JP2565930Y2 - センターアームレストの取付構造 - Google Patents

センターアームレストの取付構造

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JP2565930Y2
JP2565930Y2 JP1991077666U JP7766691U JP2565930Y2 JP 2565930 Y2 JP2565930 Y2 JP 2565930Y2 JP 1991077666 U JP1991077666 U JP 1991077666U JP 7766691 U JP7766691 U JP 7766691U JP 2565930 Y2 JP2565930 Y2 JP 2565930Y2
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center armrest
bracket
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正三 村石
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シート(座席)
におけるリャシートに装着するセンターアームレストの
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセンターアームレスト(A)に
は、図3に示すように、シートバック(SB)の中央に
設けた格納部(S)に起立状に格納し、シートクッショ
ン(SC)上に倒伏することにより、使用状態になるも
のがある。このセンターアームレスト(A)は、その基
部左右より回転軸を突出させ、この回転軸の一方を図4
に示すように車体又はシートバック側に固定した一方の
ブラケット(R)の通孔(11)に挿入して支持し、回
転軸の他方を他方のブラケット(L)の前側に設けた通
孔(12)に接続する切欠(13)より通孔(12)内
に差し込み、この差し込んだ回転軸の他方は切欠(1
3)から通孔(12)内に渉って設けた板ばね(14)
で回動可能に軸支している。図中、(15)(16)は
車体又はシートバックにブラケット(R)、(L)を固
定する取付杆である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来品はセンタ
ーアームレストの基部における一方の側面より突出する
回転軸は、ブラケット(R)の通孔(11)に挿入され
ているため、脱出し難いが、他方の側面より突出する他
方の回転軸は板ばね(14)に軸支され、この板ばね
(14)の突起によって回転軸の脱落を防止している。
そして、前記ブラケット(L)に設けた切欠(13)
は、シートバックを組付後、そのシートバックにセンタ
ーアームレストを取付け得るように、通孔(12)の前
側に設けている。従って、自動車の急停車時において、
センターアームレストに前方の大負荷が加わると、セン
ターアームレストは板ばね(14)を設けた側の回転軸
が板ばね(14)の弾力に抗して通孔(12)、切欠
(13)から脱出し、センターアームレストが外れる虞
れがある。そこで、本考案は、センターアームレストが
ブラケット側に確実に軸着されるようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案は、ブラケットの一方に、通孔よりセンター
アームレスト方向に先端が突出するヒンヂピンを設け、
該ヒンヂピンの基端を、前記ブラケットの外側面に固定
した板ばねに固定して、該板ばねの弾力によってヒンヂ
ピンをセンターアームレストの取付孔に挿入してなるこ
とを特徴とするものである。
【0005】センターアームレストのヒンヂピンはブラ
ケットの通孔に挿入されているため、センターアームレ
ストに加わる前方荷重によってブラケットから脱出する
ことがない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1、図2に基づ
いて説明する。図1は、センターアームレスト(A)を
車体又はシートバック側に固定するブラケット(L)
(R)に取付ける前の状態を示し、図示するブラケット
(L)(R)は、シートバックのフレーム(不図示)に
縦方向に一体に設けてある取付杆(15)(16)下部
に溶接したものである。一方のブラケット(L)には、
ヒンヂピン(22)が内方に一体に突設され、このヒン
ヂピン(22)はセンターアームレスト(A)の基部に
挿入される。
【0007】他方のブラケット(R)には通孔が開孔さ
れ、この通孔内にヒンヂピン(2)が出没可能に取付け
られ、このヒンヂピン(2)の基端はブラケット(R)
の外側面に固定した板ばね(1)に固定されている。従
って、この板ばね(1)によってヒンヂピン(2)の先
端を両ブラケット(L)(R)間に介在するセンターア
ームレスト(A)の基部方向に付勢する。そして、ブラ
ケット(R)には長孔(13)が設けてあり、この長孔
(13)内にセンターアームレスト(A)に設けたスト
ッパピン(31)が挿入し、センターアームレスト
(A)の回動範囲を一定に規制している。
【0008】センターアームレスト(A)はそのフレー
ム(F)に金属製のコ字状固定片(3)(3)が後部両
側面に締結され、この固定片(3)(3)に、センター
アームレスト(A)の基部を回動自在に支持する前記ヒ
ンヂピン(22)(2)が挿入される取付孔(32)が
開孔されている。図中(33)は、取付孔(32)内に
ヒンヂピン(2)と共に挿入されるブッシュを示す。ま
た、前記ストッパピン(31)も固定片(3)に一体に
固定されている。
【0009】なお、前記センターアームレスト(A)
は、合成樹脂製中空状のフレーム(F)を、発泡体製ク
ッション体(42)で被包し、このクッション体(4
2)を表皮(41)で被覆した構造であり、フレーム
(F)の後端面には、挿込部(43)が設けてあり、こ
の挿込部(43)に袋状の開口部端縁に設けた合成樹脂
製係止片(41a)を挿入することにより、表皮(4
1)の開口部が閉口されるように構成されている。
【0010】図2は、センターアームレスト(A)をブ
ラケット(L)(R)にヒンヂピン(22)(2)によ
って回動自在に取付けた状態を示し、センターアームレ
スト(A)は、まず、一方のブラケット(L)側のヒン
ヂピン(22)に挿通した後、次に他方のブラケット
(R)側のヒンヂピン(2)を挿通して取付ける。即
ち、センターアームレスト(A)の基部を両ブラケット
(L)(R)間に介入すると、センターアームレスト
(A)の基部によってヒンヂピン(2)は、図2仮想線
に示すように、板ばね(1)の弾力に抗してブラケット
(R)の内側面より内方に突出するヒンヂピン(2)の
先端は、ブラケット(R)の外側面方向に押されて、ブ
ラケット(R)の内側面と略同一面状になる。そのた
め、両ブラケット(L)(R)間に、センターアームレ
スト(A)の基部が装入され、ヒンヂピン(2)の先端
が、取付孔(32)に板ばね(1)の弾力で挿入する
と、センターアームレスト(A)は、ブラケット(L)
(R)間に起伏可能に軸着される。
【0011】斯くして、ヒンヂピン(22)(2)をセ
ンターアームレスト(A)の取付孔(32)に挿入され
ることにより、センターアームレスト(A)の上下、前
後方向の移動が規制され、また、センターアームレスト
(A)の基部の左右がブラケット(L)(R)に支持さ
れるため、センターアームレスト(A)の左右方向の移
動が規制される。そのため、センターアームレスト
(A)は前後、左右方向の荷重が加わっても、ブラケッ
ト(L)(R)から外れることがない。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、外部に連通する切欠を
有しない口縁が閉口状の取付孔内にヒンヂピンが挿入さ
れているため、ヒンヂピンが取付孔から脱出することが
ない。従って、センターアームレストが確実にブラケッ
トに軸着され、衝撃等による前後方向の荷重が加わって
もブラケットから取り外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の部分切欠分解斜視図である。
【図2】 センターアームレストの取付状態を示
す断面図である。
【図3】 従来のシートの斜視図である。
【図4】 従来のセンターアームレストの取付部
材を示す斜視図である。
【符号の説明】
A センターアームレスト R ブラケット 1 板ばね 2 ヒンヂピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体又はシートバック側に固定した左右
    のブラケット間に起倒可能に軸着してなるセンターアー
    ムレストにおいて、 前記ブラケットの一方に、通孔よりセンターアームレス
    ト方向に先端が突出するヒンヂピンを設け、該ヒンヂピ
    ンの基端を、前記ブラケットの外側面に固定した板ばね
    に固定して、該板ばねの弾力によってヒンヂピンをセン
    ターアームレストの取付孔方向に付勢し、取付孔に挿入
    してなることを特徴とするセンターアームレストの取付
    構造。
JP1991077666U 1991-08-30 1991-08-30 センターアームレストの取付構造 Expired - Fee Related JP2565930Y2 (ja)

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JPH0664552U JPH0664552U (ja) 1994-09-13
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JPH0722126Y2 (ja) * 1989-04-28 1995-05-24 本田技研工業株式会社 アームレストの取付構造

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