JP4509215B2 - ナビゲーション装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、駆動源の停止状態が検出されたときに動作中の機能部の動作を続けさせるナビゲーション装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したナビゲーション装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、車両がアイドルを停止させるアイドリングストップをおこなうべき地点を、アイドリングストップ推奨地点として利用者に報知するナビゲーション装置が提案されている。これらのナビゲーション装置においては、自装置に接続されたカメラによって、車両が信号を通過する前の前方位置で、信号を撮像して信号画像を生成する。また、画像を解析処理して、撮像時に点灯していた信号を識別する信号識別情報を生成し、この信号識別情報を、信号位置情報、撮像日時情報とともに信号情報として格納する。そして、蓄積された信号情報に基づいて、信号に関する案内情報をユーザに提供する(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−41964号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、アイドリングストップ推奨地点を報知することはできるが、報知された地点でアイドリングストップがおこなわれると、車両に搭載されたナビゲーション装置の電源がオフになる。したがって、たとえば、ナビゲーション装置の備える機能(楽曲再生機能、ナビゲーション機能など)をおこなっているときに、アイドリングストップがおこなわれると、この機能を中断してしまうといった問題が一例として挙げられる。また、たとえば、アイドリングストップによって車両のエンジンが停止した状態で、ACC(アクセサリー)電源をオンにして、ナビゲーション装置を動作させる場合、バッテリーが切れてしまうといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるナビゲーション装置は、複数の機能部を制御するナビゲーション装置において、移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出手段と、前記移動体の移動状態に関する情報を取得する取得手段と、前記駆動源の停止状態が検出されたときに、当該停止状態が検出される前に前記取得手段によって前記移動体の後方へ移動する移動状態に関する情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断手段と、前記移動判断手段によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断手段と、前記機能判断手段によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかるナビゲーション装置は、複数の機能部を制御するナビゲーション装置において、移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出手段と、自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報を取得する取得手段と、前記駆動源の停止状態が検出されたときに、前記取得手段によって前記電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断手段と、前記移動判断手段によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断手段と、前記機能判断手段によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる制御方法は、複数の機能部を制御するナビゲーション装置における制御方法において、移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出工程と、前記移動体の移動状態に関する情報を取得する取得工程と、前記駆動源の停止状態が検出されたときに、当該停止状態が検出される前に前記取得工程によって前記移動体の後方へ移動する移動状態に関する情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断工程と、前記移動判断工程によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断工程と、前記機能判断工程によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる制御方法は、複数の機能部を制御するナビゲーション装置における制御方法において、移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出工程と、自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報を取得する取得工程と、前記駆動源の停止状態が検出されたときに、前記取得工程によって前記電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断工程と、前記移動判断工程によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断工程と、前記機能判断工程によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる制御プログラムは、請求項3または4に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる記録媒体は、請求項5に記載の制御プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかるナビゲーション装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるナビゲーション装置の制御処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の備える各機能をおこなう処理部について示した説明図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のスリープモード処理の内容について示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるナビゲーション装置、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(ナビゲーション装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるナビゲーション装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるナビゲーション装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、ナビゲーション装置100は、機能部101と、停止検出部102と、電源検出部103と、取得部104と、移動判断部105と、機能判断部106と、制御部107と、経過時間検出部108と、報知部109と、電源制御部110と、を備えている。機能部101は、ナビゲーション装置100の備えるそれぞれの機能を1つまたは複数の機能部101によっておこなう。機能部101は、具体的には、CD/MD再生機能、DVD再生機能、MSV(ミュージックサーバ)再生機能、テレビ放送/ラジオ放送出力機能、電話機のハンズフリー機能、ナビゲーション機能などをおこなう。MSVは、図示しない記録部などに記録された楽曲情報群である。
機能部101は、具体的には、地図情報および画像情報を表示する表示画面や、音声情報を増幅させる音声増幅部などである。ここで、地図情報、画像情報および音声情報は、図示しない記憶部に記憶されていてもよい。地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワークデータと、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像データとを含んでいる。地図情報は、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。
停止検出部102は、移動体の駆動源の停止状態を検出する。移動体の駆動源は、具体的には、エンジンである。停止検出部102は、たとえば、イグニッションスイッチがオフ状態の場合に、移動体の駆動源の停止状態を検出する。この場合、常時電源はON状態でもよい。常時電源は、移動体の駆動源が停止状態であっても、ナビゲーション装置100などの、移動体に搭載された機器に電力を供給する電源である。また、停止検出部102は、移動体のアクセサリー電源(ACC電源)がオン状態のときに、移動体の駆動源が停止している場合、この移動体の駆動源の停止状態を検出してもよい。
電源検出部103は、移動体のアクセサリー電源のオフ状態を検出する。具体的には、たとえば、イグニッションキーがアクセサリー電源オフの位置にある場合、移動体のアクセサリー電源のオフ状態を検出する。また、図示しない電圧センサや検波器などから検出される出力値によって、移動体のアクセサリー電源のオフ状態を検出してもよい。
取得部104は、移動体に関する情報を取得する。移動体に関する情報は、たとえば、移動体の現在地点の位置情報、移動体の方向指示灯の点灯状態に関する情報、移動体の移動状態に関する情報、自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報などである。移動体の現在地点の位置情報は、たとえば、GPS衛星からのGPS信号に加えて、移動体の挙動を検出する加速度センサや車速センサからの出力値に応じて取得される情報である。
移動体の方向指示灯の点灯状態に関する情報は、たとえば、ハザードランプが点灯されたか否かの情報である。移動体の移動状態に関する情報は、移動体がどの方向に移動したか否かの情報である。自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報は、利用者がナビゲーション装置100に接続された電話機をハンズフリー機能によって使用中か否かの情報である。ハンズフリー機能は、通話として使用する以外に、電話機を介してデータ通信をおこなう機能が備えられていてもよい。また、取得部104は、移動体の搭乗扉の開閉動作に関する情報を取得してもよい。移動体の搭乗扉の開閉動作に関する情報は、たとえば、移動体の搭乗扉が開いたか否かの情報である。
移動判断部105は、取得部104によって取得された移動体に関する情報に基づいて、移動体が移動を待機している移動待機状態か否かを判断する。移動待機状態は、たとえば、移動体が一時停止をしている状態である。移動判断部105は、停止検出部102によって移動体の駆動源の停止状態が検出された場合、取得部104によって取得された移動体に関する情報に基づいて、移動体が停止中にアイドルをせず一時停止するアイドリングストップをおこなっているか否かを判断することができる。
移動判断部105は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって取得された移動体の現在地点が所定の地点の場合に、移動体が移動待機状態であると判断する。所定の地点は、たとえば、アイドリングストップ推奨地点である。アイドリングストップ推奨地点は、具体的には、信号機の近傍や踏切の近傍、目的地点の近傍ではない駐車場など、移動体が一時停止をする可能性のある地点である。また、移動判断部105は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって取得された移動体の現在地点が目的地点の近傍の場合、移動待機状態ではないと判断する。換言すれば、移動体が目的地点の近傍で停止した場合、一時停止ではなく、目的地点に到着したと判断する。
移動判断部105は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって移動体が停止中であることを示す方向指示灯の点灯が取得された場合に、移動体が移動待機状態であると判断する。移動体が停止中であることを示す方向指示灯は、ハザードランプなどである。移動判断部105は、利用者がハザードランプを点灯させることで移動体の一時停止をおこなう意思表示を示したと判断する。
移動判断部105は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出される前に、取得部104によって移動体の後方へ移動する移動状態が取得された場合に、移動体が移動待機状態であると判断する。具体的には、たとえば、利用者が目的地点の近傍以外で移動体を後方へ移動させた場合、目的地点に到着していないため、移動体を一時停止させたと判断する。
移動判断部105は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合、移動体が移動待機状態であると判断する。したがって、移動判断部105は、利用者が携帯電話などによって通話するために、移動体を一時停止させたと判断する。
機能判断部106は、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、複数の機能部101のうち動作中の機能部101があるか否かを判断する。機能判断部106は、アクセサリー電源のオン状態、オフ状態に関わらず、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、複数の機能部101のうち動作中の機能部101があるか否かを判断する。
機能判断部106は、具体的には、CD/MD再生機能、DVD再生機能、MSV(ミュージックサーバ)再生機能、テレビ放送/ラジオ放送出力機能、携帯電話のハンズフリー機能、ナビゲーション機能などのうち、どの機能をおこなっているか判断する。さらに、この機能をおこなうために用いる機能部101を特定してもよい。
また、機能判断部106は、電源検出部103によって移動体のアクセサリー電源のオフ状態が検出されたときに、動作中の機能部101があるか否かを判断する。さらに、機能判断部106は、移動判断部105によって移動待機状態であると判断された場合、複数の機能部101のうち動作中の機能部101があるか否かを判断する。具体的には、移動体がアイドリングストップ状態であると判断された場合に、動作中の機能部101があるか否かを判断する。
制御部107は、機能判断部106によって動作中であると判断された機能部101を制御して、この機能部101の動作を続けさせる。制御部107は、たとえば、駆動源の停止状態が検出された場合、アクセサリー電源のオフ状態が検出された場合、移動待機状態であると判断された場合など、ナビゲーション装置100の電源を停止せず、ナビゲーション装置100の備える機能部101を制御して、省電力によるスリープモードをおこなう。これによって、利用者は、アイドリングストップをおこなった場合に、動作中であった機能部101を、引き続き動作させることができる。したがって、再生中の楽曲や、表示中のナビゲーション画面を、アイドリングストップをおこなっている間も、再生または表示させることができる。
また、制御部107は、機能判断部106によって音声情報が出力中であると判断された場合、音声出力に関する機能部101を制御して、音声情報の出力を続けさせる。具体的には、たとえば、アイドリングストップ前にCD/MD再生機能がおこなわれていた場合、CD/MDを再生するために用いる機能部101を制御して、アイドリングストップ後もCD/MDの再生を続けさせる。この場合、表示画面など、CD/MDを再生するために用いない機能部101の電源をオフにする。
また、制御部107は、機能判断部106によってナビゲーション画面が出力中であると判断された場合、ナビゲーション処理に関する機能部101を制御して、ナビゲーション画面の出力を続けさせる。具体的には、たとえば、アイドリングストップ後もナビゲーション機能をおこなうために用いる機能部101を制御して、ナビゲーション画面の出力を続けさせる。この場合、音声増幅器など、ナビゲーションをおこなうために用いない機能部101の電源をオフにする。
また、移動待機状態の場合は、駆動源が停止中のため駆動源の動作音がしない。したがって、制御部107は、機能部101を制御して、出力される音量を小さく設定させてもよい。具体的には、移動中の騒音値と、移動待機状態中の騒音値と、を測定し比較する。そして、これら騒音値の差分の値だけ音量を小さく設定させる。また、制御部107は、機能部101を制御して、出力される音量を移動体近傍の天気に応じた設定に変更させてもよい。具体的には、気象情報と連動させることで、雨天の場合、晴天のときよりも音量を大きく設定させる。また、それぞれの機能に応じて異なる大きさの音量を設定させてもよい。
経過時間検出部108は、制御部107によって制御を開始したときから、所定時間以上経過したか否かを検出する。所定時間は、たとえば、継続される機能によって異なっていてもよい。具体的には、テレビ放送出力機能の場合、番組表と連動させて、放送中の番組が終了するまでを所定時間とする。また、CD/MD再生機能、MSV再生機能の場合、再生中の楽曲が終了するまでを所定時間としてもよい。
報知部109は、経過時間検出部108によって所定時間以上経過したと検出された場合、利用者に所定時間以上経過した旨を報知する。具体的には、たとえば、「○○秒後に電源を切ります。」と、表示画面に表示したり、スピーカから出力したりする。
電源制御部110は、報知部109によって報知された後に、ナビゲーション装置100の電源をオフにする。また、電源制御部110は、取得部104によって移動体の搭乗扉の開扉動作に関する情報を取得された場合、ナビゲーション装置100の電源をオフにする。具体的には、電源制御部110は、移動体の扉が開かれた場合、利用者が移動体から降りたため、移動待機状態ではないと判断し、ナビゲーション装置100の電源をオフにする。
(ナビゲーション装置の制御処理手順)
つぎに、ナビゲーション装置100の制御処理手順について説明する。図2は、本実施の形態にかかるナビゲーション装置の制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、停止検出部102によって移動体の駆動源の停止状態を検出するまで待機して(ステップS201:Noのループ)、ステップS201において移動体の駆動源の停止状態を検出した場合(ステップS201:Yes)、電源検出部103によってアクセサリー電源のオフ状態を検出したか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202においてアクセサリー電源のオフ状態を検出するまで待機して(ステップS202:Noのループ)、アクセサリー電源のオフ状態を検出した場合(ステップS202:Yes)、取得部104によって移動体に関する情報を取得する(ステップS203)。ステップS203において取得された移動体に関する情報に基づいて、移動判断部105によって移動体が移動待機状態か否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204において移動体が移動待機状態であると判断された場合(ステップS204:Yes)、機能判断部106によって動作中の機能部101があるか否かを判断する(ステップS205)。ステップS205において動作中の機能部101があると判断された場合(ステップS205:Yes)、制御部107によって、ステップS205において動作中であると判断された機能部101を制御して、この機能部101の動作を続けさせる(ステップS206)。
つぎに、経過時間検出部108によって、ステップS206において制御を開始したときから、所定時間以上経ったと検出されるまで待機して(ステップS207:Noのループ)、所定時間以上経ったと検出された場合(ステップS207:Yes)、報知部109によって、所定時間以上経った旨を利用者に報知する(ステップS208)。そして、電源制御部110によってナビゲーション装置100の電源をオフ(OFF)にして(ステップS209)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS204において移動体が移動待機状態ではないと判断された場合(ステップS204:No)、ステップS205において動作中の機能部101がないと判断された場合(ステップS205:No)、ステップS209に進み、ナビゲーション装置100の電源をオフにする。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS202においてアクセサリー電源のオフ状態を検出したか否かを判断したが、これに限るものではない。たとえば、ステップS202を省いてもよい。具体的には、アクセサリー電源のオン/オフ状態に関わらず、ステップS203に進み、移動体に関する情報を取得してよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS207:Yesにおいて所定時間以上経ったと検出された場合、ステップS208に進む構成としているが、これに限るものではない。たとえば、所定時間以上経つ前に、取得部104によって移動体の搭乗扉の開扉動作に関する情報を取得した場合、ステップS209に進み、ナビゲーション装置100の電源をオフにしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS205:Noにおいて動作中の機能部101がない場合、ステップS209に進む構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS205:Noにおいて動作中の機能部101がない場合でも、ステップS206へ進み、利用者の所望する機能に関する機能部101の動作を続けさせる構成でもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS207において所定時間以上経ったか否かを判断しているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ナビゲーション装置100が搭載された移動体のバッテリーの電圧が所定値より低くなったか否かを判断して、バッテリーの電圧が所定値より低くなった場合、ステップS208に進む構成でもよい。
上述したように、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、機能判断部106によって複数の機能部101のうち動作中の機能部101があるか否かを判断し、動作中であると判断された機能部101を制御部107によって制御して、この機能部101の動作を続けさせることができる。したがって、車両のエンジンが停止されたときに、ナビゲーション装置100の備える楽曲再生機能やナビゲーション機能をおこなっていても、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずに車両のエンジンを停止することができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、電源検出部103によって移動体のアクセサリー電源のオフ状態が検出されたときに、機能判断部106によって動作中の機能部101があるか否かを判断することができる。したがって、ナビゲーション装置100以外の装置の電源がオフになった場合も、ナビゲーション装置100が自装置の備える機能をおこなっている場合、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずにアクセサリー電源をオフにすることができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、取得部104によって取得された移動体に関する情報に基づいて、移動判断部105によって移動待機状態であると判断された場合、機能判断部106によって複数の機能部101のうち動作中であると判断された機能部101を制御部107によって制御して、この機能部101の動作を続けさせることができる。したがって、車両によるアイドリングストップがおこなわれるときに、ナビゲーション装置100の備える楽曲再生機能やナビゲーション機能をおこなっていても、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずにアイドリングストップをおこなうことができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって取得された移動体の現在地点が所定の地点の場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両の停車した位置がアイドリングストップ推奨地点の場合、アイドリングストップをおこなっていると判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、信号待ちなどでアイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって移動体が停止中であることを示す方向指示灯の点灯が取得された場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両がハザードランプを点灯している場合、アイドリングストップをおこなっていると判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、目的地点の経路の途中にハザードランプを点灯して、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出される前に、取得部104によって移動体の後方へ移動する移動状態が取得された場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両が後方へ移動した場合、車両が駐車し、アイドリングストップをおこなったと判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、目的地点の経路の途中で駐車し、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両に搭乗した利用者が電話機によって通話中の場合、または、利用者が電話機を介してデータ通信をおこなっている場合、アイドリングストップをおこなったと判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、電話機で通話するために、または、電話機を介してデータ通信をおこなうために、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、機能判断部106によって音声情報が出力中であると判断された場合、制御部107によって音声出力に関する機能部101を制御して、音声情報の出力を続けることができる。したがって、車両のエンジンが停止されたときに再生されていた楽曲を、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、利用者は、楽曲を再生している途中でアイドリングストップをおこなっても、楽曲の最後まで聴くことができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、機能判断部106によってナビゲーション画面が出力中であると判断された場合、制御部107によってナビゲーション処理に関する機能部101を制御して、ナビゲーション画面の出力を続けることができる。したがって、車両のエンジンが停止された後にも、ナビゲーション画面を表示させることができる。これによって、利用者は、アイドリングストップによって停車している間に、経路の確認や経路操作をおこなうことができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、経過時間検出部108によって所定時間以上経ったと検出された場合、報知部109によって利用者に所定時間以上経った旨を報知する。そして、報知した後に、電源制御部110によって自装置の電源をオフにすることができる。したがって、車両に搭載されたバッテリーが切れる前に、ナビゲーション装置への電源供給を停止することができる。これによって、利用者は、車両のバッテリーが切れることを防ぐことができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、取得部104によって移動体の搭乗扉の開扉動作に関する情報を取得した場合、電源制御部110によって自装置の電源をオフにすることができる。したがって、車両の搭乗扉が開いた場合、アイドリングストップではないと判断して、電源をオフにすることができる。これによって、利用者は、アイドリングストップではない場合に、バッテリーの電力消費を抑え、バッテリーの電力を長持ちさせることができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明のナビゲーション装置100を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図情報や機能データが挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図情報以外の各種のデータである。地図情報や機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図情報は、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図情報および機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、楽曲情報がある。楽曲情報には、タイトル名称や著作者名などのメタデ−タ、著作権ナンバーなどのID(IDentifier)、識別ナンバーなどが含まれる。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。スピーカ310の数は、単数でも複数でもよい。また、各スピーカ310には、図示しないアンプがそれぞれ備えられていてもよい。この場合、音声I/F308によってアンプを制御して、各スピーカ310から音声情報を出力する。
また、ナビゲーション装置300の備えるそれぞれの機能に応じて、音声情報を出力するスピーカ310の数が異なっていてもよい。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。また、マイク309は、音声I/F308に接続された電話機などでもよい。この場合、利用者が電話機を保持しないハンズフリー機能によって通話可能であってもよい。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。また、文字、数値、各種指示などの入力は、マイク309に受音された音声を認識することで入力されてもよい。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313には、上述した地図情報が、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ313に表示された地図情報には、ナビゲーション装置300を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU301によって算出される。
ディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ313は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ313は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
また、通信I/F314には、テレビ/ラジオチューナーが接続されていてもよい。テレビ/ラジオチューナーは、図示しないアンテナに接続され、アナログ放送波もしくはデジタル放送波を受信する。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。また、各種センサ316は、電流計や電圧センサなどの、ナビゲーション装置300の各部に電源を供給するバッテリーに関する情報を出力する。バッテリーに関する情報は、たとえば、ACC(アクセサリー)電源に関する情報である。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ317によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317によって車両外部の状況を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317は、赤外線カメラ機能を有しており、赤外線カメラ機能を用いて撮影された映像情報に基づいて車両内部に存在する物体の表面温度の分布を相対的に比較することができる。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示したナビゲーション装置100が備える機能部101、停止検出部102、電源検出部103、取得部104、移動判断部105、機能判断部106、制御部107、経過時間検出部108、報知部109、電源制御部110は、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている制御プログラムを実行することにより、図1に示したナビゲーション装置100が備える機能を、図2に示した制御処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置の備える各機能をおこなう処理部)
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300の備える各機能をおこなう処理部について説明する。図4は、本実施例にかかるナビゲーション装置の備える各機能をおこなう処理部について示した説明図である。本実施例においては、ナビゲーション装置300は、ナビゲーション機能、楽曲再生機能、ハンズフリー機能を備えていることとする。ナビゲーション機能は、目的地点までの誘導経路をディスプレイ313に表示する機能である。楽曲再生機能は、たとえば、CD、MD、ミュージックサーバなどに記録された楽曲を再生する機能である。ハンズフリー機能は、たとえば、ナビゲーション装置300に接続された電話機を用いて、ハンズフリーの状態で通話する機能である。また、ハンズフリー機能は、電話機を用いた通話のほかに、電話機を介してデータ通信をするデータ通信機能を備えていてもよい。
図4においては、ナビゲーション装置300の備える機能401と、各機能401を処理するための処理部402を示している。また、本実施例においては、音声I/F308には、4つのスピーカ310が接続され、各スピーカ310には、それぞれアンプが備えられている。たとえば、4chアンプは、4つのアンプのことを示し、4chアンプの電源をONにすることで、4つのスピーカ310から音声情報を出力させることができる。また、たとえば、1chアンプは、1つのアンプのことを示し、1chアンプの電源をONにすることで1つのスピーカ310から音声情報を出力させることができる。したがって、たとえば、音声I/F308に4つのスピーカ310が接続されている場合も、1chアンプの電源をONにすることで、4つのスピーカ310のうちの1つのスピーカ310から音声情報を出力させる。
図4に示すように、ナビゲーション機能を処理する処理部402は、ディスプレイ313である。また、楽曲再生機能を処理する処理部402は、4chアンプである。また、ハンズフリー機能を処理する処理部402は、1chアンプである。ここで、ハンズフリー機能をおこなう場合、車両に備えられたステアリングスイッチによる通信切断処理はおこなえる構成でもよい。なお、ハンズフリー機能によって、データ通信をおこなう場合、アンプは使用しない構成でもよい。
なお、本実施例においては、ナビゲーション装置300は、ナビゲーション機能、楽曲再生機能、ハンズフリー機能を備えることとしているが、これに限るものではない。ナビゲーション装置300は、たとえば、DVD再生機能、テレビ放送出力機能、ラジオ放送出力機能などを備えていてもよい。
(ナビゲーション装置の処理の内容)
つぎに、図5を用いてナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図5は、本実施例にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、車両のエンジンが停止するまで待機して(ステップS501:Noのループ)、車両のエンジンが停止した場合(ステップS501:Yes)、車両のACC電源がOFFになるまで待機する(ステップS502:Noのループ)。
そして、ステップS502において車両のACC電源がOFFになった場合(ステップS504:Yes)、GPSユニット315および各種センサ316によって取得される車両の現在地点が目的地点の近傍か否かを判断する(ステップS503)。車両の現在地点が目的地点の近傍ではないと判断された場合(ステップS503:No)、車両の現在地点がアイドリングストップ推奨地点か否かを判断する(ステップS504)。ステップS504において車両の現在地点がアイドリングストップ推奨地点ではない場合(ステップS504:No)、車両の現在地点が駐車場か否かを判断する(ステップS505)。
ステップS505において車両の現在地点が駐車場ではない場合(ステップS505:No)、車両に備えられたハザードランプが点灯中か否かを判断する(ステップS506)。ステップS504において、アイドリングストップ推奨地点か否かの判断は、たとえば、カメラ317によって車両前方の状況を撮影し、撮影された映像に赤色灯を点灯した信号機が認識された場合、アイドリングストップ推奨地点であると判断する。
ステップS506においてハザードランプが点灯中ではない場合(ステップS506:No)、ステップS502:NoにおいてACC電源がOFFになる前に車両が後方へ移動したか否かを判断する(ステップS507)。ステップS507においてACC電源がOFFになる前に車両が後方へ移動していない場合(ステップS507:No)、車両に接続された電話機がハンズフリー動作中か否かを判断する(ステップS508)。
ここで、ステップS503において車両の現在地点が目的地点の近傍の場合(ステップS503:Yes)、ステップS508において電話機がハンズフリー動作中ではない場合(ステップS508:No)、車両がアイドリングストップをしていないと判断して、ナビゲーション装置300の電源をOFFにして(ステップS509)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS504において車両の現在地点がアイドリングストップ推奨地点の場合(ステップS504:Yes)、ステップS505において車両の現在地点が駐車場の場合(ステップS505:Yes)、車両がアイドリングストップをしていると判断して、ステップS510に進み、スリープモード処理をおこなう。スリープモード処理については、後述する図6において詳細に説明する。また、ステップS506においてハザードランプが点灯中の場合(ステップS506:Yes)、ステップS507においてACC電源がOFFになる前に車両が後方へ移動した場合(ステップS507:Yes)、車両がアイドリングストップをしていると判断して、ステップS510に進み、スリープモード処理をおこなう。さらに、ステップS508において電話機がハンズフリー動作中の場合(ステップS508:Yes)、車両がアイドリングストップをしていると判断して、ステップS510に進み、スリープモード処理をおこなう。
なお、図5のフローチャートにおいては、ステップS502においてACC電源がOFFになったか否かを判断しているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS502を省略し、ACC電源のON、OFFに関わらず、ステップS503に進む構成としてもよい。この場合、ステップS507においては、エンジンが停止する前に車両が後方へ移動したか否かを判断する。
また、図5のフローチャートにおいては、ステップS503:Yesにおいて目的地点の近傍の場合、ステップS509に進む構成としているが、これに限るものではない。たとえば、ステップS503を省略し、目的地点の近傍か否かに関わらず、ステップS504に進む構成でもよい。
(ナビゲーション装置のスリープモード処理の内容)
つぎに、図6を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置300のスリープモード処理の内容について説明する。図6は、本実施例にかかるナビゲーション装置のスリープモード処理の内容について示したフローチャートである。図6においては、まず、楽曲再生機能によって楽曲を再生中か否かを判断する(ステップS601)。ステップS601において楽曲を再生中の場合(ステップS601:Yes)、4chアンプの電源をONに設定する(ステップS602)。つぎに、ステップS601において再生中と判断された楽曲の音量を小さく設定する(ステップS603)。
ステップS603においては、図5のステップS501においてエンジンが停止中ではない場合と、エンジンが停止中の場合と、の騒音値を測定し、比較する。そして、これら騒音値の差分の値だけ音量を小さく設定してもよい。さらに、通信I/F314などによって取得される天気に関する情報や各種センサ316からの出力により、車両の現在地点に雨が降っているか否かを判断する(ステップS604)。ステップS604において雨が降っていないと判断された場合(ステップS604:No)、そのままステップS609へ進む。一方、ステップS604において雨が降っていると判断された場合(ステップS604:Yes)、ステップS603において小さく設定された音量を所定量大きく設定して(ステップS605)、ステップS609へ進む。また、音量の設定は、それぞれの機能ごとに異なる大きさで設定されてもよい。
ステップS601において楽曲の再生中ではない場合(ステップS601:No)、電話機のハンズフリー機能によって、ナビゲーション装置300に接続された電話機がハンズフリー動作中か否かを判断する(ステップS606)。ステップS606において電話機がハンズフリー動作中の場合(ステップS606:Yes)、1chアンプの電源をONに設定して(ステップS607)、ステップS609へ進む。なお、ステップS606において電話機がハンズフリー動作中の場合でも、ハンズフリー機能によってデータ通信がおこなわれているときは、ステップS607へは進まず、そのままステップS609に進む構成でもよい。また、データ通信をおこなう場合、CPU301、RAM303、磁気ディスクドライブ304および通信I/F314などをON状態にする。
ステップS606において電話機がハンズフリー動作中ではない場合(ステップS606:No)、音声情報の出力がないと判断し、アンプの電源をOFFにして(ステップS608)、ステップS609へ進む。ステップS609においては、ナビゲーション機能によってディスプレイ313にナビゲーション画面を表示中か否かを判断する(ステップS609)。ステップS609においてナビゲーション画面を表示中の場合(ステップS609:Yes)、ディスプレイ313の電源をONに設定して(ステップS610)、ステップS612へ進む。
また、ステップS609においてナビゲーション画面を表示中ではない場合(ステップS609:No)、ディスプレイ313の電源をOFFにして(ステップS611)、ステップS612へ進む。ステップS612においては、スリープモードであることを利用者に報知する(ステップS612)。ステップS612においては、たとえば、図示しないサブディスプレイに「スリープモード中」と表示したり、LED(Light Emitting Diode)を点灯したりすることで、利用者にスリープモード中であることを報知する。
つぎに、車両のドアが開かれたか否かを判断する(ステップS613)。ステップS613において車両のドアが開かれていない場合(ステップS613:No)、所定時間経ったか否かを判断する(ステップS614)。ステップS613において所定時間は、たとえば、あらかじめ利用者によって設定された時間でもよいし、たとえば、ステップS601において楽曲を再生中と判断された場合は、再生されている楽曲、もしくは再生されている楽曲再生リストが終了するまででもよい。また、所定時間は、ステップS606において電話機がハンズフリー動作中と判断された場合、ハンズフリー動作が終了するまででもよい。
ステップS614において所定時間経っていない場合(ステップS614:No)、ステップS613に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。また、所定時間経った場合(ステップS614:Yes)、ナビゲーション装置300の電源をOFFにして(ステップS615)、一連の処理を終了する。一方、ステップS613においてドアが開かれた場合(ステップS613:Yes)、車両がアイドリングストップ中ではないと判断し、ステップS615へ進み、ナビゲーション装置300の電源をOFFにしてもよい。
なお、図6のフローチャートにおいては、ステップS603において音量を小さくするとしているが、これに限るものではない。具体的には、音量を小さく設定しなくてもよい。また、たとえば、ステップS607において1chアンプの電源をONに設定した場合、音量を小さくする設定をおこなってもよい。
また、図6のフローチャートにおいては、ステップS608においてアンプの電源をOFFにして、さらに、ステップS611においてディスプレイ313の電源をOFFにした場合、ステップS615へ進み、ナビゲーション装置300の電源をOFFにしてもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置300によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、機能判断部106によって複数の機能部101のうち動作中の機能部101があるか否かを判断し、動作中であると判断された機能部101を制御部107によって制御して、この機能部101の動作を続けさせることができる。したがって、車両のエンジンが停止されたときに、ナビゲーション装置300の備える楽曲再生機能やナビゲーション機能をおこなっていても、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずに車両のエンジンを停止することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、電源検出部103によって移動体のアクセサリー電源のオフ状態が検出されたときに、機能判断部106によって動作中の機能部101があるか否かを判断することができる。したがって、ナビゲーション装置100以外の装置の電源がオフになった場合も、ナビゲーション装置300が自装置の備える機能をおこなっている場合、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずにアクセサリー電源をオフにすることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、取得部104によって取得された移動体に関する情報に基づいて、移動判断部105によって移動待機状態であると判断された場合、機能判断部106によって複数の機能部101のうち動作中であると判断された機能部101を制御部107によって制御して、この機能部101の動作を続けさせることができる。したがって、車両によるアイドリングストップがおこなわれるときに、ナビゲーション装置300の備える楽曲再生機能やナビゲーション機能をおこなっていても、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができるため、利用者は、ストレスを感じずにアイドリングストップをおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって取得された移動体の現在地点が所定の地点の場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両の停車した位置がアイドリングストップ推奨地点の場合、アイドリングストップをおこなっていると判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、信号待ちなどでアイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって移動体が停止中であることを示す方向指示灯の点灯が取得された場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両がハザードランプを点灯している場合、アイドリングストップをおこなっていると判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、目的地点の経路の途中にハザードランプを点灯して、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出される前に、取得部104によって移動体の後方へ移動する移動状態が取得された場合に、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両が後方へ移動した場合、車両が駐車し、アイドリングストップをおこなったと判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、目的地点の経路の途中で駐車し、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、停止検出部102によって駆動源の停止状態が検出されたときに、取得部104によって電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合、移動判断部105によって移動体が移動待機状態であると判断することができる。したがって、車両に搭乗した利用者が電話機によって通話中の場合、または、利用者が電話機を介してデータ通信をおこなっている場合、アイドリングストップをおこなったと判断し、動作中の機能を続けさせることができる。これによって、利用者は、たとえば、電話機で通話するために、または、電話機を介してデータ通信をおこなうために、アイドリングストップをおこなった場合、走行中と同等の音楽環境、ナビゲーション操作環境を維持させることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、機能判断部106によって音声情報が出力中であると判断された場合、制御部107によって音声出力に関する機能部101を制御して、音声情報の出力を続けることができる。したがって、車両のエンジンが停止されたときに再生されていた楽曲を、中断することなく、そのまま続けさせることができる。これによって、利用者は、楽曲を再生している途中でアイドリングストップをおこなっても、楽曲の最後まで聴くことができる。
また、本実施の形態のナビゲーション装置100によれば、機能判断部106によってナビゲーション画面が出力中であると判断された場合、制御部107によってナビゲーション処理に関する機能部101を制御して、ナビゲーション画面の出力を続けることができる。したがって、車両のエンジンが停止された後にも、ナビゲーション画面を表示させることができる。これによって、利用者は、アイドリングストップによって停車している間に、経路の確認や経路操作をおこなうことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、経過時間検出部108によって所定時間以上経ったと検出された場合、報知部109によって利用者に所定時間以上経った旨を報知する。そして、報知した後に、電源制御部110によって自装置の電源をオフにすることができる。したがって、車両に搭載されたバッテリーが切れる前に、ナビゲーション装置300への電源供給を停止することができる。これによって、利用者は、車両のバッテリーが切れることを防ぐことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300によれば、取得部104によって移動体の搭乗扉の開扉動作に関する情報を取得した場合、電源制御部110によって自装置の電源をオフにすることができる。したがって、車両の搭乗扉が開いた場合、アイドリングストップではないと判断して、電源をオフにすることができる。これによって、利用者は、アイドリングストップではない場合に、バッテリーの電力消費を抑え、バッテリーの電力を長持ちさせることができる。
以上説明したように、本発明のナビゲーション装置100、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体によれば、ナビゲーション装置300は、たとえば、自装置の備える機能を処理中(楽曲を再生中、電話機がハンズフリー中、もしくはナビゲーション画面を表示中)に、車両がアイドリングストップをおこなった場合、そのまま処理を続けることができる。これによって、利用者は、再生中の楽曲、電話機による通話、もしくは経路の確認を中断することなく、車両のエンジンを停止させることができるため、ストレスを感じることなくアイドリングストップをおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 ナビゲーション装置
101 機能部
102 停止検出部
103 電源検出部
104 取得部
105 移動判断部
106 機能判断部
107 制御部
108 経過時間検出部
109 報知部
110 電源制御部

Claims (6)

  1. 複数の機能部を制御するナビゲーション装置において、
    移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出手段と、
    前記移動体の移動状態に関する情報を取得する取得手段と、
    前記駆動源の停止状態が検出されたときに、当該停止状態が検出される前に前記取得手段によって前記移動体の後方へ移動する移動状態に関する情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断手段と、
    前記移動判断手段によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断手段と、
    前記機能判断手段によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 複数の機能部を制御するナビゲーション装置において、
    移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出手段と、
    自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報を取得する取得手段と、
    前記駆動源の停止状態が検出されたときに、前記取得手段によって前記電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状
    態であると判断する移動判断手段と、
    前記移動判断手段によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断手段と、
    前記機能判断手段によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御手段と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 複数の機能部を制御するナビゲーション装置における制御方法において、
    移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出工程と、
    前記移動体の移動状態に関する情報を取得する取得工程と、
    前記駆動源の停止状態が検出されたときに、当該停止状態が検出される前に前記取得工程によって前記移動体の後方へ移動する移動状態に関する情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状態であると判断する移動判断工程と、
    前記移動判断工程によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断工程と、
    前記機能判断工程によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  4. 複数の機能部を制御するナビゲーション装置における制御方法において、
    移動体の駆動源の停止状態を検出する停止検出工程と、
    自装置に接続された電話機がハンズフリー状態か否かの情報を取得する取得工程と、
    前記駆動源の停止状態が検出されたときに、前記取得工程によって前記電話機がハンズフリー状態である情報が取得された場合に、当該移動体が移動を待機している移動待機状
    態であると判断する移動判断工程と、
    前記移動判断工程によって前記移動待機状態であると判断された場合、複数の前記機能部のうち動作中の機能部があるか否かを判断する機能判断工程と、
    前記機能判断工程によって動作中であると判断された機能部を制御して、当該機能部の動作を続けさせる制御工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  5. 請求項3または4に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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