JP7003566B2 - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び方法に関する。
従来から、複合機等の画像形成装置に後処理装置(フィニッシャー)を含み、後処理装置により用紙に折り処理が行われている。特許文献1には、内三つ折りやZ折り等の複数種類の折り処理が可能な後処理装置が開示されている。
また、後処理装置等により折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取り、読み取られた画像に生じる折り目と折り目でない部分とのコントラストの差から折り目の位置を特定する技術が提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2017-61385号公報 特開2012-151586号公報 特開2016-158113号公報
後処理装置による用紙の折り位置は、ユーザの指定した位置からずれる場合がある。そこで、事前に折り位置のずれを抑制するための調整作業が行われる。調整作業は、例えば、次のように行なわれる。まず、ユーザ或いはサービスマン(以下、ユーザ等という)が、後処理装置から排出された折られた用紙について、定規等によって折り位置のずれ量を測定する。そして、ずれ量、或いは、ずれ量に対応した調整量を、後処理装置を含む画像形成装置に設定する。しかし、このように折り位置のずれ量を手動で測定する場合には、測定するための多くの手間が必要である。
そこで、次のように半自動的に折り位置調整を行うことが考えられる。まず、ユーザ等は、画像形成装置から排出された折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取る。そして、画像形成装置は、読み取られた画像に生じる折り目と折り目でない部分とのコントラストの差から折り目の位置を特定し、特定された折り目の位置と折り目として期待される位置との差分(ずれ量)を求めて、折り位置調整を行う。
しかし、上記のように折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取っても、読み取られた画像に折り目と折り目でない部分とのコントラストの差が生じないことが多く、折り目の位置を特定できない場合が多い。
本発明の目的は、イメージスキャナ(画像読取部)を用いて折り目の位置を特定し、折り位置調整を行えるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとが形成された調整シートに対して、予め設定された基準折り位置に基づいて前記第1調整パターンと前記第2調整パターンとを跨ぐように折りを実行する折り部と、前記折り部で折られた前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの前記第1調整パターンの画像と、前記第2調整パターンの画像とを読み取る画像読取部と、前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、折り目の位置を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段により特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置を調整する位置調整手段と、を含む、ことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記折り部により前記調整シートに形成される折り目に沿った方向における、前記調整シートの中央側に前記第2調整パターンが形成されており、同方向における、前記第2調整パターンよりも前記調整シートの端側に前記第1調整パターンが形成されている、ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記画像読取部は、前記調整シートを相対的に走査して前記第1調整パターンの画像および前記第2調整パターンの画像を読み取る走査部を含み、前記走査部の走査方向は、前記調整シートの折りに沿った方向と交差する方向である交差方向である、ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記画像読取部は、前記調整シートが置かれるプラテンを含み、前記プラテンは、前記走査部の走査方向と直交する方向における、前記プラテンの一方側の縁から前記プラテンの中央側に向かって所定幅を有し、前記走査部の走査方向に沿って延びる上側端部領域と、前記走査部の走査方向と直交する方向における、前記プラテンの他方側の縁から前記プラテンの中央側に向かって所定幅を有し、前記走査部の走査方向に沿って延びる下側端部領域と、を含み、前記調整シートを前記プラテンに置いた際に、前記第1調整パターンが前記プラテンの前記上側端部領域および前記下側端部領域の少なくとも一方にくるように、前記第1調整パターンが前記調整シートに形成されている、ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記調整シートにおいて、前記第1調整パターンは、前記第2調整パターンを挟んで2箇所に形成されており、前記調整シートを前記プラテンに置いた際に、2箇所の前記第1調整パターンの各々が前記プラテンの前記上側端部領域と前記下側端部領域との各々にくるように、2箇所の前記第1調整パターンが前記調整シートに形成されている、ことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項4または5に記載の画像形成装置において、前記調整シートの前記第1調整パターンおよび前記第2調整パターンが形成された面の裏面に、前記調整シートを前記プラテンに置く際に使用する位置合わせマークが形成されており、前記調整シートの前記位置合わせマークを前記プラテンと前記プラテンの枠との境界に位置合わせすることで、前記調整シートの前記プラテンにおける置く位置が決まる、ことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記位置特定手段は、前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪みに基づいて折り目の位置を特定できない場合には、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて折り目の位置を特定し、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて折り目の位置を特定できない場合には、前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪みに基づいて折り目の位置を特定する、ことを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、用紙に折りを実行する折り部の折り目の位置を特定するためのシートであって、折られた当該シートが広げられた状態で当該シートの画像を読み取ることで当該特定がされるシートに対して、事前に前記折り部によって折られる領域に、少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとを形成する画像形成部を含み、前記シートの画像における前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記シートの画像における前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、前記シートの折り目の位置が特定される、ことを特徴とする画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、前記折り部により前記シートに形成される折り目に沿った方向における、前記シートの中央側に前記第2調整パターンを形成し、同方向における、前記第2調整パターンよりも前記シートの端側に前記第1調整パターンを形成する、ことを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとが形成された調整シートに対して、予め設定された基準折り位置に基づいて前記第1調整パターンと前記第2調整パターンとを跨ぐように折り部により折りを実行し、前記折り部で折られた前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの前記第1調整パターンの画像と、前記第2調整パターンの画像とを読み取り、前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、折り目の位置を特定し、特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置の調整を行う、ことを特徴とする方法である。
請求項1,2及び10に係る発明によれば、画像読取部を用いて折り目の位置を特定することができ、折り位置調整を行うことができる。
請求項3及び4に係る発明によれば、第1調整パターンの画像に線分の歪みが顕著に現れる。
請求項5に係る発明によれば、2つの第1調整パターンの画像の各々に現れる線分の歪みを用いて、折り目の位置を正確に特定することができる。
請求項6に係る発明によれば、プラテンの上側端部領域および下側端部領域の少なくとも一方に、調整シートの第1調整パターンを正確に位置合わせできる。
請求項7に係る発明によれば、第1調整パターンの画像と第2調整パターンの画像とを相補的に用いて、折り目の位置を特定することができる。
請求項8,9に係る発明によれば、第1調整パターンと第2調整パターンとが形成された調整シートを作成できる。
画像形成装置の概略構成図である。 折り部の機構の一例の概略図である。 画像形成装置の折り位置の調整処理における制御構成を示す図である。 画像形成装置の折り位置の調整処理の流れを示すフローチャートである。 折り位置の調整処理の設定画面の一例を示す図である。 調整パターンが印刷された調整シートの一例(A)と、その調整シートに折り処理が施された状態の一例(B)とを示す図である。 折り位置の調整処理における調整シートをプラテンに置く際の案内画面の一例を示す図である。 プラテンにおける第1調整パターンが有効な領域を示す図である。 プラテンへ調整シートが置かれる際の位置を説明するための図である。 調整シートの折り目の位置の特定処理の流れを示すフローチャートである。 読み取られた調整シートの画像の一例を示す図である。 第1調整パターンの画像から折り目の位置を特定する方法を説明するための図である。 第2調整パターンの画像から折り目の位置を特定する方法を説明するための図である。 折り目の位置と基準折り位置との差分を説明するための図である。 別の調整シートの調整パターンについて説明するための図である。 図15の調整シートがプラテンに置かれた状態を示す図である。 別の調整シートの調整パターンについて説明するための図である。 別の調整シートの調整パターンについて説明するための図である。 別の調整シートの調整パターンについて説明するための図である。 調整シートに位置合わせマークが形成された状態を示す図である。 調整シートの位置合わせマークを用いて、プラテンに調整シートを位置合わせする状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部12と、原稿の画像を読み取るイメージスキャナである画像読取部14と、記録用紙に折り処理等を施すフィニッシャーである後処理部16とを備えている。
本実施形態の画像形成装置10は、例えば、画像読取部14で読み取った原稿の画像を、画像形成部12で記録用紙に形成する複写機能を有する複写機である。また、本実施形態の画像形成装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下PCという)等とネットワークを通じて接続され、PC等から印刷ジョブとして入力される画像データに基づいて画像形成部12が印刷を実行するものである。画像形成装置10は、装置本体に設けられたユーザインターフェイス(以下UIという)やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を受け付け、後処理部16の折り部18が記録用紙に折り処理を行うものである。以下で説明するように画像形成装置10は、折り部18による記録用紙の折りの位置の調整を行う。
画像形成部12は、記録用紙を搬送する搬送路20と、記録用紙上にトナー像を形成するトナー像形成部22と、記録用紙上のトナー像を定着させる定着部24とを備えている。また、画像形成装置10は、記録用紙が収容された複数の用紙トレイ26を備えている。図1では、2つの用紙トレイ26が図示されているが、実際には、さらに多くの用紙トレイ26が設けられている。用紙トレイ26の各々には、例えば、記録用紙の種別(種類、サイズ等)に応じて記録用紙が収容されている。
用紙トレイ26に収容された複数の記録用紙のうち一番上の記録用紙が送り出しローラ28により搬送路20に送り出されるようになっている。搬送路20は、その一端が各用紙トレイ26に接続されており、トナー像形成部22を通って、その他端が後処理部16の搬送路(不図示)に接続されている。それにより、用紙トレイ26から搬送路20に送り出された記録用紙は、トナー像形成部22に向けて搬送され、その後、定着部24を通って後処理部16に搬送されるようになっている。
図1に示すように、画像形成装置10は手差しトレイ30を備えている。手差しトレイ30の上に置かれた記録用紙も搬送路20に送り出されるようになっており、トナー像形成部22に向けて搬送され、その後、定着部24を通って後処理部16に搬送されるようになっている。
トナー像形成部22は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像ユニット32Y、32M、32C、32Kと、中間保持体として無端の転写ベルト34とを備えている。転写ベルト34は、搬送路20側の転写ローラ36を含む複数のローラに巻き掛けられており、回転駆動されるようになっている。また、転写ベルト34は、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kに設けられている感光体ドラム38Y、38M、38C、38Kに接している。
トナー像形成部22には、画像データに基づいて生成されたY、M、C、Kの各色の画像信号(ラスタデータ)が入力されるようになっている。トナー像形成部22では、この画像信号に基づいて、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kのそれぞれで、感光体ドラム38Y、38M、38C、38Kに、Y、M、C、Kの各色のトナー像を形成し、それぞれのトナー像を転写ベルト34に重畳させて転写する。
トナー像形成部22には、転写ローラ36に対向してローラ38(バイアストランスファーローラ)が設けられており、記録用紙は、転写ローラ36とローラ38との間に送り込まれ、転写ベルト34と共に転写ローラ36及びローラ38に挟持される。これにより、記録用紙は、転写ベルト34のトナー像が転写されながら送りだされる。
定着部24は、一対の定着ローラ40を備えており、トナー像が転写された記録用紙は、この定着ローラ40の間に送り込まれる。定着部24は、定着ローラ40の間へ送り込まれる記録用紙を定着ローラ40によって挟持して加圧しながら加熱し、記録用紙にトナー像を定着させて送り出す。これにより、記録用紙に画像データに応じた画像が形成される。
以上説明した画像形成部12は、電子写真方式を用いた一般的構成を適用でき、詳細な説明は省略する。
画像形成装置10は、自動原稿搬送部44を備えている。自動原稿搬送部44は、原稿台であるプラテンガラスPG(以下、適宜、単にプラテンPGという)上に支持されている。なお、プラテンPGは画像読取部14(イメージスキャナ)の一部を構成する。自動原稿搬送部44は、画像を読み取ろうとする複数の原稿が重ねて積載される原稿給紙トレイ46を有している。原稿給紙トレイ46に積載された複数の各原稿は順次プラテンPG上の複写位置、すなわち、原稿搬送部材のプラテンロール48の圧接位置を通過して原稿排紙トレイ49に排出されるように構成されている。自動原稿搬送部44は、その後端部に設けた左右方向(図1のX軸方向)に延びる図示しない回動軸によりプラテンPG上面に対して回動可能であり、原稿をユーザ等が手でプラテンPG上に置く場合に上方に回動される。
画像読取部14(イメージスキャナ)は、プラテンPGと、プラテンPGの下方に配置され原稿画像を読み取る露光光学系50とを備えている。露光光学系50は、光源52と、複数のミラーとを備えている。自動原稿搬送部44でプラテンPG上面に搬送されて複写位置を通過する原稿または手動でプラテンPG上に置かれた原稿には光源から光が照射され、原稿からの反射光は、露光光学系50を介して、固体撮像素子CCD56で電気信号に変換される。なお、手動でプラテンPG上に置かれた原稿の画像を読み取る場合には、露光光学系50が図1のX軸方向に移動して原稿を走査する。なお、露光光学系50が走査部に相当する。
以上説明した画像読取部14は、例えば、CCD方式のイメージスキャナの一般的構成を適用でき、詳細な説明は省略する。
後処理部16であるフィニッシャーは、画像形成部12から搬送されてきた記録用紙に折り処理を行う折り部18と、排出トレイ58とを備えている。折り部18は、記録用紙を二つ折り、内三つ折り、Z折り等の設定された折り方に折り、排出トレイ58へ排出する。なお、後処理部16は、複数枚の記録用紙を重ねて中綴じした後に二つ折りするなどして小冊子状とする小冊子作成部(不図示)や、複数枚の記録用紙を重ね、重ねた記録用紙の周縁部の所定位置をステープル止めするステープル部(不図示)などを備えていてもよい。これらの折り部18、小冊子作成部およびステープル部は、従来公知の構成を適用できる。
図2は、折り部18の折り機構の一例の概略図である。
図2(A)に示すように、記録用紙Pは、一対の搬送ローラ60が矢印A方向に回転することによって搬送され、ゲート62に突き当てられる。記録用紙Pは、ゲート62に突き当てられると搬送が停止する。記録用紙Pの搬送が停止すると、図2(B)に示すように、ナイフ状の折り部材64が一対の折りローラ66に向かって矢印B方向に移動し、記録用紙Pを一対の折りローラ66に押し込む。この結果、記録用紙Pは、一対の折りローラ66によって折り込まれる。
記録用紙Pの折り位置は、例えば、一対の搬送ローラ60から押し出される記録用紙Pのたわみ量に依存する。記録用紙Pは、記録用紙Pの用紙特性(記録用紙Pのこしの強さ、厚み等)によってたわむことがあり、かつ、そのたわみ量も異なる。そこで、記録用紙Pの用紙特性によって折り位置を調整する必要が生じる。なお、以上説明した「たわみ量」以外の要因によっても、記録用紙Pの折り位置の変動が起こる可能性もある。
図3は、本実施形態の画像形成装置10の折り位置の調整処理における制御構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、制御部68と、記憶部70と、UI(ユーザインターフェイス)72とを備えている。制御部68は、CPU等のプロセッサを含み、記憶部70に格納されているプログラムに従って処理を実行する。それにより、制御部68は、後述する位置特定手段74、位置調整手段76等として機能する。記憶部70は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等であり、制御部68が実行するプログラム、折り位置の調整処理によって決定された調整値、一時的なデータ等を記憶する。UI72は、折り位置の調整処理における設定画面等を表示すると共に、ユーザやサービスマン等(以下、ユーザ等という)からの操作を受け付ける。制御部68は、画像形成部12、画像読取部14、および折り部18と接続され、各々を制御可能となっている。
図4は、画像形成装置10の折り位置の調整処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、記録用紙の種類毎および記録用紙の折り方毎に、図4のフローを実行して折り位置の調整処理を行う。
まず、S100で、制御部68は、UI72を介して調整シートの作成指示を受け付ける。図5は、UI72に表示される折り位置の調整処理の設定画面および調整シートの作成指示受付画面の一例を示す図である。まず、図5(A)に示す調整項目の選択画面が表示され、ユーザ等により「フィニッシャー調整」が選択される。次に、図5(B)に示す調整する折り方の選択画面が表示され、ユーザ等により調整する折り方が選択される。次に、図5(C)に示す調整する記録用紙(用紙)の選択画面が表示され、ユーザ等により調整する記録用紙が選択される。なお、図5(C)では用紙の種類のみが図示されており、用紙サイズについては図示されていないが、用紙の種類に加えて用紙サイズ(例えば、A3,A4,B5等)を選択できるようになっていてもよい。
そして、図5(C)に示す「調整シートの作成スタート」のボタンがタッチされることで、調整シートの作成指示が受け付けられる。調整シートの作成指示が受け付けられると、制御部68は画像形成部12を制御して、図5(C)で選択された記録用紙(用紙)が収納された用紙トレイ26から記録用紙を給紙して、搬送路20に送り出す。なお、図5(C)で選択した記録用紙をユーザ等が手差しトレイ30に置いて、「調整シートの作成スタート」のボタンをタッチすることで、手差しトレイ30から記録用紙を給紙して、搬送路20に送り出すことも可能である。給紙された記録用紙が、調整シートとなる。なお、調整シートは、単に「シート」と言うこともできる。
次に、図4のS102で、制御部68は画像形成部12を制御して、用紙トレイ26または手差しトレイ30から給紙された記録用紙(調整シート)に、予め定められた調整パターンを印刷する。図6(A)は、調整パターンが印刷された調整シート82の一例を示す図である。図6(A)に示すように、調整パターンは、第1調整パターン78と第2調整パターン80とからなる。第1調整パターン78は、調整シート82の端の領域に印刷される1本以上(少なくとも1本)の線分であり、後処理部16の折り部18で調整シート82が折られる領域に印刷(形成)されるものである。また、第2調整パターン80は、第1調整パターン78より調整シート82の内側の領域に印刷される黒または濃度が高い色で塗り潰されたパターン(パッチ)であり、後処理部16の折り部18で調整シート82が折られる領域に印刷(形成)されるものである。なお、図6(A)の調整シート82の角の領域に印刷されたマーク(基準端マーク84)は、調整シート82における基準となる端を示すものである。
図6(A)では、第1調整パターン78として、調整シート82の上側端部付近に3本の線分が印刷されている。しかし、第1調整パターン78の位置は、上側端部付近に限定されない。また、線分の数は、3本以外の数であってもよい。例えば、上側端部付近と下側端部付近とのどちらかに1本の線分が印刷されてもよい。
第1調整パターン78である線分は、例えば、K色のトナーのみで印刷される。あるいは、線分は、例えば、C色、M色、Y色の各トナーを混色することで黒色に印刷される。また、線分は、例えば、所定濃度のグレー色、或いは、所定濃度の黒色以外の色であってもよい。第1調整パターン78である線分の数、色、長さ、調整シート82上の位置等は、例えば、予め記憶部70に記憶しておく。
第2調整パターン80は、例えば、K色のトナーのみで印刷される。あるいは、第2調整パターン80は、例えば、C色、M色、Y色の各トナーを混色することで黒色に印刷される。あるいは、第2調整パターン80は、例えば、所定濃度のグレー色や、所定濃度の黒色以外の色であってもよい。第2調整パターン80の色、大きさ、調整シート82上の位置等は、例えば、予め記憶部70に記憶しておく。なお、第2調整パターン80である黒または濃度が高い色で塗り潰されたパターンは、パターン内の濃度がある程度均一である方が望ましい。厳密な意味で濃度が均一というわけではなく、例えば、設計上あるいは動作上起こり得る変動した濃度も含むものである。また、濃度が高い色とは、折り目の位置(濃度が低い色)を検出できる程度のものである。折り目の位置として現れる濃度が低い色との対比がし易いものであることが望ましい。
図4のS102で、調整シートに調整パターンが印刷された後は、調整シートは後処理部16に送り出される。そして、S104で、制御部68は折り部18を制御して、調整シートに折り処理を施す。この折り処理は、図5(B)で選択した折り方で行われる。図6(B)は、図5(B)において「二つ折り」が選択され、その折り処理が施された調整シート82(広げられた状態)の一例を示す図である。図6(B)において、折られた位置が斜線で示されている。調整シート82を折る位置は、基準折り位置として、例えば、予め記憶部70に記憶されている。すなわち、基準折り位置は予め設定された折り位置である。折り部18は、基準折り位置に従って調整シート82に折り処理を行うが、実際に折られる位置は基準折り位置からずれた位置となり得る。ここで、折り部18は、第1調整パターン78と第2調整パターン80とを跨ぐように折り処理を行う。なお、図6(B)に示すように、基準端マーク84は、調整シート82の折りに沿った方向Cと交差する方向(交差方向)Dにおける基準となる端を示す。
次に、図4のS106で、制御部68は、折り部18で折られた調整シートを排出トレイ58に排出する。そして、ユーザ等は、排出トレイ58に排出された調整シート(折られた調整シート)を広げて、画像読取部14のプラテンPGに置く。図7は、UI72に表示される調整シートをプラテンPG上に置く際の案内画面の一例である。図7に示すように、UI72には、調整シートをプラテンPGの端から離して置くように案内が表示される。また、調整シートの角の領域に印刷された基準端マーク(■マーク)が左上角に来るように、かつ、基準端マーク(および調整パターン)が印刷された側がプラテンPG面に向くように案内が表示される。ユーザ等は、それらに従って、プラテンPG上に調整シートを広げて置く。
図7の例では、調整シートをプラテンPGの「上端から5mm程度離れた位置に置いてください。」という案内がされているが、上端から離す量である「5mm」はあくまで一例である。この上端から離す量は、次のようにして予め決定されている。図8は、プラテンPGを上から見た図である。図8には、調整シート82の第1調整パターン78が置かれるべき領域である上側端部領域86aおよび下側端部領域86bが示されている。図9は、調整シート82が置かれたプラテンPGを下から(露光光学系50側から)見た図である。図9には、調整シート82の第1調整パターン78が、上側端部領域86aに置かれている状態が示されている。上記した調整シートをプラテンPGの上端から離す量は、調整シート82の第1調整パターン78が上側端部領域86aまたは下側端部領域86bに入るように予め決定されている。
図8,9に示すように、上側端部領域86aおよび下側端部領域86bは、走査部(露光光学系50)の走査方向に沿って延びて存在する。調整シート82の第1調整パターン78がプラテンPGの上側端部領域86aまたは下側端部領域86bに入ることで、後述する第1調整パターンの画像において、折り目の位置を示す線分の歪みが顕著に現れることになる。換言すれば、調整シート82の第1調整パターン78が、プラテンPGの上側端部領域86aおよび下側端部領域86b以外の領域に置かれた場合には、第1調整パターンの画像において、折り目の位置を示す線分の歪みが現れにくい。すなわち、プラテンPGの上側端部領域86aおよび下側端部領域86bは、第1調整パターン78の有効領域と言える。
図4に戻り、S108で、制御部68は、UI72を介して調整シートの読取指示を受け付ける。具体的には、図7に示す「調整シートのスキャンスタート」のボタンがタッチされることで、調整シートの読取指示が受け付けられる。そして、制御部68は、画像読取部14を制御して、調整シートの画像を読み取る。具体的には、画像読取部14の露光光学系50(走査部)が移動して調整シートを走査することで、調整シートの画像を読み取る。ここで、画像読取部14の露光光学系50が調整シートを走査する方向(走査方向)は、調整シートの折りに沿った方向(図6(B)の方向C)と交差する方向である交差方向(図6(B)の方向D)である。これにより、後述する第1調整パターンの画像において、折り目の位置を示す線分の歪みが顕著に現れる。以上のように、画像読取部14は、折り部18で折られた調整シートが広げられた状態で調整シートの画像を読み取る。
次に、図4のS110で、制御部68は位置特定手段74として機能して、調整シートの画像を用いて、調整シートの折り目の位置を特定する。図10は、調整シートの折り目の位置の特定処理の流れを示すフローチャートである。図11は、読み取られた調整シートの画像200の一例を示す図である。なお、読み取られた調整シートの画像がカラー画像である場合には、従来公知の方法で、カラー画像からモノクロ画像に変換されてもよい。図11では、その変換後の画像が示されている。図11に示すように、調整シートの画像200は、調整シート部分202(図11の白色部分)と、調整シート部分202の外側部分203(図11の灰色部分)とを有する。調整シート部分202には、第1調整パターンの画像204と、第2調整パターンの画像206と、基準端マークの像(基準端マーク像208)とが現れている。
例えば、調整シート82(記録用紙)のこしの強さ、厚み等の用紙特性や、プラテンPG上の調整シートに対してプラテンカバー(本実施形態では自動原稿搬送部44の底面)を押し付ける強さ等によって、調整シート82の折り目部分のプラテンPGからの浮き方が異なる。調整シート82の折り目部分の浮き方が変化すると、画像読取部14で読み取られる調整シートの画像200(第1調整パターンの画像204,第2調整パターンの画像206)が変化する。調整シート82の折り目部分の浮きが大きい場合は、第1調整パターンの画像204において折り目の位置を示す線分の歪みが顕著に現れるが、第2調整パターンの画像206において折り目の位置を示す白色部分(後述)がぼやけてしまう。すなわち、調整シート82の折り目部分の浮きが大きい場合は、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定できるが、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定することができない。一方、調整シート82の折り目部分の浮きが小さい場合は、第1調整パターンの画像204において折り目の位置を示す線分の歪みが現れにくいが、第2調整パターンの画像206において折り目の位置を示す白色部分が明確に現れる。すなわち、調整シート82の折り目部分の浮きが小さい場合は、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定できないが、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定することができる。そこで、本実施形態では、第1調整パターンの画像204と、第2調整パターンの画像206とを相補的に用いて、調整シート82の折り目の位置を特定する。
次に、図10を参照して調整シート82の折り目の位置の特定処理について説明する。まず、S200で、制御部68(位置特定手段74)は、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定する。ここで、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定する方法の一例について説明する。
図11に示すように、第1調整パターンの画像204において、線分(例えば線分216)は、折り目が入った部分が歪んで現れる(歪み218を参照)。なお、図11および以降で説明する図12~14では、その線分の歪みが誇張して描かれている。調整シートの第1調整パターンがプラテンPGの上側端部領域86aに置かれた場合には、図11に示すように、線分は下側に歪む。なお、調整シートの第1調整パターンがプラテンPGの下側端部領域86bに置かれた場合には線分は上側に歪むことになる。また、仮に、調整シートの第1調整パターンがプラテンPGの中央領域(上側端部領域86a及び下側端部領域86bではない領域)に置かれた場合には、線分の歪みは、非常に小さくなる。
位置特定手段74は、線分の歪みの位置を特定することで、折り目の位置を特定する。ここでは、図11,12を参照しながら、複数の線分のうち線分216に注目し、線分216の歪みに基づいて折り目の位置を特定する方法について説明する。まず、折り目の位置の特定は、図11の左右方向(x軸方向)における線分216の歪みの画素位置を特定することにより行う。これは、基準端マーク像208が存在する側である画像の右側の端(画像の右端210)を0画素目として画素位置を特定する。
図12は、線分216付近の拡大図である。まず、図12の一点鎖線の矢印に示すように、x軸方向の所定間隔で、画像の上端212から下に向かって線分216のy軸方向の画素位置を検出する。これは、例えば、従来公知のパターンマッチング等により行うことができる。これは、例えば、画像の上端212を0画素目として検出する。これにより、各x軸方向の画素位置xi(i=1~n)に対する線分216のy軸方向の画素位置yi(i=1~n)を取得できる。そして、y軸方向の画素位置yi(i=1~n)が最も大きいx軸方向の画素位置xi(i=1~n)、すなわち、線分216の歪みのピークの位置を、折り目の画素位置AFM1(x軸方向の画素位置)として求めることができる。
また、次のように折り目の画素位置AFM1を求めてもよい。各x軸方向の画素位置xi(i=1~n)に対する線分216のy軸方向の画素位置yi(i=1~n)が得られた後、それらの内の最大値と最小値とを抽出し、最大値と最小値との中間値を閾値THとして求める。そして、閾値TH以上のy軸方向の画素位置yi(i=1~n)を有するx軸方向の画素位置xi(i=1~n)を取得する。図11,12では、画素位置AFL1~画素位置AFR1の間のx軸方向の画素位置が、その取得されたものである。なお、この場合、画素位置AFL1~画素位置AFR1が線分216の歪みの領域である。そして、画素位置AFL1~画素位置AFR1の中間の位置、すなわち、線分216の歪みの領域の中央の位置を、折り目の画素位置AFM1(x軸方向の画素位置)として求めることができる。この方法によっても、折り目の位置を特定することが可能である。
なお、以上の説明では1つの線分216によって、折り目の画素位置AFM1を求めたが、複数の線分によって折り目の画素位置AFM1を求めることもできる。例えば、本実施形態のように、調整シートに3本の線分が印刷されている場合には、上記の方法によって、それらの線分の各々について仮の折り目の画素位置AFM1を算出し、例えば、それらの平均値を折り目の画素位置AFM1とすることができる。
折り目の画素位置AFM1を求めた後は、基準端マーク像208が存在する側(右側)における調整シート部分202の端(調整シート部分の右端214)をx軸方向の0画素目とした場合における、画素位置AFMの位置を算出する。なお、以下、調整シート部分の右端214を基準端214とも言う。これを算出するには、まず、図11に示す画像の右端210を0画素目とした場合における基準端214の画素位置SER(x軸方向の画素位置)を検出する。これは、例えば、従来公知のパターンマッチングやエッジ検出等により検出できる。そして、画素位置AFM1から画素位置SERを差し引くことで、画素位置SERを0画素目とした場合における、画素位置AFM1の位置(画素位置AF1)を算出できる。図14には、この画素位置AF1が示されている。この画素位置AF1が、特定された折り目の位置である。
図10に戻り、調整シートの折り目の位置の特定処理のフローの説明を続ける。S200の次は、S202で、制御部68(位置特定手段74)は、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定できたかを判断する(特定成功かを判断する)。これは、例えば、図12に示す線分216の歪みの大きさΔy(線分のy軸方向の画素位置の最大値と最小値との差)が所定値(第1所定値)未満の場合に、折り目の位置を特定できないと判断する。すなわち、位置特定手段74は、第1調整パターンの画像204に線分の歪みが現れず折り目の位置を特定できない場合や、線分の歪みが小さく折り目の位置を正確に特定できない場合に、折り目の位置を特定できないと判断する。
図10のS202で、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置を特定できた場合(S202:Yes)には、折り目の位置の特定処理を終了する。一方、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置が特定できなかった場合(S202:No)には、S204に進む。
S204で、制御部68(位置特定手段74)は、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定する。ここで、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定する方法の一例について説明する。
図13は、図11と同じ調整シートの画像200を示す図であり、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定する方法を説明するための図である。図13に示すように、x軸方向において、第2調整パターンの画像206には、黒色(或いは濃度が高い色)から折り目の領域である白色(或いは濃度が低い色)に変化する変化部224L,224Rが存在する。変化部224Lと変化部224Rとの間が折り目が入った領域であり、この領域を、以降、白色部分226と言う。制御部68の位置特定手段74は、白色部分226のx軸方向の所定位置を、折り目の位置として特定する。
まず、図13のx軸方向における変化部224L,224Rの画素位置を検出する。これは、基準端マーク像208が存在する側である画像の右側の端(画像の右端210)を0画素目として画素位置を検出する。この検出も、例えば、従来公知のパターンマッチングやエッジ検出等により行うことができる。図13には、変化部224Lの画素位置としてAFL2、変化部224Rの画素位置としてAFR2が示されている。そして、図13に示すように、画素位置AFL2と画素位置AFR2との中間(中央)の画素位置AFM2を求める。この画素位置AFM2も、画像の右端210の位置を0画素目とした場合の画素位置である。
次に、上記した第1調整パターンの画像204を用いた折り目の位置の特定と同様に、調整シート部分の右端214をx軸方向の0画素目とした場合における、上記した画素位置AFM2の位置を算出する。すなわち、画素位置AFM2から画素位置SER(調整シート部分の右端214の画素位置)を差し引くことでこれを算出する。図14にはこの位置(画素位置)がAF2として示されている。このAF2が特定された折り目の位置となる。
図10に戻り、折り目の位置の特定処理のフローの説明を続ける。S204の次は、S206で、制御部68(位置特定手段74)は、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定できたかを判断する(特定成功かを判断する)。折り目の位置を特定できない場合とは、例えば、プラテンPG上における調整シートの折り目での浮きが大きく、図13に示す白色部分226がぼやける等している場合である。また、例えば、白色部分226のx軸方向の幅が所定値(第2所定値)以上となっている場合に、折り目の位置を特定できないと判断する。
図10のS206で、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定できた場合(S206:Yes)には、折り目の位置の特定処理を終了する。一方、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置を特定できなかった場合(S206:No)には、異常終了とする。異常終了とは、例えば、UI72に折り目の位置を特定できない旨を表示(エラー表示)して、折り位置の調整処理を終了させるものである。
なお、図10のフローでは、最初に第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置の特定を試み、その後、第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置の特定を試みている。しかし、最初に第2調整パターンの画像206を用いて折り目の位置の特定を試み、その後、第1調整パターンの画像204を用いて折り目の位置の特定を試みるようにしてもよい。
図4に戻り、調整処理のフローの説明を続ける。S110の次はS112で、制御部68は、折り目の位置と基準折り位置との差分を取得する。記憶部70には、基準端214
に対する基準折り位置の画素位置RFが記憶されている。図14には、基準折り位置の画素位置RFの一例が示されている。制御部68は、折り目の位置の画素位置AF(AF1又はAF2)と、基準折り位置の画素位置RFとの差分画素数αを算出する。この差分画素数αに、1画素あたりの距離Di(何mm)を掛けたものが、折り位置のずれ量に相当する。
次に、図4のS114で、制御部68は位置調整手段76として機能し、折り目の位置の画素位置AFと、基準折り位置の画素位置RFとの差分画素数αに基づいて、折り目の位置の調整量を設定する。記憶部70には、1画素あたりの距離Di(何mm)が記憶されている。図14に示すように、特定された折り目の位置AFが、折り目の位置として期待される基準折り位置RFよりも左側にある場合(差分画素数αがプラス値の場合)は、折り目の位置が、より右側に移動し(基準端214に近づき)、基準折り位置RFに一致するように調整量を設定する。一方、特定された折り目の位置AFが、折り目の位置として期待される基準折り位置RFよりも右側にある場合(差分画素数αがマイナス値の場合)は、折り目の位置が、より左側に移動し(基準端214から遠ざかり)、基準折り位置RFに一致するように調整量を設定する。調整量の絶対値は、差分画素数αに1画素あたりの距離Diを掛けたものである。求められた調整量は、用紙の種類および折り方(図5(B),(C)で設定されたもの)に関連付けられて記憶部70に記憶される。この調整量は、ユーザ等が通常時にUI72やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を行った場合に使われる。
以上説明した図4のフローを、用紙の種類毎および折り方毎に行うことで、それらに対応した調整量が記憶部70に記憶される。ユーザ等が、UI72やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を行った場合には、その際に設定した用紙の種類および折り方に対応した調整量が記憶部70から読み出され、その調整量によって折り部18の折り位置が調整されることになる。このように、制御部68(位置調整手段76)は、特定された調整シートの折り目の位置と、基準折り位置との差分に基づいて、折り部18の折り位置を調整する。なお、折り位置の調整は、例えば、図2に示した折り機構のゲート62を調整することで行われる。
以上説明した本実施形態の画像形成装置10によれば、画像読取部14(イメージスキャナ)を用いて折り目の位置を特定することができ、折り位置調整を行うことができる。特に、本実施形態では、調整シートに第1調整パターンと第2調整パターンとを形成し、それらを相補的に用いて折り目の位置を特定することができる。すなわち、調整シートの折り目での浮きが大きい場合には、第2調整パターンの画像では白色部分226がぼやけて折り目を正確に特定できないが、第1調整パターンの画像には線分の歪みが顕著に現れるため、第1調整パターンの画像を用いて折り目の位置を正確に特定することができる。一方、調整シートの折り目での浮きが小さい場合には、第1調整パターンの画像には線分の歪みが現れ難く折り目を正確に特定できないが、第2調整パターンの画像には白色部分226が明確に(くっきり)現れるため、第2調整パターンの画像を用いて折り目の位置を正確に特定することができる。
以上説明した実施形態の画像形成装置10では、記録用紙に折りが1ヵ所入る二つ折りを例に挙げて説明した。しかし、記録用紙に折りが2ヵ所以上入る、内三つ折りやZ折り等であっても当然によい。その場合には、1つの調整シートの複数の折られる位置の各々に調整パターン(第1調整パターン及び第2調整パターン)が印刷される。そして、1つの調整シートの複数の折り目の位置毎に、基準折り位置との差分(ずれ量)が求められ、折り位置の調整量が取得される。すなわち、記録用紙に折りが2ヵ所以上入る折り方の場合には、1つの調整シートで複数の折り位置の調整量が取得される。
次に、別の調整シートの調整パターン(第1調整パターン及び第2調整パターン)について説明する。図15は、別の調整シートの調整パターンの一例であり、調整シート82の下側端部付近にも第1調整パターン78が印刷されたものである。図16は、図15の調整シート82が置かれたプラテンPGを下から(露光光学系50側から)見た図である。図16では、調整シート82の上側の第1調整パターン78が上側端部領域86aに置かれ、下側の第1調整パターン78が下側端部領域86bに置かれている。このように、2箇所に第1調整パターン78を印刷することで、2つの第1調整パターンの画像を得ることができる。そして、2つの第1調整パターンの画像の各々に現れる線分の歪みを用いて、折り目の位置を正確に特定することができる。なお、図15の調整シートより大きな調整シートの場合には、図17に示すように調整シートに対して調整パターンが印刷されることになる。
図18は、さらに別の調整シートの調整パターンの一例であり、調整シート82の下側端部付近にのみ第1調整パターン78が印刷されたものである。この調整シート82の場合、例えば、プラテンPGの下側端部領域86bに、調整シート82の第1調整パターン78が置かれることになる。
図19は、さらに別の調整シートの調整パターンの一例であり、調整シート82の中央付近に第1調整パターン78が印刷され、調整シート82の下側端部付近に第2調整パターン80が印刷されたものである。この調整シートの場合、例えば、プラテンPGの上側端部領域86aに、調整シート82の第1調整パターン78が置かれることになる。なお、図19の調整シートの場合、第1調整パターン78をプラテンPGの上側端部領域86aに置いた際には、第1調整パターン78から上の部分はプラテンPGからはみ出てしまう可能性がある。よって、はみ出ることを抑制し、画像読取部14で調整シートのより広い範囲を読み取りたい場合には、第1調整パターン78は調整シートの上側端部付近(または下側端部付近)に印刷される方が好ましい。
次に、調整シートを、プラテンPGに置く際の位置合わせについて説明する。調整シート82の第1調整パターン78が、プラテンPGの上側端部領域86aまたは下側端部領域86bに確実に入るようにするために、調整シートの裏面(調整パターンが印刷された面の裏面)に位置合わせマークが印刷されてもよい。図20は、調整シートの裏面に印刷された位置合わせマーク90L,90Rの一例である。図21は、図20の調整シートをプラテンPGに置いた状態を示す図である。図21に示すように、位置合わせマーク90L,90Rを、プラテンPGとプラテン枠96(プラテンPGの枠)との境界に合わせることで、調整シートのプラテンPG上での位置が決定されている。ここでは、位置合わせマーク90L,90RをプラテンPGとプラテン枠96との境界に合わせた際に、第1調整パターンがプラテンPGの上側端部領域または下側端部領域に入るように、位置合わせマーク90L,90Rが調整シートの裏面に印刷されている。このような位置合わせマークにより、第1調整パターンをプラテンPGの上側端部領域または下側端部領域に確実に入るようにすることができる。
10 画像形成装置、12 画像形成部、14 画像読取部、16 後処理部、18 折り部、20 搬送路、22 トナー像形成部、24 定着部、26 用紙トレイ、28 送り出しローラ、30 手差しトレイ、32Y,32M,32C,32K 現像ユニット、34 転写ベルト、36 転写ローラ、38Y,38M,38C,38K 感光体ドラム、38 ローラ、40 定着ローラ、44 自動原稿搬送部、46 原稿給紙トレイ、48 プラテンロール、49 原稿排紙トレイ、50 露光光学系、52 光源、56 CCD、58 排出トレイ、60 一対の搬送ローラ、62 ゲート、64 折り部材、66 一対の折りローラ、68 制御部、70 記憶部、72 UI、74 位置特定手段、76 位置調整手段、78 第1調整パターン、80 第2調整パターン、82 調整シート、84 基準端マーク、86a 上側端部領域、86b 下側端部領域、90L,90R 位置合わせマーク、96 プラテン枠、200 調整シートの画像、202 調整シート部分、203 外側部分、204 第1調整パターンの画像、206 第2調整パターンの画像、208 基準端マーク像、210 画像の右端、212 画像の上端、214 基準端(調整シート部分の右端)、216 線分、218 歪み、220L,220R 境界、224L,224R 変化部、226 白色部分。

Claims (10)

  1. 少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとが形成された調整シートに対して、予め設定された基準折り位置に基づいて前記第1調整パターンと前記第2調整パターンとを跨ぐように折りを実行する折り部と、
    前記折り部で折られた前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの前記第1調整パターンの画像と、前記第2調整パターンの画像とを読み取る画像読取部と、
    前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、折り目の位置を特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段により特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置を調整する位置調整手段と、を含む、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記折り部により前記調整シートに形成される折り目に沿った方向における、前記調整シートの中央側に前記第2調整パターンが形成されており、同方向における、前記第2調整パターンよりも前記調整シートの端側に前記第1調整パターンが形成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記画像読取部は、前記調整シートを相対的に走査して前記第1調整パターンの画像および前記第2調整パターンの画像を読み取る走査部を含み、
    前記走査部の走査方向は、前記調整シートの折りに沿った方向と交差する方向である交差方向である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記画像読取部は、前記調整シートが置かれるプラテンを含み、
    前記プラテンは、
    前記走査部の走査方向と直交する方向における、前記プラテンの一方側の縁から前記プラテンの中央側に向かって所定幅を有し、前記走査部の走査方向に沿って延びる上側端部領域と、
    前記走査部の走査方向と直交する方向における、前記プラテンの他方側の縁から前記プラテンの中央側に向かって所定幅を有し、前記走査部の走査方向に沿って延びる下側端部領域と、を含み、
    前記調整シートを前記プラテンに置いた際に、前記第1調整パターンが前記プラテンの前記上側端部領域および前記下側端部領域の少なくとも一方にくるように、前記第1調整パターンが前記調整シートに形成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記調整シートにおいて、前記第1調整パターンは、前記第2調整パターンを挟んで2箇所に形成されており、
    前記調整シートを前記プラテンに置いた際に、2箇所の前記第1調整パターンの各々が前記プラテンの前記上側端部領域と前記下側端部領域との各々にくるように、2箇所の前記第1調整パターンが前記調整シートに形成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4または5に記載の画像形成装置において、
    前記調整シートの前記第1調整パターンおよび前記第2調整パターンが形成された面の裏面に、前記調整シートを前記プラテンに置く際に使用する位置合わせマークが形成されており、
    前記調整シートの前記位置合わせマークを前記プラテンと前記プラテンの枠との境界に位置合わせすることで、前記調整シートの前記プラテンにおける置く位置が決まる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記位置特定手段は、
    前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪みに基づいて折り目の位置を特定できない場合には、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて折り目の位置を特定し、
    前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて折り目の位置を特定できない場合には、前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪みに基づいて折り目の位置を特定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 用紙に折りを実行する折り部の折り目の位置を特定するためのシートであって、折られた当該シートが広げられた状態で当該シートの画像を読み取ることで当該特定がされるシートに対して、事前に前記折り部によって折られる領域に、少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとを形成する画像形成部を含み、
    前記シートの画像における前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記シートの画像における前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、前記シートの折り目の位置が特定される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成部は、
    前記折り部により前記シートに形成される折り目に沿った方向における、前記シートの中央側に前記第2調整パターンを形成し、同方向における、前記第2調整パターンよりも前記シートの端側に前記第1調整パターンを形成する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 少なくとも1本の線分からなる第1調整パターンと、予め定められた色で塗り潰された第2調整パターンとが形成された調整シートに対して、予め設定された基準折り位置に基づいて前記第1調整パターンと前記第2調整パターンとを跨ぐように折り部により折りを実行し、
    前記折り部で折られた前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの前記第1調整パターンの画像と、前記第2調整パターンの画像とを読み取り、
    前記第1調整パターンの画像に現れる前記線分の歪み、または、前記第2調整パターンの画像に現れる折り目に基づいて、折り目の位置を特定し、
    特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置の調整を行う、
    ことを特徴とする方法。
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