JP2010119435A - 粘性化粧料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】被塗布部への塗布作業を円滑に行うことができるとともに、塗布部における塗布体の触感を良好なものとすることができる粘性化粧料用容器を得る。
【解決手段】粘性化粧料2を内部に収納した筒状又はチューブ状の収納部3の一端に、この収納部3に連通可能な流通路6を内部に配置するとともに弾性素材にて形成した塗布体1を接続し、この塗布体1の先端に形成した塗布面5に、上記流通路6に連通した分配口9を形成し、この分配口9から収納部3内の粘性化粧料2を流通路6を介して外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器において、上記塗布体1のたわみ強度を1.5N〜4.5Nとするとともに、分配口9と塗布面5との面積比を0.04:1〜0.07:1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘性化粧料を収納する収納部を設けるとともに、この収納部の先端に弾性体にて形成した塗布体を接続した粘性化粧料用容器に関するものである。
従来より、リップグロス等の粘性を有する粘性化粧料を筒状又はチューブ状の収納部に収納するとともに、この収納部の先端に塗布体を接続した粘性化粧料用容器が存在する。このような粘性化粧料用容器は、塗布体に粘性化粧料を吐出するための分配口を形成し、前記収納部内の粘性化粧料を少量ずつ分配口から外方に吐出させながら、唇などの被塗布部に塗布するものである。
また、上記の如き従来の粘性化粧料用容器のうち、特許文献1に示す如く塗布体を弾性素材にて形成したものが存在する。このように塗布体を弾性素材にて形成することにより、塗布体の弾性によって被塗布部への塗布体の触感を柔らかなものとすることが可能となる。
特開平10−192050号公報
しかしながら、上記の如き従来の粘性化粧料用容器において、塗布面の面積に対して分配口の面積が極端に大きい場合には、唇等の被塗布部に粘性化粧料を塗布した際に分配口の感触が被塗布部に残りやすいものとなり、被塗布部における塗布面の触感が悪くなる。また、分配口の面積が塗布面の面積に対して極端に小さい場合には、粘性化粧料を吐出した際に、粘性化粧料が塗布面上に平面的に吐出せず塗布面に対して垂直方向に吐出しやすいものとなる。
このように、粘性化粧料が塗布面に対して垂直方向に吐出した場合には、塗布面を被塗布部に接触させた際に、粘性化粧料が被塗布部のある一点に塊状に集中して付着するものとなる。そのため、被塗布部に粘性化粧料の塗りむらが生じ易くなり粘性化粧料を唇等の被塗布部に均一に塗布することが困難となることから、塗布作業が煩雑なものとなる。
また、特許文献1に記載の発明の如く、塗布体を弾性素材にて形成した場合において、少しの外力が加わっただけでも容易にたわみ変形しやすい塗布体を使用した場合には、塗布作業時において塗布体を被塗布部に接触させた際に、塗布体がたわんで折れ曲がりやすいものとなる。従って、塗布作業を円滑に行うことが困難となるとともに、塗布体が折れ曲がることにより粘性化粧料が不用意に吐出するおそれがある。また、弾力が少なくたわみ変形しにくい塗布体を使用した場合には、塗布体を被塗布部に接触させた際に、塗布体の硬さが唇等の被塗布部に伝わるため被塗布部における塗布体の触感が悪いものとなる。
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、被塗布部への塗布作業を円滑に行うことができるとともに、被塗布部における塗布体の触感を良好なものとすることができる粘性化粧料用容器を得ようとするものである。
本発明は上述の如き課題を解決するため、粘性化粧料を内部に収納した筒状又はチューブ状の収納部の一端に、この収納部に連通可能な流通路を内部に配置するとともに弾性素材にて形成した塗布体を接続し、この塗布体の先端に形成した塗布面に、上記流通路に連通した分配口を形成し、この分配口から収納部内の粘性化粧料を流通路を介して外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器である。
また、上記塗布体のたわみ強度を2.5N〜4.5Nとするとともに、分配口と塗布面との面積比を0.04:1〜0.07:1としたものである。ここで、本発明のたわみ強度とは、塗布体の長さ方向を水平に保ちながら、この塗布体の分配口形成側とは反対側の基端部を固定した状態で、塗布体の分配口形成側である先端部を下方に20度たわませるのに必要な力の強度を意味するものである。
そして、このたわみ強度が2.5Nよりも低い場合には、塗布体が唇等の被塗布体よりも柔らかいものとなるため、塗布体に外力が加わった際に変形しやすいものとなる。そのため、塗布時において塗布体を被塗布部に接触させた際に、塗布体が折れ曲がりやすいものとなる。従って、塗布作業が煩雑となるとともに、塗布体が折れ曲がることにより粘性化粧料が不用意に吐出するおそれが生じる。また、4.5Nよりも大きい場合には、塗布体が弾性変形しにくいものとなるため、塗布時に被塗布部において塗布体の硬さを感じやすくなり、被塗布部における触感が悪いものとなる。
また、塗布面の面積を1とした場合に、分配口の面積が0.04よりも小さい場合には、粘性化粧料が塗布面上に平面的に吐出せずに、塗布面に対して垂直方向に、いわゆる竹の子状に吐出しやすいものとなる。このように、粘性化粧料が竹の子状に吐出した場合には、塗布面を被塗布部に接触させた際に、被塗布部のある一点に粘性化粧料が塊状となって集中して付着するものとなる。そのため、被塗布部に塗りむらが生じやすいものとなることから、粘性化粧料を被塗布部に均一に塗布することが困難となり塗布作業が煩雑なものとなる。
また、塗布面の面積を1とした場合に、分配口の面積が0.07よりも大きい場合には、分配口の面積が塗布面の面積に対して極端に大きいものとなるため、塗布時に被塗布部において分配口の感触が残りやすいものとなる。従って、塗布時に塗布面を被塗布部に接触させた際の、被塗布部における塗布面の触感が悪いものとなる。
そして、本発明は上記の如く塗布体のたわみ強度を2.5N〜4.5Nとしているため、塗布作業時に塗布体がたわんで折れ曲がる等の不都合が生じることなく、適度なたわみによって塗布作業を円滑に行うことができるとともに、塗布体の硬さを感じることなく被塗布部における触感を良好なものとすることができる。
また、分配口と塗布面との面積比を0.04:1〜0.07:1としているため、吐出作業時においては分配口からの粘性化粧料を塗布面に沿って平面的に吐出させることが可能となる。従って、被塗布部において塗りむらが生じにくくなり、粘性化粧料を被塗布部に均一に塗布することが容易なものとなる。また、塗布作業時には分配口の触感を感じることなく、被塗布部における塗布面の触感を良好なものとすることができる。
また、粘性化粧料は、硬度を3〜50としたものであっても良い。尚、本発明の硬度は、25℃の雰囲気下にてレオメーター(RHEOTECH社FUDOH RHEO METER RTC-2002D.D直径11.3mm、3mm針入れ)により測定した硬度を意味するものである。硬度が3未満の場合には、塗布作業時において塗布体が通過した際に、塗布体による筋が被塗布部に形成されやすいものとなり、化粧の仕上がりが悪くなる。そして、硬度が50よりも大きい場合には、粘性化粧料を吐出させる際に、特に25℃よりも低温の雰囲気下において粘性化粧料用容器の吐出作動の抵抗感が大きいものとなるため、吐出作業を円滑に行うことが困難となる場合がある。
本発明は上述の如く構成したものであって、弾性素材にて塗布体を形成するとともに、塗布体のたわみ強度が2.5N〜4.5Nであるため、塗布時に塗布体が折れ曲がる等の不都合が生じることなく、塗布作業を円滑に行うことができるとともに、素材の硬さを感じることなく、適度な弾力により被塗布部への触感を良好なものとすることができる。また、分配口と塗布面との面積比が0.04:1〜0.07:1であるため、粘性化粧料を塗布面に沿って平面的に吐出可能となるため、塗りむらが生じにくくなって粘性化粧料を被塗布部に均一に塗布することが容易なものとなる。また、分配口の触感が残りにくく被塗布部における塗布面の触感を良好なものとすることが可能となる。
本発明の実施例について図1において説明すると、(1)は弾性素材製の塗布体であって、粘性化粧料(2)を収納した収納部(3)の上端に接続している。また、上記収納部(3)には、内部に収納した粘性化粧料(2)を塗布体(1)方向に押圧するための押出機構(4)を設けている。
本実施例の粘性化粧料用容器を以下に詳細に説明すると、上記塗布体(1)の先端には、楕円状に形成するとともに塗布体(1)の軸方向に対して傾斜した塗布面(5)を設けている。このように塗布面(5)を形成することにより、塗布面(5)を上方に向けて粘性化粧料用容器を支持した場合に、塗布面(5)を唇等の被塗布部に容易に対向させることが可能となる。
また、本実施例ではこの塗布面(5)を、図1に示す如く外方に円弧状に突出させて形成している。このように塗布面(5)を突出形成することにより、塗布面(5)と被塗布部との接触面積が小さいものとなるため、弾性素材製である塗布体(1)の柔らかな弾力が被塗布部に伝わりやすいものとなり、塗布時における被塗布部の触感を良好なものとすることができる。
また、図1に示す如く、上記塗布面(5)の中央部には粘性化粧料(2)の分配口(9)を1箇所形成している。そして、上記分配口(9)に連続して、塗布体(1)の軸方向に粘性化粧料(2)の流通路(6)を形成している。また、塗布体(1)の下端側には、上記流通路(6)に連続して下端嵌合穴(7)を凹設している。尚、本実施例では分配口(9)及び流通路(6)を塗布体(1)に1箇所のみ形成しているが、他の異なる実施例においては、分配口(9)及び流通路(6)を塗布体(1)に複数箇所形成することも可能である。
そして、上記の如く塗布体(1)に形成した下端嵌合穴(7)に、収納部(3)の上端に突設した上端嵌合部(8)を嵌合することにより、上記の如く形成した塗布体(1)を収納部(3)の上端に接続している。この収納部(3)は円筒状の筒体(10)にて形成したものであって、中央部には、内部に粘性化粧料(2)を収納した収納部本体(11)を設けている。また、収納部(3)の塗布体(1)接続側とは反対側には、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)を塗布体(1)側に押圧するための押出機構(4)を設けている。
そして、上記の如く形成した収納部(3)の上端嵌合部(8)を筒状に形成し、この上端嵌合部(8)を上記塗布体(1)の下端嵌合穴(7)に嵌合している。これにより、収納部本体(11)内と塗布体(1)の流通路(6)とが連通するものとなり、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)を流通路(6)を介して塗布面(5)上に吐出させることが可能となる。
次に、上記押出機構(4)について以下に詳細に説明すると、収納部(3)の下端側の内周に、円筒形の保持部材(13)を固定配置している。そして、この保持部材(13)の内方に筒型の保持部(14)を固定配置するとともに、この保持部(14)の内周には内周螺溝(15)を形成している。そして、この保持部(14)の内周螺溝(15)に螺合可能な外周螺溝(16)を、棒状で上端に中皿(17)を接続した回動軸(12)の外周面に形成し、上記保持部(14)に回動軸(12)を螺着している。
上記の如く、筒体(10)の内周に固定配置した保持部(14)に回動軸(12)を螺着することによって、回動軸(12)が収納部(3)の下端側軸方向に位置するものとなる。そして、図1に示す如く、回動軸(12)の上端に係合突部(18)を突設するとともに、中皿(17)の底面に、上記係合突部(18)に係合可能な係合凹部(20)を形成している。そして、回動軸(12)が中皿(17)とは独立して回転可能となるよう、この回動軸(12)の係合突部(18)を中皿(17)の係合凹部(20)に係合している。尚、この回動軸(12)は断面形状を楕円形としている。
また、上記保持部材(13)の内周には、保持部(14)の下方に内筒(21)を配置している。この内筒(21)は円筒形に形成したものであって、図1に示す如く、上端に天板(22)を設けるとともに、下端側には、筒体(10)の下端よりも外方に突出配置した突出部(19)を設けている。そして、上記天板(22)の中央には上記回動軸(12)を挿通するための挿通穴(23)を設けている。
この挿通穴(23)は、形状を回動軸(12)の断面形状に対応させた楕円形とするとともに、回動軸(12)の外径よりもやや大きな形状としている。このように挿通穴(23)を形成することによって、回動軸(12)を挿通穴(23)に挿通することにより、回動軸(12)が内筒(21)と一体に回動可能、且つ、内筒(21)とは独立して上下方向に摺動可能なものとなる。
また、上記内筒(21)の外周には、環状の係合凹溝(24)を形成するとともに、この係合凹溝(24)に係合可能な環状突部(25)を、保持部材(13)の下端内周に突設している。そして、この保持部材(13)の環状突部(25)を、上記内筒(21)の係合凹溝(24)に係合させることにより、内筒(21)を保持部材(13)から離脱不能、且つ、保持部材(13)とは独立して回動可能に組み付けている。
また、上記係合凹溝(24)の下方に突当段部(26)を設け、この突当段部(26)に保持部材(13)の下端面を突き当てて配置している。また、内筒(21)の突出部(19)の外周には、断面コ字型で円筒形の回動体(27)を突出部(19)に接続固定している。そして、この回動体(27)の上端面を筒体(10)の下端面に当接させている。
また、上記筒体(10)の上端には、塗布体(1)を被覆可能とする円筒形の蓋体(28)を着脱可能に接続しており、非使用時には、この蓋体(28)を収納部(3)の上端に接続することにより、塗布体(1)を被覆して外気との接触を遮断することができる。そのため、外気との接触による粘性化粧料(2)の変質を防ぐことができるとともに、環境中のゴミや埃などが塗布体(1)に付着することによる塗布体(1)及び粘性化粧料(2)の汚染を防止することが可能となる。
上記の如く構成したものにおいて、粘性化粧料(2)の吐出機構について以下に詳細に説明する。まず、収納部本体(11)の内部に粘性化粧料(2)を充填する。尚、上記粘性化粧料(2)の処方については下記に詳細に説明する。そして、上記筒体(10)に接続した蓋体(28)を取り外し、収納部(3)を手で把持して固定した状態で、この収納部(3)の下端に設けた回動体(27)を一方向に回動させる。これにより、回動体(27)を固定した内筒(21)も回動体(27)の回動と一体に一方向に回動する。これにより、内筒(21)の挿通穴(23)に挿通した回動軸(12)が内筒(21)とともに回動し、保持部(14)の内周螺溝(15)によって、回動しながら塗布体(1)側に送り出されるものとなる。
そして、この回動軸(12)の塗布体(1)側への移動により、回動軸(12)の上端に接続した中皿(17)が塗布体(1)側に押圧されるため、この中皿(17)が収納部(3)内を塗布体(1)側に摺動するものとなる。尚、上記の如く、回動軸(12)を中皿(17)とは独立して回動可能に組み付けているため、中皿(17)は回動せずに収納部(3)内を塗布体(1)方向に摺動する。そして、この中皿(17)の塗布体(1)側への摺動によって、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)が塗布体(1)方向に押圧されるものとなる。これにより、収納部本体(11)内の粘性化粧料(2)は、上端嵌合部(8)を介して塗布体(1)の流通路(6)内に送り込まれる。
そして、上記の如く中皿(17)により押圧され、塗布体(1)の流通路(6)を通過した粘性化粧料(2)は、塗布面(5)の分配口(9)から外方に吐出されるものとなる。従って、回動体(27)を適宜回動させることにより、所望の量の粘性化粧料(2)を分配口(9)から吐出させて、被塗布部への粘性化粧料(2)の塗布を行うことが可能となる。
そして、上記の如く形成した粘性化粧料用容器であって分配口(9)と塗布面(5)の面積比が異なる塗布体(1)を、それぞれ本発明の実施例1〜5とした。即ち、分配口(9)と塗布面(5)との面積比を、実施例1では0.04:1、実施例2では0.054:1、更に実施例3では0.060:1、実施例4では0.063:1、実施例5では0.07:1とした。
また、本発明の比較例として、粘性化粧料用容器を上記の如く形成するとともに、塗布面(5)に対する分配口(9)の面積の比が実施例1よりも小さいものであって、分配口(9)と塗布面(5)との面積比が0.01:1のものを比較例1、0.02:1のものを比較例2、0.025:1のものを比較例3とした。また、塗布面(5)に対する分配口(9)の面積の比が実施例3よりも大きいものであって、分配口(9)と塗布面(5)との面積比が0.09:1のものを比較例4、0.010:1のものを比較例5、0.12:1のものを比較例6とした。
そして、上記実施例1〜5、比較例1〜6について、塗布体(1)のたわみ強度をそれぞれ測定した。尚、本発明の「たわみ強度」とは、塗布体(1)の長さ方向を水平に保ち、この塗布体(1)の分配口(9)形成側とは反対側の基端部(30)を固定した状態で、塗布体(1)の分配口(9)形成側である先端部(31)を下方に20度たわませるのに必要な力の強度を意味するものである。
そして、本実施例におけるたわみ強度の測定法について以下に説明すると、まず、塗布体(1)の分配口(9)形成側とは反対側の基端部(30)を、塗布体(1)の長さ方向を水平に保った状態でフォースゲージ(Push-Pullゲージ)力の測定器(IMADA製)に設けられた水平な固定台に粘着テープにて固定するとともに、塗布体(1)の先端部(31)を上記固定台から外方に突出させた。そして、この先端部(31)に、フォースゲージ(Push-Pullゲージ)を塗布体(1)の上方から下方に向けて押し当て、このフォースゲージ(Push-Pullゲージ)を下方に摺動させることにより塗布体(1)の先端部(31)を下方に20度たわませた。そして、この時点におけるフォースゲージ(Push-Pullゲージ)の押圧力の最大強度を、本発明のたわみ強度とした。
その結果、表1に示す如く、実施例1のたわみ強度は4.0N、実施例2は2.5N、実施例3は3.8N、実施例4は4.3N、実施例5は3.0Nであった。一方、比較例1は2.2N、比較例2は3.0N、比較例3は3.7N、比較例4は1.5N、比較例5は2.5N、比較例6は1.3Nであった。
Figure 2010119435
尚、たわみ強度が2.5Nよりも低い場合には、外力が加わった際に塗布体(1)が変形しやすいものとなる。従って、塗布時に塗布体(1)が折れ曲がりやすいものとなるため、唇等の被塗布部における塗布作業が困難となるとともに、塗布体が折れ曲がることにより粘性化粧料が不用意に吐出するおそれが生じる。また、4.5Nよりも大きい場合には、塗布体(1)が弾性変形しにくいものとなるため、塗布時に唇等の被塗布部において塗布体(1)の硬さを感じてしまうものとなり、被塗布部における触感が悪いものとなる。
これに対し、本発明の実施例1〜5では、上記の如くたわみ強度が2.5N〜4.5Nの範囲内にあるため、塗布作業の際に折れ曲がるなどの事態が生じることがない。従って、粘性化粧料が不用意に吐出するおそれが生じることなく、適度なたわみによって塗布作業を円滑に行うことができるとともに、塗布体(1)の硬さを感じることなく触感を良好なものとすることができる。
一方、比較例2、3、5ではたわみ強度が2.5N〜4.5Nの範囲内にあるが、比較例1、4、6のたわみ強度は、下限値の2.5Nよりも少ない値となった。従って、比較例1、4、6の塗布体を使用した場合には、唇等への塗布時に塗布体が折れ曲がりやすいものとなり、塗布体の折れ曲がりによる粘性化粧料の不用意な吐出が生じやすくなるとともに、塗布作業が繁雑なものとなる。
次に、粘性化粧料(2)を分配口(9)から吐出させた際に、粘性化粧料(2)がどのような状態で塗布面(5)上に吐出するかという吐出状態を、実施例1、3、4、及び比較例1〜4、6において目視にて確認した。尚、上記確認実験においては全て同じ粘性化粧料(2)を使用し、その硬度は25℃で15であった。各実施例及び各比較例における粘性化粧料(2)の吐出状態の確認結果について、以下の表2に示す。
Figure 2010119435
その結果、表2に示す如く、実施例1、3、4、及び比較例4、6については、吐出時に粘性化粧料(2)が塗布面(5)に沿って平面的に広がるものとなった。このように、粘性化粧料(2)が塗布面(5)上に平面的に広がることにより、塗布面(5)を被塗布部に接触させた際に、塗布面(5)上に広がった粘性化粧料が被塗布部の一点に集中することなく広範囲に付着しやすいものとなるため、粘性化粧料(2)を被塗布面(5)上に均一に塗布することが容易となる。従って、塗布作業を円滑に行うことが可能となる。
一方、比較例1〜3では、吐出時に粘性化粧料が塗布面に対して垂直方向に、いわゆる「竹の子状」に吐出するものとなった。そのため、塗布面を被塗布部に接触させた際に、被塗布面上の粘性化粧料が塊となって被塗布面のある一点に集中して付着するものとなる。従って、粘性化粧料を被塗布面に均一に塗布することが困難となり、塗布作業が煩雑なものとなる。
以上の結果より、塗布面(5)の面積を1とした場合に、分配口(9)の面積が0.04以上の場合には、粘性化粧料(2)が塗布面(5)上に広がって吐出するため、塗布作業を円滑に行うことが可能となることが確認された。一方、塗布面(5)の面積を1とした場合の分配口(9)の面積が0.04よりも小さい場合には、粘性化粧料(2)がいわゆる「竹の子状」に吐出しやすいものとなることから、粘性化粧料(2)を被塗布体に均一に塗布することが困難となることが明らかとなった。
次に、実施例1、3、4、及び比較例1〜4、6の塗布体(1)を使用して粘性化粧料(2)を被塗布部である唇に塗布した際の、分配口(9)の穴の感触の有無について官能試験を行った。この官能検査は、3名の被験者にて行い、25℃の恒温室内において、被験者の上唇及び下唇にそれぞれ粘性化粧料(2)を1回ずつ塗布し、各被験者の上唇及び下唇における塗布面(5)の触感、即ち分配口(9)の穴の感触の有無について評価した。その結果、表2に示す如く、実施例1、3、4、及び比較例1〜3では分配口(9)の穴の感触が感じられなかったのに対し、比較例4及び比較例6の場合には、被塗布面において分配口(9)の穴の感触が感じられる結果となった。
以上の結果より、塗布面(5)の面積を1とした場合に、分配口(9)の面積が0.07以下の場合には、塗布時に被塗布部において、分配口(9)の穴の感触を感じることがないため、塗布面(5)の感触が滑らかなものとなって触感を良好なものとすることができることが明らかとなった。一方、塗布面(5)の面積を1とした場合の分配口(9)の面積が0.07よりも大きい場合には、塗布時に分配口(9)の穴の感触を感じるため、被塗布部における塗布面(5)の触感が悪いものとなることが明らかとなった。
また、本実施例の如く粘性化粧料(2)の押出機構(4)を備えた粘性化粧料用容器を使用した場合には、使用者が吐出作業により適量の粘性化粧料(2)を吐出させて塗布作業を行った後も継続して分配口(9)から粘性化粧料(2)が吐出し続ける、いわゆるアフタードロー現象が生じるものとなる。
そのため、アフタードロー現象によって多量の粘性化粧料(2)が吐出した場合には、余分な粘性化粧料(2)が多量に消費されるため経済性が悪くなる。また、吐出した多量の粘性化粧料(2)が塗布面(5)に付着することから、使用後の粘性化粧料(2)の拭き取り作業に手間がかかるともに、拭き取り作業を十分に行わなかった場合には塗布面(5)上に粘性化粧料(2)が残るため衛生面で問題が生じるものとなる。
そこで、本発明の実施例1、3、4について、アフタードロー現象によって吐出した粘性化粧料(2)の吐出量を測定した。この吐出量の測定実験について以下に説明すると、まず、収納部(3)内に粘性化粧料(2)を充填した。そして、この状態で粘性化粧料用容器を5℃の恒温槽内に6時間以上放置した。その後、上記恒温槽から粘性化粧料用容器を取り出した直後に、上記粘性化粧料用容器の回動体(27)を粘性化粧料(2)の吐出方向に180℃勢いよく回動させた。
この回動により、収納部(3)内の粘性化粧料(2)が分配口(9)から塗布面上に吐出するため、吐出した粘性化粧料(2)をすぐに拭き取って1分間放置した。そして、この1分間の放置の間に、収納部(3)内の粘性化粧料(2)が分配口(9)からじわじわと吐出するアフタードロー現象が生じた。そのため、このアフタードロー現象によって吐出した粘性化粧料(2)を採取して重量を測定し、本実施例ではこの重量をアフタードロー量と定義した。尚、上記アフタードロー量の測定では、硬度範囲が20〜40の粘性化粧料(2)を用いて実験を行った。
そして、上記の如く実施例1、3、4、及び比較例1〜4、6について実験した結果、表2に示す如く、実施例1ではアフタードロー量が0.02g〜0.025g、実施例3では0.01g〜0.02g、実施例4では0.02g〜0.024gであった。一方、比較例1〜3では、アフタードロー量が0.04g〜0.05g、比較例4及び6では0.01〜0.02gという結果となった。
尚、上記各実験結果では、各実施例及び比較例におけるアフタードロー量をある一定の数値ではなく数値範囲によって示している。これは、上記アフタードロー量の測定実験を、各実施例及び各比較例毎に同一の温度条件下で3回ずつ行ったため、測定結果に多少ばらつきが生じたことによるものである。
以上の結果より、実施例1、3、4及び比較例4、6の如く、塗布面(5)の面積1に対し、分配口(9)の面積の割合が0.04以上の場合には、アフタードロー量を0.025g以下に抑えることができることが確認された。一方、比較例1〜3の如く、塗布面の面積1に対し、分配口の面積の割合が0.04よりも小さい場合には、アフタードロー量が0.025gを超えて明らかに増加することが確認された。従って、塗布面の面積1に対し、分配口の面積が0.04よりも大きい実施例1〜5の粘性化粧料用容器を使用した場合には、アフタードロー現象による粘性化粧料(2)の吐出量を少なくすることができるため、不必要な粘性化粧料の吐出を少なくすることができるとともに、塗布面の衛生状態を良好に保つことが可能となる。
次に、実施例1、実施例4、比較例1、比較例2の粘性化粧料用容器において、粘性化粧料(2)の硬度が異なる場合の作動感触の変化について、官能試験を行った。尚、本発明の硬度は、25℃の雰囲気下にてレオメーター(RHEOTECH社 FUDOH RHEO METER RTC-2002D.D直径11.3mm、3mm針入れ)により測定した硬度を意味するものである。
また、本実施例における作動感触とは、上記の如く形成した粘性化粧料用容器において粘性化粧料(2)を吐出する際に、回動体(27)の回動時に感じる抵抗感のことを意味するものである。そして、回動体(27)の抵抗感が少ない場合は、回動体(27)をスムーズに回動させることができるため粘性化粧料(2)の吐出作業を円滑に行うことが可能となる。一方、回動体(27)の抵抗感が大きい場合は、回動体(27)をスムーズに回動させることが困難となる。
上記官能試験方法について具体的に説明すると、まず、硬度が5、22、50、67の各粘性化粧料(2)を用意するとともに、実施例1、3及び比較例1、2の粘性化粧料用容器を各1対ずつ用意した。そして、上記各硬度の粘性化粧料(2)を、上記粘性化粧料用容器の収納部(3)内に各1対ずつ収納した。そして、各硬度における各1対の粘性化粧料用容器のうち、一方の粘性化粧料用容器を25℃の恒温槽内に6時間以上静置するとともに、他方の粘性化粧料用容器を5℃の恒温槽内に6時間以上静置した。そして、一定時間各恒温槽内に静置した粘性化粧料用容器を恒温槽から取り出した直後に、粘性化粧料用容器の回動体(27)を吐出方向に90度回動させて粘性化粧料(2)を吐出した際の回動体(27)の作動感触を確かめた。そして、25℃恒温槽内に静置した場合と、5℃恒温槽内に静置した場合との作動感触の差異を評価し、評価結果について以下の表3に示す。
Figure 2010119435
そして、上記評価では25℃恒温槽内に静置した場合を基準とし、上記の表3中、5℃の恒温槽内に静置した場合について、○は「25℃恒温槽内に静置した場合と比較して作動抵抗感が少ない」、△は「25℃恒温槽内に静置した場合と比較して吐出の作動抵抗感が若干大きい」、×は「25℃恒温槽内に静置した場合と比較して吐出の作動抵抗感が大きい」をそれぞれ意味している。そして、上記官能試験の結果、表3より、実施例1及び実施例4では、5℃の恒温槽内に静置した場合について、粘性化粧料(2)の硬度が50以下の場合には、25℃恒温槽内に静置した場合と比較して吐出抵抗感が少ないが、硬度が67の場合は25℃恒温槽内に静置した場合と比較して作動抵抗感が若干大きくなるという結果となった。
尚、本実施例では粘性化粧料(2)の硬度が5未満の場合について確認を行っていないが、上記結果より、硬度が5未満の場合は5℃の恒温槽内に静置した場合における作動抵抗感が更に少なくなることが予想される。上記の結果より、実施例1及び4において、特に粘性化粧料(2)の硬度が50以下の場合には、5℃という低温雰囲気下においても吐出作業時に回動体(27)を円滑に回動することが可能となることが明らかとなった。但し、粘性化粧料(2)の硬度が3未満の場合には、塗布作業時において塗布体(1)が通過した際に、唇等の被塗布部に塗布体(1)による筋が形成されやすいものとなり、化粧の仕上がりが悪くなる。
一方、比較例1及び比較例2では、5℃の恒温槽内に静置した場合について、表3に示す如く粘性化粧料の硬度が5の場合には、25℃恒温槽内に静置した場合と比較して回動体の作動抵抗感が少ないが、硬度が22の場合は作動抵抗感が若干大きくなり、更に、硬度が50及び67の場合は、作動抵抗感が大きくなるという結果となった。この結果から、塗布面の面積を1とした場合の分配口の面積が0.02以下の場合においては、粘性化粧料の硬度が22以上では5℃の恒温槽内に静置した場合に、25℃恒温槽内に静置した場合と比較して作動抵抗感が大きくなることが確認された。
尚、本実施例では上記の如く、収納部(3)を筒状に形成し、内部に押出機構(4)を設けているが、他の異なる実施例においては、本実施例の如く押出機構(4)を配置することなく、収納部(3)をチューブ状に形成したものであっても良い。このように収納部(3)をチューブ状に形成することにより、手指による押圧によって、押出機構(4)を必要とすることなく粘性化粧料(2)を容易に吐出させることが可能となる。そのため、構成を簡易なものとすることが可能となり、製造容易且つ低コストの製品を得ることができる。
本実施例1〜5の粘性化粧料用容器の断面図。
符号の説明
1 塗布体
2 粘性化粧料
3 収納部
5 塗布面
6 流通路
9 分配口

Claims (2)

  1. 粘性化粧料を内部に収納した筒状又はチューブ状の収納部の一端に、この収納部に連通可能な流通路を内部に配置するとともに弾性素材にて形成した塗布体を接続し、この塗布体の先端に形成した塗布面に、上記流通路に連通した分配口を形成し、この分配口から収納部内の粘性化粧料を流通路を介して外方に吐出可能とした粘性化粧料用容器において、上記塗布体のたわみ強度を2.5N〜4.5Nとするとともに、分配口と塗布面との面積比を0.04:1〜0.07:1としたことを特徴とする粘性化粧料用容器。
  2. 粘性化粧料は、硬度を3〜50としたことを特徴とする請求項1の粘性化粧料用容器。
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