JPH0545562Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545562Y2 JPH0545562Y2 JP1989029476U JP2947689U JPH0545562Y2 JP H0545562 Y2 JPH0545562 Y2 JP H0545562Y2 JP 1989029476 U JP1989029476 U JP 1989029476U JP 2947689 U JP2947689 U JP 2947689U JP H0545562 Y2 JPH0545562 Y2 JP H0545562Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- seat bag
- stay
- headrest
- pivot
- main body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/58—Seat coverings
- B60N2/60—Removable protective coverings
- B60N2/6009—Removable protective coverings covering more than only the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/58—Seat coverings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/806—Head-rests movable or adjustable
- B60N2/838—Tiltable
- B60N2/856—Tiltable movable to an inoperative or stowed position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、シートバツクの上端部から上方へス
テーを突設するとともに、該ステーの上端にヘツ
ドレスト本体を装着し、該ステーの下端部近傍の
枢軸を中心にしてヘツドレスト本体を起立位置と
前倒位置とに変位するようにしたヘツドレスト装
置に関する。
テーを突設するとともに、該ステーの上端にヘツ
ドレスト本体を装着し、該ステーの下端部近傍の
枢軸を中心にしてヘツドレスト本体を起立位置と
前倒位置とに変位するようにしたヘツドレスト装
置に関する。
「従来の技術」
従来のヘツドレスト装置としては、例えば、図
3に示すようなもの、特開昭63−305045号公報お
よび実願昭56−82057号(実開昭57−192838号)
公報に開示されたものがある。
3に示すようなもの、特開昭63−305045号公報お
よび実願昭56−82057号(実開昭57−192838号)
公報に開示されたものがある。
すなわち、図3に示すものは、シートバツク1
の上端部2から上方へステー3を突設され、ステ
ー3の上端にヘツドレスト本体4が装着され、ス
テー3の下端部近傍の図略した枢軸を中心にして
ヘツドレスト本体4が起立位置と前倒位置とに変
位可能で、変位する際にステー3が上端部2に形
成した長溝5内を移動するものである。
の上端部2から上方へステー3を突設され、ステ
ー3の上端にヘツドレスト本体4が装着され、ス
テー3の下端部近傍の図略した枢軸を中心にして
ヘツドレスト本体4が起立位置と前倒位置とに変
位可能で、変位する際にステー3が上端部2に形
成した長溝5内を移動するものである。
ヘツドレスト本体4を前倒位置にすることによ
り、後方の視界が広がり安全性を向上することが
できる。
り、後方の視界が広がり安全性を向上することが
できる。
また、特開昭63−305045号公報(以下、第1の
公報という。)には、ヘツドレストがシートバツ
ク上部と一体的にシートバツク下部に対して前倒
し、シートバツク上部の前倒状態に応じて、ヘツ
ドレストを前後位置調節するための連動機構が設
けられたものが開示されています。
公報という。)には、ヘツドレストがシートバツ
ク上部と一体的にシートバツク下部に対して前倒
し、シートバツク上部の前倒状態に応じて、ヘツ
ドレストを前後位置調節するための連動機構が設
けられたものが開示されています。
さらに、実願昭56−82057号(実開昭57−
192838号)公報(以下、第2の公報という。)に
は、背凭れ上部に凹部が形成され、凹部に上方か
ら回転部が嵌込まれていて、その回転部にステー
を介してヘツドレスト本体が前後方向へ傾動する
ようにしたものが開示されている。
192838号)公報(以下、第2の公報という。)に
は、背凭れ上部に凹部が形成され、凹部に上方か
ら回転部が嵌込まれていて、その回転部にステー
を介してヘツドレスト本体が前後方向へ傾動する
ようにしたものが開示されている。
「考案が解決しようとする課題」
しかしながら、このような従来のヘツドレスト
装置では、図3に示すものは、長溝5を通してシ
ートバツク1の内部機構などが見えてしまい、見
栄えがよくないという問題点があつた。
装置では、図3に示すものは、長溝5を通してシ
ートバツク1の内部機構などが見えてしまい、見
栄えがよくないという問題点があつた。
また、シートバツク1の上端部2に長溝5を有
しないもの、すなわち、シートバツクにステーが
固定され、ステーの上端にヘツドレスト本体が前
後移動可能に装着されたものがある。しかし、こ
のようなヘツドレスト装置においても、ヘツドレ
スト本体の下面部にステー挿通用の長溝が穿設さ
れ、ステー挿通内の長溝を通してヘツドレスト本
体の内部が見えたりして見栄えがよくない。
しないもの、すなわち、シートバツクにステーが
固定され、ステーの上端にヘツドレスト本体が前
後移動可能に装着されたものがある。しかし、こ
のようなヘツドレスト装置においても、ヘツドレ
スト本体の下面部にステー挿通用の長溝が穿設さ
れ、ステー挿通内の長溝を通してヘツドレスト本
体の内部が見えたりして見栄えがよくない。
また、第1の公報に開示されたものでは、連動
機構が作動すると、ヘツドレストがステーを介し
て支持シヤフトを中心にして前後方向へ移動する
ため、シートバツクの上部に、同じように、ステ
ー挿通用の長溝などを設ける必要があり、見栄え
がよくない。
機構が作動すると、ヘツドレストがステーを介し
て支持シヤフトを中心にして前後方向へ移動する
ため、シートバツクの上部に、同じように、ステ
ー挿通用の長溝などを設ける必要があり、見栄え
がよくない。
さらに、第2の公報に開示されたものでは、ヘ
ツドレスト本体が背凭れ側の回転部と一体的に傾
動するため、ステー挿通用の長溝を設ける必要は
ないが、背凭れ上部の凹部の周縁部と回転部の側
縁部との間に隙間ができたり、回転部の回転位置
によつては、前記凹部の周縁部と回転部の側縁部
とが滑らかに連続しない場合が生じたりして、見
栄えが良くない。
ツドレスト本体が背凭れ側の回転部と一体的に傾
動するため、ステー挿通用の長溝を設ける必要は
ないが、背凭れ上部の凹部の周縁部と回転部の側
縁部との間に隙間ができたり、回転部の回転位置
によつては、前記凹部の周縁部と回転部の側縁部
とが滑らかに連続しない場合が生じたりして、見
栄えが良くない。
また、単に、回転部をシートバツク本体側と一
体的に形成すると、回転部が変位に応じて、余裕
をもつて回転部周辺の表皮部材などを形成する必
要があり、表皮部材が張られてないときには、し
わが生じたりして、見栄えがよくない。
体的に形成すると、回転部が変位に応じて、余裕
をもつて回転部周辺の表皮部材などを形成する必
要があり、表皮部材が張られてないときには、し
わが生じたりして、見栄えがよくない。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、見栄えを向上することができる
ヘツドレスト装置を提供することを目的としてい
る。
なされたもので、見栄えを向上することができる
ヘツドレスト装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 1 シートバツク10の上端部22から上方へス
テー30を突設するとともに、該ステー30の
上端にヘツドレスト本体40を装着し、該ステ
ー30の下端部近傍の枢軸14を中心にしてヘ
ツドレスト本体40を起立位置と前倒位置とに
揺動するようにしたヘツドレスト装置におい
て、 前記シートバツク10の上端部22の表皮部
材26を、シートバツク10の前面部21の表
皮部材26と連続して形成し、 前記シートバツク10の上端部22を、ヘツ
ドレスト本体40が前記枢軸14を中心にして
揺動した際に前記上端部22が形状を保ちなが
ら同じく枢軸14を中心にして前記ステー30
と一体的に揺動可能な可動部22とし、 前記可動部22をシートバツク10の後面部
24側に回り込ませ、回り込ませた可動部22
の後縁22aと前記後面部24の上縁24aと
を、ヘツドレスト本体40が前倒した際にシー
トバツク10の内部を外部から覆うよう引出可
能かつ起立した際にシートバツク10の内部に
収納可能な帯部材55により連結したことを特
徴とするヘツドレスト装置。
るところは、 1 シートバツク10の上端部22から上方へス
テー30を突設するとともに、該ステー30の
上端にヘツドレスト本体40を装着し、該ステ
ー30の下端部近傍の枢軸14を中心にしてヘ
ツドレスト本体40を起立位置と前倒位置とに
揺動するようにしたヘツドレスト装置におい
て、 前記シートバツク10の上端部22の表皮部
材26を、シートバツク10の前面部21の表
皮部材26と連続して形成し、 前記シートバツク10の上端部22を、ヘツ
ドレスト本体40が前記枢軸14を中心にして
揺動した際に前記上端部22が形状を保ちなが
ら同じく枢軸14を中心にして前記ステー30
と一体的に揺動可能な可動部22とし、 前記可動部22をシートバツク10の後面部
24側に回り込ませ、回り込ませた可動部22
の後縁22aと前記後面部24の上縁24aと
を、ヘツドレスト本体40が前倒した際にシー
トバツク10の内部を外部から覆うよう引出可
能かつ起立した際にシートバツク10の内部に
収納可能な帯部材55により連結したことを特
徴とするヘツドレスト装置。
2 シートバツク10の上端部22から上方へス
テー30を突設するとともに、該ステー30の
上端にヘツドレスト本体40を装着し、該ステ
ー30の下端部近傍の枢軸14を中心にしてヘ
ツドレスト本体40を起立位置と前倒位置とに
揺動するようにしたヘツドレスト装置におい
て、 前記シートバツク10の上端部22の表皮部
材26を、シートバツク10の前面部21の表
皮部材26と連続して形成し、 前記シートバツク10の上端部22を、ヘツ
ドレスト本体40が前記枢軸14を中心にして
揺動した際に前記上端部22が形状を保ちなが
ら同じく枢軸14を中心にして前記ステー30
と一体的に揺動可能な可動部22とし、 前記可動部22をシートバツク10の後面部
24側に回り込ませ、回り込ませた可動部22
の後縁を、前記枢軸14を中心とする円弧状の
断面形状に延設し、該延設した部位に前記後面
部24の上縁24aを外方から沿わせたことを
特徴とするヘツドレスト装置。
テー30を突設するとともに、該ステー30の
上端にヘツドレスト本体40を装着し、該ステ
ー30の下端部近傍の枢軸14を中心にしてヘ
ツドレスト本体40を起立位置と前倒位置とに
揺動するようにしたヘツドレスト装置におい
て、 前記シートバツク10の上端部22の表皮部
材26を、シートバツク10の前面部21の表
皮部材26と連続して形成し、 前記シートバツク10の上端部22を、ヘツ
ドレスト本体40が前記枢軸14を中心にして
揺動した際に前記上端部22が形状を保ちなが
ら同じく枢軸14を中心にして前記ステー30
と一体的に揺動可能な可動部22とし、 前記可動部22をシートバツク10の後面部
24側に回り込ませ、回り込ませた可動部22
の後縁を、前記枢軸14を中心とする円弧状の
断面形状に延設し、該延設した部位に前記後面
部24の上縁24aを外方から沿わせたことを
特徴とするヘツドレスト装置。
3 前記可動部22を硬質材により形成したこと
を特徴とする1または2項記載のヘツドレスト
装置。
を特徴とする1または2項記載のヘツドレスト
装置。
4 前記可動部22を軟質部材25,26により
形成し、該軟質部材に硬質の芯部材50を内装
して成ることを特徴とする1または2項記載の
ヘツドレスト装置に存する。
形成し、該軟質部材に硬質の芯部材50を内装
して成ることを特徴とする1または2項記載の
ヘツドレスト装置に存する。
「作用」
ヘツドレスト本体40が起立位置にある際に、
シートバツク10の上端部22は通常の使用状態
にあつて、ステー30が上端部22から上方へ突
出し、ヘツドレスト本体40を支持している。
シートバツク10の上端部22は通常の使用状態
にあつて、ステー30が上端部22から上方へ突
出し、ヘツドレスト本体40を支持している。
このとき、シートバツク10の上端部22の表
皮部材26は、シートバツク10の前面部21の
表皮部材26と滑らかに連続している。また、帯
部材55はシートバツク10の内部に収納されて
いる。
皮部材26は、シートバツク10の前面部21の
表皮部材26と滑らかに連続している。また、帯
部材55はシートバツク10の内部に収納されて
いる。
ヘツドレスト本体40の起立位置から前倒位置
に揺動すべく、ステー30を枢軸14を中心にし
て揺動すると、上端部22がステー30と一体的
に枢軸14を中心にして揺動する。上端部22か
ら前方へステー30が突出するようになり、ステ
ー30によりヘツドレスト本体40が前倒位置に
支持される。
に揺動すべく、ステー30を枢軸14を中心にし
て揺動すると、上端部22がステー30と一体的
に枢軸14を中心にして揺動する。上端部22か
ら前方へステー30が突出するようになり、ステ
ー30によりヘツドレスト本体40が前倒位置に
支持される。
このとき、シートバツク10の上端部22の表
皮部材26は、シートバツク10の前面部21の
表皮部材26と連続しているため、これを引き込
み、前面部21が引つ張られた状態となるが、表
皮部材26同志は連続した状態を維持する。ま
た、帯部材55は、シートバツク10の上端部2
2の後縁22aとともに移動して、シートバツク
10の内部から引き出されると同時に、シートバ
ツク10の内部を外部から覆うようになる。
皮部材26は、シートバツク10の前面部21の
表皮部材26と連続しているため、これを引き込
み、前面部21が引つ張られた状態となるが、表
皮部材26同志は連続した状態を維持する。ま
た、帯部材55は、シートバツク10の上端部2
2の後縁22aとともに移動して、シートバツク
10の内部から引き出されると同時に、シートバ
ツク10の内部を外部から覆うようになる。
ヘツドレスト本体40を前倒位置から起立位置
に戻すべく、ステー30を枢軸14を中心にして
揺動した際にも、上端部22がステー30と一体
的に枢軸14を中心にして揺動する。シートバツ
ク10の上端部22の表皮部材26は、シートバ
ツク10の前面部21の表皮部材26と滑らかに
連続し、また、帯部材55はシートバツク10の
内部に収納されて、元の状態に戻る。
に戻すべく、ステー30を枢軸14を中心にして
揺動した際にも、上端部22がステー30と一体
的に枢軸14を中心にして揺動する。シートバツ
ク10の上端部22の表皮部材26は、シートバ
ツク10の前面部21の表皮部材26と滑らかに
連続し、また、帯部材55はシートバツク10の
内部に収納されて、元の状態に戻る。
前記可動部22をシートバツク10の後面部2
4側に回り込ませ、回り込ませた可動部22の後
縁を、前記枢軸14を中心とする円弧状の断面形
状に延設し、該延設した部位に前記後面部24の
上縁を外方から沿わせたものでは、可動部22の
後縁を延設した部位が、シートバツク10が前倒
位置にあるとき、シートバツク10に内部が引つ
込むようになり、シートバツク10が起立位置に
あるとき、シートバツク10の内部から露出する
ようになり、両位置において、シートバツク10
の内部を覆うようになる。
4側に回り込ませ、回り込ませた可動部22の後
縁を、前記枢軸14を中心とする円弧状の断面形
状に延設し、該延設した部位に前記後面部24の
上縁を外方から沿わせたものでは、可動部22の
後縁を延設した部位が、シートバツク10が前倒
位置にあるとき、シートバツク10に内部が引つ
込むようになり、シートバツク10が起立位置に
あるとき、シートバツク10の内部から露出する
ようになり、両位置において、シートバツク10
の内部を覆うようになる。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ている。
ている。
第1図に示すように、シートバツク10の内部
には、フレーム11その他の図略した構成部材が
配設されている。構成部材が、前面部21および
上端部22により前方および上方から被覆される
とともに、後面部であるガーニツシユ24により
後方から被覆されている。
には、フレーム11その他の図略した構成部材が
配設されている。構成部材が、前面部21および
上端部22により前方および上方から被覆される
とともに、後面部であるガーニツシユ24により
後方から被覆されている。
フレーム11の略水平部12には、支持ブラケ
ツト13が固設され、支持ブラケツト13の先端
部には枢軸14が固設されている。枢軸14には
ホルダ部材15を介してステー30が支持され、
ステー30がシートバツク10の上端部22から
上方へ突出し、ステー30の先端部にはヘツドレ
スト本体40が装着されている。
ツト13が固設され、支持ブラケツト13の先端
部には枢軸14が固設されている。枢軸14には
ホルダ部材15を介してステー30が支持され、
ステー30がシートバツク10の上端部22から
上方へ突出し、ステー30の先端部にはヘツドレ
スト本体40が装着されている。
シートバツク10の前面部21は、パツド部材
25と表皮部材26とから成る軟質部である。上
端部22は同じくパツド部材25と表皮部材26
とを備え、パツド部材25には硬質樹脂材の芯部
材50が内装されている。上端部22はステー3
0と共に揺動可能な可動部と成つている。
25と表皮部材26とから成る軟質部である。上
端部22は同じくパツド部材25と表皮部材26
とを備え、パツド部材25には硬質樹脂材の芯部
材50が内装されている。上端部22はステー3
0と共に揺動可能な可動部と成つている。
シートバツク10の上端部22には上方から貫
通孔16が穿設され、貫通孔16には、ステー3
0を挿通可能な筒状ブラケツト17が嵌着されて
いる。
通孔16が穿設され、貫通孔16には、ステー3
0を挿通可能な筒状ブラケツト17が嵌着されて
いる。
上端部22がガーニツシユ24側に延ばされ、
延ばされた後縁22aを外部から覆うべく、後縁
22aにガーニツシユ24の上縁24aがかぶさ
り、上端部22の後縁22aと、ガーニツシユ2
4の上縁24aの内壁とが所定幅の帯部材55に
より連結されている。
延ばされた後縁22aを外部から覆うべく、後縁
22aにガーニツシユ24の上縁24aがかぶさ
り、上端部22の後縁22aと、ガーニツシユ2
4の上縁24aの内壁とが所定幅の帯部材55に
より連結されている。
帯部材50の所定幅は、ヘツドレスト本体40
を前倒した際の上端部22の後縁22aと、ガー
ニツシユ24の上縁24aとの距離より、若干広
く設定されている。
を前倒した際の上端部22の後縁22aと、ガー
ニツシユ24の上縁24aとの距離より、若干広
く設定されている。
次に作用を説明する。
第1図において、ヘツドレスト本体40が起立
位置にある際に、シートバツク10の上端部22
は前面部21と滑らかに連続していて、通常の使
用状態にある。また上端部22の後縁22aがガ
ーニツシユ24の上縁24aからシートバツク1
0内に入つた状態にあり、ガーニツシユ24に覆
われ帯部材55も外部から見えない。
位置にある際に、シートバツク10の上端部22
は前面部21と滑らかに連続していて、通常の使
用状態にある。また上端部22の後縁22aがガ
ーニツシユ24の上縁24aからシートバツク1
0内に入つた状態にあり、ガーニツシユ24に覆
われ帯部材55も外部から見えない。
ヘツドレスト本体40を起立位置から前倒位置
に変位すべく、ステー30を枢軸14を中心にし
て揺動すると、筒状ブラケツト17も一体的に揺
動しようとする。それにより、前面部21の復元
力に抗して上端部22が枢軸14を中心にして揺
動する。
に変位すべく、ステー30を枢軸14を中心にし
て揺動すると、筒状ブラケツト17も一体的に揺
動しようとする。それにより、前面部21の復元
力に抗して上端部22が枢軸14を中心にして揺
動する。
ステー30が初期の略垂直な状態から略水平は
状態に略直角傾動すると、ヘツドレスト本体40
が第2図に示す前倒位置になる。前倒位置におい
ては、上端部22が着直角に傾いた状態になり、
それにより、上端部22の前側部位がシートバツ
ク10内に入り込み、入り込んだ上端部22の前
側部位が前面部21を引き込み、前面部21が引
つ張られた状態となる。また、上端部22の後側
部位である後縁22aが跳ね上がり、それによ
り、帯部材55がシートバツク10内から引き出
され、上方へ延ばされた状態なる。
状態に略直角傾動すると、ヘツドレスト本体40
が第2図に示す前倒位置になる。前倒位置におい
ては、上端部22が着直角に傾いた状態になり、
それにより、上端部22の前側部位がシートバツ
ク10内に入り込み、入り込んだ上端部22の前
側部位が前面部21を引き込み、前面部21が引
つ張られた状態となる。また、上端部22の後側
部位である後縁22aが跳ね上がり、それによ
り、帯部材55がシートバツク10内から引き出
され、上方へ延ばされた状態なる。
ステー30が初期の略垂直な状態から略水平な
状態に略直角傾動すると、ヘツドレスト本体40
が第2図に示す前倒位置になる。前倒位置におい
ては、上端部22が略直角に傾いた状態になり、
それにより、上端部22の前側部位がシートバツ
ク10内に入り込み、入り込んだ上端部22の前
側部位が前面部21を引き込み、前面部21が引
つ張られた状態となる。また、上端部22の後側
部位である後縁22aが跳ね上がり、それによ
り、帯部材55がシートバツク10内から引き出
され、上方へ延ばされた状態なる。
状態に略直角傾動すると、ヘツドレスト本体40
が第2図に示す前倒位置になる。前倒位置におい
ては、上端部22が略直角に傾いた状態になり、
それにより、上端部22の前側部位がシートバツ
ク10内に入り込み、入り込んだ上端部22の前
側部位が前面部21を引き込み、前面部21が引
つ張られた状態となる。また、上端部22の後側
部位である後縁22aが跳ね上がり、それによ
り、帯部材55がシートバツク10内から引き出
され、上方へ延ばされた状態なる。
ヘツドレスト本体10を前倒位置から起立位置
に戻すべく、ステー30を枢軸14を中心にして
揺動すると、上端部22がステー30と一体的に
枢軸14を中心にして揺動する。
に戻すべく、ステー30を枢軸14を中心にして
揺動すると、上端部22がステー30と一体的に
枢軸14を中心にして揺動する。
それにより、シートバツク10内に入り込んで
いた上端部22の前側部位が前方へ変位し、それ
に追従して前面部21も変位し、上端部22と前
面部21とが滑らかに連続する通常の使用位置と
なる。前後して、上端部22の後縁22aが下方
へ下がり、ガーニツシユ24の上縁24aの内壁
側に隠れる。それにより、帯部材55もシートバ
ツク10内に引き込まれ、外部から見えなくな
る。
いた上端部22の前側部位が前方へ変位し、それ
に追従して前面部21も変位し、上端部22と前
面部21とが滑らかに連続する通常の使用位置と
なる。前後して、上端部22の後縁22aが下方
へ下がり、ガーニツシユ24の上縁24aの内壁
側に隠れる。それにより、帯部材55もシートバ
ツク10内に引き込まれ、外部から見えなくな
る。
前記実施例においては、パツド部材25に芯部
材50を内装して可動部としたものを示したが、
芯部材50を用いずに、上端部22に相当する部
位のパツド部材を硬質の樹脂部材で成形したもの
であつてもよい。
材50を内装して可動部としたものを示したが、
芯部材50を用いずに、上端部22に相当する部
位のパツド部材を硬質の樹脂部材で成形したもの
であつてもよい。
また、ヘツドレスト本体40が前倒した際にシ
ートバツク10内を外部から覆うため帯部材55
を設けたものを示したが、帯部材55を使用しな
いで、例えば、上端部22をガーニツシユ24の
内側に回り込ませ、回り込ませた上端部22の後
縁を、枢軸14を中心とする円弧状の断面形状に
延設するようにしてもよい。それにより、上端部
22がステー30と一体的に揺動した際にもガー
ニツシユ24と上端部22の後縁との間に隙間が
できず、見栄えが極めてよい。
ートバツク10内を外部から覆うため帯部材55
を設けたものを示したが、帯部材55を使用しな
いで、例えば、上端部22をガーニツシユ24の
内側に回り込ませ、回り込ませた上端部22の後
縁を、枢軸14を中心とする円弧状の断面形状に
延設するようにしてもよい。それにより、上端部
22がステー30と一体的に揺動した際にもガー
ニツシユ24と上端部22の後縁との間に隙間が
できず、見栄えが極めてよい。
「考案の効果」
本考案に係るヘツドレスト装置によれば、シー
トバツクの上端部の表皮部材を、シートバツクの
前面部の表皮部材と連続して形成し、ヘツドレス
ト本体と共にステーが揺動する際に、ステーと一
体的にシートバツクの上端部も揺動するようにし
たので、シートバツクの上端部にステー挿通用の
長溝を設ける必要がなく、ステーの断面形状と同
一形状の挿通孔が穿設されないで、挿通孔を通し
てシートバツクの内部が見えないで、見栄えを向
上することができ、ヘツドレスト本体が前倒した
際に、帯部材が引き出され、シートバツクの内部
を覆うようになり、起立した際にはシートバツク
の内部に帯部材が隠れるようにしたので、この点
からも見栄えを向上することができる。
トバツクの上端部の表皮部材を、シートバツクの
前面部の表皮部材と連続して形成し、ヘツドレス
ト本体と共にステーが揺動する際に、ステーと一
体的にシートバツクの上端部も揺動するようにし
たので、シートバツクの上端部にステー挿通用の
長溝を設ける必要がなく、ステーの断面形状と同
一形状の挿通孔が穿設されないで、挿通孔を通し
てシートバツクの内部が見えないで、見栄えを向
上することができ、ヘツドレスト本体が前倒した
際に、帯部材が引き出され、シートバツクの内部
を覆うようになり、起立した際にはシートバツク
の内部に帯部材が隠れるようにしたので、この点
からも見栄えを向上することができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、第1図はヘツドレスト本体が起立位置に
ある際のヘツドレスト装置の要部断面図、第2図
は同じく前倒位置にある際のヘツドレスト装置の
要部断面図、第3図は従来例を示しており、ヘツ
ドレスト装置の全体斜視図である。 10……シートバツク、14……枢軸、22…
…上端部、30……ステー、40……ヘツドレス
ト本体、50……芯部材、55……帯部材。
ており、第1図はヘツドレスト本体が起立位置に
ある際のヘツドレスト装置の要部断面図、第2図
は同じく前倒位置にある際のヘツドレスト装置の
要部断面図、第3図は従来例を示しており、ヘツ
ドレスト装置の全体斜視図である。 10……シートバツク、14……枢軸、22…
…上端部、30……ステー、40……ヘツドレス
ト本体、50……芯部材、55……帯部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シートバツクの上端部から上方へステーを突
設するとともに、該ステーの上端にヘツドレス
ト本体を装着し、該ステーの下端部近傍の枢軸
を中心にしてヘツドレスト本体を起立位置と前
倒位置とに揺動するようにしたヘツドレスト装
置において、 前記シートバツクの上端部の表皮部材を、シ
ートバツクの前面部の表皮部材と連続して形成
し、 前記シートバツクの上端部を、ヘツドレスト
本体が前記枢軸を中心にして揺動した際に前記
上端部が形状を保ちながら同じく枢軸を中心に
して前記ステーと一体的に揺動可能な可動部と
し、 前記可動部をシートバツクの後面部側に回り
込ませ、回り込ませた可動部の後縁と前記後面
部の上縁とを、ヘツドレスト本体が前倒した際
にシートバツクの内部を外部から覆うよう引出
可能かつ起立した際にシートバツクの内部に収
納可能な帯部材により連結したことを特徴とす
るヘツドレスト装置。 (2) シートバツクの上端部から上方へステーを突
設するとともに、該ステーの上端にヘツドレス
ト本体を装着し、該ステーの下端部近傍の枢軸
を中心にしてヘツドレスト本体を起立位置と前
倒位置とに揺動するようにしたヘツドレスト装
置において、 前記シートバツクの上端部の表皮部材を、シ
ートバツクの前面部の表皮部材と連続して形成
し、 前記シートバツクの上端部を、ヘツドレスト
本体が前記枢軸を中心にして揺動した際に前記
上端部が形状を保ちながら同じく枢軸を中心に
して前記ステーと一体的に揺動可能な可動部と
し、 前記可動部をシートバツクの後面部側に回り
込ませ、回り込ませた可動部の後縁を、前記枢
軸を中心とする円弧状の断面形状に延設し、該
延設した部位に前記後面部の上縁を外方から沿
わせたことを特徴とするヘツドレスト装置。 (3) 前記可動部を硬質材により形成したことを特
徴とする請求項1または2記載のヘツドレスト
装置。 (4) 前記可動部を軟質部材により形成し、該軟質
部材に硬質の芯部材を内装して成ることを特徴
とする請求項1または2記載のヘツドレスト装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989029476U JPH0545562Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989029476U JPH0545562Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120247U JPH02120247U (ja) | 1990-09-27 |
JPH0545562Y2 true JPH0545562Y2 (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=31253726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989029476U Expired - Lifetime JPH0545562Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545562Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2595288Y2 (ja) * | 1992-05-15 | 1999-05-24 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車のシート構造 |
JP4510883B2 (ja) * | 2004-04-26 | 2010-07-28 | ウーボ・テク・コーポレイション・リミテッド | 自動車用ヘッドレストを屈める装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305045A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シ−ト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57192838U (ja) * | 1981-06-03 | 1982-12-07 |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP1989029476U patent/JPH0545562Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305045A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シ−ト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02120247U (ja) | 1990-09-27 |
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