JP4512128B2 - モータの回転角検出装置 - Google Patents

モータの回転角検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、車輪を転舵するアシストトルクを発生するモータの回転角を、環状のステータの内周面に環状のロータの外周面をエアギャップを介して相対回転自在に配置したレゾルバを用いて検出するモータの回転角検出装置に関する。
運転者がステアリングホイールに入力する操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵トルクに応じてアシストモータを作動させることで、そのアシストモータが発生するトルクで運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置が、下記特許文献1により公知である。
特開2005−247079号公報
ところで、電動パワーステアリング用のアシストモータに直流ブラシレスモータを採用した場合、そのステータのU相、V相、W相コイルへの通電を制御するためアシストモータの回転軸の回転角(位相)を検出する必要がある。この回転角の検出に一般的に用いられる可変リラクタンス型のレゾルバは、アシストモータのハウジングに固定したステータと、アシストモータの回転軸に設けたロータとを相互に対向させ、凹凸が形成されたロータの外周面と多数のコイルよりなるステータの内周面との間のエアギャップの変化に基づいて回転軸の回転角を検出するようになっている。
しかしながら、アシストモータの回転軸にロータを圧入して固定すると、圧入に伴う残留応力によってロータの透磁率が低下する部分が発生するため、レゾルバによる回転角の検出精度が低下する問題があった。またアシストモータの回転軸に捩じれトルクが加わると、その捩じれトルクによってロータに応力が発生することで、透磁率が低下してレゾルバの検出精度が低下する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、レゾルバのロータの歪みを防止してモータの回転角を精度良く検出することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車輪を転舵するアシストトルクを発生するモータの回転角を、環状のステータの内周面に環状のロータの外周面をエアギャップを介して相対回転自在に配置したレゾルバを用いて検出するモータの回転角検出装置において、前記モータの回転軸に前記ロータと一体で成形されたロータ支持部材を結合し、前記ロータを、前記ロータ支持部材の軸方向端部から前記回転軸の外周を囲み、かつ前記回転軸との間に所定の隙間が生じるように延出させ、該ロータの該ロータ支持部材側と反対側の端部を自由端としたことを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロータ支持部材は、前記モータの回転軸を減速機の入力軸に結合するカップリングであることを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記カップリングはオルダムカップリングであることを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記モータの回転軸は、前記カップリングに圧入により結合されることを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロータと前記回転軸との間の隙間は、前記ロータの全周に亙って存在することを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロータと前記回転軸との間の隙間は、前記ロータの軸方向全長に亙って存在することを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロータの内径は前記ロータ支持部材の内径よりも大きく、前記ロータの内周面と前記ロータ支持部材の内周面との間に段差が形成されることを特徴とするモータの回転角検出装置が提案される。
尚、実施の形態の第1ハブ53は本発明のカップリングあるいはロータ支持部材に対応し、実施の形態のカップリング61は本発明のロータ支持部材に対応し、実施の形態のアシストモータMは本発明のモータに対応する。
請求項1の構成によれば、車輪を転舵するアシストトルクを発生するモータの回転角を、環状のステータの内周面に環状のロータの外周面をエアギャップを介して相対回転自在に配置したレゾルバを用いて検出する際に、モータの回転軸に該ロータと一体で成形されたロータ支持部材を結合し、レゾルバのロータをロータ支持部材の軸方向端部からモータの回転軸の外周を囲み、かつ前記回転軸との間に所定の隙間が生じるように延出させ、ロータのロータ支持部材側と反対側の端部を自由端としたので、ロータ支持部材を回転軸に結合する圧入荷重や、モータのトルクによって回転軸に作用する捩じり荷重がロータに伝達され難くなり、ロータの透磁率の変化を防止してレゾルバによるモータの回転角の検出精度を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、ロータ支持部材を、モータの回転軸を減速機の入力軸に結合するカップリングで構成したので、カップリングをロータ支持部材に兼用し部品点数を削減することができる。
また請求項3の構成によれば、モータの回転軸をオルダムカップリングを介して減速機の入力軸に結合したので、モータの回転軸の軸線および減速機の入力軸の軸線のずれをオルダムカップリングにより吸収して該回転軸に偏荷重が加わるのを防止し、レゾルバのロータの歪みを更に減少させて検出精度を一層高めることができる。
また請求項4の構成によれば、モータの回転軸を圧入によりカップリングに結合したので、回転軸およびカップリングの結合が容易になる反面、カップリングが拡径するように弾性変形するが、レゾルバのロータがカップリングの軸方向端部から回転軸の外周を囲むように延出するので、ロータの歪みを減少させて検出精度を高めることができる。
また請求項7の構成によれば、ロータの内径をロータ支持部材の内径よりも大きくすることで、ロータの内周面とロータ支持部材の内周面との間に段差を形成したので、ロータ支持部材の内周面に加わる回転軸の圧入荷重がロータの内周面に一層伝達され難くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示すものであり、図1は電動パワーステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は図3の5−5線拡大断面図,図6はオルダムカップリングの分解斜視図である。
図1に示すように、ステアリングホイール11と一体に回転する上部ステアリングシャフト12は、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14および下部ユニバーサルジョイント15を介して、減速機16から上方に突出するピニオンシャフト17に接続される。減速機16の下端に接続されたステアリングギヤボックス18の左右両端から突出するタイロッド19,19が、左右の車輪WL,WRの図示せぬナックルに接続される。減速機16には直流ブラシレスモータよりなるアシストモータMが支持されており、このアシストモータMの作動が、減速機16の内部に収納した操舵トルク検出手段Stからの信号が入力される電子制御ユニットUにより制御される。
図2に示すように、減速機16はステアリングギヤボックス18と一体の下部ハウジング21と、その上面にボルト22…で結合された中間ハウジング23と、その上面にボルト24…で結合された上部ハウジング25とを備えており、下部ハウジング21および上部ハウジング25にボールベアリング26,27で前記ピニオンシャフト17が回転自在に支持される。ピニオンシャフト17の下端に設けられたピニオン28が、ステアリングギヤボックス18の内部を左右に移動するラックバー29に設けられらラック30に噛合する。ステアリングギヤボックス18の一部を構成する下部ハウジング21に形成した円形断面のガイド孔21aに概略円柱状のラックガイド31が摺動自在に収納されており、ラックガイド31に形成した凹部と、ガイド孔21aを閉塞するナット部材32に形成した凹部との間に配置したスプリング33でラックガイド31の押圧面をラックバー29の背面に向けて付勢することで、ラックバー29の撓みを抑制してラック30をピニオン28に正しく噛合させることができる。
減速機16の内部に延びる入力軸34に設けられたウオーム35は、ピニオンシャフト17に固定されたウオームホイール36に噛合する。従って、アシストモータMが駆動されると、その入力軸34に設けたウオーム35に噛合するウオームホイール36を介して減速機16のピニオンシャフト17が回転し、ピニオン28に噛合するラック30が駆動されることで、ドライバーがステアリングホイール11に加える操舵トルクがアシストモータMによってアシストされる。
図3〜図6に示すように、アシストモータMの外郭は、有底円筒状のモータハウジング41と、モータハウジング41の開口端を閉塞するように複数本のボルト42で固定された取付フランジ43とで構成されており、取付フランジ43が複数本のボルト44…で下部ハウジング21に締結される。モータハウジング41および取付フランジ43にそれぞれ設けた一対のボールベアリング45,46によってモータMの回転軸47が回転自在に支持される。回転軸47の外周面には、内部に複数の永久磁石48…を円周方向に配列した円柱状のロータ49が固定され、モータハウジング41の内周面には、複数のコイル50…を円周方向に配列したステータ51が固定される。
アシストモータMの回転軸47と減速機16の入力軸34とはオルダムカップリング52を介して結合される。オルダムカップリング52は、回転軸47の先端がスプライン結合される金属製の第1ハブ53と、入力軸34の先端がスプライン結合される金属製の第2ハブ54と、第1、第2ハブ53,54間に挟持される合成樹脂製のインサート55とで構成される。
インサート55の一側面には一対の平行な第1ガイド板55a,55aが突設され、インサート55の他側面には一対の平行な第2ガイド板55b,55bが、前記第1ガイド板53a,53aと直交するように突設される。第1ハブ53にはインサート55の一対の第1ガイド板55a,55aを摺動自在に案内する第1突起53a,53aが形成され、第2ハブ54にはインサート55の一対の第2ガイド板55b,55bを摺動自在に案内する第2突起54a,54aが形成される。
従って、アシストモータMの回転軸47の軸線と、減速機16の入力軸34の軸線とが非平行にずれていても、第1、第2ハブ53,54に対してインサート55が直交する2方向に摺動することで、前記ずれを吸収しながら回転軸47から入力軸34にトルクを伝達することができるので、回転軸47および入力軸34に周期的な曲げモーメントが作用するのを防止することができる。
アシストモータMのロータ49の回転角を検出し、その回転角に応じてステータ51の各コイル50…に供給するU相、V相、W相電流の位相を制御するためのレゾルバ56が、アシストモータMの取付フランジ43の内部にリテーナ57を介して支持される。
レゾルバ56は可変リラクタンス型のもので、取付フランジ43の内周面に固定された複数(実施の形態では10個)のコイル58…から成るステータ59と、オルダムカップリング52の第1ハブ53と一体に構成され、ステータ59の内周面にエアギャップαを介して対向する円筒状の磁性体よりなるロータ60とで構成される。ロータ60は複数(実施の形態では各7個)の凸部60a…および凹部60b…を交互に形成した短い筒状の部材であって、オルダムカップリング52の第1ハブ53のアシストモータM側の端部から回転軸47の外周との間に隙間を存して軸方向に突出する。そしてロータ60の外周面とステータ59の内周面との間に形成されるエアギャップαは、前記凸部60a…の部分で小さくなり、前記凹部60b…の部分で大きくなる。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
運転者がステアリングホイール11を操作すると、操舵トルクは上部ステアリングシャフト12、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14、下部ユニバーサルジョイント15、ピニオンシャフト17およびピニオン28を介してラック30に伝達され、ステアリングギヤボックス18の内部でラックバー29を左右方向に駆動する。このとき、アシストモータMが作動すると、そのアシストトルクがウオーム34、ウオームホイール36を介してピニオンシャフト17に伝達され、運転者のステアリング操作がアシストされる。
アシストモータMの回転軸47が回転すると、回転軸47に固定したオルダムカップリング52の第1ハブ53と一体のレゾルバ56のロータ60が回転し、ロータ60の外周に交互に配置された凸部60a…および凹部60b…とステータ59との間のエアギャップαの大きさが周期的に変化し、その磁気特性の変化を鋸歯状の電圧波形として出力することで回転軸47の回転位置を検出することができる。
さて、レゾルバ56がアシストモータMの回転軸47の回転角を検出すると、その回転角に応じて直流ブラシレスモータのU相、V相、W相電流の位相が制御される。このとき、仮にアシストモータMの回転軸47の外周にレゾルバ56のロータ60を直接圧入すると、ロータ60に応力が作用して該ロータ60の透磁率が低下する部分が発生する可能性がある。またアシストモータMの回転軸47はトルクによって捩じれ変形し、ぞの捩じれ角はトルクに応じて時々刻々変化する。更に、アシストモータMの回転軸47と減速機16の入力軸34とが完全に同軸に配置されていないと、前記回転軸47に周期的な曲げモーメントが作用する。これらの要因により、レゾルバ56の三角波状の出力波形が乱れたり、周期が変化したりし、アシストモータMの回転軸47の回転角を精度良く検出することができなくなる可能性があった。
しかしながら、本実施の形態によれば、アシストモータMの回転軸47はオルダムカップリング52の第1ハブ53にスプライン結合され、かつレゾルバ56のロータ60が前記第1ハブ53の端面から張り出して回転軸47の外周を隙間を存して囲むように配置されるため、回転軸47の圧入による応力や回転軸47の捩じれによる応力がロータ60に直接作用することがなくなり、ロータ60の圧入による応力や回転軸47の捩じれによる応力の影響を排除することで回転軸47の回転角を精度良く検出することができる。しかもオルダムカップリング52の第1ハブ53を利用してロータ60を支持したので、ロータ60を支持する特別の部材が不要になって部品点数を削減することができる。
また回転軸47と入力軸34との間にオルダムカップリング52を配置したので、回転軸47の軸線と入力軸34の軸線とが非平行にずれていても、回転軸47が周期的な曲げ荷重を受けることなく、アシストモータMの駆動力を減速機16にスムーズに伝達することができる。その結果、レゾルバ56のロータ60に直接曲げモーメントが伝わることがないだけでなく、ロータ60がこじれるような回転運動を行うことが防止され、回転軸47の回転角を一層精度良く検出することができる。
図7および図8は本発明の第2の実施の形態を示すもので、図7は前記図3に対応する図、図8はカップリングの斜視図である。
第1の実施の形態ではアシストモータMの回転軸47と減速機16の入力軸34とをオルダムカップリング52を介して結合しているが、第2の実施の形態ではオルダムカップリング52に代えて筒状のカップリング61を採用している。カップリング61の一端側にはカラー62が圧入され、そのカラー62にアシストモータMの回転軸47の先端が圧入される。またカップリング61の他端側には減速機16の入力軸34がスプライン嵌合する。
レゾルバ56のロータ60は、カップリング61の一端部から回転軸47の外周を囲むように軸方向に延びている。このとき、カラー62が圧入されるカップリング61の内周面61aに対してロータ60の内周面60cは距離δだけ径方向外側に拡径している。
この第2の実施の形態によれば、アシストモータMの回転軸47の圧入によってカップリング61が変形しても、そのカップリング61の端面から張り出すように形成されたロータ60には、圧入による応力もアシストモータMのトルクによる応力も伝達されないため、回転軸47の回転角を精度良く検出することができる。更に、回転軸47の圧入荷重はカップリング61の内周面61aに最も強く作用するが、ロータ60の内周面60cは距離δの段差を介して前記カップリング61の内周面61aから径方向外側に離れているため、前記圧入荷重の影響を更に受け難くして回転軸47の回転角を精度良く検出することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではシャフト式ステアリング装置を例示したが、本発明はケーブル式ステアリング装置やステア・バイ・ワイヤ式ステアリング装置に対して適用することができる。
またレゾルバ56のステータ59の極数やロータ60の極数は適宜変更可能である。
第1の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図1の3−3線拡大断面図 図3の4−4線拡大断面図 図3の5−5線拡大断面図 オルダムカップリングの分解斜視図 第2の実施の形態に係る、前記図3に対応する図 カップリングの斜視図
16 減速機
34 入力軸
47 回転軸
53 第1ハブ(カップリング、ロータ支持部材)
56 レゾルバ
59 ステータ
60 ロータ
61 カップリング(ロータ支持部材)
M アシストモータ(モータ)
WL 車輪
WR 車輪
α エアギャップ

Claims (7)

  1. 車輪(WL,WR)を転舵するアシストトルクを発生するモータ(M)の回転角を、環状のステータ(59)の内周面に環状のロータ(60)の外周面をエアギャップ(α)を介して相対回転自在に配置したレゾルバ(56)を用いて検出するモータの回転角検出装置において、
    前記モータ(M)の回転軸(47)に前記ロータ(60)と一体で成形されたロータ支持部材(53,61)を結合し、前記ロータ(60)を、前記ロータ支持部材(53,61)の軸方向端部から前記回転軸(47)の外周を囲み、かつ前記回転軸(47)との間に所定の隙間が生じるように延出させ、該ロータ(60)の該ロータ支持部材(53,61)側と反対側の端部を自由端としたことを特徴とするモータの回転角検出装置。
  2. 前記ロータ支持部材は、前記モータ(M)の回転軸(47)を減速機(16)の入力軸(34)に結合するカップリング(53,61)であることを特徴とする、請求項1に記載のモータの回転角検出装置。
  3. 前記カップリングはオルダムカップリング(52)であることを特徴とする、請求項2に記載のモータの回転角検出装置。
  4. 前記モータ(M)の回転軸(47)は、前記カップリング(61)に圧入により結合されることを特徴とする、請求項2に記載のモータの回転角検出装置。
  5. 前記ロータ(60)と前記回転軸(47)との間の隙間は、前記ロータ(60)の全周に亙って存在することを特徴とする、請求項1に記載のモータの回転角検出装置。
  6. 前記ロータ(60)と前記回転軸(47)との間の隙間は、前記ロータ(60)の軸方向全長に亙って存在することを特徴とする、請求項1に記載のモータの回転角検出装置。
  7. 前記ロータ(60)の内径は前記ロータ支持部材(61)の内径よりも大きく、前記ロータ(60)の内周面と前記ロータ支持部材(61)の内周面との間に段差が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のモータの回転角検出装置。
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