JP4544112B2 - 後処理装置、後処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、後処理装置及び後処理方法に関する。
近来、複数のシートを様々な厚さの冊子形態に後処理する後処理装置が求められている。
このような後処理装置において、一方の折りローラーの移動に追従して他方の折りローラーを相反する方向に移動させることにより、折りローラーによる折り位置と冊子(シート束)の綴じ金具の位置を精度良く一致させ、かつシート束の綴じ金具の位置に沿った折りぐせを正確に付けることができる、という冊子作成装置におけるシート折り機構が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開平10−279177号公報
しかし、特許文献1に記載された冊子作成装置(後処理装置)のシート折り機構は折りローラーによる折り位置とシート束の綴じ金具の位置を精度良く一致させることができても、シート束の厚さに応じた適正な折りのための押圧を掛けることができにくく、薄いシート束に折圧を合わせると厚いシート束が押圧過剰になりシート束の折り目がずれやすくなってしまい、厚いシート束に押圧を合わせると薄いシート束が押圧不足になり折り目が緩くなってしまい、特定の厚さにしか対応できないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、シート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能とする後処理装置及び後処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は下記により達成される。
(1)ローラ対の間にシート束を押し込む押し込み手段と、押し込まれたシート束を折り込む前記ローラ対と、前記ローラ対を互いに当接する方向に付勢する付勢手段と、前記押し込み手段の上流側に位置して複数のシートをスタックしてシート束を形成するスタッカと、を有する折り手段を含む後処理装置において、
前記ローラ対を離間する方向に移動する移動手段と、
前記スタッカにシートをスタック完了時のシート束の厚さを測定するシート束厚測定手段、又は、前記押し込み手段を駆動する駆動手段と該駆動手段の駆動電流を測定する駆動電流測定手段と、
前記シート束厚測定手段により測定されたスタック完了時のシート束の厚さ、又は、前記駆動電流測定手段により測定された駆動電流に基づいて取得したシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる制御手段と、を有することを特徴とする後処理装置。
(2)前記シート束厚測定手段は前記スタッカにシート束が形成される以前と形成された後の厚さの差に基づきシート束の厚さを測定し、前記ローラ対の間に前記シート束を押し込む以前に前記シート束厚測定手段により測定されたシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる前記制御手段を有することを特徴とする(1)に記載の後処理装置。
(3)前記ローラ対の間に前記シート束を押し込みながら、前記駆動電流測定手段により測定された駆動電流に基づいて取得したシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる前記制御手段を有することを特徴とする(1)に記載の後処理装置。
(4)前記ローラ対の少なくとも一方のローラは回転駆動され、少なくとも他方のローラはシート束の厚さに基づき前記移動手段により移動可能となっていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の後処理装置。
(5)前記押し込み手段はローラ対の間にシート束を押し込む押し込み部材と、該押し込み部材を駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動電流を測定する測定手段を有し、
前記測定手段の消費電流に基づき、消費電流に対するシートの厚さテーブルからシート束の厚さを検索し、検索したシート束の厚さを前記シート束の厚さとする前記制御手段を有することを特徴とする(3)に記載の後処理装置。
(6)スタック工程と折り工程を含む後処理方法において、
折り工程は、スタック完了後にシート束の厚さを測定する工程と、測定された前記シート束の厚さに基づきシート束を折り込む折りローラ対の間隔を広げる工程と、シート束の厚さに基づき間隔を広げられたローラ対の間にシート束を押し込む工程と、押し込んだシート束を折り込む工程と、を含むことを特徴とする後処理方法。
(7)折り工程を含む後処理方法において、
シート束を折り込むローラ対の間に前記シート束を押し込む工程と、押し込み中に前記シート束の厚さを測定する工程と、測定された前記シート束の厚さに基づき押し込み中に前記ローラ対の間隔を広げる工程と、間隔を広げられつつある前記ローラ対の間にシート束を押し込む工程と、押し込んだシート束を折り込む工程と、を含むことを特徴とする後処理方法。
本発明によれば次のような効果を得ることが出来る、すなわち、
(1)に記載の、シート束の厚さに応じて押しローラ間の間隙を変化させることにより、シート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理装置の提供が可能となる。
(2)に記載の、シート束を押しローラ間に押し込む以前にシート束の厚さに応じて押しローラ間の間隙を変化させることにより、シート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理装置の提供が可能となる。
(3)に記載の、シート束を押しローラ間に押し込みながらシート束の厚さに応じて押しローラ間の間隙を変化させることによりシート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理装置の提供が可能となる。
(4)に記載の、押しローラの一方に駆動をかけることにより、専用の搬送ローラを設けずとも押し込まれたシート束を次ぎ行程に搬送可能な簡易な構造のコストの安い後処理装置の提供が可能となる。
(5)に記載の、シート束を押し込む時の駆動電流(消費電流)実測し、測定結果に基づいて押しローラ間の間隙を変化させることによりシート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理装置の提供が可能となる。
(6)に記載の、シート束の厚さを実測する工程を含むことにより、シート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理方法の提供が可能となる。
(7)に記載の、シート束を押し込中にシート束厚さを測定し、測定結果に基づいて押しローラ間の間隙を変化させることによりシート束の厚さに関係なく、シート束がずれずにシート中央で折り込まれた高品質なシート束(冊子)を安定して製造可能な後処理方法の提供が可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。
図1は、後処理装置の1例を示す断面構成図である。
シートの後処理機能としては、綴じ機能(以下綴じをステイプルとも記す)機能、折り機能、パンチ機能、製本機能等があるが、ここでは折り機能及びステイプル機能を例に取り、以下に後処理装置の構成、動作、制御、及び画像形成装置との連携等について説明する。
後処理装置1には、図示したように上段に第1給紙装置20Aと第2給紙装置20Bと固定排紙台30が配置され、中段に穿孔手段40とシフト手段50と排紙手段60がほぼ水平をなす同一平面状に直列配置され、下段にステイプル手段70と折り手段80が傾斜面をなす同一平面状に直列配置されている。
また、後処理装置1の図示左側面には、シフト処理済みのシート及びステイプル処理済みのシート束を積載する昇降排紙台91と、三つ折り又は二つ折りに折り畳み処理された処理済みシート束を積載する固定排紙台92とが配置されている。
後処理装置1は画像形成装置2から搬出されたシートSの受入部11が画像形成装置2の排紙部7Cと合致するよう位置と高さが調節され設置されている。
受入部11には、画像形成装置2から画像形成処理されたシートSが搬入される。
画像形成装置2内で画像形成処理されて、後処理装置1の受入部11に送り込まれたシートSは、穿孔手段40及び切替ゲートG2を通過し、通過シートを検出するシートセンサS1及び紙種を検出する紙種検知センサS3により検知され、搬送ローラ12に挟持されてシートセンサS1及び紙種検知センサS3の下流の第3搬送路(3)に送り込まれ、下方に搬送される。
第3搬送路(3)において、A4判、B5判より大きいサイズのシートSが搬送される場合は、ソレノイドSDが駆動され、シートSは、切り換えゲートG3の図示左側の通紙路13Aを通過して、レジストローラ14に挟持されて、下方に搬送される。
シートSは、更に下流の搬送ローラ15により挟持されて送り出され、傾斜配置された中間スタッカ71の上方空間に排出され、中間スタッカ71または中間スタッカ71上に積載されたシートSの上面に接し、斜め上方に搬送される。
シートSの進行方向後端部が搬送ローラ15の挟持位置から排出されたのちには、シートSの自重により下降に転じ、中間スタッカ71の傾斜面上を搬送され、ステイプル手段70近傍のステイプル用可動ストッパ部材(以下、ステイプルストッパと称す)72のシート突き当て面にシートSの後端部が当接して停止する。
第3搬送路(3)において、A4,B5判等の小サイズのシートS’(不図示)を処理する時は、1枚目搬送時に切り替えゲートG3に接続するソレノイドSDを駆動させ切り替えゲートG3の図示左側の通紙路13Aを閉止し、平行する通紙路13Bを開放する。
搬送ローラ12から送り出された1枚目の小サイズのシートS’の先端部は、通紙路13Bを通過して、回転停止状態のレジストローラ14の周面に当接して停止する。
次に、ソレノイドSDの通電がオフになり、切り換えゲートG3の先端部が時計方向に揺動し、通紙路13Bを閉止し、通紙路13Aを開放する。搬送ローラ12から送り出された2枚目のシートS’の先端部は、通紙路13Aを通過して、回転停止状態のレジストローラ14の周面に当接して停止する。従って、1枚目のシートS’と2枚目のシートS’は衝突することなしに順番に搬送され、レジストローラ14の挟持位置付近には、1枚目のシートS’と2枚目のシートS’の各先端部が重なって停止し、待機状態となる。
所定のタイミングをとって、レジストローラ14が駆動回転し、2枚のシートS’を挟持して同時に搬送し、中間スタッカ71上に排出する。3枚目以降は、レジストローラ14がシートSを1枚ずつ排出する。
73は中間スタッカ71の両側面に移動可能に設けた一対の幅整合部材である。幅整合部材73はシート搬送方向と直交する方向(紙面表裏方向)に移動可能であり、シートS或いはシートS’(以下シートSとシートS’を代表してシートSと記す)が中間スタッカ71上に搬送されるシート受け入れ時には、シート幅より広く開放され、中間スタッカ71上を搬送され、ステイプルストッパ72に当接して停止するときには、シートSの幅方向の側縁を軽打してシートSの幅揃え(幅整合)を行う。この停止位置において、中間スタッカ71上に所定枚数のシートSが積載、整合されると、ステイプル手段70により後述のステイプル処理が行われ、所定枚数のシートSがステイプルで結合される。
ステイプル手段70は、打針機構70Aと受針機構70Bとの2分割構造に構成され、その中間に、シートSが通過可能な通紙路75を形成している。
図2は、中ステイプル処理する場合のステイプル針SPとステイプル手段70の位置の概念図である。
ステイプル手段70はシート搬送方向に直交する方向に2組配置されて図示しない駆動手段によりシート搬送方向に直交する方向に移動され、冊子を構成するシートSの全頁から成るシート束Saの用紙幅方向の中央振り分け2箇所にステイプル針SPを打つことを可能としている(中ステイプル)。他の位置にステイプル手段70を移動してステープル処理をしても良い。
前記中間スタッカ71のシート積載面の一部には積載面のない部分が形成されていて、駆動プーリ74Aと従動プーリ74Bに巻回された複数の排出ベルト74Cが矢印示の方向に駆動される。排出ベルト74Cの一部には、排出爪74Dが排出ベルト74Cと一体に形成されていて、ベルトが駆動されるとその先端部は長円軌跡を描いて移動する。
ステイプル処理のみの場合はステイプル処理されたシートは、排出ベルト74Cの排出爪74DによりシートSの後端部が支持されて、排出ベルト74C上に載せられた状態で中間スタッカ71の載置面上を滑走して斜め上方に押し上げられ、排紙手段60の排出ローラ61の挟持位置に進行する。
回転する排出ローラ61に挟持されたシートは、昇降排紙台91上に排出、積載される。
S4は中間スタッカ71にスタックされたシート束の厚さを測定するシート束厚さセンサで、シートのスタック中はセンサヘッド90がシートの移動を阻害しないように後退退避しており、シートのスタック完了時にセンサヘッド90を前進してシート束に当接させ、予め測定したシートが無い場合の中間スタッカ71表面との距離の測定値とシート束に当接した場合の距離の測定値の差をシート束厚さとして測定する。
制御手段C1は後処理装置1全体の制御を行うと共に、画像形成装置2の通信手段T2と後処理装置1の通信手段T1とを介して画像形成装置2の制御手段C2と通信を行い、画像形成装置2の操作パネルP等で選択された後処理情報(ステイプル処理、折り処理、パンチ処理、製本処理等)と冊子或いはシート束を形成するシート枚数情報と冊子或いはシート束となるシートの排紙スタート・エンド情報と紙種情報等とを受信可能となっている。
そして、中ステイプルされたステイプルシート束Sa’は折り手段80によりステイプルシート束Sa’の中央cで折り込まれ、固定排紙台92へ排出される。
以下に、折り手段80について詳細に説明する。
図3は、折り手段の説明図である。
折り手段80は、ステイプルシート束Sa’を押圧して折り込む1対の折りローラ802と、ステイプルシート束Sa’の背部Sa1を1対の折りローラ802間に押し込む押し込み部材801と、押し込み部材801の先端が通紙路75に交差しない退避位置(一点鎖線)から、押し込み部材801の先端に押されたステイプルシート束Sa’の背部Sa1が折りローラ802間に押し込まれる位置(実線)まで押し込み部材801を移動させる押し込み部材駆動手段803と、
1対の折りローラ802のうち駆動される駆動折りローラ802aと、駆動折りローラ802aが軸支され、軸803aを中心に駆動折りローラ802aを揺動可能とする揺動部材804aと、駆動折りローラ802aを従動折りローラ802bに向けて付勢する弾性体805aと、駆動折りローラ802aを矢印方向に回転させるモータM3を含む駆動折りローラ回転手段806aと、
従動折りローラ802bが軸支され、軸803bを中心に従動折りローラ802bを揺動可能とする揺動部材804bと、従動折りローラ802bを駆動折りローラ802aに向けて付勢する弾性体805bと、揺動部材804bを図示上方向に引き上げる移動手段807とを有している。
移動手段807は、従動折りローラ802bを揺動部材804bを介して駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔が開閉する方向に(図示上下方向)に移動させる移動部材8071と、移動部材8071の移動をガイドするガイド部材8072と、移動部材8071を移動させるモータM2を含む駆動手段8073とを有している(例えば駆動手段8073と移動部材8071とはラックピニオンを構成している。)。
なお、移動部材8071の図示下端にはフック810を有し、移動部材8071の上昇時(移動時)にはフック810により揺動部材804bを引っ掛けて持ち上げ、従動折りローラ802bを駆動折りローラ802aから離間する方向に移動可能となっている。
移動手段807による揺動部材804bの移動可能量は押圧以後のシート束Saの背部Sa1の最大厚さと同寸法以上、好ましくは押圧以前のシート束Saの背部Sa1の最大厚さと同寸法の移動量を有している。
押し込み部材駆動手段803は押し込み部材を前後動させる押し込みモータM1と押し込みモータM1の駆動電流iを測定するセンサS2を有している。
折り込みの作用について説明すると、移動手段807により従動折りローラ802bを移動(上昇)させ駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔がステイプルシート束Sa’の厚さに応じた寸法に空ける。
そして、通紙路75に位置するステイプルシート束Sa’は、押し込みモータM1の駆動により前進(図示左方向)する押し込み部材801によりくの字型に折り曲げられながら前進され、背部Sa1がステイプルシート束Sa’に応じた寸法に空けられた駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間に確実に食い込むまで押し込まれる。
押し込みが完了すると押し込み部材801は押し込みモータM1の逆転により一点鎖線の原点位置に戻る。
押し込まれたステイプルシート束Sa’は背部Sa1が弾性体805aと弾性体805bとの付勢による駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bからの押し圧を受け確実に折り曲げられ冊子状態となり、ローラ回転モータM3の駆動により冊子状態となったステイプルシート束Sa’が駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間を通過し過ぎるまで送られ、更にローラ回転モータM3は回転しステイプルシート束Sa’を固定排紙台92に向けて押し出される。
図4は、基材の折り込みを行っていない時の折り手段の概念図である。
押し込み部材801は押し込み部材801により押し込み部材801の先端が通紙路75に交差しない退避位置(一点鎖線)に退避している。
また、従動折りローラ802bは上述したように、駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔がステイプルシート束Sa’に応じた寸法に空けられている。
すなわち、例えば1枚〜数枚のシートSで構成されたシート(束)を折り処理する場合はステイプルシート束Sa’の厚さは極めて薄いため移動手段807は殆ど作動せずに駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとは当接した状態となっており、ステイプルシート束Sa’が押し込まれると駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔は極めて僅かに開き、バネ等で構成された弾性体805aと弾性体805bとの付勢力によりステイプルシート束Sa’に押し圧が加えられる。
また、多数枚のシートSで構成されたシート(束)を折り処理する場合はステイプルシート束Sa’の厚さは厚くなるため移動手段807は作動して駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとはステイプルシート束Sa’の厚さに応じた間隔に開いている。
ステイプルシート束Sa’が押し込まれると駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔は若干開きバネ等で構成された弾性体805aと弾性体805bとの付勢力により押し圧が加えられる。
シート束が押し込まれておらずに従動折りローラ802bと駆動折りローラ802aとが当接している実線で示した移動手段807の位置を、移動手段807の原点位置とし、移動手段807の原点位置を検出する原点センサ809が移動部材8071が下降し原点位置にあることを検出する。
なお、多数枚のシートSで構成されたシート(束)を折り処理する場合でも折り処理開始時(基材の折り込みを行っていない時)に駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔を当接しているようにしても良い。
この場合は、押し込み部材801によりシート束を押し込みながら上述したように従動折りローラ802bをシート束の厚さに応じて上昇させ従動折りローラ802bと駆動折りローラ802aとの間隔をシート束に応じた広さに広げるようにする。
このように、シート束の厚さに応じて積極的に駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔を広げることにより、シート束が駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間に押し込み開始する時に駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間隔が開いているのでシート束に加わるシート束のシートをずらそうとする力を軽減できシート束のずれ等が軽減できる。
以上、1対の折りローラ802のうち一方のローラ(例えば駆動折りローラ802a)に回転駆動を掛け、他方のローラ(例えば従動折りローラ802b)をシート束の厚さに応じて移動させる構成について説明してきたが、両方のローラにそれぞれ上述した回転駆動手段と移動手段を配設し、両ローラを回転駆動し、両ローラをシート束の厚さに応じてそれぞれ等距離移動させても良い。
このようにすると、シート束の両面に駆動が掛かり安定してシート束の搬送が可能となり、また、背部中央で押し込みが可能となりシートがずれることなく安定して折り処理が可能となる。
図5は、後処理装置の基材の折り込みに係るブロック図である。
後処理装置1の制御手段C1には原点センサ809とシートセンサS1と電流センサS2と紙種検知センサS3と、第1給紙装置20A〜ステイプル手段70と折り手段80と、画像形成装置2の制御手段C2と通信手段T2を介して通信を行う通信手段T1とが接続されている。
そして、折り手段80は、押し込み部材(801)を駆動する押し込み部材駆動手段803と、移動部材(8071)を移動させる駆動手段8073と、駆動折りローラ(802a)を回転駆動する駆動折りローラ回転手段806aとを有しており、
押し込み部材駆動手段803の押し込みモータM1と、駆動手段8073の移動モータM2と、駆動折りローラ回転手段806aのローラ回転モータM3と等がI/Oを介して制御手段に接続されている。
制御手段C1は、CPUと、後処理装置全体の制御プラグラムと各種のテーブルが予め記憶されているROM(リードオンリーメモリ)・Mと、各種データ等を読み書きするバッテリーバックアップされたRAM(ランダムアクセスメモリ)・MRと、上述した各種センサや各種出力部材とのインターフェースユニットI/Oとを有している。
図6は、後処理装置の折り処理に係る第1の形態のフロー図である。
以下のフローに記載の制御は制御手段C1により行われる。
(シート束の厚さに応じて1対の折りローラ802間隔を調整するローラ移動間隔調整ルーチン)
画像形成装置2からの当該シート束の第1枚目のシート搬送スタート信号であるスタートシート信号を待つ(ステップS101)。
スタートシート信号を受信すると(Y)、後述するシート束厚さ測定ルーチンを実行し、シート束の厚さを測定すると同時に折りローラを原点位置に移動させる。(ステップS102)。
すなわち、駆動手段8073aの移動モータM2を原点センサ809が移動部材8071を検知しなくなるまで逆転させて移動部材8071を下降させ、移動部材8071(従動折りローラ802b)を図4実線に示す原点位置に復帰させる。
折りローラを移動させる(ステップS103)。
すなわち、シート束の厚さに応じた位置に従動折りローラ802bを移動するために、移動モータM2を正転させて移動部材8071を駆動折りローラ802aに離間する方向に移動させる。
検出ルーチンで決定された移動量をローラが移動完了したか判断する(ステップS104)。
すなわち、移動モータM2に接続されたエンコーダ(不図示)のパルスをカウントしてカウント値を移動距離に換算した値と、RAM・MRから読み出した厚さ測定ルーチンで決定された移動量とを比較し、ローラが移動完了(一致)したか判断し移動量に一致するまで(N)移動モータM2を回転させる。
移動モータM2にパルスモータを用いる場合は駆動パルスをカウントして移動距離に換算しても良い。
移動量に一致した時点(Y)で移動モータM2を停止させ、折りローラ間隔調整処理を終了する(ステップS105)。
そして、後処理メインルーチンへ戻り 折り処理を含む図1を参照して説明した後処理装置の制御を継続する。
図7は、シート束の厚さを測定するフロー図である。
図8は、紙種と厚さの対応テーブルの1例である。
図7(a)は、シート束の厚さを測定する厚さ測定ルーチンの第1の形態のフロー図で、ローラ間隔調整処理ルーチン実行命令により(図6ステップS102)シート束厚さ検出ルーチンにジャンプしてシート束の厚さを測定する。
シートの搬送枚数をカウント開始する(ステップS201)。
すなわち、(図6ステップS101)でシート束の第1枚目のシート搬送スタート信号であるスタートシート信号を受信しているので、これから処理するシート束のシート枚数をカウントするため、カウンタの内容をリセットしてから、シートセンサS1により検知されたシートの枚数のカウントを開始する。
後処理装置に供給されるシートのカウントを続けながら、画像形成装置2からの当該シート束の最終のシート信号であるエンドシート信号を待つ(ステップS202)。
エンドシート信号の受信により(Y)、シートの枚数のカウントを終了し、カウント値(例えばn1)をシート束のシート枚数としてRAM・MRに記憶する(ステップS203)。
ROM・Mに予め記憶されているシート厚さ(処理可能なシートの平均厚さ)データt1とRAM・MRに記憶したシート束のシート枚数(n1)とを読み出して、シート厚さ(t1)とシート枚数(n1)との積を取りシート束厚さを演算する(ステップS204)。
シート厚さ(t1)×シート枚数(n1)=シート束厚さ(t11)
演算結果のシート束厚さ(t11)を厚さ検出ルーチンで決定された移動量としてRAM・MRに記憶する(ステップS205)。
そして図6ステップS103に戻る。
図7(b)は、シート束の厚さを測定する厚さ測定ルーチンの第2の形態のフロー図で、ローラ間隔調整処理ルーチン実行命令により(図6ステップS102)からシート束厚さ検出ルーチンにジャンプしてシート束の厚さを測定する。
シートの搬送枚数をカウント開始する(ステップS301)。
すなわち、(図6ステップS101)でシート束の第1枚目のシート搬送スタート信号であるスタートシート信号を受信しているので、これから処理するシート束のシート枚数をカウントするため、カウンタの内容をリセットしてから、シートセンサS1により検知されたシートの枚数のカウントを開始する。
搬送されるシートの種類を判断する(ステップS302)
すなわち、第3搬送路(3)を搬送されるシートSの紙種を検知する紙種検知センサS3により例えば光沢紙、普通紙、トレース紙、OHP等の紙種が検知される。
また、画像形成装置と通信を行い画像形成装置から搬送される紙種情報を取得するようにしても良い。この場合はステップS301とステップS302の順番を入れ替えても良い。
搬送されるシートの厚さを把握する(ステップS303)。
すなわち、予めROM・Mに記憶されている図8に示す紙種とシート厚さの対応テーブルを読み出し、ステップS301で判断された紙種(たとえば普通紙)に対応するシート厚さを検索し(たとえば普通紙に対してはt3)、搬送されるシート厚さを例えばt3として把握し、RAM・MRにシート厚さ(たとえばt3)を記憶する。
後処理装置に供給されるシート枚数のカウントを続けながら、画像形成装置2からの当該シート束の最終のシート信号であるエンドシート信号を待つ(ステップS304)。
エンドシート信号の受信により(Y)、シートの枚数のカウントを終了し、カウント値(例えばn2)をシート束のシート枚数としてRAM・MRに記憶する(ステップS305)。
シート厚さの演算(ステップS306)。
ステップS303で記憶されたシート厚さ(たとえばt3)とシート束のシート枚数(例えばn2)とを読み出し、シート厚さ(t3)とシート枚数(n2)との積を取りシート束厚さ(t22)を演算する。
シート厚さ(t3)×シート枚数(n2)=シート束厚さ(t22)
演算結果のシート束厚さ(t22)を厚さ検出ルーチンで決定された移動量としてRAM・MRに記憶する(ステップS307)。
そして図6ステップS103に戻る。
図9は、後処理装置の折り処理に係る第2の形態のフロー図である。
以下のフローに記載の制御は制御手段C1により行われる。
(シート束の厚さに応じて1対の折りローラ802間隔を調整するローラ移動間隔調整ルーチン)
画像形成装置2からの当該シート束の第1枚目のシート搬送スタート信号であるスタートシート信号を待つ(ステップS401)。
スタートシート信号を受信すると(Y)、折りローラを原点位置に移動させる。(ステップS402)。
スタック開始(ステップS403)。
すなわち、画像形成装置から給紙されたシートを中間スタッカ71にスタックさせる。
エンドシート信号を待つ(ステップS404)。
スタックを続けながら、画像形成装置2からの当該シート束の最終のシート信号である
エンドシート信号を待つ。
スタック終了(ステップS405)。
エンドシート信号の受信により(Y)、スタックを終了する。
シート束厚さの測定(ステップS406)。
シート束厚さセンサS4のセンサヘッド90を中間スタッカに集積されたシート束に当接させシート束の厚さを測定する。
測定シート束厚さに応じたローラ移動量の決定(ステップS407)。
測定したシート束厚さ(たとえばt33)を移動量としてRAM・MRに記憶する。
折りローラを移動させる(ステップS408)。
測定厚さに応じてローラが移動完了したか判断する(ステップS409)。
移動モータM2に接続されたエンコーダ(不図示)のパルスをカウントしてカウント値を移動量に換算した値と、RAM・MRから読み出した移動量(測定したシート束厚さ〔t33〕)とを比較し、ローラが移動完了(一致)したか判断する。
移動モータM2にパルスモータを用いる場合は駆動パルスをカウントして移動量に換算しても良い。
折り処理開始(ステップS410)
移動量に一致するまで(N)移動モータM2を回転させ、移動量に一致した時点(Y)で移動モータM2を停止させる。
そして、後処理メインルーチンへ戻り 折り処理の開始を含む図1を参照して説明した後処理装置の制御を継続する。
図10は、後処理装置の折り処理に係る第3の形態のフロー図である。
図11は、消費電流とシート束厚さの対応テーブルの1例である。
以下のフローに記載の制御は制御手段C1により行われる。
このフローは、シート束の厚さを、折り処理時にシート束をローラ802に押し込む時の押し込み部材801の駆動手段の駆動消費電流から求めようとするものであり、
シート束が厚ければ押し込み力も大きなものを必要とし消費電流も大きくなり、薄ければ押し込み力も小さいものしか必要とせず消費電流も小さくなるという考えに基づいている。
(シート束の厚さに応じて1対の折りローラ802間隔を調整するローラ移動間隔調整ルーチン)
画像形成装置2からの当該シート束の第1枚目のシート搬送スタート信号であるスタートシート信号を待つ(ステップS501)。
スタートシート信号を受信すると(Y)、折りローラを原点位置に移動させる。(ステップS502)。
スタック開始(ステップS503)。
すなわち、画像形成装置から給紙されたシートを中間スタッカ71にスタック開始する。
エンドシート信号を待つ(ステップS504)。
エンドシート信号の受信を待つ。
スタック終了、折り開始(ステップS505)。
エンドシート信号の受信により(Y)、スタックを完了し、完了後折り手段80で折り処理を開始する。
折り駆動電流の測定(ステップS506)。
折り処理の途中で、押し込み部材801がシート束を駆動折りローラ802aと従動折りローラ802bとの間に押し込む時の押し込みモータM1の消費電流を電流センサS2により測定する。
測定電流に応じたローラ移動量の決定(ステップS507)。
予めROM・Mに記憶されている図11に示す消費電流とシート束厚さの対応テーブルを読み出し、ステップS506で測定された消費電流(例えばi3)に対応するシート束厚さを検索し(たとえば消費電流i3に対してはt13)、スタッカされたシート束厚さをローラ移動量(例えばt13)として把握し、RAM・MRにローラ移動量(たとえばt13)を記憶する。
折りローラ移動(ステップS508)。
ステップS103と同様にして移動モータM2を正転させて揺動部材804bを駆動折りローラ802aに離間する方向に移動させる。
測定電流に応じたローラ移動完了(ステップS509)。
移動モータM2に接続されたエンコーダ(不図示)のパルスをカウントしてカウント値を移動距離に換算した値と、RAM・MRから読み出したローラ移動量(たとえばt13)とを比較し、一致するまで(N)移動モータM2を回転させる。
折りローラ移動完了(ステップS510)。
一致すると(Y)移動モータM2を停止させる。
そして、後処理メインルーチンへ戻り 折り処理の継続を含む図1を参照して説明した後処理装置の制御を継続する。
以上、ステイプル処理後に折り処理を行う後処理装置と方法について説明したが、ステイプル手段の上流に折り手段を配置して折り処理後にステイプル処理を行うようにしても良い。この場合はシート束がステイプルで固定されていないので本発明によりシートのずれ防止の効果がより顕著となる。
後処理装置の1例を示す断面構成図である。 中ステイプル処理する場合のステイプル針SPとステイプル手段70の位置の概念図である。 折り手段の説明図である。 基材の折り込みを行っていない時の折り手段の概念図である。 後処理装置の基材の折り込みに係るブロック図である。 後処理装置の折り処理に係る第1の形態のフロー図である。 シート束の厚さを測定するフロー図である。 紙種と厚さの対応テーブルの1例である。 後処理装置の折り処理に係る第2の形態のフロー図である。 後処理装置の折り処理に係る第3の形態のフロー図である。 消費電流とシート束厚さの対応テーブルの1例である。
符号の説明
1 後処理装置
2 画像形成装置
70 ステイプル手段
71 中間スタッカ
801 押し込み部材
802 1対の折りローラ
802a 駆動折りローラ
802b 従動折りローラ
803 押し込み部材駆動手段
807 移動手段
8071 移動部材
8073 駆動手段
810 フック
C1 制御手段
M ROM
MR RAM
M1 押し込みモータ
M2 移動モータ
S1 シートセンサ
S2 電流センサ
S3 紙種検知センサ
S4 シート束厚さセンサ
Sa シート束
Sa’ステイプルシート束
Sa1 背部

Claims (7)

  1. ローラ対の間にシート束を押し込む押し込み手段と、押し込まれたシート束を折り込む前記ローラ対と、前記ローラ対を互いに当接する方向に付勢する付勢手段と、前記押し込み手段の上流側に位置して複数のシートをスタックしてシート束を形成するスタッカと、を有する折り手段を含む後処理装置において、
    前記ローラ対を離間する方向に移動する移動手段と、
    前記スタッカにシートをスタック完了時のシート束の厚さを測定するシート束厚測定手段、又は、前記押し込み手段を駆動する駆動手段と該駆動手段の駆動電流を測定する駆動電流測定手段と、
    前記シート束厚測定手段により測定されたスタック完了時のシート束の厚さ、又は、前記駆動電流測定手段により測定された駆動電流に基づいて取得したシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる制御手段と、を有することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記シート束厚測定手段は前記スタッカにシート束が形成される以前と形成された後の厚さの差に基づきシート束の厚さを測定し、前記ローラ対の間に前記シート束を押し込む以前に前記シート束厚測定手段により測定されたシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる前記制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記ローラ対の間に前記シート束を押し込みながら、前記駆動電流測定手段により測定された駆動電流に基づいて取得したシート束の厚さに基づき前記ローラ対の間隔を前記移動手段に広げさせる前記制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  4. 前記ローラ対の少なくとも一方のローラは回転駆動され、少なくとも他方のローラはシート束の厚さに基づき前記移動手段により移動可能となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記押し込み手段はローラ対の間にシート束を押し込む押し込み部材と、該押し込み部材を駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動電流を測定する測定手段を有し、
    前記測定手段の消費電流に基づき、消費電流に対するシートの厚さテーブルからシート束の厚さを検索し、検索したシート束の厚さを前記シート束の厚さとする前記制御手段を有することを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。
  6. スタック工程と折り工程を含む後処理方法において、
    折り工程は、スタック完了後にシート束の厚さを測定する工程と、測定された前記シート束の厚さに基づきシート束を折り込む折りローラ対の間隔を広げる工程と、シート束の厚さに基づき間隔を広げられたローラ対の間にシート束を押し込む工程と、押し込んだシート束を折り込む工程と、を含むことを特徴とする後処理方法。
  7. 折り工程を含む後処理方法において、
    シート束を折り込むローラ対の間に前記シート束を押し込む工程と、押し込み中に前記シート束の厚さを測定する工程と、測定された前記シート束の厚さに基づき押し込み中に前記ローラ対の間隔を広げる工程と、間隔を広げられつつある前記ローラ対の間にシート束を押し込む工程と、押し込んだシート束を折り込む工程と、を含むことを特徴とする後処理方法。
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