JP3733034B2 - アシストグリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車室内に取り付けられ、乗員が把持するアシストグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図16及び図17には、従来のアシストグリップの例が示されている(いずれも特開平7−291006号公報参照)。
【0003】
図16に示すアシストグリップ312では、乗員が把持可能なグリップ本体(図示省略)が第1取付基部314に係止されるようになっている。第1取付基部314は、フック部316を備えており、このフック部316の引っ掛け部318に、ハンガーを引っ掛けることができる。
【0004】
しかし、このフック部316は第1取付基部314から一体的に突出されているため、フック部316を使用しないときでも車室内に出っ張り、邪魔になったり不用意に物を接触させてしまったりすることがある。また、フック部316が第1取付基部314から出っ張っているので、見栄えもよくない。
【0005】
これに対し、図17に示すアシストグリップ332では、第1取付基部334にフック部336が組付けられており、このフック部336の引っ掛け部338が箱状部340に対し倒立自在とされている。従って、ハンガーを掛ける場合には、図17(B)に示すように引っ掛け部338を倒し、ハンガーを掛けない場合には、図17(A)に示すように引っ掛け部338を立てる。これにより、車室内に引っ掛け部338が突出しなくなる。また、引っ掛け部338を立てた状態では、引っ掛け部338の側面と箱状部340の側面とが接触し、これらの摩擦抵抗により引っ掛け部338が立位のまま係止される。
【0006】
しかし、引っ掛け部338の側面と箱状部340の側面との摩擦が小さいと、車両走行時に引っ掛け部338がばたつくことがある。このばたつきを防止するためには摩擦を大きくすればよいが、摩擦を大きくすると、引っ掛け部338を倒したり立てたりするときの抵抗も大きくなるため、操作性が低下する。
【0007】
しかも、このアシストグリップ332においても、引っ掛け部338は第1取付基部334から常に出っ張っているので、図16に示すアシストグリップ312と同様に見栄えがよくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる事実を考慮し、非使用時には邪魔にならず見栄えが良好で、操作性にも優れたアシストグリップを得ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、乗員が把持するためのグリップ本体を保持すると共に車体に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に対し、この取付部材から突出した使用位置と取付部材に向かって後退した非使用位置との間を移動可能に取り付けられ、使用位置において被掛止部材が掛止可能とされた掛止部材と、前記掛止部材を前記非使用位置で前記取付部材に対して固定する固定手段と、を有し、前記固定手段が、前記掛止部材の前記非使用位置方向への移動により前記取付部材に対する掛止部材の固定及び固定解除が可能とされていることを特徴とする。
【0010】
このアシストグリップでは、グリップ本体が取付部材を介して車体に取り付けられ、乗員がグリップ本体を把持することが可能となる。
【0011】
取付部材には、使用位置と非使用位置との間を移動可能に掛止部材が取り付けられている。掛止部材は使用位置では被掛止部材が掛止可能とされているので、例えばハンガー等の被掛止部材を掛けておくことができる。
【0012】
掛止部材は、非使用位置では取付部材に向かって後退しており、取付部材から出っ張らない(若しくは出っ張っていても出っ張り量が僅かとなる)。これにより、非使用時には掛止部材が邪魔にならず、見栄えも良好となる。
【0013】
また、掛止部材は、非使用位置では固定手段によって取付部材に対し固定される。これにより、掛止部材の不用意ながたつきが防止される。また、掛止部材を取付部材に対して固定するために従来のような摩擦を利用しないので、掛止部材を使用位置と非使用位置との間で移動させるときに摩擦による大きな抵抗が作用せず、操作性に優れる。
【0014】
固定手段による固定を解除すれば、掛止部材を非使用位置から使用位置へと移動させることができる。特に、固定手段は、掛止部材の非使用位置方向への移動により取付部材に対する掛止部材の固定及び固定解除が可能とされているので、掛止部材を非使用位置へと移動させる動作のみで、固定手段により掛止部材の固定及び固定解除を行うことができ、操作性にさらに優れる。固定手段として、例えばハートカムを備えたカム機構等を採用することもでき、これによって、いわゆるプッシュ・プッシュ式で掛止部材を使用位置と非使用位置との間で移動させることができるようになるので、さらに操作性を向上させることも可能となる。
【0015】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングと、前記掛止突起に設けられ、前記ハウジングに対して接触しつつ摺動する摺動突起と、を有することを特徴とする。
【0016】
このように、ハウジングを設けることで、掛止部材をハウジングに案内させて移動させることができるので、掛止部材の移動がスムーズになる。特に、摺動突起がハウジングに対し接触しつつ摺動することで、掛止部材をガタつかなくすることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングと、前記掛止部材に設けられ、前記ハウジングに形成された凸条と係合して掛止部材を案内する案内溝と、を有することを特徴とする。
【0018】
このように、ハウジングを設けることで、掛止部材をハウジングに案内させて移動させることができるので、掛止部材の移動がスムーズになる。特に、掛止突起に設けられた案内溝をハウジングに形成された凸条と係合させることで、掛止部材をガタつかなくすることができる。
【0019】
請求項1〜請求項3に記載の発明において、掛止部材が使用位置と非使用位置との間を移動する際の具体的構成は特に限定されないが、例えば、請求項4に記載のように、前記掛止部材が、前記取付部材に対しスライドし前記使用位置と前記非使用位置との間を移動可能とされていてもよいし、さらに請求項5に記載のように、前記掛止部材が、前記取付部材に対し回動し前記使用位置と前記非使用位置との間を移動可能とされていてもよい。
【0020】
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のいずれかに1項に記載の発明において、前記取付部材に、前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングが一体成形されていることを特徴とする。
【0021】
ハウジングは取付部材と一体成形されているので、部品点数が増加することがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1〜図3には、本発明の第1実施形態のアシストグリップ12が部分的に示されている。また、図4には、このアシストグリップ12を備えた自動車の車室92内が示されている。アシストグリップ12は、図4から分かるように、例えば車両のフロントシートやリヤシートの着座者(又は乗員)が把持できるように、車体のルーフレール94等に取り付けられるが、取付部位はこれに限定されない。
【0023】
図4に示すように、アシストグリップ12は、1対の取付部材14、16を有している。取付部材14、16のそれぞれには取付部18が形成されている。取付部18に形成された取付孔(図示省略)に取付ボルト20を挿入し、さらにルーフレール94のパネルに螺合することで、取付部材14、16が車体に取り付けられる。
【0024】
取付部材14、16のそれぞれは、互いに対向する側が保持部22とされており、これら保持部22のそれぞれに、グリップ本体24の端部が保持されている。グリップ本体24は、例えば可撓性の樹脂等によって弧状に湾曲して形成されており、取付部材14、16に保持された状態で、中央部分が車体から浮き上がる。乗員は、この中央部分を把持できる。
【0025】
なお、取付部材14、16によってグリップ本体24を保持する具体的構成は特に限定されないが、例えば、グリップ本体24の端部近傍に形成された取付孔に前述の取付ボルト20を挿入したのち、取付部材14、16を車体に取り付けるようにすれば、グリップ本体24の保持と取付部材14、16の車体への取り付けとを同時に行うことができ、作業性に優れる。
【0026】
このように取付ボルト20によって取付部材14、16を取り付けると共にグリップ本体24を保持した状態で、カバー26によって覆われることで、取付ボルト20や、グリップ本体24の端部近傍等が外部から見えなくなり、見栄えが向上する。
【0027】
取付部材14、16の少なくとも一方(本実施形態では取付部材14としているが、取り付け部材14、16の双方でもよい)には、車体への取付状態で車体側(車室内と反対側)へと突出する収容ハウジング28が形成されている。図3からも分かるように、収容ハウジング28は、車室内に向かって開口されると共にその反対側は部分的に閉塞された筒状に形成されており、内部にフック部材30が矢印A方向及びその反対方向にスライド可能に収容されている。
【0028】
フック部材30は、収容ハウジング28内に入り込んだ状態で、その端面30Sが取付部材14の外面14Sと略面一になり(図1及び図5参照)、後述する使用状態では外面14Sから十分に突出する(図2及び図6参照)ように、収容ハウジング28との関係において所定の長さに形成されている。
【0029】
図3、図5及び図6に示すように、フック部材30の側面からは案内ピン32が突設されており、この案内ピン32が収容ハウジング28に内面に形成された案内溝34内を移動することで、フック部材30がガタつきなく、収容ハウジング28内をスライドすることが可能とされている。また、案内溝34によって案内ピン32の移動範囲が制限されるので、フック部材30のスライド範囲も制限され、不用意にフック部材30が収容ハウジング28から抜け落ちないようになっている。
【0030】
フック部材30と収容ハウジング28との間には圧縮コイルばね36が配設されており、この圧縮コイルばね36によって、フック部材30は車室内に向かって(矢印A方向に)付勢されている。
【0031】
さらに、フック部材30の上面からは摺動突起38が突設されている。この摺動突起38が収容ハウジング28の天面に接触することで、フック部材30が上下方向にもガタつきなく、収容ハウジング28内をスライドする。また、フック部材30の下面には案内溝39が形成され、収容ハウジング28の底面に形成された凸条37と係合している。これによっても、フック部材30が上下方向にもガタつきなく、収容ハウジング28内をスライドする。
【0032】
フック部材30の先端近傍(車室内側の端部近傍)には、鉤状の掛止片40が形成されている。図2及び図4に示すように、この掛止片40に、ハンガー42等の被掛止部材を掛止させることができる。
【0033】
収容ハウジング28の内部にはカムピン48が突設されており、フック部材30にはカムピン48に対応したハートカム46が形成されている。カムピン48とハートカム46とで、本発明の固定手段であるカム機構44が構成されている。カムピン48は、収容ハウジング28内に取り付けられた板ばね50によって、その先端側がハートカム46に噛み合うように付勢されている。
【0034】
図7(A)〜(F)に詳細に示すように、ハートカム46は、フック部材30の上面を略ハート状に切欠いて成形されており、この切欠部分に沿ってカムピン48が移動する移動路が構成されている(カムピン48の移動軌跡を図7(B)〜(F)において一点鎖線Tで示す)。フック部材30の使用状態では、図2及び図6に示すように、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材30の先端側が取付部材14の外面から突出しており、このとき、カムピン48はハートカム46に対し相対的に図7(A)に示す位置(符号48(A)参照)にある。ここで、乗員がフック部材30を収容ハウジング28内に向かって(図2及び図6において矢印Aと反対方向に)押圧すると、圧縮コイルばね36の付勢力に抗してフック部材30が移動し、ハートカム46も収容ハウジング28の奥へと移動する。
【0035】
そして、図7(B)に示すようにハートカム46の第1傾斜面46Bがカムピン48に接触する(符号48B参照)が、さらにフック部材30が押圧されると、カムピン48は第1傾斜面46Bによって押され、横方向(図7では上方向)へ移動する。さらにハートカム46が移動すると、カムピン48は第1傾斜面46Bから離れ、ハートカム46は図7(C)に示すように、第1突当部46Cに至る(符号48C参照)。この状態ではフック部材30の移動(収容ハウジング28内へ向かう移動)が制限される。
【0036】
ここで、フック部材30に対する押圧力を解除すると、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材30が収容ハウジング28から突出する方向(矢印A方向)へとわずかに移動する。このとき、カムピン48に対してハートカム46も矢印A方向に移動するので、ハートカム46の第2傾斜面46Cがカムピン48に当たってカムピン48は横方向へと移動し、図7(D)に示すように係合部46Dに至る(符号48D参照)。係合部46Dでは、カムピン48とハートカム46との横方向(矢印Aと直交する方向)への相対的な移動が制限されているので、圧縮コイルばね36の付勢力でカムピン48と係合部48Dとが互いに押しつけられ、フック部材30がこの位置で固定される。このとき、フック部材30は非使用状態となっており、図1及び図5に示すように、その先端30Sが取付部材14の外面14Sと略面一になっている。
【0037】
非使用状態のフック部材30を再度、収容ハウジング28内に向かって押圧すると、圧縮コイルばね36の付勢力に抗してフック部材30が移動し、ハートカム46も収容ハウジング28の奥へと再度移動する。ハートカム46第3傾斜面46Eがカムピン48を押圧するので、カムピン48は第3傾斜面46Eに沿って横方向へ移動する。図7(E)で示すように、カムピン48が第2突当部46Fに至ると(符号48E参照)、フック部材30はそれ以上は収容ハウジング28に向かって移動しなくなる。ここで、フック部材30に対する押圧力を解除すると、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材30が収容ハウジング28から突出する方向(矢印A方向)へと移動する。そして、移動路に沿ってカムピン48が相対的に移動して符号48Eで示す位置に至り、さらに、図7(A)に示す位置(符号48A参照)に至る。ここで、フック部材30の移動は、案内ピン32が案内溝34の端部に当たって制限される。この状態では、フック部材30の先端近傍が取付部材14の外面14Sから突出して使用状態となっており、フック部材30の掛止片40に、ハンガー42等の被掛止部材を掛けることができるようになる。
【0038】
次に、本実施形態のアシストグリップ12の作用を説明する。
【0039】
図1及び図5に示すように、フック部材30は、非使用状態では収容ハウジング28内に入り込んでおり、フック部材30の端面30Sが取付部材14の外面14Sと略面一になっている。このため、フック部材30が邪魔にならず、不用意に物が引っかかることもない。また、車室92内の見栄えも良好となる。このとき、カムピン48は図7(D)において符号48Dで示す位置にあり、フック部材30は不用意に車室内に突出することがないように、非使用位置で固定されている。このため、例えば車両の振動等を受けた場合でも、フック部材30ががたついたり、異音は発生したりすることもない。
【0040】
フック部材30を使用するときには、乗員がフック部材30を収容ハウジング28の奥へ向かう方向へ押圧する。図7(E)に符号48Dで示すようにカムピン48が第2突当部48Fに至って固定解除されるので、この状態でフック部材30の押圧力を解消すると、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材30が矢印A方向へと移動する。そして、案内ピン32が案内溝34の端部に当たってこの移動が制限される。このとき、図2及び図6に示すように、フック部材30は使用状態となっており、その先端近傍(掛止片40)が取付部材14の外面14Sから突出しているので、掛止片40にハンガー等の被掛止部材を掛けることができる。フック部材30を非使用状態から使用状態にするには、単に押圧するだけでよく、しかも従来のような摩擦抵抗も作用しないので、操作性に優れる。
【0041】
フック部材30を非使用状態にするときには、乗員がフック部材30を収容ハウジング28の奥へ向かう方向へ押圧する。これにより、図7(A)〜(C)へと順に示すように、カムピン48がハートカム46に対して相対的に移動し、第1突当部46Bに至る。この状態でフック部材30の押圧を解除すると、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材30が矢印A方向へと移動し、図7(D)に符号48Cで示すように係合部46Dに至るので、フック部材30がこの非使用位置で固定される。また、フック部材30の先端は取付部材14の外面14Sと略面一になる。フック部材30を非使用状態とするときも単に押圧するたけでよく、従来のような摩擦抵抗も作用しないので、操作性に優れる。
【0042】
特に、本実施形態ではハートカム46を備えたカム機構44を採用することで、上記説明からも明らかなように、いわゆるプッシュ・プッシュによってフック部材30を使用位置と非使用位置との間で移動させることが可能になる。このため、特に操作性に優れることとなり、好ましい。
【0043】
図8〜図10には、本発明の第1実施形態の変形例であるアシストグリップ52が示されている。このアシストグリップ52では、案内溝34が車室92(図4参照、図8〜図10では左側)に向かって延長されて延長部34Eが構成されている。延長部34Eは上方に傾斜しており、案内ピン32が延長部34Eに達すると、斜め上方へ案内されるようになっている。フック部材30は、図8に示す非使用位置から矢印A方向へと移動し、図9に示すようにその先端側が取付部材14の外面14Sから突出するが、さらに、案内ピン32が延長部34Eに沿って上方で移動するとフック部材30が回動し、その先端側が下方に上方に向かってわずかに傾斜するようになっている。これにより、ハンガー42等の被掛止部材を掛止部40に掛け易くなる。なお、フック部材30の回動は、フック部材30自体の自重によるものであってもよいし、掛止されたハンガー42の重さによるものであってもよい、さらに、乗員が指等を掛けて積極的に回動させてもよい。
【0044】
図11及び図12には、本発明の第2実施形態のアシストグリップ112が示されている。第2実施形態のアシストグリップ112の全体的構成や車体への取付構造は第1実施形態のアシストグリップ12と同一とされている。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して説明を省略する。
【0045】
第2実施形態のアシストグリップ112では、取付部材14の収容ハウジング114が円筒状に形成されており、これに対応してフック部材116も、略円柱状(又は円筒状)に形成されている。従って、フック部材116は収容ハウジング114内を矢印A方向及びその反対方向にスライドすると共に、中心線C回りに回転可能となっている。
【0046】
フック部材116と収容ハウジング114との間には、圧縮コイルばね36(図11及び図12では図示省略、図3、図5及び図6参照)が配設されており、第1実施形態のアシストグリップ12と同様、フック部材116を矢印A方向に付勢している。
【0047】
また、第1実施形態と比較して、掛止部118の両側部分は切り欠けられており、掛止部118と、収容ハウジング114の内面との間に、略半円状の間隙120が構成されている。図11から分かるように、フック部材116が収容ハウジング114内に入り込んでいても、この間隙120に指などを入れることで、フック部材116を容易にスライドあるいは回動させることができる。
【0048】
収容ハウジング114には、その側壁を貫通するカム溝122が形成されている。一方、フック部材116からは、カム溝122内に入り込むカムピン124が突設されている。カム溝122は、フック部材30の軸方向(中心線Cと平行な方向)に沿って形成されたスライド部126と、このスライド部126の後端126B側において、スライド部126から連続して且つフック部材116の周方向に沿って形成された回動部128、及び、回動部128から連続して、且つスライド部126と同方向に形成された係合部130と、で構成されている。係合部130の長さは、スライド部126よりも短くされている。
【0049】
カムピン124がスライド部126内にあるときには、フック部材116を収容ハウジング114内でスライドさせることができる。そして、図12に示すように、カムピン124がスライド部126の先端126Aに至った状態で、フック部材116は使用位置となり、掛止片118が取付部材14の外面14Sから突出する。このとき、掛止片118の回転姿勢は、掛止片118にハンガー42(図2及び図4参照)等の被掛止部材を掛けることができるように、上方に立っている。また、フック部材116は圧縮コイルばね36の付勢力を受けているので、カムピン124がスライド部126の先端126Aに押しつけられ、フック部材116が使用位置で固定される。
【0050】
圧縮コイルばね36の付勢力に抗してフック部材116を押圧し、収容ハウジング114内へ押し入れると、カムピン124がスライド部126の後端126Bに至る。この状態では、フック部材116は収容ハウジング114内に完全に入り込んでおり、フック部材116が取付部材14の外面14Sから突出していない。
【0051】
カムピン124がスライド部126の後端126Bにあるときには、フック部材116を回動させることができる。回動により、カムピン124は回動部128内を移動し、係合部130の後端130Bに至る。この状態では、カムピン124が係合部130内を先端130A側へ移動することで、フック部材116もわずかに矢印A方向へ移動する。従って、フック部材116の押圧を解消すると、圧縮コイルばね36の付勢力を受けてフック部材116が矢印A方向に移動し、この移動はカムピン124が係合部130の先端130Aに至って阻止される。このとき、フック部材116の端面116Sが取付部材14の外面と面一になり、フック部材116は非使用位置となっている。非使用位置では、圧縮コイルばね36の付勢力でカムピン124が係合部130の先端130Aに押しつけられて係合されるので、フック部材116は非使用位置で固定される。
【0052】
このように、第2実施形態のアシストグリップ112においても、フック部材116を使用位置と非使用位置との間で移動させるときは、スライド及び回動させるたけでよいので、操作性に優れる。また、非使用位置では、フック部材116が取付部材14から突出しないので邪魔にならず、見栄えも優れる。さらに、フック部材116が非使用位置では固定されるので、がたついたり、異音が発生したりすることもない。
【0053】
図13〜図15には、本発明の第3実施形態のアシストグリップ212が示されている。第3実施形態のアシストグリップ212の全体的構成や車体への取付構造は第1実施形態のアシストグリップ12と同一とされている。第3実施形態においても、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して説明を省略する。
【0054】
第3実施形態のアシストグリップ212では、収容ハウジング214が有底の四角筒状に形成されている。
【0055】
また、フック部材216の上部に掛止部218が形成され、下部にブロック部220が形成されている。ブロック部220からは、車両前後方向と略同方向となるように一対の支軸222が突設され、収容ハウジング214の軸孔224に挿入されている。従って、フック部材216は、支軸222を中心として、図14に示すように端面216Sが取付部材14の外面14Sと略面一になった状態と、図15に示すように、フック部材216の上部が取付部材14の外面14Sから突出した状態と、の間を回動可能とされている。
【0056】
ブロック部220は、図14及び図15から分かるように、支軸222を中心とした略半円柱状に形成され、その周面に第1実施形態と同様のハートカム46が形成されている。また、収容ハウジング214からは、このハートカム46に対応したカムピン48が突設されている。
【0057】
支軸222には、捩りコイルばね226が配設されており、フック部材216を取付部材14から突出する方向(矢印C方向)へと付勢している。
【0058】
このような構成とされた第3実施形態のアシストグリップ212では、図15に示すように、フック部材216が非使用位置にあるときには、その端面216Sが取付部材14の外面14Sと略面一になっている、フック部材216は取付部材14から突出しないので、邪魔にならず、見栄えも優れる。また、この状態では、第1実施形態と同様、ハートカム46の係合部46Dにカムピン48が位置しているので(図7(D)参照)、フック部材216が非使用位置で固定され、がたついたり、異音が発生したりすることはない。
【0059】
フック部材216を使用するには、捩りコイルばね226の付勢力に抗してフック部材216の上部を押すと、ハートカム46とカムピン48との係合が解除されるので、捩りコイルばね226の付勢力によってフック部材216が回動し、図14に示すように使用位置となる。この状態では、フック部材216の上部、すなわち掛止部218が取付部材14から突出しているので、この掛止部218にハンガー42などの被掛止部材をかけることができる。
【0060】
フック部材216を使用しないときは、捩りコイルばね226の付勢力に抗してフック部材216の上部(取付部材14から突出している突出端の近傍部分)を押して、矢印Cと反対方向へ回動させる。図15に示すように非使用位置となると、ハートカム46の係合部46Dにカムピン48が係合し(図7(D)参照)参照)、フック部材216が固定される。
【0061】
このように、第3実施形態のアシストグリップ212においても、フック部材216を使用状態と非使用状態との間で移動させるときは、回動させるたけでよいので、操作性に優れる。また、非使用状態では、フック部材216が取付部材14から突出しないので邪魔にならず、見栄えも優れる。さらに、フック部材216は非使用状態では固定されるので、がたついたり、異音が発生したりすることもない。
【0062】
なお、上記説明では、取付部材14と収容ハウジング28、114、214とが一体成形された構成のものを例に挙げて説明したが、これらは必ずしも一体成形されている必要はなく、例えばそれぞれを別体で成形し、後工程で一体化してもよい。本発明の各実施形態のように一体成形すると、全体のとしての強度が増すと共に、1本の取付ボルト20によって確実に車体に取付できるようになるので、好ましい。
【0063】
また、本発明では、フック部材30、116、216を取付部材14に設けることで、実質的にフック部材30、116、216が一体化されたアシストグリップ12、52、112、212が構成されている。すなわち、部品点数を増加させることなく、自動車の車室内にアシストグリップとフックとを設けることが可能になっている。
【0064】
本発明の掛止部材としても、要するに被掛止部材が掛止されるようになっていれば、上記したフック部材30、116、216に限定されない。例えば、ハンガーの上部(鉤状に湾曲した部分)が先端から挿入されて掛止される挿入孔あるいは挿入凹部が形成されているような構造でもよい。
【0065】
本発明の固定手段としては、要するにフック部材30、116、216を使用位置で取付部材14に対して固定できるようになっていればよい。従って、例えば第1実施形態のアシストグリップ12において、ハートカム46が収容ハウジング28に形成され、カムピン48がフック部材30から突設されているような構成であってもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、非使用時には邪魔にならず見栄えが良好で、操作性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置にある状態で部分的に示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が使用位置にある状態で部分的に示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態のアシストグリップを部分的に示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態のアシストグリップが取り付けられた自動車の車室内概略的に示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図7】(A)〜(F)は本発明の第1実施形態のアシストグリップに備えられた駆る機構の動作を説明する説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態の変形例のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態の変形例のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置と使用位置の中間にある状態で部分的に示す断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図11】本発明の第3実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置にある状態で部分的に示す斜視図である。
【図12】本発明の第3実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が使用位置にある状態で部分的に示す斜視図である。
【図13】本発明の第4実施形態のアシストグリップを部分的に示す分解斜視図である。
【図14】本発明の第4実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が非使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図15】本発明の第4実施形態のアシストグリップにおいてフック部材が使用位置にある状態で部分的に示す断面図である。
【図16】従来のアシストグリップを部分的に示す斜視図である。
【図17】従来のアシストグリップを部分的に示す斜視図であり、(A)はフック部を使用しない状態、(B)はフック部を使用する状態である。
【符号の説明】
12 アシストグリップ
14 取付部材
16 取付部材
24 グリップ本体
28 収容ハウジング(ハウジング)
30 フック部材(掛止部材)
40 掛止部
44 カム機構(固定手段)
46 ハートカム
48 カムピン
112 アシストグリップ
114 収容ハウジング(ハウジング)
116 フック部材(掛止部材)
118 掛止部
212 アシストグリップ
214 収容ハウジング(ハウジング)

Claims (6)

  1. 乗員が把持するためのグリップ本体を保持すると共に車体に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に対し、この取付部材から突出した使用位置と取付部材に向かって後退した非使用位置との間を移動可能に取り付けられ、使用位置において被掛止部材が掛止可能とされた掛止部材と、
    前記掛止部材を前記非使用位置で前記取付部材に対して固定する固定手段と、
    を有し、
    前記固定手段が、前記掛止部材の前記非使用位置方向への移動により前記取付部材に対する掛止部材の固定及び固定解除が可能とされていることを特徴とするアシストグリップ。
  2. 前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングと、
    前記掛止突起に設けられ、前記ハウジングに対して接触しつつ摺動する摺動突起と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のアシストグリップ。
  3. 前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングと、
    前記掛止部材に設けられ、前記ハウジングに形成された凸条と係合して掛止部材を案内する案内溝と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアシストグリップ。
  4. 前記掛止部材が、前記取付部材に対しスライドし前記使用位置と前記非使用位置との間を移動可能とされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアシストグリップ。
  5. 前記掛止部材が、前記取付部材に対し回動し前記使用位置と前記非使用位置との間を移動可能とされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアシストグリップ。
  6. 前記取付部材に、前記掛止部材を移動可能に収容するハウジングが一体成形されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアシストグリップ。
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