JP2008249654A - 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体 - Google Patents

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靖雄 荻原
Kenji Uchiyama
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克則 折谷
Manabu Kiyota
学 清田
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Abstract

【課題】以前走行した道路を再度走行する際に、利用者に対して有効な情報となる画像を表示させること。
【解決手段】記録再生装置100は、撮影部110と、記録部120と、検出部130と、制御部140とを備える。撮影部110は、所定の位置で移動体の後方画像を撮影する。記録部120は、撮影部110によって撮影された移動体の後方画像を記録する。検出部130は、移動体が所定の位置を通行する際の移動体の通行方向を検出する。制御部140は、検出部130によって所定の位置における移動体の通行方向が後方画像を撮影した際の通行方向と逆方向であることが検出されたときに、記録部120に記録される移動体の後方画像を、移動体の前方画像として出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は上述の記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体には限らない。
近年、車両などの移動体には、目的地までの経路を探索し、探索した経路に基づいて経路案内をおこなうナビゲーション装置が搭載されている。このようなナビゲーション装置は、交差点や分岐点付近に近づいた際に、詳細な案内をおこなうために、たとえば、交差点や分岐点までの距離が所定の距離に近づいた際に、当該交差点や分岐点近傍の地図を拡大表示するものが知られている。
また、交差点や分岐点までの距離が所定の距離に近づいた際に、写真データを表示するものが知られている。たとえば、車両の前部にカメラを装備し、任意の地点にて撮影した写真データをナビゲーション装置の地図上に登録する機能を備えたものが知られている。より詳細には、車両の前部に装備されたカメラによって車両前方の状況を撮影するとともに、撮影した地点を地図データ上に記録するようにし、当該撮影した地点を再度通過する際に、撮影した画像を表示画面に表示させるようにした技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開平11−94571号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、撮影した地点を逆方向から通行する際に、記録されている当該地点の画像データを表示させたとしても、進行方向が異なることにより、撮影した際の車両の前方画像と、逆方向から通行する際の運転席から見える前方の状況とは異なるため、利用者に対して有効な情報となる画像を表示させることができないといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる記録再生装置は、所定の位置で移動体の後方画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影された前記移動体の後方画像を記録する記録手段と、前記移動体が前記所定の位置を通行する際の前記移動体の通行方向を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記所定の位置における前記移動体の通行方向が前記後方画像を撮像した際の通行方向と逆方向であるときに、前記記録手段に記録される前記移動体の後方画像を、前記移動体の前方画像として出力する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる記録再生方法は、所定の位置で移動体の後方画像を撮影する撮影工程と、前記撮影工程によって撮影された前記移動体の後方画像を記録する記録工程と、前記移動体が前記所定の位置を通行する際の前記移動体の通行方向を検出する検出工程と、前記検出工程によって前記所定の位置における前記移動体の通行方向が逆方向であることが検出されたときに、前記記録工程に記録される前記移動体の後方画像を、前記移動体の前方画像として出力する制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる記録再生プログラムは、請求項10に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる記録媒体は、請求項11に記載の記録再生プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(記録再生装置の機能的構成)
この発明の実施の形態にかかる記録再生装置の機能的構成について説明する。図1は、実施の形態にかかる記録再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、記録再生装置100は、撮影部110と、記録部120と、検出部130と、制御部140と、操作部150と、探索部160と、設定部170と、取得部180と、計測部190とを備えて構成される。
撮影部110は、所定の位置で移動体の後方画像を撮影する。撮影部110は、たとえば、CCDカメラやCMOSカメラなどの撮影機器を車両後方の状況が撮影できるように、車両後部に取り付けられたものである。撮影部110は、具体的には、たとえば、駐車用のバックカメラの角度を変更して使用してもよい。所定の位置は、任意の位置であり、たとえば、利用者が撮影を希望する位置や、予め設定された分岐位置などが挙げられる。
記録部120は、撮影部110によって撮影された移動体の後方画像を記録する。記録部120は、具体的には、HDD、MO、メモリカード、磁気ディスク、光ディスクなど、適宜選定すればよい。
検出部130は、移動体が所定の位置を通行する際の移動体の通行方向を検出する。通行方向とは、具体的には、たとえば、上り線または下り線、内回りまたは外回りといった方向である。検出部130は、たとえば、角速度センサなどを用い、東西南北の方角を検出することによって、移動体の通行方向を検出する。
制御部140は、検出部130によって検出された所定の位置における移動体の通行方向が後方画像を撮影した際の通行方向と逆方向であるときに、記録部120に記録される移動体の後方画像を、移動体の前方画像として出力する。
また、本実施の形態において、制御部140は、移動体が所定の位置を通過したか否かを判断する判断部141を備えてもよい。この場合、制御部140は、判断部141によって移動体が所定の位置を通過したと判断されたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせればよい。したがって、本構成は、判断部141による判断に基づいて、撮影部110による撮影の開始がおこなわれるものである。
また、本実施の形態において、操作部150は、任意の構成要素である。操作部150は、操作入力を受け付ける。この場合、制御部140は、操作部150が操作入力を受け付けたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせればよい。操作部150は、具体的には、利用者からの操作入力を受け付けるものであり、操作ボタン、タッチパネル、リモコンなどが挙げられる。したがって、本構成は、操作部150による操作入力に基づいて、撮影部110による撮影の開始がおこなわれるものである。
また、本実施の形態において、探索部160と、設定部170とは、任意の構成要素である。探索部160は、目的地までの経路を探索する。設定部170は、探索部160によって探索された経路上の交差点、および予め特定された経由地を所定の位置として設定する。探索部160は、具体的には、GPS情報や移動体に搭載される各種センサからの情報などに基づき、設定された目的地までの経路を探索する。
また、本実施の形態において、制御部140は、設定部170に設定される経路上の交差点を、移動体が右折または左折したときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、制御部140は、所定の位置の位置情報と、検出部130によって検出された移動体の通行方向と、撮影手段によって撮影された画像情報とを関連づける関連部142を備えてもよい。この場合、記録部120は、関連部142によって関連づけられた、位置情報と、通行方向と、画像情報とからなる関連情報を記録すればよい。
また、本実施の形態において、取得部180は、任意の構成要素である。取得部180は、移動体の現在位置情報を取得する。この場合、制御部140は、取得部180によって取得された現在位置情報が記録部120に記録される関連情報の所定の位置の位置情報と一致し、且つ、検出部130によって検出された所定の位置における移動体の通行方向が記録部120に記録される関連情報の通行方向と逆方向であるときに、記録部120に記録される関連情報の画像情報を、移動体の前方画像として出力すればよい。
また、本実施の形態において、計測部190は、任意の構成要素である。計測部190は、移動体が所定の位置を通過後に、所定の位置から所定の距離を計測する。この場合、制御部140は、計測部190によって所定の位置から所定の距離が計測されたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせる。本構成は、計測部190による計測に基づいて、撮影部110による撮影の開始がおこなわれるものである。所定の距離は、たとえば、交差点などの上述した所定の位置から、10m、50m、100mなどの距離である。したがって、所定の距離として設定された、たとえば、交差点から10m、50m、100m走行した位置が撮影ポイントとなる。また、所定の距離を複数設定してもよく、つまり、複数の撮影ポイントを設定してもよい。
また、本実施例において、撮影部110は、所定の時間、移動体の後方の連続する画像を撮影してもよい。この場合、制御部140は、撮影部110によって撮影された、撮影開始地点から撮影停止地点までの連続する画像を逆再生させて、移動体の前方画像として出力すればよい。連続する画像は、具体的には、動画である。本構成は、たとえば、記録時に、画像情報と移動体の速度とを対応させた情報を記録しておき、逆再生させる際に、移動体の速度に対応させて出力すればよい。
(記録再生装置100の記録処理手順)
つぎに、図2を用いて、記録再生装置100の記録処理手順について説明する。図2は、実施の形態にかかる記録再生装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートである。
図2のフローチャートにおいて、記録再生装置100は、移動体が所定の位置か否かを判断する(ステップS201)。ステップS201において、移動体が所定の位置に位置するまで待機状態にあり(ステップS201:Noのループ)、移動体が所定の位置に位置したと判断すると(ステップS201:Yes)、撮影部110は、移動体の後方画像を撮影する(ステップS202)。そして、記録部120は、撮影部110によって撮影された移動体の後方画像を記録し(ステップS203)、一連の処理を終了する。
(記録再生装置100の再生処理手順)
つぎに、図3を用いて、記録再生装置100の再生処理手順について説明する。図3は、実施の形態にかかる記録再生装置の再生処理手順の一例を示すフローチャートである。
図3のフローチャートにおいて、記録再生装置100は、移動体が所定の位置か否かを判断し(ステップS301)、移動体が所定の位置に位置するまで待機状態にあり(ステップS301:Noのループ)、移動体が所定の位置に位置したと判断すると(ステップS301:Yes)、検出部130によって、移動体の通行方向が逆方向であることが検出されたか否かを判断する(ステップS302)。なお、逆方向とは、後方画像を撮影した際の通行方向と反対の方向である。
ステップS302において、移動体の通行方向が逆方向であることが検出された場合(ステップS302:Yes)、制御部140は、記録部120に記録される移動体の後方画像を、移動体の前方画像として出力し(ステップS303)、一連の処理を終了する。一方、ステップS302において、移動体の通行方向が逆方向であることが検出されない場合(ステップS302:No)、つまり、移動体の通行方向が撮影をおこなったときと同方向の場合、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる記録再生装置100は、所定の位置で移動体の後方画像を撮影し、移動体が所定の位置を、後方画像を撮影した際の通行方向と逆方向に通行するときに、記録した移動体の後方画像を、移動体の前方画像として出力する。したがって、本実施の形態にかかる記録再生装置100によれば、以前走行した地点を再度逆方向から走行する際に、撮影された後方画像を前方画像として表示させることができる。これにより、一度しか通ったことのない道路であっても、逆方向から走行する際に、実際の画像に近い画像を表示することができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、移動体が所定の位置を通過したか否かを判断する判断部141を備え、判断部141によって移動体が所定の位置を通過したと判断されたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせてもよい。このような構成によれば、判断部141の判断に基づいて、撮影を開始させることができる。したがって、走行中に、適宜、撮影が開始されるため、利用者は撮影をおこなう度に、操作入力をおこなう必要なく、煩雑な手間を省くことができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、操作入力を受け付ける操作部150を備え、制御部140は、操作部150が操作入力を受け付けたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせてもよい。このような構成によれば、操作部150による操作入力の受付によって、撮影を開始させることができる。したがって、走行中に、利用者が撮影をおこないたいと思った地点にて、いつでも後方画像の撮影をおこなうことができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、目的地までの経路を探索する探索部160と、探索部160によって探索された経路上の交差点、および予め特定された経由地を所定の位置として設定する設定部170とを備えてもよい。このような構成によれば、経路探索時に、所定の位置が設定される。したがって、利用者は、撮影する位置を設定するといった手間を省くことができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、設定部170に設定される経路上の交差点を、移動体が右折または左折したときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせてもよい。このような構成によれば、たとえば、往復の経路において、所定の交差点にて、往路時に右折した際の車両の後方画像を、復路時に左折する際の車両の前方画像として表示させることができる。したがって、利用者は、通行方法をより把握しやすくなり、ルート走行の誤りを防ぐことができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、所定の位置の位置情報と、検出部130によって検出された移動体の通行方向と、撮影された画像情報とを関連づける関連部142を備え、関連部142によって関連づけられた、位置情報と、通行方向と、画像情報とからなる関連情報を記録するようにしてもよい。このような構成によれば、各情報を関連づけるので、各情報を整理して記録することができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、移動体の現在位置情報を取得する取得部180を備え、取得された現在位置情報が記録される関連情報の所定の位置の位置情報と一致し、且つ、検出された所定の位置における移動体の通行方向が記録される関連情報の通行方向と逆方向であるときに、記録される関連情報の画像情報を、移動体の前方画像として出力してもよい。このような構成によれば、位置情報および方向の情報に基づいて、画像情報を検索することができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、移動体が所定の位置を通過後に、所定の位置から所定の距離を計測する計測部190を備え、計測部190によって所定の位置から所定の距離が計測されたときに、撮影部110に対して移動体の後方画像の撮影をおこなわせるようにしてもよい。このような構成によれば、所定の位置から所定の距離だけ手前の位置に到達した地点にて、記録された後方画像を前方画像として出力することができる。したがって、利用者に対して、逆方向から走行する際の運転中の実際の画像に近い画像を表示することができる。
また、本実施の形態にかかる記録再生装置100においては、撮影部110は、所定の時間、移動体の後方の連続する画像を撮影し、撮影部110によって撮影された、撮影開始地点から撮影停止地点までの連続する画像を逆再生させて、移動体の前方画像として出力してもよい。本構成によれば、撮影した移動体の後方の動画を、前方画像として出力することができる。したがって、利用者に対して、より現実の画像に近い画像を表示することができ、ルート走行の誤りを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、車両に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の記録再生装置100を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置400のハードウェア構成)
図4を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置400のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4において、ナビゲーション装置400は、車両などの移動体に搭載されており、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、音声I/F(インターフェース)408と、マイク409と、スピーカ410と、入力デバイス411と、映像I/F412と、ディスプレイ413と、通信I/F414と、GPSユニット415と、各種センサ416と、カメラ417とを備えている。また、各構成部401〜417はバス420によってそれぞれ接続されている。
CPU401は、ナビゲーション装置400の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、現在地点算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、音声生成プログラム、地図データ表示プログラム、音響制御プログラム、記録再生プログラム、などの各種プログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
現在地点算出プログラムは、たとえば、後述するGPSユニット415および各種センサ416の出力情報に基づいて、車両の現在地点(ナビゲーション装置400の現在地点)を算出させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク405に記録されている地図データなどを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(または最速)経路や利用者が指定した条件に最も合致する経路などである。また、目的地点のみならず、立ち寄り地点や休憩地点までの経路を探索してもよい。探索された誘導経路は、CPU401を介して音声I/F408や映像I/F412へ出力される。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在地点算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在地点情報、磁気ディスク405から読み出された地図データに基づいて、リアルタイムな経路誘導情報を生成させる。生成された経路誘導情報は、CPU401を介して音声I/F408や映像I/F412へ出力される。
音声生成プログラムは、パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこない、CPU401を介して音声I/F408へ出力される。
地図データ表示プログラムは、磁気ディスク405や光ディスク407に記録されている地図データを映像I/F412によってディスプレイ413に表示させる。
音響制御プログラムは、音声I/F408によってスピーカ410から出力される音声の音響特性を決定させ、決定された音響特性によってスピーカ410を介して音声出力をおこなう。
記録再生プログラムは、現在地点算出プログラムによって算出された現在位置と、地図データに記録される所定の位置の位置情報とに基づき、映像I/F412によってカメラ417の撮影をおこなわせるとともに、撮影した画像情報を磁気ディスク405や光ディスク407に記録させる。また、記録再生プログラムは、磁気ディスク405や光ディスク407に記録された車両の後方画像を車両の前方画像として、映像I/F412によってディスプレイ413に出力させる。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク405や光ディスク407に記録される情報の一例としては、地図データや機能データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表す背景データと、道路の形状を表す道路形状データとを有しており、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。この地図データは、ディスプレイ413の表示画面において2次元または3次元に描写される。ナビゲーション装置400が経路誘導中の場合は、地図データと後述するGPSユニット415によって取得された車両の現在地点を示す車両マークとが重ねて表示されることとなる。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入口やファンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)の情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごと、または機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が表示画面に表示された地図において、所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる。たとえば、機能データは、各々が、一つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、ナビゲーション、経由地点の選出、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごと、または機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
音声I/F408は、音声入力用のマイク409および音声出力用のスピーカ410に接続される。マイク409に受音された音声は、音声I/F408内でA/D変換される。マイク409から入力された音声は、音声情報として磁気ディスク405または光ディスク407に記録可能である。
入力デバイス411は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス411は、リモコン、キーボード、マウス、タッチパネルのうち、いずれか一つの形態によって実現されてもよいし、複数の形態によって実現してもよい。
映像I/F412は、ディスプレイ413と接続される。映像I/F412は、具体的には、たとえば、ディスプレイ413全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ413を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ413には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ413には、上述した地図データが
2次元または3次元に描画される。ディスプレイ413に表示された地図データには、ナビゲーション装置400を搭載した車両の現在地点をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在地点は、CPU401によって算出される。
このディスプレイ413は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。ディスプレイ413は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ413は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両内に複数設置してもよい。
通信I/F414は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置400とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F414は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F414は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット415は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット415の出力情報は、後述する各種センサ416の出力値とともに、CPU401による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ416は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ416の出力値は、CPU401による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
カメラ417は、CCDセンサや、CMOSセンサなどからなり、車両の後部画像を撮影する。撮影する映像は、静止画のほか、動画をも含む。また、カメラ417によって撮影された映像は、映像I/F412を介して磁気ディスク405や光ディスク407などの記録媒体に出力される。
図1に示した記録再生装置100が備える撮影部110と、記録部120と、検出部130と、制御部140と、操作部150と、探索部160と、設定部170と、取得部180と、計測部190とは、図4に示したナビゲーション装置400におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置400における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置400は、ナビゲーション装置400における記録媒体としてのROM402に記録されている記録再生プログラムを実行することにより、図1に示した記録再生装置100が備える機能を、図2に示した記録処理手順および図3に示した再生処理手順で実行することができる。
(ナビゲーション装置400の記録処理の一例)
つぎに、図5を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置400がおこなう記録処理の一例について説明する。図5は、本実施例にかかるナビゲーション装置の記録処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施例においては、現在位置から目的地までの往復の経路探索がおこなわれていることを前提とする。また、図5に示すフローチャートは、往路において経路の誘導がおこなわれている際の記録処理である。
図5のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置400は、車両が交差点を右折または左折したか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において、車両が右折または左折するまで待機状態にあり(ステップS501:Noのループ)、車両が右折または左折したと判断すると(ステップS501:Yes)、交差点からの距離を計測する(ステップS502)。
そして、所定の距離に達したか否かを判断する(ステップS503)。所定の距離とは、たとえば10mである。ステップS503において、所定の距離に達したと判断するまで(ステップS503:No)、交差点からの距離を計測する(ステップS502)。ステップS503において、所定の距離に達したと判断すると(ステップS503:Yes)、車両の後方画像を撮影する(ステップS504)。
そして、交差点の位置情報を抽出する(ステップS505)。また、車両の通行方向に関する車両の方向情報を検出する(ステップS506)。そして、位置情報と、方向情報と、画像情報とを関連づけた関連情報を生成する(ステップS507)。そして、関連情報を記録し(ステップS508)、一連の処理を終了する。
なお、ステップS501においては、車両が右折または左折したかを判断することを、本フローチャートの開始のトリガとしたが、このほかにも、経路探索時に設定された経由地を通過したか否かの判断をおこなってもよい。また、利用者が撮影をおこないたいと思った地点にて、たとえば、入力デバイス411のタッチパネルの撮影開始ボタンを操作することにより、後方画像の撮影を開始させてもよい。
また、本実施例においては、撮影がおこなわれる撮影ポイントを交差点から10m走行した地点としたが、複数の撮影ポイントを設けてもよい。具体的には、たとえば、交差点から50m走行した地点や100m走行した地点においても撮影をおこなってもよい。
また、本実施例においては、静止画を撮影して記録することについて説明したが、これに限られるものではなく、動画であってもよい。具体的には、たとえば、交差点から10m走行した地点から100m走行した地点までの連続する画像を記録すればよい。
(ナビゲーション装置400の再生処理手順)
つぎに、図6を用いて、ナビゲーション装置400の再生処理手順について説明する。図6は、本実施例にかかる記録装置の再生処理手順の一例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、復路において経路の誘導がおこなわれている際の再生処理である。
図6のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置400は、車両の現在位置情報を取得する(ステップS601)。そして、現在位置が往路時に右折または左折した交差点であるか否かを判断する(ステップS602)。なお、ステップS602の判断は、詳細には、現在位置が当該交差点から所定の距離(たとえば、10m)だけ手前であるか否かを判断する。
ステップS602において、現在位置が往路時に右折または左折した交差点であると判断するまで(ステップS602:No)、車両の現在位置情報を取得する(ステップS601)。ステップS602において、現在位置が往路時に右折または左折した交差点であると判断すると(ステップS602:Yes)、車両の通行方向に関する方向情報を検出する(ステップS603)。そして、車両の通行方向が往路時の逆方向か否かを判断する(ステップS604)。
ステップS604において、車両の通行方向が往路時の逆方向であると判断された場合(ステップS604:Yes)、記録される関連情報のうち、取得した位置情報と合致するものがあるか否かを判断する(ステップS605)。ステップS605において、記録される関連情報のうち、取得した位置情報と合致するものがあると判断した場合(ステップS605:Yes)、記録される関連情報のうち、検出した方向情報と合致するものがあるか否かを判断する(ステップS606)。
ステップS606において、記録される関連情報のうち、検出した方向情報と合致するものがあると判断した場合(ステップS606:Yes)、画像情報を読み込む(ステップS607)。そして、読み込んだ画像を、復路時における車両の前方画像として出力し(ステップS608)、一連の処理を終了する。
一方、ステップ604において、車両の通行方向が往路時の逆方向ではないと判断された場合(ステップS604:No)、つまり、移動体の通行方向が撮影をおこなったときと同方向の場合、一連の処理を終了する。また、ステップS605において、記録される関連情報のうち、取得した位置情報と合致するものがないと判断した場合(ステップS605:No)、一連の処理を終了する。また、ステップS606において、記録される関連情報のうち、検出した方向情報と合致するものがないと判断した場合(ステップS606:No)、一連の処理を終了する。
また、本実施例においては、前方画像を出力する地点を、交差点から10m手前の地点に到達した地点としたが、往路時において、たとえば、交差点から50m走行した地点や100m走行した地点においても撮影がおこなわれている場合には、交差点の100m手前、および50m手前の地点においても、前方画像を出力してもよい。
また、本実施例においては、静止画を表示させることについて説明したが、静止画に限られるものではなく、動画であってもよい。具体的には、たとえば、交差点から10m走行した地点から100m走行した地点までの連続する画像が記録されている場合には、交差点の手前100mの地点に到達したときから、交差点の手前10mの地点に到達するまでの間、記録されている動画を逆再生させればよい。
また、本実施例においては、目的地までの往復の経路探索がおこなわれていることを前提としたが、これに限られるものではない。すなわち、以前に走行し、撮影がおこなわれた地点を、別の経路探索がおこなわれた際に逆方向から通過した場合であっても、記録されている画像を前方画像として表示させてもよい。
(前方画像の表示の一例)
つぎに、図7を用いて、本実施例にかかる前方画像の表示の一例について説明する。図7は、本実施例にかかる前方画像の表示の一例を示す説明図である。図7に示す画像は、往路時に撮影した車両の後方画像であり、復路時にディスプレイ413に表示される画像である。
図7において、ディスプレイ413に表示される表示画面700には、優先道路710と、非優先道路720と、交差点730とが表示されている。矢印740は、往路時に、車両が、非優先道路720から左折して、優先道路710に進入したことを示している。図7に示す画像は、交差点730から、たとえば、10m走行した地点にて撮影した車両の後方画像である。符号711は、交差点730における案内標識である。
復路時において、優先道路710から交差点730を右折して非優先道路720を走行する経路案内がおこなわれている際には、車両が交差点730の10m手前の地点に到達すると、図7に示す画面がディスプレイ413に表示される。なお、往路時における車両の後方画像の撮影は、交差点730から10mの地点でおこなわれるようにしたが、このほかにも、たとえば、交差点730から50mの地点や100mの地点においても、撮影がおこなわれるようにしてもよい。この場合、復路時において、車両が交差点730の100m手前の地点、および50m手前の地点に到達したときに、それぞれ、撮影した画像を表示させればよい。
また、このように複数の撮影ポイントにて撮影をおこなう場合には、交差点730を通過後の車両の後方画像のみならず、交差点730に進入する前、または交差点730に進入時の車両の後方画像を撮影してもよい。このような撮影をおこなうことにより、復路時において、車両が交差点730を右折した直後の画像を、前方画像として表示することができる。
また、図7に示す画像は、静止画であるが、動画であってもよい。たとえば、往路時に、交差点から10m走行した地点から100m走行した地点までの動画を撮影した場合には、復路時において、車両が交差点730の100m手前の地点に到達したときから、10m手前の地点に到達するまでの間、撮影した画像を逆再生させて表示すればよい。なお、この場合、車両の後方画像とともに、撮影している間の車両の速度を記録しておく。より具体的には、撮影している距離と時間を基に速度を算出すればよい。そして、復路時における車両の位置および速度に対応するように、撮影した画像を逆再生させればよい。
以上説明したように、本実施例にかかるナビゲーション装置400は、所定の位置で車両の後方画像を撮影し、車両が所定の位置を、後方画像を撮影した際の通行方向と逆方向に通行するときに、記録した車両の後方画像を、車両の前方画像として出力する。したがって、本実施例にかかるナビゲーション装置400によれば、以前走行した地点を再度逆方向から走行する際に、撮影された後方画像を前方画像として表示させることができる。これにより、一度しか通ったことのない道路であっても、逆方向から走行する際に、現実の画像に近い画像を表示することができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400は、車両が所定の位置を通過したと判断されたときに、車両の後方画像の撮影をおこうようにした。このような構成によれば、走行中に、適宜、撮影が開始されるため、利用者は撮影をおこなう度に、操作入力をおこなう必要なく、煩雑な手間を省くことができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400は、操作入力を受け付けるようにし、操作入力を受け付けたときに、車両の後方画像の撮影をおこなうようにしてもよい。このような構成によれば、撮影開始ボタンなどからの操作入力を受け付けることによって、撮影を開始することができる。したがって、走行中に、利用者が撮影をおこないたいと思った地点にて、いつでも後方画像の撮影をおこなうことができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、目的地までの経路を探索する際に、探索された経路上の交差点、および予め特定された経由地を所定の位置として設定する。このような構成によれば、経路探索時に、所定の位置が設定される。したがって、利用者は、撮影する位置を設定するといった手間を省くことができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、設定される経路上の交差点を、車両が右折または左折したときに、車両の後方画像の撮影をおこなうようにした。このような構成によれば、たとえば、往復の経路において、所定の交差点にて、往路時に右折した際の車両の後方画像を、復路時に左折する際の車両の前方画像として表示させることができる。したがって、利用者は、通行方法をより把握しやすくなり、ルート走行の誤りを防ぐことができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、所定の位置の位置情報と、検出された車両の通行方向の方向情報と、撮影された画像情報とを関連づけた関連情報を記録するようにした。このような構成によれば、各情報を関連づけるので、各情報を整理して記録することができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、車両の現在位置情報を取得するようにし、取得された現在位置情報が記録される関連情報の所定の位置の位置情報と一致し、且つ、所定の位置における車両の通行方向の方向が記録される関連情報の通行方向と逆方向であるときに、関連情報の画像情報を、車両の前方画像として出力するようにした。このような構成によれば、位置情報および方向情報に基づいて、画像情報を検索することができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、車両が所定の位置を通過後に、所定の位置から所定の距離を計測するようにし、所定の位置から所定の距離が計測されたときに、車両の後方画像の撮影をおこなうようにした。このような構成によれば、所定の位置から所定の距離だけ手前の位置に到達した地点にて、記録された後方画像を前方画像として出力することができる。したがって、利用者に対して、逆方向から走行する際の運転中の画像に近い画像を表示することができる。
また、本実施例にかかるナビゲーション装置400においては、所定の時間、車両の後方の連続する画像を撮影し、撮影開始地点から撮影停止地点までの連続する画像を逆再生させて、車両の前方画像として出力してもよい。本構成によれば、撮影した車両の後方の動画を、前方画像として出力することができる。したがって、利用者に対して、より現実の画像に近い画像を表示することができ、ルート走行の誤りを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明の記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体は、所定の位置で車両の後方画像を撮影し、車両が所定の位置を、後方画像を撮影した際の通行方向と逆方向に通行するときに、記録した車両の後方画像を、車両の前方画像として出力するようにしたものである。したがって、以前走行した地点を再度逆方向から走行する際に、撮影された後方画像を前方画像として表示させることができる。これにより、利用者は、一度しか通ったことのない道路であっても、逆方向から走行する際に、現実の画像に近い画像を見ることができる。
なお、本実施例で説明した記録再生方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
実施の形態にかかる記録再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる記録再生装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる記録再生装置の再生処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の記録処理の一例を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置の再生処理の一例を示すフローチャートである。 本実施例にかかる前方画像の表示の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 記録再生装置
110 撮影部
120 記録部
130 検出部
140 制御部
141 判断部
142 関連部
150 操作部
160 探索部
170 設定部
180 取得部
190 計測部
400 ナビゲーション装置
413 ディスプレイ
417 カメラ

Claims (12)

  1. 所定の位置で移動体の後方画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影された前記移動体の後方画像を記録する記録手段と、
    前記移動体が前記所定の位置を通行する際の前記移動体の通行方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記所定の位置における前記移動体の通行方向が前記後方画像を撮像した際の通行方向と逆方向であるときに、前記記録手段に記録される前記移動体の後方画像を、前記移動体の前方画像として出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記移動体が所定の位置を通過したか否かを判断する判断手段を備え、
    前記判断手段によって前記移動体が所定の位置を通過したと判断されたときに、前記撮影手段に対して前記移動体の後方画像の撮影をおこなわせることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 操作入力を受け付ける操作手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記操作手段が操作入力を受け付けたときに、前記撮影手段に対して前記移動体の後方画像の撮影をおこなわせることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  4. 目的地までの経路を探索する探索手段と、
    前記探索手段によって探索された経路上の交差点、および予め特定された経由地を前記所定の位置として設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  5. 前記制御手段は、前記設定手段に設定される経路上の交差点を、前記移動体が右折または左折したときに、前記撮影手段に対して前記移動体の後方画像の撮影をおこなわせることを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の位置の位置情報と、前記検出手段によって検出された前記移動体の通行方向と、前記撮影手段によって撮影された画像情報とを関連づける関連手段を備え、
    前記記録手段は、前記関連手段によって関連づけられた、前記位置情報と、前記通行方向と、前記画像情報とからなる関連情報を記録することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の記録再生装置。
  7. 前記移動体の現在位置情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記取得手段によって取得された現在位置情報が前記記録手段に記録される関連情報の前記所定の位置の位置情報と一致し、且つ、前記検出手段によって検出された所定の位置における前記移動体の通行方向が前記記録手段に記録される関連情報の前記通行方向と逆方向であるときに、前記記録手段に記録される関連情報の前記画像情報を、前記移動体の前方画像として出力することを特徴とする請求項6に記載の記録再生装置。
  8. 前記移動体が前記所定の位置を通過後に、前記所定の位置から所定の距離を計測する計測手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計測手段によって前記所定の位置から前記所定の距離が計測されたときに、前記撮影手段に対して前記移動体の後方画像の撮影をおこなわせることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の記録再生装置。
  9. 前記撮影手段は、所定の時間、前記移動体の後方の連続する画像を撮影し、
    前記制御手段は、前記撮影手段によって撮影された、撮影開始点から撮影停止地点までの連続する画像を逆再生させて、前記移動体の前方画像として出力することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の記録再生装置。
  10. 所定の位置で移動体の後方画像を撮影する撮影工程と、
    前記撮影工程によって撮影された前記移動体の後方画像を記録する記録工程と、
    前記移動体が前記所定の位置を通行する際の前記移動体の通行方向を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記所定の位置における前記移動体の通行方向が逆方向であることが検出されたときに、前記記録工程に記録される前記移動体の後方画像を、前記移動体の前方画像として出力する制御工程と、
    を含むことを特徴とする記録再生方法。
  11. 請求項10に記載の記録再生方法をコンピュータに実行させることを特徴とする記録再生プログラム。
  12. 請求項11に記載の記録再生プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011169651A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 J&K Car Electronics Corp 情報処理装置、ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法およびナビゲーションプログラム
JP2012173843A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Nissan Motor Co Ltd 走行経路生成装置、及び走行経路生成方法
WO2013011622A1 (ja) * 2011-07-20 2013-01-24 日産自動車株式会社 ナビゲーション装置、及びナビゲーション方法

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