JP4503855B2 - 帯状にまとめられた多数の釘のための釘打ち装置 - Google Patents

帯状にまとめられた多数の釘のための釘打ち装置 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、帯状にまとめられた多数の釘(gegurutete Naegel; coil strapped nails)のための釘打ち装置であって、釘マガジンとハンマーヘッドと釘送り装置とを備えたレバー部と、該レバー部の上側に位置していて、該レバー部と旋回可能にヒンジ結合された釘打ち装置の上部とから構成されており、該上部は、前記レバー部に向き合う側がハンマーグリップとして構成され、前記ハンマーヘッドと向き合う側で角形ストッパを有しており、前記ハンマーヘッドが打撃通路を有していて、該打撃通路内に、前記角形ストッパ内で支承ピンに支承された打撃ピンがガイドされており、前記釘送り装置が湾曲レバーを有しており、該湾曲レバーが軸を介して前記ハンマーヘッドに支承されていて、しかも該湾曲レバーが、釘打ち装置を操作することによって少なくとも1つの送り爪を備えた送り体をハンマーヘッドの開口内でシフト若しくはずらすようになっている形式のものに関する。
【0002】
多数の釘を打ち込むための装置は例えばヨーロッパ特許第321440号明細書により公知である。釘を打ち込むためには相応の力を加える必要があるが、この力は、釘打ち装置のすべての支承部に対して不都合に作用する。従って釘打ち装置のすべての支承部は早期に損耗し、それによって支承部に大きな遊びが形成され、釘の不正確なガイド及び不正確な送り動作をもたらすことになり、しばしば装置の誤機能の原因となる。
【0003】
圧縮空気、ガス、電気エネルギー又は手によって駆動が行われる釘打ち装置を使用するためには、マガジンにまとめられた釘が使用される。この場合、このような釘マガジンは、互いに並列された140本までの釘を有しており、これらの釘は、釘シャンクで例えば溶接されたワイヤによって互いに結合されている。このようにして得られた帯状の釘は、ワイヤの変形可能性によってコイル状に巻かれ、このコイル状に巻かれた形状で相応の釘打ち装置内に装填される。従来の実施例においては、接続ワイヤは、申し分のないコイル形状性及びワイヤ・釘接続部の溶接を可能にする柔軟な非合金の金属より成っている。しかしながらこのような形状のものを、釘打ち装置によって処理することは困難であるか又は不可能である。何故ならば打撃運動によって釘の間隔が圧縮されるからである。さらにまた釘はマガジン中央部に向かって折り曲げられる。実際には、釘打ち装置の誤機能を招くことになる。何故ならば、前述のように、釘は捻られると、釘打ち装置内で楔のように固着し、また釘打ち装置のハンマー部材によって押しつぶされて折り曲げられるからである。このような誤機能は、帯状にまとめられた釘の大部分が既に使用されて、帯状にまとめられた釘のコイルの残りがマガジン内で自由になっていると生じる。
【0004】
そこで本発明の課題は、以上のような欠点を取り除くことである。
【0005】
この課題を解決した本発明によれば、前記軸がハンマーヘッドに堅固に結合されているか又はハンマーヘッドと一体的に構成されていて、前記湾曲レバーに形成された切欠を通って突き出ており、この切欠と前記軸との間の領域、若しくは前記欠と前記軸をこの軸に対して相対回動不能に取り囲むブシュとの間の領域が、ゴムによって満たされている。このようなばね弾性的なゴムは、打撃運動によってリンクブラケットに生じた力を減衰するので、従来技術の装置におけるよりも支承部の摩耗が著しく少ない。それと同時に、ゴムは、打撃運動時に収縮した送り体のための戻し力を生ぜしめ、それによって打撃通路内で次に位置する釘の確実な位置決めを行う。
【0006】
有利には軸の横断面は三角形であって、丸味を帯びた三角形のブシュによって取り囲まれている。星形のブシュは、三角形の軸に対して相対回動不能であって、ゴムと軸の外側面との間の長期の相対回動不能な結合(drehfest;一緒に回転するように結合されていること)が得られる。
【0007】
本発明の有利な実施例によれば、湾曲レバーに設けられた、前記軸によって貫通される前記切欠が、環状の突起部の内周面によって画成されており、該突起部が湾曲レバーと一体的に形成されていて、該突起部が有利には湾曲レバーと一体的に形成されていて、前記ゴムが前記環状の突起部内にも達している。環状の突起部は、湾曲レバーとゴムとの間の接続面を増大するので、この接続を丈夫なものにする。
【0008】
湾曲レバーは、送り体とは反対側の端部で滑動面を有していて、該滑動面が、釘打ち装置を操作することによって湾曲レバーを旋回させながら角形ストッパ内のガイドピンで滑動する。これによって、送り体の摺動は、釘打ち装置を操作する際に確保され、この場合に運動の伝達は事実上故障なしに行われる。
【0009】
有利には、ガイドピンは、打撃ピンのための支承ピンであるので、角形ストッパ内にはピンを設けるだけでよい。
【0010】
本発明の有利な実施例によれば、単数又は複数の送り爪が送り体内でばね弾性的に支承されている。これによって送り爪は、送り体の戻り運動時に、保持ばねによって保持された釘をシフトさせる。
【0011】
本発明の別の有利な実施例によれば、送り体に、少なくとも2つ有利には3つの、有利には鋼より成る堅固な送り爪が配置されている。この場合、釘の全シフト運動は、送り体の戻り移動時に、送り爪とは反対側の保持ばねによって行われる。このような構成は非常に頑丈であって、しかも安価でもある。
【0012】
釘頭をガイドするために、ハンマーヘッドに及び、該ハンマーヘッドをマガジンに結合するレバー部の一部に、溝が設けられている。この溝とは反対側のマガジン下部内に、帯状にまとめられた多数の釘をガイドし、かつ、これらの釘を戻らないように保持する保持ばねが配置されている。これによって特に帯状釘(帯状にまとめられた多数の釘)の端部に位置する釘の確実なガイドが得られ、送り体の戻り運動時に釘が一緒に戻されないように確保される。
【0013】
有利には、前記保持ばねが金属より成っていて、ばね体から打ち抜き成形され、かつ、折り曲げられた1つ又は多数の保持爪を有している。これらの保持爪は、帯状にまとめられた多数の釘の単数又は複数の接続ワイヤの高さ位置に位置している。金属ばねは、頑丈であって、爪は、打ち抜き成形及び折り曲げによって比較的簡単に製造することができる。爪は、多数の釘の接続ワイヤの高さ位置に配置されているので、爪の間で釘シャンクが固着されることは避けられる。
【0014】
本発明の特別な実施例によれば、釘マガジンの軸に巻きスリーブが設けられており、該巻きスリーブの外径が、帯状にまとめられてコイル状を成すところの多数の釘のコイルの内径に相当し、巻きスリーブの円筒形面が、釘ヘッドを解放しながら釘シャンクに当接しているか若しくは最も内側のコイル位置にあるワイヤに当接している。これによって、帯状釘の最後の釘を処理する際に、釘打ち装置の誤機能は生じない。
【0015】
巻きスリーブが円筒体であって、マガジン底部から間隔を保って配置されていることによって、又は巻きスリーブが釘頭を収容するための環状の溝を有していることによって、釘頭の解放が保証される。
【0016】
コイル(Coil; 多数の釘が帯状に巻かれて形成するコイル状の形状)が妨害なしに確実に繰り出されるようにするために、巻きスリーブは、マガジン底部に結合された軸芯上に回転可能に支承されている。
【0017】
この場合、巻きスリーブは有利には、帯状にまとめられた釘の幅にほぼ相当する高さを有している。
【0018】
調質(vergueten;焼き入れ、焼き戻しその他)されていて、392〜539N/mm2(40〜55kp/mm2)の引張強さを有している少なくとも2本ワイヤによって接続された、コイル状に巻くことができる、多数の釘を有する帯状のまとめられた釘を、本発明による釘打ち装置に使用する場合、釘打ち装置の運転時に釘が傾いたり挟まって固着されることによる妨害は事実上取り除かれている。
【0019】
次に図面に示した実施例を用いて本発明を具体的に説明する。この場合、図1は、釘打ち装置のレバー部分、及びこのレバー部分に向き合う、釘打ち装置の上部の区分の側面図を示し、図2は湾曲レバーの側面図を示している。図3は湾曲レバーの断面図を示している。図4には図1の側面図が示されており、この場合、釘打ち装置は、1つの釘が打撃される位置、つまり打撃ピンが打撃通路内で下側位置にあって、送り体が湾曲レバーによって戻されている位置にある。図5にはハンマーヘッドの詳細が示されており、打撃ピンは同様に打撃通路内でその最も下の位置にあって、送り体は戻されている。図6には、図5のVI−VI線に沿ったハンマーヘッド及び釘打ち装置の一部断面した図が示されており、この場合マガジン下部が付加的に示されている。図7は、釘打ち装置のマガジンの平面図を示している。図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【0020】
図1には、釘マガジン2とハンマーヘッド3とを有するレバー部1が示されている。ハンマーヘッド3には開口4が設けられており、該開口4内に送り体5が摺動可能に挿入されている。ハンマーヘッド3は、横断面が三角形の軸6に堅固に結合されており、この軸6は、丸味を帯びた三角形のブシュ7内に相対回動不能に係合していて、湾曲レバー8に形成された切欠を通って突き出ている。この切欠は、環状の突起部9によって制限(境界形成)されていて、切欠の制限部(境界部)と星形のブシュ7との間の領域及び、環状の突起部9とブシュ7との間の領域がゴム10で満たされている。湾曲レバー8は、その一端部がフォーク状に構成されていて、そのフォークが送り体5に堅固に結合されているので、湾曲レバー8を旋回させると湾曲レバー8のフォークがピン11を介して送り体5をシフトさせるようになっている。送り体5とは反対側の、湾曲レバー8の端部には滑動面12が設けられていて、この滑動面12は、釘打ち装置を操作する際に、角形ストッパ20に支承されたガイドピン13に沿ってガイドされ、それによって湾曲レバー8を旋回させる。それと同時にガイドピン13には打撃ピン14が支承されている。図1には、釘打ち装置の負荷解除された状態が示されている。釘打ち装置が操作されると直ちに、湾曲レバー8はゴム10の弾性力に抗して旋回せしめられる。釘打ち過程が終了すると、打撃ピン14は打撃通路15内で引き戻され、張力下にあるゴム質量体10が湾曲レバー8を、図1に示した位置に戻す。この際に、湾曲レバー8の滑動面12はガイドピン13に沿って滑り戻り、送り体5は、次の釘を打撃通路15内に位置決めするために、ハンマーヘッド3の打撃通路15の近くで、その前方の位置にもたらされる。
【0021】
図2では、湾曲レバー8の側面図が示されている。環状の突起部9が示されていて、この突起部9は有利には湾曲レバー8と一体成形されている。環状の突起部9内には、星形のブシュ7が設けられており、このブシュ7は、ハンマーヘッド3に堅固に結合された軸6を収容するための三角形の切欠を有している。星形のブシュ7と、環状の突起部9との間、並びに突起部9の後ろに位置する、湾曲レバー8に設けられた切欠との間にゴム10が加硫されているので、堅固な軸6がブシュ7内に係合した時に、湾曲レバー8はゴム10の弾性力に抗して回転せしめられる。湾曲レバー8はその一方の端部で滑動面12を有しており、この滑動面12は、釘打ち装置に組み込む際にガイドピン13と協働する。湾曲レバー8は、他方の端部でフォーク状に構成されている。このフォークは、送り体5のピン11をハンマーヘッドの開口4内で移動させるために、このピン11を取り囲んでいる。
【0022】
図3には、環状の突起部9と星形のブシュ7と、これらの間に加硫されたゴム10とを備えた湾曲レバー8の横断面が示されている。
【0023】
図4には、ちょうど1本の釘を打撃する位置にある釘打ち装置が示されている。つまり、支承ピン若しくは図示の実施例ではガイドピン13に支承された打撃ピン14が打撃通路15内でその最も下の位置にあって、この打撃通路15内にある釘16を装置から、釘打ちしようとする材料内に打ち込む状態が示されている。送り体5は、ピン11を介して湾曲レバー8によってハンマーヘッド3の開口4内で戻り移動されるので、送り体5もこの送り体5に固定された送り爪17も、釘16を打ち出す際に打撃ピン14を妨害することはない。星形のブシュ7と環状の突起部9との間、並びに突起部9の後ろに位置する、湾曲レバー8の切欠との間に位置するゴム10は、この位置で緊張され、打撃装置の負荷解除時に送り体5を戻すように働く。この場合、送り体5に取り付けられた送り爪17は、釘18を打撃通路15の方向でガイドする。
【0024】
図5には、送り装置を他方側から見た図が示されている。打撃ピン14は、この図面でもハンマーヘッド3の打撃通路15内の最も下の位置にある。釘16はこの瞬間に、釘打ちしようとする材料内に打ち込まれる。打撃通路15内に存在する釘を打撃する直前に、つまり打撃ピン14が打撃通路内の最も下の位置に達する直前に、釘16は、送り体5が引き戻されることによって解放されるので、打撃の瞬間に、送り体5の前縁部も、また最も前にある送り爪17も、打撃通路内に突き出ることはないので、釘16を打ち込む際に打撃ピン14を妨害することはない。別の釘18は、接続ワイヤ19によって1つの帯状にまとめられていて、釘頭は、少なくともハンマーヘッド3内に設けられた溝21内でガイドされる。
【0025】
図6では、打撃通路15内で最も下に位置する打撃ピン14が示されている。つまり、図5に示されているように、1本の釘が打ち込まれる瞬間で、釘打ち装置がまだ負荷解除されていない状態が示されている。送り体5は、図示していない湾曲レバー8によってピン11を介して、引き戻された位置で開口4内において保持される。送り爪17は、最も前にある3本の釘18の後ろに位置している。釘18は他方側で、その釘シャンクの領域で保持ばね23によってガイドされる。この保持ばね23はマガジン底部22に固定され、支持されている。釘打ち装置の負荷解除時に、打撃ピン14は打撃通路内で上方に移動し、湾曲レバーはゴム10によって戻されて、送り体をシフトさせ、それによって帯状にまとめられた釘も釘18と共に前方に押しやられるので、最も前にある釘18は打撃通路15内に達し、次に位置する釘18が保持爪24の前に位置する。打撃通路15内に存在する釘18を打撃する際に、送り体5は再び後方に送られ、この際に保持爪24は、釘18が後方に引き戻されるのを妨げる。保持ばね23は釘18と共にシフトし、それによって送り爪1は、釘18の手前を通って後方に引き戻される。
【0026】
図7には、ヨーロッパ特許第321440号明細書に記載されたような、釘打ち装置のマガジンの平面図が示されている。釘打ち装置の、ここでは重要ではないその他の部分、並びにマガジンのための閉鎖カバーは、分かりやすくするために省かれている。
【0027】
マガジン2内には帯状にまとめられてコイルを状を成す釘のコイル37が位置している。このコイル37は、一列に並べられた多数の釘19より成っている。これらの釘19は、互いに上下に配置された2本の接続ワイヤ19によって1つの帯状体にまとめられている。図面ではコイル27の端部領域が示されており、この場合、多数の釘18の大部分は既に使用されている。マガジン底部は符号38で示されている。同様に構成されたマガジンカバーによって、マガジンは閉鎖され、この場合、帯状釘(帯状にまとめられた多数の釘)は、開口40を通って、図示していないハンマーヘッド3に押し出される。
【0028】
本発明によれば、巻きスリーブ41が設けられており、この巻きスリーブ41はコイル37と共に、マガジン42の軸芯42に回転可能に被せ嵌められている。巻きスリーブ41は、一方側つまりマガジン底部8に向いた側で環状の溝43を有しており、この環状も溝43は、釘頭34を収容する。破線44では、巻きスリーブ41の下側の延在形状が示されている。別の実施例によれば溝43の代わりに、巻きスリーブ41が簡単に円筒形体として構成されていて、この円筒形体は、釘頭34が巻きスリーブ41の下側に位置するようにコイル37内に差し込まれ、それによって釘頭34は解放される。
【0029】
釘打ち装置の作動中に、帯状釘が繰り出される際に、前記2つの実施例によって、特にコイル37の最も内側の層が巻きスリーブ41の円筒形面によって垂直に保持される。これは、コイル37が図に示されているように、既に大部分が繰り出されている場合に適している。
【0030】
図8には、図7のVIII−VIII線に沿った断面図が示されており、この場合、左側にはコイル37の第2の層が示されている。選択的に設けられた環状の溝43は、釘頭34が十分なスペースを有するように深く構成されている。
【0031】
帯材釘のコイル37は、最初から既に巻きスリーブ41に巻き付けられていてそれによってコイル37が巻きスリーブ41と共に被せ嵌めされるか、又は巻きスリーブ41を別個に、釘打ち装置の所属部分として設けられてもよい。この場合、巻きスリーブ4は準備された帯状釘のコイル37内の中央に差し込まれる。
【0032】
巻きスリーブ41の高さは、帯状釘の高さにほぼ相当する。いずれにしても、内側のコイル層若しくはその2つの接続ワイヤ19の多数の釘18は、巻きスリーブ41の円筒形面に当てつけられている。
【0033】
変化実施例に従ってワイヤ19が調質されていれば、その硬度は変えられ、湾曲及び圧縮(Stauchung)は制限されている。つまり、打ち込もうとする釘18の運動可能性を良好にコントロール可能で、予測可能で、しかも帯状釘を申し分なく送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 釘打ち装置のレバー部分、及びこのレバー部分に向き合う、釘打ち装置の上部の区分の側面図である。
【図2】 湾曲レバーの側面図である。
【図3】 湾曲レバーの断面図である。
【図4】 図1の側面図である。
【図5】 ハンマーヘッドの詳細を示す図である。
【図6】 図5のVI−VI線に沿ったハンマーヘッド及び釘打ち装置の一部断面した図である。
【図7】 釘打ち装置のマガジンの平面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。

Claims (15)

  1. 帯状にまとめられてコイル状を成す多数の釘のための釘打ち装置であって、釘マガジン(2)とハンマーヘッド(3)と釘送り装置とを備えたレバー部(1)と、該レバー部(1)の上側に位置していて、該レバー部(1)と旋回可能にヒンジ結合された釘打ち装置の上部とから構成されており、該上部は、前記レバー部(1)に向き合う側がハンマーグリップとして構成され、前記ハンマーヘッド(3)と向き合う側で角形ストッパ(20)を有しており、前記ハンマーヘッドが打撃通路を有していて、該打撃通路内に、前記角形ストッパ内で支承ピンに支承された打撃ピンがガイドされており、前記釘送り装置が湾曲レバーを有しており、該湾曲レバーが軸を介して前記ハンマーヘッドに支承されていて、しかも該湾曲レバーが、打ち装置を操作することによって少なくとも1つの送り爪を備えた送り体をハンマーヘッドの開口内で送るようになっている形式のものにおいて、
    前記軸(6)がハンマーヘッド(3)に堅固に結合されているか又はハンマーヘッドと一体的に構成されていて、前記湾曲レバー(8)に形成された切欠を通って突き出ており、この切欠と前記軸(6)との間の領域、若しくは前記欠と前記軸(6)をこの軸(6)に対して相対回動不能に取り囲むブシュ(7)との間の領域が、ゴム(10)によって満たされていることを特徴とする、帯状にまとめられた多数の釘のための釘打ち装置。
  2. 前記軸(6)が三角形の横断面を有していて、丸味を帯びた三角形のブシュ(7)によって取り囲まれている、請求項1記載の釘打ち装置。
  3. 前記湾曲レバー(8)に設けられた、前記軸(6)によって貫通される前記切欠が、環状の突起部(9)の内周面によって画成されており、該突起部(9)が湾曲レバー(8)と一体的に形成されていて、前記ゴム(10)が前記環状の突起部(9)にも達している、請求項1又は2記載の釘打ち装置。
  4. 前記湾曲レバー(8)が、前記送り体(5)とは反対側の端部で滑動面(12)を有していて、該滑動面(12)が、釘打ち装置を操作することによって湾曲レバー(8)を旋回させながら角形ストッパ(20)内のガイドピン(13)で滑動する、請求項1から3までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  5. 前記ガイドピン(13)が、前記打撃ピン(14)のための支承ピンである、請求項4記載の釘打ち装置。
  6. 単数又は複数の前記送り爪が送り体(5)内でばね弾性的に支承されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  7. 前記送り体(5)に、少なくとも2つ有利には3つの、有利には鋼より成る堅固な送り爪(17)が配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  8. 前記ハンマーヘッド(3)に及び、該ハンマーヘッド(3)をマガジン(2)に結合する前記レバー部(1)の一部に、釘ヘッドをガイドするための溝(21)が設けられており、これとは反対側のマガジン下部(22)内に、帯状にまとめられた多数の釘(18)をガイドし、かつ、これらの釘を戻らないように保持する保持ばね(23)が配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  9. 前記保持ばね(23)が金属より成っていて、ばね体から打ち抜き成形され、かつ、折り曲げられた多数の保持爪(24)を有しており、これらの保持爪(24)が、帯状にまとめられた多数の釘(18)の単数又は複数の接続ワイヤ(19)の高さ位置に設けられている、請求項8記載の釘打ち装置。
  10. 前記釘マガジン(2)の軸に巻きスリーブ(41)が設けられており、該巻きスリーブ(41)の外径が、帯状にまとめられてコイル状を成すところの多数の釘のコイルの内径に相当し、巻きスリーブ(41)の円筒形面が、釘ヘッド(34)を解放しながら釘シャンク(35)に当接しているか若しくは最も内側のコイル位置にあるワイヤに当接している、請求項1から9までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  11. 前記巻きスリーブ(41)が円筒体であって、マガジン底部(38)から間隔を保って配置されていて、それによって釘ヘッド(34)が解放されている、請求項10記載の釘打ち装置。
  12. 前記巻きスリーブ(41)が、釘ヘッド(34)を受容するための環状の溝(43)を有している、請求項10記載の釘打ち装置。
  13. 前記巻きスリーブ(41)が、マガジン底部(38)に結合された軸芯(42)上に回転可能に支承されている、請求項10から12までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  14. 前記巻きスリーブ(41)が、帯状にまとめられた釘の幅にほぼ相当する高さを有している、請求項10から13までのいずれか1項記載の釘打ち装置。
  15. 少なくとも2本のワイヤによって接続された釘を有する、請求項1から14までのいずれか1項記載の釘打ち装置に用いるためのコイル状に巻き付け可能な、帯状にまとめられた釘において、
    ワイヤ(19)が調質されていて、392〜539N/mm(40〜55kp/mm)の引張強さを有していることを特徴とする、帯状にまとめられた釘。
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