JP5493930B2 - 用紙折り装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、搬入されたシート状記録媒体(用紙、転写紙、OHPシートなどのシート状の被記録部材全てを意味する。本明細書では、これらを全て用紙と総称して説明する。)に対して2つ折り、3つ折り、4つ折り、観音折りなどの折り処理を行う用紙折り装置、及びこの用紙折り装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を複合して有するデジタル複合機(MFP)などの画像形成装置に関する。
複写機、デジタル複合機などの画像形成装置によって画像形成された用紙に対して、折り処理を行った後に穿孔処理やスティプル処理のような後処理を行う用紙処理装置が各種提案されている。このような装置として例えば特許文献1(特開2004−262625号公報)、あるいは特許文献2(特開2008−94611号公報)に記載された発明が公知である。
このうち特許文献1には、画像形成後の用紙に対して折り処理を施す用紙処理装置において、折り増しローラを電気的な駆動力で用紙搬送方向に直交する方向に移動させる第1の駆動手段と、手動で同方向に移動させる第2の駆動手段と、を備え、第1の駆動手段をモータ、駆動側プーリ、従動側プーリとから構成し、第2の駆動手段を従動側のプーリを回転させるレバーから構成し、さらに、前記折り増しローラを折り増し位置で用紙束から離間させる手段を備えた発明が記載されている。
また、特許文献2には、ニップを通る間に用紙束に折りを施すように対をなす折りローラ6と、前記折りローラ6の下流に平行に位置し、折られた用紙束の折り部に対してさらに増し折りする折り増しローラとを備える用紙折り装置において、折り増し前の用紙束をスキューさせるための斜め移動手段を備え、斜め搬送動作時に折りローラによる用紙束への加圧を解除する発明が記載されている。
前記特許文献1記載の発明は、折り増しローラでの加圧部で用紙束が詰まり、用紙束が加圧部で停止し、あるいは引っ掛かったような状態になっても用紙束を確実に取り除くことができるように、すなわち、用紙束のジャム処理時の操作の向上を図ったものである。また、特許文献2に記載の発明は、増し折り品質向上のため、用紙を斜行させる際に折りローラを離間させるようにしたものである。
一方、用紙折り装置では、2つ折り、3つ折り、4つ折りなどの多種類の折り処理を行うこと、さらには折りが重なることから増し折りが一般に行われている。すなわち、用紙折り装置では、折りローラにより各種の形状に折られた用紙をさらに折り目を深く付けるために増し折りローラ(前記特許文献1及び2では、折り増しローラと称している。)によって用紙の折り目を加圧するが、このとき、僅かに撓んだ用紙がローラにより搬送させると、その撓み部分が用紙後端側にしごかれ徐々にその撓みが増大し、最終的に撓みが逃げ切れなくなった場合にシワとなる。特に用紙後端側で袋形状となる3つ折り、4つ折り、観音折りでは、袋部分で用紙の撓みが逃げ切れないためシワの発生が顕著となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、前述のような増し折り部でのシワの発生をなくすことにある。
前記課題を解決するため、本発明は、搬入されてくる用紙に対して折り処理を行う折り処理手段と、複数のローラ対を備え、折り処理された用紙の折り目を前記複数のローラ対によって加圧し、増し折り処理する増し折り処理手段と、を有する用紙折り装置であって、 前記増し折り処理を行う際、前記複数のローラ対を離間させる離間手段と、前記複数のローラ対のうち、任意のローラ対を離間させる制御手段と、を備え、前記複数のローラ対は当該ローラ対のニップが用紙搬送方向先端部と平行に位置するように多段に設けられ、前記制御手段は、用紙搬送方向上流側から下流側に配置された前記複数のローラ対に対して、前記用紙の搬送方向下流側の第1の折り目部分が通過するときに加圧し、前記用紙の搬送方向上流側の第2の折り目部分が袋状になっている場合には、前記第1の折り目が通過した後離間する動作を搬送動作に従って順次実行させることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、折り処理手段は、第1ないし第5の折りローラ対9,10,11,12,13、増し折り処理手段は増し折り部Z3、用紙折り装置は符号ZFに、複数のローラ対は増し折りローラ21〜24に、離間手段は駆動モータ106、カム105、アーム104,107、制御手段はCPU361に、画像形成装置は符号PRに、それぞれ対応する。
本発明によれば、前述のように構成されているので、増し折り部でのシワの発生をなくすことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体的な構成を示す概略構成図である。 画像形成装置と折り処理装置の制御構成を示すブロック図である。 Z折り動作を示す動作説明図である。 2つ折り動作を示す動作説明図である。 内3つ折りの折り動作を示す動作説明図である。 外3つ折りの折り動作を示す動作説明図である。 単純4つ折りの折り動作を示す動作説明図である。 観音4つ折りの折り動作を示す動作説明図である。 増し折りローラの動作を示す動作説明図である。 増し折りローラの他の例の動作を示す動作説明図である。 折り増し部の概略構成を示す説明図である。 増し折りローラの離間動作の制御手順を示すフローチャートである。
本発明は、複数種類の折り処理が可能な用紙折り装置で増し折りを行う際に、折り増し部のシワの発生をなくし、折り種類に拘わらず確実に折り目だけの増し折りを可能とし、及びスキューの発生による用紙位置のずれを解消するようにしたものである。以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体的な構成を示す概略構成図である。
同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置PRと、用紙処理装置としての用紙後処理装置PD及び両者の間に設けられた折り処理装置ZFから構成されている。
図1において、折り処理装置ZFは画像形成装置PRの側部に取り付けられており、画像形成装置PRから排出された用紙は折り処理装置ZFに導かれる。用紙後処理装置PDは、前記折り処理装置ZFの側部(後段)にさらに取り付けられており、折り処理装置ZFから排出された用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。用紙後処理装置PDでは、パンチ処理、整合処理、スティプル綴じ処理、仕分け処理、簡易製本処理などの各処理が行われる。
複写機等の画像形成装置から排出された用紙は矢印A方向から用紙折り装置ZFに導入される。本実施形態に係る用紙折り装置ZFでは、
1)そのまま用紙を後続機種へ搬送させるストレート排紙モード(矢印B→E)
2)用紙に折り処理を行った後に、用紙折り装置ZFのトレイに排出させるトレイ排紙モード(矢印C→D)
3)折り用紙を後続機種へ排出する折り排紙モード(矢印C→E)
の動作モードを選択することができる。
ストレート排紙モードは、第1の搬送路L1を通して、そのまま後続機に排出する動作モードで、第1及び第3の分岐爪1,2,3は用紙が搬送できる方向に回動し、その方向の位置を保持する。
トレイ排紙モードは、第1の分岐爪1の動作により第1及び第2の折り部Z1,Z2に用紙を導く第2の搬送路L2へと搬送され、第1の折り部Z1、及び折り種類によっては第2の折り部Z2で用紙が所定位置で折られ、増し折り部Z3を通過した後、第4及び第2の分岐爪4,2の動作により第3の搬送路L3を搬送し、排紙ローラ5によりスタックトレイ6に排出されるモードである。
折り排紙モードは、第1及び第2の折り部Z1,Z2による折り動作及び第1ないし第3の折り部Z1,Z2,Z3での搬送動作はトレイ排紙モードと同じであるが、第4:の分岐爪4の分岐動作により第4の搬送路L4方向に搬送され、本折り機の後続に接続されている機械へ搬送されるモードである。
2.用紙折り処理装置
図1において、用紙折り処理装置ZFは、2つ折り、Z折り、外3つ折り、内3つ折り、単純4つ折り、観音4つ折りの各折り動作が可能な折り処理装置で、画像形成装置PRの側部(後段)に取り付けられている。折り処理装置ZFには第1ないし第4の搬送路L1〜L4と第1ないし第3の折り部Z1〜Z3、第1ないし第5の折りローラ9,10,11,12,13、及び第1ないし第3のストッパ部S1〜S3が設けられ、第1ないし第5の折りローラ9〜13では、第1の折りローラ9と第2の折りローラ10間に第1のニップが、第2の折りローラ10と第3の折りローラ11間に第2のニップが、第4の折りローラ12と第5の折りローラ13間に第3のニップがそれぞれ形成され、折り動作を行うことが可能となっている。なお、第1ないし第5の折りローラ9〜13はそれぞれ隣接するローラとニップを形成することから、同期回転あるいは折り目の搬送方向を設定すべく若干速度差を持たせて回転するように構成されている。また、第1のストッパ部S1は第1のニップの上流側に、第2のストッパ部S2は第1のニップの下流側であって第2のニップの上流側に、第3のストッパ部S3は第3のニップの上流側にそれぞれ配置されている。さらに、第1ないし第3のそれぞれのストッパ部S1〜S3には、用紙先端を規制する移動可能なストッパと、用紙を突き当てたときに用紙を整合させる叩きコロと、ジョガーとが設けられている。叩きコロは用紙搬送方向先端を整合し、ジョガーは用紙搬送方向と直交する方向から用紙を整合して用紙の幅方向を揃える。
画像形成装置PRから排出された用紙は折り処理装置ZF内の入口ローラに導かれる。折り処理装置ZFは入口から排紙ローラを経て出口に至る間に、第1の分岐爪1によって切り換えられる第1及び第2の搬送路L1,L2を備えている。第1のニップの前記入口方向からみて上流側(図示右側)には第2の搬送路L2と第1のストッパ部S1が続き、前記第1のニップの下流側(図示左側)には第2のストッパ部S2が続いている。さらに、この第2のストッパ部S2は第2のニップの用紙搬送方向上流側(図示上側)に続いている。そして、第2のニップの下流側(図示下側)には、第5及び第6の搬送路L5,L6が分岐状態で続き、この第6の搬送路Lは第3のニップの上流側(図示右側)に続き、下流側(図示左側)で第5の搬送路L5及び増し折り部Z3に続いている。言い換えれば第6の搬送路L6は第5の搬送路L5の上流側から分岐して、折り処理後の用紙を当該第5の搬送路L5の下流側に戻すように配設されている。
増し折り部Zの下流側の第4の搬送路L4には第3及び第4の分岐爪3,4が配置され、第4の分岐爪4によって第3の搬送路L3を経てスタックトレイ6に用紙を排紙するか出口を経て後段側(E方向)に排紙するかが選択される。その際、第3の分岐爪3を第1の搬送路L1側に突出させ、第1の搬送路L1を矢印B方向とは逆の方向に搬送して第3の搬送路L3側へ案内させている。また、第1の搬送路L1のほぼ中央部には、第3の分岐爪3によって案内された用紙をさらに第3の搬送路L3に用紙を導くための第2の分岐爪2が設けられている。これにより、第4の搬送路L4から第3の搬送路L3への搬送経路が第3の分岐爪3、第1の搬送路L1及び第2の分岐爪2により形成される。
なお、前記各搬送路L1〜L4には搬送ローラ、スキューローラが適宜設けられ、折り処理前、折り処理中、及び折り処理後の用紙を搬送するようになっている。
3.制御装置
図2は画像形成装置と折り処理装置の制御構成を示すブロック図である。折り処理装置ZFの制御装置360は、図2に示すように画像形成装置PRの制御装置350と相互に信号の送受を行い、各部の制御を行うCPU361を中心に構成されている。このCPU361は、図1に示したような各センサ370からの入力に応じてソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373等を駆動する。そのため、制御装置360には、ソレノイド及びクラッチ371を駆動するための第1のドライバ362、ステッピングモータ372を駆動するモータドライバ363、及びブラシレスモータ373を駆動する第2のドライバ364が設けられ、また、CPU361にクロックを供給するためのクロック発生手段(振動子)365が設けられている。なお、センサ370、ソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373はそれぞれ動作対象となる各部に設けられているが、ここでは、代表してそれぞれ1つ示している。以下の説明では、前記1つの符号で複数のものを総括している。
折り処理装置ZFの制御装置360のCPU361は画像形成装置PRの制御装置350側のCPU351と制御信号の送受を行い、また、画像形成装置PRの制御装置350から駆動のための電力の供給を受けている。
なお、図2では、画像形成装置PRの制御装置350に折り処理装置ZFの制御装置360が接続されているが、この場合の画像形成装置PRは複写機あるいは複合機であり、プリンタの場合には、ホスト装置との間においても信号の送受が行われる。折り処理装置ZFの制御装置は前記CPU361が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。また、プログラムデータは前記ROMに代えて、あるいは加えてネットワークを介してサーバから、あるいはCD−ROM、SDカードなどの記録媒体から記録媒体駆動装置を介して図示しないハードディスク装置などの記憶媒体にダウンロードされ、あるいはバージョンアップされて使用することもできる。
このように構成されたに折り装置ZFによって、図3ないし図8に示すように、Z折り、2つ折り、内3つ折り、外3つ折り、単純4つ折り、観音4つ折りの6通りの折り処理が可能である。図では折り順序も示している。
折り装置ZFによる折り処理を実施する際は概略下記のように動作する。
4.動作
ユーザにより画像形成装置PRの図示しない操作パネルから所望の折りが選択されると第1ないし第4の分岐爪1〜4はそれぞれホームポジションから折りに対応した位置に切り換えられ、第1ないし第3のストッパ部S1〜S3はホームポジションから各用紙サイズと折り位置に合わせて移動する。
以下、この動作を前提にして各折り処理が行われる。
4.1 Z折りの折り動作
図3はZ折り動作を示す動作説明図である。Z折り動作では、同図に示すように第1の分岐爪1が反時計方向に動作し、用紙Pは第1の搬送路L1から第2の搬送路L2に案内される(図示P11)。用紙Pは第2の搬送路L2に沿って搬送され、第1の折り部Z1において第1及び第2の折りローラ9,10間の第1のニップに挟まれて第2のストッパ部S2に導かれる(図示P12)。第2のストッパ部S2には移動自在なストッパが設けられており、紙サイズ別で折り位置が適正になるようにして位置停止制御される。そこで、用紙先端が第1のストッパに突き当たり、継続して搬送されると、第2の折りローラ10と第3の折りローラ11付近で撓みが生じる(図示P12)。撓みは第2及び第3の折りローラ10,11によって形成される第2のニップに導かれ、当該ニップで1回目の折りが行われる。
折りが進行すると、1回目の折り部分を先端として第6の搬送路L6の折り位置まで進入する。このとき第2のニップに最も近い下流側の搬送ローラ対の駆動力を調整し、用紙が下側の第6の搬送路L6に搬送されるようになっている。第6の搬送路L6の下流側の第3のストッパ部S3では、第2のストッパ部S3と同様に第3のストッパが第2の折り目を付ける位置に用紙サイズに応じて位置しており、第1の折り目が当該第3のストッパに当接して先端位置が規制される(図示P13の位置)。この状態で第2及び第3の折りローラ10,11の搬送状態が継続されると、第1の折り目形成時と同様に第4及び第5の折りローラ12,13付近で撓みが生じる。撓みは第4及び第5の折りローラ12,13によって形成される第3のニップに導かれ、当該ニップで2回目の折りが行われ(図示P13)、Z折りされる。そして、第2の折り部が折られた状態で、用紙は増し折り部Z3において増し折りされ(図示P14)、後段に搬送される場合には、第4の分岐爪4から第4の搬送路L4を経てE方向に排紙される(図示P15)。スタックトレイ6に排紙される場合には、第4、第3及び第2の分岐爪4,3,2を前述のように位置させ、用紙Pを増し折り部Z3から第1の搬送路L1を経て第3の搬送路L3へ導き(図示P16)、排紙ローラ5からスタックトレイ6に排紙する(図示P17)。
4.2 2つ折りの折り動作
図4は2つ折り動作を示す動作説明図である。画像形成装置PRから2つ折りの処理が指示されたときは、第1の分岐爪1は図示反時計方向に切り換えられ、用紙先端は第1の搬送路L1から第2の搬送路L2に導かれ(図示P21)、さらに用紙先端を第1のストッパ部S1に搬送する。第1のストッパ部S1には移動自在な第1のストッパが設けられており、この第1のストッパは前述の第2のストッパ部S2における第2のストッパと同様に紙サイズ別で折り位置が適正になるように移動停止制御される。用紙先端が第1のストッパに突き当たり、継続して搬送されることにより、第1の折りローラ9と第2の折りローラ10のニップ付近で撓みが生じ、その撓みが第1及び第2の折りローラ9,10の第1のニップに導かれ(同図P22)、以降、第1の折り目に対する2つ折りが実行される。
撓み部が第1のニップに入ると1回目の折りが行われ、折り目が形成された用紙の先端は、第2及び第3の折りローラ10,11によって形成される第2のニップに導かれる。その際、第2のストッパ部S2に折り目先端が向わずに第2のニップに向うように、第2及び第3の折りローラ10,11には速度差が設定される。この状態で第5及び第6の搬送路L5,L6方向に搬送される。このとき第2のニップに最も近い下流側の搬送ローラ対の駆動力を調整し、用紙が上側の第5の搬送路L5に搬送させる(図示P23)。そして、用紙Pは当該第5の搬送路L5を通り、増し折り部Z3に搬送され(図示P24)、増し折り部Z3から搬送先の設定に応じてZ折りの場合と同様に第4、第3及び第2の分岐爪4,3,2の分岐方向を制御し、第3の搬送路L3を経て(図示P25)プルーフトレイ6に排紙される(図示P26)。後段に搬送される場合には、第4の分岐爪4から第4の搬送路L4を経てE方向に排紙される。
4.3 内3つ折り、外3つ折り、単純4つ折りの折り動作
図3に示したように、Z折りは2回折りであり、内3つ折り、外3つ折り、単純4つ折りも2回折りである。そのため、第1及び第2のストッパの位置を制御することによりZ折りと同様の動作で前記各種の折り動作が可能となる。なお、図5は内3つ折り、図6は外3つ折り、図7は単純4つ折りの折り動作を示す動作説明図である。
図5、図6及び図7において、用紙は、第1の分岐爪1によって第1の搬送路L1から第2の搬送路L2へ案内される。用紙先端は第1のストッパ部S1に搬送され、第1のストッパ部S1に設けられた移動自在な第1のストッパに当接する。第1のストッパ601は用紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。用紙先端が第1のストッパに突き当たり、継続して搬送されることにより、第1の折り9と第2の折りローラ10付近で撓みが生じる。この撓みは、第1の折りローラ9と第2の折りローラ10の第1のニップに案内され、当該第1のニップによって1回目の折りが行われる。このとき内3つ折りでは第1のストッパ部S1において図5に示すように先端が2/3搬入され(同図P32)、外3つ折りでは図6に示すように先端が1/3搬入され(同図P42)、単純4つ折りでは図7に示すように先端が1/2搬入される(同図P52)。
次いで、1回目の折り部分を先端として用紙先端は第2のストッパ部S2の折り位置まで進入する。第2のストッパ部S2には移動自在な第2のストッパが設けられ、紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。第2のストッパは内3つ折り、外3つ折りでは、第1の折り目から先端が1/3の位置(図5P33、図6P43)、単純4つ折りでは第1の折り目から先端が1/2の位置に設定され、当該位置まで用紙が搬入されると、内3つ折り、外3つ折りでは、後端から1/3の位置(図5P33、図6P43)、単純4つ折りでは第1の折り目から後端から1/2の位置が第2の折り目として第2及び第3の折りローラ10,11のニップである第2のニップに導かれ、第5の搬送路L5方向にそれぞれ搬送される(図5P34、図6P44、図7P54)。第5の搬送路L5方向にそれぞれ搬送されるのは前述のように第2のニップの直近下流側の搬送ローラの送り速度の制御による。
第2のニップで内3つ折り、外3つ折り、単純4つ折りされた用紙は、それぞれ増し折り部Z3に搬送される(図5P35、図6P45、図7P55)。次いで、増し折り部Z3から搬送先の設定に応じてZ折りの場合と同様に第4、第3及び第2の分岐爪4,3,2の分岐方向を制御し、第3の搬送路L3を経て(図5P36、図6P46、図7P56)、プルーフトレイ6に排紙される(図5P37、図6P47、図7P57)。後段に搬送される場合には、第4の分岐爪4から第4の搬送路L4を経てE方向に排紙される。
4.4 観音4つ折りの折り動作
図8は観音4つ折りの折り動作を示す動作説明図である。観音4つ折り動作では、用紙は、第1の分岐爪1によって第1の搬送路L1から第2の搬送路L2へ案内される(図8P61)。用紙先端は第1のストッパ部S1に搬送され、第1のストッパ部S1に設けられた移動自在な第1のストッパに当接する(図8P62)。用紙は先端が3/4搬入され、当該位置から第1及び第2の折りローラ9,10のニップである第1のニップに導かれ、第1の折り目が形成されて第2のストッパ部S2に搬送される。第2のストッパ部S2では、第2のストッパ部S2において、第1の折り目から用紙長の1/2の位置に第2のストッパを移動させて用紙の先端位置を規制する。この位置からさらに搬送すると、用紙の後端から1/3の位置が第2及び第3の折りローラ10,11により形成される第2のニップに挟み込まれ(図8P63)、第2の折り目が形成され、第6の搬送路L6方向に搬送される。第6の搬送路L6方向への搬送は、前述のように第2のニップの下流側直近の搬送ローラの作用による。
第6の搬送路L6に搬入された用紙Pは用紙長の1/2の位置にストッパ位置が設定された第3のストッパ部S3に搬送され、先端が第3のストッパに当接した状態で搬送が継続されることによりZ折りの場合と同様に第4及び第5の折りローラ12,13のニップである第3のニップに進入し、第3の折り目が用紙の中央位置に形成される(図8P64)。この第3の折り目が観音折りの特徴である折り目となり、この折り目を先端として増し折り部Z3に搬送される(図8P65)。次いで、増し折り部Z3から搬送先の設定に応じてZ折りの場合と同様に第4、第3及び第2の分岐爪4,3,2の分岐方向を制御し、第3の搬送路L3を経て(図8P66)、プルーフトレイ6に排紙される(図8P67)。後段に搬送される場合には、第4の分岐爪4から第4の搬送路L4を経てE方向に排紙される。
なお、第1ないし第3のストッパの位置は、経路長や折りローラの径に応じて適宜されるもので、前記ストッパ位置の例示は目安に過ぎない。
5.増し折りローラ機構
前記増し折り部Z3には4対の増し折りローラ対が搬送路に挟んで設置されている。図9は増し折りローラの動作を示す動作説明図である。各増し折りローラ対は、駆動ローラ101と従動ローラ102とから構成されている。従動ローラ102には用紙を加圧するためにスプリング103が設けられ、当該スプリング103は従動ローラ102を常時駆動ローラ101方向(矢印a方向)に弾性付勢している。従動ローラ102の軸にはアーム104が前記矢印a方向と直交する方向に延設され、アーム104の先端側には、カム105が当接可能となっている。カム105は回転軸に駆動モータ106のギアが噛合し、アーム104とカム105の先端部との当接位置に応じて従動ローラ102の駆動ローラ101に対する距離を変更することができる。この駆動モータ106の回転制御も用紙折り装置整合装置360のCPU361によって行われる。図9では同図(a)が両ローラ101,102の近接位置を、同図(b)が離間位置をそれぞれ示す。図9では、駆動モータ106が反時計方向に回転することによってカム105がアーム104を押し、従動ローラ102が駆動ローラ101から離間することとなる。
本実施例ではカム構成で説明したが、別の構成としてアーム104をソレノイドで引っ張る構成でも従動ローラ102を離間させることは可能である。
また、図10に示すように引張りアーム107の設置位置を変更し、スプリング103の従動ローラ102の反対側にアーム107を配置するように構成することもできる。この例では、アーム107は中央に支点107aがあり、一端側にスプリング103が、他端側にカム105が当接するようになっている。この例では、図10(a)の近接状態から駆動モータ106が時計方向に回転することによりカム105が反時計方向に回転し、アーム107の他端側を押すことによりスプリング103を引張り、従動ローラ102の弾性付勢力を弱める。これにより用紙に対する加圧力を減少させることができる。
なお、この場合も駆動モータ106に代えてソレノイドとすることもできる。
図11は折り増し部Z3の概略構成を示す説明図である。同図に示すように、増し折り部Z3では、第1ないし第4の4段にわたる増し折りローラ対21,22,23,24が設けられ、さらに、最上流側の増し折りローラ対21のさらに上流側に用紙検知センサ14が配置されている。用紙折り装置ZFでは、図1及び図2に示したように画像形成装置PRに接続されて使用されることから、画像形成装置PRの操作表示部からの設定により折り種類及び用紙サイズ、用紙の搬送速度に関する情報が制御装置360のCPU361に事前に届く。そこで、設定された折り用紙の折り目位置に合わせて増し折りローラの動作(ニップ/離間)を行う。用紙検知センサ14はこの動作のタイミング設定に使用され、折られた用紙の折り目先端を検知する。第1ないし第4の増し折りローラ対21,22,23,24の離間動作の駆動タイミングを前記検知センサ14の検知出力をトリガとして設定する。
具体的には、Z折り用紙が検知センサ14にて用紙先端を検知されたとき、第1ないし第4の増し折りローラ21〜24は全て加圧状態にある。検知センサ14で用紙Pの先端(図ではZ折り用紙の先端)を検知し、Z折り用紙先端が増し折りローラ21のニップを過ぎたL11時間後に増し折りローラ21は離間する。その後、Z折り用紙が増し折りローラ22のニップを過ぎたL21時間後に、再度増し折りローラ21はニップする。同様に、増し折りローラ22はL21時間後に離間して、L31時間後にニップし、増し折りローラ23はL31時間後に離間してL41時間後にニップし、増し折りローラ24はL41時間後に離間してL51時間後にニップする。このようなニップ/離間動作を各用紙に対して繰り返す。これにより、特定の個所については加圧し、それ以外の個所については無用な負荷が加わることを防止することができる。本実施形態では、Z折り用紙であり、図11において用紙搬送方向上流側の袋状になっている折り目部分ではローラ対が離間するようにして加圧を防止する。これにより、袋状になっている部分においてシワやスキューの発生を防止することができる。
このときのCPU361の制御手順を図12のフローチャートに示す。同図において、線速、用紙サイズ、折りモードについて画像形成装置PR側から折り処理装置制御装置360のCPU361が受信すると(ステップST1)、CPU361は動作パターンを決定し(ステップST2)、用紙検知センサ14が用紙先端を検知し、検知信号をオンになると(ステップST3)、そのタイミングをトリガとして前記L1,L2,L3,L4及びL5のタイミングで増し折りローラ対21,22,23,24の離間、近接動作を実行し、折り目のみ増し折り動作を行う(ステップST4)。この動作をジョブの最終紙まで繰返し(ステップST5→ST3→ST4→ST5)、処理を終える。
このように構成すると、
1)増し折り部Z3において用紙搬送途中でローラを離間することができるので、増し折りローラ対21,22,23,24によって用紙の折り目だけを加圧し、用紙の折り目を深くすることができる。
2)前記加圧部以外はローラ対を離間させることにより、折り目以外の部分でのシワ、汚れなどの不具合が発生することを防止することができる。
3)前記1)及び2)の結果として、用紙折り装置の折り品質の向上を図ることができる。
4)増し折りローラの機能は用紙の折り目を深く付けることであるが、用紙の折り目も用紙の折り種類、用紙厚、用紙の腰などで異なっている。そこで、これらの種類に応じて増し折りの圧力を調整することにより、より多種の用紙種、折り種に対して最適な加圧動作が可能となり、折り品質の向上に寄与することができる。
5)増し折りローラを離間させるのではなくニップ圧を弱めることにより、搬送力を確保した上で、用紙のシワの発生を防止することができる。
6)増し折りローラの加圧が完全に開放されるのではなくニップ圧を弱め、用紙の搬送に必要最小限の加圧を残すことによって、用紙が増し折りローラから離れることがなくなり、小サイズの折り用紙まで対応できる。
等の効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
9,10,11,12,13 第1ないし第5の折りローラ対
21,22,23,24 増し折りローラ対
104,107 アーム
105 カム
106 駆動モータ
361 CPU
PR 画像形成装置
Z3 増し折り部
ZF 用紙折り装置
特開2004−262625号公報 特開2008−94611号公報

Claims (5)

  1. 搬入されてくる用紙に対して折り処理を行う折り処理手段と、
    複数のローラ対を備え、折り処理された用紙の折り目を前記複数のローラ対によって加圧し、増し折り処理する増し折り処理手段と、
    を有する用紙折り装置であって、
    前記増し折り処理を行う際、前記複数のローラ対を離間させる離間手段と、
    前記複数のローラ対のうち、任意のローラ対を離間させる制御手段と、
    を備え
    前記複数のローラ対は当該ローラ対のニップが用紙搬送方向先端部と平行に位置するように多段に設けられ、
    前記制御手段は、用紙搬送方向上流側から下流側に配置された前記複数のローラ対に対して、前記用紙の搬送方向下流側の第1の折り目部分が通過するときに加圧し、前記用紙の搬送方向上流側の第2の折り目部分が袋状になっている場合には、前記第1の折り目が通過した後離間する動作を搬送動作に従って順次実行させること
    を特徴とする用紙折り装置。
  2. 請求項1記載の用紙折り装置であって、
    前記複数のローラ対の搬送方向前段に用紙の先端位置を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は前記検出手段の検出出力に基づいて前記順次実行されるローラ対の離間タイミングを設定すること
    を特徴とする用紙折り装置。
  3. 請求項1又は2に記載の用紙折り装置であって、
    前記離間手段は折りの種類に応じて離間距離を変更すること
    を特徴とする用紙折り装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の用紙折り装置であって、
    前記離間手段は折りの種類に応じて前記ローラ対の加圧力を変更すること
    を特徴とする用紙折り装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の用紙折り装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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