JP2005008337A - 用紙折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙のカール状態や用紙の種類などに影響されずに、精度のよい折り位置が得られる用紙折り装置を提供すること。
【解決手段】用紙を搬送するための第1の搬送路Aと、この下流側に、搬送路に沿って互いに接触し、相互に逆回転する第1の折りローラ11・第2の折りローラ12と、第1の折りローラ11に接離自在な第1の従動ローラ13と、第2の折りローラ12に接離自在な第2の従動ローラ14と、第2の折りローラ12の下流側に配置される第2の搬送路Bと、を備え、第1の折りローラ11を搬送方向に、第2の折りローラ12を戻し方向に回転させ、第2の従動ローラ14を第2の折りローラ12から離間し、用紙先端を第2の搬送路Bに送った後、第2の従動ローラ14を第2の折りローラ12に接触させ、第1の折りローラ11・第2の折りローラ12で当該用紙に対する第1の折り加工を行なう。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、複写機やプリンタなどの画像形成装置から用紙を受け入れ、Z折りや三つ折りなどの所定の紙折りを行なう用紙折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬入されたシート状の用紙をZ折りなど紙折りを行なう紙折り機構は、折られた用紙の先端を当接するためのストッパ(突き当て板)が搬送路上に設けられ、このストッパ(突き当て板)によって用紙をたわませて折りローラにくわえさせて用紙折りを行なっている(たとえば、特許文献1,2,3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特公平4−70223号公報
【特許文献2】
特開平5−238637号公報
【特許文献3】
特開平9−77361号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に示されるような従来の紙折り機構にあっては、送られてきた用紙の先端を突き当て板に突き当てて、その用紙をたわませて折りローラにくわえさせる構造であるため、突き当て板から折りローラまでの搬送経路において、用紙のたわみ形状が変化したり、座屈したりすると、折り位置がばらつくことになる。また、用紙のカール状態や用紙の種類によっても折り位置がばらつき、折り品質が安定しないという問題点があった。すなわち、上記折り位置がばらつくと排紙される用紙の折り品質が劣化することになる。
【0005】
また、複数のサイズの折りに対応させるため、突き当て板の位置を移動させたり、サイズに対応させた位置にある突き当て板を進退させたりする機構を設ける必要があるため、部品コストが上昇する。さらに、多くのサイズに対応するためには多くの突き当て板を備える必要があったり、突き当て板の移動量を多くするなどが必要なため、やはりコスト高を招来させることになる。
【0006】
また、突き当て板が搬送路にあると搬送の妨げになるので、用紙を後処理装置へ送るための搬送路と共有することができず、折りを行なうために、折り搬送路を受け渡し搬送路(折りなし時の搬送路)と別にバイパスさせる必要があり、搬送路が複雑化し、かつコスト高になる。さらに、折り搬送路に入った用紙が受け渡し搬送路に戻るまでの間、つぎの用紙を処理することができず処理効率が上がらないといった問題点があった。また、上記のような突き当て板を搬送路に設ける構造では、折りローラを通過する順序を変えることができず、Z折り以外対応することができなかった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙のカール状態や用紙の種類などに影響されずに、精度のよい折り位置が得られる用紙折り装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】
また、バイパス搬送路を必要としない折り機構により、コスト上昇を抑制し、かつ処理効率を向上させることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる用紙折り装置にあっては、折り対象となる用紙を搬送手段により受け入れ、当該用紙に対して所定の紙折りを行なう用紙折り装置において、受け入れた用紙を搬送するための第1の搬送路と、前記第1の搬送路の下流側に、当該搬送路に沿って互いに接触し、かつ相互に逆回転する第1の折りローラおよび第2の折りローラと、前記第1の折りローラに対向し、当該ローラに接離自在な第1の従動ローラと、前記第2の折りローラに対向し、当該ローラに接離自在な第2の従動ローラと、前記第2の折りローラの下流側に配置される第2の搬送路と、を備え、前記第1の折りローラを搬送方向に、他方、前記第2の折りローラを戻し方向に回転させ、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を前記第2の搬送路に送った後、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラに接触させて当該用紙を前記第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なうものである。
【0010】
この発明によれば、第1の折りローラを搬送方向に、他方、第2の折りローラを戻し方向に回転させ、第2の従動ローラを第2の折りローラから離間した状態で、用紙先端を搬送路に所定量搬送させた後、第2の折りローラに第2の従動ローラが接触することにより、用紙の下流部分が上流側に戻され、上流部分は送られることになり、それぞれの折りローラ間の用紙がたわんだ状態になる。そして、その用紙たわみ部分を、最小限の搬送範囲でかつ従来のような用紙折り部を突き当てるための突き当て板を必要とせずに、ローラニップに導くことにより、用紙の種類やカール状態に左右されずに、ニップ部分での第1の折りが実現する。
【0011】
また、請求項2にかかる用紙折り装置にあっては、さらに、前記第3の搬送路に沿って前記第2の折りローラと接触し、当該ローラと逆方向に回転する第3の折りローラと、前記第3の折りローラに対して接離自在な第3の従動ローラと、前記第2の折りローラおよび第3の折りローラで折られた用紙が搬送され、前記第2の搬送路に用紙を送るための第4の搬送路と、を備え、前記第1の折りローラを搬送方向に、他方、前記第2の折りローラを戻し方向に回転させ、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を前記第2の搬送路に送った後、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラに接触させて当該用紙を前記第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なって所定量搬送し、前記第3の折りローラに前記第3の従動ローラを接触させて第1の折り後の用紙を前記第2の折りローラおよび第3の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第2の折り加工を行なうものである。
【0012】
この発明によれば、第1の折りローラを搬送方向に、他方、第2の折りローラを戻し方向に回転させ、第2の従動ローラを第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を第2の搬送路に送った後、第2の従動ローラを第2の折りローラに接触させて当該用紙を第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なって所定量搬送し、第3の折りローラに第3の従動ローラを接触させて第1の折り後の用紙を第2の折りローラおよび第3の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第2の折り加工を行なうことにより、最小限の搬送範囲でかつ従来のような用紙折り部を突き当てるための突き当て板を必要とせずに、用紙の種類やカール状態に左右されずに、ニップ部分での第1の折りおよび第2の折りが実現する。
【0013】
また、請求項3にかかる用紙折り装置にあっては、さらに、紙折り後の用紙を受け入れ、所定の用紙後処理を行なう用紙後処理手段を備え、前記第2の搬送路は、前記用紙後処理手段に用紙を搬入させる搬送路を成し、折りを行なわない場合、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間させ、用紙を折らずに搬送するものである。
【0014】
この発明によれば、第2の搬送路は、下流側の用紙後処理装置へ用紙を受け渡す搬送路であって、折りを行なわない場合、第2の折りローラに対する第2の従動ローラを離間させた状態とし、用紙を折らずにスルーパスで搬送させることにより、折りのためのバイパス搬送路が不要になる。
【0015】
また、請求項4にかかる用紙折り装置にあっては、さらに、外部より受け入れた用紙の先端を突き当て、用紙の斜め搬送を補正し、用紙を所定のタイミングで搬送するレジスト・スキュー補正手段を備えたものである。
【0016】
この発明によれば、搬入した用紙に対して斜め補正し所定のタイミングで搬送することにより、斜め送りのない状態で、かつ送り量が精度の高いものとなる。
【0017】
また、請求項5にかかる用紙折り装置にあっては、前記レジスト・スキュー補正手段は、前記第1の折りローラと前記第1の従動ローラを用いるものである。
【0018】
この発明によれば、第1の折りローラと第1の従動ローラをレジスト・スキュー補正手段として利用することにより、専用のレジストローラ対を設ける必要がなくなる。
【0019】
また、請求項6にかかる用紙折り装置にあっては、前記レジスト・スキュー補正手段は、前記搬送手段を用いるものである。
【0020】
この発明によれば、用紙を受け入れる搬送手段をレジスト・スキュー補正手段として利用することにより、専用のレジストローラ対を設ける必要がなくなる。
【0021】
また、請求項7にかかる用紙折り装置にあっては、前記第1の折り動作終了後、前記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、前記第2の折りローラと前記第2の従動ローラとの間で、第2の折り動作を行なうものである。
【0022】
この発明によれば、第1の折り動作終了後、第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、第2の折りローラと第2の従動ローラとの間で、第2の折り動作を行なうことにより、折りローラが2本構成の折りローラによる第2の折り動作が実現する。
【0023】
また、請求項8にかかる用紙折り装置にあっては、前記第1の折り動作終了後、前記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、用紙に折れ癖を形成し、当該用紙を前記第2の搬送路で、下流側に搬送するものである。
【0024】
この発明によれば、第1の折り動作終了後記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、用紙に折れ癖を形成し、当該用紙を第2の搬送路で、下流側に搬送することにより、Z折り以外で、三つ折りなどに対応することが可能になる。
【0025】
また、請求項9にかかる用紙折り装置にあっては、用紙の送り量を可変制御することにより、折り位置を調整するものである。
【0026】
この発明によれば、折りローラの送り量を可変制御することにより、折り位置の調整が可能になる。
【0027】
また、請求項10にかかる用紙折り装置にあっては、さらに、用紙の折り位置を入力する入力手段を備え、前記入力手段の入力情報にしたがって折り量を可変するものである。
【0028】
この発明によれば、折り位置(折り量)を入力する入力手段を設け、この入力手段を介しての入力情報にしたがって送り量を可変させることにより、所望とする折り幅での用紙出力が可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる用紙折り装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0030】
本発明の用紙折り装置は、受け入れた用紙を搬送するための第1の搬送路と、第1の搬送路の下流側に、当該搬送路に沿って互いに接触し、かつ相互に逆回転する第1の折りローラおよび第2の折りローラと、第2の折りローラに対向し、当該ローラに接離自在な第2の従動ローラと、第2の折りローラの下流側に配置される第2の搬送路と、を備え、第1の折りローラを搬送方向に、他方、第2の折りローラを戻し方向に回転させ、第2の従動ローラを第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を第2の搬送路に送った後、第2の従動ローラを第2の折りローラに接触させて当該用紙を第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なう構成などによって、折りローラ対近傍で、用紙の折りローラ対のニップへ用紙をガイドすることにより、従来のような折り部を当接させるための突き当て板を必要とせず経済的で、かつ用紙の種類やカールの状態に影響されずに精度の高い用紙折りを実現するものである。以下、具体的に説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる用紙折り装置を連結したシステム構成を示す説明図である。本システムは図示するように、大きくは、本発明による構成・動作を行なう用紙折り装置100と、複写機などの画像形成装置200と、紙折り後の用紙に対するステイプルなどの後処理を行なう用紙後処理装置300と、を備えている。
【0032】
用紙折り装置100は、画像形成装置200の排紙ローラ202を介して送られてくる用紙を搬入する搬送ローラ対10と、この搬送ローラ対10の直後に設けられ、お互いに接触して逆回転する第1の折りローラ11および第2の折りローラ12と、第1の折りローラ11に接触/離間動作する第1の従動ローラ13と、第2の折りローラ12に接触/離間動作する第2の従動ローラ14と、を備えている。
【0033】
また、図1における、符号15は用紙の搬入を検知する搬送センサ、符号A,B,Cは搬送路である。搬送路Aには、用紙を搬送する搬送ローラ対10が設けられ、画像形成装置200から受け入れた用紙の搬送を行なう。搬送路Bは、搬送路Aと第1の折りローラ11および第2の折りローラ12の下流で用紙後処理装置300へ用紙を受け渡すように設けられている。搬送路Cは、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12によって折られた用紙を引き込むために設けられている。
【0034】
第1の折りローラ11および第2の折りローラ12と搬送ローラ対10とは別の駆動系によってそれぞれ駆動されるように構成されている。
【0035】
図2は、図1におけるシステムの主要構成を示すブロック図である。用紙折り装置100は、画像形成装置200および用紙後処理装置300と相互に信号のやり取りが可能に接続されている。画像形成装置200には、画像形成装置200全体の制御を行なうと共に、本システムを統括的に制御するシステムコントローラ201が設けれている。さらに、画像形成装置200には画像形成にかかわる通常の操作機能の他に、ユーザによって紙折り条件の設定や後処理のモード設定などが行なわれるオペレーションパネル205が用意されている。すなわち、オペレーションパネル205には、部数や折り寸法などの入力のためのテンキーやモードキー、スタート/ストップキーなどの各種キーと、装置の状態や入力状態を適宜表示するための液晶パネルとが設けられている。なお、このオペレーションパネル205を介しての用紙の折り位置(折り量)の指定例については後述する。
【0036】
用紙折り装置100は、マイクロコンピュータシステムによって構成され、各機能部分を統括的に制御する制御装置101、搬送ローラ対10などをモータ(不図示)を駆動源として駆動する搬送駆動系102、搬送ローラ対10をレジスト機能として使用する場合、起動/停止を行なうための搬送ローラクラッチ103、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12を所定のタイミングで駆動/停止することの可能なステッピングモータなどを用いた折りローラ駆動系104、第1の従動ローラ13の第1の折りローラ11に対する接触/離間をたとえばソレノイドにより行なう第1従動ローラ接離部105、第2の従動ローラ14の第2の折りローラ12に対する接触/離間をたとえばソレノイドにより行なう第2従動ローラ接離部106、スキュー補正時の送り量などを記憶しておくメモリ107、用紙を検知し、そのタイミング信号を発する搬送センサ15などが備えられている。
【0037】
つぎに、以上のように構成された用紙折り装置100の動作について説明する。なお、ここでは、画像形成装置200のオペレーションパネル205を介して所望とするモードなどがユーザによって指示され、この情報にしたがってシステムコントローラ201が制御装置101に指示を与え、制御装置101が後述する用紙折り制御を実行するものである。また、各図において用紙を符号Pとして適宜記述する。
【0038】
まず、折りを行なわない場合の動作について図10を参照し、説明する。画像形成装置200から受け入れた用紙は、搬送路Aを搬送ローラ対10で搬送される。このとき、第1の折りローラ11に対応する位置の第1の従動ローラ13は当該ローラに接触した状態になっている。一方、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は離れた状態になっている。なお、第2の従動ローラ14にはガイド爪14aが一体的に設けられている。
【0039】
第1の折りローラ11および第2の折りローラ12は、上流の搬送ローラ対10が用紙を送る方向に回転している。搬送路Aから送られてきた用紙は、第1の折りローラ11と第1の従動ローラ13により搬送路Bに送られ、用紙後処理装置300側に搬送される。
【0040】
つぎに、用紙折り装置300においてZ折りを行なうときの動作について図3〜図9を参照し、説明する。画像形成装置200から受け入れらた用紙は、搬送路Aを搬送ローラ対10で搬送される。このとき、第1の折りローラ11に対応する位置の第1の従動ローラ13は当該ローラに接触した状態になっている。一方、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は離れた状態になっている。用紙受け入れ時には、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12は回転が停止している。
【0041】
ここで、第2の折りローラ12に対応する第2の従動ローラ14は離れた状態になっているため、用紙の先端は、搬送センサ15で検知され、この検知信号にしたがって搬送ローラ対10が第1の折りローラ11と第1の従動ローラ13に突き当てられ、レジスト制御とスキューの補正が行なわれる(図3参照)。すなわち、この両ローラのニップに用紙先端を突き当てた状態で、搬送ローラ対10により用紙を過分送りし、ニップに当接させることで斜め送り(スキュー)を補正し、両ローラを所定のタイミングで起動することにより、用紙の折りタイミングを一定に(レジスト補正)制御する。
【0042】
第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は離れた状態になっているため、用紙先端は、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14との間を通過し、搬送路Bの下流側に送られる(図4参照)。
【0043】
上記用紙が所定量送られた後、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14が第2の折りローラ12に接触するように動作する。このとき、第2の折りローラ12は、用紙を上流側に送るように回転しているため第2の従動ローラ14が接触することにより、用紙の下流部分が上流側に戻されることになる。このため、用紙の下流部分は戻され、上流部分は送られることになり、それぞれの折りローラ間の用紙がたわんだ状態になる。たんわんだ用紙は、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12にくわえ込まれ(図5参照)、搬送路Cに送られ第1の折り動作が行なわれる(図6参照)。
【0044】
上記用紙は、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12により所定量送られて引き込まれる。その後、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12は停止する(図7参照)。
【0045】
その後、第1の折りローラ11に対応する位置の第1の従動ローラ13は、第1の折りローラ11から離れた状態になる(図7参照)。用紙は、搬送ローラ対10により送られるため、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12のところでたわみながら、第2の折りローラ12と第2の従動ローラ14にくわえられる位置になる(図8参照)。
【0046】
その後、上記用紙は、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12が逆回転し、第2の折りローラ12と第2の従動ローラ14との間で第2の折り動作を行ないながら、搬送路Bに送り込まれる(図9参照)。この第2の折りが行なわれた用紙は、そのまま搬送路Bから、用紙後処理装置300へ送られる。この一連の動作によりZ折り動作が行なわれる。
【0047】
ところで、用紙サイズ対応や折り位置の調整は、折りローラ部に送られた送り量と第1の従動ローラ13および第2の従動ローラ14の接触タイミングにより調整する。すなわち、両ローラはステッピングモータで駆動されていので、このモータのパルス数を制御することにより、送り量を調整することができる。また、画像形成装置200のオペレーションパネル205などの入力装置により、折り位置の調整量をユーザの指示によって容易に変更することができる。
【0048】
つぎに、以上のように構成された用紙後処理装置100において、三つ折りを行なう動作について図11〜図16を参照し、説明する。まず、前述したZ折り動作と同様に、画像形成装置200から受け入れられた用紙は、搬送路Aを搬送ローラ対10で搬送される。このとき、第1の折りローラ11に対応する位置の第1の従動ローラ13は当該ローラに接触した状態になっている。一方、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は離れた状態になっている。用紙受け入れ時には、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12は回転が停止している。
【0049】
ここで、第2の折りローラ12に対応する第2の従動ローラ14は離れた状態になっているため、用紙の先端は、搬送センサ15で検知され、この検知信号にしたがって搬送ローラ対10が第1の折りローラ11と第1の従動ローラ13に突き当てられ、レジスト制御とスキューの補正が行なわれる(図11参照)。すなわち、この両ローラのニップに用紙先端を突き当てた状態で、搬送ローラ対10により用紙を過分送りし、ニップに当接させることで斜め送り(スキュー)を補正し、両ローラを所定のタイミングで起動することにより、用紙の折りタイミングを一定(レジスト補正)を行なう。
【0050】
第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は離れた状態になっているため、用紙先端は、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14との間を通過し、搬送路Bの下流側に送られる(図12参照)。
【0051】
用紙が所定量送られた後、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14が第2の折りローラ12に接触するように動作する。このとき、第2の折りローラ12は、用紙を上流側に送るように回転しているため第2の従動ローラ14が接触することにより、用紙の下流部分が上流側に戻されることになる。このため、用紙の下流部分は戻され、上流部分は送られることになり、それぞれの折りローラ間の用紙がたわんだ状態になる。たんわんだ用紙は、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12にくわえ込まれ、搬送路Cに送られ第1の折り動作が行なわれる(図13参照)。
【0052】
上記用紙は、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12により所定量送られて引き込まれる。この後、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12は停止する。その後、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12が逆回転し、折られた用紙を戻し、この用紙が第1の折りローラ11および第2の折りローラ12から戻されることにより第1の折りが行なわれる。
【0053】
その後、第1の折りローラ11に対応する位置の第1の従動ローラ13は、第1の折りローラ11から離れた状態になる。続いて、第2の折りローラ12に対応する位置の第2の従動ローラ14は折りローラから離間する(図14参照)。その後、第1の折りローラ11および第2の折りローラ12が用紙を搬送する方向に回転し、さらに、所定量搬送する。用紙を所定量搬送した後、再び第1の折りと同様の動作で第2の折りを行なう(図15、図16参照)。そして、この第2の折りが行なわれた用紙は、そのまま搬送路Bから、用紙後処理装置300へ送られる。この一連の動作により三つ折り動作が行なわれる。
【0054】
(実施の形態2)
つぎに、3本の折りローラ方式を採用した用紙折り装置の構成および動作について説明する。図17は、本発明の実施の形態2にかかる用紙折り装置の構成を示す説明図である。この用紙折り装置100bは、前述した図1の用紙折り装置100aの構成に対し、折りローラを3本配置した構成となっている。
【0055】
図17に示すように、第3の折りローラ16を第2の折りローラ12の直下に設け、かつこの両ローラを接触させて互いに逆回転するように構成させる。さらに、この第3の折りローラ16に接触/離間する第3の従動ローラ17が設けれている。また、第2の折り後の用紙を搬送するための搬送路Dを設ける。なお、第1の折りローラ13は図1の構成に対し、接触したままの構成とする。また、図1に示した用紙折り装置100aと同様な機能要素については同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0056】
また、この用紙折り装置100bは、図2に示すブロック図の第1従動ローラ接離部105、第2従動ローラ接離部106の部分が、第2従動ローラ接離部、第3従動ローラ接離部というよう入れかえることにより実現し、この構成は図2から明らかであるので図示および説明は省略する。
【0057】
つぎに、以上のように構成された用紙折り装置100bにおけるZ折り動作について図18〜図24を参照し、説明する。画像形成装置200から受け入れられた用紙は、搬送路Aを搬送ローラ対10により搬送される。この用紙は、停止している第1の折りローラ11と第1の従動ローラ13のニップ部分に突き当って過分送りによってスキュー補正が行なわれた後、所定のタイミングで第1の折りローラ11が回転し、搬送が開始される(図18参照)。このとき、第2の折りローラ12に対向する第2の従動ローラ14は、第2の折りローラ12から離間した状態になっており、このローラ間を用紙がスルーで搬送路Bに所定量搬送される(図19参照)。
【0058】
続いて、用紙が所定量送られた後、第2の折りローラ12に対応する第2の従動ローラ14が第2の折りローラ12に接触するように動作する。第2の折りローラ12は、用紙を上流側に送るように回転しているため、第2の従動ローラ14がこれに接触することにより、用紙の下流部分が上流側に戻されることになる。このため、用紙の下流側部分は戻され、上流部分は送られることになり、それぞれの折りローラ間の用紙がたわんだ状態になる(図20参照)。
【0059】
上記のごとくたわんだ用紙は、第1の折りローラ11と第2の折りローラ12にくわえ込まれて搬送路Cに送られ、第1の折りが行なわれる(図21参照)。第1の折りローラ11と第2の折りローラ12により、所定量折られた用紙が引き込まれる(図22参照)。
【0060】
搬送路Cに所定量用紙が引き込まれた後、第3の折りローラ16に対応する位置の第3の従動ローラ17が第3の折りローラ16に接触するように動作する。これにより、第1の折り動作と同様に、第2の折りローラ12および第3の折りローラ16で第2の折りを行ないながら、用紙を搬送路Dに送り込む。第2の降りが行なわれた用紙は、そのまま搬送路Dから搬送路Bを経て、用紙後処理装置300へ送られる(図23、図24参照)。このような一連の動作を実行することで、Z折りが実現する。
【0061】
つぎに、折り量(折り位置)を任意に指定する例について説明する。図25は、本発明の実施の形態にかかるオペレーションパネルにおける折り量指定例を示す説明図である。オペレーションパネル205には、装置の状態を表示したり、各モードの指定などの情報が表示され、モード毎にタッチ入力可能なボタンが表示される液晶パネル206、用紙折り装置による折り量などを指定するための折り入力キー207が設けられている。
【0062】
折り入力キー207の押下により、液晶パネル206には、図25に示すようなZ折りの設定画面が表示出力される。この画面には、サイズ情報208(本例では、A4R(A4縦))、あらかじめ設定されている標準折りモードで用紙折りを行なう場合に押下する標準折り指定ボタン209、折り量を任意に指定する場合に押下するマニュアル指定ボタン210、折り量の寸法解除などを行なうためのクリアボタン211、設定画面を確定するための確定ボタン212や、Z折り寸法状態などが表示される。なお、標準折り指定ボタン209は上記設定画面でマニュアル指定でなければ自動的に選択される。
【0063】
上記寸法指定にしたがって制御装置101が折りローラ駆動系104を構成しているステッピングモータのパルス駆動量を決定し、制御することにより、用紙の送りタイミングによる折りローラによる折りが行なわれる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる用紙折り装置(請求項1)によれば、第1の折りローラを搬送方向に、他方、第2の折りローラを戻し方向に回転させ、第2の従動ローラを第2の折りローラから離間した状態で、用紙先端を搬送路に所定量搬送させた後、第2の折りローラに第2の従動ローラが接触することにより、用紙の下流部分が上流側に戻され、上流部分は送られることになり、それぞれの折りローラ間の用紙がたわんだ状態になる。そして、その用紙たわみ部分を、最小限の搬送範囲で、かつ従来のような用紙折り部を突き当てるための突き当て板を必要とせずに、ローラニップに導くことにより、用紙の種類やカール状態に左右されずに、ニップ部分での第1の折りが実現するため、精度のよい折り位置が得られる用紙折り装置を提供することができる。
【0065】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項2)によれば、第1の折りローラを搬送方向に、他方、第2の折りローラを戻し方向に回転させ、第2の従動ローラを第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を第2の搬送路に送った後、第2の従動ローラを第2の折りローラに接触させて当該用紙を第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なって所定量搬送し、第3の折りローラに第3の従動ローラを接触させて第1の折り後の用紙を第2の折りローラおよび第3の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第2の折り加工を行なうことにより、最小限の搬送範囲でかつ従来のような用紙折り部を突き当てるための突き当て板を必要とせずに、かつ用紙の種類やカール状態に左右されずに、ニップ部分での第1の折りおよび第2の折りが実現するため、精度のよい折り位置が得られる用紙折り装置を提供することができる。
【0066】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項3)によれば、第2の搬送路は、下流側の用紙後処理装置へ用紙を受け渡す搬送路であって、折りを行なわない場合、第2の折りローラに対する第2の従動ローラを離間させた状態とし、用紙を折らずにスルーパスで搬送させることにより、折りのためのバイパス搬送路が不要になるため、コスト上昇を抑制でき、かつ処理効率を向上させることができる。
【0067】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項4)によれば、搬入した用紙に対して斜め補正し所定のタイミングで搬送することにより、斜め送りのない状態で、かつ送り量が精度の高いものとなるため、折り位置の精度を向上させることができる。
【0068】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項5)によれば、第1の折りローラと第1の従動ローラをレジスト・スキュー補正手段として利用することにより、専用のレジストローラ対を設ける必要がなくなるため、経済的でかつ精度の高い折り装置が実現する。
【0069】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項6)によれば、用紙を受け入れる搬送手段をレジスト・スキュー補正手段として利用することにより、専用のレジストローラ対を設ける必要がなくなるため、経済的でかつ精度の高い折り装置が実現する。
【0070】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項7)によれば、第1の折り動作終了後、第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、第2の折りローラと第2の従動ローラとの間で、第2の折り動作を行なうことにより、折りローラが2本構成の折りローラによる第2の折り動作が実現するため、経済的な用紙折り装置を提供することができる。
【0071】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項8)によれば、第1の折り動作終了後記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、用紙に折れ癖を形成し、当該用紙を第2の搬送路で、下流側に搬送することにより、Z折り以外で、三つ折りなどに対応することが可能になるため、経済的で、かつZ折りや三つ折りなどの多機能な用紙折り装置を提供することができる。
【0072】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項9)によれば、折りローラの送り量を可変制御することにより、折り位置の調整が可能になるため、複雑な調整機構を必要とせずに容易に折り位置の調整や多くのサイズに対応した用紙折り装置を提供することができる。
【0073】
また、本発明にかかる用紙折り装置(請求項10)によれば、折り位置(折り量)を入力する入力手段を設け、この入力手段を介しての入力情報にしたがって送り量を可変させることにより、所望とする折り幅での用紙出力が可能になるため、ユーザが要求する位置での紙折りを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる用紙折り装置を連結したシステム構成を示す説明図である。
【図2】図1におけるシステムの主要構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる用紙折り装置のZ折り時におけるレジスト制御およびスキュー補正の様子を示す説明図である。
【図4】図3の動作後における搬送路Bへの用紙搬送状態を示す説明図である。
【図5】図4の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙のたわみ搬送を示す説明図である。
【図6】図5の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙の第1の折り動作を示す説明図である。
【図7】図6の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙の第1の折り動作終了時の状態を示す説明図である。
【図8】図7の動作後における第1の折り動作終了後の搬送路Bへの戻し開始の状態を示す説明図である。
【図9】図8の動作後における第1の折り動作終了後の搬送路Bへの折り紙の搬送状態を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1にかかる用紙折り装置における折り処理なし時(スルー)の搬送状態を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態1にかかる用紙折り装置の三つ折り時におけるレジスト制御およびスキュー補正の様子を示す説明図である。
【図12】図11の動作後における搬送路Bへの用紙搬送状態を示す説明図である。
【図13】図12の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙のたわみ搬送および第1の折り開始状態を示す説明図である。
【図14】図13の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙の第1の折り後の搬送状態を示す説明図である。
【図15】図14の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙の第2の折り状態を示す説明図である。
【図16】図15の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙の第2の折り後の搬送状態を示す説明図である。
【図17】本発明の実施の形態2にかかる用紙折り装置の構成を示す説明図である。
【図18】本発明の実施の形態2にかかる用紙折り装置のZ折り時におけるレジスト制御およびスキュー補正の様子を示す説明図である。
【図19】図18の動作後における搬送路Bへの用紙搬送状態を示す説明図である。
【図20】図19の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙のたわみ搬送および第1の折り開始状態を示す説明図である。
【図21】図20の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙第1の折り状態を示す説明図である。
【図22】図21の動作後における第1の折りローラおよび第2の折りローラによる用紙第1の折り終了状態を示す説明図である。
【図23】図22の動作後における第2の折りローラおよび第3の折りローラによる用紙第2の折り状態を示す説明図である。
【図24】図23の動作後における第2の折りローラおよび第3の折りローラによる用紙第2の折り終了状態を示す説明図である。
【図25】本発明の実施の形態にかかるオペレーションパネルにおける折り量指定例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 搬送ローラ対
11 第1の折りローラ
12 第2の折りローラ
13 第1の従動ローラ
14 第2の従動ローラ
15 搬送センサ
16 第3の折りローラ
17 第3の従動ローラ
100a,100b 用紙折り装置
101 制御装置
200 画像形成装置
201 システムコントローラ
205 オペレーションパネル
206 液晶パネル
206 折り入力キー
300 用紙後処理装置

Claims (10)

  1. 折り対象となる用紙を搬送手段により受け入れ、当該用紙に対して所定の紙折りを行なう用紙折り装置において、
    受け入れた用紙を搬送するための第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路の下流側に、当該搬送路に沿って互いに接触し、かつ相互に逆回転する第1の折りローラおよび第2の折りローラと、
    前記第1の折りローラに対向し、当該ローラに接離自在な第1の従動ローラと、
    前記第2の折りローラに対向し、当該ローラに接離自在な第2の従動ローラと、
    前記第2の折りローラの下流側に配置される第2の搬送路と、
    を備え、
    前記第1の折りローラを搬送方向に、他方、前記第2の折りローラを戻し方向に回転させ、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を前記第2の搬送路に送った後、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラに接触させて当該用紙を前記第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なうことを特徴とする用紙折り装置。
  2. さらに、
    前記第3の搬送路に沿って前記第2の折りローラと接触し、当該ローラと逆方向に回転する第3の折りローラと、
    前記第3の折りローラに対して接離自在な第3の従動ローラと、
    前記第2の折りローラおよび第3の折りローラで折られた用紙が搬送され、前記第2の搬送路に用紙を送るための第4の搬送路と、
    を備え、
    前記第1の折りローラを搬送方向に、他方、前記第2の折りローラを戻し方向に回転させ、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間した状態で、用紙の先端を前記第2の搬送路に送った後、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラに接触させて当該用紙を前記第1の折りローラおよび第2の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第1の折り加工を行なって所定量搬送し、前記第3の折りローラに前記第3の従動ローラを接触させて第1の折り後の用紙を前記第2の折りローラおよび第3の折りローラで形成されるニップに導き、当該ニップの圧力によって第2の折り加工を行なうことを特徴とする請求項1に記載の用紙折り装置。
  3. さらに、紙折り後の用紙を受け入れ、所定の用紙後処理を行なう用紙後処理手段を備え、
    前記第2の搬送路は、前記用紙後処理手段に用紙を搬入させる搬送路を成し、折りを行なわない場合、前記第2の従動ローラを前記第2の折りローラから離間させ、用紙を折らずに搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
  4. さらに、外部より受け入れた用紙の先端を突き当て、用紙の斜め搬送を補正し、当該用紙を所定のタイミングで搬送するレジスト・スキュー補正手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
  5. 前記レジスト・スキュー補正手段は、前記第1の折りローラと前記第1の従動ローラを用いることを特徴とする請求項4に記載の用紙折り装置。
  6. 前記レジスト・スキュー補正手段は、前記搬送手段を用いることを特徴とする請求項4に記載の用紙折り装置。
  7. 前記第1の折り動作終了後、前記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、前記第2の折りローラと前記第2の従動ローラとの間で、第2の折り動作を行なうことを特徴とする請求項1に記載の用紙折り装置。
  8. 前記第1の折り動作終了後、前記第1の折りローラおよび第2の折りローラを逆回転させ、用紙に折れ癖を形成し、当該用紙を前記第2の搬送路で、下流側に搬送することを特徴とする請求項1に記載の用紙折り装置。
  9. 用紙の送り量を可変制御することにより、折り位置を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
  10. さらに、用紙の折り位置を入力する入力手段を備え、前記入力手段の入力情報にしたがって折り量を可変することを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
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