JP4497876B2 - 自動改札装置 - Google Patents

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本発明は、例えばプリペイド機能を備えた乗車券媒体に基づき改札処理を行なう自動改札装置に関する。
近年、改札処理の省力化を目的として、自動改札装置が導入されている。自動改札装置は、入場券、プリペイドカード、定期券、普通乗車券などの磁気券を受け取り、磁気券に記録された情報を読み取り、入場又は出場の改札可否を判定し、磁気券を返却又は回収する。自動改札装置が、情報の読み取り結果に基づき、運賃不足、期限切れ、区間外乗車などの理由から改札否と判定すると、ドアの開閉を制御して乗客を駅構内に入場させない、駅構内から出場させない、又は乗り換えを許可しないようにする。
さらに近年は、上記説明した磁気券を扱う磁気券対応の自動改札装置の他に、磁気券及び無線カード(ICカード)を扱う無線カード対応の自動改札装置の導入も進められている。無線カード対応の自動改札装置は、上記したような磁気券対応の自動改札装置の機能に加えて、無線カードに基づく改札処理を行なうことができる。つまり、無線カード対応の自動改札装置は、無線カードと交信し、無線カードから情報を読み取り、入場又は出場の改札可否を判定する。
上記した自動改札装置は、改札処理に対応して案内画面(改札処理情報)を表示する(特許文献1参照)。自動改札装置において、例えばプリペイド機能を持った磁気券又は無線カードに基づき改札処理が行なわれた場合、案内画面上には引き去り額及び引き去り後の残額等の旅客に対する案内等が表示される。また、自動改札装置は、改札(通路)を出場する人物を検知する検知センサを備えており、検知センサからの出力に基づき、上記した案内画面の表示タイミングを制御する。
特開平11−224355号
しかしながら、上記した自動改札装置を通過する旅客は次々と入れ替わるため、前旅客に対する案内画面表示と当該旅客に対する案内画面表示とが識別できない状況が発生していた。このような状況が発生する背景は、以下の通りである。
(1)自動改札装置は、改札通路内に入場する旅客、改札通路内を通過する旅客、改札通路から出場する旅客を人間検知センサにより検出している。
(2)案内画面は、当該旅客が自動改札機に投入した乗車券に対する判定結果を表示する。表示パターンは、判定結果が正常である又は異常である等に限られた表示パターンとなっており、個人を特定できる情報は表示されていない。
(3)案内画面は、原則一定時間にて表示を消去する。しかし、次旅客が一定時間以内に自動改札機に乗車券を投入した場合又は次旅客が所持する無線カードとの通信が開始された場合には、人間検知センサによる前旅客の改札出場検出のタイミングで、前旅客に対する案内画面表示を次旅客に対する案内画面表示に切り替える。
このため、人間検知センサにより、前旅客の改札出場検出が正常に行えなかった場合は、前旅客の案内画面が表示されたままとなり、次旅客は前旅客の案内画面表示を自身の案内画面表示と誤認識する可能性があった。
自動改札装置は、プリペイド機能を有した乗車券媒体に基づき改札処理を行なう場合、乗車券媒体に記憶された金額情報から運賃を引き去り、引き去り額と引き去り後の残額とを案内画面表示することが通例である。旅客が自身の案内画面を誤認識した場合には、引き去り額の確認が行えない、引き去り後の残額が確認できない等の問題が発生していた。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、旅客に対して確実にその旅客の乗車券媒体に対する改札処理情報を通知することが可能な自動改札装置を提供することにある。
この発明の自動改札装置は、改札処理に伴い表示される改札処理情報の識別のための個人識別情報、及び改札処理に必要な情報が記憶された乗車券媒体から情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた情報に基づき改札可否を判定し、判定結果に基づき改札通路の通行を遮るドアの開閉を制御する改札処理手段と、前記改札処理手段による改札処理に対応した改札処理情報、及び前記読取手段により読み取られた個人識別情報を合わせて表示する表示手段と、前記改札通路からの人物の出場を検知する検知手段と、前記表示手段による第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示時間を第1の時間に制御し、この第1の時間経過前に前記第1の改札処理に続く第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示が必要になり且つ前記第1の改札処理に対応する人物の出場が検知済みの場合には前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示を前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示に切り替え、前記第1の時間経過前に前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示が必要になり且つ前記第1の改札処理に対応する人物の出場が未検知の場合には前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示時間を前記第1の時間より短い第2の時間に制御しこの第2の時間経過後に前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示を前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示に切り替える表示制御手段とを備えている。
本発明によれば、旅客に対して確実にその旅客の乗車券媒体に対する改札処理情報を通知することが可能な自動改札装置を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、乗車券媒体を発行する券売機の外観を示す斜視図であり、図2は、図1に示す券売機の概略構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、券売機1は、表示部102、紙幣取り扱い口103、券取り扱い口104、硬貨投入口105、乗車券発行口106、硬貨排出口107、及び受け皿108を備えている。
表示部102は、図2に示すように、各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)表示部121を備えており、普通券(磁気券)、回数券(磁気券)、定期券(磁気券/無線カード)、プリペイドカード(磁気券/無線カード)など各種券の発行処理に応じた案内画面、或いはプリペイドカードに対する金額チャージ処理に応じた案内画面が表示される。さらに、表示部102は、図2に示すように、券購入の指示又は金額チャージの指示などを受け付けるタッチパネル部122を備えている。
紙幣取り扱い口103は、顧客により挿入される紙幣を受け取ったり、顧客に対してつり銭としての紙幣を返却したりする。券取り扱い口104は、顧客により挿入される定期券(磁気券/無線カード)又はクレジットカードなどを受け取ったり、顧客に対して発行される定期券又はプリペイドカードを提供したり、受け取ったクレジットカードを返却したりする。硬貨投入口105は、顧客により投入される硬貨を受け入れる。乗車券発行口106は、顧客による入力操作に応じて発券される普通券、回数券を排出する。硬貨排出口107は、顧客に対してつり銭としての硬貨を返却する。受け皿108は、硬貨排出口107から返却されるつり銭としての硬貨を受け止める。
続いて、図2を参照して、券売機1の各機能について説明する。図2に示すように、券売機1は、主制御部100を備えており、この主制御部100により普通券、回数券、定期券、プリペイドカードなどの発行処理、及びプリペイドカードへの金額チャージ処理が制御される。この主制御部100には、ユニット伝送部110、接客部120、係員パネル部130、記録部140、及び上位伝送部150などが接続されている。
ユニット伝送部110には、発券ユニット111、カード処理ユニット112、紙幣処理ユニット113、及び硬貨処理ユニット114などが接続されている。接客部120には、LCD表示部121、タッチパネル部122、その他表示・スイッチ部124などが接続されている。係員パネル部130には、LCD表示部131、タッチパネル部132、その他表示・スイッチ部133などが接続されている。上位伝送部150は、券売機等の各種駅務機器を統括管理する管理サーバと通信し、各種データの交換等行なう。
発券ユニット111は、LCD表示部121に表示される普通券の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して普通券の購入指示の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払い(現金払い又はクレジットカード払い)に対応して、この普通券の購入指示に対応する普通券を発券する。また、発券ユニット111は、同様にして、回数券を発券する。
さらに、発券ユニット111は、LCD表示部121に表示される定期券(磁気券)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して定期券の購入指示、さらには各種条件(乗車区間、乗車開始日、有効期間、氏名、性別、年齢、電話番号等)の入力、必要に応じて個人識別情報の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、入力された条件に基づき定期券(磁気券)を発券する。個人識別情報が入力された場合には、発券される定期券には個人識別情報が記憶されている。
さらに、発券ユニット111は、LCD表示部121に表示されるプリペイドカード(磁気券)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介してプリペイドカードの購入指示、さらには必要に応じて個人識別情報の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、プリペイドカード(磁気券)を発券する。個人識別情報が入力された場合には、発券されるプリペイドカードには個人識別情報が記憶されている。
カード処理ユニット112は、LCD表示部121に表示される定期券(無線カード)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介して定期券の購入指示、さらには各種条件(乗車区間、乗車開始日、有効期間、氏名、性別、年齢、電話番号等)の入力、必要に応じて個人識別情報の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、入力された条件に基づき定期券(無線カード)を発行する。個人識別情報が入力された場合には、発行される定期券には個人識別情報が記憶されている。
さらに、カード処理ユニット112は、LCD表示部121に表示されるプリペイドカード(無線カード)の購入指示釦に対応してタッチパネル部122を介してプリペイドカードの購入指示、さらには必要に応じて個人識別情報の入力が受け付けられると、利用者からの代金の支払いに対応して、プリペイドカード(無線カード)を発行する。個人識別情報が入力された場合には、発行されるプリペイドカードには個人識別情報が記憶されている。
ここで、上記した個人識別情報について説明する。個人識別情報は、改札処理に伴い表示される改札処理情報の識別のための情報であり、利用者の好みに応じた情報を設定することができる。例えば本人の名前、家族の名前、好きな言葉などを設定することができる。また、個人識別情報の設定を不要として、例えば定期券の購入に必要な情報として入力された氏名を個人識別情報として利用することも可能である。個人識別情報の利用の詳細については後に詳しく説明する。
図3は、この発明の一例に係る自動改札装置の外観を示す斜視図であり、図4は、図3に示す自動改札装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
この自動改札装置2は、通常、2台1組として設置され、両者の間に通行者が通行する改札通路が形成される。そして、この自動改札装置2は、磁気券及び無線カードの両方を処理できる。
図3に示すように、自動改札装置2の上面の一端部には、たとえば、有効期間や利用可能区間などの改札情報が磁気エンコード記録された乗車券(定期券、普通乗車券、回数券など)やプリペイドカードなどの磁気券を受け取る投入口203が設けられ、他端部には、投入口203から投入された磁気券を返却する排出口204が設けられている。なお、投入口203には、必要に応じて開閉するシャッタが設けられている。排出口204の前方には、表示手段として機能する案内表示部206が設けられており、この案内表示部206は、通行者や駅員などに対して各種案内を行なう。
また、投入口203の前方には、アンテナ216が設けられている。アンテナ216は、たとえば、ループ状アンテナなどで構成されていて、通行者によりかざされる無線カードと無線通信を行なう。これにより、アンテナ216は、無線カードから送信されるデータを受信したり、無線カードに対してデータを送信したりする。
自動改札装置2の側面の両端部には、通行者の通行を制御する開閉動作可能なドア207が設けられており、通行可否の判定結果に基づき、このドア207が開閉制御される。
さらに、自動改札装置2には、センサ取付体208が立設されている。センサ取付体208には、通行者を検知する複数の光学的なセンサ、すなわち、出口検知器209、210、及び中央通過検知器213が設けられている。また、自動改札装置2の本体にも、通行者を検知する複数の光学的なセンサ、すなわち、進入検知器211、212、及び中央通過検知器213が設けられている。
出口検知器209は、投入口203の部分を通過する通行者を検知し、出口検知器210は、案内表示部206の部分を通過する通行者を検知し、進入検知器212は、排出口204の部分を通過する通行者を検知し、進入検知器211は、アンテナ216の部分を通過する通行者を検知する。中央通過検知器213は、自動改札装置202の本体に一対、センサ取付体208に一対と、合計2対(4個)の検知器からなり、通路の中央部を通過する通行者を検知する。
センサ取付体208には、自動改札装置の動作状態(小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など)を表示する表示灯214が設けられている。
図4に示すように、自動改札装置2は、CPU220、メモリ222、乗車券受取機構223、乗車券搬送機構224、乗車券返却機構225、乗車券回収機構226、乗車券保留機構227、情報読取部228、情報記録部230、改札判定部232、通行検知部234、開閉制御部236、表示制御部240、表示灯駆動制御部242、精算処理部244、無線リーダ/ライタ246、伝送制御部250などを備えている。
CPU220は、各部を制御し、改札処理に関する一連の動作を制御する。メモリ222は、CPU220の動作制御プログラム及び運賃情報等を記憶したり、無線カード又は磁気券から読み取った乗車情報等を一時記憶したりする。さらに、このメモリ222には、自動改札装置が設置された駅を特定するための情報も記憶している。乗車券受取機構223は、投入口203などで構成されており、一人の乗客により投入された一枚の磁気券を受け取る。或いは、乗車券受取機構223は、一人の乗客により投入された複数枚の磁気券を一括して受け取る。乗車券搬送機構224は、受け取られた磁気券を各部へ搬送する。乗車券返却機構225は、排出口204などで構成されており、受け取られた磁気券を返却する。乗車券回収機構226は、乗車券返却機構225により返却された磁気券を必要に応じて回収する。乗車券保留機構227は、回収された磁気券を保留する。読取手段として機能する情報読取部228は、磁気券から乗車情報を読み取る。情報記録部230は、磁気券に対して各種情報を磁気記録又は印刷記録する。改札処理手段として機能する改札判定部232は、磁気券又は無線カードから読み取られた情報に基づき改札可否を判定する。
検知手段として機能する通行検知部234は、同じく検知手段として機能する検知器209〜213からの検知出力を受け取り、利用者の通行状況、例えば利用者が改札通路から出場したかを検知する。改札手段として機能するドア開閉制御部236は、改札判定結果に基づき、ドア207の開閉を制御する。表示制御部として機能する表示制御部240は、例えば改札判定結果に基づき表示部206の表示内容を制御する。表示灯駆動制御部242は、磁気券又は無線カードから読み取った情報に基づき表示灯214の駆動を制御する。例えば、小児券の投入、無効券の投入、機器の異常などの動作状態に応じて表示灯214の駆動を制御する。読取手段として機能する無線リーダ/ライタ246は、アンテナ216により無線カードと交信し、無線カードに記録された情報を読み取ったり、無線カードに対して情報を記録したりする。精算処理部244は、必要に応じて磁気券又は無線カード等のプリペイドカードから読み取られる金額情報に基づき精算処理(運賃の引き去り等)を行なう。伝送制御部250は、自動改札装置の各種駅務機器を統括管理する管理サーバと通信し、各種データの交換等行なう。
以下、個人識別情報が記憶された磁気券又は無線カードによる改札処理について説明する。まず、図5に示すフローチャートを参照して、改札処理の基本的な流れを説明する。
旅客は、自動改札装置の投入口203に対して磁気券を投入する、或いはアンテナ216に対して無線カードをかざし、改札通路に進入する。この旅客に続く後続の旅客も同様にして改札通路に進入しようとする。
自動改札装置は、旅客により投入される磁気券、或いは旅客によりかざされる無線カード等の乗車券媒体を受け付けるまでは待機状態である(S1)。自動改札装置は、旅客からの乗車券媒体を受け付けると、後続の旅客からの乗車券媒体の受け付けを禁止し(S2)、情報読取部228又は無線リーダ/ライタ246により、受け付けた乗車券媒体に記憶された情報(個人識別情報を含む)が読み取られる(S3)。改札判定部232により、受け付けられた乗車券媒体から読み取られた情報に基づき当該旅客の改札可否が判定され(S4)、改札処理に対応した改札処理情報、さらには個人識別情報が案内表示部206に表示され(S5)、自動改札装置は次旅客の受付可能な状態となる(S6)。
図7は、プリペイドカード(磁気券/無線カード)による改札処理に対応して案内表示部206に表示される画面の第1例を示す図である。図7に示すように、案内表示部206には、改札処理情報が主の情報として表示され、個人識別情報が副の情報として表示される。通過が許可された場合の改札処理情報としては、例えば、「引き去り額:130円」、「残額:1200円」、「ありがとうございました」が表示される。通過が許可されなかった場合の改札処理情報としては、例えば、「この乗車券は使用できません」が表示される。乗客は、個人識別情報を確認することにより、自分に対する案内なのか、他人(前客)に対する案内なのかを知ることができ、これにより誤認識が防止できる。
図8は、プリペイドカード(磁気券/無線カード)による改札処理に対応して案内表示部206に表示される画面の第2例を示す図である。図8に示すように、案内表示部206には、個人識別情報が主の情報として表示され、改札処理情報(改札処理により引き去られた額及び残額)が副の情報として表示される。個人識別情報が、目立つように表示されるので、さらに誤認識防止に効果的である。
続いて、図6に示すフローチャートを参照して、上記説明した改札処理における表示制御について説明する。
自動改札装置は、改札処理(第1の改札処理)に対応して、案内画面(改札処理情報及び個人識別情報)を案内表示部206に表示する。この時、表示制御部240は、一定時間を初期化し(S21)、旅客受け付けに伴う案内画面表示より、一定時間(例えば5秒:第1の時間)が経過したかを監視する(S22)。
一定時間が経過した場合には(S22、YES)、改札処理(第1の改札処理)に対応した案内画面(改札処理情報及び個人識別情報の表示画面)を消去する(S23)。一定時間が経過していない場合には(S22、NO)、次旅客の受け付けが行われ、次旅客の受け付けに伴う改札処理(第2の改札処理)に対応した案内画面(改札処理情報及び個人識別情報の表示画面)を表示するタイミングか否かを確認し、案内画面を表示するタイミングでない場合には(S24、NO)、一定時間(例えば5秒)が経過したかを監視する(S22)状態に戻る。
次旅客の受け付けに伴う改札処理に対応した案内画面を表示するタイミングである場合には(S24、YES)、通行検知部234により改札通路からの前旅客の出場が検出済みか否かを確認する(S25)。前旅客の出場が検出済みの場合には(S25、YES)、次旅客の受け付けに伴う改札処理に対応する案内画面に切り替える(S21)。前旅客の出場が未検出の場合には(S25、NO)、一定時間を短縮しているかを確認する(S26)。
一定時間が初期値より短縮されている場合(既に1度でも短縮している場合)は(S26、YES)、前旅客の受け付けに伴う改札処理に対応した案内画面を表示したまま、前旅客の出場が検出済みか否かの判断に戻る(S25)。一定時間が初期値より短縮されていない場合には(S26、NO)、一定時間を短縮(例えば半分)し(S27)、前旅客の受け付けに伴う改札処理に対応した案内画面を表示したまま、一定時間(例えば短縮された2.5秒)が経過すれば(S28、YES)、次旅客の受け付けに伴う改札処理に対応する案内画面に切り替える(S21)。一定時間(例えば短縮された2.5秒)が経過していなければ(S28、NO)、前旅客の出場が検出済みか否かの判断に戻る(ST25)。
以上説明したようにこの発明の自動改札装置は、前旅客の出場が未検知の場合(前旅客の出場検知エラーの場合)であっても、次旅客への案内画面表示タイミングになると、前旅客への案内画面表示の時間を短縮し、次旅客への案内画面を早く表示させることにより、スムーズな改札処理を実現することができる。さらに案内画面に個人識別情報を表示することで、各旅客が自身の案内画面であることを確認することができ、誤認識を防止することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
乗車券媒体を発行する券売機の外観を示す斜視図である。 券売機の概略構成を示す機能ブロック図である。 この発明の一例に係る自動改札装置の外観を示す斜視図である。 自動改札装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 改札処理の基本的な流れを説明するためのフローチャートである。 改札処理における表示制御を説明するためのフローチャートである。 プリペイドカードによる改札処理に対応して案内表示部に表示される案内画面の第1例を示す図である。 プリペイドカードによる改札処理に対応して案内表示部に表示される案内画面の第2例を示す図である。
符号の説明
203…投入口、204…排出口、206…案内表示部、216…アンテナ、209、210…出口検知器、211、212…進入検知器、213…中央通過検知器、220…CPU、222…メモリ、223…乗車券受取機構、224…乗車券搬送機構、225…乗車券返却機構、226…乗車券回収機構、227…乗車券保留機構、228…情報読取部、230…情報記録部、232…改札判定部、234…通行検知部、236…開閉制御部、240…表示制御部、242…表示灯駆動制御部、244…精算処理部、246…無線リーダ/ライタ

Claims (3)

  1. 改札処理に伴い表示される改札処理情報の識別のための個人識別情報、及び改札処理に必要な情報が記憶された乗車券媒体から情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた情報に基づき改札可否を判定し、判定結果に基づき改札通路の通行を遮るドアの開閉を制御する改札処理手段と、
    前記改札処理手段による改札処理に対応した改札処理情報、及び前記読取手段により読み取られた個人識別情報を合わせて表示する表示手段と、
    前記改札通路からの人物の出場を検知する検知手段と、
    前記表示手段による第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示時間を第1の時間に制御し、この第1の時間経過前に前記第1の改札処理に続く第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示が必要になり且つ前記第1の改札処理に対応する人物の出場が検知済みの場合には前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示を前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示に切り替え、前記第1の時間経過前に前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示が必要になり且つ前記第1の改札処理に対応する人物の出場が未検知の場合には前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示時間を前記第1の時間より短い第2の時間に制御しこの第2の時間経過後に前記第1の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示を前記第2の改札処理に対応する改札処理情報及び個人識別情報の表示に切り替える表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動改札装置。
  2. 前記改札処理手段は、改札を許可する場合に前記乗車券媒体に記憶された運賃として利用可能な金額情報から所定の金額を引き去り、
    前記表示手段は、引き去り額及び前記乗車券媒体に記憶される残額を含む改札処理情報を主の情報として表示し、前記個人識別情報を副の情報として表示することを特徴とする請求項1記載の自動改札装置。
  3. 前記改札処理手段は、改札を許可する場合に前記乗車券媒体に記憶された運賃として利用可能な金額情報から所定の金額を引き去り、
    前記表示手段は、前記個人識別情報を主の情報として表示し、引き去り額及び前記乗車券媒体に記憶される残額を含む改札処理情報を副の情報として表示することを特徴とする請求項1記載の自動改札装置。
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