JP5018933B2 - 用紙折畳装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙折畳装置に関し、特に、用紙を3つ折りにする用紙折畳装置に関する。
従来より、用紙に対して2度折り目を付けて3つ折にする折畳む装置について、種々の技術が開示されている。
たとえば、特許文献1(特開平05−319685号公報)には、第1〜第3のローラを用い、2つ折りモードと3つ折りモードとを実行する用紙折畳装置が開示されている。2つ折モードでは、第1のローラと第2のローラとによって用紙が搬送された後、これらのローラの間に速度差を持たせて当該用紙を湾曲させ、当該湾曲部を第1のローラと第3のローラとの間にくわえ込ませて当該用紙が搬送される。3つ折モードでは、さらに、第1のローラと第3のローラとの間に湾曲した用紙をくわえ込ませた後、第1のローラと第3のローラの間に速度差を持たせて紙片を湾曲させ、当該湾曲部を第1のローラと第2のローラとの間にくわえ込ませて、当該用紙が搬送される。
また、特許文献2(特開2003−146534号公報)には、中綴じ処理、中折処理、および3つ折処理の処理モードを実行可能な用紙後処理装置が開示されている。当該用紙後処理装置では、処理モードと用紙サイズとの組合せにより、用紙載置台に搬送される用紙のサイズと処理モードとの組合せに応じて、用紙を当接させて位置決めをする位置規制手段の停止位置が決定される。
また、特許文献3(特開2002−220154号公報)には、製本機において、用紙の束を折りナイフを用いて3つ折にする技術が開示されている。用紙の束を3つ折にする作業には、2回の折り工程が含まれる。1回目の折り工程を第1折工程、2回目の折工程を第2折工程とした場合、当該製本機では、第1折工程において折りナイフが用いられ、第2折工程においてローラのみが用いられる。そして、当該製本機では、第2折工程において利用されるローラの位置が用紙の束の厚みに応じて変更される。
特許文献4(特開2002−060127号公報)には、後処理装置において、3つ折機能と2つ折機能とを選択的に使用できる技術が開示されている。3つ折機能では、第1折工程において折りナイフが用いられ、第2折工程においてローラのみが用いられる。また、当該引用文献4には、後処理装置と組み合わされる画像形成装置において、折畳み処理に適合した画像を用紙に形成する技術が開示されている。
特許文献5(特開2001−341937号公報)には、第1折工程および第2折工程に折りナイフが用いられる後処理装置が開示されている。
特開平05−319685号公報 特開2003−146534号公報 特開2002−220154号公報 特開2002−060127号公報 特開2001−341937号公報
用紙折畳装置において、1回の折畳みの処理の対象となる用紙の枚数が増えた場合、折工程においてローラのみが使用されるよりも折りナイフを使用される方が、用紙の搬送時のしわや折りが甘いといった不具合が出にくい。したがって、第1折工程だけでなく第2折工程においても折りナイフが用いられることが好ましい。
第1折工程および第2折工程において折りナイフが使用される引用文献5では、用紙束の搬送のタイミングや折りナイフの動作のタイミングについての言及がなされていない。
たとえば、第2折工程は、第1折工程が終了し、用紙が適切な搬送位置に搬送されたことが検出されてから開始されるべきである。この点について、装置に適宜センサを設けることにより、容易に、第2折工程の開始タイミングを決定することができる。しかしながら、センサを搭載すれば装置自体の大型化や構造の複雑化とともに製造コストの増加を招く。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、用紙を3つ折りにする用紙折畳装置において、製造コストを抑えつつ、適切なタイミングで2つ目の折り目を付する工程を開始できるようにすることである。
本発明に従った第1搬送位置に搬送された用紙に対して第1折り目を付ける第1折り手段と、用紙に第1折り目を付させるために第1折り手段を駆動する第1駆動手段と、第1折り手段によって第1折り目を付けられた用紙を第2搬送位置に搬送する第1搬送手段と、第2搬送位置に搬送された用紙に対して第2折り目を付ける第2折り手段と、用紙に第2折り目を付させるために第2折り手段を駆動する第2駆動手段とを備え、第1折り手段は、1対のローラと、1対のローラに第1折り目を送り込むナイフ状の第1折り板部材とを含み、第1駆動手段は、第1折り板部材に対する負荷が所定の値以上となるまで第1折り板部材を第1搬送位置に搬送された用紙に向けて移動させ、用紙の特性を取得する取得手段と、第1駆動手段による第1折り手段の駆動開始から第2駆動手段による第2折り手段の駆動開始までの時間を、取得手段が取得した用紙の特性に基づいて決定する決定手段とをさらに備える。
また、本発明の用紙折畳装置では、決定手段によって決定される時間は、用紙の特性において用紙の枚数が多くなるほど長くなることが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、決定手段によって決定される時間は、用紙の特性において用紙の厚みが厚くなるほど長くなることが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、取得手段は、第1搬送位置に用紙を搬送する用紙搬送装置と通信可能であり、用紙搬送装置から、第1搬送位置に搬送された用紙の特性を取得することが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、用紙搬送装置は、第1搬送位置に搬送された用紙に対して画像形成を行なった画像形成装置であることが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、第1搬送手段は、1対のローラによって兼用構成されることが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、第1搬送手段は、用紙の搬送のための動作を、第1駆動手段による第1折り板部材の移動開始から一定の関係を有するタイミングで開始させ、第2駆動手段は、第1搬送手段による用紙の搬送のための動作を開始させた後、決定手段が決定した時間が経過したことを条件として、第2折り手段の駆動を開始させることが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、第2折り手段は、第2搬送位置に搬送された用紙に第2の折り目を付けるナイフ状の第2折り板部材を含み、第2駆動手段は、第2折り板部材を、第2搬送位置に搬送された用紙に向けて移動させることにより第2折り手段を駆動することが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置では、第1搬送手段は、第1駆動手段が第1折り手段の駆動を開始してから決定手段が決定した時間が経過したことを条件として、第1折り目を付けられた用紙を第2搬送位置に搬送するための動作を開始することが好ましい。
また、本発明の用紙折畳装置は、第1折り手段の駆動開始から第2折り手段の駆動開始までの時間を、用紙の特性と関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、決定手段は、第1折り手段の駆動開始から第2折り手段の駆動開始までの時間を、記憶手段において取得手段が取得した用紙の特性に関連付けられて記憶されている時間に決定することが好ましい。
本発明では、第1折り板部材は、第1折り目を送り込むために1対のローラに挟み込まれることにより、受ける負荷が増加して、第1駆動手段による移動を停止される。この場合において、移動が停止されるまでに要する時間は、折り目を付けられる用紙の折り曲げやすさについての特性によって変化する。
そして、本発明によれば、第1折り板部材の移動開始から第2折り板部材の駆動開始までのタイミングが、上記した用紙の特性に関連付けられて記憶された時間とされる。
これにより、第1折り手段が第1折り目を付けるために要する時間が用紙の特性に応じて変化しても、当該変化に応じたタイミングで、第2折り手段に第2折り目を付けるための動作を開始させることができる。
本発明の用紙折畳装置を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置における用紙折畳機構の構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置の制御ブロック図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において実行される用紙折畳処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において用紙に折り目が付される際の、用紙折畳装置の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において用紙に折り目が付される際の、用紙折畳装置の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において用紙に折り目が付される際の、用紙折畳装置の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において用紙に折り目が付される際の、用紙折畳装置の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態である用紙折畳装置において用紙に折り目が付される際の、用紙折畳装置の動作を説明するための図である。 図4の用紙折畳処理が実行された場合のタイミングチャートである。 図4の用紙折畳処理における1折動作の完了の検出態様を説明するための図である。 図2の用紙折畳機構の変形例を説明するための図である。
以下、本発明に係る用紙折畳装置の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、各図において、同じ機能を奏する要素については、同一の参照符号を付し、その説明は繰返さない。
[1.画像形成システムの概略構成]
図1は、本発明の用紙折畳装置を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。
図1を参照して、画像形成システム1は、主に、用紙上に画像を形成する画像形成装置10と、画像を形成された用紙の折畳みなどの後処理を行なう後処理装置50とによって構成される。
画像形成装置10は、コピー動作やスキャン動作における原稿の自動連続搬送を実行する原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)20と、原稿の画像データを生成するスキャナ30と、スキャナ30が生成した画像データまたは予め記憶された画像データに基づき用紙上に画像を形成する画像形成部40とを含む。画像形成部40は、外部の交流電源から供給される電力を画像形成装置10および後処理装置50の各部に供給する電源ユニット100と、画像形成装置10の動作を全体的に制御する画像形成装置制御部12とを含む。
後処理装置50は、画像形成装置10から送られてきた用紙を折畳む用紙折畳装置500を含む。用紙折畳装置500は、当該用紙折畳装置500の動作を全体的に制御する用紙折畳装置制御部11を含む。
[2.用紙折畳装置の構成]
図2(A)は、用紙折畳装置500の内部構成を模式的に示す図である。
用紙折畳装置500は、画像形成装置10から送られてきた用紙を3つ折りに折畳む装置である。用紙折畳装置500では、用紙を3つ折りするために、2つの折り目を当該用紙に付する。2つの折り目は、順に付される。本明細書では、1つ目の折り目を「第1折り目」といい、2つ目の折り目を「第2折り目」という。
用紙折畳装置500は、用紙に第1折り目を付するための1折りナイフユニット520と、第1折り目を付された用紙に第2折り目を付す2折りナイフユニット530とを含む。また、用紙折畳装置500は、画像形成装置10から搬送されてきた用紙を1折りナイフユニット520によって第1折り目が付されるための位置に搬送するための搬送ローラ510をさらに含む。1折りナイフユニット520によって用紙が第1折り目を付されるために載置される位置を、第1搬送位置という。用紙折畳装置500は、搬送ローラ510によって搬送されてきた用紙を第1搬送位置で停止されるためのストッパ513を含む。図2(B)では、用紙Sが第1搬送位置にセットされた状態が示されている。
用紙折畳装置500は、さらに、1折りナイフユニット520によって第1折り目を付された用紙を、2折りナイフユニット530によって第2折り目を付されるための位置に搬送するための搬送ローラ511と、1折りナイフユニット520によって第1折り目を付される用紙を支持するための支持板514と、2折りナイフユニット530によって第2折り目を付される用紙を支持するための支持板515をさらに含む。2折りナイフユニット530によって用紙が第2折り目を付されるための載置位置を、第2搬送位置という。用紙折畳装置500は、搬送ローラ510によって搬送されてきた用紙を第2搬送位置で停止させるためのストッパ516を含む。また、用紙折畳装置500は、2折りナイフユニット530によって第2折り目を付された用紙を、用紙折畳装置500外(または、用紙折畳装置500内の次工程)に搬送するための搬送ローラ512を含む。
1折りナイフユニット520および2折りナイフユニット530は、それぞれ、ナイフ状のブレード520A,530Aを有し、それらを用紙に対して突き出すことにより、第1折り目または第2折り目を付する。支持板514,515には、ブレード520A,530Aが嵌め込まれるためのスリットが設けられている。
[3.用紙折畳装置の制御ブロック]
図3は、用紙折畳装置500の制御ブロック図である。
図3を参照して、用紙折畳装置制御部11は、画像形成装置10の画像形成装置制御部12と通信可能に構成されている。また、用紙折畳装置500は、1折ナイフモータ561、1折搬送モータ562、2折ナイフモータ563および2折搬送モータ564を含む。1折ナイフモータ561は、1折りナイフユニット520のブレード520Aを、用紙に対して突き出したり、1折りナイフユニット520の本体内に収納したりするように動作させるためのモータである。1折搬送モータ562は、搬送ローラ511を回転させるためのモータである。2折ナイフモータ563は、2折りナイフユニット530のブレード530Aを、第2搬送位置に搬送されてきた用紙に対して近づけたり、2折りナイフユニット530の本体内に収納したりする往復運動をさせるためのモータである。2折搬送モータ564は、搬送ローラ512を回転させるためのモータである。
用紙折畳装置制御部11は、中央制御部550を含む。また、用紙折畳装置制御部11は、1折ナイフモータ561を駆動させるドライバ561Aと、1折搬送モータ562を駆動させるドライバ562Aと、2折ナイフモータ563を駆動させるドライバ563Aと、2折搬送モータ564を駆動させるドライバ564Aとを含む。これらのドライバは、中央制御部550からの信号に基づいて、各モータを駆動させる。
用紙折畳装置制御部11は、さらに、1折ナイフモータ561に対する負荷を検出する1折ナイフモータ用トルク検出部571と、2折ナイフモータ563に対する負荷を検出する2折ナイフモータ用トルク検出部572とを含む。
中央制御部550は、中央処理ユニット551と、タイマ552と、記憶装置553とを含む。中央処理ユニット551は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサを含む。
記憶装置553は、中央処理ユニット551が実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部553Aと、中央処理ユニット551によって実行される処理において利用されるタイマ値テーブルを記憶するタイマ値テーブル記憶部553Bと、画像形成装置10から送られてくる用紙についてのジョブ情報を記憶するジョブ情報記憶部553Cとを含む。画像形成装置10は、ジョブ毎に画像形成動作を実行し、そして、ジョブ毎に、用紙と、当該用紙の特性を含むジョブ情報を後処理装置50に送る。ジョブ情報記憶部553Cでは、当該ジョブ情報が記憶される。
中央処理ユニット551は、上記した各モータを駆動制御するために、ドライバ561A,562A,563A,564Aに制御信号を出力するためのモータ駆動制御部551Aと、画像形成装置10から送られるジョブ情報を受信し、ジョブ情報記憶部553Cに格納するジョブ情報管理部551Bと、プログラム記憶部553Aに記憶されたプログラムを実行するプログラム実行部551Cと、後述する2折開始タイマ(TW)に設定するカウント値(タイマ値)を決定するタイマ値決定部551Dとを含む。
用紙折畳装置制御部11を構成する各要素(記憶装置553以外)は、プログラム記憶部553Aに格納されたプログラムがプログラム実行部551Cによって実行されることによりソフトウェア的に実現されてもよいし、これらの一部または全部が、専用のLSI(Large Scale Integration)などの回路によってハードウェア的に実現されてもよい。
[4.用紙折畳処理]
(1.用紙折畳の機構)
図2(B)および図5〜図9を参照して、用紙折畳装置500において用紙が折畳まれる際の、各構成要素の動作について説明する。
図2(B)に示されたように、画像形成装置10から順次用紙が搬送され、1回の折畳み動作の対象となる用紙がすべて第1搬送位置まで搬送されると、用紙折畳装置500では、1折りナイフユニット520のブレード520Aが、図5の矢印A1で示される方向に伸びるように制御される。ブレード520Aにより、第1搬送位置に搬送された用紙の束は、折り目を付される。ここで付される折り目が、第1折り目である。ブレード520Aは、図5に示されるように、用紙の束に付した第1折り目が搬送ローラ511に挟み込まれる位置まで伸ばされる。本実施の形態では、搬送ローラ511によって、用紙に第1折り目が付される際の1対のローラが構成される。
搬送ローラ511は、1折搬送モータ562が駆動されることにより、図5中の矢印A3方向に回転される。これにより、第1折り目を搬送ローラ511に挟み込まれた用紙の束は、図6の矢印A4方向に送られて、ストッパ516に当接する。これにより、用紙の束は、第2搬送位置にセットされる。図6には、用紙Sが第2搬送位置にセットされた状態が示されている。
第2搬送位置にセットされた用紙の束の一端は、まだ搬送ローラ511に挟み込まれた状態にある。この状態でさらに搬送ローラ511が矢印A3方向に回転すると、用紙の束は、図7に示されるように、搬送ローラ512に向けて撓むように変形する。
第2搬送位置に搬送された用紙が搬送ローラ511の回転により撓み始めた後、または、図6に示されるように第2搬送位置にセットされた時点で、2折りナイフユニット530のブレード530Aが、矢印A5方向に、つまり用紙の束に近づく方向に、伸ばされる。
なお、用紙の束とともにブレード520Aが搬送ローラ511に挟み込まれると、ブレード520Aは、図6の矢印A2方向に、つまり1折りナイフユニット520の本体内に収納される方向に、縮められる。1折ナイフモータ561が、ブレード520Aを伸ばしたときと逆の方向に回転することにより、ブレード520Aは1折りナイフユニット520の本体内へ収納される。
図7に戻って、ブレード530Aは、用紙の束に対して第2折り目を付し、当該第2折り目を搬送ローラ512に挟み込まれる位置まで送る。
2折搬送モータ564が駆動されることにより搬送ローラ512が矢印A6方向に回転すると、図8に示されるように、用紙の束は、図の上方へ、つまり、用紙折畳装置500の外部へと、搬送される。図9は、搬送ローラ512が矢印A6方向に回転し続けることにより、図8に示された状態よりさらに矢印A8方向に搬送された状態が示されている。
なお、ブレード530Aは、用紙の第2折り目とともに搬送ローラ512に挟み込まれた状態となると、図8の矢印A7方向に、つまり2折りナイフユニット530の本体に収納される方向に、縮められる。2折ナイフモータ563が、ブレード530Aを伸ばしたときと逆の方向に回転することにより、ブレード530Aは2折りナイフユニット530の本体内へ収納される。
搬送ローラ512が矢印A6方向に回転し続けることにより、用紙折畳装置500において第1折り目および第2折り目を付された用紙の束は、用紙折畳装置500の外へ搬送される。
本実施の形態において、ブレード520Aを伸ばすための1折ナイフモータ561の駆動は、用紙が折り目を付されて当該折り目を搬送ローラ511に挟み込まれるまで、つまり、後述するように1折ナイフモータ561に対する負荷が所定の値以上となるまで、行なわれる。なお、ブレード520Aを伸ばすために1折ナイフモータ561の駆動が開始されてから、用紙の第1折り目が搬送ローラ511に挟み込まれるまでの時間は、用紙の折り曲げられやすさによって変化する。
このことから、1折ナイフモータ561の駆動が開始されてから2折ナイフモータ563の駆動が開始されるまでの時間が一定の時間とされた場合、折り目を付される用紙の枚数が多いときや厚みが厚いものであるときには、第1折り目が搬送ローラ511に挟み込まれるまでに長時間を要し、用紙が第2搬送位置に到達する前にブレード530Aが伸ばされ、用紙に対して、本来付されるべき位置からずれて第2折り目を付してしまう事態が想定される。
このことに鑑み、本実施の形態では、当該用紙の折り曲げられやすさに応じて、1折ナイフモータ561の駆動を開始してから2折ナイフモータ563の駆動を開始するまでの時間を決定している。以下、このような制御を実現するための処理内容の一例を、図4を参照して説明する。
(2.用紙折畳処理の内容)
図4は、用紙折畳装置500において実行される用紙折畳処理のフローチャートである。
図4を参照して、中央処理ユニット551は、ステップS10で、第1搬送位置に搬送されてきた用紙についての用紙の情報を取得して、ステップS20へ処理を進める。
用紙折畳装置500では、画像形成装置10から用紙が送込まれることにより、第1搬送位置に用紙が搬送される。中央処理ユニット551は、画像形成装置制御部12から、第1搬送位置に搬送されてくる用紙についてのジョブ情報を受信する。そして、当該ジョブ情報から、上記した用紙の情報を取得する。用紙の情報の取得について、以下説明する。
画像形成装置制御部12から送信されてきたジョブ情報は、上述のように、ジョブ情報管理部551Bによって、ジョブ情報記憶部553Cに格納される。
ジョブ情報記憶部553Cに記憶されるジョブ情報は、第1搬送位置に搬送されてきた用紙が属するジョブについての情報、および、まだ第1搬送位置に搬送されていないがこれから用紙折畳処理の対象とされる用紙が属するジョブについての情報である。ジョブ情報記憶部553Cに記憶されるジョブ情報の一例を、ジョブリストとして表1に示す。
Figure 0005018933
表1では、複数のジョブ情報が、ジョブごとにジョブIDを付されて、記憶されている。なお、第1搬送位置に一度に搬入されるのは、1回の用紙折畳処理の対象となる用紙のみである。ジョブ情報記憶部553Cに登録されたジョブ情報であって、用紙折畳処理が完了したジョブのジョブ情報は、ジョブ情報記憶部553Cから削除される。ただし、当該処理完了後も、ジョブ情報がジョブリストに残されてもよい。
ジョブリストには、各ジョブについての、用紙のサイズや、枚数、用紙の種類を特定する情報が登録されている。そして、ステップS10では、中央処理ユニット551は、これから用紙折畳処理の対象となるジョブの、用紙の情報(用紙枚数と用紙種類)を取得する。
ステップS20では、中央処理ユニット551は、タイマ値テーブル記憶部553Bに記憶されたタイマ値テーブルを参照し、2折開始タイマ(TW)にセットするタイマ値を決定して、ステップS30へ処理を進める。表2に、タイマ値テーブル記憶部553Bに記憶されたタイマ値テーブルの一例を示す。
Figure 0005018933
表2に示されたタイマ値テーブルでは、3種類(薄紙、普通紙、厚紙)の用紙のそれぞれについて、タイマ値が示されている。また、タイマ値テーブルでは、用紙の種類ごとに、用紙の枚数毎のタイマ値が設定されている。中央処理ユニット551は、タイマ値テーブルにおいて、ステップS10で取得した用紙枚数と用紙種類の組合せに関連付けられたタイマ値を、2折開始タイマ(TW)にセットするタイマ値として決定する。
ステップS30では、中央処理ユニット551は、ステップS20で決定したタイマ値をタイマ値テーブル記憶部553Bから読込み、2折開始タイマ(TW)のカウント値としてセットして、ステップS40へ処理を進める。
ステップS40では、中央処理ユニット551は、画像形成装置10から搬送されてきた1回の用紙折畳処理の対象となる用紙の第1搬送位置へのセットが完了したか否かを判断し、完了したと判断するとステップS50へ処理を進める。なお、用紙のセット完了は、たとえば、画像形成装置制御部12から、これから用紙折畳処理の対象となる用紙が属するジョブについての、用紙折畳装置500に対する搬送のタイミングの情報に基づいて判断される。
ステップS50では、中央処理ユニット551は、第1搬送位置にセットされた用紙に対して第1折り目を付するための動作(1折動作)を開始させて、ステップS60へ処理を進める。なお、1折動作は、第1搬送位置にセットされた用紙に対して、ブレード520Aを伸ばして第1折り目を付し、搬送ローラ511に当該第1折り目を送込むまでの動作を含む。
ステップS60では、ステップS30でカウント値をセットした2折開始タイマ(TW)のカウントをスタートさせて、ステップS70へ処理を進める。
ステップS70では、中央処理ユニット551は、1折動作が完了したか否かを判断する。そして、完了したと判断すると、ステップS80へ処理を進める。なお、ステップS70における1折動作が完了したか否かの判断は、たとえば、1折ナイフモータ用トルク検出部571によって検出される1折ナイフモータ561に対する負荷の大きさに基づいて判断される。具体的には、当該負荷の大きさが所定の値以上となったか否かを判断することによって、判断される。これは、ブレード520Aを矢印A1方向の伸ばすために1折ナイフモータ561を駆動し続けた場合、ブレード520Aが用紙の第1折り目とともに搬送ローラ511に挟み込まれることにより、急激に1折ナイフモータ561に対する負荷が上昇することが予想されることに基づく。
なお、1折ナイフモータ用トルク検出部571は、1折ナイフモータ561のトルクを直接的に検出してもよいし、または、1折ナイフモータ561に一定電圧の電力が供給される状況下で、1折ナイフモータ561のモータ電流を検出することによって、1折ナイフモータ561に対する負荷を検出してもよい。
モータ電流が検出される場合、当該モータ電流は、たとえば図11に示すように変化するものと考えられる。図11では、横軸に、1折ナイフモータ561に対する電力の供給の開始からの経過時間が定義されている。図11に示された例では、時間T1で、ブレード520Aが第1搬送位置に搬送されてきた用紙との接触を開始し、そして、時間T2で、ブレード520Aが当該用紙に付した第1折り目とともに搬送ローラ511に挟み込まれたものとする。
モータ電流の電流値は、1折ナイフモータ561への電力の供給が開始されると、所定の値まで上昇し、そして、ブレード520Aが用紙と当接すると、電流値A1まで低下する。そして、ブレード520Aが用紙の第1折り目とともに搬送ローラ511に挟み込まれると、モータ電流の値は一気に下降する。
本実施の形態では、モータ電流の値を検出することによってブレード520Aが搬送ローラ511に挟み込まれたことを検出するためには、用紙折畳装置500において処理対象となることが想定される用紙について想定される電流値A1よりも値の低い電流値A2を設定し、当該電流値A2よりもモータ電流の値が低くなったことにより、ブレード520Aが搬送ローラ511に挟み込まれたことを検出する。
図4に戻って、ステップS70で1折動作が完了したと判断すると、中央処理ユニット551は、ステップS80で、2折開始タイマ(TW)のカウントが終了したか否かを判断し、終了したと判断するとステップS90へ処理を進める。
ステップS90では、中央処理ユニット551は、第1折り目を付した用紙に対して第2折り目を付すための動作(2折動作)を開始させて、ステップS100へ処理を進める。2折動作は、搬送ローラ511を回転させることにより第1折り目を付された用紙を第2搬送位置へと搬送する動作、第2搬送位置に搬送された用紙に対して、ブレード530Aを伸ばして第2折り目を付する動作を含む。
ステップS100では、中央処理ユニット551は、ステップS90で開始させた2折動作が完了したか否かを判断し、完了したと判断すると用紙折畳処理を終了させる。
なお、2折動作が完了したか否かは、たとえば、2折ナイフモータ563の負荷の大きさが所定の値以上となったか否か、または、2折ナイフモータ563に一定電圧の電力が供給された場合に当該モータにおける電流値が所定の値を下回っか否かによって、検出される。
[5.タイミングチャート]
図10は、用紙折畳処理における、1折搬送モータ562、1折ナイフモータ561、2折搬送モータ564、および、2折ナイフモータ563の駆動のタイミングと、2折開始タイマ(TW)のカウント動作の期間とを示すタイミングチャートである。
上記4つのモータは、初期状態ではOFF状態にある。そして、1折動作が開始されると(ステップS50)、1折搬送モータ562と1折ナイフモータ561の駆動がONされる。また、2折開始タイマ(TW)のカウント動作が開始される。
1折ナイフモータ561の駆動は、上記したように1折ナイフモータ561に対する負荷が所定の値を超えると、OFFされる。
1折搬送モータ562は、1折ナイフモータ561の駆動がOFFされた後、予め定められた時間だけONされた後、OFFされる。ここでいう予め定められた時間とは、第1折り目を付された用紙を搬送ローラ511によって第2搬送位置まで搬送するために駆動が必要な時間である。
2折開始タイマ(TW)のカウント動作が終了すると、2折動作が開始される。これにより、2折搬送モータ564と2折ナイフモータ563の駆動がONされる。
2折ナイフモータ563の駆動は、当該2折ナイフモータ563に対する負荷が所定の値以上となるとOFFされる。
2折搬送モータ564の駆動は、2折ナイフモータ563の駆動がOFFされた後、予め定められた時間だけONされた後、OFFされる。ここでいう予め定められた時間とは、第1折り目および第2折り目を付された用紙を搬送ローラ512によって用紙折畳装置500外(または、用紙折畳装置500内の次工程)まで搬送するために駆動が必要な時間である。
以上説明した本実施の形態の用紙折畳装置500では、1折動作として、1折りナイフユニット520のブレード520Aを用紙Sに突き出すことにより、用紙Sに第1折り目が付される。そして、2折動作として、2折りナイフユニット530のブレード530Aを第1折り目が付された用紙Sに突き出すことにより、第2折り目が付される。これにより、用紙Sは3つ折りにされる。なお、1折動作開始から2折動作開始までの時間は、折り目を付される用紙の特性に関連付けられて予め記憶された時間とされる。
[6.変形例等]
(タイマ値テーブルについて)
以上説明した本実施の形態では、1折ナイフモータ561の駆動開始から2折動作開始までの時間が、用紙折畳装置500においてこれから折り目を付される用紙の特性に関連付けられて予め記憶された時間とされる。
このように記憶された時間は、表2のタイマ値テーブルから理解されるように、用紙の厚みが薄紙、普通紙、厚紙の順に厚くなるほど、タイマ値テーブルで関連付けられるタイマ値の時間は長くなっている。また、用紙の種類が同じであっても、用紙の枚数が多くなるほど、タイマ値テーブルにおいて関連付けられるタイマ値の時間は長くなっている。
なお、本実施の形態では、用紙について、少なくとも1種類の特性に基づいてタイマ値が決定されればよい。したがって、表2に挙げられたタイマ値テーブルは、以下の表3や表4に示されるようなタイマ値テーブルとされてもよい。
Figure 0005018933
Figure 0005018933
表3のタイマ値テーブルでは、用紙の枚数に関連付けられてタイマ値が記憶されている。また、表4のタイマ値テーブルでは、用紙の種類に関連付けられて、タイマ値が設定されている。
(タイマ値の決定について)
また、本実施の形態では、2折開始タイマ(TW)にセットするタイマ値を、タイマ値テーブル記憶部553Bに記憶されたタイマ値テーブル(表2等参照)から選択することによって決定していたが、本発明におけるタイマ値の決定の態様はこれに限定されない。プログラム記憶部553Aにおいて、用紙の種類および枚数の組合せに基づいて表2に関連付けられているタイマ値を算出するような計算処理を実行するプログラムが記憶されており、当該プログラムに従って、タイマ値が決定されてもよい。
(用紙の特性の取得について)
また、本実施の形態では、用紙折畳装置500には、画像形成装置10において画像形成をされた用紙が搬送されている。そして、用紙折畳装置500は、当該画像形成装置10から、搬送されてきた用紙の特性(枚数、種類)を取得している。なお、用紙折畳処理の対象となる用紙の特性を供給する装置と、用紙を用紙折畳装置500に搬送する装置とは、同一でなくともよい。また、用紙の特性を供給する装置は、画像形成装置10のような画像形成機能を有する装置でなくともよい。用紙の搬送のみを行なうような装置(用紙搬送装置)、つまり、画像形成機能を有さない装置であっても良い。
また、用紙折畳装置500に操作パネルを設け、中央処理ユニット551は、ユーザが当該操作パネルを操作することによって入力した情報から用紙の特性についての情報を取得しても良い。また、用紙折畳装置500に用紙を搬送する装置は、画像形成機能を有する必要はなく、用紙を搬送する機能を有すれば良い。また、ユーザが、手動で、第1搬送位置に、用紙折畳処理の対象となる用紙をセットしても良い。
(モータの駆動のタイミングについて)
以上説明した本実施の形態では、1折ナイフモータ561の駆動を開始してから2折開始タイマ(TW)のタイマ値が経過したことを条件として、2折動作が開始され、2折ナイフモータ563の駆動が開始されている。
なお、本実施の形態では、1折搬送モータ562の駆動を1折ナイフモータ561の駆動開始と同時(または、少なくとも一定の間隔)で開始することにより、1折搬送モータ562の駆動を開始してから、用紙の枚数や厚みに応じて定めめられる時間が経過したことを条件として、2折ナイフモータ563の駆動が開始されることもできる。
また、2折搬送モータ564の駆動を2折ナイフモータ563の駆動開始と同時(まだは、少なくとも一定の間隔)で開始することにより、1折ナイフモータ561の駆動を開始してから、用紙の枚数や厚みに応じて定められる時間が経過したことを条件として、2折搬送モータ564の駆動を開始させることもできる。これにより、結果として、1折ナイフモータ561の駆動開始から2折ナイフモータ563の駆動開始までの時間を、用紙の枚数や厚みに応じた時間とすることができる。
また、1折搬送モータ562の駆動を1折ナイフモータ561の駆動開始に対して、用紙の折れ曲がりやすさの特性に応じた時間の長さに応じて開始しても良い。タイマテーブル記憶部553Bには、1折ナイフモータ561の駆動開始から1折搬送モータ562の駆動開始までの時間(タイマ値)を、用紙の枚数および/または厚みに関連付けて記憶される。そして、中央処理ユニット551は、当該記憶された中から、折り目を付される対象となる用紙の枚数および/または厚みに関連付けられたタイマ値を取得して、1折ナイフモータ561の駆動開始から1折搬送モータ562の駆動開始までの時間を制御する。
(ローラについて)
以上説明した本実施の形態では、1折りナイフユニット520と搬送ローラ511により、第1折り手段が構成される。なお、搬送ローラ511により、第1折り目を付された用紙を第2搬送位置に搬送させる第1搬送手段が構成されている。つまり、搬送ローラ511は、第1折り手段と第1搬送手段を兼用で構成している。これにより、用紙折畳装置500の部品点数を削減でき、コスト削減に寄与できる。
なお、図12に、第1折り手段を構成するローラと、第1搬送手段を構成するローラが別個に設けられている構成例を示す。
図12では、1折りナイフユニット520は、折りローラ511Aへと、用紙の第1折り目を送り込む。折りローラ511Aは、図示せぬモータが回転することにより、矢印A3方向に回転し、用紙を搬送ローラ511Bに送る。搬送ローラ511Bは、矢印A9方向に回転することにより、折りローラ511Aから送られた用紙を第2搬送位置に送る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、10 画像形成装置、11 用紙折畳装置制御部、12 画像形成装置制御部、50 後処理装置、500 用紙折畳装置、520 1折りナイフユニット、520A,530A ブレード、530 2折りナイフユニット、550 中央制御部、551 中央処理ユニット、551A モータ駆動部、551B ジョブ情報管理部、551C プログラム実行部、551D タイマ値決定部、552 タイマ、553 記憶装置、553A プログラム記憶部、553B タイマ値テーブル記憶部、553C ジョブ情報記憶部、561 1折ナイフモータ、562 1折搬送モータ、563 2折ナイフモータ、564 2折搬送モータ、561A〜564A ドライバ。

Claims (10)

  1. 第1搬送位置に搬送された用紙に対して第1折り目を付ける第1折り手段と、
    前記用紙に前記第1折り目を付させるために前記第1折り手段を駆動する第1駆動手段と、
    前記第1折り手段によって前記第1折り目を付けられた用紙を第2搬送位置に搬送する第1搬送手段と、
    前記第2搬送位置に搬送された用紙に対して第2折り目を付ける第2折り手段と、
    前記用紙に前記第2折り目を付させるために前記第2折り手段を駆動する第2駆動手段とを備え、
    前記第1折り手段は、1対のローラと、前記1対のローラに前記第1折り目を送り込むナイフ状の第1折り板部材とを含み、
    前記第1駆動手段は、前記第1折り板部材に対する負荷が所定の値以上となるまで前記第1折り板部材を前記第1搬送位置に搬送された用紙に向けて移動させ、
    前記用紙の特性を取得する取得手段と、
    前記第1駆動手段による前記第1折り手段の駆動開始から前記第2駆動手段による前記第2折り手段の駆動開始までの時間を、前記取得手段が取得した用紙の特性に基づいて決定する決定手段とをさらに備える、用紙折畳装置。
  2. 前記決定手段によって決定される時間は、前記用紙の特性において用紙の枚数が多くなるほど長くなる、請求項1に記載の用紙折畳装置。
  3. 前記決定手段によって決定される時間は、前記用紙の特性において用紙の厚みが厚くなるほど長くなる、請求項1または請求項2に記載の用紙折畳装置。
  4. 前記取得手段は、
    前記第1搬送位置に用紙を搬送する用紙搬送装置と通信可能であり、
    前記用紙搬送装置から、前記第1搬送位置に搬送された用紙の特性を取得する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の用紙折畳装置。
  5. 前記用紙搬送装置は、前記第1搬送位置に搬送された用紙に対して画像形成を行なった画像形成装置である、請求項4に記載の用紙折畳装置。
  6. 前記第1搬送手段は、前記1対のローラによって兼用構成される、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の用紙折畳装置。
  7. 前記第1搬送手段は、前記用紙の搬送のための動作を、前記第1駆動手段による前記第1折り板部材の移動開始から一定の関係を有するタイミングで開始させ、
    前記第2駆動手段は、前記第1搬送手段による用紙の搬送のための動作を開始させた後、前記決定手段が決定した時間が経過したことを条件として、前記第2折り手段の駆動を開始させる、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の用紙折畳装置。
  8. 前記第2折り手段は、前記第2搬送位置に搬送された用紙に前記第2の折り目を付けるナイフ状の第2折り板部材を含み、
    前記第2駆動手段は、前記第2折り板部材を、前記第2搬送位置に搬送された用紙に向けて移動させることにより前記第2折り手段を駆動する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の用紙折畳装置。
  9. 前記第1搬送手段は、前記第1駆動手段が前記第1折り手段の駆動を開始してから前記決定手段が決定した時間が経過したことを条件として、前記第1折り目を付けられた用紙を前記第2搬送位置に搬送するための動作を開始する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の用紙折畳装置。
  10. 前記第1折り手段の駆動開始から前記第2折り手段の駆動開始までの時間を、用紙の特性と関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記第1折り手段の駆動開始から前記第2折り手段の駆動開始までの時間を、前記記憶手段において前記取得手段が取得した用紙の特性に関連付けられて記憶されている時間に決定する、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の用紙折畳装置。
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