JP7027789B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び方法に関する。
従来から、複合機等の画像処理装置に後処理装置(フィニッシャー)を含み、後処理装置により用紙に折り処理が行われている。特許文献1には、内三つ折りやZ折り等の複数種類の折り処理が可能な後処理装置が開示されている。
また、後処理装置等により折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取り、読み取られた画像に生じる折り目と折り目でない部分とのコントラストの差から折り目の位置を特定する技術が提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2017-61385号公報 特開2012-151586号公報 特開2016-158113号公報
後処理装置による用紙の折り位置は、ユーザの指定した位置からずれる場合がある。そこで、事前に折り位置のずれを抑制するための調整作業が行われる。調整作業は、例えば、次のように行なわれる。まず、ユーザ或いはサービスマン(以下、ユーザ等という)が、後処理装置から排出された折られた用紙について、定規等によって折り位置のずれ量を測定する。そして、ずれ量、或いは、ずれ量に対応した調整量を、後処理装置を含む画像処理装置に設定する。しかし、このように折り位置のずれ量を手動で測定する場合には、測定するための多くの手間が必要である。
そこで、次のように半自動的に折り位置調整を行うことが考えられる。まず、ユーザ等は、画像処理装置から排出された折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取る。そして、画像処理装置は、読み取られた画像に生じる折り目と折り目でない部分とのコントラストの差から折り目の位置を特定し、特定された折り目の位置と折り目として期待される位置との差分(ずれ量)を求めて、折り位置調整を行う。
しかし、上記のように折られた用紙を広げて折り目をイメージスキャナで読み取っても、読み取られた画像に折り目と折り目でない部分とのコントラストの差が生じないことが多く、折り目の位置を特定できない場合が多い。なお、ここでは折り位置調整における折り目の位置の特定について説明したが、他の用途において折り目の位置を特定したい場合においても同じである。
本発明の目的は、イメージスキャナ(画像読取部)を用いて折り目の位置を特定することにある。
請求項1に係る発明は、予め設定された基準折り位置に基づいて調整シートを折る折り部と、前記調整シートが折られることで生じた前記調整シートの重なり部分にパンチ穴を形成するパンチ穴形成部と、前記パンチ穴が形成された前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの画像を読み取る画像読取部と、前記調整シートの画像に現れるパンチ穴像であり、前記調整シートの折り目を跨ぐように現れる一組のパンチ穴像の位置を少なくとも用いて、折り目の位置を特定する位置特定手段と、を含み、前記位置特定手段は、前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像間の中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記位置特定手段により特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置を調整する位置調整手段をさらに含む、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像の位置は、各パンチ穴像の内側端部の位置である、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記パンチ穴形成部は、前記調整シートの重なり部分に別のパンチ穴を形成することで、複数のパンチ穴を形成し、前記位置特定手段は、前記調整シートの画像において折り目を跨ぐように現れる複数組のパンチ穴像の位置を用いて前記折り目の位置を特定し、前記位置特定手段は、前記複数組のパンチ穴像のそれぞれにおける、2つのパンチ穴像の各々の位置からの中央位置を求め、求められた複数の前記中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記2つのパンチ穴像の各々の位置は、当該各パンチ穴像の内側端部の位置である、ことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、折り部により、予め設定された基準折り位置に基づいて調整シートに対して折りを実行し、パンチ穴形成部により、前記調整シートが折られることで生じた前記調整シートの重なり部分にパンチ穴を形成し、画像読取部により、前記パンチ穴が形成された前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの画像を読み取り、位置特定手段により、前記調整シートの画像に現れるパンチ穴像であり、前記調整シートの折り目を跨ぐように現れる一組のパンチ穴像の位置を少なくとも用いて、折り目の位置を特定し、前記位置特定手段により、前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像間の中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、ことを特徴とする方法である。
請求項1及びに係る発明によれば、折り目を跨ぐように現れる一組のパンチ穴像の位置を用いることで、折り目の位置を特定することができる。
請求項2に係る発明によれば、特定された折り目の位置を用いて、簡易に折り位置調整を行うことができる。
請求項に係る発明によれば、折り目の位置を簡易に特定することができる。
請求項に係る発明によれば、複数組のパンチ穴像のうち所定組のパンチ穴像が顕著に現れない場合であっても、折り目の位置を特定することができる。
請求項に係る発明によれば、折り目の位置を簡易に特定することができる。
画像処理装置の概略構成図である。 折り部の機構の一例の概略図である。 画像処理装置の折り位置の調整処理における制御構成を示す図である。 画像処理装置の折り位置の調整処理の流れを示すフローチャートである。 折り位置の調整処理の設定画面の一例を示す図である。 基準端マークが印刷された調整シートの一例を示す図である。 二つ折りにされた調整シートが広げられた状態を示す図である。 二つ折りにされた調整シートにパンチ穴を形成することを説明するための図である。 パンチ穴が形成された調整シートが広げられた状態を示す図である。 折り位置の調整処理における調整シートをプラテン上に載置する際の案内画面の一例を示す図である。 読み取られた調整シートの画像の一例を示す図である。 スキュー調整後の調整シートの画像の一例を示す図である。 折り目の位置と基準折り位置との差分を説明するための図である。 Z折りの折り位置調整における調整シートにパンチ穴を形成することを説明するための図である。 Z折りの折り位置調整におけるパンチ穴が形成された調整シートが広げられた状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像処理装置の概略構成図である。画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部12と、原稿の画像を読み取るイメージスキャナである画像読取部14と、記録用紙に折り処理やパンチ穴形成処理などを施すフィニッシャーである後処理部16とを備えている。
本実施形態の画像処理装置10は、例えば、画像読取部14で読み取った原稿の画像を、画像形成部12で記録用紙に形成する複写機能を有する複写機である。また、本実施形態の画像処理装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下PCという)等とネットワークを通じて接続され、PC等から印刷ジョブとして入力される画像データに基づいて画像形成部12が印刷を実行するものである。画像処理装置10は、装置本体に設けられたユーザインターフェイス(以下UIという)やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を受け付け、後処理部16の折り部18が記録用紙に折り処理を行うものである。また、画像処理装置10は、装置本体に設けられたUIやPC等から記録用紙に対するパンチ穴形成処理の指示を受け付け、後処理部16のパンチ穴形成部19が記録用紙にパンチ穴形成処理を行うものである。以下で説明するように画像処理装置10は、折り部18による記録用紙の折り位置の調整を行う。なお、本明細書では、「記録用紙」とは画像が形成される用紙(媒体)に限られず、画像が形成されない用紙も含む。
画像形成部12は、記録用紙を搬送する搬送路20と、記録用紙上にトナー像を形成するトナー像形成部22と、記録用紙上のトナー像を定着させる定着部24とを備えている。また、画像処理装置10は、記録用紙が収容された複数の用紙トレイ26を備えている。図1では、2つの用紙トレイ26が図示されているが、実際には、さらに多くの用紙トレイ26が設けられている。用紙トレイ26の各々には、例えば、記録用紙の種別(種類、サイズ等)に応じて記録用紙が収容されている。
用紙トレイ26に収容された複数の記録用紙のうち一番上の記録用紙が送り出しローラ28により搬送路20に送り出されるようになっている。搬送路20は、その一端が各用紙トレイ26に接続されており、トナー像形成部22を通って、その他端が後処理部16の搬送路(不図示)に接続されている。それにより、用紙トレイ26から搬送路20に送り出された記録用紙は、トナー像形成部22に向けて搬送され、その後、定着部24を通って後処理部16に搬送されるようになっている。
図1に示すように、画像処理装置10は手差しトレイ30を備えている。手差しトレイ30の上に置かれた記録用紙も搬送路20に送り出されるようになっており、トナー像形成部22に向けて搬送され、その後、定着部24を通って後処理部16に搬送されるようになっている。
トナー像形成部22は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像ユニット32Y、32M、32C、32Kと、中間保持体として無端の転写ベルト34とを備えている。転写ベルト34は、搬送路20側の転写ローラ36を含む複数のローラに巻き掛けられており、回転駆動されるようになっている。また、転写ベルト34は、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kに設けられている感光体ドラム38Y、38M、38C、38Kに接している。
トナー像形成部22には、画像データに基づいて生成されたY、M、C、Kの各色の画像信号(ラスタデータ)が入力されるようになっている。トナー像形成部22では、この画像信号に基づいて、現像ユニット32Y、32M、32C、32Kのそれぞれで、感光体ドラム38Y、38M、38C、38Kに、Y、M、C、Kの各色のトナー像を形成し、それぞれのトナー像を転写ベルト34に重畳させて転写する。
トナー像形成部22には、転写ローラ36に対向してローラ38(バイアストランスファーローラ)が設けられており、記録用紙は、転写ローラ36とローラ38との間に送り込まれ、転写ベルト34と共に転写ローラ36及びローラ38に挟持される。これにより、記録用紙は、転写ベルト34のトナー像が転写されながら送りだされる。
定着部24は、一対の定着ローラ40を備えており、トナー像が転写された記録用紙は、この定着ローラ40の間に送り込まれる。定着部24は、定着ローラ40の間へ送り込まれる記録用紙を定着ローラ40によって挟持して加圧しながら加熱し、記録用紙にトナー像を定着させて送り出す。これにより、記録用紙に画像データに応じた画像が形成される。
以上説明した画像形成部12は、電子写真方式を用いた一般的構成を適用でき、詳細な説明は省略する。
画像処理装置10は、自動原稿搬送部44を備えている。自動原稿搬送部44は、原稿台であるプラテンガラスPG(以下、適宜、単にプラテンPGという)上に支持されている。なお、プラテンPGは画像読取部14(イメージスキャナ)の一部を構成する。自動原稿搬送部44は、画像を読み取ろうとする複数の原稿が重ねて積載される原稿給紙トレイ46を有している。原稿給紙トレイ46に積載された複数の各原稿は順次プラテンPG上の複写位置、すなわち、原稿搬送部材のプラテンロール48の圧接位置を通過して原稿排紙トレイ49に排出されるように構成されている。自動原稿搬送部44は、その後端部に設けた左右方向(図1のX軸方向)に延びる図示しない回動軸によりプラテンPG上面に対して回動可能であり、原稿をユーザ等が手でプラテンPG上に置く場合に上方に回動される。
画像読取部14(イメージスキャナ)は、プラテンPGと、プラテンPGの下方に配置され原稿画像を読み取る露光光学系50とを備えている。露光光学系50は、光源52と、複数のミラーとを備えている。自動原稿搬送部44でプラテンPG上面に搬送されて複写位置を通過する原稿または手動でプラテンPG上に置かれた原稿には光源から光が照射され、原稿からの反射光は、露光光学系50を介して、固体撮像素子CCD56で電気信号に変換される。なお、手動でプラテンPG上に置かれた原稿の画像を読み取る場合には、露光光学系50が図1のX軸方向に移動して原稿を走査する。
以上説明した画像読取部14は、例えば、CCD方式のイメージスキャナの一般的構成を適用でき、詳細な説明は省略する。
後処理部16であるフィニッシャーは、画像形成部12から搬送されてきた記録用紙に折り処理を行う折り部18と、記録用紙にパンチ穴を形成するパンチ穴形成部19と、排出トレイ58とを備えている。折り部18は、記録用紙を二つ折り、内三つ折り、Z折り等の設定された折り方に折る。また、パンチ穴形成部19は、記録用紙に1つまたは複数のパンチ穴を形成する。折り部18或いはパンチ穴形成部19で処理がされた記録用紙は、排出トレイ58へ排出される。なお、後処理部16は、複数枚の記録用紙を重ねて中綴じした後に二つ折りするなどして小冊子状とする小冊子作成部(不図示)や、複数枚の記録用紙を重ね、重ねた記録用紙の周縁部の所定位置をステープル止めするステープル部(不図示)などを備えていてもよい。これらの折り部18、パンチ穴形成部19、小冊子作成部およびステープル部は、従来公知の構成を適用できる。
図2は、折り部18の折り機構の一例の概略図である。
図2(A)に示すように、記録用紙Pは、一対の搬送ローラ60が矢印A方向に回転することによって搬送され、ゲート62に突き当てられる。記録用紙Pは、ゲート62に突き当てられると搬送が停止する。記録用紙Pの搬送が停止すると、図2(B)に示すように、ナイフ状の折り部材64が一対の折りローラ66に向かって矢印B方向に移動し、記録用紙Pを一対の折りローラ66に押し込む。この結果、記録用紙Pは、一対の折りローラ66によって折り込まれる。
記録用紙Pの折り位置は、例えば、一対の搬送ローラ60から押し出される記録用紙Pのたわみ量に依存する。記録用紙Pは、記録用紙Pの用紙特性(記録用紙Pのこしの強さ、厚み等)によってたわむことがあり、かつ、そのたわみ量も異なる。そこで、記録用紙Pの用紙特性によって折り位置を調整する必要が生じる。なお、以上説明した「たわみ量」以外の要因によっても、記録用紙Pの折り位置の変動が生じる可能性もある。
図3は、本実施形態の画像処理装置10の折り位置の調整処理における制御構成を示すブロック図である。画像処理装置10は、制御部68と、記憶部70と、UI(ユーザインターフェイス)72とを備えている。制御部68は、CPU等のプロセッサを含み、記憶部70に格納されているプログラムに従って処理を実行する。それにより、制御部68は、後述する位置特定手段74、位置調整手段76等として機能する。記憶部70は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等であり、制御部68が実行するプログラム、折り位置の調整処理によって決定された調整値、一時的なデータ等を記憶する。UI72は、折り位置の調整処理における設定画面等を表示すると共に、ユーザやサービスマン等(以下、ユーザ等という)からの操作を受け付ける。制御部68は、画像形成部12、画像読取部14、折り部18およびパンチ穴形成部19と接続され、各々を制御可能となっている。
図4は、画像処理装置10の折り位置の調整処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、記録用紙の種類毎および記録用紙の折り方毎に、図4のフローを実行して折り位置の調整処理を行う。
まず、S100で、制御部68は、UI72を介して調整シートの作成指示を受け付ける。図5は、UI72に表示される折り位置の調整処理の設定画面および調整シートの作成指示受付画面の一例を示す図である。まず、図5(A)に示す調整項目の選択画面が表示され、ユーザ等により「フィニッシャー調整」が選択される。次に、図5(B)に示す調整する折り方の選択画面が表示され、ユーザ等により調整する折り方が選択される。次に、図5(C)に示す調整する記録用紙(用紙)の選択画面が表示され、ユーザ等により調整する記録用紙が選択される。なお、図5(C)では用紙の種類のみが図示されており、用紙サイズについては図示されていないが、用紙の種類に加えて用紙サイズ(例えば、A3,A4,B5等)を選択できるようになっていてもよい。
そして、図5(C)に示す「調整シートの作成スタート」のボタンがタッチされることで、調整シートの作成指示が受け付けられる。調整シートの作成指示が受け付けられると、制御部68は画像形成部12を制御して、図5(C)で選択された記録用紙(用紙)が収納された用紙トレイ26から記録用紙を給紙して、搬送路20に送り出す。なお、図5(C)で選択した記録用紙をユーザ等が手差しトレイ30に載置して、「調整シートの作成スタート」のボタンをタッチすることで、手差しトレイ30から記録用紙を給紙して、搬送路20に送り出すことも可能である。給紙された記録用紙が、調整シートとなる。
次に、図4のS102で、制御部68は画像形成部12を制御して、用紙トレイ26または手差しトレイ30から給紙された記録用紙(調整シート)に、基準端マークを印刷する。図6は、基準端マーク82aと基準端マーク82bとが印刷された調整シート80の一例を示す図である。2つの基準端マーク82a,82bは、後述するように調整シート80の基準となる端を示すものであり、本実施形態では調整シート80の右上角と右下角との各々に印刷される。基準端マーク82a,82bは、例えば、K色のトナーのみで印刷される。
図4のS102で、調整シートに基準端マークが印刷された後は、調整シートは後処理部16に送り出される。そして、S104で、制御部68は折り部18を制御して、調整シートに折り処理を施す。この折り処理は、図5(B)で選択した折り方で行われる。図7は、図5(B)において「二つ折り」が選択され、その折り処理が施された調整シート80が広げられた状態を示す図である。なお、後述するように、折り処理が施された調整シート80は、広げられることなく、その後に、パンチ穴形成部19によりパンチ穴が形成される。よって、この時点(S104)で調整シート80が広げられることはないが、説明のために、図7には広げられた状態を示している。
図7には、折られた位置が斜線で示されている。調整シート80を折る位置は、基準折り位置として、例えば、予め記憶部70に記憶されている。すなわち、基準折り位置は予め設定された折り位置である。折り部18は、基準折り位置に従って調整シート80に折り処理を行うが、実際に折られる位置は基準折り位置からずれた位置となり得る。なお、図7に示すように、基準端マーク82a,82bは、調整シート80の折りに沿った方向Cと交差する方向(交差方向)Dにおける基準となる端を示す。
次に、図4のS106で、制御部68はパンチ穴形成部19を制御して、調整シートが折り部18で折られることで生じた調整シートの重なり部分にパンチ穴を形成する。図8は、二つ折りにされた調整シート80にパンチ穴を形成する状態を示す図である。なお、図8では、図を分かり易くするため、二つ折りにされた調整シート80の第1部分84aと第2部分84bとの間隔が空いている状態で示されているが、実際には第1部分84aと第2部分84bとは接している(重なっている)状態である。本実施形態では、二つ折りにされた調整シート80に図8の太線矢印の位置で、2つのパンチ穴を形成する。
図9は、パンチ穴が形成された調整シート80が広げられた状態を示す図である。図9に示すように、調整シート80が二つ折りにされた状態で2つのパンチ穴を形成した場合、調整シート80(広げられた状態)は4つのパンチ穴91a,91b,93a,93bを有することになる。つまり、調整シート80が折られた状態で1つのパンチ穴を形成すると、調整シート80には重ねられた用紙の枚数分のパンチ穴ができる。本実施形態は「二つ折り」であるため、重ねられた用紙は2枚(第1部分84a及び第2部分84b)であり、折られた状態で1つのパンチ穴を形成すると、2つのパンチ穴ができる。折られた状態での1つのパンチ穴に対応する広げられた状態での2つのパンチ穴が、一組のパンチ穴を構成する。すなわち、図9では、2つのパンチ穴91a,91bが一組のパンチ穴92を構成し、2つのパンチ穴93a,93bが一組のパンチ穴94を構成する。図9に示すように、一組のパンチ穴92(或いは94)を構成する2つのパンチ穴91a,91b(或いは93a,93b)は、折り目(図9の斜線)を跨ぐように形成される。
図4のS106で、調整シートにパンチ穴が形成された後は、S108で、制御部68は、折られたままの調整シートを排出トレイ58に排出する。そして、ユーザ等は、排出トレイ58に排出された調整シート(折られた調整シート)を広げて、画像読取部14のプラテンPG上に載置する。図10は、UI72に表示される調整シートをプラテンPG上に載置する際の案内画面の一例である。図10に示すように、UI72には、調整シートを広げてプラテンPGの端から離して載置するように案内が表示される。また、調整シートに印刷された2つの基準端マーク(■マーク)が左側に来るように、かつ、2つの基準端マークが印刷された側がプラテンPG面に向くように案内が表示される。ユーザ等は、それらに従って、プラテンPG上に調整シートを広げて載置する。
次に、図4のS110で、制御部68は、UI72を介して調整シートの読取指示を受け付ける。具体的には、図10に示す「調整シートのスキャンスタート」のボタンがタッチされることで、調整シートの読取指示が受け付けられる。そして、制御部68は、画像読取部14を制御して、調整シートの画像を読み取る。具体的には、画像読取部14の露光光学系50が移動して調整シートを走査することで、調整シートの画像を読み取る。なお、露光光学系50が走査部に相当する。このように、画像読取部14は、調整シートが広げられた状態で調整シートの画像を読み取る。
次に、図4のS112で、制御部68は位置特定手段74として機能して、調整シートの画像に現れるパンチ穴像を用いて、調整シートの折り目の位置を特定する。図11は、読み取られた調整シートの画像200aの一例を示す図である。なお、読み取られた調整シートの画像がカラー画像である場合には、従来公知の方法で、カラー画像からモノクロ画像に変換されてもよい。図11では、その変換後の画像が示されている。図11に示すように、調整シートの画像200aは、調整シート部分202(図11の白色部分)と、調整シート部分202の外側部分203(図11の灰色部分)とを有する。調整シート部分202には、調整シートのパンチ穴の像(パンチ穴像)207a,207b,209a,209bと、調整シートの2つの基準端マークの像(基準端マーク像)204a,204bとが現れる。なお、2つのパンチ穴像207a,207bが一組のパンチ穴像208を構成し、2つのパンチ穴像209a,209bが一組のパンチ穴像210を構成する。
調整シートがプラテンPG上に斜めに載置された場合には、図11に示すように、調整シート部分202が斜めになる。その場合、パンチ穴像を用いた調整シートの折り目位置の特定が正確に行えない可能性がある。そこで、次に示すように、スキュー調整が行われてもよい。図11において、左右方向がx軸方向、上下方向がy軸方向となっている。なお、以降説明する図12,13においても同様である。スキュー調整は、例えば、2つの基準端マーク像204a,204bの各々の右上端の画素位置x1,x2(画像の右端212を0画像目としたx軸方向の画素位置、以下、図11の説明における「画素位置」と言う場合において同じ)を検出し、x1とx2との差Δx12(=x1-x2)を求めて、Δx12に応じて調整シート部分202を回転させることによって行われる。或いは、スキュー調整は、例えば、調整シート部分202の右上角の画素位置x3と、調整シート部分202の右下角の画素位置x4とを検出し、x3とx4との差Δx34(=x3-x4)を求めて、Δx34に応じて調整シート部分202を回転させることによって行われる。なお、上記した画素位置の検出は、エッジ検出やパターンマッチング等の従来技術により行うことができる。
図12は、スキュー調整後の調整シートの画像200bの一例を示す図である。図12を用いて、調整シートの折り目の位置の特定方法について説明する。図12に示すように、調整シートの画像200bには、2つの一組のパンチ穴像208,210が存在する。すなわち、複数組のパンチ穴像が存在する。まず、一組のパンチ穴像208を構成する2つのパンチ穴像207a,207bの各々のx軸方向の画素位置HEL1,HER1を検出する。ここでの画素位置は、基準端マーク像204a,204bがある側(右側)の画像の端(画像の右端212)を0画像目としたx軸方向の画素位置である。本実施形態では、2つのパンチ穴像207a,207bの各々の位置として、各パンチ穴像207a,207bの内側端部の位置を検出する。なお、内側端部とは、自身のパンチ穴像の領域のうち、他方のパンチ穴像に最も近い端部である。HEL1,HER1の検出は、エッジ検出やパターンマッチング等の従来技術により行うことができる。次に、一組のパンチ穴像208を構成する2つのパンチ穴像207a,207bの画素位置HEL1,HER1から等しい距離の位置である中央位置AFM1を求める。このように中央位置を求めることで、折り目の位置が正確に特定される。
次に、上記と同様に、もう一組のパンチ穴像210を構成する2つのパンチ穴像209a,209bの画素位置HEL2,HER2(不図示)を検出し、それらから等しい距離の位置である中央位置AFM2(不図示)を求める。そして、2つの中央位置AFM1,AFM2から、最終的な中央位置AFMを求める。具体的には、例えば、中央位置AFM1,AFM2の平均値を、最終的な中央位置AFMとして求める。この中央位置AFMは、画像の右端212を0画像目としたx軸方向の画素位置である。
次に、基準端マーク像204a,204bが存在する側(右側)における調整シート部分202の端(調整シート部分の右端214)をx軸方向の0画素目とした場合における、画素位置AFMの位置を算出する。なお、以下、調整シート部分の右端214を基準端214とも言う。これを算出するには、まず、図12に示す画像の右端212を0画素目とした場合における基準端214の画素位置SER(x軸方向の画素位置)を検出する。そして、画素位置AFMから画素位置SERを差し引くことで、画素位置SERを0画素目とした場合における、画素位置AFMの位置(画素位置AF)を算出できる。図13には、この画素位置AFが示されている。この画素位置AFが、特定された折り目の位置である。
図4に戻り、調整処理のフローの説明を続ける。S112の次はS114で、制御部68は、折り目の位置と基準折り位置との差分を取得する。記憶部70には、基準端214に対する基準折り位置の画素位置RFが記憶されている。図13には、基準折り位置の画素位置RFの一例が示されている。制御部68は、折り目の位置の画素位置AFと、基準折り位置の画素位置RFとの差分画素数αを算出する。この差分画素数αに、1画素あたりの距離D(何mm)を掛けたものが、折り位置のずれ量に相当する。
次に、図4のS116で、制御部68は位置調整手段76として機能し、折り目の位置の画素位置AFと、基準折り位置の画素位置RFとの差分画素数αに基づいて、折り目の位置の調整量を設定する。記憶部70には、1画素あたりの距離D(何mm)が予め記憶されている。図13に示すように、特定された折り目の位置AFが、折り目の位置として期待される基準折り位置RFよりも左側にある場合(差分画素数αがプラス値の場合)は、折り目の位置が、より右側に移動し(基準端214に近づき)、基準折り位置RFに一致するように調整量を設定する。一方、特定された折り目の位置AFが、折り目の位置として期待される基準折り位置RFよりも右側にある場合(差分画素数αがマイナス値の場合)は、折り目の位置が、より左側に移動し(基準端214から遠ざかり)、基準折り位置RFに一致するように調整量を設定する。調整量の絶対値は、差分画素数αに1画素あたりの距離Dを掛けたものである。求められた調整量は、用紙の種類および折り方(図5(B),(C)で設定されたもの)に関連付けられて記憶部70に記憶される。この調整量は、ユーザ等が通常時にUI72やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を行った場合に使用される。
以上説明した図4のフローを、用紙の種類毎および折り方毎に行うことで、それらに対応した調整量が記憶部70に記憶される。ユーザ等が、UI72やPC等から記録用紙に対する折り処理の指示を行った場合には、その際に設定した用紙の種類および折り方に対応した調整量が記憶部70から読み出され、その調整量によって折り部18の折り位置が調整されることになる。このように、制御部68(位置調整手段76)は、特定された調整シートの折り目の位置と、基準折り位置との差分に基づいて、折り部18の折り位置を調整する。なお、折り位置の調整は、例えば、図2に示した折り機構のゲート62を調整することで行われる。
以上説明した本実施形態の画像処理装置10によれば、折り目を跨ぐように現れるパンチ穴像の位置を用いることで、折り目の位置を正確に特定することができる。それにより、正確に、また、簡易に折り位置調整を行うことが可能である。なお、以上では、折り位置調整における折り目の位置の特定について説明したが、他の用途において折り目の位置を特定したい場合においても、本実施形態の折り目の位置の特定方法を活用することができる。
以上説明した実施形態の画像処理装置10は、二組のパンチ穴像208、210を用いて、折り目の位置を特定した。しかし、一組のパンチ穴像208のみを用いて、折り目の位置を特定してもよい。その場合には、以上で説明した中央位置AFM1が、そのまま、最終的な中央位置AFMとなる。また、三組以上のパンチ穴像を用いて、折り目の位置を特定してもよい。このように、複数組のパンチ穴像を用いて折り目の位置を特定する場合には、例えば、調整シートの画像に、所定組のパンチ穴像が顕著に現れない事態が生じた場合であっても、折り目の位置を特定することが可能となる。
以上説明した実施形態の画像処理装置10は、折り目の位置の特定において、一組のパンチ穴像を構成する2つのパンチ穴像207a,207bの各々の位置を、各パンチ穴像207a,207bの内側端部の位置とした。これにより、折り目の位置を簡易に特定することができる。しかし、一組のパンチ穴像を構成する2つのパンチ穴像207a,207bの各々の位置を、各パンチ穴像207a,207bの外側端部の位置や各パンチ穴像207a,207bの中央位置としてもよい。なお、外側端部とは、自身のパンチ穴像の領域のうち、他方のパンチ穴像が存在する側とは反対側の端部である。
以上では、「二つ折り」を例に挙げて説明を行った。しかし、調整する折り方は、「Z折り」、「内三つ折り」、「蛇腹折り」等であっても当然によい。ここで、「Z折り」を調整する例について、簡単に説明する。
図14は、Z折りにされた調整シート80にパンチ穴を形成する状態を示す図である。なお、図14では、図を分かり易くするため、Z折りにされた調整シート80の第1部分97a、第2部分97b、および第3部分97cの各々の間隔が空いている状態で示されているが、実際には第1部分97a、第2部分97b、および第3部分97cの各々は接している(重なっている)状態である。Z折りにされた調整シート80に図14の太線矢印の位置で、2つのパンチ穴を形成される。
図15は、パンチ穴が形成された調整シート80が広げられた状態を示す図である。「Z折り」であるため、重ねられた用紙は3枚(第1部分97a、第2部分97bおよび第3部分97c)であり、折られた状態で1つのパンチ穴を形成すると、3つのパンチ穴ができる。すなわち、図15では、3つのパンチ穴101a,101b,101cが一組のパンチ穴102を構成し、3つのパンチ穴103a,103b,103cが一組のパンチ穴104を構成する。図15に示すように、一組のパンチ穴102(或いは104)のうちの2つのパンチ穴101a,101b(或いは103a,103b)は折り目106を跨ぐように形成され、一組のパンチ穴102(或いは104)のうちの2つのパンチ穴101b,101c(或いは103b,103c)は折り目108を跨ぐように形成される。
そして、画像読取部14により調整シート80が広げられた状態で調整シートの画像が読み取られる。そして、折り目106の位置を特定する際には2つのパンチ穴101a,101b(或いは103a,103b)に対応したパンチ穴像が用いられ、折り目108の位置を特定する際には2つのパンチ穴101b,101c(或いは103b,103c)に対応したパンチ穴像が用いられる。このように、用紙が3枚以上重ねられる折り方であっても、パンチ穴像を用いて折り目の位置を特定することができる。
10 画像処理装置、12 画像形成部、14 画像読取部、16 後処理部、18 折り部、19 パンチ穴形成部、20 搬送路、22 トナー像形成部、24 定着部、26 用紙トレイ、28 送り出しローラ、30 手差しトレイ、32Y,32M,32C,32K 現像ユニット、34 転写ベルト、36 転写ローラ、38Y,38M,38C,38K 感光体ドラム、38 ローラ、40 定着ローラ、44 自動原稿搬送部、46 原稿給紙トレイ、48 プラテンロール、49 原稿排紙トレイ、50 露光光学系、52 光源、56 CCD、58 排出トレイ、60 一対の搬送ローラ、62 ゲート、64 折り部材、66 一対の折りローラ、68 制御部、70 記憶部、72 UI、74 位置特定手段、76 位置調整手段、80 調整シート、82a,82b 基準端マーク、84a 第1部分、84b 第2部分、91a,91b,93a,93b パンチ穴、92,94 一組のパンチ穴、97a 第1部分、97b 第2部分、97c 第3部分、101a~101c,103a~103c パンチ穴、102,104 一組のパンチ穴、106,108 折り目、200a,200b 調整シートの画像、202 調整シート部分、203 外側部分、204a,204b 基準端マーク像、207a,207b,209a,209b パンチ穴像、208,210 一組のパンチ穴像、212 画像の右端、214 基準端(調整シート部分の右端)。

Claims (6)

  1. 予め設定された基準折り位置に基づいて調整シートを折る折り部と、
    前記調整シートが折られることで生じた前記調整シートの重なり部分にパンチ穴を形成するパンチ穴形成部と、
    前記パンチ穴が形成された前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの画像を読み取る画像読取部と、
    前記調整シートの画像に現れるパンチ穴像であり、前記調整シートの折り目を跨ぐように現れる一組のパンチ穴像の位置を少なくとも用いて、折り目の位置を特定する位置特定手段と、を含み、
    前記位置特定手段は、
    前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像間の中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記位置特定手段により特定された前記折り目の位置と、前記基準折り位置との差分に基づいて、前記折り部の折り位置を調整する位置調整手段をさらに含む、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像の位置は、各パンチ穴像の内側端部の位置である、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記パンチ穴形成部は、前記調整シートの重なり部分に別のパンチ穴を形成することで、複数のパンチ穴を形成し、
    前記位置特定手段は、前記調整シートの画像において折り目を跨ぐように現れる複数組のパンチ穴像の位置を用いて前記折り目の位置を特定し、
    前記位置特定手段は、
    前記複数組のパンチ穴像のそれぞれにおける、2つのパンチ穴像の各々の位置からの中央位置を求め、
    求められた複数の前記中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記2つのパンチ穴像の各々の位置は、当該各パンチ穴像の内側端部の位置である、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 折り部により、予め設定された基準折り位置に基づいて調整シートに対して折りを実行し、
    パンチ穴形成部により、前記調整シートが折られることで生じた前記調整シートの重なり部分にパンチ穴を形成し、
    画像読取部により、前記パンチ穴が形成された前記調整シートが広げられた状態で前記調整シートの画像を読み取り、
    位置特定手段により、前記調整シートの画像に現れるパンチ穴像であり、前記調整シートの折り目を跨ぐように現れる一組のパンチ穴像の位置を少なくとも用いて、折り目の位置を特定し、
    前記位置特定手段により、前記一組のパンチ穴像における2つのパンチ穴像間の中央位置に基づいて、前記折り目の位置を特定する、
    ことを特徴とする方法。
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