JPH08300274A - 釘打機の床張り作業用コンタクトアーム - Google Patents

釘打機の床張り作業用コンタクトアーム

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Publication number
JPH08300274A
JPH08300274A JP11217895A JP11217895A JPH08300274A JP H08300274 A JPH08300274 A JP H08300274A JP 11217895 A JP11217895 A JP 11217895A JP 11217895 A JP11217895 A JP 11217895A JP H08300274 A JPH08300274 A JP H08300274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact arm
tongue
tip
staple
flooring
Prior art date
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Pending
Application number
JP11217895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Omae
宏明 大前
Shinji Hanada
信治 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステープル打ち機による床張り作業におい
て、コンタクトアームの先端を床張り部材のさねに当接
させる位置決め操作の確実性の向上を図る。 【構成】 ステープル打ち機のノーズ部に装着される床
張り作業用コンタクトアーム33の楔形先端部の背面側
斜面33dを凹面状に形成する。コンタクトアーム33
の背面側斜面33dを床張り部材8のさね8aの前端面
に当接させてステープル打ち機を手前方向へ引き上げる
ときに、背面側斜面33dが床張り部材8の前面上縁部
8bに接触した状態で引き上げられた場合であっても、
背面側斜面33dは凹面形状であるため、上昇に伴って
さね8aの前端面に接触し、且つ前面上縁部8bから自
動的に離反する。従って、先端がさね8aの前端面上縁
部を通過したときに、先端部は床張り部材8の前面とさ
ね8aとのコーナー方向へ誘導され、先端が床張り部材
8の上面へ乗り上げることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステープルや釘を打
込む釘打機に関するものであり、特に床張り材を固定す
る際にステープル等の打込み位置並びに角度を規制する
釘打機の床張り作業用コンタクトアームに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】木製床張り部材は、一方の端面にさねを
設け、他方の端面にさねが嵌合する溝が設けられてお
り、さねと溝とを嵌合させて複数の床張り部材を順次連
結することによって床が構築される。図5は空気駆動形
ステープル打ち機1を示し、2はステープルガイドであ
る。ステープル打ち機1のノーズ部3に装着された床張
り作業用コンタクトアーム4の先端部は、開き角度が直
角に近い80度前後の楔形に成形されている。
【0003】床張り作業用コンタクトアーム4は、一般
のコンタクトアームと同様にノーズ部3に対して上下ス
ライド自在に装着され、バネ(図示せず)の付勢によっ
てステープルの射出方向へ突出している。ステープル打
ち機1には、床張り作業用コンタクトアーム4(以下、
単にコンタクトアームという)を対象物に押し当てて上
昇させ、且つトリガレバー5を引いたときにのみ起動操
作弁6が切り換わり、ステープル打ち機1内の空気シリ
ンダが起動してステープルが打込まれる安全機構が設け
られており、コンタクトアーム4は安全機構としての機
能と、床張り部材へステープルを打ち込む際の位置決め
装置としての機能を有している。
【0004】床張り部材の設置作業を行う際の手順は、
先ず、作業者が把持したステープル打ち機1のコンタク
トアーム4の先端を下地材7に接触させつつ、ステープ
ル打ち機1を床張り部材8の前面に向かって摺動し、図
6(a)に示すようにコンタクトアーム4を床張り部材
8の前面から前方へ突出しているさね8aの前端面に当
接させる。そして、ステープル打ち機1がさね8aに当
接して停止した時点でステープル打ち機1を手前方向
(図において左)へ引き上げると、先端部の背面側斜面
4aがさね8aの前端面上縁部に接触しつつ上昇し、図
6(b)に示すように、コンタクトアーム4の先端はさ
ね8aの前端面上縁部を通過した後に床張り部材8の前
面とさね8aとのコーナーへ自動的に誘導されて、ステ
ープル打ち機1の姿勢をほぼ45度前後に位置決めする
ことができる。
【0005】そして、ステープル打ち機1のトリガレバ
ー5を引き、ステープル打ち機1をステープル射出方向
へ押圧してコンタクトアーム4を押し込むと、ステープ
ルが床張り部材8のさね8aのコーナーから下地材7へ
ほぼ45度の傾斜角度で打込まれる。
【0006】しかしながら、ステープル打ち機1をさね
8aの前端面上縁部に沿って摺動させる際の保持姿勢が
後傾姿勢となったり、さねの全長が短い場合は、図7
(a)に示すように、コンタクトアーム4の背面側斜面
4aが床張り部材8の前面上縁部8bに接触して引き上
げられることになり、このような場合は、コンタクトア
ーム4の先端がさね8aの前端面上縁部を通過した感触
が作業者に伝達されず、図7(b)に示すように、コン
タクトアーム4が床張り部材8の上面に乗り上げること
があるため、ステープル打ち機1の保持角度に注意する
必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の床張り作業用コ
ンタクトアームを装着したステープル打ち機によって床
張り作業を行う際は、ステープル打ち機を床張り部材の
さねに当接させる角度によっては、コンタクトアームの
先端がさねのコーナーに誘導されず、位置決め操作をや
り直さなけらばならないことがある。また、コンタクト
アームの先端が床張り部材の上面に乗り上げて床張り部
材の上面を損傷することもあり、操作性並びに作業性が
十分ではない。
【0008】そこで、打込み箇所の位置決め操作の容易
性と確実性を向上して操作性並びに作業性を改善するた
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は上記課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、圧縮空気等を動力
源とする手持ち作業用の釘打機のノーズ部に装着され、
バネの付勢によって前記ノーズ部からステープル或いは
釘の射出方向へ突出するコンタクトアームであって、そ
の先端部を直角或いは直角に近い楔形に成形し、床張り
部材の前面と前面から突出するさねとのコーナーに前記
先端部を当接させることにより、ステープル或いは釘の
打込み位置並びに射出方向が位置決めされるようにした
床張り作業用コンタクトアームにおいて、前記先端部の
背面側斜面を凹面状に形成したことを特徴とする釘打機
の床張り部材用コンタクトアームを提供するものであ
る。
【0010】
【作用】床張り部材の設置作業を行う際に、作業者が把
持したステープル打ち機のコンタクトアームの先端を下
地材に接触させて摺動し、コンタクトアームの先端部の
背面側斜面をさねの前端面に当接させてステープル打ち
機を手前方向へ引き上げるときに、前記背面側斜面が床
張り部材の前面上縁部に接触した状態でステープル打ち
機を手前方向へ引き上げた場合であっても、コンタクト
アームの背面側斜面が凹面形状であるため、上昇に伴っ
て背面側斜面がさねの前端面に接触し、且つ前面上縁部
から自動的に離反する。従って、先端がさねの前端面上
縁部を通過したときに、先端部は床張り部材の前面とさ
ねとのコーナー方向へ誘導されることになり、先端が床
張り部材の上面部へ乗り上げることがない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図4に
従って詳述する。図1はステープル打ち機21を示し、
ノーズ部22の背面に連結されたステープルガイド23
に装着されたスライド自在なステープルプッシャ24
は、バネ(図示せず)によってノーズ部方向へ付勢され
ている。ステープルプッシャ24を後方へスライドさせ
てステープルガイド23へ連結形ステープルを装填する
と、ステープルはステープルプッシャ24に押圧されて
ノーズ部22内へ圧接し、ノーズ部22内を昇降する空
気ドライバによって順次対象物へ打込まれる。釘打ち機
21のケーシング25に枢着されたトリガレバー26は
アングル形断面形状にプレス成形されて内部にフリーア
ーム27が収納され、フリーアーム27の一端部27a
はトリガレバー26の先端部近傍に枢着されている。ま
た、フリーアーム27の上面中間部には起動操作用切換
弁のバルブステム28が対向している。
【0012】トリガレバー26の前部支持軸26aの下
方にはコンタクトアームをガイドする上下方向のガイド
孔29が形成され、上下に三分割されたコンタクトアー
ムの中間コンタクトアーム30がガイド孔29へ挿入さ
れている。中間コンタクトアーム30の上部外周面には
ネジ部30aが刻設され、ネジ部30aに調整ナット3
1が螺着されている。調整ナット31の上面には上部コ
ンタクトアーム32が載置され、L形の上部コンタクト
アーム32は上方へ立上がり、フリーアーム27の先端
部位の下面に対峙している。
【0013】ノーズ部22に装着される下部コンタクト
アーム33は、図2(a)に示すように右側のスライド
ガイドロッド33aと左側のクランクロッド33bと、
スライドガイドロッド33aとクランクロッド33bの
下端部位を連結する横ビーム33cとからなり、図2
(b)に示すようにスライドガイドロッド33aとクラ
ンクロッド33bの夫々の楔形先端部の背面側斜面33
dは、鎖線で示す従来の平面形状とは異なり凹面形状に
形成されている。
【0014】そして、図3に示すようにスライドガイド
ロッド33aはノーズ部22に設けたガイド孔34に下
方から挿入され、ガイド孔34内に内蔵された圧縮コイ
ルバネ(図示せず)の付勢により下部コンタクトアーム
33は下方へ付勢されてノーズ部22から下方へ突出す
る。
【0015】クランクロッド33bの上部は後方へクラ
ンク状に屈折し、上端部は図1に示すガイド孔29へ挿
入される。また、クランクロッド33bの下部外側面に
は側方へ突出するストッパー部33eが設けられ、ノー
ズ部22の側面に枢着したロックレバー35とともにコ
ンタクトアームロック機構を構成する。
【0016】図1に示すように、ロックレバー35は上
端部がノーズ部22に枢着され、バネ(図示せず)によ
り図1において時計方向へ付勢されている。従って、ス
テープルガイド23に連結形ステープルが装填されてス
テープルプッシャ24が後方位置にあるときは、ロック
レバー35の先端部は後方へ回動し、下部コンタクトア
ーム33の経路から退避するため、下部コンタクトアー
ム33の上昇移動を妨げることはない。また、ステープ
ルが消費されてステープルプッシャ24が前進し、ロッ
クレバー35を押圧して前方へ回動させると、図1に示
すようにロックレバー35の下端部が下部コンタクトア
ーム33のストッパー部33eの直上に位置し、下部コ
ンタクトアーム33の上昇を阻止して空気ドライバの起
動を停止し、空打ちが防止される。
【0017】ステープルの打込み深さの調節は調整ナッ
ト31によって行い、調整ナット31の回転方向に応じ
て中間コンタクトアーム30は上昇又は下降し、図3に
示すように、中間コンタクトアーム30と下部コンタク
トアーム33との間隔が変化することによってコンタク
トアーム全体のオン/オフストロークが調節される。
【0018】床張り部材の設置作業を行う際は、作業者
が把持したステープル打ち機21の下部コンタクトアー
ム33の先端を下地材7に接触させて摺動し、下部コン
タクトアーム33の背面側斜面33dをさね8aの前端
面に当接させた後に、ステープル打ち機21を手前方向
へ引き上げて下部コンタクトアーム33の先端を床張り
部材8の前面とさね8aとのコーナーへ挿入する。
【0019】下部コンタクトアーム33の背面側斜面3
3dは、凹面形状であるのでステープル打ち機21を手
前方向へ引き上げる際に、従来形のコンタクトアームと
比較してより後傾姿勢としない限り、床張り部材8の前
面上縁部8bに接触することはない。
【0020】また、仮に、図4(a)に示すように、背
面側斜面33dを床張り部材8の前面上縁部8bに接触
させた状態からステープル打ち機21を手前方向へ引き
上げた場合であっても、図4(b)に示すように、背面
側斜面33dは前面上縁部8bから離反してさね8aの
前端面に接触しつつ引き上げられる。そして、図4
(c)に示すように、先端はさね8aの前端面上縁部を
通過したときにさね8aのコーナーへ誘導され、ステー
プル打ち機21の姿勢をほぼ45度前後に位置決めする
ことができる。
【0021】尚、本発明は上記一実施例のステープル打
ち機に限定されるものではなく、釘打ち機にも応用する
ことができ、この発明がそれらの改変されたものに及ぶ
ことは当然である。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、ステープル打ち機をさねの前端面上縁部に
沿って摺動させる際の保持角度にかかわらず、コンタク
トアームの先端が床張り部材の上面に乗り上げることが
防止されて打込み箇所の位置決め操作の容易性と確実性
が向上し、操作性並びに作業能率の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、ステープル打ち機の
側面図。
【図2】本発明の床張り作業用コンタクトアームを示
し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図
である。
【図3】図1に示すステープル打ち機のノーズ部の背面
図。
【図4】(a)(b)(c)は夫々、図1に示す床張り
作業用コンタクトアームの作用を示す解説図である。
【図5】従来例を示し、ステープル打ち機の側面図。
【図6】(a)(b)は夫々、図5に示す床張り作業用
コンタクトアームの作用を示す解説図である。
【図7】(a)(b)は夫々、図5に示す床張り作業用
コンタクトアームの作用を示し、ステープル打ち機の保
持角度が不適切な場合の解説図である。
【符号の説明】
7 下地材 8 床張り部材 8a さね 8b 前面上縁部 21 ステープル打ち機 22 ノーズ部 26 トリガレバー 33 下部コンタクトアーム 33d 背面側斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気等を動力源とする手持ち作業用
    の釘打機のノーズ部に装着され、バネの付勢によって前
    記ノーズ部からステープル或いは釘の射出方向へ突出す
    るコンタクトアームであって、その先端部を直角或いは
    直角に近い楔形に形成し、床張り部材の前面と前面から
    突出するさねとのコーナーに前記先端部を当接させるこ
    とにより、ステープル或いは釘の打込み位置並びに射出
    方向が位置決めされるようにした床張り作業用コンタク
    トアームにおいて、前記先端部の背面側斜面(33d)
    を凹面状に形成したことを特徴とする釘打機の床張り作
    業用コンタクトアーム。
JP11217895A 1995-05-10 1995-05-10 釘打機の床張り作業用コンタクトアーム Pending JPH08300274A (ja)

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JP11217895A JPH08300274A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 釘打機の床張り作業用コンタクトアーム

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JPH08300274A true JPH08300274A (ja) 1996-11-19

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ID=14580211

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JP11217895A Pending JPH08300274A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 釘打機の床張り作業用コンタクトアーム

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