JP4506263B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に、モータ駆動回路に関する電流検出センサの故障検出を確実にする電動パワーステアリング装置の制御装置に関するものである。
自動車のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷力を付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷力を付勢するようになっている。このような電動パワーステアリング装置の簡単な構成を図6を参照して説明する。操向ハンドル101の軸102は減速ギア103、ユニバーサルジョイント104a及び104b、ピニオンラック機構105を経て操向車輪のタイロッド106に結合されている。軸102には,操向ハンドル101の操舵トルクを検出するトルクセンサ107が設けられており、操向ハンドル101の操舵力を補助するモータ108が、減速ギア103を介して軸102に連結されている。
このような構成の電動パワーステアリング装置のモータ108が運転手のハンドル操作に対応した所望のトルクを出力するようにモータ108の制御を正しく実行する必要がある。そして、モータ108を正しく制御するためには、各種のセンサを利用して電動パワーステアリング装置の種々の状態を検出する必要がある。センサから得られる検出信号は電動パワーステアリング装置の制御、保護にとって非常に重要なものであるから、センサの故障を速やかに検出して、それに対応した制御、保護を実行する必要がある。しかし、センサの故障検出は非常に検出が困難であり、従来から種々検出方法が考えられてきた。例えば、特許文献1の検出方法を図7を参照して以下説明する。
図7において、モータ108に電流が通電している場合は、モータ108の端子電圧Vm1と端子電圧Vm2の合算値がバッテリー110の電圧Vdに等しくなること、即ち、Vd=Vm1+Vm2となることを利用して異常を検出するものである。また、モータに電流が通電していない場合は、モータの端子電圧Vm1と端子電圧Vm2の合算値がほぼ0であるか否かを利用して異常を検出するものである。
図7の検出方法を用いれば、モータ配線の天絡、地絡、モータ端子電圧検出回路の故障検出を可能とするものである。
特許第3292179号公報
上述した従来の故障検出方法を用いれば、電動パワーステアリング装置の故障のうち、モータ配線の天絡、地絡の検出、およびモータの端子電圧の電圧検出回路の故障検出が可能である。しかし、電動パワーステアリング装置のその他の故障として、モータの電流検出回路が考えられるが、従来の故障検出方法では、電流検出回路の故障検出することはできなかった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、直流電源と3相インバータとから構成されるモータ駆動回路の直流電流の電流検出回路の故障、および3相インバータの出力電流を測定する電流検出回路の故障を検出することができる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、車両の操舵系に直流電源を駆動電源とする3相インバータによって駆動される3相モータにより操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関するものであり、本発明の上記目的は、前記直流電源から前記3相インバータに供給される直流電流を測定する直流電流検出回路と、前記3相モータの各相電流を測定する少なくとも2つの電流検出回路と、前記各相電流の大きさの最大値と前記直流電流の大きさとの差の絶対値が判定値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の後段に設けられた時間遅れ手段とを具備することによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記直流電流検出回路が前記直流電源に充電する方向の電流を測定できない場合に、前記判定手段の判定を中止することによって、さらに効果的に達成される。
本発明を用いれば、直流電源から供給された直流電流は、3相モータにおいて、必ず、3相モータの巻線のどれか1相から供給されて残り2相を介して直流電源に戻ってくる、或いは、3相モータの巻線のどれか2相から供給されて残り1相を介して直流電源に戻ってくるので、直流電流検出回路によって測定される直流電流の大きさと電流検出回路によって測定される3相モータの各相電流の中の最大電流の大きさとを比較して、それらの大きさ同士が等しいか否かを判定することによって、電流検出回路の故障判定が可能となる効果を期待できる。
まず、本発明の基本的な考えを示し、その後で実施例について説明する。
本発明はバッテリー電源から供給される直流電流の大きさとモータに通電される電流の大きさが等しい原理を利用してモータ駆動回路に関係する検出回路、即ち電圧検出回路、および電流検出回路の故障を検出するものである。
まず、図1を参照して、本発明の基本的な検出原理について説明する。図1は3相BLDCモータ駆動回路を含む本発明の全体構成図である。ここで、モータの駆動回路はFET111−1、111−2,111−3,111−4,111−5,111−6から構成される3相インバータと、駆動電源である直流電源としてのバッテリー110とから構成されている。Ia,Ib,Icはモータのa、b、c相の電流を示す。また、Idcは、バッテリー110から供給される直流電流を示す。Vbatはバッテリー110の直流電圧を示す。また、Vae、Vbe,Vce,Vnはモータのa相、b相、c相の端子、中性点とアース間の電圧を示す。また、Rはモータ108の巻線抵抗値,Lはモータ108のインダクタンス値を示す。
3相インバータは各FETスイッチが規則的にスイッチングすることによりバッテリー110からモータ108へ電流を供給している。そして、電動パワーステアリング装置が正常動作をしている状態では、バッテリー110から供給された直流電流Idcは、モータ108の巻線を経由して、3相モータのa相電流、b相電流、c相電流である電流Ia,Ib,Icのどこかの電流経路を経由してバッテリーへ戻ってくることになる。つまり、直流電流Idcとモータの各相電流Ia,Ib,Icを測定して、その関係を比較して、本来あるべき関係が成立しなければ、地絡、天絡故障などの他に、直流電流Idcを検出する直流電流検出回路30、或いはモータ電流Ia,Ib,Icを検出する電流検出回路31,32の故障を検出することが可能となる。
この直流電流Idcとモータの各相電流Ia,Ib,Icとの関係を数式を用いて、以下説明する。まず、モータの各相電流Ia,Ib,Icは数1のように表現できる。
(数1)
Ia=(2/3・Vbat−Eka)/(Ra+s・La)
Ib=(−1/3・Vbat−Ekb)/(Rb+s・Lb)
Ic=(−1/3・Vbat−Ekc)/(Rc+s・Lc)
ただし、
Eka=EMFa−(EMFa+EMFb+EMFc)/3
Ekb=EMFb−(EMFa+EMFb+EMFc)/3
Ekc=EMFc−(EMFa+EMFb+EMFc)/3
ここで、Vbatはバッテリー電圧を表わし、Eka,Ekb,Ekcはa,b,c相の等価逆起電圧を表わす。EMFa,EMFb,EMFcはa,b,c相の逆起電圧を表わす。
このように定義をして、インバータの各FETスイッチのオン、オフ状態によって各電流Idc,Ia,Ib,Icの関係は図2のごとく表記される。図2から明確に理解できるように、直流電流Idcはモータ電流Ia,Ib,Icのどこかのルートを経由してバッテリー110に帰還してくる。直流電流Idcがモータ電流Ia,Ib,Icのどの電流と一致するかは、インバータのスイッチング状態によって異なる。そこで、各スイッチングパターンに関して、直流電流Idcとモータ電流Ia,Ib,Icの関係を以下検討してみる。
例えば、インバータの上アームのA,B,C相の通電パターンをパターンABCと表示して、1はFETスイッチのオンを意味して、0をオフを意味するとする。よって、パターン100は、インバータの上アームのA相スイッチ、つまりFET111−1がオンして、B相スイッチ、C相スイッチは、つまり、FET111−2,111−3はオフしていることを表示する。
よって、パターン100の場合、直流電流IdcはA相スイッチを通過してモータに電流が供給されるのでIdc=Iaの関係が成立する。
次に、パターン110の場合、直流電流Idcはモータ電流Ia,Ibに分岐して通電するが、戻ってくる電流ルートは、インバータの下アームのC相のスイッチ、つまりFET111−5を経由してモータ電流Icとしてバッテリーに戻ってくる。つまり、Idc=−Icが成立する。ここで、−Icの負のサインは電流がモータ側からバッテリー側へ戻ってくることを表示している。つまり、電流検出回路31及び32において、電流がバッテリーからモータへ向かっているときは正のサインで表示をし、電流がモータ側からバッテリーへ向かっているときは負のサインで表示される。
次に、パターン010の場合、直流電流IdcはB相スイッチを通過してモータに電流が供給されるのでIdc=Ibの関係が成立する。
同じように、パターン011,001,101でも、直流電流Idcとモータ電流Ia,Ib,Icのうちのどれかと等しい。表1において、直流電流Idcの大きさ|Idc|は、モータの各相電流Ia,Ib,Icの大きさ|Ia|,|Ib|,|Ic|のどれか一つと大きさが等しいことが分かる。
この関係を数式で表現すると数2のようになる。
(数2)
|Idc|=max(|Ia|,|Ib|,|Ic|)
ここで、|Ia|,|Ib|,|Ic|は、モータの各相電流Ia,Ib,Icの大きさを示す。数2の意味を言いかえれば、直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32のどれかが故障した場合には、数2が成立することはない。
数2は理論的な関係を示したもので、現実の回路には、検出誤差や演算誤差が存在するので、異常正常の判定するための許容誤差を示す判定値errIが必要になる。よって、直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32の故障の判定は数3に従って判定される。
(数3)
ΔI=||Idc|−max(|Ia|,|Ib|,|Ic|)|>errI
つまり、直流電流Idcの大きさ|Idc|と、各相電流の大きさの最大値であるmax(|Ia|,|Ib|,|Ic|)との差の絶対値である偏差ΔIが判定値errIより小さければ、直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32は正常に動作していると判定する。
次に、直流電流検出回路30がバッテリー側からモータ側へ電流が供給される場合しか測定できないという特殊な条件が存在する場合の直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32の故障検出に関する理論を説明する。つまり、直流電流検出回路30は、モータが発電モードになりバッテリーに充電する場合は、電流を測定できないという条件である。その場合は数3の判定式では誤判定となるので、発電モードでは判定式である数3を使用しない、言い換えると数3の判定をマスクする必要がある。
ここで、問題となるのは、発電モードをどのようにして検出するかということである。発電モードの検知として利用できるのは、少なくともモータの出力パワーPWが正である必要がある。ここで、出力パワーPWを数式で表わすと数4のように示すことができる。
(数4)
PW=Tr・ω=Kt・Iref・ω
つまり、出力パワーPWはトルクTrと角速度ωとの関係から求めることができる。それを図に表示すると図3のようになる。ここで、モータのトルクTr=Kt・IrefでKtはトルク定数なので、Trの極性は電流指令値Irefの極性を判定すれば良い。また、ωはモータの角速度なのでホールセンサから得られるホールセンサ信号から算出される角速度ωの極性を判定すれば良い。よって、PWの極性を算出するためには、電流指令値Irefの極性とホールセンサ信号から得られる角速度ωに基いて算出される角速度ωの極性とを求めれば良い。
発電モードは、ハンドルを高速で反転操作した場合、大きな逆起電圧が発生してモータ側の電圧がバッテリー電圧より高圧になり、モータ電流がモータ側からバッテリー側へ充電する電流が流れる状態が発生する。
つまり、発電モードの判定条件として、上述した数4の出力パワーPWの条件及び下記に示す条件である数5の両方を満たす必要がある。
(数5)
(4/3)・(Ke/2)・ω+Imax・R・√(1+(ω・P)・τ)>(2/3)・Vbat
ただし、時定数τ=L/Rである。Pはモータの極対数である。
数5の式が導きかれる過程を以下説明する。
図1において、バッテリー110の正極を起点として、A点、N点、B点を経由してバッテリー110の負極に戻ってくるルートを電圧、電流の関係で表現すると数6のようになる。
(数6)
Vbat=Ra・Ia+La・(dIa/dt)+EMFa−Rb・Ib−Lb・(dIb/dt)−EMFb
同様に、バッテリー110の正極を起点として、A点、N点、C点を経由してバッテリー110の負極に戻ってくるルートを電圧、電流の関係で表現すると数7のようになる。
(数7)
Vbat=Ra・Ia+La・(dIa/dt)+EMFa−Rc・Ic−Lc・(dIc/dt)−EMFc
ここで、Ia+Ib+Ic=0の関係を数7に利用して変形すると数8のようになる。
(数8)
Vbat=Ra・Ia+La・(dIa/dt)+EMFa+Rc・(Ia+Ib)+Lc・(d(Ia+Ib)/dt)−EMFc
ここで、さらに一般的に、Ra=Rb=Rc,及びLa=Lb=Lcであるので、この関係を利用すると、数8は数9のように表すことができる。
(数9)
Vbat=2Ra・Ia+2La・(dIa/dt)+EMFa+Ib・Rc+Lc・(dIb/dt)−EMFc
さらに、数6と数9の両辺を加算すると数10のように表現できる。
(数10)
2Vbat=3Ra・Ia+3La(dIa/dt)+2EMFa−EMFb−EMFc
数10の両辺を3で割ると、数11になる。
(数11)
2/3(Vbat)=Ra・Ia+La(dIa/dt)+EMFa−(EMFa+EMFb+EMFc)/3
ここで、下記を定義する。
(数12)
Eka=EMFa−(EMFa+EMFb+EMFc)/3
よって、数11は数13となる。
(数13)
2/3(Vbat)=Ra・Ia+La(dIa/dt)+Eka
さらに、R=Ra=Rb=Rc,及びL=La=Lb=Lcとし、さらに、定常状態としてL(dI/dt)=jωLとして数14を数15に書き直す。
なお、ここで、電気角ω=ω・Pである。Pはモータの極対数である。
(数14)
2/3(Vbat)=[Ra+s・La]Imax+Eka
さらに、
Ekmax=4/3(Ke/2)・ωを代入すると、数14は数15となる。
(数15)
2/3(Vbat)=(R+jω・L)Imax+4/3(Ke/2)・ω
よって、数15が判断式の境界条件となり、数5の式が成立する。
上述した理論に基いた好適な実施例について以下説明する。
本発明の実施例1について図1および図4を参照して説明する。
図1において、直流電源100と3相インバータとを連結する直流回路に直流電流Idcを測定する直流電流検出回路30が配されている。また、3相インバータ、或いは3相モータのa相電流Iaおよびc相電流Icを測定するために電流検出回路31および電流検出回路32が配されている。検出された電流Idc,Ia,Icが演算処理部200に入力される。演算処理部200は、マイコンで構成されソフトウエアで処理される場合もあり、またハードウエアで構成される場合もある。
図4において、破線Aで囲まれた部分が判定手段に相当する。演算処理部200の中の判定手段Aに入力された電流Ia,Icから減算部30−4によって電流IbがIb=Ia−Icの式に従って算出される。次に、絶対値部40−1,40−2,40−3に電流Ia,Ib,Ibがそれぞれ入力され、絶対値部40−1,40−2,40−3の出力として、それぞれa相電流、b相電流、c相電流の大きさである|Ia|,|Ib|,|Ic|が出力される。さらに、最大値検出部41にa相電流、b相電流、c相電流の大きさである|Ia|,|Ib|,|Ic|が入力され、それらの値の最大値であるmax(|Ia|,|Ib|,|Ic|)が出力される。また、直流電流検出回路30で検出された直流電流Idcが絶対値部40−4に入力されて、その絶対値|Idc|が出力される。直流電流検出回路30は、両方向の直流電流を検出することが可能である。
次に、減算部35−2において、各相電流の最大電流であるmax(|Ia|,|Ib|,|Ic|)と直流電流Idcの絶対値|Idc|ちが入力されて、その偏差である|Idc|−max(|Ia|,|Ib|,|Ic|)が出力される。その出力が絶対値部40−5に入力され、数3の示す偏差ΔI=||Idc|−max(|Ia|,|Ib|,|Ic|)|が出力される。
次に、各モータ電流Ia,Ib,Icの大きさの中で最大電流値と直流電流Idcの大きさとの差の絶対値である偏差ΔIが判定値(errI)以下であるかどうかを判定する。比較部43に絶対値部40−5の出力である偏差ΔIと判定値設定部42の示す判定値(errI)とが入力され、その大きさの比較がされる。比較部43は偏差ΔIが判定値(errI)より大きければ、直流電流検出回路30、電流検出回路31,32の少なくともどれかの検出回路が異常と判定し、偏差ΔIが判定値(errI)より小さければ、直流電流検出回路30、電流検出回路31,32の総ての検出回路が正常と判定する。
電動パワーステアリング装置が電流検出回路も含め、正常に動作しているのであれば、判定値以上の偏差が発生しないはずだからである。逆に、偏差ΔIが判定値より大きければ、電動パワーステアリング装置の駆動回路で天絡、地絡などの故障が発生したか、或いは各電流検出回路に故障が発生したかである。
また、時間遅れ手段44を比較部43の後に配する場合もある。時間遅れ手段44は、ノイズなどによる判定手段Aの誤動作を防止するためのものであり、必須要件ではないが、ある方が好ましい。つまり、比較部43が非常に短い期間、異常の判定をしても時間遅れ手段44の設定する時間以上、継続しなければノイズによる誤動作と判断して電流検出回路の故障などとは見なさない。
よって、実施例1を用いれば、電動パワーステアリング装置のモータ駆動回路における電流検出回路の故障を検出することが可能となる。
発電モードの直流電流Idcを直流電流検出回路30で測定できない場合は、上記説明した直流電流Idcとモータ電流Ia,Ib,Icとの比較による直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32の故障検出を判定することができない。よって、そのような期間はその判定を中止する必要がある。
直流電流検出回路30が、その機能の理由で、モータからバッテリーに電流が充電する方向に流れる場合、直流電流Idcを測定できないので、充電期間中は、上記判定の誤差動を防止するため、判定を中止する必要がある。充電期間中の判断は、数4及び数5の両方を満足する場合である。
第1の条件である数4の式に関して、パワーPWの極性を判定して判断する。パワーPWは数4で示したように電流指令値Irefの極性とホールセンサ信号から算出されるモータの角速度ωの極性とから判定できる。
まず、図1を参照して、モータ108に設置されたホールセンサ59からのホールセンサ信号が演算処理部200へ入力される。そして演算処理部200において、ホールセンサ信号は方向検出部50に入力され、角速度ωが算出され出力される。次に、その角速度ωは極性判定部51−1に入力され、角速度ωの極性が正(+1)又は負(−)として出力される。
一方、操舵トルクや車速から算出される電流指令値Irefはローパスフィルタ52に入力される。ローパスフィルタ52を通過した電流指令値Irefの極性が極性判定部51−2において判定され、正(+1)又は負(−1)として出力される。
パワーPWは数4に示すように電流指令値Irefと角速度ωとの乗算されたものであるので、電流指令値Irefの極性と角速度ωの極性とが乗算部53に入力され、乗算部53は電流指令値Irefの極性と角速度ωの極性との掛け算の結果が正(+1)のときは正(+1)を出力し、掛け算の結果が負(−1)の時は零(0)を出力する。
第2の条件である数5の判定をする。
数5の左辺[4/3(Ke/2)・ω+Imax・R・√(1+ω ・τ)]を誘起電圧算出部61で最大電流Imax=(max(Ia,Ib,Ic))と角速度ωとを入力として算出する。定数Ke、巻線抵抗値、インダクタンス値Lはモータの性能によって決定される値である。数5の左辺とバッテリー電圧の2/3を示す設定部62とを比較部63で比較する。なお、バッテリー電圧Vbatは一般的に12Vであるが、正確さを求めるならバッテリー電圧を測定して測定値を使用しても良い。
比較部63において、数5が成立する(即ち、数5の左辺が右辺より大である)ならば比較部63は正(+1)を出力する。それ以外の場合は零(0)を出力する。乗算部53の出力であるSg1と比較部63の出力であるSg2とのNANDをNAND部70にで求める。つまり、信号Sg1及びSg2が共に正(+1)であれば、即ち数4及び数5の両式が成立するならば、即ちNAND部70の出力は零(0)であるならば、モータは発電モードで直流電流Idはバッテリーを充電していることを意味する。
発電モードの場合は、判定手段Aの結果、即ち比較部43の出力をマスク必要がある。そこで、判定手段Aの判定結果である比較部43の出力とNAND部70の出力とを入力とするAND部71を設ける。NAND部70の出力が零であれば、比較部43の出力が正(+1)であっても、零(0)であっても、AND部71の出力は零となって、電流検出回路30,31,32が故障しているとの判定をできない。逆に、NAND部70の出力が正(+1)であれば、判定手段A、即ち比較部43の出力がAND部71の出力となって電流検出回路30,31,32の故障検出が実行される。AND部71の出力に配された時間遅れ手段44はノイズなどによる誤動作を防止するためのものである。
以上説明したように、直流電流検出回路30がモータが発電してバッテリーを充電する方向の電流を検出できない場合は、判定結果をマスクすることによって誤判定を防止することができる。反対に、バッッテリからモータが給電される場合には、直流電流検出回路30,電流検出回路31,電流検出回路32の故障を確実に検出できる効果を期待できる。
なお、実施例1,2において、B相電流をA相電流とC相電流の差から算出して求めたが、B相電流検出回路を設置してB相電流検出回路で測定されたB相電流Ibを用いて実施例1,2を実行しても直流電流検出回路や各相の電流検出回路の故障検出は可能である。
本発明の全体構成を示す図である。 3相インバータのスイッチング状態に関し3相モータの各相電流と直流電流の関係を示す図である。 3相モータの発電モードを示す図である。 実施例1の構成を示す図である。 実施例2の構成を示す図である。 電動パワーステアリング装置の全体構成図である。 従来の故障検出技術を説明する図である。
符号の説明
21,22,23,24・・・電圧検出回路
30・・・・・直流電流検出回路
31,32・・・・・電流検出回路
50・・・・・ホールセンサ
35−1,35−2,35−3、35−4・・・・減算部
40−1,40−2、40−3、40−4、40−5・・絶対値部
41・・・最大値検出部
42・・・判定値設定部
43・・・比較部
44・・・時間遅れ手段
A・・・判定手段
50・・・方向検出部
51−1,51−2・・・極性判定部
52・・・ローパスフィルター
53・・・・乗算部
59・・・ホールセンサ
61・・・誘起電圧算出部
62・・・設定部
63・・・比較部
70・・・NAND部
71・・・AND部
108・・モータ
110・・バッテリー
111・・インバータ

Claims (2)

  1. 車両の操舵系に直流電源を駆動電源とする3相インバータによって駆動される3相モータにより操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記直流電源から前記3相インバータに供給される直流電流を測定する直流電流検出回路と、前記3相モータの各相電流を測定する少なくとも2つの電流検出回路と、前記各相電流の大きさの最大値と前記直流電流の大きさとの差の絶対値が判定値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の後段に設けられた時間遅れ手段とを具備したことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記直流電流検出回路が前記直流電源に充電する方向の電流を測定できない場合に、前記判定手段の判定を中止する請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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