JP4623838B2 - アシストグリップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アシストグリップのうち、特にフック機能を持つアシストグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6はフック機能付きアシストグリップの従来例(特開平7−266957号)を示している。このアシストグリップは、グリップ本体50が取付ベース51に対し枢軸52又は53を介し回動可能に組み付けられて、車室取付壁に沿う不使用位置と、車室内に突出される使用位置とに回動切り換えられる。符号54は、グリップ本体50を不使用位置側へ付勢している付勢ばねである。符号55は、取付ベース51を車室取付壁に固定する取付部材である。そして、図6(a)のフック部材56は、グリップ本体50の内側部にあって、枢軸52の対応端側の延長部52aに取り付けられている。図6(b)のフック部材57は、グリップ本体50の両側のうち、片側下部にあって、枢軸53の両端延長部53a,53aに取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したアシストグリップは、本来のグリップ機能に加えフック機能を有し、乗員が衣服やコート等を必要に応じフック部材56又は57に吊り下げ可能にしているものの次のような不具合がある。即ち、従来構造では、フック部材56又は57がグリップ本体50の端側に連設されているため、アシストグリップ自体の見栄えを損ねるだけではなく、グリップ本体50の使用時に違和感を与えたり、フック部材56又は57の略U形フック部56a又は57aが不使用時も常に車室内に突出して安全性を損ない易い。
【0004】
本発明は上記したような課題を一掃することを目的としている。具体的には、フック部材が不使用時に対応する取付ベース内に極力格納されるようにして、外観特性及び安全性を向上すると共に、取付ベースへの組込性、フック使用態様への切換操作性等に優れたアシストグリップを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、例えば、図1〜図3に示される如く、取付ベース2及び該取付ベース2に枢軸4を介し回動可能に連結されたグリップ本体1を備え、該グリップ本体1が車室取付壁7に沿う不使用位置と、車室内に突出される使用位置とに回動切換可能なアシストグリップにおいて、前記グリップ本体1は、両側を折り曲げた略コ形からなり、該コ形の両端部分11A,11Bに設けられて前記取付ベース2を配置する欠如部12のうち、少なくとも一方の欠如部12が前後面及び下面を切り欠いているとともに、前記取付ベース2と共に配置されているフック部材3を有し、前記フック部材3が、前記一方の欠如部12内で前記枢軸4に回動可能に取り付けられ、前記取付ベース2の前面を覆いかつ前記グリップ本体1の外面と略面一となる格納状態と、前記一方の欠如部12から突出した突出状態とに回動切り換えられることを特徴としている。
【0006】
以上の構造では、フック部材3がグリップ本体1の一方の欠如部12にほぼ収まった格納状態から、突出状態(フック使用態様)に回動切り換えられるため、従来品に対しフック機能を必要としないときの外観及び安全性低下要因を解消でき、グリップ本体1を手で握るときに異物感等を生じない。加えて、この構造では、フック部材3が枢軸4に枢支され、かつグリップ本体1の一方の欠如部12に収まっているから、フック部材専用の取付部材を必要としないこと、形態例の如く格納状態と突出状態との切換操作性を確保し易い、等の利点を具備できる。
【0007】
以上の本発明は請求項2〜4の如く具体化されることがより好ましい。
第1に、前記フック部材3は係合突起23又は24を有し、該係合突起が前記グリップ本体1の対応端部分11又は前記取付ベース2に設けられ保持手段(14又は30)により前記格納状態で解除可能に係止される構成である。この保持手段は、フック部材3の格納状態を維持するものであり、各形態例に応じ次のように具体化される。
第2に、前記フック部材3は、前記枢軸4に支持される軸受け部21を上下方向の途中箇所に有していると共に、該軸受け部21を挟んだ一端側に掛け止め用フック部19及び前記係合突起23を設け、他端側に押圧回動用の操作部20を有している構成である。これは、第1形態の如く前記保持手段14を凹状等の簡単な構造にし、他端側の操作部20を押して枢軸4を中心としてシーソ式に回動すことにより格納状態から突出状態に切り換えられるようにする。
第3に、前記フック部材3は前記枢軸4に支持される軸受け部21を挟んだ一端側にフック部19及前記係合突起24を有し、前記保持手段30は前記フック部材3の格納方向への押し操作により前記係合突起24を係止してフック部材3を格納状態に保持し、該係止を更なるフック部材3の押し操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなる構成である。これは、フック部材3の切換操作性及び外観を良好にする上で、公知の保持手段のうち、プッシュ・プッシュ係止機構が最も好適になる点に着目したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を説明する。図1〜図3は第1形態であり、図1は各部材同士の要部関係を示す構成図、図2は要部作動を示す縦断面図、図3は使用状態での外観を示す模式図である。図4と図5は第2形態であり、図4は図2に対応して示す構成図、図5は要部作動を示す図である。
【0009】
(各形態の概要)各形態のアシストグリップは、主部材が手で把持するグリップ本体1、グリップ本体1を回動可能に支持する対の取付ベース2、フック部材3、ダンパー手段5、付勢ばね6からなる。グリップ本体1は、両側を折り曲げた略コ形状をなし、両端部分11(11A,11B)が対応する取付ベース2に対し枢軸であるシャフト4を介しそれぞれ回動可能に連結される。また、グリップ本体1は、取付ベース2を介し車室取付壁7に取付部材8により取り付けられて、該車室取付壁7に沿う不使用位置(図2の実線位置)と、車室内に突出される使用位置(図2の想像線位置)とに回動切り換えられる。以上のグリップ機能自体は公知のものと類似している。各形態では、取付ベース2が回動切換式のフック部材3を有し、それと関連する箇所が工夫されている。以下、その主要部を詳述する。
【0010】
なお、グリップ本体1と取付ベース2及びフック部材3は共に樹脂成形品であるが、他の材質であってもよい。車室取付壁7としては、自動車の室内側壁を想定しているが、例えば、座席の背面壁でも差し支えない。また、各形態では、両端部分11のうち、一方端部分11Aが形態例の如く取付ベース2に連結されていると共にフック部材3を有し、他方端部分11Bが従来と同じか類似する例である。
【0011】
(第1形態)クリップ本体1は、略コ形の中間部分が把持部、コ形の両端部分11A,11Bが対応する取付ベース2への連結部となる。端部分11Aは、前後面及び下面を切り欠いた欠如部12の存在により対の支持部11a,11bで構成されている。各支持部11a,11bには取付孔13a,13bが同軸線上に設けられている。支持部11a,11bの対向内面には、保持手段としての係止凹部14が取付孔13a,13bのほぼ真上にそれぞれ設けられている。また、端部分11Bは、端部分11Aに対し詳細を図示しないが、欠如部12が前面を持つ凹状部に形成されていると共に、係止凹部14が省略されている。
【0012】
取付ベース2は、グリップ本体1を車室取付壁7に取り付ける介在物となるもので、グリップ本体1の対応端部分11にシャフト4を介し回動可能に連結される。形状的には、図1の如く下側の連結部15及び上側の固定部16とからなり、全体が欠如部12に余裕を持って配置される大きさである。連結部15は、固定部16の下面両側から延びた対の軸受け片15a,15aからなる。軸受け片15a,15aには軸孔17が同軸線上に設けられている。軸受け片15aの一方内面には前から後方向へ延びる係合溝15cが設けられている。固定部16は前面開口した箱状つまり前開口した空洞部16aを有している。背面壁には取付孔16bが前後貫通して設けられている。
【0013】
フック部材3は、全体が端部分11Aにあって欠如部12に対し取付ベース2と共に収まる大きさである。形状的には、片状の本体18と、本体18の上端側に設けられたフック部19と、本体18の下端側を形成している操作部20と、本体18の長手方向の途中(略中間)にあって内側に突設された左右の軸受け部21と、フック部19の両側に突設された係合突起23とを有している。本体18は、取付ベース2よりも若干幅広になっていて、両軸受け部21の間に取付ベース2を配置した状態で取付ベース2の前面を覆う。フック部19は、取付ベース2に対し略直角となっている。操作部20は若干湾曲しており、外面に小さな凸部20aを一体に形成している。両軸受け部21には、軸孔22が同軸線上に設けられている。なお、このような、取付ベース2及びフック部材3は、欠如部12内に入るため比較的小さくかつそれぞれ荷重を受けるため、材質的には金属材料が用いられることもある。その場合、フック部材3としては、例えば、該金属材料を心材として樹脂成形体にインサート成形したり、外面部分が樹脂にて被覆処理される。
【0014】
(組立)上記各部材の組立例を概説する。グリップ本体1の両端部分11A,11Bには対応取付ベース2がそれぞれ連結される。その際、この形態では、両取付ベース2のうち、端部分11Aと連結される方にはフック部材3とダンパー手段5が組み付けられ、端部分11Bと連結される方には付勢ばね6が組み込まれる。図1ではそのダンパー手段5と付勢ばね6とを同列に図示している。次に、組立要領を図1を参照し具体的に述べる。ここでのダンパー手段5は、本体である外筒5aが一端側の肉厚内に作動油を入れる空洞部を形成しており、該空洞部に一部を嵌合した状態で外筒5aの一端側に組み付けられる内筒5bと、内筒5bの外端面に突設された凸部5cとを有し、両筒5a,5bが前記空洞部に充填される作動油の抵抗を受けつつ相対的に回動される構成である。勿論、制動用であれば他のダンパー構造であってもよい。付勢ばね6はコイルバネである。このばね形状は任意に変更可能である。
【0015】
端部分11A側の組立要領は、例えば、取付ベース2にダンパー手段5を組み付けた後、フック部材3を取付ベース2の前側を覆うよう配置し、その状態で、全体が欠如部12内に位置決め配置され、シャフト4が各部材を串差し状態に挿通されて装着される。そして、ダンパー手段5は、取付ベース2に対し凸部5cを係合溝15cに嵌合しながら両軸受け片15a,15aの間に押し込むと位置決めセットされる。また、シャフト4は、図1の例の如く支持部11bの取付孔13b、前記一方軸孔17、前記外筒5aの内径及び内筒5bの内径、前記他方軸孔17、支持部11aの取付孔13aに挿入操作される。組立状態において、シャフト4は、内筒5b内径に遊嵌状態、外筒5a内径に圧入固定状態で、一端4aがグリップ本体1の取付孔13bに圧入固定される。これに対し、端部分11B側の組立要領は、例えば、欠如部12(前面壁を持つ)内に取付ベース2を背面又は下側から配置し、付勢ばね6を軸受け片15a,15aの間に入れた状態で、シャフト4が各部材を串差し状態に挿通されて装着される。即ち、シャフト4は、図1の例で支持部11bの取付孔13b、前記一方軸孔17、付勢ばね6の内径、前記他方軸孔17、支持部11aの取付孔13aに挿入操作される。付勢ばね6は、シャフト4の軸回りに保持され、一端6a側が端部分11Bの前面壁側に係止され、他端6bが付勢圧を発現しつつ取付ベース2B側の適位置に係止される。この組立状態では、グリップ本体1が付勢ばね6の付勢力により各取付ベース2に対し起立される方向(非使用位置)に回動されている。従って、グリップ本体1は、付勢ばね6の付勢力に抗して非使用位置から使用位置に回動操作され、使用位置で手を離すとダンパー手段5により制動された速度で非使用位置に自動的に戻される。
【0016】
以上のアシストグリップは、車室取付壁7に両取付ベース2を介し位置決め配置され、取付部材8により所定強度で取り付けられる。この取付要領は、図2の如くグリップ本体1を図2の想像線で示す使用位置にして、欠如部12を露出させた状態にする。そして、取付ベース2は、取付部材8が欠如部12から、ベース背面側の取付孔16bを通って車室取付壁7に固定される。なお、この形態では、取付部材8が止めねじ構造のものであるが、ボルトやクリップ等の他の取付手段であってもよい。
【0017】
(要部作動)図2はフック部材3の格納状態における断面である。この格納状態において、端部分11Aの前面にはフック部材3のうち、図3の拡大部の如く本体18外面だけが面一状態に露出している。フック機能を必要とする場合は、操作部20を後方へ押す。すると、フック部材3は、シャフト4を中心として、上端側が係止凹部14に対する係合突起23の係合を解除して前方へ張り出し、下端側が操作部20の端面が車室取付壁7に当接するまで回動される。すると、フック部材3は端部分11Aに対し略直角となる。従って、乗員は、フック部19に各種の物品の取付部を直に又はハンガー等を介して吊すことができる。フックを要しないときは、本体18の上側を取付ベース2側へ押す。すると、フック部材3は、シャフト4を中心として欠如部12の前開口に沿って入り込み、フック部19の先端が取付ベース2の対応部に当たる直前で、係合突起23が係止凹部14と係合して格納状態に保持される。
【0018】
以上の構造では、フック部材3が回動されてフック部19を欠如部12から外へ突出した突出状態、つまりフック使用位置において、端部分11Aの前面には本体18の上側部分及びフック部19だけが露出され、本体18の下側部分及び操作部20が端部分11Aの下側に収まっている。このため、アシストグリップとしては、フック部材3の格納状態は勿論、フック部材3の突出状態でも、違和感がなく、車室内への突出寸法を最小限に抑え安全性に優れたものとなっている。
【0019】
(第2形態)図4及び図5に示す形態は、フック部材3を格納状態に保持する保持手段をプッシュ・プッシュ係止機構により構成した一例である。この説明では、前記形態と同じか類似する部材及び部位に同じ符号を付し、重複記載を極力避けて要部を詳述する。
【0020】
このフック部材3は、前記形態に対しフック部19が端面の略中間位置に係合突起24を突設している点、前記凸部20aが省略されている点で異なっている。
また、取付ベース2は、前記形態に対し上側の固定部16の形状が変更され、上記空洞部16aが上下空間部16c,16dに区画されている。下空間部16dは取付孔16bに対する取付部材8の挿入箇所である。上空間16cは保持手段30を組み込む箇所である。
【0021】
保持手段30は公知のプッシュ・プッシュ係止機構からなる。構造的には、上空間部16cに装着されて前後面を開口したケース31、ケース31内に収容されて、前記係合突起24を係脱する対の係止片32を有する摺動体33、摺動体33を一方向に付勢する不図示のスプリング、摺動体33に設けられたハートカム溝34、ケース31内に軸支されたトレーサ35、トレーサ35に突設されてハートカム溝34と係合し摺動体33の摺動によりハートカム溝34を一巡するピン36等からなる。作動的には、フック部材3の格納方向への回動操作により係合突起24が摺動体33に突き当たり、図5(a)の如く前記スプリングの付勢力に抗して該摺動体33をケース31の奥へ摺動する。これと連動して、両係止片32はケース31内に引き込まれつつ係合突起24を間に挟み込む。同時に、ピン36とハートカム溝34との係合によって対の係止片32が後退位置で係止されて、フック部材3を格納状態に保持する。この係止を解除するには、フック部19を更なる格納方向への押し操作により、図5(b)の如くピン36とハートカム溝34との係合が外れ、同時に摺動体33が前記スプリングの付勢力により押されて、両係止片32をケース31前方へ突出する。この結果、係合突起24は、両係止片32による挟み込みから外れて係止状態が解除される。このような係止機構を採用すると、フック部材3を格納状態に係止したり係止解除する構成として、外観及び操作性に優れたものとなる。なお、この形態では、図4の如く前記ダンパー手段5に代えてばね部材37が組み付けられている。ばね部材37は、シャフト4の軸回りに保持され、一端側が取付ベース2側の対応部に係止され、他端側が付勢圧を発現した状態で軸受け部21側に係止されている。このため、フック部材3は、ばね部材37により突出方向へ付勢されていて、前記係合突起24が保持手段30から係止解除されると、自動的に突出状態へ切り換えられる。
【0022】
以上の各形態は本発明を何ら制約するものではない。本発明は、請求項1で特定される要件を備えていればよく必要に応じて色々に変形される。その一例は、上記形態ではグリップ本体1の一方端部分11Aにだけフック部材3を組み込んだが、他方端部分11B側にも同様にフック部材3を組み込むようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のアシストグリップは、フック部材がグリップ本体の対応端部分内に収まった格納状態から、所定角度だけ回動されて突出状態に切り換えられるため、従来品に対し外観的に優れ、室内へ突出する部分を極力抑えて違和感をなくし、かつ安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明形態の要部部材同士の関係を示す模式構成図である。
【図2】図1のアシストグリップの要部作動を示す模式断面図である。
【図3】形態例のアシストグリップ全体を示す概略外観図である。
【図4】上記保持手段の他の例を図2に対応して示す模式断面図である。
【図5】図4の保持手段の作動を説明するための図である。
【図6】アシストグリップの従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…グリップ本体(11,11A,11Bは端部分、12は欠如部)
2…取付ベース
3…フック部材(19はフック部、20は操作部、21は軸受け部)
4…シャフト(枢軸)
7…車室取付壁
8…取付部材
23,24…係合突起
14…係止凹部(保持手段)
30…保持手段(プッシュ・プッシュ係止機構)
Claims (4)
- 取付ベース及び前記取付ベースに枢軸を介し回動可能に連結されたグリップ本体を備え、該グリップ本体が車室取付壁に沿う不使用位置と、車室内に突出される使用位置とに回動切換可能なアシストグリップにおいて、
前記グリップ本体は、両側を折り曲げた略コ形からなり、該コ形の両端部分に設けられて前記取付ベースを配置する欠如部のうち、少なくとも一方の欠如部が前後面及び下面を切り欠いているとともに、前記取付ベースと共に配置されているフック部材を有し、
前記フック部材が、前記一方の欠如部内で前記枢軸に回動可能に取り付けられ、前記取付ベースの前面を覆いかつ前記グリップ本体の外面と略面一となる格納状態と、前記一方の欠如部から突出した突出状態とに回動切り換えられる、ことを特徴とするアシストグリップ。 - 前記フック部材は係合突起を有し、該係合突起が前記グリップ本体の対応端部分又は前記取付ベースに設けられた保持手段により前記格納状態で解除可能に係止される請求項1に記載のアシストグリップ。
- 前記フック部材は、前記枢軸に支持される軸受け部を上下方向の途中箇所に有していると共に、該軸受け部を挟んだ一端側に掛け止め用フック部及び前記係合突起を設け、他端側に押圧回動用の操作部を有している請求項2に記載のアシストグリップ。
- 前記フック部材は前記枢軸に支持される軸受け部を挟んだ一端側にフック部及前記係合突起を有し、前記保持手段は前記フック部材の格納方向への押し操作により前記係合突起を係止してフック部材を格納状態に保持し、該係止を更なるフック部材の押し操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなる請求項2に記載のアシストグリップ。
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