JP3518568B2 - 釘打機におけるコンタクトアーム機構 - Google Patents
釘打機におけるコンタクトアーム機構Info
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Description
マガジンからノーズ部に供給された先頭釘と接触しない
ように改良した釘打機のコンタクトクトアーム機構に関
する。 【0002】 【従来の技術】釘打機にはノーズ部に沿って摺動可能
で、且つ、その先端を被打ち込み材へ押し付けることに
よりボディ側へ押し込まれるコンタクトアームが設けら
れている。このコンタクトアームは被打ち込み材に押し
付けられたときに釘打機を起動させるトリガレバーの作
動を有効にする(起動バルブを作動させる)もので、安
全機構を構成するものである。 【0003】そして、図5に示すように、板状釘を打ち
出す釘打機においては、コンタクトアーム11の一部は
ノーズ部12に設けた射出口13をはさんでマガジン1
6の先端開口部に向き合うように配置され、プッシャ
(図面省略)により矢印のように射出口13側に押圧さ
れた釘の前面を受ける受け面として構成されていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、コンタクトアーム11には常時プッシャに
よるバネ荷重が加わっているので、コンタクトアーム1
1へ直接に釘14を押し付けると、コンタクトアーム1
1と釘14との間に摩擦抵抗が生じて、釘打ち込み後に
コンタクトアーム11を上死点へ戻すとき前記摩擦抵抗
に打ち勝つように復帰用のバネのバネ力を大きくしなけ
ればならない。ところが、バネ力を大きくすると、コン
タクトアーム11の押し付け荷重が増大して操作性を悪
くするだけでなく、強い押し付け力は被打ち込み材15
にコンタクトアーム11の押し跡を付けてしまうという
問題がある。 【0005】本発明は上記問題点を解消し、コンタクト
アームを小さい荷重で押し付け可能として操作性を向上
させると共に、被打ち込み材にコンタクトアームの押し
跡を付けることのない釘打機のコンタクトアーム機構を
提供する。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を解消するため
本発明に係る釘打機のコンタクトアーム機構は、ボディ
の先端に設けられたノーズ部にマガジン内に装填された
釘を供給するとともに、上記ノーズ部に沿って摺動可能
に設けられたコンタクトアームの先端を被打込み材に押
し付けてボディ側へ押し込むことに基づいてノーズ部内
に供給された釘を打ち出す釘打機において、上記ノーズ
部をはさんで上記マガジンの先端開口部に対応する部位
に設けられたコンタクトアーム押えには上記ノーズ部内
に供給された先頭釘の前面を受ける突条状の受け部を形
成し、上記コンタクトアームには、上記コンタクトアー
ム押えの受け部を受容する開口部を形成したことを特徴
とする。 【0007】 【発明の実施の形態】図1において符号1はフィニッシ
ュネイル、ステープル等の板状釘や通常の釘を打ち込む
釘打機のボディを示す。このボディ1は内部に公知の打
撃機構(図面省略)を、またその先端下部に釘の射出口
2を内在するノーズ部3を有している。ノーズ部3には
真直状のマガジン4が連設され、このマガジン4は内部
に釘5を装填して、プッシャ(図面省略)により図4に
矢印で示すバネ荷重を加えて釘5を上記射出口2へ供給
させるものである。 【0008】図1〜図4において符号6は前記ノーズ部
3に沿って上下に摺動可能に設けられたコンタクトアー
ムを示す。このコンタクトアーム6は公知のものと同じ
く安全機構を構成するもので、バネ(図面省略)により
ノーズ部3の下端から押し出されているときは、トリガ
レバー(図面省略)の作動を無効にし、下端を被打ち込
み材7へ押し付けるときはバネの収縮によりボディ1側
へ押し込まれてトリガレバーの作動を有効にして起動可
能にするように構成されている。 【0009】上記コンタクトアーム6の外側にはコンタ
クトアーム押え9が配置固定されている。そして、コン
タクトアーム押え9には、ノーズ部3をはさんでマガジ
ン4の先端開口部に対応する部位に、上記ノーズ部3内
に供給された先頭釘5aの前面を受ける突条状の受け部
10が形成されている。 【0010】次に、コンタクトアームにはコンタクトア
ーム押え9の受け部10を受容してこの受け部10を避
けるように形成された開口部8が形成されている。この
ため、受け部10はコンタクトアーム6の開口部8より
も巾が狭く、長さが開口部8よりもコンタクトアーム6
の上下への移動距離分だけ短く形成されている。 【0011】上記構成によれば、マガジン4内の釘5に
はプッシャのバネ荷重が加えられるため、釘5はノーズ
部3に供給される。その際、バネ荷重は前記のように先
頭釘5aの前面に当接するコンタクトアーム押え9の受
け部10が受けるので、コンタクトアーム6は上記バネ
荷重を全く受けない。また、コンタクトアーム6の開口
部8は上記受け部10を避けているので、上下の摺動に
支障はない。したがって、釘打ち込み後にコンタクトア
ーム6を復帰させるバネのバネ荷重も小さくて済み、こ
のため小さな荷重で被打ち込み材7へ押し付けることが
可能となって釘打機の操作性が向上するとともに、被打
ち込み材7に対しコンタクトアーム6の押し跡を付ける
という不都合も生じることがない。
採用した釘打機の一部分を示す側面図 【図2】上記釘打機の正面図 【図3】本発明に係る釘打機のコンタクトアームとこれ
に関連するコンタクトアームアーム押えの斜視図 【図4】上記コンタクトアーム機構の縦断面図 【図5】従来のコンタクトアーム機構の説明図 【符号の説明】 1 ボディ 3 ノーズ部 4 マガジン 6 コンタクトアーム 7 被打ち込み材 8 開口部 10 受け部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボディの先端に設けられたノーズ部にマ
ガジン内に装填された釘を供給するとともに、上記ノー
ズ部に沿って摺動可能に設けられたコンタクトアームの
先端を被打込み材に押し付けてボディ側へ押し込むこと
に基づいてノーズ部内に供給された釘を打ち出す釘打機
において、 上記ノーズ部をはさんで上記マガジンの先端開口部に対
応する部位に設けられたコンタクトアーム押えには、上
記ノーズ部内に供給された先頭釘の前面を受ける突条状
の受け部を形成し、 上記コンタクトアームには、上記コンタクトアーム押え
の受け部を受容する開口部を形成したことを特徴とする
釘打機におけるコンタクトアーム機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34829795A JP3518568B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 釘打機におけるコンタクトアーム機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34829795A JP3518568B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 釘打機におけるコンタクトアーム機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168977A JPH09168977A (ja) | 1997-06-30 |
JP3518568B2 true JP3518568B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=18396094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34829795A Expired - Fee Related JP3518568B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 釘打機におけるコンタクトアーム機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3518568B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5988477A (en) * | 1998-06-03 | 1999-11-23 | Illinois Tools Works, Inc. | Nosepiece shield for combustion powered tool |
JP4525585B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2010-08-18 | マックス株式会社 | フロア施工用釘打機の除釘機構 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP34829795A patent/JP3518568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09168977A (ja) | 1997-06-30 |
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