JP5078391B2 - 液体塗布具 - Google Patents
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塗布部に塗布液を吐出させる吐出口および該吐出口および収容部間を繋ぐ連通路が形成され、該塗布部には連通路が外部に露出した吐出口が開口する先端面が備わり、該塗布部の後端はフランジ部を持たない筒状に延び、軸先端部内周面部と先軸外周面とで挟み付けられ固定され、押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、
前記弾性体の塗布部に設けられる吐出口または連通路の内のりの値D[mm]が、0.5[mm]≦D≦5.0[mm]の範囲であり、
塗布液の粘度μ[Pa・sec]と前記値D[mm]との比μ/Dの値が、0.2〜18.0であることを特徴とする液体塗布具である。
塗布部に塗布液を吐出させる吐出口および該吐出口および収容部間を繋ぐ連通路が形成され、該塗布部には連通路が外部に露出した吐出口が開口する先端面が備わり、該塗布部の後端はフランジ部を持たない筒状に延び、軸先端部内周面部と先軸外周面とで挟み付けられ固定され、押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、
前記弾性体の塗布部に設けられる吐出口または連通路の内のりの値D[mm]が、0.5[mm]≦D≦5.0[mm]の範囲であり、
塗布液の粘度μ[Pa・sec]と前記値D[mm]との比μ/Dの値が、0.2〜18.0であることを特徴とする液体塗布具である。
軸10は、概略中空筒状を呈し、その先端部10aが先細に形成され、その先端部10aの外径寸法がキャップ30の内径寸法とほぼ同一に形成されている。その先端部10aに着脱可能にキャップ30が嵌合される。装着時に設定した先端部10aおよびキャップ30の互いの対向部分には、リブ状の凹凸部が形成され、それら同士によって凹凸嵌合するようにして、先端部10aに対してキャップ30が不意の力で外れないようになっている。
図1に示すように、実施形態に係る液体化粧料塗布具1においては、軸10の後端には一体になった押し出し機構16が配されており、押し出し機構16は、使用者の操作入力によってその構成要素のピストン体18を軸10中央部の内壁に密着して液密に摺動し、これによって、前記化粧料12の収容空間10bの容積を減少・増大して化粧料12を加圧・減圧する。
そして、回転操作部材22は互いに回転不能に接合させた外筒キャップ32と内筒材26とからなり、回転操作部材22全体は軸10に回転可能に設けられる。
固定筒状体24は環状部材からなり、軸10に回転不能に取り付けられている。固定筒状体24および回転操作部材22(内筒材26先方外周面)同士の噛合わせ部34はラチェットが形成されている。回転操作部材22は、固定筒状体24(それの固定された軸10)に対して両方向に回転可能になっており、液体化粧料を吐出する一方向へ回転させたときには、ラチェットによる手指にクリック感を生じさせつつ吐出させ、他方向へ回転させたときには、設定された回転力以上の入力をしたときに回転するように回転規制されている。つまり、その他方向に一定以上の回転力が加わった時に、その規制を解除して回転可能にするトルクリミッタ機能を付与できる。
回転操作部材22は、互いに通常は相対回転不能で一定以上の回転力によって相対回転するように接合させた外筒キャップ32と内筒材(「繰り出し体」とも称する)26とからなり、回転操作部材22全体は軸10の後部に回転可能に設けられる。
液体化粧料塗布具1の塗布部14は柔軟な弾性材からなり、図1の(a)〜(c)に示すように、塗布部14は、軸10内と外部に通じる先軸28内部通路28aを介して収容空間10bに連通する常時開口した筒状空間の連通路36が形成されている。
表1は、本発明の実施形態に係る液体塗布具の官能試験の説明図を示し、各穴径(内のりの値D)の試験体に対して粘度の異なる塗布液を使用した場合の試験結果を示す。
表2は、各穴径(内のりの値D)の試験体に対して「粘度μ/内のりの値Dの比」を変化させた場合の試験結果を示している。
この第2実施形態に係る液体塗布具では、図2の(a)に全体構造を示すように、図1の第1実施形態と同様部分に同一の符号を付する。図2の(b)に塗布部の表層部を示し、(c)に同塗布部の内層部を示す。
10 軸
10a 先端部
10b 収容空間
12 化粧料
14 塗布部(第1実施形態)
14A 塗布部(第2実施形態)
14B 塗布部(第3実施形態)
14a 吐出口
14b 筒状基端部
14c 先端面
16 押し出し機構
18 ピストン体
20 軸状部材
22 回転操作部材
24 固定筒状体
26 内筒材
28 先軸
28a 内部通路
30 キャップ
32 外筒キャップ
34 噛合わせ部
36 連通路
40 塗布部の内層部
42 塗布部の表層部
Claims (8)
- 軸配設の収容部に25℃においてずり速度5sec−1における粘度が0.3Pa・sec〜50Pa・secの範囲にある化粧料等の塗布液を収容し、軸の先端部に対象部位に接して塗布液を塗布するための、ゴムまたはエラストマーである柔軟な弾性体からなる塗布部及び先軸を有し、軸の後端部に押し出し機構を有しており、
塗布部に塗布液を吐出させる吐出口および該吐出口および収容部間を繋ぐ連通路が形成され、該塗布部には連通路が外部に露出した吐出口が開口する先端面が備わり、該塗布部の後端はフランジ部を持たない筒状に延び、軸先端部内周面部と先軸外周面とで挟み付けられ固定され、押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、
前記弾性体の塗布部に設けられる吐出口または連通路の内のりの値D[mm]が、0.5[mm]≦D≦5.0[mm]の範囲であり、
塗布液の粘度μ[Pa・sec]と前記値D[mm]との比μ/Dの値が、0.2〜18.0であることを特徴とする液体塗布具。 - 軸配設の収容部に25℃においてずり速度5sec −1 における粘度が0.3Pa・sec〜50Pa・secの範囲にある化粧料等の塗布液を収容し、軸の先端部に対象部位に接して塗布液を塗布するための発泡体である柔軟な弾性体からなる塗布部及び先軸を有し、軸の後端部に押し出し機構を有しており、
塗布部に塗布液を吐出させる吐出口および該吐出口および収容部間を繋ぐ連通路が形成され、該塗布部には連通路が外部に露出した吐出口が開口する先端面が備わり、該塗布部の後端はフランジ部を持たない筒状に延び、軸先端部内周面部と先軸外周面とで挟み付けられ固定され、押し出し機構の押し出しによって収容部内に収容した塗布液を塗布部の連通路を経由して吐出口から吐出する液体塗布具であって、
前記弾性体の塗布部に設けられる吐出口または連通路の内のりの値D[mm]が、0.5[mm]≦D≦5.0[mm]の範囲であり、
塗布液の粘度μ[Pa・sec]と前記値D[mm]との比μ/Dの値が、0.2〜18.0であることを特徴とする液体塗布具。 - 前記発泡体は、連続気泡体であることを特徴とする請求項2に記載の液体塗布具。
- 前記塗布部は、その弾性体の光透過率が30%以上であることを特徴とする請求項1ないし3のうちの1項に記載の液体塗布具。
- 前記塗布部は、少なくとも表層部と、該表層部と弾性率の異なる内層部を持つ構成であることを特徴とする請求項1ないし4のうちの1項に記載の液体塗布具。
- 前記内層部の弾性率が表層部の弾性率よりも高いことを特徴とする請求項5に記載の液体塗布具。
- 塗布部に使用する弾性体の摩擦係数が0.04〜0.7であることを特徴とする請求項1ないし3のうちの1項に記載の液体塗布具。
- 塗布部に設けた弾性体の吐出口は、塗布部の軸中心から外れていることを特徴とする請求項1ないし7のうちの1項に記載の液体塗布具。
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