JP4506816B2 - 後処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、後処理装置、及び画像形成装置に関するものである。
後処理装置は、画像形成装置と連携して、画像形成装置によって画像が形成された記録用紙に対して、記録用紙をソートしたり、記録用紙を折ったり、ステープルで綴じたりする後処理を行う。
このような後処理を行う後処理装置の調整パラメータを記憶することで、調整が必要となった場合に、記憶されている調整パラメータを用いる技術について開示されている(特許文献1)。
特開2006−253873公報
本発明は、記録用紙の折り処理の調整作業を簡便化することができる後処理装置、及び画像形成装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明は、記録用紙に対して、折り処理を含む後処理を実行する後処理手段と、前記後処理手段により折り処理された記録用紙のユーザにより測定された折り位置を示す測定値、折り位置の目標値、並びに前記記録用紙の紙質情報に基づいて折り位置の調整量を設定する設定手段と、記後処理手段の折り位置を調整する調整手段と、前記設定手段により設定された前記調整量に基づいて前記調整手段による調整を制御する調整制御手段と、を有している。
請求項2記載の発明は、前記後処理手段は、複数枚の記録用紙を二つ折り位置で綴じる綴じ処理と、記録用紙を二つ折りする二つ折り処理とを組み合わせた複合処理が可能であり、前記設定手段が、前記複合処理により綴じ処理及び二つ折りされた記録用紙においてユーザにより測定された綴じ位置、及び前記測定値と、予め設定された綴じ位置及び二つ折り位置のそれぞれの目標値とに基づいて、綴じ位置及び二つ折り位置のそれぞれの調整量を設定すると共に、前記調整手段が、前記それぞれの調整量と基づいて綴じ位置及び二つ折り位置を調整することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、前記折り処理において同時に折り込まれる前記記録用紙の枚数によって前記調整量を補正する補正手段を更に有している。
請求項4記載の発明は、前記設定手段により設定された前記折り処理の調整量、若しくは前記複合処理の調整量を、異なる記録用紙毎に、複数種類記憶する記憶制御手段を更に有することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、前記複数種類の調整量がそれぞれ識別情報によって識別され、前記識別情報が後処理実行時に給紙される前記記録用紙が収容されている複数の給紙トレイ毎に割り当てられていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、前記設定手段は、新規に前記調整量を設定する新規設定処理、既に設定されている前記調整量を変更する変更設定処理、既に設定されている前記調整量を削除する削除設定処理を含むことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの装填状態では、当該削除設定処理を禁止し、かつ警告することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの非装填状態で、当該削除設定処理を許可することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの装填状態では、当該削除設定処理の際に事前警告することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、前記設定手段が、前記測定値、前記識別情報の特定を含む設定情報を段階的かつ対話形式に入力するための入力装置と、少なくとも前記調整量が設定されたか否かが目視認識可能な情報を表示するための出力装置とを含むユーザインタフェースを備えていることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、前記補正手段が、少なくとも2種類の記録用紙枚数に対する綴じ処理に対して、前記目標値と測定値に基づく調整量を設定し、当該2種類の記録用紙枚数以外は、設定した調整量に基づいて補間することを特徴としている。
請求項12記載の発明は、前記2種類の記録用紙枚数が、綴じ処理が可能な最小枚数と最大枚数であることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、前記補正手段が、前記目標値と測定値に基づく調整量の設定の対象となる前記記録用紙枚数を選択する選択手段を含むことを特徴としている。
請求項14記載の発明は、前記給紙トレイから記録用紙を給紙し、前記記録用紙に所定の画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部における画像形成後の前記記録用紙を排出側に連結された請求項1〜請求項14の何れか1項記載の処理装置と、を有している。
請求項15記載の発明は、前記ユーザインタフェース機能が、前記画像形成装置に既設のユーザインタフェースの実行機能の1つとして登録されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、記録用紙の折り処理の調整作業を簡便化することができる。
請求項2記載の発明によれば、複数枚の記録用紙を重ねてステープルで中綴じした後に二つ折りする複合処理の調整作業を簡便化することができる。
請求項3記載の発明によれば、折り込まれる記録用紙の枚数によって調整量を補正することにより、記録用紙の枚数によって調整量を補正しない場合に比べ、精度のよい調整量を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、異なる記録用紙毎に折り処理の調整量、もしくは複合処理の調整量を記憶することで、調整後に、記憶されている調整量に基づいて後処理を実行することができる。
請求項5記載の発明によれば、給紙トレイを識別情報とすることで、同じ記録用紙を同じ給紙トレイに収容する使用方法に対応することができる。
請求項6記載の発明によれば、調整量を新規に設定したり、既に登録されている調整を変更したり、削除したりすることができる。
請求項7記載の発明によれば、識別情報が割り当てられた給紙トレイの装填状態では、削除処理を禁止し、警告することで、誤って削除することを防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、識別情報が割り当てられた給紙トレイの非装填状態では、削除処理を許可することで、不要な設定を削除することができる。
請求項9記載の発明によれば、削除処理の際に警告することで、警告がない場合に比べ、誤った削除処理を防止することができる。
請求項10記載の発明によれば、設定情報を入力する入力装置と、情報を表示する出力装置とを含むユーザインタフェースを備えることで、ユーザインタフェースを備えない場合に比べ、設定を簡便化することができる。
請求項11記載の発明によれば、2種類の記録用紙の枚数の綴じ処理に対して調整量を設定することで、調整量を設定していない枚数については、設定した調整した調整量に基づいて補間でき、綴じ処理する全ての枚数毎の調整を省略することができる。
請求項12記載の発明によれば、2種類の記録用紙の枚数の綴じ処理の調整量の設定は、綴じ処理可能な最小値と最大値とすることで、綴じ処理可能な最小値と最大値とではない場合に比べ、より精度よく補間することができる。
請求項13記載の発明によれば、調整量の設定の対象となる記録用紙の枚数を設定することで、記録用紙の枚数を設定しない場合に比べ、設定した枚数に対して精度のよい調整量を得ることができる。
請求項14記載の発明によれば、後処理の折り処理と複合処理とを調整する後処理装置を連結された画像形成装置を得ることができる。
請求項15記載の発明によれば、画像形成装置に既設のユーザインタフェースで実行されると、後処理の折り処理と複合処理とを調整するためのユーザインタフェースを新たに設ける必要がない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置10の構成の一例を示す概略構成図である。
画像形成装置10は、装置本体12と、この装置本体12に連結される増設トレイ装置14及び、後処理装置となるフィニッシャー16によって形成されている。
この画像形成装置10では、装置本体12に入力される画像データに応じた画像を記録用紙18に形成する。このような画像形成装置10では、装置本体12が、パーソナルコンピュータ、サーバ等の各種の画像作成装置にネットワーク接続され、こられの画像作成装置から印刷ジョブとして入力される画像データに基づいて印刷処理を行うものであってもよい。
さらに、画像形成装置10としては、自動原稿送り機能を備えたスキャナ(画像読取装置)が装置本体12に接続され、このスキャナによって読み取られて生成された原稿の画像データに基づいた画像を記録用紙18に形成するものであってもよい。
画像形成装置10の装置本体12には、電子写真プロセスによって記録用紙18に画像を形成する画像形成部20と、それぞれに多数枚の記録用紙18を収容する複数のトレイ22を備えたトレイ部24とが設けられており、装置本体12は、単体でシンプルな構成の画像形成装置を形成している。
トレイ部24には、複数のトレイ22の一例として、比較的大きいサイズの記録用紙18を収容するトレイ22A、22B及び、比較的小さいサイズの記録用紙18を収容するトレイ22C、22Dが設けられており、トレイ22A〜トレイ22Dのそれぞれに多数枚の記録用紙18が積層されて収容されるようになっている。
また、装置本体12に連結される増設トレイ装置14には、それぞれに多量の記録用紙18が収容可能なトレイ22E、22Fと共に、手差し用のトレイ22Gが設けられている。なお、以下では、手差しトレイ22Gを含めてトレイ22A〜22Gを総称するときにトレイ22とする。
トレイ22には、最上層から記録用紙18を取り出すフィードローラ26が設けられ、また、トレイ22のそれぞれから取り出した記録用紙18を、画像形成部22へ搬送する搬送路28が形成されている。
これにより、装置本体12では、トレイ22から記録用紙18を1枚ずつ取り出して、画像形成部20の所定位置へ搬送(給紙)可能となっている。
画像形成部20には、画像形成系のデバイスとしてY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びK(ブラック)の各色の現像ユニット32Y、32M、32C、32Kが設けられている。また、画像形成部20には、中間保持体として無端の転写ベルト34が設けられている。
転写ベルト34は、ローラ36A、36B及び記録用紙18の搬送路側の転写ローラ38に巻き掛けられており、一定速度で矢印A方向へ回転駆動されるようになっている。また、転写ベルト34は、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kに設けられている感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kに接している。
画像形成部20には、画像データに基づいて生成されたY、M、C、Kの各色の画像信号(ラスタデータ)が入力されるようになっており、画像形成部20では、この画像信号に基づいて、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kのそれぞれで、感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kに、Y、M、C、Kの各色のトナー像を形成し、それぞれのトナー像を転写ベルト34に重畳させて転写する。
また、画像形成部20には、転写ローラ38に対向してローラ(バイアストランスファーローラ)38Aが設けられており、トレイ22から取り出された記録用紙18は、転写ローラ38とローラ38Aとの間に送り込まれ、転写ベルト34と共に転写ローラ38及び38Aに挟持される。
これにより、記録用紙18は、転写ベルト34のトナー像が転写されながら送りだされる。なお、転写ベルト34は、実質的に継ぎ目が転写される画像(トナー像)に影響を与えることがないようになっている。
画像形成部20には、画像形成系のデバイスとして定着ユニット42が設けられている。定着ユニット42は、一対の定着ローラ44を備えており、トナー像が転写された記録用紙18は、この定着ローラ44の間に送り込まれる。
定着ユニット42は、定着ローラ44の間へ送り込まれる記録用紙18を定着ローラ44によって挟持して加圧しながら加熱し、記録用紙18にトナー像を定着させて送り出す。これにより、記録用紙18に画像データに応じた画像が形成される。なお、記録用紙18にカラー画像を形成するときには、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kが用いられ、白黒画像を形成するときには、現像ユニット32Kが用いられる。
このような画像形成部20は、電子写真プロセスを用いた一般的構成の画像形成を適用でき、第1の実施の形態では詳細な説明を省略する。
装置本体12には、画像形成部20を通過した記録用紙18を、再度、画像形成部20へ向けて搬送する循環搬送路46が形成されている。この循環搬送路46では、定着ユニット42を通過した記録用紙18が送り込まれることにより、この記録用紙18を反転させて、搬送路28へ送り込む。すなわち、循環搬送路46では、最初に画像形成部20を通過したときに、記録用紙18の転写ベルト34に対向した面が、反転写ベルト34側となるように記録用紙18を反転させる。
これにより、装置本体12では、記録用紙18の両面のそれぞれに画像を形成する両面印刷が可能となっている。
一方、装置本体12は、記録用紙18への画像形成(印刷処理)が終了すると、この記録用紙18をフィニッシャー16へ送り込む。
フィニッシャー16には、多数枚の記録用紙18を積層して集積可能な排出トレイ48が設けられている。
また、フィニッシャー16には、記録用紙18に対する後処理デバイスとして、小冊子作成部50、ステープル部52及び折り部54が設けられている。小冊子作成部50では、設定された枚数の記録用紙18を重ねて中綴じした後に二つ折りするなどして、小冊子状としてトレイ58へ排出する。
ステープル部52では、設定された枚数の記録用紙18を重ね、重ねた記録用紙18の周縁部の所定位置をステープル止めしてトレイ58へ排出する。
また、折り部54では、記録用紙18を二つ折り、Z折り等の設定された折り方に折り、トレイ58へ排出する。
なお、Z折り等は、小冊子作成部50で行うものであっても良い。また、フィニッシャー16の小冊子作成部50、ステープル部52及び折込み部54は、従来公知の構成を適用できる。また、フィニッシャー16は、これら以外の後処理機能を備えたものであっても良く、そのときには、必要なデバイスを設ければよい。また、小冊子作成部50、ステープル部52、折り部54の排出はトレイ58に限ったものではなく、トレイ48と適宜変更可能である。
図2は、記録用紙18の折り処理を実行する折り機構の概略を示した概略図である。
図2(A)に示すように、記録用紙18は、一対の搬送ローラ62が矢印B方向に回転することによって搬送され、ゲート64に突き当てられる。記録用紙18は、ゲート64に突き当てられると搬送が停止する。記録用紙18の搬送が停止すると、図2(B)に示すように、ナイフ状の折り部材68が一対の折りロール66に向かって矢印C方向に移動し、記録用紙18を折りロール66に押し込む。なお、搬送ローラ62は、ワンウェイクラッチ機構等により、記録用紙18の移動を妨げない。この結果、記録用紙18は、折りロール66によって折り込まれる。
記録用紙18の折り位置は、搬送ローラ62から押し出されるたわみ量によって決まる。記録用紙18は、たわまないのが理想的だが、紙質(記録用紙18のこしの強さ、厚み、坪量等)によってたわむことがあり、かつそのたわみ量も異なる。そこで、記録用紙18の紙質によって折りの位置を調整する必要が生じる。
図3は、第1の実施の形態に係る折り位置の調整処理の機能を示す機能ブロック図である。
装置本体12のUI(ユーザインタフェース)100は、フィニッシャー16の設定部102、記憶制御部106、補正部112に接続されている。UI100は、装置本体12に設けられた図示しない液晶表示板からなる表示パネル上にタッチパネルが重ねられた操作画面で、画像形成処理や後処理等の指示が入力される。UI100は、折り位置の調整処理を実行する場合、折り処理の種類、折り位置の目標値、折り処理後の折り位置の測定値、記録用紙18の紙質情報、記録用紙18が収容されているトレイ22の情報、記録用紙18の枚数が入力される。UI100は、入力された折り処理の種類、折り位置の目標値、折り処理後の折り位置の測定値、記録用紙18の紙質情報を設定部102へ送出し、記録用紙18が収容されているトレイ22の情報を記憶制御部106へ送出し、記録用紙18の枚数を補正部112へ送出する。
設定部102は、記憶制御部106、調整部104、補正部112に接続されている。設定部102は、UI100から送出される記録用紙18の折り位置の目標値と、折り処理後の折り位置の測定値との差から調整量を算出し、記録用紙18の紙質情報に基づいて、調整量を設定する。設定部102は、設定した調整量を補正部112へ送出する。また、設定部102は、補正部112から送出された調整量を調整部104と記憶制御部106とに送出する。
補正部112は、UI100から送出される記録用紙18の枚数に基づいて、設定部102から送出される調整量を補正する。補正部112は、補正した調整量を設定部102へ送出する。
調整部104は、後処理部108に接続されている。調整部104は、設定部102で設定された調整量に基づいて後処理部108が実行する折り位置を調整する。
後処理部108は、調整部104によって調整された折り位置に基づいて折り部54(図1参照)での折り処理を実行する。
記憶制御部106は、設定部102で設定された調整量を、UI100から送出される記録用紙18が収容されているトレイ22の情報と関連付けて不揮発性メモリに記憶させる。
調整制御部110は、設定部102、調整部104、記憶制御部106、後処理部108の、補正部112の処理を制御する。
以下、第1の実施の形態の作用を説明する。
画像形成装置10では、装置本体12に画像データが入力されると、入力された画像データに基づいて画像形成部20で画像が形成され、トレイ22から記録用紙18が搬送されて、記録用紙18に形成された画像が転写されることで画像形成(印刷処理)が終了する。
UI100から、画像形成指示の他に後処理指示が入力されている場合、画像が形成された記録用紙18は、フィニッシャー16に送り込まれる。
フィニッシャー16では、UI100から入力される後処理指示に応じて、折り処理の場合は折り部54が、ステープル止めの場合はステープル部52、設定された枚数の記録用紙18を重ねて中綴じした後に二つ折りする小冊子作成処理の場合は小冊子作成部50で後処理が実行される。
後処理のうち、折り処理された記録用紙18を確認すると、所望の折り位置で折り処理が実行されず、折り位置を調整したい場合がある。これまではカスタマエンジニアによって折り位置が調整されていたが、UI100を用いて折り位置を調整できる。
なお、折り位置の調整は、画像形成装置10の工場出荷時に基準となる記録用紙18に対して設定されている折り位置を調整する場合でも、既に調整済みの調整量に対して折り位置を変更したり、時間の経過と共に折り位置にずれが生じ、そのずれを調整したりする場合でもよい。
図4は、折り処理の調整処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ200では、折り処理を調整する記録用紙18に該当する項目を選択する。記録用紙18の選択は、図5に示す記録用紙18の項目選択画面で行う。
図5の選択領域120に示すように、折り処理を調整した記録用紙18は、その記録用紙18の用途等に応じて「パンフレット」、「カタログ」のように名称を変更することができる。また、折り処理の調整を実行していない記録用紙18に対しては、「(未登録)」と表示される。さらに、折り処理の調整は実行したが、名称を変更していない場合は自動的に「(名称未設定)」と表示され、折り処理の調整を実行していない「(未登録)」と区別されるように表示される。
なお、折り処理が調整された記録用紙18の項目は、削除ボタン123を押すことにより、削除することができる。しかし、図6に示すように記録用紙18が収容されているトレイ22に対して割り当てることができる。図5に示す選択領域120からトレイ22に割り当てられている記録用紙18の項目を選択し、削除ボタン123を押すと警告が表示され、削除されない。
ステップ200で、図5に示す記録用紙18の選択画面より、調整済みの調整値を変更する記録用紙18に該当する項目、または新たに調整を実行する記録用紙18に該当する項目を選択し、確認/変更ボタン122を押すと、ステップ202へ移行する。
ステップ202では、調整する折り処理を選択する。折り処理の選択は、図7、又は図8で行う。
図7は、新規に折り処理の調整を実行する場合の折り処理の選択画面である。図7に示す折処理の選択画面の選択領域124から、調整する折り処理を選択し、確認/変更ボタン122を押す。
図8は、調整済みの折り処理の調整値を変更する場合の折り処理の選択画面である。図8に示すように、選択領域124には既に調整された調整値が表示され、調整を実行する折り処理を選択する。折り処理を選択し、確認/変更ボタン122を押す。
ステップ202で、調整する折り処理が選択されると、ステップ204へ移行する。
ステップ204では、ステップ202で選択された折り処理の調整画面が表示される。折り処理の調整画面は、選択された折り処理に応じて調整画面(図9〜図12の何れか)が表示される。
図9は、内三つ折りの場合の調整画面を示し、図10は、外三つ折りの調整画面を示し、図11は、Z折りの場合の調整画面を示し、図12は、二つ折りの場合の調整画面を示す。
ステップ204で選択された折り処理の調整画面(図9〜図12の何れか)が表示され、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、折り処理で実行したい折り位置の目標値(図9〜図11では、「仕上げたい出力用紙のA値/B値」と表示される)を入力する。
図9に示す、内三つ折りの場合の調整画面と、図10に示す、外三つ折りの調整画面とに表示される操作指示領域140で、折り処理が実行される折り位置を確認する。操作指示領域140に示されるA値とB値とを目標値入力領域142で、それぞれの値を確認し、必要に応じて変更する。目標値入力領域142には、既に調整済みの場合は調整された値が、新たに調整する場合はデフォルトの値が入力されている。目標値を変更する場合は、A値は、目標値入力領域142にあるプルアップボタン142Aとプルダウンボタン142Bとを用いて、B値は、プルアップボタン142Cとプルダウンボタン142Dとを用いて入力する。
図11に示すZ折りの調整画面に表示される操作指示領域132で、折り処理が実行される折り位置を確認する。操作指示領域132に示されるA値とB値とを目標値入力領域134で、それぞれの値を確認し、必要に応じて変更する。目標値入力領域134には、既に調整済みの場合は調整された値が、新たに調整する場合はデフォルトの値が入力されている。目標値を変更する場合は、A値は、目標値入力領域134にあるプルアップボタン134Aとプルダウンボタン134Bとを用いて、B値は、プルアップボタン134Cとプルダウンボタン134Dとを用いて入力する。
図12に示す二つ折りの調整画面では、操作指示領域146に示されるA値が0.0mmとなるように折り処理されることが前提であるため、これまで説明した折り位置の目標値を入力する目標値入力領域は存在せず、目標値は、0.0mmとなる。なお、第1の実施の形態では、目標値は0.0mmとなっており、入力ができない画面構成となっているが、折り位置を故意にずらし、二つ折りにした1片に穴を開けてファイルに綴じたりするような場合に対応するため、目標値を入力できるようにしても良い。
ステップ206で目標値を入力し、ステップ208へ移行する。
ステップ208では、選択されている調整画面に表示される確認プリントボタン126を押し、確認プリントを実行する。確認プリントを実行すると図13に示す、記録用紙18の選択画面が表示され、ステップ210へ移行する。
ステップ210では、図13に示す記録用紙18の選択画面より確認プリントを実行する記録用紙18を選択する。
図13に示す、記録用紙18の選択画面で、設定されているトレイ22に収容されている記録用紙18を確認することができる。また、必要に応じて選択領域128にある選択ボタン128Aを押すことで、記録用紙18を変更することができる。さらに、確認プリント処理で出力する記録用紙18の部数を変更したい場合も、部数変更領域130にある、プルアップボタン130Aとプルダウンボタン130Bを押すことで部数を変更することができる。記録用紙18を確認、または変更し、閉じるボタン131を押すと、記録用紙18に折り処理が実行され、折り処理が実行された記録用紙18が出力されて、折り処理を調整していた調整画面が再度表示される。折り処理が実行された記録用紙18は、処理された上の面が判断できるように記録用紙18の上面にマーカーが印刷される。
ステップ210で、確認プリントが実行される記録用紙を選択すると、ステップ212へ移行する。
ステップ212では、ステップ204で選択された調整画面(図9〜図12の何れか)が表示され、確認プリントを実行することにより出力された記録用紙18の折り位置を測定し、折り位置の測定値(図9〜図11では、「確認プリント出力用紙のA値/B値」、図12では、「確認プリント出力用紙のA値」と表示される)を入力する。記録用紙18の折り位置の測定は、出力された記録用紙18に印刷されているマーカーを上の面として行う。
図9に示す、内三つ折りの場合の調整画面と、図10に示す、外三つ折りの調整画面において、測定したA値を、測定値入力領域144のプルアップボタン144Aとプルダウンボタン144Bとを用いて、測定値のB値を、プルアップボタン144Cとプルダウンボタン144Dとを用いて入力する。
図11に示すZ折りの調整画面において、測定したA値を、測定値入力領域136のプルアップボタン136Aとプルダウンボタン136Bとを用いて、測定値のB値を、プルアップボタン136Cとプルダウンボタン136Dとを用いて入力する。
図12に示す二つ折りの調整画面において、操作指示領域146の指示ボタン146Aを用いて、A値は、上が長いか、下が長いかを指示する。次に、測定したA値を、測定値入力領域148のプルアップボタン148Aとプルダウンボタン148Bとを用いて入力する。また、二つ折りの折り処理では、複数枚の記録用紙18を1束として二つ折りすることができるため、1束の記録用紙18の枚数を、枚数指定領域150のプルアップボタン150A、プルダウンボタン150Bを用いて入力する。なお、第1の実施の形態の図12に示す二つ折りの1束の記録用紙18の枚数の指定は、1〜5枚となっているがこれに限ったものではなく、設定可能とすることもできる。
ステップ212で、出力された記録用紙18を測定し、測定値を入力すると、ステップ214へ移行する。
ステップ214では、選択された折り処理の調整画面に表示されている調整ボタン138を押し、ステップ216へ移行する。
ステップ216では、ステップ206で入力された折り位置の目標値と、ステップ212で入力された測定値とから、設定部102が調整量を設定し、ステップ218へ移行する。
ステップ218では、設定部102が設定した調整量から折り位置を調整し、ステップ220へ移行する。
ステップ220では、設定部102が設定した折り位置、折りの種類、記録用紙18が収容されているトレイ情報を記憶制御部106が不揮発性メモリに記憶し、ステップ222へ移行する。
ステップ222では、選択されている折り処理の調整画面の閉じるボタン141を押し、このルーチンは終了する。
折り処理において、折り処理された記録用紙18を測定することで得られる折り位置の測定値と、入力した目標値または予め設定された折り位置の目標値とから、折り位置の調整量設定することで、折り位置を調整することができる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、枚数の設定を変更しない限り、基本的に1枚の記録用紙18を折る折り位置の調整について説明した。第2の実施の形態では、設定された枚数の記録用紙18を重ねてステープルで中綴じした後に二つ折りする複合処理の小冊子作成処理での折り位置と綴じ位置との調整について説明する。
なお、この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同一構成部分について、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2の実施の形態では、設定された枚数の記録用紙18の二つ折りの折り処理に加え、ステープルで中綴じする綴じ処理が実行される。二つ折りは、折り処理後の記録用紙の折位置に差がなく、綴じ位置は、二つ折りされた折り位置が綴じられることになる。このため、第1の実施の形態の機能ブロック図(図3参照)のUI100は、小冊子作成処理後の折り位置と綴じ位置のそれぞれの測定値、記録用紙18の紙質情報、記録用紙18が収容されているトレイ22の情報、記録用紙18の枚数が入力される。UI100は、小冊子作成処理後の折り位置と綴じ位置のそれぞれの測定値、記録用紙18の紙質情報を設定部102へ送出し、記録用紙18が収容されているトレイ22の情報を記憶制御部106へ送出し、記録用紙18の枚数を補正部112へ送出する。
設定部102は、UI100から送出される小冊子作成処理後の折り位置と綴じ位置のそれぞれの測定値、記録用紙18の紙質情報に基づいて折り位置と綴じ位置のそれぞれの調整量を算出し、調整部104へ送出する。
調整部104は、設定部102から送出される折り位置と綴じ位置のそれぞれ調整量に基づいて、記録用紙18の折り位置、綴じ位置を調整する。
後処理部108は、調整部104での調整に基づいて、小冊子作成部50(図1参照)での折り処理を実行する。
以下、第2の実施の形態の作用を説明する。
画像形成装置10では、装置本体12に画像データが入力されると、入力された画像データに基づいて画像形成部20で画像が形成され、トレイ22から記録用紙18が搬送されて、記録用紙18に形成された画像が転写されることで画像形成(印刷処理)が終了する。
UI100から、画像形成指示の他に後処理指示が入力されている場合、画像が形成された記録用紙18は、フィニッシャー16に送り込まれる。
フィニッシャー16では、UI100から入力される後処理指示に応じて、折り処理の場合は折り部54が、ステープル止めの場合はステープル部52、設定された枚数の記録用紙18を重ねて中綴じした後に二つ折りする小冊子作成処理の場合は小冊子作成部50で後処理が実行される。
後処理のうち、小冊子作成処理された記録用紙18を確認すると、所望の折り位置で折り処理と綴じ処理とが実行されず、折り位置と綴じ位置とを調整したい場合がある。これまではカスタマエンジニアによって折り位置が調整されていたが、UI100を用いて折り位置を調整できる。
なお、小冊子作成処理の折り位置と綴じ位置とは、画像形成装置10の工場出荷時に基準となる記録用紙18に対して設定されているデフォルトの折り位置と綴じ位置とを調整する場合でも、既に調整済みの調整量に対して折り位置と綴じ位置とを変更したり、時間の経過に伴って折り位置と綴じ位置とにずれが生じ、そのずれを調整したりする場合でもよい。
図14は、小冊子作成処理の折り位置と綴じ位置との調整の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ300では、図4に示す記録用紙18の選択画面から、調整する小冊子作成処理に該当する記録用紙18を選択する。
ステップ302では、選択した記録用紙18に該当する図7、又は図8に示す後処理選択画面から小冊子作成処理(図7、又は図8では「製本」と表示)を選択する。
ステップ304では、小冊子作成処理の調整画面(図15)を表示する。
図15は、小冊子作成処理の調整を実行する調整画面である。図15に示す、設定領域152で、1つの小冊子の束として綴じる記録用紙の枚数である2枚束(選択ボタン152A)、15枚束(選択ボタン152B)を選択することで調整を実行する。1つの束として2枚束の設定を実行するのは、最小2枚以上の記録用紙18を1つの小冊子として束ねるためである。また、1つの束として15枚束の設定を実行するのは、設定できる記録用紙18の最大枚数が15枚だからである。なお、設定できる最大枚数は15枚の束に限ったものではなく、変更可能である。特に、たとえば小冊子作成処理の処理可能最大枚数近傍で調整値の線形性が崩れることが分かっている場合には、線形性が維持される程度の枚数として、処理可能最大枚数より少ない枚数を設定することができる。逆に、線形性が崩れるとは言っても最大処理枚数近傍での小冊子作成頻度が多いような場合には、あえて最大処理枚数近傍での2種類の記録用紙枚数にて調整を行いことにより効果的に調整を実行することが可能となる。また、2枚束と15枚束の調整量は、基準となる記録用紙18に対する調整量がデフォルト値として予め設定されている。
2枚の束の折り位置、綴じ位置の設定と、15枚の束の折り位置、綴じ位置の設定とを実行することで、2枚から15枚の間の枚数の束は、2枚の束と15枚の束との設定値から補間されることになる。
また、特定の枚数を束ねて小冊子を作成することが多い場合は、指定枚数設定領域160にあるプルアップボタン160A、プルダウンボタン160Bを用いて束ねる記録用紙18の枚数を指定し、選択ボタン161を押すことで調整を実行することができる。特定の枚数が指定された場合は、2枚の束と15枚の束との設定値から補間されることなく、指定した枚数で調整された調整値を用いることになる。
ステップ304で、小冊子作成処理の調整画面が表示され、ステップ306へ移行する。
ステップ306では、図15に示される2枚束、又は15枚束の設定を確認する確認プリントボタン162が押されたか否かが判定される。確認プリントボタン162が押されなかった否定判定の場合はステップ308へ移行し、確認プリントボタン162が押された肯定判定の場合はステップ312へ移行する。
ステップ308では、図15に示される、指定枚数設定領域160にあるプルアップボタン160Aとプルダウンボタン160Bを用いて1束の記録用紙18の枚数が指定されたか否かが判定される。なお、枚数の指定は2枚束と15枚束とが設定領域152にある、設定ボタン152A(2枚束の設定)と、設定ボタン152B(15枚束の設定)により調整できることから、記録用紙18の枚数の指定が3枚〜14枚、又は16枚〜20枚となっている。なお、16枚〜20枚が設定できるのは、フィニッシャー16の処理能力の上限となっているためであり、この値に限定されるものではない。
ステップ308で1束の記録用紙18の枚数が入力された肯定判定の場合はステップ310へ移行し、1束の記録用紙18の枚数が入力されなかった否定判定の場合はステップ324へ移行する。
ステップ310では、ステップ308で入力された枚数に応じた確認を行う確認プリントボタン166が押されたか否かが判定される。確認プリントボタン166が押された肯定判定の場合はステップ312へ移行し、確認プリントボタン166が押されなかった否定判定の場合はステップ324へ移行する。
ステップ312では、図13より、確認プリントを実行する記録用紙18を選択し、ステップ314へ移行する。
ステップ314では、確認プリントにより記録用紙18の上面を判断するマーカーが印刷された面を基準にして、出力された記録用紙18の折り位置、綴じ位置を測定し、2枚束の場合は図16に示される調整画面、15枚束の場合は図17に示される調整画面、1束の枚数を指定した場合は図18に示される調整画面から測定値を入力する。
2枚束の調整を実行する調整画面(図16)、15枚束の調整を実行する調整画面(図17)、1束の枚数を指定した調整画面(図18)のいずれの場合も、測定結果入力領域154で、出力された結果の折り位置と、綴じ位置とが該当する測定結果ボタン154Aを押す。次に、測定値入力領域156で、測定結果入力領域154に図示されている折り位置の測定値であるA値を、プルアップボタン156Aとプルダウンボタン156Bとを用いて入力する。また、綴じ位置の測定値であるB値も、プルアップボタン156Cとプルダウンボタン156Dとを用いて入力する。折り位置の測定値であるA値と、綴じ位置の測定値であるB値とを入力後、閉じるボタン158を押すことで、再び図15が表示され、ステップ316へ移行する。
ステップ316では、2枚束・15枚束の調整の場合は調整ボタン164を押し、1束の枚数を指定した場合は調整ボタン168を押し、ステップ318へ移行する。
ステップ318では、ステップ314で入力された折り位置、綴じ位置の測定値から、設定部102がそれぞれの調整量を設定し、ステップ320へ移行する。
ステップ320では、調整部104が設定した調整量から折り位置、綴じ位置を調整し、ステップ322へ移行する。
ステップ322では、設定部102が設定した折り位置、綴じ位置、記録用紙18が収容されているトレイ情報を記憶制御部106が不揮発性メモリに記憶し、ステップ324へ移行する。
ステップ324では、図15に示す閉じるボタン169が押されたか否かが判定される。閉じるボタン169が押されない否定判定の場合はステップ306へ移行し、閉じるボタン169が押された肯定判定の場合はこのルーチンは終了する。
設定された枚数の記録用紙18を重ねてステープルで中綴じした後に二つ折りにする小冊子作成処理において、小冊子作成処理された記録用紙18を測定することで得られる折り位置の測定値と綴じ位置の測定値、予め設定された折り位置の目標値と綴じ位置の目標値、設定された記録用紙18の枚数から、折り位置の調整量と綴じ位置の調整量とを設定することで、折り位置、綴じ位置を調整することができる。
なお、第1の実施の形態、第2の実施の形態において、折り位置の調整量、もしくは綴じ位置の調整量が登録されていない場合でも、後処理を実行する際に、選択したトレイ22の記録用紙18の種類が、既に登録されている調整量の記録用紙18の種類と一致する場合は、登録されている調整量に基づいて後処理を実行することができる。
また、二つ折りの折り処理において、二つ折りにする1束の記録用紙18の最大枚数と、小冊子作成処理において、小冊子処理を実行する1束の記録用紙18の最大枚数とは、記録用紙18の紙質に応じて変更される。
また、後処理の折り処理、小冊子作成処理の調整において、確認プリントを実行して出力される記録用紙18測定値を容易に入力できるように、UI100上に目盛を表示したり、出力される記録用紙18に目盛を印刷したりするようにしてもよい。
さらに、小冊子作成処理では、記録用紙18の2枚束、15枚束での調整量を設定し、その間の枚数は設定された調整量に基づいて補間されるようにしたが、これに限ったものではなく、1束の枚数を指定した調整量も考慮して補間するようにしてもよい。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 第1の実施の形態に係る記録用紙の折り処理を実行する折り機構の概略を示した概略図である。 第1の実施の形態に係る折り位置の調整処理の機能を示す機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る折り処理の調整処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る記録用紙の折り位置を設定する設定画面である。 第1の実施の形態に係る給紙トレイの割り付けを確認、変更する設定画面である。 第1実施の形態に係る未登録の折り位置の設定を行う設定画面である。 第1の実施の形態に係る折り位置の設定内容を確認、変更する設定画面である。 第1の実施の形態に係る内三つ折りの折り位置の調整を行う設定画面である。 第1の実施の形態に係る外三つ折りの折り位置の調整を行う設定画面である。 第1の実施の形態に係るZ折りの折り位置の調整を行う設定画面である。 第1の実施の形態に係る二つ折りの折り位置の調整を行う設定画面である。 第1の実施の形態に係る確認プリント時の給紙トレイと部数とを確認、変更する設定画面である。 第2の実施の形態に係る小冊子作成処理の折り位置と綴じ位置との調整の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る製本位置の調整を行う設定画面である。 第2の実施の形態に係る2枚束の製本位置の調整を行う設定画面である。 第2の実施の形態に係る15枚束の製本位置の調整を行う設定画面である。 第2の実施の形態に係る指定枚数の束の製本位置の調整を行う設定画面である。
符号の説明
10 画像形成装置
16 フィニッシャー(後処理装置)
18 記録用紙
22 トレイ(給紙トレイ)
100 指示部(指示手段)
102 設定部(設定手段)
104 調整部(調整手段)
108 後処理実行部(後処理実行手段)
110 調整制御部(調整制御手段)
112 補正部(補正手段)

Claims (15)

  1. 記録用紙に対して、折り処理を含む後処理を実行する後処理手段と、
    前記後処理手段により折り処理された記録用紙のユーザにより測定された折り位置を示す測定値、折り位置の目標値、並びに前記記録用紙の紙質情報に基づいて折り位置の調整量を設定する設定手段と、
    記後処理手段の折り位置を調整する調整手段と、
    前記設定手段により設定された前記調整量に基づいて前記調整手段による調整を制御する調整制御手段と、
    を有する後処理装置。
  2. 前記後処理手段は、複数枚の記録用紙を二つ折り位置で綴じる綴じ処理と、記録用紙を二つ折りする二つ折り処理とを組み合わせた複合処理が可能であり
    前記設定手段が、前記複合処理により綴じ処理及び二つ折りされた記録用紙においてユーザにより測定された綴じ位置、及び前記測定値と、予め設定された綴じ位置及び二つ折り位置のそれぞれの目標値とに基づいて、綴じ位置及び二つ折り位置のそれぞれの調整量を設定すると共に、前記調整手段が、前記それぞれの調整量と基づいて綴じ位置及び二つ折り位置を調整することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  3. 前記折り処理において同時に折り込まれる前記記録用紙の枚数によって前記調整量を補正する補正手段を更に有する請求項1又は請求項2記載の後処理装置。
  4. 前記設定手段により設定された前記折り処理の調整量、若しくは前記複合処理の調整量を、異なる記録用紙毎に、複数種類記憶する記憶制御手段を更に有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の後処理装置。
  5. 前記複数種類の調整量がそれぞれ識別情報によって識別され、前記識別情報が後処理実行時に給紙される前記記録用紙が収容されている複数の給紙トレイ毎に割り当てられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の後処理装置。
  6. 前記設定手段は、新規に前記調整量を設定する新規設定処理、既に設定されている前記調整量を変更する変更設定処理、既に設定されている前記調整量を削除する削除設定処理を含むことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の後処理装置。
  7. 前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの装填状態では、当該削除設定処理を禁止し、かつ警告することを特徴とする請求項6記載の後処理装置。
  8. 前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの非装填状態で、当該削除設定処理を許可することを特徴とする請求項6記載の後処理装置。
  9. 前記設定手段は、前記削除設定処理対象の前記識別情報が割り当てられた前記給紙トレイの装填状態では、当該削除設定処理の際に事前警告することを特徴とする請求項6記載の後処理装置。
  10. 前記設定手段が、前記測定値、前記識別情報の特定を含む設定情報を段階的かつ対話形式に入力するための入力装置と、少なくとも前記調整量が設定されたか否かが目視認識可能な情報を表示するための出力装置とを含むユーザインタフェースを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1項記載の後処理装置。
  11. 前記補正手段が、少なくとも2種類の記録用紙枚数に対する綴じ処理に対して、前記目標値と測定値に基づく調整量を設定し、当該2種類の記録用紙枚数以外は、設定した調整量に基づいて補間することを特徴とする請求項3〜請求項10の何れか1項記載の後処理装置。
  12. 前記2種類の記録用紙枚数が、綴じ処理が可能な最小枚数と最大枚数であることを特徴とする請求項11記載の後処理装置。
  13. 前記補正手段が、前記目標値と測定値に基づく調整量の設定の対象となる前記記録用紙枚数を選択する選択手段を含むことを特徴とする請求項11又は請求項12記載の後処理装置。
  14. 前記給紙トレイから記録用紙を給紙し、前記記録用紙に所定の画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部における画像形成後の前記記録用紙を排出側に連結された請求項1〜請求項13の何れか1項記載の処理装置と、を有する画像形成装置。
  15. 前記ユーザインタフェース機能が、前記画像形成装置に既設のユーザインタフェースの実行機能の1つとして登録されていることを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
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