JP2002304646A - 利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム - Google Patents

利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム

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JP2002304646A
JP2002304646A JP2001105869A JP2001105869A JP2002304646A JP 2002304646 A JP2002304646 A JP 2002304646A JP 2001105869 A JP2001105869 A JP 2001105869A JP 2001105869 A JP2001105869 A JP 2001105869A JP 2002304646 A JP2002304646 A JP 2002304646A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の利便性を著しく向上させることがで
き、また、システム事業者のリスクを著しく軽減できる
利用料金支払い方法および利用料金支払いシステムを提
供する。 【解決手段】料金前払い式カードを用いて利用料金を決
済する利用料金支払い方法において、積増金相当額を預
り金として仮受けし、カード残額が一定額以下となった
ら自動的に積増を行なう。そして、預り金をカードに積
増した場合には、あらかじめ指定された金融機関から口
座振替により預り金を充当する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、交通機
関や流通機関などにおいて、運賃や商品購入代金などの
利用料金をプリペイドカードなどの料金前払い式カード
を用いて決済する利用料金支払い方法および利用料金支
払いシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、たとえば、交通機関において、利
用料金(運賃)をプリペイドカードなどの料金前払い式
カードにより決済するすることが行なわれている。料金
前払い式カードによる決済は、たとえば、自動改札装置
にカードを投入することにより、自動的にカードの残額
から利用料金を引き去るものである。このとき、料金前
払い式カードの残額がなくなると、取引口座などから自
動的にカードの残額が増額(積増)される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
料金前払い式カードによる残額の積増においては、カー
ド残額(利用可能な料金)が無くなると自動的に残額が
積増される。その場合、積増額の支払い能力がないケー
スにおいても、カード残額が無くなると自動的に当該カ
ードは残額が積増されるため、システム事業者による積
増額(利用額)の回収ができないというリスクが生じる
問題があった。
【0004】そこで、本発明は、利用者の利便性を著し
く向上させることができ、また、システム事業者のリス
クを著しく軽減できる利用料金支払い方法および利用料
金支払いシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の利用料金支払い
方法は、利用者によって提示される、利用可能な料金を
示すデータ、および、その料金を増額するための積増額
を示すデータがあらかじめ記録されている携帯形情報記
録媒体から、前記利用可能な料金を示すデータおよび積
増額を示すデータを読取る第1のステップと、この第1
のステップにより読取られた利用可能な料金を示すデー
タから今回の利用料金を引き去る演算を行なう第2のス
テップと、この第2のステップの演算結果があらかじめ
設定される所定値未満になったか否かを判定する第3の
ステップと、この第3のステップの判定結果が所定値未
満でないとき、前記第2のステップの演算結果を新たな
利用可能な料金を示すデータとして前記携帯形情報記録
媒体に記録する第4のステップと、前記第3のステップ
の判定結果が所定値未満であるとき、前記第2のステッ
プの演算結果に前記携帯形情報記録媒体から読取った積
増額を示すデータを加算し、その加算結果を新たな利用
可能な料金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体
に記録する第5のステップとを具備している。
【0006】また、本発明の利用料金支払い方法は、利
用者によって提示される、利用可能な料金を示すデー
タ、その料金を増額するための積増額を示すデータ、お
よび、前回積増を行なった前回積増日時があらかじめ記
録されている携帯形情報記録媒体から、前記利用可能な
料金を示すデータ、積増額を示すデータおよび前回積増
日時を読取る第1のステップと、この第1のステップに
より読取られた利用可能な料金を示すデータから今回の
利用料金を引き去る演算を行なう第2のステップと、こ
の第2のステップの演算結果があらかじめ設定される所
定値未満になったか否かを判定する第3のステップと、
この第3のステップの判定結果が所定値未満でないと
き、前記第2のステップの演算結果を新たな利用可能な
料金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録
する第4のステップと、今回の利用日が前記携帯形情報
記録媒体から読取った前回積増日時と一致するか否かを
判定する第5のステップと、この第5のステップによる
判定の結果、今回の利用日が前回積増日時と一致せず、
かつ、前記第3のステップの判定結果が所定値未満であ
るとき、前記第2のステップの演算結果に前記携帯形情
報記録媒体から読取った積増額を示すデータを加算し、
その加算結果を新たな利用可能な料金を示すデータとし
て前記携帯形情報記録媒体に記録する第6のステップ
と、前記第5のステップによる判定の結果、今回の利用
日が前回積増日時と一致し、かつ、前記第3のステップ
の判定結果が所定値未満であるとき、前記第2のステッ
プの演算結果を新たな利用可能な料金を示すデータとし
て前記携帯形情報記録媒体に記録する第7のステップと
を具備している。
【0007】また、本発明の利用料金支払いシステム
は、利用可能な料金を示すデータ、および、その料金を
増額するための積増額を示すデータがあらかじめ記録さ
れている携帯形情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒
体を処理する情報記録媒体処理装置と、この情報記録媒
体処理装置の上位装置となるホスト装置とからなり、前
記情報記録媒体処理装置において、利用者によって提示
される前記携帯形情報記録媒体から、前記利用可能な料
金を示すデータおよび積増額を示すデータを読取る読取
手段と、この読取手段により読取られた利用可能な料金
を示すデータから今回の利用料金を引き去る演算を行な
う演算手段と、この演算手段の演算結果があらかじめ設
定される所定値未満になったか否かを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果が所定値未満でないとき、
前記演算手段の演算結果を新たな利用可能な料金を示す
データとして前記携帯形情報記録媒体に記録する第1の
処理手段と、前記判定手段の判定結果が所定値未満であ
るとき、前記演算手段の演算結果に前記携帯形情報記録
媒体から読取った積増額を示すデータを加算し、その加
算結果を新たな利用可能な料金を示すデータとして前記
携帯形情報記録媒体に記録する第2の処理手段とを具備
している。
【0008】さらに、本発明の利用料金支払いシステム
は、利用可能な料金を示すデータ、その料金を増額する
ための積増額を示すデータ、および、前回積増を行なっ
た前回積増日時があらかじめ記録されている携帯形情報
記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を処理する情報記
録媒体処理装置と、この情報記録媒体処理装置の上位装
置となるホスト装置とからなり、前記情報記録媒体処理
装置において、利用者によって提示される前記携帯形情
報記録媒体から、前記利用可能な料金を示すデータ、積
増額を示すデータおよび前回積増日時を読取る読取手段
と、この読取手段により読取られた利用可能な料金を示
すデータから今回の利用料金を引き去る演算を行なう演
算手段と、この演算手段の演算結果があらかじめ設定さ
れる所定値未満になったか否かを判定する第1の判定手
段と、この第1の判定手段の判定結果が所定値未満でな
いとき、前記演算手段の演算結果を新たな利用可能な料
金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録す
る第1の処理手段と、今回の利用日が前記携帯形情報記
録媒体から読取った前回積増日時と一致するか否かを判
定する第2の判定手段と、この第2の判定手段による判
定の結果、今回の利用日が前回積増日時と一致せず、か
つ、前記第1の判定手段の判定結果が所定値未満である
とき、前記演算手段の演算結果に前記携帯形情報記録媒
体から読取った積増額を示すデータを加算し、その加算
結果を新たな利用可能な料金を示すデータとして前記携
帯形情報記録媒体に記録する第2の処理手段と、前記第
2の判定手段による判定の結果、今回の利用日が前回積
増日時と一致し、かつ、前記第1の判定手段の判定結果
が所定値未満であるとき、前記演算手段の演算結果を新
たな利用可能な料金を示すデータとして前記携帯形情報
記録媒体に記録する第3の処理手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明に係る利用料金支払いシス
テムの構成を概略的に示すものである。この利用料金支
払いシステムは、大きく分けて、利用者が所持する携帯
形情報記録媒体としての情報記録カード(以後、単にカ
ードと略称する)1、このカード1を処理するカード処
理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)2、および、
このカード処理端末装置2の上位装置となるホスト装置
としての処理センタ装置3などにより構成されている。
【0011】カード1は、料金前払い式カードとして用
いるもので、たとえば、非接触式のICカード(いわゆ
る、無線カード)であり、CPUなどからなる制御部1
1、記憶手段としてのEEPROMなどの不揮発性のメ
モリ12、および、外部装置(カード処理端末装置2)
との間で無線通信を行なう通信制御部13などにより構
成されていて、これらはICチップ化されてカード本体
内に埋設されている。
【0012】メモリ12には、カード固有の番号である
カード番号、カード種類情報(積増額)、カードの有効
期限を示す有効期限情報、利用可能な料金であるカード
残額、カードの利用ごとにサービスとして与えられるポ
イント額(所定金額)を累計した累積ポイント額、前回
積増を行なった前回積増日時、積増不可情報、紛失盗難
による使用不可情報、および、利用ログ情報などが記録
(記憶)されている。なお、カード種類情報は、換言す
れば当該カードの積増額を示すデータである。すなわ
ち、カード1には、それぞれ積増額が異なる複数種のカ
ードがあり、その積増額を示すデータがカード種類情報
である。
【0013】カード処理端末装置2は、たとえば、鉄道
関係における自動改札装置、あるいは、スーパマーケッ
トやデパートなどの流通機関におけるPOS端末装置な
どであるが、以後の説明では自動改札装置を用いた場合
について説明する。
【0014】カード処理端末装置2は、たとえば、全体
的な制御を司るCPU21、ワークメモリとして機能す
るメモリ22、各種データを記憶する記憶手段としての
磁気ディスク装置23、ディスプレイやプリンタなどの
出力装置24、キーボードなどの入力装置25、外部装
置(処理センタ装置3など)との間で通信を行なうため
の通信装置26、および、カード1に対してデータの読
取りや書込みを行なうカード読取/書込装置27などに
より構成されている。
【0015】磁気ディスク装置23には、ネガデータ
(紛失盗難、積増不可)、カードの種類ごとの自動積増
額、および、自動積増条件情報(自動積増設定額)など
が記録(記憶)されている。
【0016】処理センタ装置3は、たとえば、全体的な
制御を司るCPU31、ワークメモリとして機能するメ
モリ32、各種データを記憶する記憶手段としての磁気
ディスク装置33、ディスプレイやプリンタなどの出力
装置34、キーボードなどの入力装置35、および、外
部装置(カード処理端末装置2など)との間で通信を行
なうための通信装置36などにより構成されている。
【0017】磁気ディスク装置33には、カード発行情
報(カード番号、カード種類情報(積増額)、氏名や住
所などの連絡先情報、預り金の振替えを行なう振替口座
情報など)、決済情報(引き去り、積増)、ネガデータ
(紛失盗難、積増不可)、および、積増不可解除データ
などが記録(記憶)されている。
【0018】次に、上記のような構成において、カード
利用時のカード処理端末装置2の処理について図2〜図
11に示すフローチャートを参照して説明する。なお、
以下に説明する処理は、主にCPU21の制御によって
実行される。
【0019】なお、本実施の形態においては、カード1
の申込時に、預り金として所定額を利用者から預り、カ
ード1のカード番号に対応させて、処理センタ装置3に
預り金として記憶させる。そして、カード1の初回利用
時に、この預り金はカード1に積増される。また、上記
預り金に加え、同額をカード1に記録させるようにして
もよい。この場合には、利用者から預り金の2倍の金額
を申し受ける。
【0020】まず、利用者によりカード1が提示される
と、すなわち、たとえば、カード処理端末装置2におけ
るカード読取/書込装置27の通信部にカード1がかざ
されると、カード読取/書込装置27は、無線通信によ
り、カード1からカード番号、カード種類情報(積増
額)、有効期限情報、カード残額、累積ポイント額、前
回積増日時、積増不可情報、および、使用不可情報をそ
れぞれ読取り(ステップS1)、メモリ22に一時格納
する。
【0021】次に、カード1から読取った有効期限情報
が有効期限内か否かをチェックし(ステップS2)、有
効期限内でなければ、当該カード1は使用不可とし(ス
テップS3)、有効期限切れによるカード使用不可を出
力装置24により表示、音声などで案内(報知)して
(ステップS4)、処理を終了する。
【0022】ステップS2において、有効期限内であれ
ば、カード1に紛失、盗難による使用不可情報が記録さ
れていないか否かをチェックし(ステップS5)、使用
不可情報が記録されていれば、当該カード1は使用不可
とし(ステップS6)、紛失、盗難によるカード使用不
可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)
して(ステップS7)、処理を終了する。
【0023】ステップS5において、使用不可情報が記
録されていなければ、ネガデータ(紛失盗難、積増不
可)との一致チェックを行なう(ステップS8)。すな
わち、ネガデータは、紛失、盗難が申告されたカード、
あるいは、積増不可と判定されたカードのカード番号が
登録されていて、処理センタ装置3から送信される。し
たがって、ステップS8では、カード1から読取ったカ
ード番号がネガデータのカード番号と一致するか否かを
チェックするものである。
【0024】ステップS8において、ネガデータとの一
致が得られた場合、紛失、盗難ネガデータとの一致であ
るか、積増不可ネガデータとの一致であるかのチェック
を行ない(ステップS9)、紛失、盗難ネガデータとの
一致であれば、当該カード1は使用不可とする(ステッ
プS10)。
【0025】次に、カード1に記録された紛失盗難によ
る使用不可情報を「不可」にし(ステップS11)、紛
失、盗難によるカード使用不可を出力装置24により表
示、音声などで案内(報知)する(ステップS12)。
次に、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信し
(ステップS13)、処理を終了する。
【0026】ステップS9において、積増不可ネガデー
タとの一致であれば、カード1に記録された積増不可情
報を「不可」にし(ステップS14)、処理センタ装置
3に対して使用不可情報を送信する(ステップS1
5)。
【0027】このように、カード処理端末装置2は、処
理センタ装置3から積増不可ネガデータを受信し、カー
ド処理時に使用されるカードとの一致チェック(カード
番号による)を行ない、一致したカードの積増不可情報
を積増不可とし、処理センタ装置3に使用不可情報を送
信する。なお、処理センタ装置3は、カード処理端末装
置2から積増の決済情報を受信すると、後述する預り金
を充当するため口座振替を行なう。この口座振替が不可
であったとき、当該カードを積増不可のネガデータに登
録するようになっている。
【0028】さて、ステップS15の処理が終了する
と、あるいは、ステップS8において、ネガデータとの
一致が得られなかった場合、積増不可解除データとの一
致チェックを行なう(ステップS16)。すなわち、積
増不可解除データは、積増不可を解除するカードのカー
ド番号が登録されていて、処理センタ装置3から送信さ
れる。したがって、ステップS16では、カード1から
読取ったカード番号が積増不可解除データのカード番号
と一致するか否かをチェックするものである。
【0029】ステップS16において、積増不可解除デ
ータとの一致が得られた場合、カード1に記録された積
増不可情報を「積増可」に変更し(ステップS17)、
処理センタ装置3に対して使用不可解除情報を送信し
(ステップS18)、積増不可解除データとの一致が得
られなかった場合、上記ステップS17,S18の処理
は行なわない。
【0030】このように、カード処理端末装置2は、積
増不可情報が「不可」であるカードと、処理センタ装置
3から受信した積増不可解除データとの一致チェック
(カード番号による)を行ない、一致したカードの積増
不可情報を「積増可」に変更し、使用不可解除情報を処
理センタ装置3に送信する。したがって、そのカード
は、以降、“積増不可”でなくなる。なお、処理センタ
装置3では、後述する口座振替リトライを行ない、口座
振替が終了したとき、当該カードを積増不可解除データ
に登録し、積増不可のネガデータから削除するようにな
っている。
【0031】次に、引き去りありか否かをチェックし
(ステップS19)、引き去りありであれば、今回の引
き去り額(今回の利用料金)をカード1から読取った累
積ポイント額と比較し(ステップS20)、今回の引き
去り額が累積ポイント額よりも小さければ、利用(累積
ポイント額からの引き去り)を許可する(ステップS2
1)。
【0032】次に、カード1から読取った累積ポイント
額から今回の引き去り額を引き去る演算を行ない、その
演算結果を新たな累積ポイント額としてカード1に記録
し(ステップS22)、このときの決済情報(カード番
号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用
日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ
22に格納(記録)する(ステップS23)。
【0033】ステップS20において、今回の引き去り
額が累積ポイント額よりも大きければ、今回の引き去り
額をカード1から読取ったカード残額と比較し(ステッ
プS24)、今回の引き去り額がカード残額よりも小さ
ければ、利用(カード残額からの引き去り)を許可する
(ステップS25)。
【0034】次に、カード1から読取ったカード残額か
ら今回の引き去り額を引き去る演算を行ない、その演算
結果を新たなカード残額としてカード1に記録するとと
もに(ステップS26)、カード1から読取った累積ポ
イント額に今回の引き去り額に対して与えるポイント額
を加算する演算を行ない、その演算結果を新たな累積ポ
イント額としてカード1に記録し(ステップS27)、
このときの決済情報(カード番号、処理内容、カード残
額、利用金額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機
器、商品コードなど)をメモリ22に格納(記録)する
(ステップS28)。
【0035】このように、[引き去り額≦累積ポイント
額]のとき、利用料金はカード残額でなく累積ポイント
額から引き去りを行なう。また、[引き去り額>累積ポ
イント額]のときは、カード残額から引き去りを行な
う。
【0036】さて、ステップS19において、たとえ
ば、自動改札の引き去りのない入場処理で、引き去りな
しの場合、あるいは、ステップS23,S28の処理が
終了すると、カード1から読取ったカード残額を磁気デ
ィスク装置23に記録された自動積増条件情報(自動積
増設定額)と比較し(ステップS29)、カード残額が
自動積増設定額よりも小さい場合、カード1から読取っ
た積増不可情報が「積増不可」であるか否かをチェック
する(ステップS30)。
【0037】このチェックの結果、積増不可情報が「積
増不可」でなければ、カード1から読取った前回積増日
時が当日か否かをチェックし(ステップS31)、前回
積増日時が当日でなければ、カード1から読取ったカー
ド種類情報に対応した自動積増額をメモリ(磁気ディス
ク装置23)から読出す(ステップS32)。すなわ
ち、積増は1日1回とする。
【0038】次に、カード1から読取ったカード残額に
上記自動積増額を加算する演算を行ない、その演算結果
を新たなカード残額としてカード1に記録するとともに
(ステップS33)、カード1内の前回積増日時を更新
し(ステップS34)、このときの決済情報(カード番
号、処理内容、カード残額、利用金額、利用内容、利用
日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)をメモリ
22に格納(記録)し(ステップS35)、ステップS
36に進む。
【0039】ステップS29において、カード残額が自
動積増設定額よりも大きい場合、ステップS30のチェ
ックの結果、積増不可情報が「積増不可」である場合、
および、ステップS31において、前回積増日時が当日
である場合、ステップS36に進む。
【0040】このように、カード残額があらかじめ決め
ておいた所定値(自動積増設定額)以下になったとき、
カード残額の積増を自動的に行なう。積増を行なう際、
オンライン照会は行なわず、下記条件により積増を行な
う。
【0041】・カードの積増不可情報が「積増不可」で
ないこと。
【0042】・当日積増をしていないこと。
【0043】さて、ステップS24において、今回の引
き去り額がカード残額よりも大きければ、カード1から
読取った積増不可情報が「積増不可」であるか否かをチ
ェックし(ステップS37)、積増不可情報が「積増不
可」であれば、当該カード1は使用不可とする(ステッ
プS38)。次に、残高不足によるカード使用不可を出
力装置24により表示、音声などで案内(報知)し(ス
テップS39)、処理を終了する。
【0044】ステップS37において、積増不可情報が
「積増不可」でなければ、カード1から読取った前回積
増日時が当日か否かをチェックし(ステップS40)、
前回積増日時が当日でなければ、カード1から読取った
カード種類情報に対応した自動積増額をメモリ(磁気デ
ィスク装置23)から読出す(ステップS41)。
【0045】次に、カード1から読取ったカード残額に
上記自動積増額を加算した結果が今回の引き去り額より
も大きいか否かチェックする(ステップS42)。この
チェックの結果、今回の引き去り額が演算結果よりも小
さい場合、カード1内の前回積増日時を更新し(ステッ
プS43)、積増決済(カード残額に自動積増額を加算
する演算処理)を行ない(ステップS44)、利用(カ
ード残額からの引き去り)を許可する(ステップS4
5)。
【0046】次に、ステップS44における積増決済の
結果(カード残額+自動積増額)から今回の引き去り額
を引き去る演算を行ない、その演算結果を新たなカード
残額としてカード1に記録する(ステップS46)。次
に、カード1から読取った累積ポイント額に今回の引き
去り額に対して与えるポイント額を加算する演算を行な
い、その演算結果を新たな累積ポイント額としてカード
1に記録し(ステップS47)、このときの決済情報
(カード番号、処理内容、カード残額、利用金額、利用
内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードな
ど)をメモリ22に格納(記録)する(ステップS4
8)。
【0047】ステップS40において、前回積増日時が
当日である場合、あるいは、ステップS42において、
今回の引き去り額が演算結果よりも大きい場合、ステッ
プS38に進み、前記同様な動作を行なう。
【0048】このように、[引き去り額>カード残額]
のときは、下記条件によりオンライン照会せずに積増を
自動的に行ない、その結果、[引き去り額≦カード残
額]となれば、引き去りを行なう。積増不可、あるい
は、積増しても[引き去り額>カード残額]であれば、
残高不足で利用不可とする。
【0049】・カードの積増不可情報が「積増不可」で
ないこと。
【0050】・当日積増をしていないこと。
【0051】さて、ステップS36では、カード1内の
積増不可情報を「不可」にしたか否かをチェックする。
このチェックの結果、積増不可情報を「不可」にしてい
れば、引き去りを行なったか否かをチェックし(ステッ
プS49)、引き去りを行なっていなければ、預り金の
口座振替不可および積増不可になったことを出力装置2
4により表示、音声、レシートなどで案内(報知)し
(ステップS50)、ステップS51に進む。
【0052】ステップS49において、引き去りを行な
っていれば、累積ポイント額からの引き去りを行なった
か否かをチェックし(ステップS52)、累積ポイント
額からの引き去りを行なっていなければ(カード残額か
らの引き去り)、このときの引き去り額、カード残額、
累積ポイント額、預り金の口座振替不可および積増不可
になったことを出力装置24により表示、音声、レシー
トなどで案内(報知)し(ステップS53)、ステップ
S51に進む。
【0053】ステップS52において、累積ポイント額
からの引き去りを行なっていれば、このときのポイント
による引き去り額、カード残額、累積ポイント額、預り
金の口座振替不可および積増不可になったことを出力装
置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)
し(ステップS54)、ステップS51に進む。
【0054】ステップS51では、メモリ22に格納さ
れた決済情報は積増の決済情報か否かをチェックする。
このチェックの結果、積増の決済情報であれば、その都
度、決済情報を処理センタ装置3へ送信し(ステップS
55)、処理を終了する。上記チェックの結果、積増の
決済情報でなければ(引き去りの決済情報)、入力装置
25において、送信操作、あるいは、締切り操作などを
行なうことにより、決済情報を処理センタ装置3へ送信
し(ステップS56)、処理を終了する。
【0055】このように、決済情報の処理センタ装置3
への送信は、積増の決済情報の場合は決済の都度、引き
去りの決済情報の場合は決済の都度、あるいは、複数件
分をまとめて、送信操作あるいは締切り操作により行な
うものである。
【0056】ステップS36において、積増不可情報を
「不可」にしていない場合、積増不可情報を「積増可」
にしたか否かをチェックする(ステップS57)。この
チェックの結果、積増不可情報を「積増可」にしていれ
ば、引き去りを行なったか否かをチェックし(ステップ
S58)、引き去りを行なっていれば、累積ポイント額
からの引き去りを行なったか否かをチェックする(ステ
ップS59)。
【0057】このチェックの結果、累積ポイント額から
の引き去りを行なっていなければ(カード残額からの引
き去り)、自動積増を行なったか否かをチェックする
(ステップS60)。このチェックの結果、自動積増を
行なっていない場合、このときの引き去り額、カード残
額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増
可になったことを出力装置24により表示、音声、レシ
ートなどで案内(報知)し(ステップS61)、ステッ
プS51に進む。
【0058】ステップS60において、自動積増を行な
っている場合、このときの引き去り額、カード残額、累
積ポイント額、預り金の口座振替終了および積増可にな
ったこと、積増を行なったことを出力装置24により表
示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS
62)、ステップS51に進む。
【0059】ステップS59において、累積ポイント額
からの引き去りを行なっていれば、自動積増を行なった
か否かをチェックする(ステップS63)。このチェッ
クの結果、自動積増を行なっていない場合、このときの
ポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント
額、預り金の口座振替終了および積増可になったことを
出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内
(報知)し(ステップS64)、ステップS51に進
む。
【0060】ステップS63において、自動積増を行な
っている場合、このときのポイントによる引き去り額、
カード残額、累積ポイント額、預り金の口座振替終了お
よび積増可になったこと、積増を行なったことを出力装
置24により表示、音声、レシートなどで案内(報知)
し(ステップS65)、ステップS51に進む。
【0061】ステップS58において、引き去りを行な
っていない場合、自動積増を行なったか否かをチェック
する(ステップS66)。このチェックの結果、自動積
増を行なっていない場合、預り金の口座振替終了および
積増可になったことを出力装置24により表示、音声、
レシートなどで案内(報知)し(ステップS67)、ス
テップS51に進む。
【0062】ステップS66において、自動積増を行な
っていた場合、預り金の口座振替終了および積増可にな
ったこと、積増を行なったことを出力装置24により表
示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステップS
68)、ステップS51に進む。
【0063】ステップS57において、積増不可情報を
「積増可」にしていなければ、引き去りを行なったか否
かをチェックし(ステップS69)、引き去りを行なっ
ていれば、累積ポイント額からの引き去りを行なったか
否かをチェックする(ステップS70)。
【0064】このチェックの結果、累積ポイント額から
の引き去りを行なっていなければ(カード残額からの引
き去り)、自動積増を行なったか否かをチェックする
(ステップS71)。このチェックの結果、自動積増を
行なっていない場合、このときの引き去り額、カード残
額、累積ポイント額を出力装置24により表示、音声、
レシートなどで案内(報知)し(ステップS72)、ス
テップS51に進む。
【0065】ステップS71において、自動積増を行な
っている場合、このときの引き去り額、カード残額、累
積ポイント額、積増を行なったことを出力装置24によ
り表示、音声、レシートなどで案内(報知)し(ステッ
プS73)、ステップS51に進む。
【0066】ステップS70において、累積ポイント額
からの引き去りを行なっていれば、自動積増を行なった
か否かをチェックする(ステップS74)。このチェッ
クの結果、自動積増を行なっていない場合、このときの
ポイントによる引き去り額、カード残額、累積ポイント
額を出力装置24により表示、音声、レシートなどで案
内(報知)し(ステップS75)、ステップS51に進
む。
【0067】ステップS74において、自動積増を行な
っている場合、このときのポイントによる引き去り額、
カード残額、累積ポイント額、積増を行なったことを出
力装置24により表示、音声、レシートなどで案内(報
知)し(ステップS76)、ステップS51に進む。
【0068】ステップS69において、引き去りを行な
っていない場合、自動積増を行なったか否かをチェック
する(ステップS77)。このチェックの結果、自動積
増を行なっていない場合、そのままステップS51に進
み、自動積増を行なっている場合、積増を行なったこと
を出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内
(報知)し(ステップS78)、ステップS51に進
む。
【0069】このように、処理内容に沿って各種案内を
行なう。たとえば、カード残額による引き去り案内、ポ
イントによる引き去り案内、引き去り額、カード残額、
ポイント残額、自動積増した、口座振替不可により積増
不可にした、積増不可を積増可にしたなどの案内を行な
うものである。
【0070】次に、処理センタ装置3における積増不可
ネガデータおよび積増不可解除データの作成処理につい
て、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、以下に説明する処理は、主にCPU31の制御に
よって実行される。
【0071】カード処理端末装置2からの決済情報を受
信すると(ステップS81)、積増不可と判定されたカ
ードの決済情報か否かをチェックし(ステップS8
2)、積増不可カードの決済情報でなければ、積増の決
済情報か否かをチェックする(ステップS83)。この
チェックの結果、積増の決済情報でなければ、ステップ
S81に戻り、積増の決済情報であれば、磁気ディスク
装置33に記録された当該カードのカード発行情報内の
振替口座情報を参照することにより(ステップS8
4)、該当口座が開設されている金融機関へ口座振替を
指示する(ステップS85)。
【0072】次に、口座振替の処理が終了したか否かを
チェックし(ステップS86)、振替処理が終了すれ
ば、ステップS81に戻り、振替処理が終了しなけれ
ば、口座振替が不可であったと判断して、当該カードの
カード番号を積増不可ネガデータに登録し(ステップS
87)、ステップS81に戻る。
【0073】このように、処理センタ装置3は、カード
処理端末装置2から積増の決済情報を受信すると、積増
額相当の預り金を充当するため口座振替を行なう。この
口座振替が不可であったときは、当該カードを積増不可
ネガデータに登録するものである。
【0074】さて、ステップS82において、積増不可
カードの決済情報であれば、カード1から読取ったカー
ド残額をあらかじめ設定される口座振替リトライ額と比
較する(ステップS88)。この比較の結果、カード残
額が口座振替リトライ額よりも大きい場合、ステップS
81に戻り、カード残額が口座振替リトライ額よりも小
さい場合、磁気ディスク装置33に記録された当該カー
ドのカード発行情報内の振替口座情報を参照することに
より(ステップS89)、該当口座が開設されている金
融機関へ口座振替を指示する(ステップS90)。
【0075】次に、口座振替の処理が終了したか否かを
チェックし(ステップS91)、振替処理が終了しなけ
れば、口座振替が不可であったと判断して、ステップS
81に戻り、振替処理が終了すれば、当該カードのカー
ド番号を積増不可解除データに登録するとともに(ステ
ップS92)、積増不可ネガデータから当該カードのカ
ード番号を削除し(ステップS93)、ステップS81
に戻る。
【0076】このように、口座振替が不可のとき、当該
カードの残額が所定値(口座振替リトライ額)以下にな
ると口座振替のリトライを行なう。リトライの条件は、
上述のカード残額の他に、口座振替が不可になった後、
n回(所定回数)の利用(引き去り)がされたときや、
積増不可ネガデータをカード処理端末装置2へ配信した
日の翌日などに実施する。
【0077】処理センタ装置3は、口座振替のリトライ
を行ない、口座振替が終了したとき、当該カードを積増
不可解除データに登録し、積増不可ネガデータから削除
するものである。
【0078】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、いわゆる料金前払式カードのカード残額の積増を
自動的に行なうことにより、利用者の利便性を著しく向
上させることができる。積増には、あらかじめ積増額を
預り金として仮受けし、積増後の預り金は口座振替によ
り再度充当するものである。
【0079】このように、積増金相当額を預り金として
仮受けし、カード残額が一定額以下となったら自動的に
積増を行なうため、利用者の手を煩わせることなく、ス
ピーディな処理が可能となる。そして、預り金をカード
に積増した場合には、口座振替により預り金を充当する
ものである。
【0080】また、積増を1日1回に限定し、預り金を
仮受けしているため、リスクを低く抑えることが可能で
ある。
【0081】さらに、1日の利用総額をカードまたはカ
ード処理端末装置または処理センタ装置で累計記憶し、
この額が積増額を超えた場合には、カードの利用を禁止
するようにしてもよい。これにより、1日の利用総額を
抑えることができ、カードの紛失、盗難の場合にも被害
を最小限にすることができる。
【0082】なお、前記実施の形態では、携帯形情報記
録媒体であるカードとして非接触式のICカード(いわ
ゆる、無線カード)を用いた場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、接触
式のICカードや磁気カードなどでもよく、さらには、
カード状のものに限らず、ペン状やブロック状であって
もよい。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者の利便性を著しく向上させることができ、また、シ
ステム事業者のリスクを著しく軽減できる利用料金支払
い方法および利用料金支払いシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る利用料金支払いシステムの構成を
概略的に示すブロック図。
【図2】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図3】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図4】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図5】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図6】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図7】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図8】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図9】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図10】カード利用時のカード処理端末装置の処理を
説明するフローチャート。
【図11】カード利用時のカード処理端末装置の処理を
説明するフローチャート。
【図12】処理センタ装置における積増不可ネガデータ
および積増不可解除データの作成処理を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
1…情報記録カード(携帯形情報記録媒体)、2…カー
ド処理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)、3…処
理センタ装置(ホスト装置)、11…制御部、12…メ
モリ、13…通信制御部、21,31…CPU、22,
32…メモリ、23,33…磁気ディスク装置、24,
34…出力装置、25,35…入力装置、26,36…
通信装置、27…カード読取/書込装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 R 19/00 19/00 Q (72)発明者 中島 浩貴 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝ソシ オエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA33 MB02 MB07 NA06 NB01 TA22 5B035 AA13 BB09 BC00 CA23 5B058 CA15 KA01 KA31 YA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者によって提示される、利用可能な
    料金を示すデータ、および、その料金を増額するための
    積増額を示すデータがあらかじめ記録されている携帯形
    情報記録媒体から、前記利用可能な料金を示すデータお
    よび積増額を示すデータを読取る第1のステップと、 この第1のステップにより読取られた利用可能な料金を
    示すデータから今回の利用料金を引き去る演算を行なう
    第2のステップと、 この第2のステップの演算結果があらかじめ設定される
    所定値未満になったか否かを判定する第3のステップ
    と、 この第3のステップの判定結果が所定値未満でないと
    き、前記第2のステップの演算結果を新たな利用可能な
    料金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録
    する第4のステップと、 前記第3のステップの判定結果が所定値未満であると
    き、前記第2のステップの演算結果に前記携帯形情報記
    録媒体から読取った積増額を示すデータを加算し、その
    加算結果を新たな利用可能な料金を示すデータとして前
    記携帯形情報記録媒体に記録する第5のステップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
  2. 【請求項2】 利用者によって提示される、利用可能な
    料金を示すデータ、その料金を増額するための積増額を
    示すデータ、および、前回積増を行なった前回積増日時
    があらかじめ記録されている携帯形情報記録媒体から、
    前記利用可能な料金を示すデータ、積増額を示すデータ
    および前回積増日時を読取る第1のステップと、 この第1のステップにより読取られた利用可能な料金を
    示すデータから今回の利用料金を引き去る演算を行なう
    第2のステップと、 この第2のステップの演算結果があらかじめ設定される
    所定値未満になったか否かを判定する第3のステップ
    と、 この第3のステップの判定結果が所定値未満でないと
    き、前記第2のステップの演算結果を新たな利用可能な
    料金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録
    する第4のステップと、 今回の利用日が前記携帯形情報記録媒体から読取った前
    回積増日時と一致するか否かを判定する第5のステップ
    と、 この第5のステップによる判定の結果、今回の利用日が
    前回積増日時と一致せず、かつ、前記第3のステップの
    判定結果が所定値未満であるとき、前記第2のステップ
    の演算結果に前記携帯形情報記録媒体から読取った積増
    額を示すデータを加算し、その加算結果を新たな利用可
    能な料金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に
    記録する第6のステップと、 前記第5のステップによる判定の結果、今回の利用日が
    前回積増日時と一致し、かつ、前記第3のステップの判
    定結果が所定値未満であるとき、前記第2のステップの
    演算結果を新たな利用可能な料金を示すデータとして前
    記携帯形情報記録媒体に記録する第7のステップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のステップの演算結果を前記利
    用者に対して報知するステップをさらに具備したことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の利用料金支払
    い方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のステップの演算結果に前記携
    帯形情報記録媒体から読取った積増額を示すデータを加
    算して積増を行なったことを前記利用者に対して報知す
    るステップをさらに具備したことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の利用料金支払い方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップの演算結果に前記携
    帯形情報記録媒体から読取った積増額を示すデータを加
    算して積増を行なった際、その積増額を示すデータに相
    当する預り金を充当するため、あらかじめ指定された金
    融機関に対して口座振替を行なうステップをさらに具備
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の利
    用料金支払い方法。
  6. 【請求項6】 前記口座振替が不可の場合、当該携帯形
    情報記録媒体の利用に基づいて再度口座振替を行なうこ
    とを特徴とする請求項5記載の利用料金支払い方法。
  7. 【請求項7】 前記口座振替が不可の場合、当該携帯形
    情報記録媒体の利用時における前記利用可能な料金を示
    すデータが所定値以下になったとき再度口座振替を行な
    うことを特徴とする請求項5記載の利用料金支払い方
    法。
  8. 【請求項8】 前記口座振替が不可の場合、当該携帯形
    情報記録媒体の利用回数が所定値になったとき再度口座
    振替を行なうことを特徴とする請求項5記載の利用料金
    支払い方法。
  9. 【請求項9】 利用可能な料金を示すデータ、および、
    その料金を増額するための積増額を示すデータがあらか
    じめ記録されている携帯形情報記録媒体と、この携帯形
    情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理装置と、この
    情報記録媒体処理装置の上位装置となるホスト装置とか
    らなり、 前記情報記録媒体処理装置において、利用者によって提
    示される前記携帯形情報記録媒体から、前記利用可能な
    料金を示すデータおよび積増額を示すデータを読取る読
    取手段と、 この読取手段により読取られた利用可能な料金を示すデ
    ータから今回の利用料金を引き去る演算を行なう演算手
    段と、 この演算手段の演算結果があらかじめ設定される所定値
    未満になったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果が所定値未満でないとき、前記
    演算手段の演算結果を新たな利用可能な料金を示すデー
    タとして前記携帯形情報記録媒体に記録する第1の処理
    手段と、 前記判定手段の判定結果が所定値未満であるとき、前記
    演算手段の演算結果に前記携帯形情報記録媒体から読取
    った積増額を示すデータを加算し、その加算結果を新た
    な利用可能な料金を示すデータとして前記携帯形情報記
    録媒体に記録する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  10. 【請求項10】 利用可能な料金を示すデータ、その料
    金を増額するための積増額を示すデータ、および、前回
    積増を行なった前回積増日時があらかじめ記録されてい
    る携帯形情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を処
    理する情報記録媒体処理装置と、この情報記録媒体処理
    装置の上位装置となるホスト装置とからなり、 前記情報記録媒体処理装置において、利用者によって提
    示される前記携帯形情報記録媒体から、前記利用可能な
    料金を示すデータ、積増額を示すデータおよび前回積増
    日時を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた利用可能な料金を示すデ
    ータから今回の利用料金を引き去る演算を行なう演算手
    段と、 この演算手段の演算結果があらかじめ設定される所定値
    未満になったか否かを判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定結果が所定値未満でないと
    き、前記演算手段の演算結果を新たな利用可能な料金を
    示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録する第
    1の処理手段と、 今回の利用日が前記携帯形情報記録媒体から読取った前
    回積増日時と一致するか否かを判定する第2の判定手段
    と、 この第2の判定手段による判定の結果、今回の利用日が
    前回積増日時と一致せず、かつ、前記第1の判定手段の
    判定結果が所定値未満であるとき、前記演算手段の演算
    結果に前記携帯形情報記録媒体から読取った積増額を示
    すデータを加算し、その加算結果を新たな利用可能な料
    金を示すデータとして前記携帯形情報記録媒体に記録す
    る第2の処理手段と、 前記第2の判定手段による判定の結果、今回の利用日が
    前回積増日時と一致し、かつ、前記第1の判定手段の判
    定結果が所定値未満であるとき、前記演算手段の演算結
    果を新たな利用可能な料金を示すデータとして前記携帯
    形情報記録媒体に記録する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  11. 【請求項11】 前記演算手段の演算結果を前記利用者
    に対して報知する報知手段をさらに具備したことを特徴
    とする請求項9または請求項10記載の利用料金支払い
    システム。
  12. 【請求項12】 前記演算手段の演算結果に前記携帯形
    情報記録媒体から読取った積増額を示すデータを加算し
    て積増を行なったことを前記利用者に対して報知する報
    知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項9また
    は請求項10記載の利用料金支払いシステム。
  13. 【請求項13】 前記演算手段の演算結果に前記携帯形
    情報記録媒体から読取った積増額を示すデータを加算し
    て積増を行なった際、その積増額を示すデータに相当す
    る預り金を充当するため、あらかじめ指定された金融機
    関に対して口座振替を行なう口座振替手段をさらに具備
    したことを特徴とする請求項9または請求項10記載の
    利用料金支払いシステム。
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