JP3416175B2 - 釘打機 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/001—Nail feeding devices
- B25C1/003—Nail feeding devices for belts of nails
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
バが挿通されるドライバガイドの釘案内路内に、釘送り
爪手段により釘マガジン内のシ−ト釘を供給し、ドライ
バにより釘を打ち出すように構成された釘打機に係り、
詳しくは、シ−ト釘を正規の位置に確実に装填できるよ
うにした釘打機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、釘打ち出し用のドライバが挿通さ
れるドライバガイドの釘案内路内に、釘送り爪手段によ
り釘マガジン内のシ−ト釘を供給し、ドライバにより釘
を打ち出すように構成された釘打機にあっては、ドア部
材を開いてシ−ト釘を釘送り通路にセットしたあと、ド
ア部材を閉じることによってシ−ト釘を装填する機構と
なっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の釘打機にあ
っては、シ−ト釘を釘送り通路に装填する際、シ−トが
彎曲して浮いた状態になり易いため、そのままドア部材
を閉めようとすると、逆止爪がシ−トに明けられたシ−
ト孔に入らずにシ−トに当接してドア部材が閉まり難
く、無理にドア部材を閉めようとすると逆止爪が一つず
れたシ−ト孔、即ち正常なシ−ト孔は先頭から2番目で
あるが、先頭から3番目のシ−ト孔に入り込んでしまう
ため、釘の2本送り状態になって、釘詰まりが生じると
いう問題がある。 【0004】そこで本発明では、シ−ト釘のシ−トの浮
き上がりを抑えるためのシ−ト当接爪を逆止爪に近い位
置に形成し、ドア部材を閉めたときに逆止爪が正常なシ
−ト孔に入るように構成することにより、釘の2本送り
を防止して釘詰まりを防止することを解決すべき技術的
課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、釘打機本体に装設されたドライバガイドに
形成され、且つ釘打ち出し用のドライバを往復自在に挿
通する釘案内路と、その釘案内路に連接され、且つ釘マ
ガジン内からの薄板状のシートに列状に着接されたシー
ト釘を案内する釘送り通路と、その釘送り通路内のシー
ト釘を1本ずつ前記釘案内路内に供給する釘送り爪手段
と、その釘送り爪手段と対向するドア部材に設けられ、
前記釘送り通路内の釘が前記供給方向と逆の方向に移動
されるのを前記シートに所定の間隔で明けられたシート
孔に入ることにより阻止する逆止爪とを備えた釘打機
を、前記ドア部材を開いて前記シート釘を所定の位置に
セットしたあと、前記ドア部材を閉じることにより前記
シート釘を充填する過程で、前記シートの背側に当接し
て同シートの浮き上がりを押さえるためのシート当接爪
を前記逆止爪の近傍に形成した構成にすることである。 【0006】 【作用】上記構成の釘打機によれば、ドア部材を開けて
シ−ト釘をセットしたあとドア部材を閉める過程で、最
初、シ−ト当接爪がシ−トに当接するためシ−トの浮き
上がりが押さえられ、この状態でドア部材を閉めると、
逆止爪は所定のシ−ト孔に入るため、シ−ト釘の逆行が
防止され、正常な釘送りができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、薄板状のシ−トSに複数の釘Wが
着接されたシ−ト釘SWが釘打機1に装填される状態を
略体的に示したシ−ト釘装填説明図である。また、図2
は釘打機1のシ−ト釘送り機構を示した断面図である。
以下、図1,図2を参照しながら本実施例の構成につい
て説明する。 【0008】本例の釘打機1は、図示していない打撃ピ
ストンが圧縮エア−の吸排制御によって往復動され、こ
の打撃ピストンに装設されたドライバ2により上記シ−
ト釘SWを1本ずつ打ち出すように構成されている。
尚、上記打撃ピストンは本体部3に内蔵されている。 【0009】上記打撃ピストンを内蔵した本体部3の下
部には前記ドライバ2を挿通可能に且つ、図示していな
い釘マガジンからのシ−ト釘SWの釘Wが1本ずつ送り
込まれる釘案内路4を形成したドライバガイド5が一体
的に装設され、ドライバガイド5には上記釘マガジンが
装着される案内壁6が延出されている。 【0010】上記案内壁6にはシ−ト釘SWの釘Wの頭
部を案内する案内凹部7が形成されており、案内壁6の
前面側には、この案内壁6に所定の間隔で対向配置され
たドア部材9が、その一端を前記ドライバガイド5の外
周軸方向に沿って取り付けられたブラケット10に対し
て支持軸11を介し、そのドライバガイド5の軸回りを
中心として開閉回動可能に装設されている。このドア部
材9と前記案内壁6との間に所定の間隔の釘送り通路1
2が形成されている。そしてこの釘送り通路12は一方
側が前記釘マガジン内のシ−ト釘SWを受け入れるよう
になし、他方側が前記ドライバガイド5の釘案内路4内
に連通されている。 【0011】前記案内壁6の裏面側には釘送り装置の駆
動源となるエアシリンダ13が形成されていて、そのエ
アシリンダ13内に摺動可能に嵌挿され、且つ、圧縮バ
ネ13aにより伸長方向に付勢されたロッド14が案内
壁6に沿って前方に延出されるように装設されている。
そして、そのロッド14の先端部には釘送り爪手段15
がア−ム部16を介して支持ピン17により水平状の傾
動可能に支承されている。この釘送り爪手段15の爪部
は、釘送り通路12内に突出されるとともに、前記シ−
ト釘SWの1本の釘を把持する溝部15aを形成するよ
うに第1及び第2の爪部15b,15cから構成され、
その第1の爪部15bの溝部15a側の面、及び第2の
爪部15cの溝部15aと反対側の面は釘Wの把持を容
易にするため斜状に形成され、更に、溝部15aの他方
面は釘Wの送り込み時にその釘Wが当接する垂直面に形
成されている。 【0012】尚、上記ア−ム部16はロッド14に対し
て釘送り爪手段15の爪部が常には釘送り通路12内に
臨むように支持ピン17に巻回された巻きバネ18にて
付勢されている。 【0013】上記釘送り爪手段15は釘送り通路12内
に位置されており、既に釘案内路4内に送られた釘W1
が、図示していないトリガ−操作により打ち出されたあ
と、釘W3を溝部15a内に捕捉するとともに、第2の
爪部15cの垂直面にこの釘W3を当接させながらエア
シリンダ13におけるロッド側のエアを排出してロッド
14が圧縮バネ13aによる付勢力によって1ピッチ分
前進(釘案内路4側に伸び出す)させ、これにより釘W
2を釘案内路4内に送り込むようになすものである。 【0014】前記ドア部材9には前記案内壁6の開口側
に対向する部位に凹所19が形成されており、この凹所
19内には逆止爪手段20が支軸21を介して水平状の
傾動可能に支承されている。この逆止爪手段20の爪部
は常には前記釘送り通路12における最先の釘W1の次
の釘W2の後部に位置した前記シ−トSのシ−ト孔Hに
挿入されてシ−ト釘SWの逆行を阻止する逆止爪20a
と、前記ドア部材9を開いて前記シ−ト釘SWを所定の
位置にセットしたあと、前記ドア部材9を閉じることに
より前記シ−ト釘SWを装填する過程で、前記シ−トS
の背面に当接させて同シ−トSの浮き上がりを押さえる
ためのシ−ト当接爪20bとから構成されている。 【0015】尚、上記シ−ト当接爪20bは、前記逆止
爪20aより前記ドライバガイド5に近い位置に形成さ
れており、且つ、シ−ト孔Hに入り込まないように逆止
爪20aより幅寸法が長くなるように形成されている。 【0016】上記逆止爪20a及びシ−ト当接爪20b
それぞれのドライバガイド5側の面はほぼ垂直に形成さ
れており、これと反対側の面はそれぞれ斜面状に形成さ
れている。また、逆止爪手段20のほぼ中間部位と凹所
19の側面との間には圧縮バネ22が弾装されており、
これにより逆止爪手段20は常には釘送り通路12側に
付勢されるように構成されている。 【0017】本実施例の釘打機は上述のように構成され
たものであり、以下にその作用を説明する。外部から供
給される圧縮エア−の吸排気制御により、図示していな
い打撃ピストンを往復動し、これと一体にドライバ2が
釘案内路4内を往復動されると、釘送り通路12内に挿
通されているシ−ト釘SWの釘Wが釘送り装置によって
1本ずつ釘案内路4内に送り込まれる。まず、図示して
いないトリガ−が引かれ、既に釘案内路4に位置してい
る釘W1がドライバ2により打ち出されたあと、トリガ
−が元の位置に戻ると、前記溝部15aに捕捉されてい
た釘W2は、ロッド14が1ピッチ分、後進.前進(往
動).(復動)されるに従って釘案内路4内に送り込ま
れ、前記ドライバ2による打ち出しに対応できるように
するものである。 【0018】その状態において、3番目に位置した釘W
3は溝部15a内で捕捉され、釘W2の打ち出し後の釘
送り動作を待つ。 【0019】次に、上記のように機能する釘打機1にお
いて、前記ドア部材9を開けてシ−ト釘SWを装填する
ときの作用を説明する。図3から図7は、シ−ト釘SW
を装填するときの行程を順を追って示した作用説明図で
ある。前記従来の技術の欄で説明したように、シ−ト釘
SWを釘打機1に装填する際、シ−トSが浮いた状態に
なりやすい。そこで、図3に示すように、ドア部材9を
閉める過程で逆止爪手段20のシ−ト当接爪20bをシ
−トSの背側に当接させることにより、シ−トSの浮き
上がりを防止する。この状態では逆止爪手段20全体が
退避されるため、図4に示すように、逆止爪20aが、
釘W1のすぐ右上のシ−ト孔H1を第1番目とする第3
番目のシ−ト孔H3に入ってしまうことを防止する。 【0020】図5は、シ−ト当接爪20bがシ−トSの
背側に当接された状態で、ドア部材9が図4の位置より
更に閉められる方向に回動されたときの状態を示したも
のであり、この状態では逆止爪20aが第2番目のシ−
ト孔H2に入る寸前にある。図6は、ドア部材9が完全
に閉じられ、シ−ト当接爪20bがシ−トSの背側に当
接されるとともに、逆止爪20aが第2番目のシ−ト孔
H2に入り、チェッククロ−の役目をしている状態を示
したものである。尚、図7は、釘W1が前記ドライバ2
により打ち出されたあと、次の釘W2が前記釘案内路4
内に送り込まれる状態を示したものである。 【0021】このように本例の釘打機1によれば、シ−
ト釘SWを釘打機1に装填する際、ドア部材9を閉める
過程で逆止爪手段20のシ−ト当接爪20bをシ−トS
の背側に当接させることにより、シ−トSの浮き上がり
を防止することができるため、ドア部材9を完全に閉じ
ることができるとともに、逆止爪20aが所定のシ−ト
孔H2に入るようにすることができる。そのため、釘詰
まり等のトラブルを防止することができる。 【0022】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、釘打機の
ドア部材を開いてシ−ト釘を所定の位置にセットしたあ
と、ドア部材を閉じることによりシ−ト釘を装填する過
程で、シ−ト当接爪をシ−ト釘のシ−トに当接させて同
シ−トの浮き上がりを押さえることができるため、逆止
爪を所定のシ−ト孔に挿入させることができることから
釘詰まりが防止され、釘送りを確実に行うことができる
という効果がある。
填状態を略体的に示した断面図である。 【図2】実施例の要部を示した断面図である。 【図3】実施例の作用説明図である。 【図4】実施例の作用説明図である。 【図5】実施例の作用説明図である。 【図6】実施例の作用説明図である。 【図7】実施例の作用説明図である。 【符号の説明】 1 釘打機 2 ドライバ 4 釘案内路 5 ドライバガイド 9 ドア部材 12 釘送り通路 15 釘送り爪手段 20 逆止爪手段 20a 逆止爪 20b シ−ト当接爪 SW シ−ト釘 S シ−ト W 釘 H シ−ト孔
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 釘打機本体に装設されたドライバガイド
に形成され、且つ釘打ち出し用のドライバを往復自在に
挿通する釘案内路と、その釘案内路に連接され、且つ釘
マガジン内からの薄板状のシートに列状に着接されたシ
ート釘を案内する釘送り通路と、その釘送り通路内のシ
ート釘を1本ずつ前記釘案内路内に供給する釘送り爪手
段と、その釘送り爪手段と対向するドア部材に設けら
れ、前記釘送り通路内の釘が前記供給方向と逆の方向に
移動されるのを前記シートに所定の間隔で明けられたシ
ート孔に入ることにより阻止する逆止爪とを備えた釘打
機において、 前記ドア部材を開いて前記シート釘を所定の位置にセッ
トしたあと、前記ドア部材を閉じることにより前記シー
ト釘を充填する過程で、前記シートの背側に当接して同
シートの浮き上がりを押さえるためのシート当接爪を、
前記逆止爪の近傍に形成したことを特徴とする釘打機。
Priority Applications (2)
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JP29637892A JP3416175B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 釘打機 |
US08/131,606 US5332141A (en) | 1992-10-07 | 1993-10-05 | Nailing machine |
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1993
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Also Published As
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US5332141A (en) | 1994-07-26 |
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