JP4590779B2 - 釘打機における空打ち防止機構 - Google Patents

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    • B25C1/008Safety devices

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空打ち防止機構を備えた釘打機に関するもので、特に被打込材と接触して釘打機を起動させるコンタクト部材を備えていない釘打機の空打ち防止機構に関する。
【0002】
【従来技術】
釘を打ち出す射出口を形成しているノーズ部の先端方向へ突出させて設けた安全装置としてのコンタクト部材を備えたフィニッシュ釘用等の釘打機においては、マガジン内でフィニッシュ釘を後から弾力的に押圧するプッシャが、マガジン内の釘の消費とともに前進して釘が無く無くなった時点でプッシャの前方に形成した突起部がノーズ部に沿って摺動するコンタクト部材と係合してコンタクト部材をロックさせ、トリガレバーを操作しても安全装置としてのコンタクト部材が作動しないため釘打機が起動しないようにした空打ち防止機構を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この機構の問題点として、コンタクト部材を被打込材に押し当てたままズリ打ちをした場合に、コンタクト部材が常時作動位置に操作されたままであるので、マガジン内の釘が無くなったときに、プッシャの突起部がコンタクト部材と接触しても切欠部に進入できず、コンタクト部材を非作動位置にロックすることができない。従って上記ズリ打ち中にマガジン内の釘が無くなると、空打ちが行われて被打込材を傷つけてしまう。このようなズリ打ちを行うためには安全装置としてのコンタクト部材は機能しないため不要であり、コンタクト部材を備えていない釘打機も出現している。そして、安全装置としてのコンタクト部材を備えていない釘打機での空打ち防止機構が求められている。
【0004】
コ字状に成型されたステープルを打つ釘打機では、前述のフィニッシュ釘とマガジン内での釘のセッティングが異なり、ステープルは使用するサイズにかかわらず常に最上部に配置されるため、空打ち防止機構として、マガジン上面に開口を形成してステープル上面と接触する部材により空打ち防止のサインを取っている。フィニッシュ釘の場合は、マガジン内での釘のセッティングは下方配置であり、使用する釘の長さによってマガジン内の釘頭の位置が異なって、使用する釘サイズが一定機種の場合以外には、ステープル用の釘打機のようにマガジンの上面に空打ち防止機構を配置することができない。
【0005】
本発明は、コンタクト部材を備えていない釘打機であっても、使用する釘サイズが変わってマガジン内での釘頭部の位置が変化することにかかわらず、確実に空打ちを防止することのできる釘打機の空打ち防止機構を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の空打ち防止機構は、多数の釘が連結された連結釘を収容するマガジンと、該マガジン内に摺動可能に配置されてマガジン内の最後尾の釘と係合して連結釘を前方へ押圧して順次ノーズ部に形成した射出口に供給するプッシャと、圧縮空気等の動力によりドライバを駆動して該ドライバにより前記射出口内の釘を射出口から打ち出す駆動手段と、前記駆動手段を起動させるための手動操作可能なトリガレバーを備えた釘打機において、前記トリガレバー上に前記駆動手段を起動させる第1の部材を基端部を枢支して回動可能に配置し、上端が前記第1の部材の自由端の近傍に配置されるとともに、前記第1の部材の自由端を上方に支持する第1の位置と、第1の部材の自由端を上方に支持しない第2の位置との間で移動可能である第2の部材を摺動可能に設け、更に、前記第2の部材の下端と対向した位置に配置されるとともに、前記マガジンの釘供給方向に沿って移動可能であり、前記マガジンの釘が全て打ち出されて前記マガジンに釘が無くなったときに、前記第2の部材の下端面の下方に配置されて前記第2の部材を前記第1の位置に維持させる初期位置から、前記プッシャと係合することにより作動位置へ移動される第3の部材を設け、該第3の部材が前記作動位置において、前記第2の部材の下端面下方から退避して前記第2の部材が前記第2の位置へ移動することを許容するようにしたことを特徴とする。
【0007】
また請求項2の空打ち防止機構は、多数の釘が連結された連結釘を収容するマガジンと、該マガジン内に摺動可能に配置されてマガジン内の最後尾の釘と係合して連結釘を前方へ押圧して順次ノーズ部に形成した射出口に供給するプッシャと、圧縮空気等の動力によりドライバを駆動して該ドライバにより前記射出口内の釘を射出口から打ち出す駆動手段と、前記駆動手段を起動させるための手動操作可能なトリガレバーを備えた釘打機において、前記トリガレバー上に前記駆動手段を起動させる第1の部材を基端部を枢支して回動可能に配置し、上端が前記第1の部材の自由端の近傍に配置されるとともに、前記第1の部材の自由端を上方に支持する第1の位置と、第1の部材の自由端を上方に支持しない第2の位置との間で移動可能である第2の部材を摺動可能に設け、前記第2部材の下端をマガジンに形成した開口からマガジン内に進入させて配置し、マガジン内には、マガジン内の釘と係合することにより回転させられて、前記第2の部材を前記第1の位置に維持させる第3の部材を配置し、上記第2の部材の下端を前記第3の部材と対向して配置させることにより、前記マガジンの釘が全て打ち出されて前記マガジンに釘が無くなったときに、前記第3の部材が前記マガジン内に深く進入するように回動し、前記第2の部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動可能としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、プッシャによって作動される第3の部材と、この第3の部材によって上下移動がコントロールされる第2の部材とを設けているので、安全装置としてのコンタクト部材を備えていない釘打機に空打ち防止機構を搭載することが可能である。また、ノーズの先端に突出配置させたコンタクト部材を使用しないので、ズリ打ち中であってもマガジン内の釘が無くなった時点で空打ち防止が働いて、被打込材を傷つけてしまうことが防止できる。更に、フィニッシュ釘等のマガジン内における釘が下配置であって、使用するサイズごとに釘頭部の位置が変わる形式のマガジンであっても、マガジン上面に空打ち防止機構を配置でき、釘打機を小型化することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の実施態様を説明する。図1は本発明の実施例にかかる空打ち防止機構を備えた釘打機10であり、グリップ部11が一体に形成された中空状のハウジング12内には図示していない駆動機構を構成しているピストン・シリンダ機構が収容されており、グリップ部の後部と釘の射出口を形成しているノーズ部14との間に支持されているマガジン13に装填された連結釘を釘の前記駆動機構により前記釘射出口から被打込材に向けて打ち出すようにされている。
【0010】
圧縮空気の供給源に接続されるプラグ15を介して供給された圧縮空気は、グリップ11の基部に配置されたトリガレバー16が作業者により操作されることによって、前記駆動機構のシリンダ内に圧縮空気が導入されてピストンが駆動され、ピストンに連結されたドライバがノーズ部14の釘射出口内を作動して釘射出口内に供給されている連結釘の先頭の釘を釘射出口から打ち出す。トリガレバー16の下部にはマガジン13内の釘が無くなったときにトリガレバーの操作を無効にして釘打機を起動させないようにする空打ち防止機構20が形成されている。
【0011】
空打ち防止機構の第1の実施例を図2乃至図5に基づいて説明する。互いに連結された多数の釘を収容するマガジン13は、前端部がノーズ部14を構成しているウエアプレート21に固定されたマガジン本体22とこのマガジン本体22に対して摺動可能に支持されているスライダ23によって構成されており、スライダ23をマガジン本体22に対して後方へスライド移動させることにより、マガジン本体の側面を開放して釘の装填が行える。更に、マガジン本体22にはマガジン14内に装填された連結釘の最後尾の釘と係合して連結釘を前方へ押圧して先頭の釘をノーズ部14の射出口内へ供給するプッシャ24が設けられている。
【0012】
前記マガジン本体22の外側にはマガジン本体22の側面に沿って摺動可能に配置された第3の空打ち防止用部材25が設けられており、該第3の空打ち防止用部材25の前端部はほぼ直角に屈曲されて前端部25aが前記プッシャ24と相対するように配置されている。プッシャ24には前方に向けて突出された突起24a部が形成されており、該突起24aが前記第3の空打ち防止用部材25の前端部25aと当接可能にされている。第3の空打ち防止用部材25はバネ26の作用によって常時マガジンの後方に向けて付勢されており、マガジン13内の釘を押圧している前記プッシャ24の突起24aと当接することにより前方へ移動される。プッシャ24の突起24aはマガジン13の釘が全てノーズ部14から打ち出されてマガジン13に釘が無くなった位置に移動したときに前記第3の空打ち防止用部材25の前端部25aと係合して第3の空打ち防止用部材25を前方へ移動させるようにされている。なお、前記バネ26はプッシャ24がマガジン内の釘を射出口に向けて押圧する押圧力より充分小さい押圧力に設定されており、プッシャ24による釘供給することを妨げないようにしている。
【0013】
釘打機10のグリップ部11の基部に回動可能に取り付けられたトリガレバー16には、釘打機10を起動するためのトリガバルブステム27を操作する第1の空打ち防止用部材28の基端側が回転可能に枢着支持されている。該第1の空打ち防止用部材28の自由端に対向した下面側に上端部29aが配置された第2の空打ち防止用部材29が上下方向に摺動可能にマガジン本体22に支持されて設けられており、該第2の空打ち防止用部材29の下端部29bが前記第3の空打ち防止用部材25の後端部25bと対向して配置されている。該第2の空打ち防止用部材29はバネ30によって常時上方に付勢されており、トリガレバー16が操作されていないときに第2の空打ち防止用部材29の下端部29bが第3の空打ち防止用部材25の後端部25bと接触しない状態に維持している。これによって、第3の空打ち防止用部材25がプッシャ24によって移動されるときの抵抗を小さくして誤動作を防止するものである。第2の空打ち防止用部材29を上方へ付勢させているバネ30の荷重はトリガバルブステム27の操作荷重より充分に小さく設定されており、第1の空打ち防止用部材28はトリガバルブステム27を操作することなく自由端側が第2の空打ち防止用部材29を押し下げることができる。
【0014】
上記実施例の空打ち防止機構の作動を図4及び図5により説明する。図4はマガジン14内に釘が残っている状態であり、プッシャ24はマガジン内の釘の最後尾の釘軸と係合して押圧しており、このときはプッシャ24の前方に形成されている突起24aは第3の空打ち防止用部材25の前端部25aと接触していない。従って第3の空打ち防止用部材25の後端部25bは第2の空打ち防止用部材29の下端部29bの下方位置にバネ26により押圧されて配置されている。
【0015】
トリガレバー16を操作していない状態では第2の空打ち防止用部材29はバネ30によって常時上方に配置されており、第2の空打ち防止用部材29の上端部29aが第1の空打ち防止用部材28の自由端部と当接して第1の空打ち防止用部材28の自由端側を上方へ回動させている。第2の空打ち防止用部材29はバネ30により常に上方へ付勢されており、トリガレバー16を操作していない状態では第2の空打ち防止用部材29の下端が第3の空打ち防止用部材25と接触しない状態に維持されている。
【0016】
トリガレバー16を引き操作すると、トリガレバー16に支持されている第1の空打ち防止用部材28の基端側が上方に移動し、第1の空打ち防止用部材28の中央部がトリガバルブステム27と接触する。トリガバルブステム27には圧縮空気圧力等の操作荷重が付加されているので、第1の空打ち防止用部材28の中央部が上記トリガバルブステム27で受けられて、トリガレバー16の回転に伴って第1の空打ち防止用部材28の自由端側が下方向に移動させられる。この移動によって第2の空打ち防止用部材29はバネ30に抗して下方向に移動させられるが、第2の空打ち防止用部材29の下端部29bが第3の空打ち防止用部材25の後端部25bに当接して下降が阻止されるので、第1の空打ち防止用部材28の自由端部が上方位置に支持され、更にトリガレバー16が引き操作されることにより第1の空打ち防止用部材28が自由端側を中心として回動されて、第1の空打ち防止用部材28の中央部が上方へ移動してトリガバルブステム27を押し上げて釘打機が起動される。
【0017】
マガジン13内の最後の1本の釘が打ち込まれると、プッシャ24の前方に形成されている突起24aが第3の空打ち防止用部材25の前端部25aと当接して、第3の空打ち防止用部材25をバネ26に抗してマガジン13の前方に向けて押圧移動させる。第3の空打ち防止用部材25の後端部が第2の空打ち防止用部材29の下端部下方の位置から退避して、第2の空打ち防止用部材29の下方向への移動規制が解除されて下方向へ移動することが可能となる。
【0018】
トリガレバー16を引き操作すると、トリガレバー16に回動可能に支持されている第1の空打ち防止用部材28が回動されて、中央部がトリガバルブステム27と当接して自由端側が下側に移動され、自由端に当接配置されている第2の空打ち防止用部材29が下方向へ押圧される。第2の空打ち防止用部材29の下端部29bを受けていた第3の空打ち防止用部材25の後端部25bが前方に移動しているので第2の空打ち防止用部材29の下端部29bは受けられず、第2の空打ち防止用部材29は下方に移動してしまう。従って、第1の空打ち防止用部材28はトリガバルブステム27と接触している中央部分を中心に回転してトリガバルブステム27は操作されない。これによって釘打機起動されず空打ち防止が機能する。
【0019】
本発明の第2の実施例を図6乃至図8に基づいて説明する。この実施例では、トリガレバー16に支持されている第1の空打ち防止用部材28の自由端の下方に上下動自在に第2の空打ち防止用部材31が配置されており、この第2の空打ち防止用部材31の下端部31bが、マガジン本体22に形成した開口32を貫通してマガジン13内に進入されており、この第2の空打ち防止用部材31の下端31bの下面に対向した部分に、第3の空打ち防止用部材33が枢軸34により回動可能に支持されて設けられている。該第3の空打ち防止用部材33の一部分がマガジン13の釘装填部に進出されており、マガジン13内に装填されている釘軸部と係合可能とされている。
【0020】
マガジン13内に釘が残存している時には第3の空打ち防止用部材33は釘軸と接触して枢軸34の回りに回転され、第3の空打ち防止用部材33の一部が前記第2の空打ち防止用部材31の下端31bと対向した位置に配置される。これによって第2の空打ち防止用部材31は下方向への移動が規制され、トリガレバー16の操作による第1の空打ち防止用部材28の自由端側を上方位置に支持してトリガバルブステム27の操作を有効にして、釘打機を起動させる。
【0021】
マガジン13内の釘が全て打ち込まれてマガジン13が空になると、第3の空打ち防止用部材33はバネ35の付勢力によってマガジン13の釘装填部に深く進入するように回動し、第3の空打ち防止用部材33が前記第2の空打ち防止用部材31の下端部31b下方の位置から待避する。これにより第2の空打ち防止用部材31は下方向への移動が可能となり、トリガレバー16の引き操作による第1の空打ち防止用部材28の自由端側の移動により第2の空打ち防止用部材31が下方向へ移動してしまうことから第1の空打ち防止用部材28によるトリガバルブステム27の操作を無効として釘打機の起動を行わせない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空打ち防止機構を実施した釘打機の側面図。
【図2】図1と同じ釘打機の空打ち防止機構の主要部を一部を断面して示す斜視図。
【図3】図1におけるA−A線上での縦断面図。
【図4】図1と同じ空打ち防止機構のマガジン内に釘が残っている状態の縦断側面図。
【図5】図4と同じマガジン内の釘が無くなった状態の縦断側面図。
【図6】本発明の第2の実施例の空打ち防止機構の主要部一部断面して示す斜視図
【図7】図6の実施例のマガジン内に釘が残っている状態の縦断背面図。
【図8】図7と同じマガジン内の釘が無くなった状態の縦断背面図。
【符号の説明】
10 釘打機
11 グリップ部
12 ハウジング
13 マガジン
14 ノーズ部
15 プラグ
16 トリガレバー
20 空打ち防止機構
21 ウエアプレート
22 マガジン本体
23 スライダ
24 プッシャ
24a 突起
25 第3の空打ち防止用部材
25a 前端部
25b 後端部
26 バネ
27 トリガバルブステム
28 第1の空打ち防止用部材
29 第2の空打ち防止用部材
29a 上端部
29b 下端部
30 バネ
31 第2の空打ち防止用部材
32 開口
33 第3の空打ち防止用部材
34 枢軸
35 バネ

Claims (2)

  1. 多数の釘が連結された連結釘を収容するマガジンと、該マガジン内に摺動可能に配置されてマガジン内の最後尾の釘と係合して連結釘を前方へ押圧して順次ノーズ部に形成した射出口に供給するプッシャと、圧縮空気等の動力によりドライバを駆動して該ドライバにより前記射出口内の釘を射出口から打ち出す駆動手段と、前記駆動手段を起動させるための手動操作可能なトリガレバーを備えた釘打機において、
    前記トリガレバー上に前記駆動手段を起動させる第1の部材を基端部を枢支して回動可能に配置し、上端が前記第1の部材の自由端の近傍に配置されるとともに、前記第1の部材の自由端を上方に支持する第1の位置と、第1の部材の自由端を上方に支持しない第2の位置との間で移動可能である第2の部材を摺動可能に設け、更に、前記第2の部材の下端と対向した位置に配置されるとともに、前記マガジンの釘供給方向に沿って移動可能であり、前記マガジンの釘が全て打ち出されて前記マガジンに釘が無くなったときに、前記第2の部材の下端面の下方に配置されて前記第2の部材を前記第1の位置に維持させる初期位置から、前記プッシャと係合することにより作動位置へ移動される第3の部材を設け、該第3の部材が前記作動位置において、前記第2の部材の下端面下方から退避して前記第2の部材が前記第2の位置へ移動することを許容するようにした
    ことを特徴とする釘打機における空打ち防止機構。
  2. 多数の釘が連結された連結釘を収容するマガジンと、該マガジン内に摺動可能に配置されてマガジン内の最後尾の釘と係合して連結釘を前方へ押圧して順次ノーズ部に形成した射出口に供給するプッシャと、圧縮空気等の動力によりドライバを駆動して該ドライバにより前記射出口内の釘を射出口から打ち出す駆動手段と、前記駆動手段を起動させるための手動操作可能なトリガレバーを備えた釘打機において、
    前記トリガレバー上に前記駆動手段を起動させる第1の部材を基端部を枢支して回動可能に配置し、上端が前記第1の部材の自由端の近傍に配置されるとともに、前記第1の部材の自由端を上方に支持する第1の位置と、第1の部材の自由端を上方に支持しない第2の位置との間で移動可能である第2の部材を摺動可能に設け、前記第2部材の下端をマガジンに形成した開口からマガジン内に進入させて配置し、マガジン内には、マガジン内の釘と係合することにより回転させられて、前記第2の部材を前記第1の位置に維持させる第3の部材を配置し、上記第2の部材の下端を前記第3の部材と対向して配置させることにより、前記マガジンの釘が全て打ち出されて前記マガジンに釘が無くなったときに、前記第3の部材が前記マガジン内に深く進入するように回動し、前記第2の部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動可能とした
    ことを特徴とする釘打機における空打ち防止機構。
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