JP4510883B2 - 自動車用ヘッドレストを屈める装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用ヘッドレストを屈める装置に関し、より詳しくは、車両の内部に貨物を積載する特別な空間を設けるために、折り畳み式背もたれとともに使用され自動車用ヘッドレストを背もたれに屈めさせる装置に関する。
一般に、多数人乗りのバンは3列または4列のシートを有し、各列には座ることができる3シートが与えられている。貨物などを積むための空間を確保するために、バンのリアシートは、その背もたれがシートクッションの上で折りたたまれてもよいしまたは全てのシートが自動車の床から一時的に取り外されてもよいように設計されている。
しかしながら、バンの狭い空間によって、多くの場合にはフロントシートの背もたれの背面にぶつけられずに背もたれをシートクッションの上で折りたたむことができず、ヘッドレストを背もたれの上面から移動させることを必要としている。
そのように取り外されたヘッドレストは、車内に不注意に置かれたりするとともに、不適切な取り扱いによって頻繁に汚され、損傷され、または失わたりすることがある。
また、背もたれが折りたたまれまたは直立姿勢に戻されるたびに、ヘッドレストが取り外されまたは取り付けたりしなければならないという、面倒で不便な問題点がある。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、自動車用シートの背もたれにヘッドレストを屈ませる装置を提供するものであり、背もたれを折曲する元々の位置からヘッドレストが移動させられることを必要とせずに特別な貨物空間を設けるためにヘッドレストが容易に屈められ、それによってヘッドレストが損傷または紛失されるのを防止することができる。
本発明は、上記目的を達成するために、自動車用ヘッドレストのステイが枢動自在に結合されたハウジングと、ステイおよびヘッドレストを順方向へ付勢するためにハウジング内に組み込まれたメインスプリングと、ステイを解除可能に保持するために回転自在かつ弾性的にハウジングに固定された制動部材と、解除手段を有し制動部材に回転自在かつ弾性的に結合された抑制手段とを備える、自動車用ヘッドレストを屈める装置を提供する。
本発明による自動車用ヘッドレストを屈める装置では、リアシートの背もたれに装着されたヘッドレストは、背もたれが折りたたまれる時に、背もたれの上で屈まされる。従って,フロントシートの背もたれの背面にヘッドレストがぶつけられずに、リアシートの背もたれをシートクッションの上で折りたたむことができる。
以下、本発明は好適な実施形態に関して添付図面に基づいて詳しく説明されるだろう。
本発明の一態様によれば、自動車用ヘッドレストを屈める装置が提供され、その装置においては、ステイが、ヘッドレストの頭部支持部材を取り付けるための上部を持つ2つの垂直部と、垂直部の下端に接続する水平部と、水平部の前面に離れて固定される後端を持つ軸孔をそれぞれ有する一対のヒンジ片とを備え;ハウジングは、上面と後壁を持たず一対の側壁と前壁を持つボックス型であり、一対の側壁は、幅狭の下部と上向きに幅広の上部を持ちステイの水平部が内部に収容されて回動されるのを許容する一対の対向する案内溝と、ステイの対応する軸孔と整列する一対のヒンジ孔とを有しており、前壁は、内面に取り付けられ案内溝と整列する収容溝と一緒に形成されたブラケットを有する側壁の間にあり;メインバネは、ステイを順方向へ回動する弾性力を作用させるために、軸ピンをハウジングのヒンジ孔に固定した状態でハウジングの側壁のうちの1つの内面に引っ掛けられ;制動部材は、その上部と前方の下部とでのそれぞれの保持溝と保持突起と一緒に形成され、軸ピンによってブラケットに回転自在に結合されてメインバネの弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす保持バネによって付勢され;抑制部材は、その上部と下部に形成されて段部を画定する第1および第2の顎を有し、ステイが直立状態および屈まされた状態の時に両顎が保持突起と係合するようにし、保持バネの弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす抑制バネによって抑制部材の一側が弾性的に支持されている間に制動部材に係合される軸ピンを持つブラケットに固定される。
上記の自動車用ヘッドレストを屈める装置では、制動部材と抑制部材は、前壁に取り付けられたブラケットよりもむしろ何れかの側壁の内面に軸ピンと共に固定されてもよい。
本発明の他の態様によれば、自動車用ヘッドレストを屈める装置が提供され、その装置においては、ステイは、ヘッドレストの頭部支持部材を取り付けるための上部を持つ2つの垂直部と、垂直部の下端を接続する水平部と、水平部の前面に離れて固定される後端をそれぞれ有する一対のヒンジ片とを備え;ハウジングは、上面と後壁を持たず一対の側壁と前壁を持つボックス型であり、一対の側壁は、幅狭の下部と広い上部を持ちステイの水平部が内部に収容されて回動されるのを許容する一対の対向する案内溝と、ステイの対応する軸孔と整列する一対のヒンジ孔とを有しており、前壁は側壁の間にあり;メインバネは、ステイを順方向に回動する弾性力を作用させるために、軸孔をステイのヒンジ孔に固定された状態でハウジングの側壁の一方の内面に引っ掛けられ;上側と下側に隣接して形成された保持溝とロック凹部を持つ制動部材は、側壁の他方の内面に軸ピンで固定されて保持溝が案内溝と整列するようにし;制動部材のロック凹部に係合された顎と一緒に形成される抑制部材は、側壁の他方の内面に軸ピンにより固定されて制動部材に対向するとともに係合され;コイルバネは、制動部材および抑制部材の下部の間に引っ掛けられて制動部材と抑制部材を弾性的に支持する。
上記の自動車用ヘッドレストを屈める装置は、制動部材と抑制部材が、側壁の1つの内面よりもむしろ前壁に取り付けられたブラケットに軸ピンにより固定されてもよい。
(実施の形態)
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置が適用される自動車用シートの例を概略的に示す側面図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置の分解斜視図であり、図3は、図2の自動車用ヘッドレストを屈める装置のハウジングの拡大斜視図であり、図4は、図2の自動車用ヘッドレストを屈める装置の制動部材およびチェック部材を拡大斜視図であり、図5は、図2の自動車用ヘッドレストを屈める装置を示す背面図であり、図6〜図9は、図2の自動車用ヘッドレストを屈める装置の動作を示す側面図である。
本発明の第1実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置は、自動車用シート1の背もたれ1aに固定され後板の上部に装着されるハウジング10と、ハウジングに枢動自在に固定されたヘッドレスト20のステイ22と、ハウジングの前壁の内面に取り付けられたブラケット10aの上部に回転自在に結合されてステイ22の水平部222を収容し保持バネ35を有する制動部材30と、ブラケットの下部に回転自在に結合され保持バネ35の弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす抑制バネ46を有してステイ22の水平部を保持する制動部材が保持バネ35の弾性力により回動されるのを防止する抑制部材40と、ステイ22に弾性的に組み込まれてヘッドレストを順方向に回動するために弾性力を及ぼすメインバネ50とを備える。
ハウジング10は、上面と後壁を持たないボックス型で設けられている。ハウジングの両方の側壁11は、上方に広がった上部を有して対向する案内溝12とともに形成されている。案内溝の下部の前方にはヒンジ孔13が各々形成されている。側壁の一方にある案内溝12の下には吊り孔14が形成され、底部15bの後端には開口16が形成されている。
ハウジング10の前壁15aにはその中間部を垂直に横切るようにブラケット10aが取り付けられている。このブラケットの上側中間部には案内溝12と整列するように収容溝17が形成されている。ブラケットの収容溝の下には固定孔18、18′と吊り孔19とが形成されており、ブラケットの下端の前方部には吊り凹部19′が形成されている。
案内溝12のそれぞれは、その上部がヒンジ孔13の上方で上向きに幅広の部分を備え下部よりも広い幅を有するように形成されている。このために、案内溝の後端121は垂直に形成されているのに対し、上方の前端122と上方の後端との間の距離Lは、ステイ22の水平部の直径に一致するように形成された下部の間の間隔L′より大きい。前端の上部および下部は、湾曲された中間部rにより連結されている。
このようにすることにより、以下に後述されるように、ヘッドレスト20が垂直状態から水平状態に回動されると、すなわちヘッドレストが90°まで屈まされると、ステイ22の水平部222が案内溝の前端122の上部によって捕獲され、そのためステイ22の水平部222がさらに回動されるのが防止される。
ヘッドレスト20は、発泡物で充填された頭部支持部材21と、上端部が頭部支持部材に取り付けられ下方の水平部222がハウジング10に枢動自在に結合される垂直部221を備えるステイ22とからなる。垂直部221の上端部は、背もたれ1aの上面から延びてその上に露出される。垂直部の上端間には、頭部支持部材21の固定板223は、従来技術において公知であるように、垂直部の上部を横切ってしっかりと取り付けられる。
水平部222の両側には、軸孔231を有するヒンジ片23がしっかりと取り付けられている。この軸孔は側壁11の外側でヒンジ孔13と整列してヒンジピン24、24′を収容する。
したがって、ステイ22は、ハウジング10に固定されてヒンジ片23の軸孔231とハウジング10のヒンジ孔13とに固定されたヒンジピン24、24′を支点に回転する。ステイが直立姿勢であると、水平部222は案内溝12と収容溝17との下部に収容され位置決めされる。
このような状態で、ヘッドレスト20がヒンジピン24、24′を支点に前方へすなわち図2の時計方向へ回転されると、水平部222は、案内溝12と収容溝17との下部を離れるように持ち上げられる。水平部が前端122の上部に接触され引っ掛けられると、水平部はこれ以上回転できずヘッドレストは水平状態に置かれ維持される。
一方、メインバネ50は、側壁11の一方の孔13に固定されるヒンジピン24に巻き付けられる。このメインバネの湾曲端51はステイの水平部222に引っ掛けられ、その他端52はハウジング10の側壁11の一方に形成された吊り孔14に固定される。
したがって、メインバネ50の弾性力は、ステイ22がヒンジピン24を支点として前方へすなわち図2の反時計方向へ回転されるように水平部222に及ぼされる。これにより、ヘッドレスト20を垂直状態から水平状態へ屈めることができる。
中心に軸孔31を有する制動部材30は、ブラケット10aの収容溝17と整列するように保持溝32を設けられている。溝32を形成する2つの端部のうち一方は二度すなわち外側および内側に曲げられて保持孔を設けられた吊り片33を形成しその部材に「U」形状を持たせ、そして、保持突起34が制動部材の前方の下部に形成される。
制動部材30は保持軸30aによってブラケットに回転自在に結合され、その保持軸の一端は軸孔31に挿入されブラケット10aの固定孔18にしっかりと結合される。
保持バネ35は、その一端351を保持片33に形成された吊り孔に挿入するととともにその他端をブラケット10aの吊り孔19aに引っ掛けられた状態で、保持軸30aに巻き付けられる。
このような構成で、保持バネ35の弾性力は制動部材30をヘッドレスト20の後方へすなわち図2の時計方向へ付勢するために及ぼされる。しかしながら、保持バネが圧縮状態でありステイ22の水平部222が制動部材の傾斜した保持溝とブラケット10aの収容溝17との中に未だに引き止められているので、ヘッドレストは垂直状態に維持される。保持バネの反発力が制動部材を時計方向へ回転させるために及ぼされると、保持溝は傾斜状態から直立に回転しステイの水平部がメインバネ50と協働して案内溝12及び収容溝17から離脱するのを助ける。
抑制部材40は板体からなり軸40aと一緒に制動部材の下に置かれるようにブラケット10aの内面に回転自在に固定され、その軸40aの前端は抑制部材の前端に形成された軸孔41を介して挿入された後に固定孔18にしっかりと係合される。
抑制部材の上面の後端には制動部材30の保持突起34と係合する第1の顎42が形成され、第2の顎43は第1の顎と一緒に段をなすように第1の顎の前に形成される。抑制部材40にはその後端に結束片45がさらに設けられおり、抑制部材40を下に引っ張って時計方向へ回転させることにより解除制御手段としてのワイヤー40bの一端が結束片に固定されるようにしている。また、抑制部材は、第2の顎の近傍に吊り孔44とともに形成される。解除ワイヤー40bは、ハウジング10の底部15bに形成された開口16を通過し、その他端はレバー(図示せず)に結合されており、そのレバーは背もたれの一側面に設けられてシートクッションとの固定状態から背もたれ1aを解除するとともにシートクッション上で背もたれを折曲するために使用される。
このレバーが操作されると、シートクッションとの背もたれの固定状態が解除され解除ワイヤー40bもまた引っ張られ、抑制部材40を時計方向へ回転させるようにする。
抑制部材40の時計方向への回転に要する時間は、保持突起34が第1の顎42から離脱され第2の顎43に引っ掛けられる程度まで判断される。保持突起が第2の顎に引っ掛けられると、制動部材はこれ以上の回転を防止される。
すなわち、制動部材30の回転は、保持突起34が第1および第2の顎42、43のいずれか1つに引っ掛けられる位置で停止される。
抑制バネ46は軸40aの周囲に嵌合された圧縮状態であり、その一端461は吊り孔44に吊り下げられ、その他端462はブラケット10aの吊り溝19′に引っ掛けられる。
このような構成により、圧縮された抑制バネ46の反発力は、制動部材30に及ぼされる弾性力の方向と反対方向へ抑制部材40に及ぼされる。しかしながら、抑制部材および制動部材が反時計方向および時計方向へそれぞれ回転するのが防止されるので、制動部材の保持突起が第1の顎42に引っ掛けられた状態でステイ22が図6で示されるヘッドレストと一緒に直立状態に維持される。
解除ワイヤー40bが引っ張られ抑制部材40が時計方向へ回転されると、第2の顎42と保持突起34との協働によって制動部材30がその後に時計方向へ回転される。制動部材の保持溝32は、ブラケット10aの収容溝17に対して斜めに位置決めされてステイ22の水平部222が持ち上げられるのを防止し、直立に回転されて収容溝17と整列させられ、それによってステイ22の水平部を制動状態から解除する。圧縮されたメインバネ50の反発力の作用と制動部材の押圧力とにより、それに結合されたステイ22およびヘッドレスト20がピン24を支点として回転され、ステイの水平部が収容溝と保持溝から持ち上げられるようにしている(図7および図8を参照)。
ステイ22とヘッドレスト20は、メインバネ50の弾性力により図9で示される位置までさらに回転される。このようにして、ヘッドレストは垂直状態から水平状態へ屈まされる。
ヘッドレスト20の回転は水平に屈まされた状態で停止される。その理由は、ステイ22の水平部222が両側壁11に形成された案内溝12の前端122の上部により制限されるからである。保持突起34が第2の顎43に引っ掛けられると、制動部材30と抑制部材40の回転もまた停止される。
ヘッドレスト20を直立状態から水平状態に屈ませるのに要する時間は非常に短くなるべき、すなわち、ヘッドレストを屈ませることは、ヘッドレストがフロントシートの背もたれの上端に到達する前に達成されるべきである。ヘッドレストが背もたれ1aの上で既に屈まされているので、ヘッドレストによって阻害されることなく背もたれをシートクッション1b上で折曲することができる。
一方、折曲された背もたれ1aを直立状態に戻した後に、ヘッドレスト20は、背もたれの上面で水平に屈まされた状態のままであり手動でセットアップされる。
ヒンジピン24を支点として時計方向へ回転するためにステイ22が押し上げられると、メインバネ50が圧縮され、水平部222が保持溝17に入り保持溝32を下向きに押圧する。したがって、制動部材30は反時計方向に回転され、また保持バネ35が圧縮される。
このような動作は、保持溝32の下部が収容溝17に整列されるまで保たれる。収容溝との保持溝の整列が終了すると、制動部材30は反時計方向へ回転するのが防止され、水平部の中間部分は、収容溝17とそれに対して若干傾斜した保持溝32との範囲内で位置決めされ、水平部の両側部分は、案内溝12の狭い下部の範囲内に位置決めされる。
一方、制動部材30が反時計方向に回転されると、保持突起34が抑制部材40の第2の顎43から隔離される。それから、抑制部材は、引っ張られるワイヤー40bにより抑制部材の時計方向の回転によって圧縮されていた抑制バネ46の弾性力を使って反時計方向に回転される。
第1の顎42によって保持突起34が引っ掛けられるまで、抑制部材40と制動部材30との反時計方向の回転が継続され、それによって、抑制部材40と制動部材30との堅固な係合がもたらされる。このため、両部材はさらに反時計方向へ回転することができず、ステイ22の垂直部が図6で示されるような直立姿勢に戻されて維持される。
ヘッドレスト20はステイ22と一緒に直立姿勢に保たれる。その理由は、制動部材30の保持突起34が、抑制バネ46の回転方向と反対方向へ抑制バネ46の弾性力によって回転するように付勢される抑制部材40の第1の顎42により引っ掛けられるからである。突起および顎がそのような係合から解除されない場合には、たとえメインバネ50の弾性力が保持バネ35の弾性力より大きくても、ヘッドレストは直立姿勢のままである。
言い換えれば、ヘッドレスト20がメインバネ50の反発力により反時計方向に回転させられたとしても、制動部材30に係合された抑制部材40によりヘッドレストの回転が防止される。このように、抑制部材40によって制動部材30が保持されている状態に関する限りでは、ヘッドレストは回転しないように固定される。
本発明の第1実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置では、制動部材と抑制部材がブラケット10aに回転自在に結合されている。しかしながら、その代替として、それらは、ブラケット10aを省略した状態で、ハウジングの2つの側壁のうち一方に取り付けられてもよい(後述する第3実施形態を参照)。
図10及び図11は、本発明の第1実施形態の変形例による、自動車用ヘッドレストを屈める装置の背面図である。
この変形例は、ヘッドレスト20の頭部支持部材21が、垂直部221とその下方の水平部222とが単一体として形成されている第1実施形態のステイ22の変形構造によって下げられてもおよび上げられてもよいことを特徴する。
この例のステイ22は、垂直部221とその下方の水平部222とを有し、それらは相互に離間して形成される。垂直部の下端は、背もたれ1aの上端に組み込まれたハウジングケース60に垂直に装着されるスリーブハウジング61に対応するように結合される。水平部の両端は、ハウジングケースの外面に溶接により固定される。
ステイ22が垂直に上下されるようにスリーブハウジング61に結合されているので、ヘッドレスト20の高さは調節可能である。
図12は、本発明の第2実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置の要部の分解斜視図であり、図13乃至図15は、異なる作動状態での装置の側面図である。
第2実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置の基本構造は、制動部材が保持バネ35の弾性力により時計方向に回転されるように配列置され、抑制部材40が抑制バネ46の弾性力により反時計方向に回転されるように配置され、2つの部材がこれらのバネにより順次に作動されるようにするようにした第1実施形態の構造とは違って、制動部材と抑制部材が1つのコイルバネ70により相互に協働するように配列されていることを除いて、第1実施形態例と殆ど同じである。
1つのコイルバネ70により協働するように制動部材および抑制部材が配列されるので、バネの個数と装置の組立工数とが減少されるとともに制動部材30および抑制部材40が単一体のように作動されるという利点がある。
制動部材30と抑制部材40は、第1実施形態としての上述のものよりもむしろ、相互に対向するように配列される。制動部材30は、制動部材の中心での軸孔31を介して軸30aによりブラケット10aに結合される。抑誠部材は、抑制部材の上端の軸孔41を介して軸40aによりブラケット10aに回転自在に固定される。同時に、コイルバネ70の一端71と他端72とは、制動部材と抑制部材の下端にそれぞれ引っ掛けられる。
このような構造により、制動部材30および抑制部材40の下端は、コイルバネ70の弾性力により相互に向けて引っ張られる。こうして、コイルバネの弾性力は、制動部材および抑制部材を反時計方向および時計方向にそれぞれ回転するように及ぼされる。
制動部材30が反時計方向に回転されると、保持溝32は上向きに開くように形成され、保持溝の下にはロック凹部34aが形成される。顎42aは、ロック凹部に引っ掛けられるように、抑制部材40の前方の中間部から突出するように形成される。
抑制部材40の下端には、抑制部材を引っ張って反時計方向に回転させるための解除ワイヤー40bの一端が固定される。このワイヤーと、それと関連した構成要素と、その動作とは、第1実施形態と同じである。
上述のように構成された第2実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置では、背もたれに屈んだ状態のヘッドレスト20が直立姿勢まで押し上げられると、ステイ22の下方の水平部222がヒンジピン24を支点として時計方向に回転され、保持溝32の底面を押圧する。したがって、制動部材30が時計方向に回転され、これにより、保持溝32が案内溝の下部と直交して置かれ、案内溝内には水平部が置かれる。それから、抑制部材40の顎42aがコイルバネ70の弾性力によりロック凹部34aに進入して係合させられ、制動部材と抑制部材の回転が停止されてヘッドレストを直立状態に保たれるようにする。その結果としてメインバネ50は、ステイ22の時計方向の回転により、増大する反発力を持つように圧縮される。
この状態では、ステイの反時計方向の回転作用が、制動部材30および抑制部材40の係合により阻止される。その理由は、圧縮されたメインバネ50の反発力が上述の係合によって水平部222に及ぼされるのが阻止されてステイ22を反時計方向へ回転させるからである。こうして、ステイの水平部が保持溝32から離脱できず、ヘッドレスト20は、2つの部材が上述のように相互に係合されている限りでは、直立姿勢で静止させる(図13参照)。
解除ワイヤー40bと抑制部材40の下端とが横方向へ引っ張られると、抑制部材が反時計方向へ回転され、制動部材30を抑制部材との係合から解除させる。抑制部材が反時計方向へ回転させられるにつれて伸びるコイルバネ70の反発力が、制動部材の下端を引っ張るように及ぼされ、制動部材がその保持溝32を上向きに回転させた状態で反時計方向に回転されてもよい(図14参照)。
このように保持溝32を上向き回転させた状態で、水平部222が制動状態から解除され、圧縮されたメインバネ50の弾性力がステイ22を反時計方向に回転させるために作用される。これにより、水平部は保持溝から離脱し、同時に、ヘッドレスト20は、図15で示されるような水平状態に屈まされ、ヘッドレストによって阻害されることなくシートクッションの上でシートの背もたれが折曲されてもよい。
他方、背もたれ1aは、屈まされたヘッドレスト20との折曲姿勢から直立姿勢まで手動で戻され、屈まされたヘッドレストもまた手動で開かされる必要がある。ヘッドレストが手動で上向きに開かされると、ステイ22がヒンジピン24を支点として時計方向に回転され、メインバネ50を圧縮させて保持溝32の底面を押圧させ、水平部222が保持溝と案内溝12とに進入するために下がるようにする。
これにより、制動部材30が時計方向に回転し、その下方の顎を保持溝の下にさせて顎42aに沿って進み顎42aを押し下げ、抑制部材40が反時計方向に回転されるようにする。下方の顎が抑制部材の顎の前端を横切るとすぐに、制動部材と抑制部材の回転により反対方向へ及ぼされるコイルバネ70の弾性力が、抑制部材を時計方向に回転させ顎42aを制動部材のロック凹部34aに進入させて係合させるように作用され、制動部材および抑制部材をさらに回転させないようにする。その後に、ヘッドレスト20は、図13で示されるようなステイ22と共に垂直状態で静止させるようにする。
このように作動される制動部材30と抑制部材40は、第1実施形態におけるハウジングの前壁15aに取り付けられたブラケット10aに結合されてもよいし、または、ブラケットを使用せずにハウジング10の側壁11のうちの一方の内面に直接結合してもよい(後述される第3実施形態を参照)。
図16は、本発明の第3実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置の斜視図であり、図17及び図18は、図16で示される、自動車用ヘッドレストを屈める装置の動作を示す側面図である。
本発明の第3実施形態は、ステイ22の水平部222を内部に保持するための制動部材30と、制動部材が回転されるのを解除可能に防止するための抑制部材40とがハウジング10の側壁11のうちの一方の内面に結合されるとともに、揺動防止ブラケット10bがハウジングの前壁15aの内面に設けられていることを特徴とする。
以下では、このように揺動防止ブラケット10bを設ける理由が説明される。
第1、第2実施形態による、自動車用ヘッドレストを屈める装置では、ヘッドレスト20のステイ22が、ヒンジ孔13とヒンジ片23とに挿入されるヒンジピン24,24′に軸方向に配列され、垂直状態と水平状態との間の約90°の範囲内で回動するように設置されるようにしている。それ故に、ステイ22がヘッドレストを直立姿勢にさせるためにヒンジピンを支点として回転されると、ハウジング10の両側壁11に形成された案内溝12の上部に置かれるステイの水平部222が、その狭い下部に進入させてそこに滞在させる。ステイの水平部は、ヘッドレストを屈んだ状態に置くために案内溝から離脱させる。案内溝の上部の可変幅と案内溝の下部の深さとは望ましくはヒンジ片の軸孔内に固定されたヒンジピンを支点として回転する水平部の軌跡と一致するように形成される。しかしながら、ステイにヒンジ片を取り付ける際での、またはヒンジ片の軸孔をヒンジ孔と整列する際での若干のずれでさえ、水平部が案内溝の狭い下部に適切に下げられることを困難にしている。この問題を解決するために、案内溝の下部は、ステイの水平部の直径より大きな幅と、通常必要とされるものより大きい深さとを持つように一般的には形成されている。しかしながら、このような構成により、上述のようなヒンジ片に関連されるずれがない場合には、ステイの水平部が案内溝の底部に到達せず両者の間に隙間gを残してもよく、そのためにステイが案内溝の底部の上方で揺動してもよい。これにより、揺動防止手段を設けられた装置が必要とされる。
本実施形態の揺動防止ブラケット10bは、その上面が案内溝12の底部と同じ高さにまたは僅かに下に位置決めされるように配置される。さらに、それぞれの案内溝の底部と、ステイ22の水平部222が案内溝に正常に進入した後に停止される位置との間の隙間を勘案して、適切な厚さを持った弾性部材101が、ゴム、合成ゴム、またはバネなどの弾性材料で形成され、揺動防止部材の上面に設けられる。下がった水平部が案内溝の底部に接近し弾性部材を押圧すると、弾性部材の弾性力が水平部を支持するように働き、それにより案内溝の底部と水平部との間に隙間gがある場合でさえそれが揺動されるのが防止される。
一方、第1、第2実施形態における制動部材および抑制部材を第3実施形態における制動部材30および抑制部材40として使用できる。抑制部材の結束片45に接続された解除ワイヤー40bがそれを通過するようにハウジング10の底部15bに形成された開口16の位置は、第1、第2実施形態のもと異なっていてもよい。
ヘッドレストが垂直状態と水平状態との間の約90°の範囲内で回動される公的な実施形態に関して本発明は記述されたが、制動部材と抑制部材との相互の係合状態を変えることによって回動角度が変わってもよい。
また、シートを折曲するためのレバーに接続される解除ワイヤーの一例として制御手段が記述されたが、解除ワイヤーは、シートの側面または底面に露出されるように設けられてもよいし、または、解除レバーに置き換えられるように設けられてもよい。
本発明は好適な実施形態に関しての一例として記述されたが、本発明の請求の範囲はそれに限定されず添付の請求項によってのみ限定されてもよい。
本発明に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置は、使用にとって非常に便利である。その理由は、車両用シートの背もたれがシートクッション上で折曲されると、ヘッドレストが容易に屈められ自動車内のフロントシートの背もたれの上端によって引っ掛けられず、そのために、ヘッドレストによって阻害されずにシートを容易に折曲可能になる。
また、本発明に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置は、車両用シートの背もたれを折曲するためにシート全体またはヘッドレストの取り外しが必要とされないので、ヘッドレストが紛失され、汚損され、傷つけられるのを防止することができる。
さらに、本発明に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置は、ヘッドレストが揺動する問題なく便利に使用可能である。
本発明に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置が適用される自動車用シートの例を概略的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置の分解斜視図である。 図2の装置のハウジングの拡大分解斜視図である。 図2の装置の制動部材およびチェック部材の拡大分解斜視図である。 図2の装置の組立状態を示す背面図である。 図2の装置の作動状態を示す側面図である。 図2の装置の作動状態を示す側面図である。 図2の装置の作動状態を示す側面図である。 図2の装置の作動状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置を示す背面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動車用ヘッドレストを屈める装置の必須部分の分解斜視図である。 図12の装置の動作を示す側面図である。 図12の装置の動作を示す側面図である。 図12の装置の動作を示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係る、自動車用ヘッドレストを屈める装置の斜視図である。 図16の装置の動作を示す側面図である。 図16の装置の動作を示す側面図である。

Claims (10)

  1. 上端部でヘッドレスト20を支持するための複数の平行な垂直部221と前記複数の垂直部の下端部を連結する水平部222を含んでなるステイ22と、
    上部壁および後壁がないボックス型で作られ、前記ステイ22の前記水平部222がその内に収容されて回動される幅広の上部と幅狭の下部が一対の対向する案内溝12を有する2つの側壁11と、前記側壁11の間の前壁15aを備えるハウジング10と、
    前記ハウジング10に設けられて前記ヘッドレスト20を支持する前記ステイ22を順方向へ付勢するメインバネ50と、
    前記ハウジング10に弾性的かつ回転自在に固定されて前記ステイ20を解除可能に保持する制動部材30と、
    前記制動部材30の動作を制御するために前記制動部材30と弾性的かつ回転自在に係合され解除手段を有する抑制部材40と、
    を備える自動車用ヘッドレストを屈める装置。
  2. 記ハウジング10は、前記案内溝12の下部と整列される収容溝17を有し、前記前壁15aの内面に取り付けられたブラケット10aをさらに有し、
    前記メインバネ50は、前記ステイ22を回動して前方に屈める弾性力を作用させるために、前記ハウジング10の前記2つの側壁11に各々設けられた2つの対向するヒンジ孔13のうちの1つを使用して前記ハウジング10に引っ掛けられ、
    前記制動部材30は、その上部と下部に保持溝32と保持突起34をそれぞれ有し、前記ブラケット10aに回転自在に取り付けられて前記メインバネ50の弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす保持バネ35により弾性的に支持されている間に前記保持溝32が前記案内溝12と整列されるようにし、
    前記抑制部材40は、次々に形成されて段部を画定する第1の顎42と第2の顎43を有し、前記ステイ22が直立状態または屈まされた状態である時に何れか一方が前記保持突起34と係合するようにし、前記抑制部材は、前記抑制部材が前記保持バネ35の弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす抑制バネ45によって弾性的に支持されている間に、前記ブラケット10aに回転自在に取り付けられて前記制動部材30に係合される請求項1に記載の装置。
  3. 記メインバネ50は、前記ステイ22を回動して前方に屈める弾性力を作用させるために、前記ハウジングの前記2つの側壁11に各々設けられた2つの対向するヒンジ孔13のうちの1つを使用して前記ハウジング10に引っ掛けられ、
    前記制動部材30は、上部と下部に形成された保持溝32と保持突起34をそれぞれ有し、前記側壁11のうちの1つの内面に回転自在に取り付けられて前記メインバネ50の弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす保持バネ35により弾力的に支持されいる間に前記保持溝32が前記案内溝12と整列されるようにし、
    前記抑制部材40は、次々に形成されて段部を画定する第1の顎42と第2の顎43を有しており、前記ステイ22が直立状態または屈まされた状態である時に何れか一方が前記保持突起34と係合するようにし、前記抑制部材が前記保持バネ35の弾性力の方向と反対方向へ弾性力を及ぼす抑制バネ45によって弾性的に支持されている間に、前記抑制部材が側壁の一方の内面に回転自在に取り付けられて前記制動部材30に係合される請求項1に記載の装置。
  4. 記ハウジング10は、前記案内溝12の下部と整列される収容溝17を有し、前記前壁15aの内面に取り付けられたブラケット10aをさらに有し、
    前記メインバネ50は、前記ステイ22を回動して前方へ屈める弾性力を作用させるために、前記ハウジング10の前記2つの側壁11に各々設けられた2つの対向するヒンジ孔13のうちの1つを使用して前記ハウジング10に引っ掛けられ、
    前記制動部材30は、その上部に保持溝32とその下部にロック凹部34aとを有し、前記ブラケット10aに回転自在に取り付けられて前記保持溝32が前記収容溝17と整列されるようにし、
    前記抑制部材40は、前記制動部材30の前記ロック凹部34aに結合される顎42aを有し、前記ブラケット10aに回転自在に取り付けられて前記制動部材30と対向するとともに係合され、
    コイルバネ70は、前記制動部材30と前記抑制部材40のそれぞれの下端の間に引っ掛けられて前記制動部材30と前記抑制部材40を弾性的に支持する請求項1に記載の装置。
  5. 記メインバネ50は、前記ステイ22を回動して前方へ屈ませる弾性力を作用させるために、前記ハウジング10の前記2つの側壁11に各々設けられた2つの対向するヒンジ孔13のうちの1つを使用して前記ハウジング10に引っ掛けられ、
    前記制動部材30は、その上部に保持溝32とその下部のロック凹部34aとを有し、前記側壁11のうちの1つの内面に回転自在に取り付けられて前記保持溝32が前記案内溝12と整列されるようにし、
    前記抑制部材40は、前記制動部材30の前記ロック凹部34aに係合される顎42aを有し、前記側壁11のうちの1つの内面に回転自在に取り付けられて前記制動部材30と対向するとともに係合され、
    コイルバネ70は、前記制動部材30および前記抑制部材40の下端の間で引っ掛けられて前記制動部材30と前記抑制部材40を弾性的に持する請求項1に記載の装置。
  6. 前記ステイ22は、単一体として形成された平行な垂直部221と下方の水平部222とを備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記ステイ22は、垂直に上下されるようにスリーブハウジング61内に摺動自在に結合された平行な垂直部221を備えており、前記スリーブハウジングは、車両用シートの背もたれに配置されたハウジングケースと、前記ハウジングケース60に固定される両端を持つ下方の水平部222とに垂直に装着され、前記水平部が前記垂直部から離間して形成される請求項1〜5のいずれかに一項に記載の装置。
  8. 前記ハウジング10の前記前壁の内面には揺動防止ブラケット10bが設けられて前記ヘッドレスト20が直立状態である時に前記ステイ22の前記水平部222を支持する請求項1、3または5に記載の装置。
  9. 前記揺動防止ブラケット10bの上面には弾性部材101が設けられる請求項8に記載の装置。
  10. 前記弾性部材101は、ラバー、合成ラバー、およびバネからなるグループから選択された1つよりなる請求項9に記載の装置。
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