JP2005089063A - シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005089063A JP2005089063A JP2003323715A JP2003323715A JP2005089063A JP 2005089063 A JP2005089063 A JP 2005089063A JP 2003323715 A JP2003323715 A JP 2003323715A JP 2003323715 A JP2003323715 A JP 2003323715A JP 2005089063 A JP2005089063 A JP 2005089063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folding
- sheet bundle
- sheet
- load
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】 シート束ステイプル時の負荷検知すなわちステイプルモータの駆動電流値からの負荷を判断して、折り手段の折り回数を制御するようにする。
【解決手段】 シート処理装置Bは、シート束を綴じるステイプラユニットと、このステイプラユニットによってシート束を綴じたときの負荷を検知する電流検知器と、シート束の綴じ位置を突き板79aによって突いて折りローラ対の間にシート束を送り込み、折りローラ対でシート束を折るシート折り処理部と、負荷が所定の負荷を超えたとき、折りローラ対の固定ローラを回転制御して、負荷が所定の負荷以下のときよりも、同一のシート束に対する折り動作を折りローラ対に多く行わせる制御回路117制御手段とを備えている。
【選択図】 図4
【解決手段】 シート処理装置Bは、シート束を綴じるステイプラユニットと、このステイプラユニットによってシート束を綴じたときの負荷を検知する電流検知器と、シート束の綴じ位置を突き板79aによって突いて折りローラ対の間にシート束を送り込み、折りローラ対でシート束を折るシート折り処理部と、負荷が所定の負荷を超えたとき、折りローラ対の固定ローラを回転制御して、負荷が所定の負荷以下のときよりも、同一のシート束に対する折り動作を折りローラ対に多く行わせる制御回路117制御手段とを備えている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、シート束を綴じて折って、冊子化、あるいは製本化するシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えて、画像形成したシートをシート処理装置に綴じさせて折らせる画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する、例えば、複写機、印刷機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の画像形成装置は、装置本体にシート処理装置を備えている。シート処理装置には、画像形成装置本体で画像形成されたシートを順次取り込まれて、ステイプラユニットでシート束の略中央付近を綴じた後、そのシート束を折りユニットで2つ折りにして、シート束を製本化する装置がある。
折りユニットは、ステイプラユニットによって綴じられたシート束の綴じ位置を突き板で突いて、ローラ対のニップに押し込み、そのローラ対がそのシート束を挟んで回転して排出トレイに排出することによって、シート束を2つ折りの冊子に、或いは本にするようになっている。
しかし、ローラ対のシート束折り込みにおいて、通常、折り込んだシート束をローラ対で1回挟んで押圧搬送して2つ折りにして、排出トレイに排出するが、ある枚数以上では、製本化されたシート束の綴じ部が1回の押圧搬送では折り込みが足らずに、膨らむことがある。
このような場合、シート束の仕上がりが悪く、見栄えが悪いときがある。また、製本化されたシート束が順次排出トレイに排出されて積載されるとき、そのシート束は、上記膨らみによって、安定した状態で積み重ねられることができずに積載整列性が悪くなり、床に崩れ落ちて、汚れるおそれがある。
そこで、シート処理装置によっては、上記膨らみを少なくするのに、同一のシート束を2回押圧搬送する折りユニットを備えているものがある。
また、シート処理装置によっては、シート枚数カウント手段によって、シート束のシート枚数をカウントしてシート束の折り回数を制御しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、綴じられるシートには、様々な種類のシートがあり、最近では、例えば、カラー印字に対応した上質紙のシートや、少し厚みのあるシートなどが使われるようになってきている。厚みの厚いシートの場合、折り込むシート束のシートの枚数が設定枚数以下であっても、シート束の折りが不十分になる場合がある。その結果、シート束の綴じ部が膨らんで、仕上がりが悪く、積載整列性が悪くなるおそれがある。
本発明は、シート束ステイプル時の負荷検知すなわちステイプルモータの駆動電流値に基づいて負荷を判断して、折り手段の折り回数を制御することによって排出されたシート束の仕上がり及び積載整列性を向上させたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、本体装置からの紙の種類、あるいは、折り回数指示を判断して、折り手段の折り回数を制御することによって排出されたシート束の仕上がり及び積載整列性を向上させたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、画像形成装置と接続されたシート処理装置において、シート束を綴じる綴じ手段と、前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、前記画像形成装置の選択手段の第1折りモードと、第2折りモードとにより、前記回転体を回転制御して、シート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段とを備えたシート処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート処理装置を装置本体に装備した画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シート束を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段によってシート束を綴じたときの負荷を検知する負荷検知手段と、前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、前記負荷が所定の負荷を超えたとき、前記回転体を回転制御して、前記負荷が所定の負荷以下のときよりも、同一のシート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、を備えている。
本発明のシート処理装置における、前記制御手段は、前記負荷が所定の負荷以下のとき、前記回転体を一方向に回転制御して前記シート束に対する折り動作を1回行わせる第1折りモードと、前記負荷が所定の負荷を超えたとき、前記回転体を往復回転制御して同一のシート束に対する折り動作を前記回転体に複数回行わせる第2折りモードとを備え、前記負荷検知手段が検知した負荷に対応する前記第1折りモードと前記第2折りモードとを選択して、前記折り手段に前記シート束の折り動作を行わせるようになっている。
本発明のシート処理装置は、前記第1折りモードと、第2折りモードとを選択するモード選択手段を備えている。
本発明のシート処理装置における、前記負荷検知手段は、前記綴じ手段を作動させるモータの負荷電流値を検知し、前記制御手段は、前記負荷電流値に応じて前記折り手段を制御するようになっている。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシート束を綴じて折り曲げるシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置は、上記いずれか1つのシート処理装置である。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、画像形成装置からの第1折りモードと、第2折りモードと受信する受信手段と、シート束を綴じる綴じ手段と、前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、前記画像形成装置の選択手段の第1折りモードと、第2折りモードとにより、前記回転体を回転制御して、シート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、を備えている。
上記目的を達成するため、シート処理装置は、画像形成装置と接続されたシート処理装置において、シート束を綴じる綴じ手段と、前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、前記画像形成装置の選択手段の第1折りモードと、第2折りモードとにより、前記回転体を回転制御して、シート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、を備えている。
本発明のシート処理装置は、シート束を綴じるときの負荷電流値を検知して、シート枚数及びシートの紙質や厚さにかかわらず、折り動作の折り回数を制御するようになっているので、排出されるシート束の仕上がりを向上させて積載整列性を常に安定した状態に保つことができる。
また、本発明のシート処理装置は、ユーザによるシート選択を行うことによって、第1、第2モードを選択することができるので、より一層、シート束を確実に折り曲げることができる。
また、本発明のシート処理装置は、ユーザによる折り回数指示を行うことによって、第1、第2モードを選択することができるので、より一層、シート束を確実に折り曲げることができる。
本発明の実施形態のシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。
なお、画像形成装置は、シートに画像を形成するようになっており、例えば、複写機、印刷機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。シート処理装置は、複写機の装置本体のみに装備されるものではなく、他の画像形成装置の装置本体にも装備されるようになっている。
また、シート処理装置は、画像形成装置の装置本体に接続してあるが、装置本体内に組み込まれていてもよい。この場合、シート処理装置の各部の駆動源と、装置本体内の各部の駆動源とを共通にすることができる。また、シート処理装置の制御回路と、装置本体の制御回路とを一体にすることもできる。
(複写機)
図1に示す複写機Eは、複写機の装置本体Aにシート処理装置Bを結合して構成されている。また、シート処理装置Bは、複写機Eの装置本体Aで画像記録したシートを部数毎にソート処理可能なフィニッシャユニットCと、複数枚のシートを綴じて折り込み製本可能なステッチャユニットDとを有している。ステッチャユニットDは、ステイプラユニット61、シート折り処理部10等を有している。
図1に示す複写機Eは、複写機の装置本体Aにシート処理装置Bを結合して構成されている。また、シート処理装置Bは、複写機Eの装置本体Aで画像記録したシートを部数毎にソート処理可能なフィニッシャユニットCと、複数枚のシートを綴じて折り込み製本可能なステッチャユニットDとを有している。ステッチャユニットDは、ステイプラユニット61、シート折り処理部10等を有している。
複写機本体Aは、本体Aの上部に装備された原稿給送装置1から自動給送した原稿を光学手段2によって光学的に読み取り、その情報をデジタル信号として画像形成手段3へ送信して、普通紙やオーバヘッドプロジェクタ用の用紙(OHP)等のシートに記録するようになっている。
複写機Eの装置本体Aの下部には、各種サイズのシートを収納した複数のシートカセット4(1つのみ図示し、他は図示省略する)が装着されている。このシートカセット4から給送ローラ5によって搬送されたシートには、画像形成手段3において、電子写真方式によって画像が形成(記録)される。
すなわち、複写機Eは、光学手段2で読み取った情報に基づいて光照射手段3aからレーザ光を感光体ドラム3bに照射して潜像を形成して、これをトナー現像してシートに転写し、シートを定着手段6へ搬送して熱及び圧力印加によってトナー画像を永久定着するようになっている。
そして、複写機Eは、片面記録モードの場合、シートをシート処理装置Bへ送り込む。両面記録モードの場合、スイッチバック搬送によって再送パス7へ搬送し、一方の面にトナー画像を記録したシートを再度画像形成手段3へ搬送して他方の面に画像を形成した後、シート処理装置Bへと送り込む。なお、シートの給送は、シートカセット4からの給送のみならず、マルチトレイ8からも行えるようになっている。
(フィニッシャユニットC)
フィニッシャユニットCは、シートを排出するとき、通常の排出モードの他に、オフセットモード、ステイプルモード等の各モードに応じた排出処理を行えるようになっている。
フィニッシャユニットCは、シートを排出するとき、通常の排出モードの他に、オフセットモード、ステイプルモード等の各モードに応じた排出処理を行えるようになっている。
オフセットモードは、シートを各部数毎にソートして排出するとき、各部の1枚目のシートが排出されるときに不図示のサイドガイドを移動させて所定量だけシート幅の方向(シート搬送方向と直交する方向)へずらして、1枚目のシートを通常の処理装置からずれた位置に排出し、各部の2枚目以降のシートを通常の位置に排出することによって、各部毎の境界が分かるようにシートを排出する動作モードのことである。
ステイプルモードは、各部数毎にソートして排出するときに、ステイプルトレイ12に積載整合し、これをステイプラ13によって針止めし、各部数毎に綴じて排出する動作モードのことである。ステイプルモードにおいて、ステイプルトレイ12に積載されたシートの幅を整合する場合、バッファローラ23に複数枚のシートを巻き付けて、複数枚同時にステイプラトレイ12に積載される。シートは、スタックトレイ18に排出されるようになっている。
フィニッシャユニットCのメンテナンスは、ステイプラドア51を開くことによって行えるようになっている。
(ステッチャユニットD)
図2に示すように、ステッチャユニットDは、画像形成装置本体Aから排出されたシートを部数単位で整合して、ステイプラユニット61によって針止めし、そして、そのシート束をシート折り処理部10によって2つ折りにして製本化するようになっている。
図2に示すように、ステッチャユニットDは、画像形成装置本体Aから排出されたシートを部数単位で整合して、ステイプラユニット61によって針止めし、そして、そのシート束をシート折り処理部10によって2つ折りにして製本化するようになっている。
この製本化動作を概略説明する。縦パス60は、複写機Eの装置本体Aから排出されたシートを搬送する。ストッパ62は、縦パス60を案内されたシートの下端を受け止めて部数単位で積載整合する。ステイプラユニット61は、ストッパ62で下端を整合されたシート束をシート長さ方向(シート搬送方向)の中央位置において2箇所針止めして綴じる。
次に、ステイプラユニット61は、ストッパ62を下方へ移動させて、綴じ位置が折りローラ対78のニップ位置に至るようにシート束を移動させる。突き板79a(図4)は、移動したシート束の綴じ位置を突いて折りローラ対78のニップに押し込む。折りローラ対78は、シート束を押し込まれたとき、回転しており、シート束を綴じ位置で2つ折りできるように、ニップで挟持押圧搬送をする。
この結果、シート束は、シート長さ方向の中央で綴じられて2つ折りされた冊子状になって、積載トレイ106に排出される。
シート処理装置BにおけるステッチャユニットDのステイプラユニット61と折りユニット78の構成について詳細に説明する。
(ステイプラユニット)
シート束を綴じる綴じ手段である例えばステイプラユニット61を説明する。
シート束を綴じる綴じ手段である例えばステイプラユニット61を説明する。
図3に示すように、ステイプラユニット61は、フレームに固定された支持板77により縦パス60に整合されたシート束の搬送方向中央位置において、シート幅方向中央を基準にして左右対称位置に2個配置してある。したがって、図3では、2つのステイプラユニット61が重なって1つに見えている。
ステイプラユニット61は、回転軸61aを中心に揺動可能に支持された左側の針打ち込み手段としての例えばフォーミング部61b、駆動ユニット61c、及びアンビル61dとで構成されている。ステイプラユニット61の右側にはパスガイド60a,60b及びアンビル61dによってシート束を案内する縦パス60が形成されている。この縦パス60は、シート束を案内するパスガイド60bのガイド面60b1と案内されたシート束を針綴じするアンビル61dの綴じ面61d1とは、互いに角度αになるように屈曲している。そして、角度αをもち、縦パスを形成する上面側のパスガイド60aには、ステイプラユニット61のフォーミング部61bが揺動したときに干渉しない大きさの切欠孔60a1を切り欠いてある。
フォーミング部61bには、針カートリッジ61eを着脱自在に装着してある。該針カートリッジ61e内には、板状に連結された綴じ針61fが約2000本乃至約5000本装填されるようになっている。この針カートリッジ61eに装填された板状の綴じ針61fは、針カートリッジ61eの最上側に設けたバネ61gによって縦パス60側に付勢されて、最下側に配置した針送りローラ61hに圧接されている。この結果、綴じ針61fは、針送りローラ61hが回転すると、搬送力を受けて送り出されるようになっている。
針送りローラ61hによって送り出された綴じ針61fは、フォーミング部61bが回転軸61aを中心に、図3の矢印方向(反時計回り方向)に揺動することによって、一本ずつコの字状に形成されるようになっている。すなわち、ステイプラモータ61mが始動して、ギア列61jを介して偏心カムギア61kが回転すると、この偏心カムギア61kに一体に取り付けてある不図示の偏心カムの作用によって、フォーミング部61bが図3の矢印方向(アンビル61d側)へ揺動して、針打ち込み動作(クリンチ動作)を行う。この結果、シート束に打ち込んだ綴じ針61fが、シート束の下面のアンビル61dで折り曲げられて、シート束を綴じる。
また、偏心カムギア61kと同軸に不図示のフラグを配設してあり、このフラグを不図示のステイプラセンサで検知することによって、ステイプラユニット61がクリンチ中なのか、或いはクリンチが終了したか(又は、クリンチ開始前か)を検知できるようになっている。
ステッチャユニットDは、縦パス60に搬送整合されたシート束Pに対して、ステイプラユニット61を駆動してシート搬送方向中央で綴じた後は、ストッパ62を下方へ移動してシート束を折り位置へ搬送する。折りローラ対78の位置まで搬送されたシート束は、シート折り処理部10の突き板79aによって綴じ位置を突かれて、回転している折りローラ対78のニップに押し込まれて、2つ折りの状態で搬送されて2つ折りにされる。
(折りユニット)
ステイプラユニット61で綴じられたシート束を折る折り手段である例えばシート折り処理部10を図4乃至図10に基づいて説明する。
ステイプラユニット61で綴じられたシート束を折る折り手段である例えばシート折り処理部10を図4乃至図10に基づいて説明する。
シート折り処理部10は、シート束の綴じ位置を突き部材である例えば突き板79aで突いて1対の回転体である例えば折りローラ対78の間にシート束を送り込み、その折りローラ対78でシート束を折るようになっている。
図7に示すように、折りローラ対78は、固定された回転軸78cを中心に回転自在な固定ローラ78aと、装置フレームの支点80aに回動自在に設けた支持アーム80上の軸78dに回動自在に取り付けてある可動ローラ78bとで構成されている。支持アーム80の一端は、引っ張りばね81によって牽引されている。このため、支持アーム80は反時計方向の回転力を受けて、可動ローラ78bは固定ローラ78aに圧接されている。この構成によって、シート束Pの厚さに応じて固定ローラ78aと可動ローラ78bとの軸間距離が変わるようになっている。
図4、図5に示すように、折りモータ82の出力軸82a上には、モータプーリ83を固着してある。このモータプーリ83の回転力は、タイミングベルト84を介してアイドラギアプーリ85のプーリ部に伝達されるようになっている。なお、アイドラギアプーリ85は、同軸上にプーリ部とギア部とを有している。
また、前述した折りローラ対78の固定ローラ78aと可動ローラ78bとの各々の軸には、互いに噛合する折りギア86,87を固着してある。折りギア86はアイドラギアプーリ85のギア部に噛合している。さらに、折りギア86はアイドラギア88にも噛合している。
折りモータ82の回転力は、モータプーリ83からタイミングベルト84を介してアイドラギアプーリ85に伝達される。そして、アイドラギアプーリ85の回転力は、折りギア86から折りギア87へ伝達されて、折りローラ対78が回転する。また、同時に折りギア86に噛合しているアイドラギア88にも回転力が伝達される。このアイドラギア88は、後述する排出ローラ104(図1参照)に回転力を伝達している。
図4において、突き出しユニット79は、突き板79a、ホルダ79b,79d、軸79c,79e等により構成されている。突き板79aはホルダ79b,79dに保持されている。ホルダ79bには、軸79c,79eを固着してある。この軸79c,79eの外周には、ころ79f,79gを回転自在に取り付けてある。ころ79f,79gは、本体フレームに形成してある溝部89内をスライドするようになっている。
また、突き出しモータ90の出力軸上には、モータプーリ90aを固着してある。アイドラギアプーリ91には、同軸的にプーリ部91aとギア部91bを設けてある。アイドラギアプーリ91のプーリ部91aとモータプーリ90aとにはタイミングベルト92を掛け渡してある。アイドラギアプーリ91のギア部91bは、一部に軸93を有するギア94に噛合している。
図5に示すように、ギア94の回転軸94a上にはフラグ95a,95bを固着してある。フラグ95a,95bの一部には、切り欠きを形成してある。フラグ95a,95bの切り欠きを検知する位置には、突き出しホームセンサ96a、突き位置センサ96bを配設してある。この突き出しホームセンサ96aは、突き板79aがパスガイド60a,60bによって構成されるシート搬送面から引き込んだ位置にいるとき検知できる位置に設けてある。突き位置センサ96bは、突き板79aが突ききった位置にいるとき検知できる位置に設けてある。また、図5に示すように、回転軸94a上でギア94を設けてある端部の反対側端部には、回動板97を固着してある。回動板97は、ギア94と同様に軸97aを有して、ギア94と同期して回転するようになっている。
突き出しモータ90の回転力は、モータプーリ90aからタイミングベルト92を介してアイドラギアプーリ91に伝達される。このアイドラギアプーリ91が回転するとギア94が回転して、軸93は円運動をする。この軸93にはリンク98の一端が嵌合している。リンク98の他端は突き板79aの軸79cに嵌合している。また、回動板97上の軸97aにも同様にリンク98の一端が嵌合している。リンク98の他端は突き板79aの軸79cに嵌合している。これにより、軸93の円運動はリンク98を介して突き板79aの軸79cに伝達される。この軸79cは、軸79eと共に図4に示すころ79f,79gを介して嵌合しているフレームの溝部89に沿って直線運動を行うようになっている。また、突き板79aの他端も同様に、回動板97とこの回動板97上の軸97aとの回転運動を、リンク98を介して突き出しユニット79の直線往復運動に変換している。このようにして、突き出しユニット79aは、その両端に駆動力を受けて、図4の矢印方向に折りローラ対78とは常に平行なまま、スライド移動することができる。
また、図5、図6に示すように、回動板97の軸97aとは反対側の面には、ストッパ軸97b,97cを突設してある。本体フレーム上には、ストッパ部材99を軸99aによって揺動自在に配設してある。ストッパ部材99は、引張バネ100によって回転軸94a側に常時引っ張られている。
前述したように、回動板97が回転すると、突き出しユニット79は、スライド移動する。回動板97は、図6(b)の矢印方向へ回転して、突き出しユニット79を突ききらせ、突き位置センサ96bによって突き出しユニット79の突き出しを検知できる位置(図4の最左位置)に達したとき、ストッパ部材99にストッパ軸97cが嵌合して、それ以上回転しないようになっている。このため、突き出しユニット79は、突ききった位置で、固定される。
また、突き出しユニット79をホームポジションに戻すには、突き出しモータ90を突き出しユニット79の突き時とは反対方向に回転させることによって、ストッパ部材99とストッパ軸97cの嵌合が外れる。そして、突き出しユニット79がホームポジションに戻り、ホームセンサ96aで検知された位置(図4の最右位置)で、図6(a)に示すように、ストッパ部材99にストッパ軸97bが嵌合して、回動板97の回転が規制される。
以上のように、突き出しユニット79は、突き出しモータ90の正逆転によって、左右に往復動するようになっている。すなわち、綴じられたシート束Pのセンターを突き板79aで突き、この突き板79aで突かれたシート束Pのセンター部分を折りローラ対78で挟持しつつ搬送することでシート束Pは,2つ折りにされる。
束状の各シートには、シートのセンターを基準として搬送方向上流側半面と下流側半面とに、そして、表裏両面に画像が記録(形成)されているが、これらの画像は、綴じ及び折り処理がなされて冊子化、或いは製本化された状態で頁順になるようにシートに記録されている。
(シート折り処理部の制御)
本実施形態のシート処理装置Bは、針綴じに要する負荷である、ステイプラユニット61のステイプラモータ61mの負荷電流値を検知して、シート束を1回折り(第1折りモード)、あるいは2回折り(第2折りモード)するようになっている。すなわち、綴じ針61fでシート束を綴じるとき、シート束のシートの厚みや、材質によって、同じシート枚数であっても、綴じ針61fが通りやすい場合と、通りにくい場合とがある。綴じ針61fが通りやすい場合と、通りにくい場合とにおける、ステイプラモータ61mの負荷電流値を比較すると、図8に示すように、綴じ針61fが通りにくい場合の方が、負荷電流値が大きい。なお、図8において、しきい値より大きい最初の波形は、装置始動時の始動電流の波形であり、本発明とは関係の無い波形である。
本実施形態のシート処理装置Bは、針綴じに要する負荷である、ステイプラユニット61のステイプラモータ61mの負荷電流値を検知して、シート束を1回折り(第1折りモード)、あるいは2回折り(第2折りモード)するようになっている。すなわち、綴じ針61fでシート束を綴じるとき、シート束のシートの厚みや、材質によって、同じシート枚数であっても、綴じ針61fが通りやすい場合と、通りにくい場合とがある。綴じ針61fが通りやすい場合と、通りにくい場合とにおける、ステイプラモータ61mの負荷電流値を比較すると、図8に示すように、綴じ針61fが通りにくい場合の方が、負荷電流値が大きい。なお、図8において、しきい値より大きい最初の波形は、装置始動時の始動電流の波形であり、本発明とは関係の無い波形である。
また、綴じ針61fが通りにくいシート束は、厚みが厚かったり、材質が硬かったりして、折り曲げにくくなっている。そこで、本実施形態のシート処理装置Bは、負荷電流値が設定した電流値(しきい値)以下のときには、第1折りモードに基づき1回の折り動作を行う。また、負荷電流値が設定した電流値(しきい値)を超えたときには、第2折りモードに基づき2回の折り動作を行って、シート束の折り曲げ部に生じる膨らみを少なくしている。さらに、本実施形態のシート処理装置Bは、第1、第2モードを外部操作によって選択できるようになっている。
図3において、ステイプラモータ61mには、ステイプラモータ61mの負荷電流を検知する負荷検知手段である例えば電流検知器111を接続してある。また、図7に示すように、折りローラ対78のニップの入口近くには、シート束の後端を検知する検知センサ114を配設してある。折りローラ対78のニップの出口近くには、シート束の後端を検知する検知センサ115を配設してある。また、図4に示すように、電流検知器111、検知センサ114,115は、制御手段である例えば制御回路117に接続してある。また、制御回路117には、図1に示す複写機Eの装置本体Aを制御する制御回路118(本体コントローラ)を介してシート選択パネル116も接続してある。シート選択パネル116は、モード選択手段の一例であり、折り曲げるシートの材質をユーザが選択することによって、第1、第2モードを選択することのできるパネルである。
なお、制御回路117及び電流検知器111はステッチャユニットD全体を制御する不図示の制御回路(ステッチャコントローラ)内に組み込まれていてもよい。また、制御回路117は、複写機Eの装置本体A内に設けられて、装置本体Aを制御する制御回路118(本体コントローラ)に組み込まれていてもよい。また制御回路117と、複写機Eの装置本体Aに設けてあるシート選択パネル116とを直接接続してもよい。
上述の制御回路117について、さらに説明する。図11は、制御系を示すブロック図である。図において、シート選択パネル116は、本体のコントローラに接続され、操作者が本体に指示を入力する部分である。ここでは、発明に関与する部分を取り出して、厚紙を扱うか否かを設定する厚紙モードのボタン116aが示されている。さらに折り回数を設定する複数回折りモードのボタン116bが配置されている。それぞれのボタンが操作されると、制御回路118がその操作を検出して、制御回路117にその情報を通信する。制御回路117は制御回路118からの指示を受信して、指示に対応する制御を行なう。制御回路118は、そのブロックの中には、プログラムを読み込み、プログラムを処理して、制御を行なう処理部のCPU、後述する動作に対応するプログラムを記憶するメモリのROMおよび処理部CPUが処理をする際にデータを格納するためのメモリRAMなどを備えている。
制御回路118と接続されている制御回路117は、そのブロックの中には、プログラムを読み込み、プログラムの処理をして、制御を行なう処理部のCPU、図9または図10に示すフローチャートに対応するプログラムを記憶するメモリのROMおよび処理部CPUが処理をする際にデータを格納する為のメモリRAMなどを備えている。制御回路117は、検知センサ114および115に接続されており、それぞれのセンサの情報を制御回路117に取り込まれる。制御回路117はステイプルモータ61mを制御し、またステイプルモータ61mの電流を検知するために電流検知器111が設けられており、かかる電流検知器111は制御回路117に検知情報を入力する。
以上の構成からなる実施例のシート束を複数回折り曲げる動作を図1乃至図7に示す各構成と、図8に示す電流波形図と、図9、図10に示す、フローチャートとに基づいて説明する。
図9は、折り制御を折り回数で制御するフローチャートである。図10は、ユーザにより折り回数が選択された場合のフローチャートである。
図3のステイプラユニット61がシート束を綴じる。そのとき、電流検知器111がステイプラモータ61mの負荷電流を検知する(S1)。負荷電流値が設定した電流値(しきい値)を超えていると、制御回路117が判断したとき(S2)、制御回路117は、第2モードを選択して、シート束が折りローラ78に送り込まれてシートの後端が検知センサ114によって検知されたとき、折りモータ82を逆転させて、シート束を逆送させる(S4)。
そして、シート束の先端が検知センサ115によって検知されると、制御回路117は、折りモータ82を正転させて、シート束を排出方向に送る。このとき、突き出しユニット79がシート束を突かないように、制御回路117は、突き出しモータ90の回転を停止させて、突き出しユニット79を待機位置に保持しておく。このようにして、シート折り処理部10がシート束を2回折りするので、シート束の膨らみを少なくすることができる。
S2において、負荷電流値が設定した電流値(しきい値)を超えていないと、制御回路117が判断したとき、制御回路117は、第1モードを選択して、シート束を、そのまま折りローラ78を通過させる。すなわち、シート折り処理部10は、シート束を1回折りするようになっている。
図10において、シートに画像を形成するにあたり、ユーザがシート選択パネル116によってシートの選択を行う。シート処理装置Bは、画像形成装置本体Aからのシートデータ識別信号を取得する(S5)。制御回路117は、シートデータに基づいて、第1折りモードと第2折りモードとを選択する(S6)。制御回路117は、第2折りモードを選択した場合には、シート処理装置Bにシート束を2回折りさせる(S8)。第2折りモードが選択されなければ、シート束綴じ時の負荷による電流検知を行い(S7)、折り動作を行なう。
なお、以上のシート処理装置Bにおいて、シート束に複数回の折り動作を行うとき、検知センサ114,115によって、シート束の位置を検知しているが、折りローラ対78の回転角、或いは回転数に基づいてシート束の現在位置を判断して、シート束に複数回の折り動作を施してもよい。
また、折りローラ対78のニップの入口近くにシート束の後端を検知する検知センサ114のみ配設して、検知センサ114でシート束の後端を検知してから、折りローラ対78の逆回転角、或いは逆回転数に基づいて、シート束の戻し量を設定して、シート束に複数回の折り動作を施してもよい。
さらに、折りローラ対78のニップの出口近くにシート束の後端を検知する検知センサ115のみ配設して、折りローラ対78の回転角、或いは逆回転数に基づいて、シート束を所定量だけ下流側に送り、その後、折りローラ対78を逆転して、シート束を逆送し、シート束の先端が検知センサ115によって検知されたとき、折りローラ対78を正転して、シート束を下流側に送る動作をして、シート束に複数回の折り動作を施してもよい。
また、以上の説明のシート処理装置Bは、第1折りモードのときシート束に1回の折り動作を行い、第2折りモードのときシート束に2回の折り動作を行うようになっているが、折り動作の回数は、これに限定されるものではない。第2折りモードのときの折り動作回数が、第1折りモードのときの折り動作回数より多くなっていればよい。例えば、第1折りモードのときの折り動作回数を1回、第2折りモードのときの折り動作回数を3回、或いは、第1折りモードのときの折り動作回数を2回、第2折りモードのときの折り動作回数を3回としてもよい。
以上、説明した本実施形態のシート処理装置Bは、シート束を綴じるステイプラユニット61と、このステイプラユニット61によってシート束を綴じたときの負荷を検知する電流検知器111と、シート束の綴じ位置を突き板79aによって突いて折りローラ対78の間にシート束を送り込み、折りローラ対78でシート束を折るシート折り処理部と、負荷が所定の負荷を超えたとき、折りローラ対78の固定ローラ78aを回転制御して、負荷が所定の負荷以下のときよりも、同一のシート束に対する折り動作を折りローラ対78に多く行わせる制御回路117とを備えて、電流検知器111によって検知した負荷電流値が所定の負荷電流値を超えていると制御回路117が判断したとき、負荷電流値が所定の負荷電流値以下のときよりも、同一のシート束に対する折りローラ対78の折り動作回数を多くしてあるので、シート束のシート枚数に関係なく、折り曲げにくいシート束であっても、確実に折り曲げて、シート束の折り曲げ部の膨らみを少なくすることができる。この結果、シート処理装置Bは、シート束を、折り曲げの仕上げを良くして見栄えの良い冊子、或いは製本にすることができる。また、シート処理装置Bから排出されたシート束の積載配列性を良くして,シート束の崩れを防止することができる。
また、本実施形態のシート処理装置Bは、電流検知器111によって検知した負荷電流値が所定の負荷電流値を超えていない場合でも、モード選択手段によって選択された折りモードに従ってシート束を折り曲げる回数を決めることができて、より一層、シート束を確実に折り曲げることができる。
以上の実施例では、本体の装置からの情報とシート処理装置内の情報で折り回数を制御する例を説明したが、どちらか一方の構成だけを持つようにしても良い。
A 画像形成装置本体
B シート処理装置
C フィニッシャユニット
D ステッチャユニット
E 複写機(画像形成装置)
P シート
1 原稿給送装置
2 光学手段
3 画像形成手段
10 シート折り処理部(折り手段)
13 ステイプラ
61 ステイプラユニット(綴じ手段)
61m ステイプラモータ
78 折りローラ対(1対の回転体)
79 突き出しユニット
79a 突き板(突き部材)
111 電流検知器(負荷検知手段)
114 検知センサ
115 検知センサ
116 モード選択パネル(モード選択手段)
117 制御回路(制御手段)
118 制御回路(本体コントローラ)
B シート処理装置
C フィニッシャユニット
D ステッチャユニット
E 複写機(画像形成装置)
P シート
1 原稿給送装置
2 光学手段
3 画像形成手段
10 シート折り処理部(折り手段)
13 ステイプラ
61 ステイプラユニット(綴じ手段)
61m ステイプラモータ
78 折りローラ対(1対の回転体)
79 突き出しユニット
79a 突き板(突き部材)
111 電流検知器(負荷検知手段)
114 検知センサ
115 検知センサ
116 モード選択パネル(モード選択手段)
117 制御回路(制御手段)
118 制御回路(本体コントローラ)
Claims (7)
- シート束を綴じる綴じ手段と、
前記綴じ手段によってシート束を綴じたときの負荷を検知する負荷検知手段と、
前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、
前記負荷が所定の負荷を超えたとき、前記回転体を回転制御して、前記負荷が所定の負荷以下のときよりも、同一のシート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、
を備えたことを特徴とするシート処理装置。 - 前記制御手段は、前記負荷が所定の負荷以下のとき、前記回転体を一方向に回転制御して前記シート束に対する折り動作を1回行わせる第1折りモードと、前記負荷が所定の負荷を超えたとき、前記回転体を往復回転制御して同一のシート束に対する折り動作を前記回転体に複数回行わせる第2折りモードとを備え、前記負荷検知手段が検知した負荷に対応する前記第1折りモードと前記第2折りモードとを選択して、前記折り手段に前記シート束の折り動作を行わせることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記第1折りモードと、第2折りモードとを選択するモード選択手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
- 前記負荷検知手段は、前記綴じ手段を作動させるモータの負荷電流値を検知し、前記制御手段は、前記負荷電流値に応じて前記折り手段を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像を形成されたシート束を綴じて折り曲げるシート処理装置と、を備え、
前記シート処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置からの第1折りモードと、第2折りモードとを受信する受信手段と、
シート束を綴じる綴じ手段と、
前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、
前記画像形成装置の選択手段の第1折りモードと、第2折りモードとにより、前記回転体を回転制御して、シート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。 - 画像形成装置と接続されたシート処理装置において、
シート束を綴じる綴じ手段と、
前記シート束の綴じ位置を突き部材によって突いて1対の回転体間に該シート束を送り込み、前記1対の回転体で該シート束を折る折り手段と、
前記画像形成装置の選択手段の第1折りモードと、第2折りモードとにより、前記回転体を回転制御して、シート束に対する折り動作を前記回転体に多く行わせる制御手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003323715A JP2005089063A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003323715A JP2005089063A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005089063A true JP2005089063A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34454694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003323715A Withdrawn JP2005089063A (ja) | 2003-09-16 | 2003-09-16 | シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005089063A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007084171A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 後処理装置、後処理方法 |
JP2011203606A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | ステープラ駆動装置、後処理装置、および画像形成装置 |
KR101150891B1 (ko) | 2010-10-25 | 2012-05-29 | 주식회사신도리코 | 용지 폴딩 장치 |
JP2014114151A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材処理装置および記録材処理システム |
-
2003
- 2003-09-16 JP JP2003323715A patent/JP2005089063A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007084171A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 後処理装置、後処理方法 |
JP4544112B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2010-09-15 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 後処理装置、後処理方法 |
JP2011203606A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Fuji Xerox Co Ltd | ステープラ駆動装置、後処理装置、および画像形成装置 |
KR101150891B1 (ko) | 2010-10-25 | 2012-05-29 | 주식회사신도리코 | 용지 폴딩 장치 |
JP2014114151A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材処理装置および記録材処理システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4438071B2 (ja) | シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JP5298902B2 (ja) | シート後処理装置及び画像形成システム | |
JP4217566B2 (ja) | シート処理装置および画像形成装置 | |
US8774702B2 (en) | Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus having the same | |
JP4871551B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置並びに画像形成システム | |
JP5349924B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP4761303B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP3432127B2 (ja) | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 | |
JP3752469B2 (ja) | シート後処理装置及び画像形成装置 | |
JP2003276937A (ja) | 用紙処理装置および画像形成システム | |
JP4143626B2 (ja) | シート材処理装置および画像形成装置 | |
JP2007076832A (ja) | シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2006193288A (ja) | シート処理装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2005089063A (ja) | シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 | |
JP4846983B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP2007155805A (ja) | シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP4071708B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2007076865A (ja) | シート処理装置と画像形成装置 | |
JP4208677B2 (ja) | シート処理装置 | |
JP4764504B2 (ja) | シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JP4444399B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4689443B2 (ja) | 被記録媒体後処理装置及び画像形成装置 | |
JP2007119197A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP3958043B2 (ja) | シート材後処理装置及び方法 | |
JP2007261701A (ja) | シート処理装置、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |