30を覆う封止キャップ40と、を有し、封止キャップ40は、封止キャップ40を口部11に対して取外し不能とする被係止部42cと、周壁42に設けられた一対の弱化部44と、摘み片45とを有し、摘み片45を引上げ操作することにより封止キャップ40が口部11から取外し可能となることを特徴とするレフィル容器1、及び、レフィル容器1とレフィル容器1が取換え可能に装着された外装容器50とを有する塗布容器100。【選択図】図1

Description

本発明は、外装容器に取換え可能に装着して使用されるレフィル容器及びこれを用いた塗布容器に関する。
従来、化粧品や薬品等の内容物を収容する容器として、内容物が充填されているレフィル容器を外装容器に取換え可能に装着した構成のものが知られている。
例えば特許文献1には、内容物が充填されているチューブ状のレフィル容器を外装容器に収容するとともにレフィル容器の口部にポンプを装着し、ポンプを操作することによりレフィル容器に収容されている内容物を吐出させる一方、内容物を使い切った後には、使用済みのレフィル容器を外装容器から取り外して内容物が充填されている新たなレフィル容器に取り換えることができるようにしたレフィル式の容器が記載されている。このようなレフィル式の容器によれば、外装容器を再利用することができるので、そのコストを低減することができる。
特開2012−12051号公報
しかしながら、上記従来のレフィル容器のように、ポンプを用いて内容物を吐出させる用途に用いられるチューブ状のレフィル容器や、固形化粧料を収容し、コンパクト容器に装着して使用される皿形状のレフィル容器は知られていたが、内容物を塗布対象物に容易に塗布することができるようにしたレフィル容器は存在していなかった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、内容物を塗布対象物に塗布する用途に用いることができるレフィル容器及びこれを用いた塗布容器を提供することにある。
本発明のレフィル容器は、外装容器に取換え可能に装着して使用されるレフィル容器であって、内容物が充填されている容器本体と、前記容器本体の口部に装着された保持部材と、前記保持部材に回転自在に保持された塗布ボールと、天壁と周壁とを備えた有頂筒状に形成され、前記口部に装着されて前記塗布ボールを覆う封止キャップと、を有し、前記封止キャップは、前記周壁の内周面に設けられ、前記口部の外周面に設けられた係止部に係止されて該封止キャップを前記口部に対して取外し不能とする被係止部と、それぞれ前記周壁に該周壁の下端から上方に向けて線状に延びて設けられた一対の弱化部と、前記周壁の一対の前記弱化部の間の部分における下端に設けられた摘み片と、を有し、前記摘み片を引上げ操作して前記周壁を前記弱化部に沿って周方向に分断することにより、前記封止キャップが前記口部から取外し可能となることを特徴とする。
本発明のレフィル容器は、上記構成において、前記係止部が前記口部の外周面から突出する突起状に形成され、前記被係止部が前記周壁の内周面から突出して前記係止部にアンダーカット係合する突起状に形成されているのが好ましい。
本発明のレフィル容器は、上記構成において、前記係止部が雄ねじを有し、前記被係止部が雌ねじを有するとともに、前記口部と前記封止キャップとの間に、前記封止キャップの前記口部に対する緩み方向への回転を阻止するラチェット機構が設けられているのが好ましい。
本発明のレフィル容器は、上記構成において、前記保持部材は、前記口部の開口を覆うとともに注出孔が設けられた隔壁と、該隔壁の上面に一体に設けられて前記注出孔を囲う環状突起と、前記隔壁の外周縁から上方に向けて突出する略円筒状の保持壁とを有し、前記塗布ボールは、前記保持壁の内側に配置され、前記封止キャップは、前記天壁の下面から突出して設けられて前記塗布ボールを前記環状突起に押し付ける押付け突起を備えているのが好ましい。
本発明の塗布容器は、上記何れかの構成のレフィル容器と、前記レフィル容器が取換え可能に装着された外装容器とを有することを特徴とする。
本発明の塗布容器は、上記構成において、前記外装容器は、両端が開口する筒状に形成されており、該外装容器の両端の少なくとも何れか一方に前記レフィル容器が取換え可能に装着されているのが好ましい。
本発明によれば、内容物を塗布対象物に塗布する用途に用いることができるレフィル容器及びこれを用いた塗布容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるレフィル容器の半断面図である。 図1に示す封止キャップの平面図である。 図1に示すレフィル容器を開封する様子を示す半断面図である。 図1に示すレフィル容器の変形例の要部を示す半断面図である。 図4に示す封止キャップの平面図である。 図4に示す変形例のレフィル容器を開封する様子を示す半断面図である。 本発明の一実施の形態である塗布容器の半断面図である。 図7に示す塗布容器の分解図である。 図7に示す塗布容器の使用状態を示す側面図である。 図7に示す塗布容器の変形例の半断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書及び図面においては、「上方」及び「下方」は、図1に示す状態を基準とした「上方」及び「下方」を意味するものとする。
図1において、符号1は、本発明の一実施の形態であるレフィル容器を示す。このレフィル容器1は、図7に示すように、外装容器50に取換え可能に装着して使用され、外装容器50とともに本発明の一実施の形態である塗布容器100を構成するものである。すなわち、レフィル容器1は、外装容器50に装着して使用されるとともに、その使用後には外装容器50から取り外され、新たなレフィル容器1に取り換えられるものである。
図1に示すように、レフィル容器1は容器本体10を有している。容器本体10は、合成樹脂材料により有底筒状に形成され、その内部空間Sには、例えば化粧料や薬品等の液状の内容物M1が充填されている。容器本体10の上端側は円筒状の口部11となっており、内容物M1は内部空間Sから口部11を通って容器本体10の外部に流出することができる。
口部11の外周面には係止部11aが一体に設けられている。係止部11aは、口部11の外周面から径方向外側に向けて突出する突起状に形成され、その断面形状は、上方から下方に向けて徐々に口部11の外周面からの突出高さが高くなるとともに下端面が口部11の外周面に対して略垂直となるくさび状となっている。また、係止部11aは、口部11の全周に亘って周方向に延びる環状となっている。
なお、係止部11aは、口部11の全周に亘って周方向に延びる環状に限らず、口部11の周方向に間隔を開けて断続的に並ぶ複数の突起として構成することもできる。
容器本体10の口部11の下方側にはキャップ装着部12が一体に設けられている。キャップ装着部12は口部11よりも大径の円筒状に形成されており、その外周面には雄ねじ12aと環状の突起12bとが一体に設けられている。
容器本体10のキャップ装着部12の下方側にはストッパ部13が一体に設けられている。ストッパ部13はキャップ装着部12よりもさらに大径の円筒状に形成されており、その下端面は容器本体10の軸方向に略垂直なストッパ面13aとなっている。
容器本体10のストッパ部13の下方側には、外面が正八角形となる角筒状の回止め部14が一体に設けられ、この回止め部14の下方側には有底円筒状の胴部15が一体に設けられている。胴部15の上端側には回止め部14に対して間隔を空けて環状の突起部15aが一体に設けられ、その底部15bは上方に向けて僅かに湾曲する形状となっている。
容器本体10の口部11には保持部材20が装着されている。保持部材20は合成樹脂製となっており、口部11の開口を覆う隔壁21を有している。隔壁21の軸心には当該隔壁21を貫通する注出孔21aが設けられており、容器本体10の内部空間Sに充填されている内容物M1は注出孔21aを通って容器本体10の外部に注出されるようになっている。
隔壁21の下面には、隔壁21から下方に向けて突出する筒状壁22が一体に設けられ、この筒状壁22の下端には複数本(図示する場合では2本)の係止脚23が周方向に間隔を空けて一体に設けられている。係止脚23の下端外周面には突起23aが設けられており、隔壁21の外周縁が口部11の開口端に配置され、筒状壁22が口部11の内周面に嵌合するとともに、突起23aが口部11の下端(口部11とキャップ装着部12との間の段差部分)に係止されることで、保持部材20は口部11に抜け止め保持されている。このような構成により、筒状壁22及び係止脚23を口部11の開口から挿入して押し込むだけの簡単な操作で、保持部材20を確実に口部11に装着することができる。
隔壁21の上面には環状突起24が一体に設けられている。環状突起24は隔壁21の上面から所定の高さで突出し、注出孔21aの周囲を全周に亘って囲っている。また、隔壁21の外周縁には、当該外周縁から上方に向けて突出する保持壁25が一体に設けられている。保持壁25は略円筒状に形成され、その内周面は凹形状に湾曲している。
保持壁25の内側には塗布ボール30が配置されている。塗布ボール30は、例えば合成樹脂材料により、保持壁25の内周面の凹形状に対応した直径の球状に形成されており、保持壁25により保持されて当該保持壁25の内側で回転自在となっている。また、塗布ボール30は、環状突起24の上端に全周に亘って当接する位置と当該環状突起24から離れる位置との間で、保持壁25の内側において環状突起24に接近、離反する方向に僅かに移動自在となっている。さらに、塗布ボール30は、保持壁25の内側での位置に拘わらず常にその一部が保持壁25の上端から外部に突出しており、当該突出部分において塗布対象物に接触することができる。
塗布ボール30が容器本体10に対して下方側に位置するようにレフィル容器1を倒立姿勢とすると、塗布ボール30が環状突起24から離れ、注出孔21aから注出された内容物M1が塗布ボール30と保持壁25との隙間26に供給される。この状態で塗布ボール30を塗布対象物に沿って移動させて当該塗布対象物上で回転させると、隙間26内の内容物M1が塗布ボール30の表面に付着し、当該付着した内容物M1が塗布ボール30の回転により塗布対象物に塗布される。内容物M1の塗布対象物への塗布量は、塗布ボール30を塗布対象物に沿って移動させたときに当該塗布ボール30と保持壁25の先端部分との間に生じる隙間を適切な大きさにすることで適切な量となるように調整されている。このように、塗布ボール30は所謂ロールオン式の塗布具となっている。
一方、塗布ボール30を塗布対象物から離間させると、内容物M1は塗布ボール30と保持壁25との隙間26に保持され、外部に流出することはない。
レフィル容器1を未使用状態に封止するために、口部11には封止キャップ40が装着されている。封止キャップ40は、合成樹脂材料により天壁41と周壁42とを備えた有頂円筒状に形成されており、口部11に上方側から被せられて、口部11と塗布ボール30とを密封状態とするように覆っている。容器本体10の口部11と塗布ボール30とを封止キャップ40で覆って密封する構成とすることにより、このレフィル容器1を、未使用状態のまま、内容物M1の劣化を抑制しつつ、しかも内容物M1の漏れ出しを生じさせることなく流通させることができる。
周壁42は、天壁41の外周縁に一体に連なる円筒状の小径部42aと小径部42aよりも外径が大きい円筒状に形成されて小径部42aの下方に一体に連なる大径部42bとを有しており、小径部42aは保持壁25の外側を覆い、大径部42bは口部11の外側を覆うようになっている。
図1、図2に示すように、大径部42bの下端側の内周面には、3つの被係止部42cが一体に設けられている。3つの被係止部42cは、それぞれ大径部42bの内周面から径方向内側に突出する突起状に形成されており、その断面形状は略半球状となっている。また、被係止部42cは、それぞれ所定の長さで周方向に延びるとともに、互いに周方向に間隔を空けて配置されている。
封止キャップ40は口部11に上方側から打栓して装着され、図1に示すように、被係止部42cは、それぞれ容器本体10の口部11に設けられた係止部11aにアンダーカット係合により係止されている。このとき、上述のように係止部11aは断面くさび状に形成されているので、被係止部42cを係止部11aに容易にアンダーカット係合させつつ確実にアンダーカット係合させることができる。そして、被係止部42cが係止部11aにアンダーカット係合(係止)されることにより、封止キャップ40は引抜き操作等によっては口部11から取外し不能となっている。
このように、封止キャップ40を、容器本体10の口部11に設けられた係止部11aに被係止部42cをアンダーカット係合させて口部11に係止させる構成としたことにより、封止キャップ40や口部11の構成を簡素化しつつ、打栓による簡単な作業で封止キャップ40を口部11に装着することを可能として、このレフィル容器1のコストを低減することができる。
封止キャップ40の天壁41の下面には押付け突起43が一体に設けられている。押付け突起43は、円環状に形成されて天壁41の下面から下方に向けて突出しており、その下端において塗布ボール30に当接して塗布ボール30を環状突起24に押し付けている。したがって、封止キャップ40が口部11に装着されてレフィル容器1が未使用状態に封止された状態では、塗布ボール30が押付け突起43によって環状突起24に押し付けられることにより、注出孔21aと隙間26との間が液密にシールされ、内容物M1が塗布ボール30と保持壁25との隙間を通って外部すなわち封止キャップ40の内部に漏れ出すことが防止される。これにより、レフィル容器1を使用状態とするために封止キャップ40を口部11から取り外したときに、不意に内容物M1が外部に漏れ出すことを防止することができる。
封止キャップ40を口部11から取り外してレフィル容器1を開封することができるようにするために、封止キャップ40には、一対の弱化部44と摘み片45とが設けられている。
一対の弱化部44はそれぞれ、図2に示すように、封止キャップ40の周壁42の内周面に当該周壁42の下端から天壁41にまで達する断面V字形状の縦溝46を設けることによって、周壁42の下端から上方に向けて線状に延びて天壁41にまで達する薄肉部分として形成されている。これら一対の弱化部44は、その下端部分が図2中で右側の被係止部42cの周方向の両側端部に隣接しており、そこから口部11の軸心に沿って真っ直ぐに上方に延びている。
摘み片45は、封止キャップ40の周壁42の、一対の弱化部44の間の部分における下端に一体に設けられている。図示する場合では、摘み片45は、一対の弱化部44の周方向間隔に略等しい幅を有する板状に形成されて周壁42の下端から径方向外側に向けて延びる板状部45aと、板状部45aの外側端から上下方向に延びる指掛け片45bとを備えた断面略T字形状に形成されている。摘み片45は、指で把持することができる程度の長さないし大きさに形成されている。
図3に示すように、摘み片45を指等で摘んで上方に向けて引き上げる引上げ操作を行うことで、一対の弱化部44を周壁42の下端側から上方に向けて切断(破断)し、周壁42を一対の弱化部44に沿って周方向に分断することができる。摘み片45が引上げ操作されて周壁42が周方向に分断されると、周壁42の摘み片45が設けられた部分における被係止部42cの係止部11aへのアンダーカット係合が解除されるとともに、周壁42の下端部分が拡径方向に容易に弾性変形できる状態となって他の被係止部42cの係止部11aへのアンダーカット係合も解除可能となるので、封止キャップ40を口部11から容易に取り外すことができる。そして、封止キャップ40を口部11から取り外すことで、レフィル容器1を、塗布ボール30によって内容物M1を塗布対象物に塗布可能な使用状態とすることができる。
このとき、摘み片45を一対の弱化部44の周方向間隔に略等しい幅を有する板状部45aと指掛け片45bとを備えた構成としたので、引上げ操作時における指の滑りを指掛け片45bで抑制しつつ、摘み片45に加えられた引上げ方向の力を一対の弱化部44に確実に伝達されるようにして、両方の弱化部44を容易かつ確実に切断することができる。また、一対の弱化部44を、それぞれ天壁41にまで達する長さとしたので、周壁42を上下方向の全範囲で確実に周方向に分断されるようにして、周壁42を分断した後における封止キャップ40の口部11からの取り外し作業を容易にすることができる。
また、図2に示すように、周壁42の摘み片45が設けられていない部分に設けられた一対の被係止部42cを、それぞれ摘み片45の周方向中心と封止キャップ40の軸心とを通る線分Lを挟んだ両側に配置するようにしたので、周壁42を分断した後に、これら一対の被係止部42cの係止部11aとのアンダーカット係合を解除し易くして、封止キャップ40の口部11からの取り外し作業をさらに容易にすることができる。
上記の通り、封止キャップ40は弱化部44が切断されることで口部11から取り外される構成であるので、一旦口部11から取り外された封止キャップ40を、再度口部11に封止状態となるように取り付けることはできない。よって、レフィル容器1が未使用状態のものであるか、あるいは一度封止キャップ44が取り外されて開封されたものであるかを、目視により容易に確認することができ、これにより、いたずら等によりレフィル容器1が不正に開封されることを抑制することができる。
以上の通りの構成を有することにより、レフィル容器1を、内容物M1を塗布対象物に塗布する用途に用いることができるレフィル容器として構成することができる。
なお、本実施の形態においては、図2に示すように、一対の弱化部44を、被係止部42cの周方向の両側端部に隣接して設けるようにしているが、被係止部42cの周方向の両側端部から離れた位置に設けるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、周壁42の摘み片45が設けられていない部分に、一対の被係止部42cを設けるようにしているが、例えば、1つの被係止部42cのみを設けたり、互いに周方向に間隔を空けて並ぶ3つ以上の被係止部42cを設けたりするなど、その個数は適宜変更可能である。
さらに、弱化部44は、天壁41に達する長さに限らず、被係止部42cの係止部11aに対するアンダーカット係合を解除することができる程度に周壁42を周方向に分断できる長さであれば、その長さは適宜変更可能である。
さらに、弱化部44は、断面V字形状の縦溝46によって薄肉に形成される形態に限らず、他の断面形状の縦溝によって薄肉に形成するようにしてもよい。また、弱化部44は、薄肉の形態に限らず、例えば、摘み片45の引上げ操作によって破断して周壁42を周方向に分断可能なものであれば、例えば、複数の切欠き孔を互いに間隔を空けて線状に並べた破線状の形態としてもよい。
図4は図1に示すレフィル容器1の変形例の要部を示す半断面図であり、図5は図4に示す封止キャップ40の平面図であり、図6は図4に示す変形例のレフィル容器1を開封する様子を示す半断面図である。なお、図4〜6においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図1〜図3に示す場合では、容器本体10の口部11の外周面に設けられる係止部11aは、口部11の全周に亘って周方向に延びる環状の突起として形成され、封止キャップ40の周壁42の内周面に設けられる被係止部42cを打栓によって係止部11aにアンダーカット係合させる構成としている。
これに対し、図4〜図6に示す変形例のレフィル容器1では、口部11の外周面に設けられる係止部11aを雄ねじとして構成し、封止キャップ40の周壁42の内周面に設けられる被係止部42cを雌ねじに構成するようにしている。そして、雄ねじに構成された係止部11aに雌ねじに構成された被係止部42cをねじ結合させることで、封止キャップ40を容器本体10の口部11にねじ結合によって装着するようにしている。
また、図4〜図6に示す変形例のレフィル容器1では、口部11にねじ結合によって装着された封止キャップ40を口部11に対して取外し不能とするために、口部11と周壁42との間にラチェット機構47を設けるようにしている。
ラチェット機構47は、口部11の根元部分に全周に亘って並べて設けられた複数のくさび型の歯部47aと、周壁42の下端内周面に全周に亘って並べて設けられた複数のくさび型の歯部47bとをくさび形状の傾斜面が互いに逆向きとなるように噛み合わせた構成となっており、封止キャップ40を口部11に対してねじ込む方向に回転させたときには歯部47bが歯部47aを乗り越えて回転可能であるが、封止キャップ40を口部11に対して緩み方向に回転させたときには歯部47bが歯部47aによって係止されて封止キャップ40の緩み方向への回転が阻止されるものである。したがって、ラチェット機構47を設けることにより、封止キャップ40を容器本体10の口部11にねじ結合によって装着するようにした構成としても、封止キャップ40を口部11に対して取外し不能とすることができる。
なお、ラチェット機構47としては、上記構成に限らず、口部11に対する封止キャップ40の緩み方向への回転を阻止することができる構成のものであれば、種々の構成のものを採用することができる。
このような構成の変形例のレフィル容器1においても、図5に示すように、周壁42の内周面に、雌ねじに構成された被係止部42cを周方向に分断するように、当該周壁42の下端から天壁41にまで達する断面V字形状の縦溝46を設けることによって、周壁42の下端から上方に向けて線状に延びて天壁41にまで達する薄肉状の一対の弱化部44が設けられている。したがって、図6に示すように、摘み片45を指等で摘んで上方に向けて引き上げる引上げ操作を行うことで、一対の弱化部44を周壁42の下端側から上方に向けて切断(破断)し、周壁42を一対の弱化部44に沿って周方向に分断することができる。そして、周壁42を周方向に分断することにより、雌ねじに構成された被係止部42cを雄ねじに構成された係止部11aから離脱させるとともにラチェット機構47の歯部47aと歯部47bとの噛み合いを解除させることを可能として、封止キャップ40を口部11から容易に取り外すことができる。そして、封止キャップ40を口部11から取り外すことで、レフィル容器1を、塗布ボール30によって内容物M1を塗布対象物に塗布可能な使用状態とすることができる。
このように、封止キャップ40を容器本体10の口部11にねじ結合によって装着するとともにラチェット機構47により封止キャップ40を口部11に対して取外し不能とする構成とすることで、封止キャップ40を口部11にねじ込むだけの簡単な操作で封止キャップ40を口部11に装着することを可能として、このレフィル容器1のコストを低減することができる。
また、この場合においても、封止キャップ40は弱化部44が切断されることで口部11から取り外される構成であるので、図1〜図3に示すレフィル容器1の場合と同様に、レフィル容器1が未使用状態のものであるか、あるいは一度封止キャップ44が取り外されて開封されたものであるかを、目視により容易に確認することができ、これにより、いたずら等によりレフィル容器1が不正に開封されることを抑制することができる。
なお、図4〜図6に示す変形例のレフィル容器1にはキャップ装着部12は設けられておらず、雄ねじに構成された係止部11aを、キャップ装着部12の雄ねじ12aとして兼用するようにしている。
図7は本発明の一実施の形態である塗布容器100の半断面図であり、図8は図7に示す塗布容器100の分解図であり、図9は図7に示す塗布容器100の使用状態を示す半断面図である。なお、図7〜9においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
次に、図7〜図9を参照しつつ本発明の一実施の形態である塗布容器100について説明する。
図7に示すように、塗布容器100は、封止キャップ40を口部11から取り外して開封状態としたレフィル容器1を、外装容器50に装着して構成されている。レフィル容器1は外装容器50に対して着脱自在すなわち取換え可能に装着されており、外装容器50に装着された状態で使用されるとともに、内容物M1を使い切った使用後には、外装容器50から取り外されて新たなレフィル容器1に取り換えられる。
図7、図8に示すように、外装容器50は、例えば合成樹脂材料により軸方向の両端が開口する円筒状に形成されている。外装容器50の外周面には、当該外装容器50の美観を高めるために、例えば塗装や装飾等を施すことができる。
外装容器50の両方の開口端から所定範囲における内周面には、それぞれレフィル容器1の回止め部14に対応した八角形状の内面形状を有する回止め受け部51が一体に設けられている。また、外装容器50の、回止め受け部51よりもさらに奥側の内周面には、当該内周面の全周に亘って延びる環状の抜止め突起52が一体に設けられている。さらに、外装容器50の抜止め突起52よりもさらに奥側に入った部分における内周面は、開口端側における内周面よりも小径に形成されている。
外装容器50の内部には、軸方向(長手方向)の中間に位置して、回転阻止体53が装着されている。回転阻止体53は、例えば合成樹脂材料により円板状に形成されており、その一方の面には外周面が八角形状となる嵌込み部53aが一体に設けられている。外装容器50の軸方向中間位置における内周面には、内側が八角形状の孔となる内向きフランジ54が一体に設けられており、回転阻止体53は、一方の面を内向きフランジ54に軸方向から当接するとともに嵌込み部53aが内向きフランジ54の内側の八角形状の孔に嵌め込まれて外装容器50の内部の軸方向中間位置に回り止めされた状態で固定されている。
回転阻止体53の両面には、それぞれ外装容器50と同軸状に配置された円筒状の筒体53bが一体に設けられている。これら一対の筒体53bは、互いに同形状に形成されて上下に対称配置されている。これらの筒体53bの先端外周面には径方向外側に向けて突出するとともに外周面の全周に亘って延びる円環状の抜止め突起53cが一体に設けられている。さらに、それぞれの筒体53bの根元側における外周面には、それぞれ径方向外側に向けて突出するとともに軸方向に沿って延びるリブ状に形成され、周方向に等間隔に並べて配置された複数の回止め突起53dが一体に設けられている。
封止キャップ40が口部11から取り外された開封状態のレフィル容器1は、その胴部15の側から、外装容器50の一端側の開口から当該外装容器50の内部に挿入され、胴部15が外装容器50に収容された状態となって外装容器50に装着される。レフィル容器1の外装容器50への挿入量ないし挿入位置は、ストッパ部13のストッパ面13aが外装容器50の開口端に当接することにより規定される。このとき、レフィル容器1の底部15bは、回転阻止体53の筒体53bに当接することなく、筒体53bに対して軸方向に間隔を空けて配置される。
レフィル容器1が外装容器50に挿入されると、レフィル容器1の胴部15の外周面に設けられた突起部15aが抜止め突起52にアンダーカット係合して、レフィル容器1は外装容器50に対して抜け止め保持される。また、レフィル容器1の容器本体10に設けられた回止め部14が回止め受け部51に嵌合して、レフィル容器1は外装容器50に対して回り止めされる。
レフィル容器1には、不使用時に塗布ボール30を覆うオーバーキャップ60が装着される。オーバーキャップ60は、天壁61と周壁62とを有する有頂筒状に形成されており、周壁62の内周面に一体に設けられた雌ねじ62aをキャップ装着部12の雄ねじ12aにねじ結合させることでレフィル容器1に着脱自在に装着されている。また、オーバーキャップ60がレフィル容器1に装着されると、周壁62の下端内周面にキャップ装着部12の突起12bが当接する。さらに、オーバーキャップ60の天壁61の下面には円環状の押付け突起63が一体に設けられている。この押付け突起63は、封止キャップ40の押付け突起43と同様の機能を有するものであり、その下端において塗布ボール30に当接して塗布ボール30を環状突起24に押し付けている。したがって、オーバーキャップ60がレフィル容器1に装着された状態では、塗布ボール30が押付け突起63によって環状突起24に押し付けられることにより、注出孔21aと隙間26との間が液密にシールされ、内容物M1が塗布ボール30と保持壁25との隙間26を通ってオーバーキャップ60の内部に漏れ出すことが防止される。これにより、塗布容器100を使用するためにオーバーキャップ60をレフィル容器1から取り外したときに、不意に内容物M1が外部に漏れ出すことを防止することができる。
塗布容器100は、塗布ボール30を塗布具とした塗布容器100として使用することができる。すなわち、図9に示すように、レフィル容器1からオーバーキャップ60を取り外し、外装容器50を把持して塗布ボール30が容器本体10に対して下方側に位置するように塗布容器100を倒立姿勢とし、この状態で塗布ボール30を塗布対象物110に押し当てつつ当該塗布対象物110に沿って移動させて回転させることで、内容物M1を塗布対象物110に塗布することができる。
外装容器50の、レフィル容器1が装着された側(端部)とは反対側(反対側の端部)に、他の容器を装着することができる。すなわち、外装容器50は、その両側にレフィル容器1ないし他の容器を装着することができる構成となっている。図7〜図9には、外装容器50のレフィル容器1が装着された側とは反対側に、繰出し容器70を装着した場合を示す。このように、外装容器50のレフィル容器1が装着された側とは反対側に、レフィル容器1とは異なる種類の容器を装着することにより、塗布容器100を2通りの用途に使用可能なものとすることができる。
繰出し容器70は、例えば口紅やリップクリーム等の、棒状に形成された固定の化粧料ないし薬品を内容物M2として収容するとともに、当該内容物M2を繰出し容器70の内部から塗布可能な位置にまで繰り出すことができるものである。
繰出し容器70は、それぞれ合成樹脂材料により円筒状に形成された内筒体71と外筒体72とを有している。外筒体72は内筒体71の外側に嵌め込まれ、内筒体71に対して相対回転自在となっている。なお、外筒体72の外側には金属材料により円筒状に形成された化粧筒73が固定されている。
図7に示すように、内筒体71の上端側内周面には軸方向に沿って延びる複数のリブ状突起71aが周方向に間隔を空けて並べて一体に設けられており、これらのリブ状突起71aが回転阻止体53に設けられた回止め突起53dに係合することにより、内筒体71は外装容器50に対して回り止めされている。また、内筒体71の内周面にはリブ状突起71aの下方側に位置して内周面の全周に亘って延びる円環状の係止突起71bが一体に設けられており、この係止突起71bが回転阻止体53の抜止め突起53cにアンダーカット係合することにより、内筒体71すなわち繰出し容器70は外装容器50に抜け止め保持されている。
内筒体71の軸心を挟んだ対称位置には、それぞれ軸方向の一端側から他方側に向けて螺旋状に延びる螺旋溝71cが設けられている。また、外筒体72の軸心を挟んだ対称位置には、それぞれ軸方向に沿って一端側から他方側に向けて真っ直ぐに延びる案内溝72aが設けられている。
内筒体71の内側には受け皿74が配置されている。受け皿74は棒状の内容物M2を内側に保持する円筒状の保持壁74aと保持壁74aの一端に連なる底壁74bとを有し、保持壁74aの内周面には内容物M2を回り止め及び抜け止めするための止めリブ74cが一体に設けられている。
さらに、受け皿74の保持壁74aの外周面の軸心を挟んだ対称位置には、それぞれ断面円形のボス74dが一体に設けられている。これらのボス74dは、それぞれ対応する内筒体71の螺旋溝71cに該螺旋溝71cに沿って移動自在に係合するとともに、外筒体72の案内溝72aに該案内溝72aに沿って移動自在に係合している。したがって、内筒体71に対して外筒体72を一方に相対回転させることにより、内容物M2の先端を内筒体71の先端から突出させる方向に受け皿74を内筒体71に対して軸方向に移動させることができる。反対に、内筒体71に対して外筒体72を逆方向に相対回転させることにより、内容物M2を内筒体71の内部に収容する方向に受け皿74を内筒体71に対して軸方向に移動させることができる。このとき、外装容器50に装着された状態の内筒体71は回転阻止体53によって外装容器50に回り止めされているので、外装容器50を把持しつつ外筒体72を回転操作することにより、内容物M2を繰り出し、あるいは収容することができる。そして、繰出し容器70の先端から繰り出された内容物M2を塗布対象物に押し付けて移動させることで当該塗布対象物に内容物M2を塗布することができる。
図8に示すように、繰出し容器70が外装容器50から取り外された状態では、内筒体71の全体が外筒体72の内側に収容され、外筒体72を内筒体71に対して相対回転させる操作を行うことは困難であるので、内容物M2が誤って繰り出されることが防止される。
繰出し容器70にも、不使用時に内容物M2を覆うオーバーキャップ80が装着される。
このような繰出し容器70も、その先端開口が封止キャップで密封状態に封止されたレフィル容器として構成しておき、封止キャップを取り除いて外装容器50に装着して使用し、使用後には外装容器50から取り外されて新たな繰出し容器70に取り換えられる構成とすることができる。
塗布容器100は、外装容器50の一端側にレフィル容器1を装着し、他端側に繰出し容器70を装着した構成に限らず、図10に示すように、外装容器50の両端側にそれぞれレフィル容器1を装着した構成とすることもできる。この場合、それぞれのレフィル容器1を、異なる種類の内容物M1が充填されたものとすることで、1つの塗布容器100により2種類の内容物M1を塗布可能な構成とすることができる。勿論、塗布容器100は、外装容器50の少なくとも一方の端部側にレフィル容器1が装着された構成であれば、他端側に装着される容器は上記した繰出し容器70やレフィル容器1以外の他の容器を装着した構成とすることもできる。このように、外装容器50のレフィル容器1が装着された側とは反対側に、レフィル容器1とは異なる種類の容器を装着することにより、塗布容器100を、レフィル容器1と、当該レフィル容器1とは異なる他の容器との2通りの用途に使用可能なものとすることができる。また、必要に応じて外装容器50の他端側に装着する容器を変更することにより、塗布容器100を3通り以上の多様な用途に使用可能なものとすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば前記実施の形態では、レフィル容器1の容器本体10は合成樹脂製とされているが、これに限らず、例えばガラス瓶等の他の材質で形成するようにしてもよい。また、レフィル容器1の容器本体10の形状も、上記したキャップ装着部12やストッパ部13、回止め部14等を有する形状に限らず、胴部15と口部11とを有していれば、その形状は種々変更可能である。この場合、口部11も円筒状に限らず、楕円筒状や角筒状としてもよい。
また、前記実施の形態においては、外装容器50は両端にそれぞれレフィル容器1を装着可能な構成とされているが、これに限らず、軸方向の一端のみが開口し、他端が閉塞されて一端にのみレフィル容器1を装着可能な構成とすることもできる。
1 レフィル容器
10 容器本体
11 口部
11a 係止部
12 キャップ装着部
12a 雄ねじ
12b 突起
13 ストッパ部
13a ストッパ面
14 回止め部
15 胴部
15a 突起部
15b 底部
20 保持部材
21 隔壁
21a 注出孔
22 筒状壁
23 係止脚
23a 突起
24 環状突起
25 保持壁
26 隙間
30 塗布ボール
40 封止キャップ
41 天壁
42 周壁
42a 小径部
42b 大径部
42c 被係止部
43 押付け突起
44 弱化部
45 摘み片
45a 板状部
45b 指掛け片
46 縦溝
47 ラチェット機構
47a 歯部
47b 歯部
50 外装容器
51 回止め受け部
52 抜止め突起
53 回転阻止体
53a 嵌込み部
53b 筒体
53c 抜止め突起
53d 回止め突起
54 内向きフランジ
60 オーバーキャップ
61 天壁
62 周壁
62a 雌ねじ
63 押付け突起
70 繰出し容器
71 内筒体
71a リブ状突起
71b 係止突起
71c 螺旋溝
72 外筒体
72a 案内溝
73 化粧筒
74 受け皿
74a 保持壁
74b 底壁
74c 止めリブ
74d ボス
80 オーバーキャップ
100 塗布容器
S 内部空間
M1 内容物
L 線分
M2 内容物

Claims (6)

  1. 外装容器に取換え可能に装着して使用されるレフィル容器であって、
    内容物が充填されている容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着された保持部材と、
    前記保持部材に回転自在に保持された塗布ボールと、
    天壁と周壁とを備えた有頂筒状に形成され、前記口部に装着されて前記塗布ボールを覆う封止キャップと、を有し、
    前記封止キャップは、
    前記周壁の内周面に設けられ、前記口部の外周面に設けられた係止部に係止されて該封止キャップを前記口部に対して取外し不能とする被係止部と、
    それぞれ前記周壁に該周壁の下端から上方に向けて線状に延びて設けられた一対の弱化部と、
    前記周壁の一対の前記弱化部の間の部分における下端に設けられた摘み片と、を有し、
    前記摘み片を引上げ操作して前記周壁を前記弱化部に沿って周方向に分断することにより、前記封止キャップが前記口部から取外し可能となることを特徴とするレフィル容器。
  2. 前記係止部が前記口部の外周面から突出する突起状に形成され、前記被係止部が前記周壁の内周面から突出して前記係止部にアンダーカット係合する突起状に形成されている、請求項1に記載のレフィル容器。
  3. 前記係止部が雄ねじを有し、前記被係止部が雌ねじを有するとともに、
    前記口部と前記封止キャップとの間に、前記封止キャップの前記口部に対する緩み方向への回転を阻止するラチェット機構が設けられている、請求項1に記載のレフィル容器。
  4. 前記保持部材は、前記口部の開口を覆うとともに注出孔が設けられた隔壁と、該隔壁の上面に一体に設けられて前記注出孔を囲う環状突起と、前記隔壁の外周縁から上方に向けて突出する略円筒状の保持壁とを有し、
    前記塗布ボールは、前記保持壁の内側に配置され、
    前記封止キャップは、前記天壁の下面から突出して設けられて前記塗布ボールを前記環状突起に押し付ける押付け突起を備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載のレフィル容器。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のレフィル容器と、前記レフィル容器が取換え可能に装着された外装容器とを有することを特徴とする塗布容器。
  6. 前記外装容器は、両端が開口する筒状に形成されており、
    該外装容器の両端の少なくとも何れか一方に前記レフィル容器が取換え可能に装着されている、請求項5に記載の塗布容器。
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