JP4518130B2 - ラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺状の印刷媒体に印刷するための印刷データを作成・編集するラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体に関するものである。
従来より、長尺状のテープやロールシート等の印刷媒体に印刷するための印刷データを作成・編集するラベルデータ作成装置に関し種々提案されている。
例えば、表示装置の表示画面を上下方向に分割して上側にテープ表示領域が表示され、下側にデータファイル表示領域を表示する。そして、上側のテープ表示領域に、印刷テープの印刷領域にラベルデータの割付けを表すテンプレートを配置した枠情報を示す仮想テープを表示するように構成されたラベルデータ作成装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−99254号公報(段落(0022)〜(0060)、図1〜図14)
しかしながら、上述した特許文献1に記載される構成では、仮想テープはテープ表示領域の一方の側端縁部まで延びた状態で表示されており、この仮想テープのサイズを知るためには、テープ表示領域の他方の側端縁部に表示されたルーラの目盛りを読む必要がある。このため、一見しただけでは、仮想テープのサイズを知ることが難しく、また、自由長と固定長のいずれに設定されているのか分からないという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、印刷媒体のサイズを瞬時に知ることができると共に、印刷媒体の印刷領域が自由長又は固定長のいずれに設定されているかを瞬時に知ることができるラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るラベルデータ作成装置は、表示手段と、長尺状の印刷媒体に印刷するための印刷データを作成・編集する印刷データ作成・編集手段とを備えたラベルデータ作成装置において、前記印刷データ作成・編集手段は、前記表示手段の表示画面に前記印刷媒体のレイアウトを該印刷媒体に印刷するラベルデータの縦書き又は横書きに対応させて縦方向又は横方向に表示するレイアウト表示手段と、前記レイアウトの搬送方向先端縁部の搬送方向外側に前記印刷媒体のサイズを該先端縁部に対して平行に表示するサイズ表示手段と、を有し、前記印刷データ作成・編集手段は、前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、該印刷媒体の印刷領域を自由長又は固定長に設定する印刷領域設定手段と、前記ラベルデータを入力する入力手段と、を有し、前記レイアウト表示手段は、前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、ラベルデータ入力前において前記印刷媒体の所定長さのレイアウトを表示すると共に、該レイアウトの搬送方向後側に自由長の最大長さに対応する自由長シルエットを表示するシルエット表示手段と、前記印刷領域が自由長に設定されている場合には、その旨を表す自由長設定表記を表示する自由長設定表示手段と、を有し、前記レイアウトの長さと前記自由長シルエットの長さとを加算した長さは一定長さに設定されており、前記入力手段を介して前記レイアウトに文字が入力された際に、その入力文字数に対応して前記レイアウトの長さが拡大されるとともに、前記自由長シルエットの長さが縮小され、前記入力手段による文字入力時、前記レイアウトにより表わされる印字媒体の印刷領域の長さと前記自由長シルエットにより表わされる印刷領域の自由長の最大長さとを同時に表示すること特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項に記載のラベルデータ作成装置において、前記自由長設定表示手段は、前記自由長設定表記を前記レイアウトの搬送方向後端縁部の近傍に表示することを特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項又は請求項に記載のラベルデータ作成装置において、前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が自由長に設定されている場合と該印刷領域が固定長に設定される場合とで前記自由長シルエットの表示態様を異ならせることを特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項乃請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置において、前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が自由長に設定された場合には、前記所定長さを、搬送方向に複数文字のラベルデータを入力可能な長さに設定し、ラベルデータが入力された場合には、前記レイアウトの長さを、入力されたラベルデータの印刷長さに変更表示することを特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項1乃請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置において、前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が固定長に設定された場合には、前記所定長さを固定長に設定し、前記自由長設定表示手段は、前記印刷領域が固定長に設定された場合には、前記自由長設定表記を表示しないことを特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項1乃請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置において、前記サイズ表示手段は、前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、該無定長ロールシートの幅寸法を前記サイズとして表示することを特徴とする。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置は、請求項1乃請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置において、前記サイズ表示手段は、前記印刷媒体がダイカットの場合には、該ダイカットの幅寸法及び長さ寸法を前記サイズとして表示することを特徴とする。
また、請求項に係るプログラムは、請求項1乃至請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
更に、請求項に係る記録媒体は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする。
請求項1に係るラベルデータ作成装置では、印刷媒体のレイアウトが縦方向又は横方向に表示されることによって、ユーザは、ラベルデータの縦書き又は横書きを瞬時に判別することができる。また、印刷媒体のサイズが搬送方向先端縁部の搬送方向外側に該先端縁部に対して平行に表示されるため、ユーザは、印刷媒体のサイズを瞬時に知ることができると共に、レイアウトの搬送方向も一見しただけで知ることができる。
また、印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、ラベルデータ入力前に所定長さのレイアウトが表示されると共に、該レイアウトの搬送方向後側に自由長の最大長さに対応する自由長シルエットが表示される。このため、ユーザは、印刷媒体が自由長又は固定長に設定可能な無定長ロールシートであることを瞬時に知ることが可能となる。また、印刷領域が自由長に設定されている場合には、その旨を表す自由長設定表記が表示されるため、ユーザは、自由長に設定されていることを一見しただけで知ることが可能となる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、自由長設定表記がレイアウトの搬送方向後端縁部の近傍に表示されるため、ユーザは、印刷領域が搬送方向後方側に伸縮する自由長であることを更に容易に識別することができる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、印刷領域が自由長に設定されている場合と該印刷領域が固定長に設定される場合とで自由長シルエットの表示態様が異なるため、ユーザは、印刷領域の設定が自由長であるのか、固定長であるのか瞬時に判別することが可能となる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、印刷領域が自由長に設定されている場合には、ラベルデータ入力前に、搬送方向に複数文字のラベルデータを入力可能な長さのレイアウトが表示される。これにより、ユーザは印刷領域を容易に確認して、印刷領域内をマウスでクリックする等して、テキスト等を容易に入力開始することが可能となる。また、その後、ラベルデータが入力された場合には、レイアウトの長さを、入力されたラベルデータの印刷長さに変更表示するため、ユーザは、印刷ラベルの長さを容易に確認することができる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、印刷領域が固定長に設定された場合には、当該固定長さのレイアウトが表示されると共に、該レイアウトの搬送方向後側に自由長の最大長さに対応する自由長シルエットが表示される。このため、ユーザは、印刷領域の固定長の長さを知ることができると共に、自由長に再度設定可能なことを容易に知ることが可能となる。また、印刷領域が固定長に設定された場合には、自由長設定表記が表示されないため、ユーザは、固定長に設定していることを一見して判別することができる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、該無定長ロールシートの幅寸法がレイアウトの搬送方向先端縁部の搬送方向外側に該先端縁部に対して平行に表示されるため、ユーザは、無定長ロールシートの幅寸法を一見して知ることが可能となる。
また、請求項に係るラベルデータ作成装置では、印刷媒体がダイカットの場合には、該ダイカットの幅寸法及び長さ寸法がレイアウトの搬送方向先端縁部の搬送方向外側に該先端縁部に対して平行に表示されるため、ユーザは、ダイカットのサイズを一見して知ることが可能となる。
また、請求項に係るプログラムでは、コンピュータは当該プログラムを読み込むことによって、請求項1乃至請求項のいずれかに記載のラベルデータ作成装置として機能することができる。
更に、請求項に係る記録媒体では、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の機能をコンピュータで実行されるプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、半導体メモリ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、データカード(ICカード、磁気カード等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、光磁気ディスク(MD等)、相変化ディスク、磁気テープ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMに前記プログラムを記録しておき、このROMやバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよい。
以下、本発明に係るラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体をラベル印刷システムについて、具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施例に係るラベル印刷システム1の概略構成について図1に基づき説明する。図1は本実施例に係るラベル印刷システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施例に係るラベル印刷システム1は、パーソナルコンピュータ等から構成されるラベルデータ作成装置の一例としてのコンピュータ装置2と、このコンピュータ装置2と信号ケーブルK1を介して接続されるテープ印刷装置3とから構成されている。
また、コンピュータ装置2は、ホストコントローラ4、表示装置(例えば、CRT、LCD等)5、キーボード6、マウス7、イメージスキャナ8、及びCDリード・ライター(CD−R/W)9から構成されている。尚、マウス7は、ジョイスティックやトラックボール等に置き換えてもよい。また、CD−R/W9は、MO装置、DVD装置等に置き換えてもよい。
次に、テープ印刷装置3の概略構成について図2乃至図5に基づいて説明する。
図2はテープ印刷装置3にロールシートホルダ13が装着された状態を上カバー14を開けて示す右側上方からの斜視図である。図3はロールシートホルダ13をテープ印刷装置に装着した状態を示す側断面図である。図4はテープ印刷装置3の上カバー14が開かれた状態を示す左前側上方からの斜視図である。図5はテープ印刷装置3の上カバー14が開かれた状態を示す左後側上方からの斜視図である。
図2乃至図5に示すように、テープ印刷装置3は、樹脂製の本体筐体11と、所定幅のロールシート12Aが巻回されたロールシートホルダ12を収納するロールシートホルダ収納部13の上側を覆うように後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の側面視略半円形状に形成された上カバー14とから構成されている。このロールシート12Aは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離形紙が貼り合わされた長尺状の無定長ロールシート12Aや、この無定長ロールシート12Aの感熱シートが予め所定形状に一定ピッチでハーフカットされたダイカット等で構成され、ロールシートホルダ12に巻回されている。
また、上カバー14の前側のフロントカバー15には、印刷されたロールシート12Aを外部に排出するシート排出口15Aが形成されている。また、このシート排出口15Aの上側の前面部には電源ボタン16A、押下することによってシート排出口15Aの内側に設けられたカッターユニット17(図3参照)を駆動させてロールシート12Aを切断するカットボタン16B、押下することによってロールシート12Aを一定量搬送方向に排出するフィードボタン16Cが略水平に配置されている。
ここで、カッターユニット17は、図3に示すように、固定刃17Aと可動刃17Bから構成され、可動刃17BがDCモータ等で構成される切断用モータ84により上下方向に往復移動される。そして、印刷済みロールシート12Aの搬送方向後側の切断位置が、固定刃17Aに対向する位置まで搬送された場合には、切断用モータ84により可動刃17Bを上下方向に移動させることによって、この印刷済みロールシート12Aが切断される。また、固定刃17Aと可動刃17Bとによって切断されたロールシート12Aは、シート排出口15Aから排出される。尚、可動刃17Bは正面視V字形に構成されている。
また、図2及び図3に示すように、トレイ部材18がフロントカバー15の前側を覆うように、このフロントカバー15の下端縁部に開閉自在に取り付けられ、上端部に形成された凹み部18Aに指を掛けて前側に回動させて開くことができるように構成されている。
また、図5に示すように、本体筐体11の背面部には不図示の電源コードが接続されるインレット19が配設されると共に、その横側(図5中、左側である。)には、信号ケーブルK1が接続されるUSB(Universal Serial Bus)コネクタ20が設けられている。
また、図2、図4及び図5に示すように、テープ印刷装置3は、ロールシートホルダ収納部13の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図2中、右側側端縁部)に、ロールシートホルダ12を構成する位置決め保持部材21の外側方向に突設される断面略矩形状の取付部材22を嵌め込むことができるホルダ支持部材23が設けられている。このホルダ支持部材23には、幅方向上方に開口すると共に幅方向両側に開口する正面視略縦長Uの字状の第1位置決め溝部24が形成されている。
また、ロールシート12Aを挿入する挿入口26(図3参照)の後端縁部からロールシートホルダ収納部13の前側上端縁部まで略水平に延出された載置部29が設けられている。また、この載置部29の搬送方向後側の端縁角部には、ロールシート12Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の5個の第2位置決め溝部30A〜30Eが形成されている。この各第2位置決め溝部30A〜30Eは、図3に示すように、ロールシートホルダ12を構成するガイド部材28の載置部29に当接する先端下端部分を上方から嵌め込むことができるように形成されている。
また、ロールシートホルダ収納部13の底面部には、ホルダ支持部材23の内側基端部から対向する側面部基端部まで搬送方向に対して略垂直に平面視横長四角形の位置決め凹部13Aが所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)で形成されている。この位置決め凹部13Aの搬送方向幅寸法は、ロールシートホルダ12を構成する位置決め保持部材21及びガイド部材28の各下端縁部の幅寸法にほぼ等しくなるように形成されている。
また、位置決め凹部13Aのホルダ支持部材23の内側基端部には、位置決め保持部材21の下端縁部から略直角内側方向に延出されるシート判別部60(図6参照)に対向する部分が、位置決め凹部13Aよりもさらに所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)だけ深くなるように形成された搬送方向に縦長の平面視長四角形の判別凹部13Bが形成されている。
また、この判別凹部13Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成されて、ロールシート12Aの種別、材質、ロールシート幅等を判別するための6個のシート判別センサP1、P2、P3、P4、P5、P6がL字状に設けられている。
この各シート判別センサP1〜P6は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、該各プランジャーの上端部は、該判別凹部13Bの底面部から位置決め凹部13Aの底面部近傍まで突き出るように設けられている。そして、この各シート判別センサP1〜P6に対して位置決め保持部材21の下端縁部から略直角内側方向に延出されるシート判別部60に形成される各センサ孔60A〜60F(図6参照)が有るか否かを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ12に装着されたロールシート12Aの種別、材質、ロールシート幅等を検出するものである。
尚、本実例の場合は、各シート判別センサP1〜P6は、そのプランジャーが常には、判別凹部13Bの底面から位置決め凹部13Aの底面部近傍まで突き出しており、マイクロスイッチがオフ状態になっている。そして、シート判別部60の各センサ孔60A〜60Fが、各シート判別センサP1〜P6に対向する位置に有る場合には、プランジャーが押下されずマイクロスイッチがオフ状態にあるので、オフ信号が出力される。
一方、シート判別部60の各センサ孔60A〜60Fが、各シート判別センサP1〜P6に対向する位置に無い場合には、プランジャーが押下されてマイクロスイッチがオン状態になるので、オン信号が出力される。従って、各シート判別センサP1〜P6によって6ビットの「0」、「1」信号が出力され、各シート判別センサP1〜P6が全てオフ状態の場合、即ち、ロールシートホルダ12が装着されていない場合には、6ビットの「000000」の信号が出力される。
また、ホルダ収納部4のホルダ支持部材23と反対側の側端縁部に対向する上カバー14の開口部周縁の内側には、断面円形状でリンクレバー34の厚さにほぼ等しい高さに形成された係合軸33が立設されている。そして、この係合軸33には、サーマルヘッド32(図3参照)を上下動させるリンクレバー34の一方の端縁部に形成された貫通孔が嵌め込まれ、このリンクレバー34の端縁部が回動可能且つ着脱可能に取り付けられている。
また、図3に示すように、挿入口26のロールシート搬送方向奥側には、プラテンローラ35のローラ軸35Aが回転自在に軸支されている。また、サーマルヘッド32は押圧バネ36によって上方に付勢されているヘッド支持部材37の上面に固定されている。また、このヘッド支持部材37の搬送方向に対して後側の端縁部は、フレーム38の背面部によって上下方向に揺動可能に支持されている。
そして、この上カバー14を後側方向に回動して開くことにより、リンクレバー34が上カバー14の動きに連動して後側方向に移動して、サーマルヘッド支持部材37が下方に移動されて、サーマルヘッド32が対向配置されているプラテンローラ35から離間される。これにより、ロールシート12Aを挿入口26から挿通して、プラテンローラ35とサーマルヘッド32との間に挿通可能な状態になる。
また、上カバー14を閉じた場合には、リンクレバー34が上カバー14の動きに連動して前側方向に移動し、サーマルヘッド支持部材37が上方に移動されて、サーマルヘッド32が押圧バネ36によってロールシート12Aをプラテンローラ35に押圧付勢して印刷可能な状態になる。
また、ロールシートホルダ収納部13の下側には、仕切壁39を介して、コンピュータ装置2からの指令によりサーマルヘッド32等の各機構部を駆動制御する制御回路部等が形成された制御基板40が設けられている。
次に、ロールシートホルダ12の概略構成について図6に基づいて説明する。
図6はロールシート12Aが装着されたロールシートホルダ12の一例を示す下方からの斜視図である。
図6に示すように、巻芯に巻回されたロールシート12Aが回転可能に装着されるロールシートホルダ12は、下記のように構成されている。
ロールシートホルダ12を構成するガイド部材28は、下側方向に延出されて、ロールシートホルダ収納部13の底面部に形成される位置決め凹部13Aに嵌入されて該位置決め凹部13Aの底面に当接される第1延出部63が形成されている。また、ガイド部材28は、ロールシート12Aの前側方向略1/4円周上の外側端面部を覆うように載置部29まで上側端縁部が前下がり状に延出される第2延出部64が形成されている。
この第2延出部64の下端面は略水平に形成され、先端側下端部は、装着されたロールシート12Aのシート幅に対向する各第2位置決め溝部30A〜30Eのいずれかに嵌入されるように構成されている。また、この第2延出部64の内側面によって装着されたロールシート12Aの一側端縁部を挿入口26まで案内するように構成されている(図2参照)。
また、ガイド部材28の内側面と位置決め保持部材21の内側面に立設されたホルダ軸部材62によって、ロールシート12Aが巻回された巻芯が回転可能に保持される。尚、ホルダ軸部材62は、ロールシート12Aの巻芯の各長さ寸法に対応して複数種類(本実施例では、12mm、17mm、29mm、38mm、62mmの5種類である。)の長さ寸法のものが設けられている。
また、位置決め保持部材21の取付部材22は、正面視下方向(図6中、下方向)に幅狭になるように形成され、テープ印刷装置3のホルダ支持部材23の下方向に幅狭な第1位置決め溝部24内に密着可能に形成されている。また、この取付部材22の突出高さ寸法は、この第1位置決め溝部24の幅寸法にほぼ等しく形成されている。これにより、ロールシートホルダ12を装着する場合は、取付部材22を第1位置決め溝部24に挿入することによって、該ロールシートホルダ12を位置決めしつつ装着することができる。
また、位置決め保持部材21の下端縁部は、ガイド部材28の下端縁部よりも所定長さ(本実施例では、約1mm〜2.5mmである。)下側方向に突出するように延出されると共に、該下端縁部には、略直角内側方向に所定長さ延出される略長四角形のシート判別部60が形成されている。また、このシート判別部60には、上述したように、各シート判別センサP1〜P6に対向する所定位置に貫通した各センサ孔60A〜60Fが略L字状に配置されて形成される。尚、図6中、各センサ孔60A〜60Fのうちの各センサ孔60A〜60Cが、シート判別部60に形成された状態を示している。
これにより、各センサ孔60A〜60Fは、6個のうちの最大5個形成されるため、各センサ孔60A〜60F毎の有無を「1」と「0」に対応させることにより、該ロールシートホルダ12に装着されたロールシート12Aの種別、材質、ロールシート幅等を「000001」〜「111111」の6ビットの符号によって表示することができる。尚、「000000」の6ビットの符号は、ロールシートホルダ12が装着されていないことを表している。
次に、ラベル印刷システム1を構成するコンピュータ装置2の回路構成について図7に基づいて説明する。図7は図1に示すコンピュータ装置2の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ装置2のホストコントローラ4は、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、フロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FDC)46、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)47、ハードディスクコントローラ(HDC)48、ハードディスクドライブ(HDD)49、表示装置コントローラ50、モデム51等を備えている。また、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、及びモデム51は、バス線52により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。また、入出力I/F44には、FDD47を駆動制御するFDC46を介してFDD47、HDD49を駆動制御するHDC48を介してHDD49、及び表示装置コントローラ50が接続されている。また、モデム51には電話回線53が接続されている。
そして、ホストコントローラ4には、入出力I/F44を介して文字や記号等を入力するためのキーボード6、表示装置5の表示画面上の座標を入力するためのマウス7、図面から外形線データ等を取り込むためのイメージスキャナ8、及び印刷用データや後述のレイアウト編集画面89(図12参照)を表示するレイアウト編集ソフト等の各種アプリケーションソフトウェア等をCD−ROM56に書き込み及び読み込むためのCD−R/W9が接続されている。また、ホストコントローラ4には、表示装置コントローラ50を介して表示装置5が接続され、後述のようにレイアウト編集画面89が表示され、無定長ロールシート12Aのレイアウト等が表示される。更に、ホストコントローラ4には、通信用I/F45及び信号ケーブルK1を介してテープ印刷装置3が接続される。
また、CPU41は、ラベル印刷システム1全体を制御し、ラベル印刷システム1の動作に関する全てのデータを管理する。また、ROM42には、一般のパーソナルコンピュータと同様に電源投入時にコンピュータ装置2を立ち上げてCPU41を起動させるための起動プログラムが格納されている。
また、RAM43は、CPU41が種々の制御を実行する際に、各種データを一時的に記憶するものであり、画像データ等のオブジェクト情報を記憶するオブジェクト情報記憶エリア43A、テープ印刷装置3に送信するテンプレートデータやキーボード6等を介して入力された文字列データや図柄データ等からなるラベルデータが記憶されるラベルデータ記憶エリア43B等が設けられている。
また、通信用I/F45は、例えば、セントロニクスインターフェースやUSB(Universal Serial Bus)等から構成され、テープ印刷装置3や外部の電子機器(例えば、コン
ピュータ、レーザプリンタ等)と双方向データ通信が可能になっている。
また、HDD49に装着されるハードディスクには、MS−DOS(登録商標)やウィンドウズ(登録商標)システム等の各種オペレーティングシステム(OS)に加えて、テープ印刷装置3や外部の電子機器に対してデータの送受信を行うための通信用プロトコル、ブラウザや当該OSにて実行可能なワープロソフトや印刷用ラベルデータを作成するレイアウト編集ソフト等の各種アプリケーションソフトウェアが必要に応じて格納されている。
また、FDD47に着脱自在に装着されるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)55には、各種印刷データが格納保存される。
また、CD−R/W9に着脱自在に装着される光ディスク(CD−ROM)56には、後述する印刷領域にテキストやオブジェクトを挿入表示して編集するレイアウト編集画面89等の制御処理の制御プログラム等と共に、GIF、JPEG、BMP等の様々な形式の各種オブジェクトのオブジェクト情報(例えば、オブジェクト名、オブジェクトの原画像の縦寸法、オブジェクトの原画像の横寸法、画像データ等である。)が記録されて、各種ラベル作成装置に供給される。
次に、ラベル印刷システム1を構成するテープ印刷装置3の回路構成について図8乃至図10に基づき説明する。
図8は図1に示すテープ印刷装置3の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。図9はテープ印刷装置3のROMに記憶されるシート種類テーブルの一例を示す図である。図10はテープ印刷装置3のROMに記憶されるダイカット種類テーブルの一例を示す図である。
図8に示すように、テープ印刷装置3の制御基板40上に形成される制御回路部70は、CPU71、CG(キャラクタジェネレータ)ROM72、ROM73、フラッシュメモリ(EEPROM)74、RAM75、入出力インターフェース(I/F)76、通信用インターフェース(I/F)77等を備えている。また、CPU71、CGROM72、ROM73、フラッシュメモリ74、RAM75、入出力インターフェース(I/F)76、通信用インターフェース(I/F)77は、バス線78により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
ここに、CGROM72には各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されており、ドットパターンデータがCGROM72から読み出され、そのドットパターンデータに基づいてロールシート12Aの感熱シート上にドットパターンが印刷される。
また、ROM73は、各種のプログラムを記憶させておくものであり、無定長ロールシート12Aのラベル作成処理プログラム等のテープ印刷装置3の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。また、ROM73には、各シート判別センサP1〜P6から入力される6ビットの各符号に対するロールシート12Aの種別が格納されたシート種類テーブル731(図9参照)や、各シート判別センサP1〜P6から入力される6ビットの各符号に対するロールシート12Aの感熱シートの材質等が記憶されている。また、ROM73には、各ダイカットのダイカットラベルの寸法が格納されたダイカット種類テーブル732(図10参照)が記憶されている。
ここで、各シート判別センサP1〜P6から入力される6ビットの各符号に対するロールシート12Aの種別が格納されたシート種類テーブル731の一例について図9に基づいて説明する。
図9に示すように、シート種類テーブル731は、各シート判別センサP1〜P6から入力される6ビットの符号を表す「シート判別センサ」と、各6ビットの符号に対応するロールシート12Aの種類を表す「ロールシート種類」とから構成されている。
例えば、「シート判別センサ」が「110100」に対応する「ロールシート種類」には、12mm幅の無定長ロールシート12Aを表す「12mm無定長」が格納されている。また、「シート判別センサ」が「111001」に対応する「ロールシート種類」には、12mm幅の無定長ロールシート12Aの感熱シートが予め所定形状に一定ピッチでハーフカットされたダイカットを表す「12mmダイカット1」が格納されている。
ここで、各ダイカットのダイカットラベルの寸法が格納されたダイカット種類テーブル732の一例について図10に基づいて説明する。
図10に示すように、ダイカット種類テーブル732は、ダイカットの種類を表す「ダイカット種類」と、ハーフカットされたダイカットラベルの寸法を表す「幅×長さ」とから構成されている。例えば、「ダイカット種類」が「12mmダイカット1」に対応する「幅×長さ」には、「12mm×54mm」が格納されている。つまり、「12mmダイカット1」は、12mm幅の無定長ロールシート12Aの感熱シートが予め「12mm×54mm」のダイカットラベルに一定ピッチでハーフカットされている。
そして、CPU71はかかるROM73に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、ROM73には、多数の文字等のキャラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が各書体(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されてコードデータに対応して記憶されている。このアウトラインデータに基づいてドットパターンデータが印刷バッファ75A上に展開される。
また、フラッシュメモリ74は、外部のコンピュータ装置2等から受信した外字データ等のドットパターンデータや各種図柄データのドットパターンデータ等に登録番号を付して記憶させておくものであり、テープ印刷装置3の電源をオフしても記憶内容を保持している。
また、RAM75は、CPU71により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、印刷バッファ75A、ワーク領域75B等の各種のメモリが設けられている。また、印刷バッファ75Aには、複数の文字や記号等の印刷用ドットパターンや各ドットの形成エネルギー量である印加パルス数等がドットパターンデータとして格納され、サーマルヘッド32はかかる印刷バッファ75Aに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印刷を行う。
また、入出力I/F76には、シート判別センサP1〜P6、サーマルヘッド32を駆動する為の駆動回路81、プラテンローラ35を回転駆動するシート送りモータ82を駆動するために駆動回路83、可動刃17Bを上下に往復移動させる切断用モータ84を駆動するための駆動回路85等がそれぞれ接続されている。
また、通信用I/F77は、USBコネクタ20に接続され、外部のコンピュータ装置2と信号ケーブルK1によって接続され、双方向データ通信が可能になっている。従って、コンピュータ装置2のCPU41からテープ印刷装置3に装着されているロールシート12Aに関する情報の送信要求があった場合には、CPU71は、各シート判別センサP1〜P6の出力信号に基づいて当該テープ印刷装置3に装着されているロールシート12Aに関する情報をシート種類テーブル731やダイカット種類テーブル732等から読み出し、コンピュータ装置2に送信する。また、CPU71は、コンピュータ装置2のCPU41から送信された印刷指示コマンドと印刷データに基づいてラベルシートを作成する。
次に、このように構成されたテープ印刷システム1のコンピュータ装置2のCPU41によるロールシート12Aに印刷するラベルデータのレイアウトを編集するレイアウト編集画面89を表示装置5の表示画面に表示する表示制御処理について図11乃至図19に基づいて説明する。
図11は図1に示すコンピュータ装置2のCPU41によるレイアウト編集画面89を表示装置5の表示画面に表示する表示制御処理を示すフローチャートである。図12は無定長ロールシート12Aの自由長印刷モードに設定された場合の起動時におけるレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図13は図12の印刷領域にテキストを1文字入力した場合のレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図14は図13の印刷領域にテキストを更に2文字入力した場合のレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図15は無定長ロールシート12Aの固定長印刷モードに設定された場合のレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図16は図12の自由長・固定長切替ボタン93をマウス7でクリックした場合のレイアウトの表示切り替えの一例を示す図である。図17は図15の印刷領域にテキストを2文字入力した場合のレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図18はダイカットの場合の起動時におけるレイアウト編集画面89の一例を示す図である。図19は図18の印刷領域にテキストを3文字入力した場合のレイアウト編集画面89の一例を示す図である。
図11に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、コンピュータ装置2のCPU41は、無定長ロールシート12A等に印刷するラベルデータを作成するためのレイアウト編集ソフトが起動された場合には、通信用インターフェース45を介して、テープ印刷装置3のCPU71から当該テープ印刷装置3に装着されているロールシート12Aの種類(無定長ロールシート、ダイカット等である。)、シート幅、ダイカットラベルの寸法等のロールシート12Aに関する情報を取得する。
続いて、S12において、CPU41は、テープ印刷装置3からロールシート12Aに関する情報を取得できたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、テープ印刷装置3からロールシート12Aに関する情報を取得できた場合には(S12:YES)、CPU41は、S13の処理に移行する。S13において、CPU41は、テープ印刷装置3から取得したロールシート12Aに関する情報をHDD49に記憶後、S15の処理に移行する。
例えば、ロールシート12Aが無定長ロールシート12Aの場合には、無定長ロールシートである旨、シート幅等がロールシート12Aに関する情報としてHDD49に記憶される。また、ロールシート12Aがダイカットの場合には、ダイカットである旨、ダイカットラベルの幅寸法及び長さ寸法等がロールシート12Aに関する情報としてHDD49に記憶される。
一方、テープ印刷装置3からロールシート12Aに関する情報を取得できない場合には(S12:NO)、CPU41は、S14の処理に移行する。S14において、CPU41は、前回のテキスト等を印刷した際に使用したロールシート12Aに関する情報をHDD49から読み出し、テキスト等を印刷するロールシート12Aに関する情報としてHDD49に再度記憶後、S15の処理に移行する。
続いて、S15において、CPU41は、テキストを印刷するロールシート12Aに関する情報をHDD49から読み出し、当該ロールシート12Aが無定長ロールシート12Aか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、当該ロールシート12Aが無定長ロールシート12Aの場合には(S15:YES)、CPU41は、S16の処理に移行する。S16において、CPU41は、無定長ロールシート12Aの自由長印刷モードに設定されたレイアウト編集画面89を表示装置5の表示画面に表示する。尚、レイアウト編集ソフトが起動された場合には、無定長ロールシート12Aの印刷モードは、自由長印刷モードに設定され、印刷するテキスト等のラベルデータは横書きに設定される。
ここで、無定長ロールシート12Aの自由長印刷モードに設定された場合の起動時におけるレイアウト編集画面89の一例を図12に基づいて説明する。
図12に示すように、CPU41は、表示装置5に、レイアウト表示画面90が形成されたレイアウト編集画面89を表示する。そして、テープ印刷装置3にシート幅が29mmの無定長ロールシート12Aが装着されている場合には、CPU41は、レイアウト表示画面90に無定長ロールシート12Aを表す幅が29mmで搬送方向所定長さ(本実施例では、約28mmである。)の四角形のレイアウト91を、印刷するテキスト等のラベルデータが横書きであるため、レイアウト91の搬送方向がレイアウト表示画面90の左右方向に沿うように表示する。そして、レイアウト91の内側に四角形の印刷領域91Aを破線で表示する。つまり、レイアウト91は、印刷領域91Aに表示可能な最大フォントサイズのテキストを搬送方向に2文字乃至3文字程度入力可能な長さで表示される。
また、CPU41は、印刷するテキスト等のラベルデータが横書きであると共に、無定長ロールシート12Aが装着されていることを表すため、幅が29mmの半透明横長四角形のシルエット92をレイアウト91の右側端縁部(搬送方向後側)からレイアウト表示画面90の側端縁部まで表示する。また、「Auto」の文字が、自由長印刷モードに設定されている旨を表す自由長設定表記として、シルエット92の左上角部に表示されると共に、自由長印刷モードに設定されている旨を表すように当該シルエット92の輝度を上げて、明るく表示している。尚、シルエット92は、自由長印刷モードで設定可能な自由長さの最大長さに対応する長さまで表示可能である。
また、レイアウト表示画面90の上側には、自由長印刷モードと固定長印刷モードとを切り替える旨を指示する自由長・固定長切替ボタン93が配置されている。また、自由長・固定長切替ボタン93の左側には、無定長ロールシート12Aの固定長さを設定する固定長さ入力枠94が設けられている。また、固定長さ入力枠94の下側には、テープ印刷装置3に装着される無定長ロールシート12Aの幅寸法が表示されるシート幅入力枠95が表示されている。また、テキスト等のラベルデータの横書きを設定する横書き設定ボタン97とテキスト等のラベルデータの縦書きを設定する縦書き設定ボタン98とが並列に設けられている。また、テキストのフォントサイズが表示されるフォントサイズ表示枠99が設けられている。
尚、自由長印刷モードに設定されている場合には、固定長さ入力枠94に「Auto」の文字が表示される。また、固定長印刷モードに設定されている場合には、固定長さ入力枠94に固定長さが表示される。また、テープ印刷装置3にダイカットが装着された場合には、シート幅入力枠95にダイカットラベルのシート幅方向の寸法と搬送方向長さ寸法が表示される。
また、CPU41は、レイアウト91の左側端縁部(搬送方向先端縁部)の外側に、該左側端縁部に平行にシート幅を表す「29mm」の文字列を表示して、当該レイアウト91の搬送方向を表す。そして、ユーザがこの印刷領域91A内の座標位置をマウス7等で指示し、キーボード6等を介してラベルデータとして各文字や図形等を特定して入力することにより、CPU41は、指示された位置に各文字や図形を印刷領域91Aに表示可能な最大フォントサイズ等の所定サイズで配置して表示する。また、CPU41は、各ラベルデータを、該印刷領域91Aに対応するテキストデータやイメージデータとしてRAM43に記憶する。
ここで、図12の印刷領域91Aにテキストを入力した一例を図13及び図14に基づいて説明する。
図13に示すように、キーボード6から「1」が入力された場合には、CPU41は、自由長印刷モードに設定されているため、印刷領域91Aに入る最大フォントサイズで「1」を表示すると共に、このレイアウト91を1文字分の長さに横方向に縮小する。また、同時に、CPU41は、シルエット92の左端部が、レイアウト91に接続されるように延長表示する。また、自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を、このシルエット92の左上角部に表示する。
そして、図14に示すように、キーボード6から更に「2」と「3」が入力された場合には、自由長印刷モードに設定されているため、印刷領域91Aに入る最大フォントサイズで「1」に続けて「23」を表示すると共に、このレイアウト91を3文字分の長さに横方向に拡大する。また、同時に、CPU41は、シルエット92の左端部が、レイアウト91に接続されるように縮めて表示する。また、自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を、このシルエット92の左上角部に表示する。
尚、「Auto」の文字は、レイアウト91の搬送方向後端縁部の近傍であれば、シルエット92の外側に表示するようにしてもよい。また、「Auto」の文字に替えて、「自由長」、「自動設定」等の文字や、丸印、二重丸印等の記号やマークをシルエット92の左上角部等に表示して、自由長印刷モードに設定されている旨を表すようにしてもよい。
また、図12の状態で、縦書き設定ボタン98がマウス7でクリックされた場合には、CPU41は、レイアウト91、シルエット92、シート幅を表す「29mm」の文字列、及び自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を一体的に右方向に90度回転させて、レイアウト表示画面90の縦方向に表示する。尚、CPU41は、シルエット92を、レイアウト91の下側端縁部からレイアウト表示画面90の下側端縁部まで表示するように縦方向に縮めて表示する。
そして、再度、横書き設定ボタン97が押下された場合には、CPU41は、レイアウト91、シルエット92、シート幅を表す「29mm」の文字列、及び自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を一体的に左方向に90度回転させて、図12の状態で表示する。
尚、レイアウト91を縦方向に表示した場合には、該レイアウト91及びシルエット92がレイアウト表示画面90内に表示されるように、縦方向のルーラを変更する。
続いて、図11に示すように、S17において、CPU41は、自由長・固定長切替ボタン93がマウス7でクリックされたか否か、即ち、固定長印刷モードに設定されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、自由長・固定長切替ボタン93がマウス7でクリックされていない場合には(S17:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
一方、自由長・固定長切替ボタン93がマウス7でクリックされた場合には(S17:YES)、CPU41は、S18の処理に移行する。S18において、CPU41は、無定長ロールシート12Aの自由長印刷モードに設定されたレイアウト編集画面89を、無定長ロールシート12Aの固定長印刷モードに設定されたレイアウト編集画面89に変更して当該処理を終了する。
ここで、図12に示すレイアウト編集画面89の自由長・固定長切替ボタン93がマウス7でクリックされて、無定長ロールシート12Aの固定長印刷モードに設定された場合のレイアウト編集画面89の一例を図15及び図16に基づいて説明する。
図15に示すように、CPU41は、幅が29mmで搬送方向所定長さ(本実施例では、約28mmである。)の四角形のレイアウト91に替えて、幅が29mmで固定長さ入力枠94に入力された固定長さ90mmに設定された横長四角形のレイアウト101をレイアウト表示画面90に表示する。そして、レイアウト101の内側に横長四角形の印刷領域101Aを破線で表示する。
また、CPU41は、印刷するテキスト等のラベルデータが横書きであると共に、無定長ロールシート12Aが装着されていることを表すため、幅が29mmの半透明横長四角形のシルエット102をレイアウト101の右側端縁部からレイアウト表示画面90の側端縁部まで表示する。また、固定長印刷モードに設定されている旨を表すため、自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を消去すると共に、シルエット102の輝度をシルエット92の輝度よりも下げて、暗めに表示する。
また、CPU41は、レイアウト101の左側端縁部(搬送方向先端縁部)の外側に、該左側端縁部に平行にシート幅を表す「29mm」の文字列を表示して搬送方向を表す。
また、図16に示すように、自由長・固定長切替ボタン93をマウス7でクリックする毎に、自由長印刷モードに設定された場合にレイアウト91等と固定長印刷モードに設定された場合のレイアウト101等との表示が切り替えられる。
また、図15の状態で、縦書き設定ボタン98がマウス7でクリックされた場合には、CPU41は、レイアウト101、シルエット102、及びシート幅を表す「29mm」の文字列を一体的に右方向に90度回転させて、レイアウト表示画面90の縦方向に表示する。尚、CPU41は、シルエット102を、レイアウト101の下側端縁部からレイアウト表示画面90の下側端縁部まで表示するように縦方向に縮めて表示する。
そして、再度、横書き設定ボタン97が押下された場合には、CPU41は、レイアウト101、シルエット102、及びシート幅を表す「29mm」の文字列を一体的に左方向に90度回転させて、図15の状態で表示する。
尚、レイアウト101を縦方向に表示した場合には、該レイアウト101及びシルエット102がレイアウト表示画面90内に表示されるように、縦方向のルーラを変更する。
そして、ユーザがこの印刷領域101A内の座標位置をマウス7等で指示し、キーボード6等を介してラベルデータとして各文字や図形等を特定して入力することにより、CPU41は、指示された位置に各文字や図形を印刷領域101Aに表示可能な最大フォントサイズ等の所定サイズで配置して表示する。また、CPU41は、各ラベルデータを、該印刷領域101Aに対応するテキストデータやイメージデータとしてRAM43に記憶する。
ここで、図15の印刷領域101Aにテキストを入力した一例を図17に基づいて説明する。
図17に示すように、キーボード6から「A」と「B」が入力された場合には、CPU41は、固定長印刷モードに設定されているため、レイアウト101の長さを変更することなく、「A」と「B」を印刷領域101Aに入る最大フォントサイズで印刷領域101の左側に寄せて表示する。また、CPU41は、このラベルデータを、該印刷領域101Aに対応するテキストデータとしてRAM43に記憶する。
尚、自由長印刷モードに設定されている場合に表示される半透明横長四角形のシルエット92と固定長印刷モードに設定されている場合に表示される半透明横長四角形のシルエット102とは、輝度を変更して区別したが、各シルエット92、102の色を異ならせたり、異なる模様を付して区別するようにしてもよい。
続いて、図11に示すように、上記S15でロールシート12Aが無定長ロールシート12Aでない場合、即ち、ロールシート12Aが無定長ロールシート12Aの感熱シートが予め所定形状に一定ピッチでハーフカットされたダイカットの場合には(S15:NO)、CPU41は、S19の処理に移行する。S19において、CPU41は、感熱シートがハーフカットされたダイカットラベルのレイアウト105をレイアウト表示画面90に表示したレイアウト編集画面89を表示装置5の表示画面に表示して、当該処理を終了する。
ここで、テープ印刷装置3に装着されたロールシート12Aがダイカットの場合の起動時におけるレイアウト編集画面89の一例を図18に基づいて説明する。
図18に示すように、CPU41は、表示装置5に、レイアウト表示画面90が形成されたレイアウト編集画面89を表示する。そして、テープ印刷装置3にシート幅方向の幅が38mmで、搬送方向の長さが90mmのダイカットラベルが所定ピッチで形成されたダイカットが装着されている場合には、CPU41は、レイアウト表示画面90にダイカットラベルを表す幅が38mmで搬送方向長さ90mmのレイアウト105を表示する。そして、レイアウト105の内側に横長四角形の印刷領域105Aを破線で表示する。
また、CPU41は、印刷するテキスト等のラベルデータが横書きであることを表すため、横長四角形のレイアウト105の長辺をレイアウト表示画面90の左右方向に沿って表示する。また、CPU41は、レイアウト105の左側端縁部(搬送方向先端縁部)の外側に、該左側端縁部に平行にダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列を2段書きで表示して、当該レイアウト105の搬送方向を表す。
また、CPU41は、シート幅入力枠95に、ダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列を表示する。
尚、ロールシート12Aはダイカットであるため、CPU41は、シルエット92やシルエット101に相当するシルエットをレイアウト表示画面90に表示しない。
また、図18の状態で、縦書き設定ボタン98がマウス7でクリックされた場合には、CPU41は、レイアウト105及びダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列を一体的に右方向に90度回転させて、レイアウト表示画面90の縦方向に表示する。そして、再度、横書き設定ボタン97が押下された場合には、CPU41は、レイアウト105及びダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列を一体的に左方向に90度回転させて、図18の状態で表示する。尚、レイアウト105を縦方向に表示した場合には、該レイアウト105がレイアウト表示画面90内に表示されるように、縦方向のルーラを変更する。
そして、ユーザがこの印刷領域105A内の座標位置をマウス7等で指示し、キーボード6等を介してラベルデータとして各文字や図形のサイズを特定して入力することにより、CPU41は、指示された位置に各文字や図形を所定サイズで配置して表示する。また、CPU41は、各ラベルデータを、該印刷領域105Aに対応するテキストデータやイメージデータとしてRAM43に記憶する。
次に、図18の印刷領域105Aにテキストを入力した一例を図19に基づいて説明する。
図19に示すように、左揃えボタン100がマウス7でクリックされた後、キーボード6から「A」、「B」、「C」が入力された場合には、CPU41は、印刷領域105Aの上下方向中央部に「ABC」のテキストをフォントサイズ表示枠99に表示されるフォントサイズで左側に寄せて横書き表示する。また、CPU41は、このラベルデータを、該印刷領域105Aに対応するテキストデータとしてRAM43に記憶する。
ここで、コンピュータ装置2は、ラベルデータ作成装置として機能する。また、CPU41及び表示装置5は、表示手段を構成する。また、ロールシート12A、無定長ロールシート12A、ダイカットは、印刷媒体として機能する。また、CPU41、ROM42、RAM43、HDD49は、印刷データ作成・編集手段、レイアウト表示手段、サイズ表示手段、印刷領域設定手段、シルエット表示手段、自由長設定表示手段を構成する。また、各シルエット92、102は、自由長シルエットとして機能する。
以上詳細に説明した通り、本実施例に係るラベル印刷システム1では、コンピュータ装置2のCPU41は、無定長ロールシート12Aがテープ印刷装置3に装着されている場合には、該無定長ロールシート12Aの幅寸法を、レイアウト編集画面89のレイアウト表示画面90に表示された各レイアウト91、101の左側端縁部(搬送方向先端縁部)の外側に、該左側端縁部に平行に表示する。これにより、ユーザは、無定長ロールシート12Aの幅寸法を一見して知ることが可能となると共に、各レイアウト91、101の搬送方向も一見しただけで知ることができる。
また、CPU41は、テープ印刷装置3に装着されたロールシート12Aがダイカットの場合には、ダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを、レイアウト編集画面89のレイアウト表示画面90に表示されたダイカットラベルのレイアウト105の左側端縁部(搬送方向先端縁部)の外側に、該左側端縁部に平行に表示する。これにより、ユーザは、ダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを一見して知ることが可能となると共に、レイアウト105の搬送方向も一見しただけで知ることができる。
また、CPU41は、無定長ロールシート12Aがテープ印刷装置3に装着されている場合には、各レイアウト91、101の右側端縁部(搬送方向後側)からレイアウト表示画面90の側端縁部まで、該各レイアウト91、101と同じ幅の半透明横長四角形の各シルエット92、102を表示する。また、CPU41は、各シルエット92、102の輝度を異ならせて表示する。これにより、ユーザは、ロールシート12Aが自由長印刷モード又は固定長印刷モードに設定可能な無定長ロールシート12Aであることを瞬時に知ることが可能となる。また、ユーザは、各シルエット92、102の輝度が異なることから、レイアウト91の印刷領域91Aが搬送方向後方側に伸縮する自由長印刷モードに設定されているか否かを判別することが可能となる。
また、CPU41は、無定長ロールシート12Aがテープ印刷装置3に装着され、且つ、自由長印刷モードに設定されている場合には、シルエット92のレイアウト91に近い端縁部に「Auto」の文字を表示する。一方、CPU41は、無定長ロールシート12Aがテープ印刷装置3に装着され、且つ、固定長印刷モードに設定されている場合には、シルエット102のレイアウト101に近い端縁部に「Auto」の文字を表示しない。これにより、ユーザは、「Auto」の文字の有・無により、レイアウト91の印刷領域91Aが搬送方向後方側に伸縮する自由長印刷モードに設定されているか否かを一見しただけで知ることが可能となる。
また、CPU41は、固定長印刷モードに設定されている場合には、印刷領域101Aが固定長さのレイアウト101が表示されると共に、該レイアウト101の搬送方向後側に自由長の最大長さに対応するシルエット102が表示される。このため、ユーザは、印刷領域101Aの固定長の長さを知ることができると共に、自由長印刷モードに再度設定可能なことを容易に知ることが可能となる。
また、CPU41は、無定長ロールシート12Aがテープ印刷装置3に装着され、且つ、自由長印刷モードに設定されている場合には、レイアウト編集画面89の起動時に、印刷領域91Aに表示可能な最大フォントサイズのテキストを搬送方向に2文字乃至3文字程度入力可能な長さのレイアウト91を表示する。そして、テキストがキーボード6から入力された場合には、印刷領域91Aに入力されたテキストを表示すると共に、レイアウト91の長さを入力されたテキストの印刷長さに変更表示する。このため、ユーザは、レイアウト編集画面89の起動時にマウス7で印刷領域91Aを容易にクリックしてテキストの入力を開始することができる。また、ユーザは、入力したテキスト等が印刷されたラベルシートの長さを容易に確認することができる。
また、縦書き設定ボタン98がマウス7でクリックされた場合には、CPU41は、レイアウト表示画面90に表示されている各レイアウト91、101、各シルエット92、102、シート幅を表す「29mm」の文字列、及び自由長印刷モードに設定されている旨を表す「Auto」の文字を一体的に右方向に90度回転させる。これにより、ユーザは、シート幅を表す「29mm」の文字列の位置と各シルエット92、102の向きにより、テキスト等のラベルデータが縦書きか横書きかを容易に知ることが可能となる。また、ユーザは、シート幅を表す「29mm」の文字列から、無定長ロールシート12Aの幅寸法を一見して知ることが可能となると共に、各レイアウト91、101の搬送方向も一見しただけで知ることができる。
また、縦書き設定ボタン98がマウス7でクリックされた場合には、CPU41は、レイアウト表示画面90に表示されているレイアウト105及びダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列を一体的に右方向に90度回転させる。これにより、ユーザは、ダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列の位置により、テキスト等のラベルデータが縦書きか横書きかを容易に知ることが可能となる。また、ユーザは、ダイカットラベルのシート幅方向の幅と搬送方向の長さを表す「38mm×90mm」の文字列から、ダイカットラベルの寸法を一見して知ることが可能となると共に、レイアウト105の搬送方向も一見しただけで知ることができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
本実施例に係るラベル印刷システムの概略構成である。 図1に示すテープ印刷装置の上カバーを開けてロールシートホルダが装着された状態を示す右側上方からの斜視図である。 ロールシートホルダをテープ印刷装置に装着した状態を示す側断面図である。 テープ印刷装置の上カバーが開かれた状態を示す左前側上方からの斜視図である。 テープ印刷装置の上カバーが開かれた状態を示す左後側上方からの斜視図である。 ロールシートが装着されたロールシートホルダの一例を示す下方からの斜視図である。 図1に示すコンピュータ装置の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。 図1に示すテープ印刷装置の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。 テープ印刷装置のROMに記憶されるシート種類テーブルの一例を示す図である。 テープ印刷装置のROMに記憶されるダイカット種類テーブルの一例を示す図である。 図1に示すコンピュータ装置のCPUによるレイアウト編集画面を表示装置の表示画面に表示する表示制御処理を示すフローチャートである。 無定長ロールシートの自由長印刷モードに設定された場合の起動時におけるレイアウト編集画面の一例を示す図である。 図12の印刷領域にテキストを1文字入力した場合のレイアウト編集画面の一例を示す図である。 図13の印刷領域にテキストを更に2文字入力した場合のレイアウト編集画面の一例を示す図である。 無定長ロールシートの固定長印刷モードに設定された場合のレイアウト編集画面の一例を示す図である。 図12の自由長・固定長切替ボタンをマウスでクリックした場合のレイアウトの表示切り替えの一例を示す図である。 図15の印刷領域にテキストを2文字入力した場合のレイアウト編集画面の一例を示す図である。 ダイカットの場合の起動時におけるレイアウト編集画面の一例を示す図である。 図18の印刷領域にテキストを3文字入力した場合のレイアウト編集画面の一例を示す図である。
1 ラベル印刷システム
2 コンピュータ装置
3 テープ印刷装置
4 ホストコントローラ
5 表示装置
6 キーボード
7 マウス
12 ロールシートホルダ
12A ロールシート(無定長ロールシート)
41 CPU
42 ROM
43 RAM
45 通信用インターフェース
49 HDD
89 レイアウト編集画面
90 レイアウト表示画面
91、101、105 レイアウト
91A、101A、105A 印刷領域
92、102 シルエット
93 自由長・固定長切替ボタン
98 縦書き設定ボタン

Claims (9)

  1. 表示手段と、長尺状の印刷媒体に印刷するための印刷データを作成・編集する印刷データ作成・編集手段とを備えたラベルデータ作成装置において、
    前記印刷データ作成・編集手段は、
    前記表示手段の表示画面に前記印刷媒体のレイアウトを該印刷媒体に印刷するラベ
    ルデータの縦書き又は横書きに対応させて縦方向又は横方向に表示するレイアウト表示手段と、
    前記レイアウトの搬送方向先端縁部の搬送方向外側に前記印刷媒体のサイズを該先
    端縁部に対して平行に表示するサイズ表示手段と、
    を有し、
    前記印刷データ作成・編集手段は、
    前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、該印刷媒体の印刷領域を自由長又
    は固定長に設定する印刷領域設定手段と、
    前記ラベルデータを入力する入力手段と、
    を有し、
    前記レイアウト表示手段は、
    前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、ラベルデータ入力前において前記
    印刷媒体の所定長さのレイアウトを表示すると共に、該レイアウトの搬送方向後側に自由長の最大長さに対応する自由長シルエットを表示するシルエット表示手段と、
    前記印刷領域が自由長に設定されている場合には、その旨を表す自由長設定表記を
    表示する自由長設定表示手段と、
    を有し、
    前記レイアウトの長さと前記自由長シルエットの長さとを加算した長さは一定長さに設定されており、
    前記入力手段を介して前記レイアウトに文字が入力された際に、その入力文字数に対応して前記レイアウトの長さが拡大されるとともに、前記自由長シルエットの長さが縮小され、
    前記入力手段による文字入力時、前記レイアウトにより表わされる印字媒体の印刷領域の長さと前記自由長シルエットにより表わされる印刷領域の自由長の最大長さとを同時に表示すること特徴とするラベルデータ作成装置。
  2. 前記自由長設定表示手段は、前記自由長設定表記を前記レイアウトの搬送方向後端縁部の近傍に表示することを特徴とする請求項1に記載のラベルデータ作成装置。
  3. 前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が自由長に設定されている場合と該印刷領域が固定長に設定される場合とで前記自由長シルエットの表示態様を異ならせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベルデータ作成装置。
  4. 前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が自由長に設定された場合には、前記所定長さを、搬送方向に複数文字のラベルデータを入力可能な長さに設定し、ラベルデータが入力された場合には、前記レイアウトの長さを、入力されたラベルデータの印刷長さに変更表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  5. 前記シルエット表示手段は、前記印刷領域が固定長に設定された場合には、前記所定長さを固定長に設定し、
    前記自由長設定表示手段は、前記印刷領域が固定長に設定された場合には、前記自由長設定表記を表示しないことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  6. 前記サイズ表示手段は、前記印刷媒体が無定長ロールシートの場合には、該無定長ロールシートの幅寸法を前記サイズとして表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  7. 前記サイズ表示手段は、前記印刷媒体がダイカットの場合には、該ダイカットの幅寸法及び長さ寸法を前記サイズとして表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。
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