JP2010208766A - シート折り処理装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】折り目を確実且つ十分に付与できるシート折り処理装置を提供する。
【解決手段】シート折り処理装置800は、折りスペースに搬送されてきたシートもしくはシート束を折り処理する折り処理手段801と、該折り処理手段801の上流側に設けられシート中央部を押し出す押し出し手段(折りブレード8)と、折り処理手段801の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパ7とを有している。折りブレード8がシート束を折ってストッパ7に当接させた状態で、折り処理手段801の折りローラ対5(5a、5b)は、折りブレード8のシート押し出し面と略垂直に交わる面上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過する。
【選択図】図1
【解決手段】シート折り処理装置800は、折りスペースに搬送されてきたシートもしくはシート束を折り処理する折り処理手段801と、該折り処理手段801の上流側に設けられシート中央部を押し出す押し出し手段(折りブレード8)と、折り処理手段801の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパ7とを有している。折りブレード8がシート束を折ってストッパ7に当接させた状態で、折り処理手段801の折りローラ対5(5a、5b)は、折りブレード8のシート押し出し面と略垂直に交わる面上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過する。
【選択図】図1
Description
本発明は、シート(用紙、記録紙、転写材、OHPシート等の概念を含む)に折り処理を施すシート折り処理装置、該シート折り処理装置を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、印刷機、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置、該シート折り処理装置を有する画像形成システムに関する。
中綴じ製本折りを行うシート折り処理装置では、例えば特許文献1に開示されているように、中綴じされた用紙束を、一対の折りローラの搬送方向と直交する方向に搬送して位置決めし、折りローラ対のニップに対向して配置された折プレートを、用紙束に対して略垂直な方向からニップに向けて押し込むようになっている。
予め回転している折りローラ対は折り込まれた用紙束をニップ間で折りプレートと共に挟んだ状態で加圧し、搬送することにより用紙束の中央部に折り(いわゆる箱折り)処理を施す。折りプレートは所定のタイミングでホームポジションに退避するようになっている。
用紙束は折りローラ対で搬送されて、折りローラ対の下流に位置する排紙ローラ対に受け渡されて挟持・搬送され、排出される。
予め回転している折りローラ対は折り込まれた用紙束をニップ間で折りプレートと共に挟んだ状態で加圧し、搬送することにより用紙束の中央部に折り(いわゆる箱折り)処理を施す。折りプレートは所定のタイミングでホームポジションに退避するようになっている。
用紙束は折りローラ対で搬送されて、折りローラ対の下流に位置する排紙ローラ対に受け渡されて挟持・搬送され、排出される。
上記のように、従来の折り処理は、用紙束を挟んで折りプレートの上下エッジ部位を折りローラが乗り上げて加圧することによりなされ、且つ、この加圧が用紙束の連続した搬送の過程においてなされるため、折りが弱く、不十分となる場合があった。
本発明は、折り目を確実且つ十分に付与できるシート折り処理装置の提供を、その主な目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、前段装置から搬送されてきたシートもしくはシート束を折り処理する折り処理手段と、該折り処理手段の上流側に設けられシート中央部を押し出す押し出し手段と、前記折り処理手段の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパとを有するシート折り処理装置において、前記折り処理手段は、前記押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過することを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段のシート押し出し面は押し出し方向に向かって凹形状になっており、これに対応して前記ストッパの突き当て面は凸形状になっていることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面は湾曲した面を複数有することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段のシート押し出し面は、綴じ処理されたシート束のステイプル針との接触を避ける形状を有していることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面は湾曲した面を複数有することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段のシート押し出し面は、綴じ処理されたシート束のステイプル針との接触を避ける形状を有していることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項4記載のシート折り処理装置において、前記押し出し手段の厚みは、ステイプル針の2倍以上あることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1〜5のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、前記ストッパは、突き当て位置から退避したときにシートもしくはシート束をガイドするシートガイド面を有していることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項1〜5のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、前記ストッパは、突き当て位置から退避したときにシートもしくはシート束をガイドするシートガイド面を有していることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、画像形成装置において、請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート折り処理装置を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明では、画像形成システムにおいて、請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート折り処理装置を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明では、画像形成システムにおいて、請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート折り処理装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、折り処理手段が押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面上をシートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過する構成としたので、押し出し手段の形状通りに用紙が折られて折り目を確実且つ十分に付与でき、箱折りの見栄えを良くすることが可能となる。
また、押し出し手段とストッパの面を凸凹にし、折り処理手段が通過する面を湾曲することにより、用紙にコシ付けができ、折り癖を強く付けられ、仕上がりの見栄えを良くすることが可能となる。
また、ストッパがシートガイド面を有している構成としたので、別途ガイド部材を設ける必要がなく、部品点数の低減を図ることができる。
また、押し出し手段とストッパの面を凸凹にし、折り処理手段が通過する面を湾曲することにより、用紙にコシ付けができ、折り癖を強く付けられ、仕上がりの見栄えを良くすることが可能となる。
また、ストッパがシートガイド面を有している構成としたので、別途ガイド部材を設ける必要がなく、部品点数の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
まず、図7に基づいて本実施形態に係るシート折り処理装置を有する後処理装置700の構成及び機能の概要を説明する。後処理装置700は処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
(1)ノンステイプルモードa:画像形成装置600から排出された用紙は、搬送ローラ10、11で搬送路R1を搬送され、分岐爪15で搬送路R2を案内され、排紙ローラ対60により上トレイ201に排出される。
(2)ノンステイプルモードb:分岐爪15、分岐爪16により搬送路R1から搬送路R3に案内され、排紙ローラ対61によりシフトトレイ202に排出される。
(3)ソート、スタックモード:搬送経路はノンステイプルモードbと同じで、シフトトレイ202が部の区切れ毎に排紙方向と直交する方向に揺動する。
(4)ステイプルモード:分岐爪16により搬送路R1から搬送路R4へ案内され、処理トレイFで整合及びステイプラS1で端面綴じをされた後、搬送路R5を通りシフトトレイ202に排出される。
(5)中綴じ製本モード:処理トレイFで整合された後、搬送路R6を案内されて処理トレイHで整合及び中央綴じをされ、シート折り処理装置800で折り処理を施され、下トレイ203へ排出される。
まず、図7に基づいて本実施形態に係るシート折り処理装置を有する後処理装置700の構成及び機能の概要を説明する。後処理装置700は処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
(1)ノンステイプルモードa:画像形成装置600から排出された用紙は、搬送ローラ10、11で搬送路R1を搬送され、分岐爪15で搬送路R2を案内され、排紙ローラ対60により上トレイ201に排出される。
(2)ノンステイプルモードb:分岐爪15、分岐爪16により搬送路R1から搬送路R3に案内され、排紙ローラ対61によりシフトトレイ202に排出される。
(3)ソート、スタックモード:搬送経路はノンステイプルモードbと同じで、シフトトレイ202が部の区切れ毎に排紙方向と直交する方向に揺動する。
(4)ステイプルモード:分岐爪16により搬送路R1から搬送路R4へ案内され、処理トレイFで整合及びステイプラS1で端面綴じをされた後、搬送路R5を通りシフトトレイ202に排出される。
(5)中綴じ製本モード:処理トレイFで整合された後、搬送路R6を案内されて処理トレイHで整合及び中央綴じをされ、シート折り処理装置800で折り処理を施され、下トレイ203へ排出される。
図7において符号100はパンチユニットを、101はパンチかすホッパを示す。画像形成装置600からの用紙受け入れは、入口センサ301により検知される。符号304、305は搬送路R4での用紙を検知するセンサを、310は処理トレイFの用紙の有無を検知するセンサを、311は放出爪52aのホームポジションを検知するセンサを示している。分岐爪15、16の駆動は図示しないソレノイドによりなされる。
構成の図示を省略するが、画像形成装置600は、感光体に静電潜像を形成し、これを現像装置によりトナー像として可視化し、トナー像を記録媒体に転写、あるいは中間転写体に転写した後記録媒体に転写し、定着装置で定着する従来周知の構成で、モノクロ機、カラー機を含む。
構成の図示を省略するが、画像形成装置600は、感光体に静電潜像を形成し、これを現像装置によりトナー像として可視化し、トナー像を記録媒体に転写、あるいは中間転写体に転写した後記録媒体に転写し、定着装置で定着する従来周知の構成で、モノクロ機、カラー機を含む。
中綴じ製本モードの動作を図7〜図14を用いて以下に説明する。
搬送路Dへ案内された用紙は、搬送ローラ対12、14、15、ステイプル排紙ローラ対16により、処理トレイFに排出される。処理トレイFでは、ステイプル排紙ローラ対16により順次排出される用紙の幅方向をジョガーフェンス53、搬送方向を叩きコロ20及び後端フェンス51にて整合される(図9)。
整合された用紙束は、放出ベルト52に固定された放出爪52aにより搬送路Gを搬送される。このとき、可動ガイド44は反時計回りに変位して搬送路Gを開放し、偏芯カム40の回転により分岐ガイド板35が軸37を支点として回動する。用紙束先端部は放出ローラ56と加圧コロ36により挟持され、処理トレイHへ導かれる経路を通過するべく、再度放出爪52aと放出ローラ56とにより下流へ搬送される。
加圧コロ36とローラ42との間にはバネが設定されており、偏芯カム40の回転により加圧・解除がなされる。
放出ローラ56は放出ベルト52の駆動軸に設けられており放出ベルト52と同期して駆動される(図10〜図11)。
図8等において、符号S11は偏芯カム40のホームポジション検知センサを、S21は可動ガイド44のホームポジション検知センサを示す。
搬送路Dへ案内された用紙は、搬送ローラ対12、14、15、ステイプル排紙ローラ対16により、処理トレイFに排出される。処理トレイFでは、ステイプル排紙ローラ対16により順次排出される用紙の幅方向をジョガーフェンス53、搬送方向を叩きコロ20及び後端フェンス51にて整合される(図9)。
整合された用紙束は、放出ベルト52に固定された放出爪52aにより搬送路Gを搬送される。このとき、可動ガイド44は反時計回りに変位して搬送路Gを開放し、偏芯カム40の回転により分岐ガイド板35が軸37を支点として回動する。用紙束先端部は放出ローラ56と加圧コロ36により挟持され、処理トレイHへ導かれる経路を通過するべく、再度放出爪52aと放出ローラ56とにより下流へ搬送される。
加圧コロ36とローラ42との間にはバネが設定されており、偏芯カム40の回転により加圧・解除がなされる。
放出ローラ56は放出ベルト52の駆動軸に設けられており放出ベルト52と同期して駆動される(図10〜図11)。
図8等において、符号S11は偏芯カム40のホームポジション検知センサを、S21は可動ガイド44のホームポジション検知センサを示す。
その後、用紙束は放出ローラ56を用紙束後端が通過するまで放出爪52aによって運ばれ、さらに図12に示す位置まで搬送ローラ対上71と搬送ローラ対下2によって搬送ガイド92内を搬送される。その時、各用紙束の搬送方向のサイズに応じて可動後端フェンス3の停止位置が異なって待機している。符号321は搬送ガイド92内を搬送される用紙を検知するセンサを示す(図7)。
待機している可動後端フェンス3に用紙束先端が当接してスタックされた時、図13に示すように搬送ローラ対下2の圧が解除され、回動ベルト252に固定された後端叩き爪251により用紙束の後端を叩いて搬送方向の最終的な揃えを行う。処理トレイFで仮整合された用紙束が可動後端フェンス3にスタックされるまでに用紙束にズレが発生している可能性があるため、最終的な揃えを後端叩き爪251で行う必要があるためである。
その直後に用紙束は中綴じ上ジョガーフェンス250aと下ジョガーフェンス250bにより位置決めされている。この状態で中綴じステイプラS2により、中綴じが行われる。
符号322は可動後端フェンス3のホームポジション検知センサを、326は後端叩き爪251のホームポジション検知センサを示す(図7)。
待機している可動後端フェンス3に用紙束先端が当接してスタックされた時、図13に示すように搬送ローラ対下2の圧が解除され、回動ベルト252に固定された後端叩き爪251により用紙束の後端を叩いて搬送方向の最終的な揃えを行う。処理トレイFで仮整合された用紙束が可動後端フェンス3にスタックされるまでに用紙束にズレが発生している可能性があるため、最終的な揃えを後端叩き爪251で行う必要があるためである。
その直後に用紙束は中綴じ上ジョガーフェンス250aと下ジョガーフェンス250bにより位置決めされている。この状態で中綴じステイプラS2により、中綴じが行われる。
符号322は可動後端フェンス3のホームポジション検知センサを、326は後端叩き爪251のホームポジション検知センサを示す(図7)。
中綴じされた用紙束は、図14に示すように、搬送ローラ対下2の加圧が解除されたまま、可動後端フェンス3の移動に伴って上方に運ばれ、その後、綴じられた針部近傍は、後述する押し出し手段の折りブレード8により略垂直方向に押され、後述する折り処理手段の折りローラ対へ搬送される。
中綴じされた用紙束を折り処理のために上方に移動させる方式であるため、可動後端フェンス3の移動のみで確実に用紙束を折り処理位置に搬送することができる。仮に折り処理のために下方に移動させようとすると、可動後端フェンス3の移動のみでは確実性に乏しくなり、搬送ローラ等の別の手段を要することになり、構成的にも複雑になる。
中綴じされた用紙束を折り処理のために上方に移動させる方式であるため、可動後端フェンス3の移動のみで確実に用紙束を折り処理位置に搬送することができる。仮に折り処理のために下方に移動させようとすると、可動後端フェンス3の移動のみでは確実性に乏しくなり、搬送ローラ等の別の手段を要することになり、構成的にも複雑になる。
図1〜図5に基づいてシート折り処理装置800を詳細に説明する。
図1に示すように、シート折り処理装置800は、可動後端フェンス3により折りスペースの所定位置に搬送されてきた用紙もしくは用紙束を折り処理する折り処理手段801と、折り処理手段801の用紙搬送方向上流側に設けられ、シート中央部を押し出す押し出し手段802と、折り処理手段801の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパ7とを有している。
押し出し手段802は、用紙束の中央綴じ部を用紙搬送方向と直交する方向からストッパ7へ向けて押し出す平板状の折りブレード8と、この折りブレード8を進退動させる図示しない駆動源とを有している。
折り処理手段801は、折りブレード8のシート押し出し面(先端面)と略垂直に交わる面(上面及び下面)上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過する折りローラ対5と、該折りローラ対5を駆動する図示しない駆動源とを有している。折りローラ対5は、図2に示すように、上ローラ5aと下ローラ5bとから構成されている。図1に示すように、折りローラ対5の上流側にはローラ4aとローラ4bとからなる搬送ローラ対4が設けられ、下流側にはローラ6aとローラ6bとからなる排紙ローラ対6が設けられている。
図1に示すように、シート折り処理装置800は、可動後端フェンス3により折りスペースの所定位置に搬送されてきた用紙もしくは用紙束を折り処理する折り処理手段801と、折り処理手段801の用紙搬送方向上流側に設けられ、シート中央部を押し出す押し出し手段802と、折り処理手段801の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパ7とを有している。
押し出し手段802は、用紙束の中央綴じ部を用紙搬送方向と直交する方向からストッパ7へ向けて押し出す平板状の折りブレード8と、この折りブレード8を進退動させる図示しない駆動源とを有している。
折り処理手段801は、折りブレード8のシート押し出し面(先端面)と略垂直に交わる面(上面及び下面)上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過する折りローラ対5と、該折りローラ対5を駆動する図示しない駆動源とを有している。折りローラ対5は、図2に示すように、上ローラ5aと下ローラ5bとから構成されている。図1に示すように、折りローラ対5の上流側にはローラ4aとローラ4bとからなる搬送ローラ対4が設けられ、下流側にはローラ6aとローラ6bとからなる排紙ローラ対6が設けられている。
図3に示すように、折り処理手段801の折りブレード8のシート押し出し面(先端面)は押し出し方向に向かって凹形状になっており、これに対応してストッパ7突き当て面は凸形状になっている。
このようにすることで、用紙もしくは用紙束の折り曲げ角を鋭角にすることができ、用紙もしくは用紙束に強く折り目をつけることが可能となり、折り処理後の用紙の膨らみを少なくすることが可能となる。
図4に示すように、折りブレード8の上面と下面には湾曲した面A、A’が複数あり、上面を折りローラ5aが、下面を折りローラ5bが通過する構成になっている。
折りブレード8の湾曲した部分A、A’を折りローラ5a、5bが通過すると、用紙もしくは用紙束の高さが異なるため、用紙もしくは用紙束をしごくようになり、強く折り目をつけることが可能となる。
図5に示すように、折りブレード8のシート押し出し面は、綴じ処理された用紙束のステイプル針との接触を避ける形状を有している。ここでは、楕円の囲み表示のように、折りブレード8の先端面にステイプル針を収容可能な矩形状の切欠凹部803を形成している。
折りブレード8の厚みは、ステイプル針の2倍以上となっている。用紙を押圧するときに、ステイプル針ごと押さえ付けると、折りブレード8にキズが付く可能性があり、また、ステイプル部が折りブレード8により潰される可能性がある。
折りブレード8の先端面に切欠凹部803を設けることにより、折りブレード8へのキズ及びステイプル部の潰れを未然に防ぐことが可能となる。折りブレード8の厚みをステイプル針の厚みの2倍にすることで切欠凹部803の上下に面を作り、その間でステイプル針位置を固定し、折り位置からステイプル針の位置を安定させることが可能となる。
このようにすることで、用紙もしくは用紙束の折り曲げ角を鋭角にすることができ、用紙もしくは用紙束に強く折り目をつけることが可能となり、折り処理後の用紙の膨らみを少なくすることが可能となる。
図4に示すように、折りブレード8の上面と下面には湾曲した面A、A’が複数あり、上面を折りローラ5aが、下面を折りローラ5bが通過する構成になっている。
折りブレード8の湾曲した部分A、A’を折りローラ5a、5bが通過すると、用紙もしくは用紙束の高さが異なるため、用紙もしくは用紙束をしごくようになり、強く折り目をつけることが可能となる。
図5に示すように、折りブレード8のシート押し出し面は、綴じ処理された用紙束のステイプル針との接触を避ける形状を有している。ここでは、楕円の囲み表示のように、折りブレード8の先端面にステイプル針を収容可能な矩形状の切欠凹部803を形成している。
折りブレード8の厚みは、ステイプル針の2倍以上となっている。用紙を押圧するときに、ステイプル針ごと押さえ付けると、折りブレード8にキズが付く可能性があり、また、ステイプル部が折りブレード8により潰される可能性がある。
折りブレード8の先端面に切欠凹部803を設けることにより、折りブレード8へのキズ及びステイプル部の潰れを未然に防ぐことが可能となる。折りブレード8の厚みをステイプル針の厚みの2倍にすることで切欠凹部803の上下に面を作り、その間でステイプル針位置を固定し、折り位置からステイプル針の位置を安定させることが可能となる。
図5に示すように、折りローラ対5の上ローラ5aと下ローラ5bは、それぞれブラケット804、805に支持され、ガイドレール806、807を、用紙幅方向に移動するようになっている。
図3に示すように、ストッパ7は、下方に回動して突き当て位置から退避したときに、シートもしくはシート束をガイドするシートガイド面7aを有している
図3に示すように、ストッパ7は、下方に回動して突き当て位置から退避したときに、シートもしくはシート束をガイドするシートガイド面7aを有している
上記構成に係るシート折り処理装置800の動作の流れを、図6に基づいて説明する。
画像形成装置から搬送されてきた用紙もしくは用紙束は搬送ローラ対下2により折り処理部に搬送される。搬送された用紙もしくは用紙束は可動後端フェンス(基準フェンス)3により支持され、基準フェンス3が図6(b)の矢印方向に移動し、用紙もしくは用紙束中央部が折りブレード8の用紙押し出し面に対向するように調整する。
用紙もしくは用紙束中央部が折りブレード8の用紙押し出し面に対向する位置に移動後(ステイプル処理された用紙束の場合、ステイプル位置が折りブレード8の切欠凹部803の中央部に移動後)、図6(c)に示すように、折りブレード8が移動して用紙を折りローラ対5まで搬送する。
画像形成装置から搬送されてきた用紙もしくは用紙束は搬送ローラ対下2により折り処理部に搬送される。搬送された用紙もしくは用紙束は可動後端フェンス(基準フェンス)3により支持され、基準フェンス3が図6(b)の矢印方向に移動し、用紙もしくは用紙束中央部が折りブレード8の用紙押し出し面に対向するように調整する。
用紙もしくは用紙束中央部が折りブレード8の用紙押し出し面に対向する位置に移動後(ステイプル処理された用紙束の場合、ステイプル位置が折りブレード8の切欠凹部803の中央部に移動後)、図6(c)に示すように、折りブレード8が移動して用紙を折りローラ対5まで搬送する。
その時搬送ローラ4a、4bは矢印方向に回転し、用紙束の搬送をアシストする。
図6(d)に示すように、用紙もしくは用紙束がストッパ7まで搬送が完了後、折りローラ5a、5bは図2に示す矢印方向に移動し折り動作を行う。ストッパ7に突き当てた状態(シート束が静止した状態)で折りローラ5a、5bにより折るので、折り目を確実に付けることができる。
折り動作完了後、図6(e)に示すように、折りブレード8が退避後、搬送ローラ4a、4bが加圧方向(互いに接近する方向)に移動し、加圧完了後ストッパ7が矢印方向に時計回り方向に回動し、シートガイド面7aが用紙の搬送ガイドとなる。
シートガイド面7aガイド位置まで移動完了後、図6(f)に示すように、搬送ローラ4a、4bにより搬送され、排紙ローラ6a、6bにより排紙される。
図7において、符号501は折り処理された用紙束の上面を押える回動可能な押えアームを、501aはその回動支点を、505は下トレイ203に排出された用紙束の量が所定量になったことを検知するためのセンサを示す。
図6(d)に示すように、用紙もしくは用紙束がストッパ7まで搬送が完了後、折りローラ5a、5bは図2に示す矢印方向に移動し折り動作を行う。ストッパ7に突き当てた状態(シート束が静止した状態)で折りローラ5a、5bにより折るので、折り目を確実に付けることができる。
折り動作完了後、図6(e)に示すように、折りブレード8が退避後、搬送ローラ4a、4bが加圧方向(互いに接近する方向)に移動し、加圧完了後ストッパ7が矢印方向に時計回り方向に回動し、シートガイド面7aが用紙の搬送ガイドとなる。
シートガイド面7aガイド位置まで移動完了後、図6(f)に示すように、搬送ローラ4a、4bにより搬送され、排紙ローラ6a、6bにより排紙される。
図7において、符号501は折り処理された用紙束の上面を押える回動可能な押えアームを、501aはその回動支点を、505は下トレイ203に排出された用紙束の量が所定量になったことを検知するためのセンサを示す。
上記実施形態ではシート折り処理装置800を一体に備えた後処理装置700を例示したが、後処理装置700に別体として付設してもよい。
また、画像形成装置600に一体に設け又は別体として付設してもよい。
さらには、画像形成装置600に後処理装置700を併設した画像形成システムにおいて、シート折り処理装置800をシステム構成の一部に一体に設け又は別体として付設してもよい。
また、シート折り処理装置800を一体に設け又は別体として付設して、シート搬送装置を構成することもできる。
また、画像形成装置600に一体に設け又は別体として付設してもよい。
さらには、画像形成装置600に後処理装置700を併設した画像形成システムにおいて、シート折り処理装置800をシステム構成の一部に一体に設け又は別体として付設してもよい。
また、シート折り処理装置800を一体に設け又は別体として付設して、シート搬送装置を構成することもできる。
7 ストッパ
7a シートガイド面
8 押し出し手段の一部としての折りブレード
700 後処理装置
800 シート折り処理装置
801 折り処理手段
802 押し出し手段
A、A' 湾曲した面
7a シートガイド面
8 押し出し手段の一部としての折りブレード
700 後処理装置
800 シート折り処理装置
801 折り処理手段
802 押し出し手段
A、A' 湾曲した面
Claims (8)
- 前段装置から搬送されてきたシートもしくはシート束を折り処理する折り処理手段と、該折り処理手段の上流側に設けられシート中央部を押し出す押し出し手段と、前記折り処理手段の下流側に設けられシートを突き当てるためのストッパとを有するシート折り処理装置において、
前記折り処理手段は、前記押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面上を、シートの搬送方向と直交するシート幅方向に通過することを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項1記載のシート折り処理装置において、
前記押し出し手段のシート押し出し面は押し出し方向に向かって凹形状になっており、これに対応して前記ストッパの突き当て面は凸形状になっていることを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項1又は2記載のシート折り処理装置において、
前記押し出し手段のシート押し出し面と略垂直に交わる面は湾曲した面を複数有することを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、
前記押し出し手段のシート押し出し面は、綴じ処理されたシート束のステイプル針との接触を避ける形状を有していることを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項4記載のシート折り処理装置において、
前記押し出し手段の厚みは、ステイプル針の2倍以上あることを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のシート折り処理装置において、
前記ストッパは、突き当て位置から退避したときにシートもしくはシート束をガイドするシートガイド面を有していることを特徴とするシート折り処理装置。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート折り処理装置を有する画像形成装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載のシート折り処理装置を有する画像形成システム。
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JP2009055307A JP2010208766A (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | シート折り処理装置、画像形成装置及び画像形成システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012082040A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Ricoh Elemex Corp | 用紙折り装置 |
JP2013075732A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | シート折り装置、画像形成システム及びシート折り方法 |
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JP2015042585A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社リコー | シート処理装置、画像形成システム及びシート束の増し折り方法 |
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2009
- 2009-03-09 JP JP2009055307A patent/JP2010208766A/ja active Pending
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