JP2001260048A - 打ち込み機の打ち込み具供給装置 - Google Patents

打ち込み機の打ち込み具供給装置

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JP2001260048A
JP2001260048A JP2000076589A JP2000076589A JP2001260048A JP 2001260048 A JP2001260048 A JP 2001260048A JP 2000076589 A JP2000076589 A JP 2000076589A JP 2000076589 A JP2000076589 A JP 2000076589A JP 2001260048 A JP2001260048 A JP 2001260048A
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JP2000076589A
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Nobuyuki Tsunoda
信幸 角田
Akira Shibahara
顕 芝原
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ツーバイフォー工法用の連結釘と在来
工法用の連結釘とは、各釘を連結する連結部材の釘長さ
方向の位置が異なるため、釘打ち機(釘供給装置)を共
用することができず、このため、一般的にはそれぞれ専
用の釘供給装置を備えた釘打ち機を用意する必要があっ
た。本発明では、異なる連結形態の連結釘であってもセ
ットすることができる汎用性の高い釘供給装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 送り爪21a〜21c,22a,22b
と逆止爪23a〜23c,24a,24bは、ツーバイ
フォー工法用の連結釘と在来工法用の連結釘との各連結
部材w1,w2を避けた位置に配置することにより、異
なる連結形態の連結釘をセットすることができ、これに
より汎用性の高い釘打ち機とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば釘打ち機
等の打ち込み機において、打ち込み具を1本ずつ打ち込
み機本体に供給するための打ち込み具供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の打ち込み具供給装置は、例えば
特開平10−315152号公報に開示されているよう
に、多数本の打ち込み具を並列に連結したいわゆる連結
打ち込み具を、打ち込み機本体の打ち込み動作に連動し
て1ピッチづつ送る機能を備えている。この打ち込み具
供給装置は、打ち込み機本体のドライバガイドに取り付
けられている。また、この打ち込み具供給装置には、上
記連結打ち込み具を巻回状態で収納するためのマガジン
が取り付けられている。このマガジンに巻回状態で収納
した連結打ち込み具の一端側を引き出して打ち込み具供
給装置にセットし、この状態で打ち込み機本体を動作さ
せると、打ち込み機本体の打ち込み動作に連動して該打
ち込み具供給装置が作動することにより連結打ち込み具
が1ピッチずつ送られ、これによりドライバガイド内に
打ち込み具が1本ずつ送り込まれるようになっている。
ドライバガイド内に供給された1本の打ち込み具は、ド
ライバガイド内を下動するドライバの打撃作用によって
該ドライバガイドの先端部から打ち出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような機能を有
する打ち込み具供給装置において、従来打ち込み具の長
さに関しては一定の範囲で汎用性を有していたが、連結
形態(打ち込み具の頭部を基準とした、連結部材の打ち
込み具の長さ方向の位置)が異なる連結打ち込み具には
対応していなかった。このため、従来の打ち込み具供給
装置は、連結形態に関してセット可能な連結打ち込み具
の種類がごく狭い範囲に限られており、このためその汎
用性は低いものであり、一般には使用する連結打ち込み
具に合わせて専用の打ち込み機を用意する必要があっ
た。
【0004】一般に、この種の打ち込み具供給装置は、
打ち込み機本体の打ち込み動作に連動して打ち込み具送
り方向に往復動する送り爪と、該送り爪が反打ち込み具
送り方向に戻る際に連結打ち込み具が一緒に戻されてし
まうことを防止するための逆止爪を備えており、この送
り爪及び逆止爪の位置等は固定されているため、各打ち
込み具のピッチや連結ワイヤ等の位置が異なる連結打ち
込み具をセットできない場合があった。
【0005】図7〜図9は、連結打ち込み具の一例とし
ての種々形態の連結釘を示している。図7に示す第1種
連結釘N1は、一般にツーバイフォー工法に用いるワイ
ヤ連結釘であって、多数本の釘n1〜n1を2本のワイ
ヤw1,w2により並列に連結した構成となっている。
この第1種連結釘N1の各釘n〜nのピッチは例えば8
mmに設定されている。また、2本の連結ワイヤw1,
w2は釘頭部nhからそれぞれ20mm、38mmの位
置に掛け渡されている。図8に示す第2種連結釘N2
は、一般に在来工法に用いるものであって、同じく多数
本の釘n〜nを2本のワイヤw1,w2により並列に連
結した構成となっている。この連結釘N2の各釘n〜n
のピッチは例えば6mmに設定されている。また、2本
の連結ワイヤw1,w2は釘頭部nhからそれぞれ12
mm、23mmの位置に掛け渡されている。
【0006】図9に示す連結釘N3は、上記連結釘N1
と同様一般にツーバイフォー工法に用いられるもので、
多数の釘n〜nを2本の樹脂製のベルト(樹脂ベルトj
1,j2)により並列に連結した構成となっており、一
般に樹脂連結釘と称されている。この樹脂連結釘N3の
各釘n〜nのピッチは5mmに設定されている。以下、
必要に応じて図7に示すワイヤ連結釘N1を「1種連結
釘N1」といい、図8に示すワイヤ連結釘N2を「2種
連結釘N2」といい、図9に示す樹脂連結釘N3を「3
種連結釘N3」という。
【0007】以上のような3種類の連結釘N1〜N3
は、従来同一の打ち込み具供給装置にはセットすること
ができず、そのため、それぞれ専用の打ち込み具供給装
置を備えた打ち込み機を用意する必要があった。本発明
は、主として連結部材の位置について異なる形態の連結
打ち込み具であっても従来よりも広い範囲で対応するこ
とができる汎用性の高い打ち込み具供給装置ひいては打
ち込み機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願発明は、
前記各請求項に記載した構成の打ち込み具供給装置とし
た。請求項1記載の打ち込み具供給装置によれば、少な
くとも3種類の連結打ち込み具の各連結部材を避けた位
置に送り爪と逆止爪が配置されているので、該送り爪及
び逆止爪に連結部材が干渉することなく当該少なくとも
3種類の連結打ち込み具をセットすることができ、これ
により当該供給装置ひいては打ち込み機の汎用性を高め
ることができるので、従来のように各連結打ち込み具に
合わせて打ち込み機を用意する必要はない。すなわち、
例えば、釘打ち機および釘供給装置を取り替えることな
く連結形態の異なる3種類の連結釘を使用することがで
きる。
【0009】また、通常逆止爪は、ドライバガイド内に
供給された打ち込み具(1番釘)の次の打ち込み具(2
番釘)に対して係止することにより連結打ち込み具の反
供給方向への移動を阻止する機能を有しているが、例え
ば更に後方の打ち込み具に対して係止する位置に補助逆
止爪を設けておくことにより、逆止爪により係止された
打ち込み具(2番釘)と補助逆止爪により係止された打
ち込み具(3番釘以降の釘)との間の連結部材が切断し
た場合であっても、送り爪が反供給方向に移動したとき
に連結打ち込み具が反供給方向に戻されてしまうことは
防止される。さらに、上記補助逆止爪は逆止爪と一体に
設けられているので、大きなコストアップを招くことな
く補助逆止爪を設けることができる。また、送り爪、逆
止爪及び補助逆止爪が、ドア側ではなく送りベース側に
設けられているので、当該打ち込み具供給装置に対して
打ち込み具を迅速かつ確実にセットすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図9に基づいて説明する。本実施形態では、打ち込み機
の一例としてエア釘打ち機を例示し、打ち込み具の一例
として釘を例示し、従って連結打ち込み具として連結釘
を例示する。また、連結形態が異なる3種類の連結釘と
して、前記した第1種〜第3種の連結釘N1〜N3を再
度例示する。第1種連結釘N1は、2本のワイヤw1,
w2により多数の釘n〜nをピッチ8mmで並列に連結
したものであり(図7)、第2種連結釘N2は、同じく
2本のワイヤw1,w2により多数の釘をn〜nをピッ
チ6mmで並列に連結したものである(図8)。第1種
連結釘N1の各釘nは太さが約3mm、長さが50mm
の釘であり、第2種連結釘N2の各釘nは太さが約2m
m、長さが50mmの釘である。
【0011】また、第3種連結釘N3は、2本の樹脂製
のベルト(樹脂ベルトj1,j2)により多数の釘n〜
nをピッチ5mmで並列に連結したものであり、各釘n
は太さが約3mm、長さが50mmとなっている(図
9)。一般的に、第1種連結釘N1と第3種連結釘N3
は、いわゆるツーバイフォー建築用として用いられ、第
2種連結釘N2は在来建築用として用いられている。図
1は以下説明する本実施形態の打ち込み具供給装置10
に第1種連結釘N1をセットした状態を示し、図2は第
2種連結釘N2をセットした状態を示し、図3は第3種
連結釘N3をセットした状態を示している。なお、以下
の説明において、第1〜第3種連結釘N1〜N3を特に
区別する必要がない場合には、単に連結釘Nという。連
結釘Nを構成する各釘についてはすべて同位の符号nを
用いる。但し、各釘n〜nの位置(供給順)について区
別する必要がある場合には、ドライバガイド2内に位置
する釘nを特に1番釘n1といい、以下2番釘n2、3
番釘n3、…という。
【0012】次に、本実施形態において釘打ち機本体1
は、従来構成に比して特に変更を要しないのでその説明
及び図示を省略するが、図中符号2は釘打ち機本体1の
下面から突き出し状に設けた円筒形状のドライバガイド
を示している。このドライバガイド2の内周側が釘打ち
込み通路とされており、この釘打ち込み通路内をドライ
バが上下動する。ドライバは、釘打ち機本体1に内装し
たシリンダ内を圧縮空気の作用により上下動する打撃ピ
ストンに取り付けられている。釘打ち機本体1に対する
圧縮空気の給排気により打撃ピストンが下動するとドラ
イバがドライバガイド2内を下動して、該ドライバガイ
ド2内に供給された1本の釘nが打撃されてドライバガ
イド2の下端から打ち出される。なお、図1〜図3中、
符号3はコンタクトアームを示しており、このコンタク
トアーム3はドライバガイド2の下端部に上下動可能に
設けられている。このコンタクトアーム3を釘打ち込み
材に当接させた状態で釘打ち機本体1を押し付け操作し
て該コンタクトアーム3を相対的に上動させると、釘打
ち機本体1のトリガ(図示省略)の引き操作が有効とな
って釘打ち動作がなされる。
【0013】ドライバガイド2内への釘nの供給は以下
説明する本実施形態の打ち込み具供給装置10によりな
される。本実施形態の打ち込み具供給装置10は、ドラ
イバガイド2の側部に開口形成した軸方向に長い釘挿入
口2aから側方へ張り出し状態に設けた供給ベース11
と、ドライバガイド2に支軸13を介して回動可能に支
持されて上記供給ベース11を開閉可能なドア12を備
えている。連結釘Nは、供給ベース11とドア12との
間に、供給ベース11の面方向に沿った状態でセットさ
れる。供給ベース11の表面(図1〜図3において見え
ている側の面)の上部寄りには一段低い段差部が形成さ
れており、この段差部が連結釘Nの各釘nの頭部を案内
するための頭部案内部11cとなっている。供給ベース
11の先端には釘マガジン14が取り付けられている。
この釘マガジン14に、巻回状態の連結釘N(第1種〜
第3連結釘N1〜N3)が装填され、その先端側が打ち
込み具供給装置10にセットされる。図では連結釘N
の、打ち込み具供給装置10にセットされた部分のみが
示されている。
【0014】供給ベース11の先端側には釘送りシリン
ダ15が取り付けられている。この釘送りシリンダ15
内のロッド(図では見えていない)は、供給ベース11
の裏面側においてドライバガイド2側に延びている。こ
のロッドの先端に、支軸16を介して釘送り爪20が上
下(図1〜図3において紙面に直交する方向、図4〜図
6において上下方向)に回動可能に取り付けられてい
る。釘送り爪20は、2本の送り爪アーム21,22か
らなる二股形状を有している。以下、図1〜図3におい
て上側の送り爪アーム21を第1送り爪アーム21とい
い、図示下側の送り爪アーム22を第2送り爪アーム2
2という。両送り爪アーム21,22は一体で上下動す
る。また、この釘送り爪20は釘送りシリンダ15内の
ロッド先端との間に介装したばね(図示省略)により両
送りアーム21,22を上方へ回動させる方向に付勢さ
れている。
【0015】第1送り爪アーム21の先端上面には合計
3個の第1〜第3送り爪21a〜21cが形成されてい
る。また、第2送り爪アーム22の先端上面には合計2
個の第1及び第2送り爪22a,22bが形成されてい
る。第1送り爪アーム21の送り爪21a〜21cは、
供給ベース11に形成した図示上側の第1窓部11aを
経て該供給ベース11の表面側に突き出される。また、
第2送り爪アーム22の送り爪22a,22bは図示下
側の第2窓部11bを経て該供給ベース11の表面側に
突き出される。図示するように、1番釘n1がドライバ
ガイド2の釘打ち込み通路内にセットされた状態では、
第1送り爪アーム21の第1送り爪21aと第2送り爪
21bとの間、第2送り爪アーム22の第1送り爪22
aと第2送り爪22bとの間に2番釘n2が位置する。
第1送り爪アーム21の第3送り爪21cは、第1送り
爪21aと同様2番釘n2の前側に位置している。連結
釘Nの釘供給方向への移動は、釘送り爪20が釘供給方
向に移動することによりなされ、この時主として上記第
2送り爪21b,22bが釘nの後ろ側に係合して釘供
給方向に移動することにより連結釘Nを送る機能を果た
すもので、これが特許請求の範囲に記載した送り爪に相
当する。2番釘n2の前側に位置する3つの送り爪(第
1送り爪21a,22aと第3送り爪21c)は、2番
釘n2が連結釘Nの終端(最後の釘)である場合に、こ
の最後の釘を釘打ち込み通路内に送り込む機能を有して
いる。
【0016】次に、釘送り爪20の第1送り爪アーム2
1の上側と、第2送り爪アーム22の下側には、それぞ
れ第1逆止爪アーム23と第2逆止爪アーム24が支軸
25を介して上下方向に回動可能に取り付けられてい
る。両逆止爪アーム23,24は相互に独立して回動可
能であり、それぞればね26,27により上方(釘供給
ベース11の表面側)へ回動する方向に付勢されてい
る。第1逆止爪アーム23の回動先端側には、合計3個
の逆止爪23a〜23cが形成されている。以下、先端
側から順に第1逆止爪23a、第2逆止爪23b、第3
逆止爪23cという。また、第2逆止爪アーム24の回
動先端側には2個の逆止爪24a,24bが形成されて
いる。以下、先端側から第4逆止爪24a、第5逆止爪
24bという。上記第1逆止爪アーム23の第2逆止爪
23b及び第2逆止爪アーム24の第4逆止爪24aが
特許請求の範囲に記載した逆止爪に相当し、第1逆止爪
アーム23の第3逆止爪23c及び第2逆止爪アーム2
4の第5逆止爪24bが同じく特許請求の範囲に記載し
た補助逆止爪に相当する。
【0017】釘打ち込み通路への1番釘n1のセット完
了状態において、2番釘n2は釘頭部側を第1逆止爪2
3aと第2逆止爪23bとの間に位置させ、釘先端側を
第4逆止爪24aと第5逆止爪24bとの間に位置させ
て、両逆止爪アーム23,24間に掛け渡し状に位置し
ている。また、第3逆止爪23c及び第5逆止爪24b
の前側には、第1種連結釘N1の場合(図1、図4)は
3番釘n3が位置し、第2種及び第3種連結釘N2,N
3の場合(図2、図3、図5、図6)は4番釘n4が位
置している。第2逆止爪23bと、第4逆止爪24a
が、釘送り爪20が後退する際に連結釘Nの後退を防止
する機能を有している。第3逆止爪23c及び第5逆止
爪24b(補助逆止爪)の機能については後述する。ま
た、第1逆止爪23aは、前記したように連結釘Nの最
後の釘が2番釘n2となった場合に、この最後の釘n2
を釘送り爪20により釘打ち込み通路内に送り込む段階
で適正な位置(姿勢)に保持する機能を有している。
【0018】上記釘送り爪20の第1〜第3爪部21a
〜21c、第1爪部22a、第2爪部22b及び第1〜
第4逆止爪23a〜23c、24aの、各釘軸方向の位
置は、第1種〜第3連結釘N1〜N3の連結部材(ワイ
ヤw1,w2,樹脂ベルトj1,j2)がいずれも干渉
しない位置に設定されている。すなわち、先ず図1に示
すように第1種連結釘N1の上側のワイヤw1は、釘軸
方向の位置に関して第1及び第2送り爪21a,21b
と第3送り爪21cとの間にセットされ、下側のワイヤ
w2は第2送り爪アーム22の両送り爪22a,22b
の上側にセットされる。このため、両ワイヤw1,w2
が何れも送り爪21a〜21c、22a,22b及び逆
止爪23a〜23c,24a,24bに干渉することは
なく、これにより当該釘供給装置10に第1種連結釘N
1をスムーズにセットすることができる。
【0019】次に、図2に示すように第2種連結釘N2
の上側のワイヤw1は、第1逆止爪アーム23と第1送
り爪アーム21との間にセットされ、下側のワイヤw2
は第1送り爪アーム21と第2送り爪アーム22との間
にセットされる。このため、両ワイヤw1,w2が何れ
も送り爪21a〜21c、22a,22b及び逆止爪2
3a〜23c,24a,24bに干渉することはなく、
これにより当該釘供給装置10に第2種連結釘N1をス
ムーズにセットすることができる。
【0020】また、図3に示すように第3種連結釘N3
の上下の両樹脂ベルトj1,j2は、共に第1送り爪ア
ーム21と第2送り爪アーム22との間にセットされ、
送り爪21a〜21c、22a,22b及び逆止爪23
a〜23c,24a,24bに干渉しない位置にセット
される。このため、当該釘供給装置10には第3種連結
釘N3をもスムーズにセットすることができる。
【0021】供給ベース11の表面側には、セットした
連結釘Nを、該供給ベース11の表面からの浮き上がり
や位置ズレを防止するためのマグネット17が埋め込ま
れている。このマグネット17の吸着力は連結釘Nの釘
供給方向への移動を阻害しない範囲に設定されている。
【0022】以上のように構成した本実施形態の釘供給
装置10によれば、釘送り爪21a〜21c、22a,
22b及び逆止爪23a〜23c、24a,24bの釘
軸方向の位置を位置を工夫することにより、これらに連
結部材を干渉させることなく第1種〜第3種の連結釘N
1〜N3をセットすることができる。従って、これら3
種類の連結釘N1〜N3を1台の釘打ち機で使用するこ
とができ、これにより当該釘打ち機の汎用性を高めるこ
とができる。
【0023】また、本実施形態の場合、第1逆止爪アー
ム23には3個の第1〜第3逆止爪23a〜23cが設
けられ、第2逆止爪アーム24には2個の第4及び第5
逆止爪24a,24bが設けられている。両逆止爪アー
ム23,24において、釘送り方向最も後方の第3及び
第5逆止爪23c,24b(補助逆止爪)は、第1種〜
第3連結釘N1〜N3に対して3番釘n3または4番釘
n4の後ろ側に位置して、連結釘Nの反供給方向への移
動を阻止する機能を有している。
【0024】ここで、例えば1番釘n1に対するドライ
バの打撃による衝撃によって1番釘n1と2番釘n2と
の間のみならず2番釘n2と3番釘n3との間において
も連結部材(ワイヤw1,w2、樹脂ベルトj1,j
2)が切断されてしまう場合がある。この場合には、2
番釘n2は第2逆止爪23bと第4逆止爪24aにより
反供給方向への移動が防止されるのであるが、3番以降
の釘n3,n4(以下図において符号省略),…(連結
釘N)は、従来であれば釘送り爪20が後退する際に送
り爪21b,22bに干渉して反供給方向へ戻されてし
まい、その結果以後釘送りがなされなくなってしまう問
題があった。この点、本実施形態の供給装置10によれ
ば、3番釘n3または4番釘n4の後ろ側には第3及び
第5逆止爪23c,24b(補助逆止爪)が設けられて
いるので、このような問題は発生せず、引き続き確実な
釘送りを行うことができる。
【00025】また、上記第3逆止爪23cは第1及び
第2逆止爪23a,23bとともに第1逆止爪アーム2
3に一体に設けられ、また第4逆止爪24aと第5逆止
爪24bが第2逆止爪アーム24に一体に設けられてい
るので、大きなコストアップを招くことなく上記機能を
得ることができる。さらに、送り爪21a〜21c,2
2a,22b及び第1〜第5逆止爪23a〜23c,2
4a,24bが、ドア12側ではなく供給ベース11側
に設けられているので、当該打ち込み具供給装置10に
対して連結釘Nを迅速かつ確実にセットすることができ
る。
【0026】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることができる。例えば、例示した供給装置10に装填
可能な連結釘Nとして、第1種〜第3種の連結釘N1〜
N3を例示したが、これら3種類の連結形態とはさらに
異なる連結形態の連結釘Nを装填可能に構成することも
でき、また3種類以上の連結形態の異なる連結釘Nを装
填可能に構成することもできる。さらに、例示した実施
形態では打ち込み機の一例としてエア釘打ち機を例示
し、打ち込み具の一例として連結釘N(釘n)を例示し
たが、その他の打ち込み機の打ち込み具供給装置に適用
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る釘供給装置の平面図で
ある。本図はドアを開けた状態を示している。また、本
図は第1種連結釘N1をセットした状態を示している。
連結釘N1は二点鎖線で示されている。
【図2】例示した実施形態に係る釘供給装置の平面図で
ある。本図はドアを開けた状態を示している。また、本
図は第2種連結釘N2をセットした状態を示している。
第2種連結釘N2は二点鎖線で示されている。
【図3】例示した実施形態に係る釘供給装置の平面図で
ある。本図はドアを開けた状態を示している。本図は第
3種連結釘N3をセットした状態を示している。第3種
連結釘N3は二点鎖線で示されている。
【図4】図1の(4)−(4)線断面矢視図である。
【図5】図2の(5)−(5)線断面矢視図である。
【図6】図3の(6)−(6)線断面矢視図である。
【図7】第1種連結釘の平面図である。
【図8】第2種連結釘の平面図である。
【図9】第3種連結釘の平面図である。
【符号の説明】
N…連結釘、n…釘 N1…第1種連結釘、N2…第2種連結釘、N3…第3
種連結釘 w1,w2…ワイヤ、j1,j2…樹脂ベルト 1…釘打ち機本体 2…ドライバガイド 10…釘供給装置(打ち込み具供給装置) 11…供給ベース 12…ドア 14…釘マガジン 15…釘送りシリンダ 20…釘送り爪 21a…第1送り爪、21b…第2送り爪、21c…第
3送り爪 22a…第1送り爪、22b…第2送り爪 23a…第1逆止爪、23b…第2逆止爪、23c…第
3逆止爪 24a…第4逆止爪、24b…第5逆止爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打ち込み機本体のドライバガイドに設け
    た供給ベースと、該供給ベースに設けられ、該供給ベー
    スにセットした連結打ち込み具を前記ドライバガイドに
    向けた供給方向に移動させる送り爪と、前記供給ベース
    に設けられ、前記連結打ち込み具の反供給方向への移動
    を阻止する逆止爪を備えた打ち込み具供給装置であっ
    て、 前記送り爪と前記逆止爪は、前記連結打ち込み具の各打
    ち込み具を連結する連結部材の、打ち込み具の長さ方向
    の位置について異なる少なくとも3種類の連結打ち込み
    具の各連結部材を避けた位置に配置され、かつ前記逆止
    爪の供給方向後方に、該逆止爪が係止する打ち込み具よ
    りも供給方向後方の打ち込み具を係止する補助逆止爪を
    前記逆止爪と一体に設けた打ち込み具供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111719383A (zh) * 2020-06-11 2020-09-29 江南 一种公路施工用的打钉装置

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