JP4214833B2 - 釘打機における釘の打込みガイド機構 - Google Patents

釘打機における釘の打込みガイド機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮空気等の動力によって衝撃的に駆動されるドライバを介して、射出口内に供給された釘を被打込み材に打ち出す釘打機に関し、特にドライバによって射出口から打ち出される釘を被打込み材へ向けて案内する釘打機における釘の打込みガイド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧縮空気を動力源とする従来の釘打機は、ハウジング内に配置された打撃シリンダ内に打撃ピストンを摺働自在に収容しており、打撃シリンダ内に圧縮空気を供給することにより打撃ピストンを駆動させて、該打撃ピストンに一体に取り付けられたドライバによってノーズ部に形成された射出口内に供給されている釘を被打込材に向けて打ち出すようにしている。前記ドライバを摺動自在に案内する射出口を形成しているノーズ部はハウジングの下部に連設されており、前記射出口内へ釘を供給するために後方側に向けた開口が形成されており、該開口を介してマガジン内に収容されている連結釘が釘供給機構により射出口内に供給される。
【0003】
また、打撃シリンダの上端にはメインバルブが設けられており、手動操作可能なトリガレバーによって操作されるトリガバルブにより前記メインバルブが開閉操作されて打撃シリンダ内に圧縮空気を導入して駆動ピストンが駆動されるようにされており、前記射出口を形成しているノーズ部の先端部には、射出口の前方へ突出して配置されるとともに被打込材と接触して操作されるコンタクト部材が配置されており、このコンタクト部材が被打込材と接触して操作されかつ、グリップ部の基部に配置されたトリガレバーが手動操作されることに基づいて前記トリガバルブが起動操作されるようにされており、不用意な起動を防止する安全機構を構成している。そして、前記射出口を形成しているノーズ部の先端部を別体のノーズトップ部材して分割形成し、前記コンタクト部材をノーズトップ部材と兼用してコンタクトノーズ部として構成し、釘の打ち込み時の反動現象によって釘打機のハウジングとノーズ部が上動した場合でもコンタクトノーズが被打込材面と接触状態を維持するようにしてドライバと釘の頭部がずれてドライバが被打込材に傷を付けてしまうドライバマークの発生を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、互いに連結された連結釘の射出口内に供給された先頭の釘がドライバによって打撃されて射出口から打ち出される際に、後続の連結釘との間で連結状態が切断される抵抗等によって釘の先端が後方側へ傾いて打ち出される現象が発生する。このように後方側に傾いた釘が後方側へ飛び出さないように上記従来の釘打機では、前記開口の下端縁に釘の先端部と係合して該釘の先端部を射出口内へ誘導させる誘導傾斜面が形成されており、前記コンタクトノーズ部をノーズ部の誘導傾斜面と緩衝しないように誘導傾斜面の下方に配置して構成している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−337066号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のようにコンタクトノーズ部をノーズ部の誘導傾斜面の下方に配置すると、コンタクトノーズに形成されている射出口の先端部が下方向に配置されるため釘を打撃するドライバの長さをその分だけ長く形成する必要が生ずる。ドライバを下端方向に延ばして形成すると、打撃ピストンの上死点位置におけるドライバの下端位置が下側になるためピストンの上死点位置を上方へ伸ばして設定する必要がある。このようにノーズトップをノーズ部の誘導傾斜面の下方に配置すると同じ長さの釘を打ち込む釘打機では全高が大きくなってしまい、重量が大きくなるとともにバランスが悪くなり作業性を損なうという問題があった。
【0007】
また、ノーズ部の形状は使用する釘の長さに応じて先端までの長さが設定され、ノーズ部の下端に拾い込み傾斜面を形成するようにすると使用する釘長さに対応したノーズ部の部品が固有の部品として形成しなければならず、製造コストがアップしていた。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、釘打機の反動による仕上げ性能を改善するとともに、釘打機の全高が小さく形成できて作業性の良い釘打込みガイド機構を備えた釘打機を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の釘打機における釘の打ち込みガイド機構は、ハウジング内に形成された衝撃機構によって駆動されるドライバと、該ドライバを摺動自在に案内させる射出口と該射出口の後方側に向けて開口が形成されたノーズ部と、前記開口の側縁と連続して一体に形成された釘供給ガイドに沿って往復動して互いに連結された連結釘の先頭の釘を前記開口から射出口内へと供給する釘供給機構とを備え、前記射出口内へ供給された釘を前記ドライバによって射出口から打ち出すようにした釘打機において、前記ノーズ部の射出口と同心上に配置される射出口が形成されたコンタクトノーズの上部を、ノーズ部の下端部に取り付けられたノーズホルダの内側に配して該ノーズホルダによ釘の打ち出し方向に沿って摺動自在に保持するとともに、ノーズ部の先端部にスライド可能にかつ射出口の先端方向へ向けて付勢させて設け、該コンタクトノーズの射出口の上部後方側に、ノーズ部の射出口から後方側へ傾いて打ち出される釘の先端をコンタクトノーズの射出口内へ誘導させる誘導傾斜面を形成したことを特徴とする。
0010
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施例にかかる打ち込み案内機構を備えた釘打機の一部を示すもので、釘打機10はグリップ部11が一体に形成された中空状のハウジング12を有しており、該ハウジング12内には、打撃シリンダとこの打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンからなる打撃機構が形成されており、打撃シリンダ内に圧縮空気を供給することにより打撃ピストンを駆動して打撃ピストンの下面側に一体に結合したドライバを駆動させるようにされている。
0011
前記ハウジング12の下部には前記打撃ピストンに一体に結合されたドライバを摺動自在に案内する中空状の射出口が形成されたノーズ部13が取り付けられており、該ノーズ部13の射出口内に供給された釘を前記ドライバによって打撃して射出口内から打ち出すようにされている。前記ノーズ部に形成されている射出口の後方側には釘を射出口内へ供給するための開口が形成されこの開口の一方の側縁と連続して後方側に延びた釘供給ガイド14が一体に形成されており、この釘供給ガイド14に沿って供給される釘を前記開口を介して射出口内へ供給できるようにされている。
0012
この釘打機で使用する釘は、軸部同士が金属線材またはプラスチック製の帯片等の連結体によって互いに連結された連結釘として形成されており、前記釘供給ガイド14のガイド面には釘供給ガイド面に沿って往復駆動する釘供給機構が形成されており、この釘供給機構が釘供給ガイドに沿って案内されている連結釘の先頭の釘の軸部の後方側に係合して釘供給機構が射出口の方向に駆動することによって連結釘の先頭の釘が射出口内へ供給されて、前記ドライバによって射出口から打ち出される。
0013
前記ノーズ部13の先端部分には該ノーズ部13に沿って摺動可能に支持されているコンタクトノーズ15が形成されており、このコンタクトノーズ15は図2に示すように上端が釘打機10を起動させるトリガレバー16の近傍に配置されているコンタクトアーム17の下端に連結されてノーズ部13の先端方向に突出するように付勢されて配置されている。釘打機10を被打込材に押し当てることによってコンタクトノーズ15がノーズ部13に対して上方へ作動され、これに伴ってコンタクトアーム17が上方へ作動されてコンタクトアーム17の上端部と前記トリガレバー16とが協働して釘打機10を起動させるようにされている。
0014
図3に詳細に示すように、ノーズ部13に形成されている射出口18の後方側には射出口18内へ連結釘の先頭の釘を導入するための開口19が形成されており、この開口19の一方の縁に連続して後方側に延びた釘供給ガイド14が一体に形成されている。この釘供給ガイド14の後端部には連結釘を収容したマガジン(図示せず)が連設され、マガジンから引き出された連結釘が釘供給ガイド14に沿って案内されて前記開口19からノーズ部13の射出口18内へ供給される。釘供給ガイド14のガイド面には連結釘の軸部と係合する釘送り爪21を備えるとともに、釘の供給方向に沿って往復駆動される釘供給機構22が形成されており、該釘供給機構22の釘送り爪21が釘供給ガイド14に沿って案内される連結釘の先頭の釘の釘軸部の後方側面と係合して先頭の釘を射出口18内へ供給する。
0015
前記打撃ピストンに結合されているドライバ23は、釘打機10が起動される以前には釘供給機構22によって射出口18内に供給された釘の上方に待機されており、釘打機10が起動されることによって前記射出口18内を衝撃的に作動して射出口18内に供給されている釘を射出口18から打ち出す。前記釘供給機構22の釘送り爪21は、釘が射出口18内でドライバ23によって打ち出される際に、ドライバ23によって打ち出される釘が開口19から後方側に突出しないように前記開口19の一部を閉鎖するように配置されている。
0016
前記ノーズ部13の射出口18と同心状に形成されている射出口24を形成したコンタクトノーズ15は、ノーズ部13の下端部に取り付けられているノーズホルダ25によって釘の打ち出し方向に沿って摺動自在に保持されている。コンタクトノーズ15には上端が前記トリガレバー16の近傍に配置されているコンタクトアーム17の下端が連結されておりこのコンタクトアーム17が下方向へ付勢されていることによってコンタクトノーズ15は釘の打ち出し方向へ向けて突出付勢させられている。釘打機10を被打込材へ押し当てることによってコンタクトノーズ15がノーズ部13に対して上方へ移動されてこれによってコンタクトアーム17が上方へ操作されるようにされている。上記コンタクトノーズ15とトリガレバー16が何れも操作されることによって釘打機10が起動される。
0017
前記コンタクトノーズ15に形成されている射出口24は、前記ノーズ部13の射出口18から打ち出される釘とドライバ23を収容できるように、ノーズ部13の射出口18とほぼ同一の内径で形成されるとともに前記ノーズ部13の射出口18と整合されて配置されており、該射出口24の上端部にはノーズ部13から打ち出された釘の頭部を射出口24内へ誘導するための内径が拡径されたテーパー状の吹管部24aが形成されている。前記射出口24の下端部は全周囲が円環状の周壁で閉じられた射出口端部24bを形成しており、これによって打ち込まれる釘頭部を確実に案内できるようにしてドライバ23が釘頭部からずれて発生するドライバマーク等を効果的に防止できるようにしている。
0018
図4に示すように、コンタクトノーズ15には、このコンタクトノーズ15に形成されている射出口24の上部が後方側に向いて解放された開口26が形成されており、この開口26の両側縁と連続した側壁27が後方側に向けてコンタクトノーズ15に一体に形成されている。この両側壁27の底部には両側壁27の後端から射出口24内へ向けて下方へ傾斜させた誘導傾斜面28が形成されており、この誘導傾斜面28によってノーズ部13の射出口18の開口19から後方側へ傾斜して打ち出されてくる釘の先端部をコンタクトノーズ15の射出口24内へ誘導させるようにしている。また、両側壁27の内側上端縁には傾斜面27aが形成されておりノーズ部13の射出口18から打ち出される釘の先端を両側壁27の間へ誘導させて前記誘導傾斜面28と係合させるようにしている。
0019
更に、ノーズ部13の射出口18内へ釘を供給させた釘送り爪21がノーズ部13の開口19の一部を閉鎖するように配置され、ノーズ部13の射出口18内でドライバ23によって打撃されて射出口18内から打ち出される釘が射出口18の後方側へ傾くのを規制させているが、図3の一点鎖線で示すように、軸部の長さが短い釘Nを打ち込んだときにこの傾いた釘の軸の延長線上に突出位置に配置されているコンタクトノーズ15の誘導傾斜面28があるように打ち出される釘の軸部と係合する釘送り爪21の下端部21aを下方向に延長させて形成して釘の傾き角度を規制させるようにしている。
0020
後方側に傾いて打ち出される釘と係合する誘導傾斜面28を形成したコンタクトノーズ15は通常時にはノーズ部13の先端方向に突出して配置されているが、図5に示すように、通常の打ち込み時にはコンタクトノーズ15被打込材と係合して上方へ移動されこれによってコンタクトアーム17が上方へ移動操作されて釘打機10が起動され、打撃ピストンによって駆動されるドライバ23が射出口18内に配置された釘Nを打撃して釘の打ち込みが行われる。ノーズ部13の射出口18内でドライバ23によって打撃されて射出口18から打ち出された釘は、連結状態が切断される際の抵抗等によって先端部が後方側に傾いて開口19から突出された状態で打ち出され、コンタクトノーズ15の誘導傾斜面18と係合してコンタクトノーズ15の射出口24内へ誘導されほぼ垂直な姿勢でコンタクトノーズ15の射出口24から被打込材へ打ち込まれる。
0021
釘を打撃するドライバを結合した打撃ピストンが圧縮空気によって駆動される際の反動によって釘打機10のハウジング12が上方へ跳ね上がる現象が発生し、これによってノーズ部13が上方へ移動することがあっても、図6に示すように、コンタクトノーズ15がノーズ部13に対して摺動可能に支持されるとともに先端方向に突出付勢されているので、コンタクトノーズ15に形成された射出口24の射出口端部24bが被打込材の表面に当接されており、釘を打撃しているドライバ23が釘の頭部からずれて被打込材を傷つけてしまうことが防止でき、内装材施工等の仕上作業を容易に行うことが可能である。
0022
前述のように、通常の釘打ち作動時には、コンタクトノーズ15が上方に移動されて誘導傾斜面28が上方に配置された状態で釘が打ち出されるので、誘導傾斜面28が傾斜した釘の先端を誘導できる位置に配置されているが、例えばトリガレバー16を引き操作したままの状態でコンタクトノーズ15を被打込材へ打ち当てる毎に釘打機10を起動させて連続的に高速で釘打ちを行うようなコンタクト打ちによる釘打ち作業の場合には、コンタクトノーズ15が下側に配置されているときに釘が打ち出される場合があり、このような場合には釘送り爪21の下端部の位置が通常のままであると、ノーズ部13の射出口18内の釘Nの傾斜角度が大きくなって誘導傾斜面28から外れて後方側に打ち出されてしまうことがあるが、上記のように釘送り爪21の下端部21aの位置を下側へ延長して、この下端部21aを釘Nの軸部と係合させて釘の傾斜が大きくならないように規制させるようにしているので、コンタクトノーズ15が下側に配置されて誘導傾斜面28が下側に配置されている状態で釘が打ち出されても釘の後方への飛び出しを確実に防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
上記のように本発明の打ち込みガイド機構によれば、ノーズ部の射出口と同心上に配置される射出口が形成されたコンタクトノーズの上部を、ノーズ部の下端部に取り付けられたノーズホルダの内側に配して該ノーズホルダにより釘の打ち出し方向に沿って摺動自在に保持するとともに、ノーズ部の先端部に釘の打ち出し方向に沿ってスライド可能にかつ射出口の先端方向へ向けて付勢させて設けているので、反動等により釘打機が上動しても射出口の射出口端部が被打込材に密着されており、被打込材とドライバのずれが防止できドライバマークの発生を生じることなく面一に打ち込むことができる。
0024
また、前記コンタクトノーズの射出口の上部後方側に、ノーズ部の射出口から後方側へ傾いて打ち出される釘の先端をコンタクトノーズの射出口内へ誘導させる誘導傾斜面を形成しているので、ノーズ部に誘導傾斜面を形成する必要がなく、コンタクトノーズを上方に配置することが可能であり、このためドライバの長さを長く形成したり又は、打撃ピストンのストロークを大きく設定する必要がないため釘打機の全高を小さく構成でき、釘打機の小型軽量化が可能となり釘打ちの作業性を向上することができる。
0025
更に、従来の釘打機のノーズ部ではノーズ部の下端に誘導傾斜面を形成しているので、使用する釘の長さに応じて下端の誘導傾斜面までの長さが異なった固有の部品として生産する必要があり、製造コストがアップしていたが、本発明ではコンタクトノーズに誘導傾斜面を形成するようにしてノーズ部は使用する釘の長さに応じて下端部の長さを調整するのみで良いので、異なる長さの釘に対応した釘打機のノーズ部を共通の素材により生産して、この素材の下端部を各々の釘打機で使用する釘の長さに応じて切断加工することによって共通して使用することが可能となり、製造コストを低減させることが可能となる。
0026
更に、ノーズ部の射出口内での釘軸の傾斜角度が前記誘導傾斜面より後方側に傾斜しないように前記釘供給機構の下端部を釘の傾き角度を規制させる位置まで下方向に延長して形成しているので、コンタクト打ち等によって、コンタクトノーズが下側にある時に釘が発射されることがあっても、釘供給機構の下端部によって釘の傾斜が規制されるので、ノーズ部から傾斜して打ち出される釘をコンタクトノーズの誘導傾斜面によってコンタクトノーズの射出口内へ確実に誘導させることが可能となり、釘がノーズ部の後方側へ飛び出してしまうことを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる釘打機の一部を示す側面図
【図2】 図1と同じ釘打機の一部の正面図
【図3】 図2と同じ釘打機の一部の縦断側面図
【図4】 釘の打ち込みガイド機構を構成しているコンタクトノーズの斜視図
【図5】 釘打ち作動中の状態を示す図3と同様の縦断側面図
【図6】 反動によってノーズ部が上方へ移動した状態の図3と同様の縦断側面図
【符号の説明】
10 釘打機
13 ノーズ部
14 釘供給ガイド
15 コンタクトノーズ
18 射出口
21 釘送り爪
21a 下端部
22 釘供給機構
23 ドライバ
24 射出口
25 ノーズホルダ
27 側壁
28 誘導傾斜面

Claims (2)

  1. ハウジング内に形成された衝撃機構によって駆動されるドライバと、該ドライバを摺動自在に案内させる射出口と該射出口の後方側に向けて開口が形成されたノーズ部と、前記開口の側縁と連続して一体に形成された釘供給ガイドに沿って往復動して互いに連結された連結釘の先頭の釘を前記開口から射出口内へと供給する釘供給機構とを備え、前記射出口内へ供給された釘を前記ドライバによって射出口から打ち出すようにした釘打機において、前記ノーズ部の射出口と同心上に配置される射出口が形成されたコンタクトノーズの上部を、ノーズ部の下端部に取り付けられたノーズホルダの内側に配して該ノーズホルダによ釘の打ち出し方向に沿って摺動自在に保持するとともに、ノーズ部の先端部にスライド可能にかつ射出口の先端方向へ向けて付勢させて設け、該コンタクトノーズの射出口の上部後方側に、ノーズ部の射出口から後方側へ傾いて打ち出される釘の先端をコンタクトノーズの射出口内へ誘導させる誘導傾斜面を形成したことを特徴とする釘打機における釘の打込みガイド機構。
  2. 前記釘供給機構の下端部を下方向に延長して形成して、打ち出される釘の軸部が該下端部によって前記ノーズ部の射出口内での釘軸の傾斜角度が前記誘導傾斜面より後方側に傾斜しないように釘の傾き角度を規制させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の釘打機における釘の打込みガイド機構。
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