JP2002279531A - 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、商品販売データ処理方法およびコンピュータプログラム

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JP2002279531A
JP2002279531A JP2001079213A JP2001079213A JP2002279531A JP 2002279531 A JP2002279531 A JP 2002279531A JP 2001079213 A JP2001079213 A JP 2001079213A JP 2001079213 A JP2001079213 A JP 2001079213A JP 2002279531 A JP2002279531 A JP 2002279531A
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Japan
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amount
debit
sales
data
card
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JP2001079213A
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English (en)
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Hideo Karasawa
秀夫 唐澤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子マネーの再充填を専用に行う再充填装置
が設置してある場所まで顧客を赴かせることなく電子マ
ネーの再充填を行うことができるようにする。 【解決手段】 引落金額が売上金額を上回るとともに
(S9のY)、引落金額と売上金額との差額である過払い
金額が充填可能額を下回る場合には(S11のY)、引落
金額と顧客情報とを組み合わせた引落依頼データをデビ
ットカードの発行元であるホスト装置に送信し(S1
2)、引落依頼データに対応する引落応答データに基づ
いて引落金額分の引き落としが承認されたと判断した場
合には(S14のY)、過払い金額を電子マネーとして、
ICカードの記憶領域へ充填する(S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売データ処
理装置、商品販売データ処理方法およびコンピュータプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日、現金の代わりに、クレジットカー
ド、デビットカード決済に使用されるキャッシュカー
ド、電子マネーを具備するICカード等の各種カードに
よって決済する手法が広く知られている。
【0003】各種カードによるカード決済により、小銭
の持ち歩きが不要になったり、取引に際しての小銭の授
受が不要になったりするという利点があるため、従来で
はカード決済に馴染みが薄いとされていたスーパーマー
ケット等での小口の買い物での利便性の向上が期待でき
る。
【0004】ところで、デビットカード決済では、商品
販売処理を実行している店舗から該当する口座へアクセ
スし、アクセスした口座から預金残高の範囲内の金額を
引き落とすというデビットカード決済の仕組みから、預
金残高の範囲内であれば、商品販売処理に際して売り上
げた商品関する売上金額以上の金額を引き落とすことが
可能である。
【0005】このため、デビットカード決済を可能とし
た店舗では、売上金額以上の金額を引落金額として口座
から引き落とし、この引落金額と売上金額との差額を、
銀行に代行して現金化するような運用を行うことが可能
である。
【0006】また、電子マネー決済では、売上金額をI
Cカードに蓄えられた電子マネーから引き落としていく
という電子マネー決済の仕組みから、ICカードに蓄え
られた電子マネーの残高に応じて、適宜、電子マネーを
再充填する必要がある。
【0007】ここで、電子マネーの再充填に際しては、
銀行等に設置された専用の再充填装置を使用して、IC
カードに電子マネーを充填するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、デビットカード決済を可能とした店舗で、口座か
ら引き落とした引落金額と売上金額との差額を、銀行に
代行して現金化するような運用を行う場合には、店舗側
は高額の現金を準備しておく必要があり、防犯上望まし
くない。
【0009】また、上述したように、電子マネー決済の
実行に応じて電子マネーを再充填するためには、専用の
再充填装置が必要であるため、顧客は、電子マネーの再
充填に際して、再充填装置が設置されている場所まで赴
かなくてはならない。
【0010】本発明は、電子マネーの再充填を専用に行
う再充填装置が設置してある場所まで顧客を赴かせるこ
となく電子マネーの再充填を行うことができる商品販売
データ処理装置、商品販売データ処理方法およびコンピ
ュータプログラムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の商
品販売データ処理装置は、商品に関する商品情報に基づ
いて商品販売処理を行う商品販売データ処理装置におい
て、前記商品販売処理に関する売上金額を取得する売上
金額取得手段と、デビットカードに記憶された顧客に関
する顧客情報を取得する顧客情報取得手段と、少なくと
も充填可能額を記憶する記憶領域を有して電子マネーと
して機能するICカードに対してデータの読取/書込を
実行するデータ読取/書込手段と、引落金額を入力する
ための引落金額入力手段と、前記引落金額入力手段によ
り入力された前記引落金額が、前記売上金額取得手段が
取得した前記売上金額を上回るか否かを判断する過払い
判断手段と、前記過払い判断手段が前記引落金額が前記
売上金額を上回ると判断した場合に、前記引落金額と前
記売上金額との差額である過払い金額が、前記データ読
取/書込手段が読み取った前記充填可能額を下回るか否
かを判断する充填可否判断手段と、前記充填可否判断手
段が前記過払い金額が前記充填可能額を下回ると判断し
た場合に、前記引落金額と前記顧客情報取得手段が取得
した前記顧客情報とを組み合わせた引落依頼データを、
このデビットカードの発行元であるホスト装置に送信す
る引落依頼データ送信手段と、前記引落依頼データ送信
手段が送信した前記引落依頼データに対応する引落応答
データを受信する引落応答データ受信手段と、前記引落
応答データ受信手段が受信した前記引落応答データに基
づいて、前記引落金額分の引き落としが承認されたか否
かを判断する承認可否判断手段と、前記承認可否判断手
段が前記引落金額分の引き落としが承認されたと判断し
た場合に、前記データ読取/書込手段により前記過払い
金額を電子マネーとして前記記憶領域に充填する電子マ
ネー充填手段と、を設けた。
【0012】したがって、引落金額入力手段により入力
された引落金額が、売上金額取得手段により取得された
売上金額を上回ると過払い判断手段によって判断され、
引落金額と売上金額との差額である過払い金額がデータ
読取/書込手段によりICカードの記憶領域から読み取
られた充填可能額を下回ると充填可否判断手段によって
判断された場合には、引落金額と顧客情報取得手段によ
り取得された顧客情報とが組み合わされた引落依頼デー
タが、引落依頼データ送信手段によってこのデビットカ
ードの発行元であるホスト装置に送信される。引落応答
データ受信手段によって受信された引落応答データに基
づいて、承認可否判断手段によって引落金額分の引き落
としが承認されたと判断された場合には、データ読取/
書込手段によって過払い金額分が電子マネーとして記憶
領域に充填される。これによって、売り上げた商品に関
するデビットカードでの決済に際して、電子マネーの充
填を行うことが可能になる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品販売データ処理装置において、前記顧客情報取得手段
は、磁気カード製のデビットカードの磁気テープに記憶
された前記顧客情報を取得する磁気カードリーダであ
る。
【0014】したがって、実用上、キャッシュカードと
して広く普及している磁気カードを使用して、請求項1
記載の発明の作用を得ることが可能になる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の商
品販売データ処理装置において、前記顧客情報取得手段
は、ICカード製のデビットカードのICチップに記憶
された前記顧客情報を取得するICカードリーダであ
る。
【0016】したがって、今後、普及が望まれるICカ
ードを使用して、請求項1記載の発明の作用を得ること
が可能になる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の商
品販売データ処理装置において、前記顧客情報取得手段
は前記顧客情報と前記充填可能額と前記残高とを前記記
憶領域に記憶する多機能型ICカードから前記顧客情報
を取得し、前記データ読取/書込手段は前記多機能型I
Cカードに対してデータの読取/書込を実行する。
【0018】したがって、顧客情報と充填可能額と残高
とを記憶領域に記憶する多機能型ICカードを使用する
ことにより、顧客情報取得手段とデータ読取/書込手段
とを単一のデバイスによって実現することができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の商品販売データ処理装置において、前記
充填可否判断手段が前記過払い金額が前記充填可能額を
上回ると判断した場合に、前記売上金額と前記充填可能
額とを合計した引落限度額を案内する引落限度額案内手
段を設けた。
【0020】したがって、充填可否判断手段によって過
払い金額が充填可能額を上回ると判断された場合には、
引落限度額案内手段によって売上金額と充填可能額とが
合計された引落限度額が案内される。これによって、顧
客から再度の過払いが要求された場合には、引落限度額
以下の金額を引落金額として入力することが可能にな
る。
【0021】請求項6記載の発明の商品販売データ処理
方法は、引落金額を入力するための引落金額入力手段と
商品に関する商品販売情報に基づいて商品販売処理に関
する売上金額を取得する売上金額取得手段とを用いて、
前記引落金額入力手段により入力された前記引落金額
が、前記売上金額取得手段が取得した前記売上金額を上
回るか否かを判断し、前記引落金額が前記売上金額を上
回ると判断した場合に、少なくとも充填可能額を記憶す
る記憶領域を有して電子マネーとして機能するICカー
ドに対してデータの読取/書込を実行するデータ読取/
書込手段を用いて、前記引落金額と前記売上金額との差
額である過払い金額が前記データ読取/書込手段が読み
取った前記充填可能額を下回るか否かを判断し、デビッ
トカードに記憶された顧客に関する顧客情報を取得する
顧客情報取得手段を用いて、前記過払い金額が前記充填
可能額を下回ると判断した場合に、前記引落金額と前記
顧客情報取得手段が取得した前記顧客情報とを組み合わ
せた引落依頼データを、このデビットカードの発行元で
あるホスト装置に送信し、送信した前記引落依頼データ
に対応する引落応答データを受信し、受信した前記引落
応答データに基づいて、前記引落金額分の引き落としが
承認されたか否かを判断し、前記引落金額分の引き落と
しが承認されたと判断した場合に、前記データ読取/書
込手段により前記過払い金額を電子マネーとして前記記
憶領域に充填するようにした。
【0022】したがって、引落金額入力手段により入力
された引落金額が、売上金額取得手段により取得された
売上金額を上回ると判断され、引落金額と売上金額との
差額である過払い金額がデータ読取/書込手段によりI
Cカードの記憶領域から読み取られた充填可能額を下回
ると判断された場合には、引落金額と顧客情報取得手段
により取得された顧客情報とが組み合わされた引落依頼
データが、このデビットカードの発行元であるホスト装
置に送信される。受信された引落応答データに基づい
て、引落金額分の引き落としが承認されたと判断された
場合には、データ読取/書込手段によって過払い金額分
が電子マネーとして記憶領域に充填される。これによっ
て、売り上げた商品に関するデビットカードでの決済に
際して、電子マネーの充填を行うことが可能になる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項6記載の商
品販売データ処理方法において、前記過払い金額が前記
充填可能額を上回ると判断した場合に、前記売上金額と
前記充填可能額とを合計した引落限度額を案内するよう
にした。
【0024】したがって、過払い金額が充填可能額を上
回ると判断された場合には、売上金額と充填可能額とが
合計された引落限度額が案内される。これによって、顧
客から再度の過払いが要求された場合には、引落限度額
以下の金額を引落金額として入力することが可能にな
る。
【0025】請求項8記載の発明のコンピュータプログ
ラムは、商品に関する商品販売情報に基づいて商品販売
処理を行う商品販売データ処理装置が備えるコンピュー
タにインストールされるコンピュータプログラムにおい
て、前記商品販売処理に関する売上金額を取得する売上
金額取得手段を用いて、前記引落金額入力手段により入
力された前記引落金額が、前記売上金額取得手段が取得
した前記売上金額を上回るか否かを判断する過払い判断
機能と、少なくとも充填可能額を記憶する記憶領域を有
して電子マネーとして機能するICカードに対してデー
タの読取/書込を実行するデータ読取/書込手段と、引
落金額を入力するための引落金額入力手段を用いて、前
記引落金額が前記売上金額を上回ると判断した場合に、
前記引落金額と前記売上金額との差額である過払い金額
が、前記データ読取/書込手段が読み取った前記充填可
能額を下回るか否かを判断する充填可否判断機能と、デ
ビットカードに記憶された顧客に関する顧客情報を取得
する顧客情報取得手段を用いて、前記過払い金額が前記
充填可能額を下回ると判断した場合に、前記引落金額と
前記顧客情報取得手段が取得した前記顧客情報とを組み
合わせた引落依頼データを、このデビットカードの発行
元であるホスト装置に送信する引落依頼データ送信機能
と、送信した前記引落依頼データに対応する引落応答デ
ータを受信する引落応答データ受信機能と、受信した前
記引落応答データに基づいて、前記引落金額分の引き落
としが承認されたか否かを判断する承認可否判断機能
と、前記引落金額分の引き落としが承認されたと判断し
た場合に、前記データ読取/書込手段により前記過払い
金額を電子マネーとして前記記憶領域に充填する電子マ
ネー充填機能と、を前記コンピュータに実行させる。
【0026】したがって、引落金額入力手段により入力
された引落金額が、売上金額取得手段により取得された
売上金額を上回ると判断され、引落金額と売上金額との
差額である過払い金額がデータ読取/書込手段によりI
Cカードの記憶領域から読み取られた充填可能額を下回
ると判断された場合には、引落金額と顧客情報取得手段
により取得された顧客情報とが組み合わされた引落依頼
データが、このデビットカードの発行元であるホスト装
置に送信される。受信された引落応答データに基づい
て、引落金額分の引き落としが承認されたと判断された
場合には、データ読取/書込手段による過払い金額の電
子マネーとしての記憶領域への充填が実行される。これ
によって、売り上げた商品に関するデビットカードでの
決済に際して、電子マネーの充填を行うことが可能にな
る。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項8記載のコ
ンピュータプログラムにおいて、前記過払い金額が前記
充填可能額を上回ると判断した場合に、前記売上金額と
前記充填可能額とを合計した引落限度額を案内する引落
限度額案内機能を前記コンピュータに実行させる。
【0028】したがって、過払い金額によって充填可能
額を上回ると判断された場合には、売上金額と充填可能
額とが合計された引落限度額が案内される。これによっ
て、顧客から再度の過払いが要求された場合には、引落
限度額以下の金額を引落金額と入力することが可能にな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て図1ないし図8を参照して説明する。本実施の形態
は、デビットカード決済システムへの適用例を示す。
【0030】図1は、本発明の第一の実施の形態のデビ
ットカード決済システムを概略的に示すブロック図であ
る。デビットカード決済システム1は、商品販売データ
処理装置としてのPOS端末2と、銀行に設置されたホ
ストコンピュータ3とをデータ通信自在に接続すること
により構成されている。
【0031】POS端末2は、図2に示すように、キー
ボード4(図3参照)、プリンタ5、ディスプレイ6、P
INPAD7、バーコードスキャナ8、CD−Rドライ
ブD、ICカードリーダライタ9、磁気カードリーダ1
0等の、POS端末2が備える各部を集中的に駆動制御
するCPU(Central Processing Unit)11と、各種制
御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)12
と、CPU11のワークエリアとして機能するRAM(R
andom Access Memory)13とをバスライン14により接
続することによって構成されるマイクロコンピュータ(M
icrocomputer:以下、マイコンという)15を備えてい
る。
【0032】バスライン14には、商品コード、商品
名、単価等の商品情報を対応づけて記憶する図示しない
PLU(Price Look Up)ファイルや、販売した商品に関
する商品販売情報を記憶する図示しない売上ファイル等
の各種ファイルを格納するHDD16が接続されてい
る。
【0033】以下にマイコン15によって駆動制御され
る各部について説明する。
【0034】キーボード4は、図3に示すように、商品
コード、単価、販売個数等を手入力するためのテンキー
17、販売する商品の部門を指定する部門キー18、小
計を取得するための小計キー19、各種決済手法を指定
する決済種別指定キー20、各種処理の取り消しを宣言
するための取消キー21、入力データの決定や各種処理
の実行等を宣言するための実行キー22等の各種キーを
有しており、図示しないキーボード制御回路を介してバ
スライン14に接続されている。キーボード4は、キー
ボード制御回路によって駆動制御されて操作された各種
キーに応じた入力信号をマイコン15に向けて出力す
る。
【0035】後述する商品販売処理に際しては、キーボ
ード4の操作によって引落金額を入力することができる
ため、キーボード4によって引落金額入力手段としての
機能が実現される。
【0036】決済種別指定キー20には、それぞれ操作
されることにより、クレジットカード決済を宣言するク
レジットキー20a、デビットカード決済を宣言するデ
ビットキー20b、電子マネー決済を宣言する電子マネ
ーキー20c、現金決済を宣言する現金キー20dがあ
る。
【0037】プリンタ5は、用紙に対して印字を行う図
示しない印字部、用紙を搬送する搬送機構等を有してお
り、図示しないプリンタ制御回路を介してバスライン1
4に接続されている。プリンタ5は、プリンタ制御回路
によって駆動制御されて、例えば、商品販売処理に際し
て、印字部や搬送機構等を駆動制御することにより、取
引内容が印字されたレシート(図8参照)を発行する。
【0038】ディスプレイ6は、図示しないディスプレ
イ制御回路を介してバスラインに接続されており、マイ
コン15からの表示データに基づいて、ディスプレイ制
御回路によって駆動制御されて各種キーの操作により入
力されたデータや、操作を案内する操作ガイダンス等を
表示する。
【0039】PINPAD7は、顧客の操作により暗証
番号を入力するための図示しないテンキー(図3参照)を
有している。PINPAD7は、図示しない入力制御回
路を介してバスライン14に接続されており、後述する
商品販売処理での暗証番号の入力に際して、顧客により
操作されたキーに応じた信号を、入力制御回路を介して
マイコン15に出力する。
【0040】バーコードスキャナ8は、図示しないスキ
ャナ制御回路を介してバスライン14に接続されてお
り、光学的に読み取った商品等に付されたバーコードに
基づく読取情報を、スキャナ制御回路を介してマイコン
15に出力する。
【0041】CD−RドライブDは、図示しない読取制
御回路を介してバスライン14に接続されており、CD
−ROM Zに記憶された各種データを読み取り、読み
取ったデータを読取制御回路を介してマイコン15に出
力する。
【0042】ここで、CD−ROM Zに記憶される各
種データとして、例えば、後述する商品販売処理を実行
させる制御プログラム等がある。
【0043】ICカードリーダライタ9は、図示しない
リーダライタ制御回路に駆動制御されて、ICチップm
を有するICカードX(図1参照)に対してデータの読取
/書込を行う。
【0044】ここで、図4は、電子マネーとして機能す
るICカードXが備える各部の電気的接続を示すブロッ
ク図である。ICカードXのICチップmは、CPU3
0、制御プログラムを予め格納するROM31、RAM
32、EEPROM33をバスライン34を介して接続
することによって構成されるマイコン35を内蔵してい
る。
【0045】EEPROM33には、図5に示すよう
に、このICチップmに電子マネーとしてできる充填額
の上限金額に関するデータ(以下、単に上限金額という)
を記憶する上限額領域36a、このICチップmが現在
記憶している残高に関するデータ(以下、単に残高とい
う)等の電子マネーデータを記憶する残高領域36b等
の各種記憶領域36が確保されている。
【0046】また、バスライン34には、外部接続端子
37が接続されている。この外部接続端子37は、IC
カードXの表面に露出するようにして設けられている。
外部接続端子37は、ICカードXがICカードリーダ
ライタ9に挿入されている状態で、ICカードリーダラ
イタ9から入力された信号をバスライン34を介してマ
イコン35に入力し、マイコン35から出力した信号を
バスライン34を介してICカードリーダライタ9に向
けて出力する。
【0047】本実施の形態では、ICカードリーダライ
タ9が外部接続端子37を介してEEPROM33の記
憶領域36に記憶された電子マネーデータの読取/書込
を実行することによって、読み取った上限金額や残高等
の電子マネーデータが後述する商品販売処理に供される
ため、ICカードリーダライタ9によってデータ読取/
書込手段が実現される。
【0048】磁気カードリーダ10は、図示しない磁気
カードリーダ制御回路を介して、バスライン14に接続
されており、磁気テープnを有する磁気カードYに記憶
されたデータを読み取る。
【0049】特に図示しないが、磁気テープnには、顧
客情報として、磁気カードの所有者である顧客の口座番
号や、口座開設時に設定された暗証番号等が記憶されて
いる。
【0050】本実施の形態では、磁気カードリーダ10
が磁気テープnに記憶された口座番号や暗証番号等を読
み取ることによって、読み取った口座番号や暗証番号等
が後述する商品販売処理に供されるため、磁気カードリ
ーダ10によって顧客情報取得手段が実現される。
【0051】加えて、バスライン14には、銀行のホス
トコンピュータ3との間でデータ通信を行うための通信
I/F23が接続されている。
【0052】ホストコンピュータ3には、各デビットカ
ード固有の口座番号とこの銀行における預金残高とを対
応づけて記憶する残高ファイルを格納する記憶装置3a
が接続されている。
【0053】次に、ROM12に格納された制御プログ
ラムに基づいてCPU11が実行する商品販売処理につ
いて図6を参照して説明する。図6は、ROM12に格
納された制御プログラムに基づいてCPU11が実行す
る商品販売処理を概略的に示すフローチャートである。
【0054】キーボード4におけるテンキー17の操作
あるいはバーコードスキャナ8によるバーコードの読み
取りによって、商品コードが入力されたと判断するま
で、または、キーボード4における決済種別指定キー2
0の操作による締め処理の実行が宣言されたと判断する
まで待機する(S1のN,S3のN)。
【0055】商品コードが入力されたと判断した場合に
は(S1のY)、販売登録処理を実行する(S2)。
【0056】ここで、ステップS2における販売登録処
理の実行に際しては、入力された商品コードに基づい
て、HDD16のPLUファイルを参照して、商品販売
情報を取得することによって確定する商品販売情報をR
AM13の売上バッファやHDD16の売上ファイル等
に記憶するとともに、ここまでに確定されている商品販
売情報に関する金額の合計と消費税とを含めた売上金額
を算出する。ここに、売上金額取得手段としての機能が
実行される。
【0057】締め処理の実行が宣言されたと判断した場
合には(S3のY)、締め処理の宣言がデビットキー20
bの操作によるものであるか否かを判断する(S4)。
【0058】締め処理の宣言がデビットキー20bの操
作によるものであると判断した場合には(S4のY)、磁
気カードリーダ10によるデビットカードデータの読み
取りによってデビットカードデータを取得するまで待機
し(S5のN)、デビットカードデータを取得した場合に
は(S5のY)、PINPAD7におけるテンキーの操作
により正しい暗証番号が入力されたか否かを判断する
(S6)。
【0059】公知の技術であるため説明を省略するが、
ステップS6で実行する暗証番号の正誤の判断は、ステ
ップS5で読み取ったデビットカードデータに基づい
て、PINPAD7におけるテンキーの操作により入力
された暗証番号がデビットカードデータに含まれている
暗証番号と一致するか否かを判断することにより実行さ
れる。
【0060】正しい暗証番号が入力されたと判断した場
合には(S6のY)、テンキー17の操作による引落金額
の入力(S7のN)、および、実行キー22の操作による
ここまでの入力情報の確定およびデビット決済の続行が
宣言されたと判断するまで待機する(S8のN)。
【0061】ここで、引落金額とは、銀行の記憶装置3
aに格納されている残高ファイルにおける該当する口座
番号に対応する預金残高から引き落とす金額に関するデ
ータを意味する。
【0062】実行キー22の操作があったと判断した場
合には(S8のY)、売上金額と引落金額とを比較して、
引落金額が売上金額を上回るまたは等しいか下回るかを
判断する(S9)。ここに、過払い判断手段としての機能
が実行される。
【0063】引落金額が売上金額を上回っていると判断
した場合には(S9のY)、ICカードリーダライタ9に
よるICカードデータの読み取りによって電子マネーデ
ータを取得するまで待機する(S10のN)。
【0064】引落金額が売上金額を下回っていると判断
した場合には(S9のN)、ステップS17に進み、ディ
スプレイ6に、売上金額とり高い引落金額を入力させる
ようなエラーメッセージ(図示せず)を表示する。
【0065】ステップS10で判断する電子マネーデー
タの読み取りは、商品販売処理の開始に当たって、最初
に挿入しておいてもよいし、また例えば、引落金額が売
上金額を下回っていると判断した場合に、ディスプレイ
6に「電子マネーカードをICカードリーダライタに挿
入してください。」等のメッセージを表示させること
で、電子マネーデータを記憶するICカードXのICカ
ードリーダライタへの挿入を促すようにしてもよい。
【0066】電子マネーデータを取得したと判断した場
合には(S10のY)、読み取った電子マネーデータに基
づいて上限金額と残高との差額である充填可能金額を算
出し、引落金額と売上金額との差額である過払い金額を
算出し、算出した過払い金額と充填可能金額とを比較す
ることで、充填可能金額が過払い金額を上回っているか
下回っているかを判断する(S11)。ここに、充填可否
判断手段としての機能が実行される。
【0067】充填可能金額が過払い金額を上回っている
と判断した場合には(S11のY)、ステップS7で入力
された引落金額とステップS5で読み取ったデビットカ
ードデータに基づく口座番号とを組み合わせた引落依頼
データを、通信I/F23を介して、デビットカードの
発行元である銀行のホストコンピュータ3に向けて送信
し(S12)、この引落依頼データに対応するデビットオ
ーソリー応答伝文を通信I/F23を介して受信したと
判断するまで待機する(S13のN)。ここに、引落依頼
データ送信手段および引落応答データ受信手段としての
機能が実行される。
【0068】具体的に、例えば、図5(b)に示すよう
に、この商品販売処理に際して、上限金額が¥30,0
00に設定されており、残高が¥2,000であるIC
カードが使用されて、販売登録処理での売上金額が¥
3,000であった場合に、引落金額として¥20,00
0を設定したとする。このとき、充填可能金額は、上限
金額と残高との差額であるため¥28,000となる。
過払い金額は、引落金額と売上金額との差額であるた
め、¥17,000となる。充填可能金額¥28,000
と過払い金額¥17,000とを比較すると、充填可能
金額が過払い金額を上回っているため、引落金額¥2
0,000に口座番号を組み合わせた引落依頼データ
が、銀行のホストコンピュータ3に向けて送信される。
【0069】特に図示しないが、ホストコンピュータ3
は、POS端末2から送信された引落依頼データを受信
すると、口座番号によって特定される口座における残高
が引落金額を上回っているか否かを判断し、残高が引落
金額を上回っていると判断した場合に、該当する口座番
号に対応する預金残高から引落金額を引き落とすととも
に、引落依頼データによって依頼された金額の引き落と
しが承認されたことを示す承認データと対応する口座番
号とを組み合わせたデビットオーソリー応答伝文を作成
して、POS端末2に向けて送信する。一方、預金残高
が引落金額を下回っていると判断した場合には、引落依
頼データによって依頼された金額の引き落としが承認さ
れなかったことを示す非承認データと対応する口座番号
とを組み合わせたデビットオーソリー応答伝文を作成し
て、POS端末2に向けて送信する。
【0070】再び、図6に戻り、ステップS12で通信
I/F23を介して送信した引落依頼データに対応する
デビットオーソリー応答伝文を、通信I/F23を介し
て受信したと判断した場合には(S13のY)、デビット
オーソリー応答伝文に基づいてデビットカード決済が承
認されたか否かを判断する(S14)。ここに、承認可否
判断手段としての機能が実行される。
【0071】デビットオーソリー応答伝文に基づいてデ
ビットカード決済が承認されたと判断した場合には(S
14のY)、ICカードリーダライタ9を駆動して、引
落金額と売上金額との差額である過払い金額を電子マネ
ーとしてEEPROM33の残高領域36bに書込むこ
とにより電子マネーの充填を行う(S15)。ここに、電
子マネー充填手段としての機能が実行される。
【0072】具体的に、上述した例によれば、過払い金
額が¥17,000であったため、ステップS15で
は、¥17,000が電子マネーとして新たに充填さ
れ、ICカードXの残高領域36bにおける残高は、図
5(c)に示すように、元々蓄えられていた¥2,000
を加算した¥19,000となる。
【0073】加えて、図7に示すようにデビットカード
決済が承認されたことを案内するメッセージ100と承
認されたデビットカード決済の内容101とをディスプ
レイ6に表示させるとともに、プリンタ5を駆動して図
8に示すような取引レシート102および図示しない口
座引落確認書を印字発行する(S16)。取引レシート1
02には、商品名、小計、消費税等の販売した商品に関
する情報103と、電子マネーの充填に関する情報10
4と、この取引の合計金額に関する情報105と、この
取引がデビットカード決済により実行されたことを示す
情報106とが印字されている。
【0074】充填可能金額が過払い金額を下回っている
と判断した場合には(S11のN)、入力された引落金額
でのデビットカード決済ができないことを示すエラーメ
ッセージをディスプレイ6に表示させ(S17)、キーボ
ード4の操作によって再操作を実行するか否かを判断す
る(S18)。
【0075】再操作の実行が宣言は、例えば、デビット
キー20bの操作により宣言させることが可能であり、
再操作の実行が宣言された場合には(S18のY)、ステ
ップS5に進む。
【0076】一方、例えば、取消キーの操作により処理
の取り消しが宣言された場合には(S18のN)、現金に
よる決済等、デビットカード決済以外の決済を実行す
る。
【0077】ここに、テンキー17の操作により入力さ
れた引落金額が、ステップS2で取得された売上金額を
上回ると判断され、引落金額と売上金額との差額である
過払い金額がICカードリーダライタ9によりICカー
ドXの記憶領域36から読み取られた充填可能額を下回
ると判断された場合には、引落金額と磁気カードリーダ
10によって取得された口座番号とが組み合わされた引
落依頼データが、通信I/Fを23介して、銀行のホス
トコンピュータ3に送信される。通信I/Fを23介し
て受信された引落応答データに基づいて、引落金額分の
引き落としが承認されたと判断された場合には、ICカ
ードリーダライタ9によって過払い金額分の電子マネー
が記憶領域36に充填される。
【0078】これによって、売り上げた商品に関するデ
ビットカードでの決済に際して、電子マネーの充填を行
うことができ、電子マネーの再充填を専用に行う再充填
装置が設置してある場所まで顧客を赴かせることなく電
子マネーの再充填を行うことができ、顧客に対する利便
性の向上を図ることができる。
【0079】また、顧客に対してこのような利便性を提
供することにより、集客力の向上を図ることができる。
【0080】次に、本発明の第二の実施の形態について
図9ないし図10を参照して説明する。本実施の形態
は、顧客データが記憶されたICチップを有するICカ
ード製のデビットカードを使用する。なお、第一の実施
の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。
以下、同様とする。
【0081】図9は、本発明の第二の実施の形態のデビ
ットカード決済システムを概略的に示すブロック図であ
る。本実施の形態のデビットカード決済システム40に
おけるPOS端末2には、デビットカードとしてのIC
カードY'に対してデータの読取/書込を実行するIC
カードリーダライタ41と、電子マネーとして機能する
ICカードXに対してデータの読取/書込を実行するI
Cカードリーダライタ9とが接続されている。
【0082】図10は、ICカードY'が備える記憶領
域を模式的に示す説明図である。ICカードY'は、図
4に示したICカードXと同様の構成を有しており、I
CカードY'のEEPROMが備える記憶領域42に
は、口座番号を記憶する口座番号領域42aが確保され
ている。また、特に図示しないが、暗証番号も記憶され
ている。
【0083】このようなPOS端末2は、商品販売処理
に際して、図6で説明した処理と同様の処理を実行す
る。
【0084】これによって、今後、広く普及が期待され
るICカード製のデビットカードを使用して、第一の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0085】なお、本実施の形態では、CD−Rドライ
ブDによって読み取ったCD−ROM Zに記憶された
制御プログラムに基づいて商品販売処理を実行したが、
この制御プログラムはCD−RドライブDによって読み
取られたCD−ROM Zに記憶された制御プログラム
に限るものではなく、例えば、FDに記憶された制御プ
ログラムをFDドライブによって読み取ったものであっ
てもよいし、ネットワーク等を介して外部装置からダウ
ンロードした制御プログラムであってもよい。
【0086】次に、本発明の第三の実施の形態について
図11ないし図12を参照して説明する。本実施の形態
は、単一のICチップに顧客データ、上限金額データ、
残高データを記憶する多機能型ICカード51(図12
参照)を使用する。
【0087】図11は、本発明の第三の実施の形態の多
機能型ICカード51のEEPROMの記憶領域を模式
的に示す説明図である。多機能型ICカード51は、図
4に示したICカードXと同様の構成を有しており、多
機能型ICカード51のEEPROMが備える記憶領域
52には、この多機能型ICカード51の所有者である
顧客の口座番号を記憶する口座番号領域52a、電子マ
ネーとしてできる充填額の上限金額を記憶する上限額領
域52b、現在記憶している残高を記憶する残高領域5
2c等が確保されている。
【0088】また、特に図示しないが、EEPROMの
記憶領域52には、口座開設時に設定された暗証番号が
記憶されている。
【0089】図12は、デビットカード決済システムを
概略的に示すブロック図である。本実施の形態のデビッ
トカード決済システム50の一部を構成するPOS端末
2には、図12に示す多機能型ICカード51のICチ
ップpに対してデータの読取/書込を実行するICカー
ドリーダライタ53が接続されている。
【0090】図12に示すPOS端末2での商品販売処
理に際しては、図6で説明した処理と同様の処理を実行
する。本実施の形態では、口座番号の取得および電子マ
ネーの充填を、単一の多機能型ICカード51および単
一のICカードリーダライタ53によって実行すること
ができる。
【0091】これによって、ICカードリーダライタ5
3への多機能型ICカード51の挿入や取り出し作業が
1回で済むため、商品販売処理の実行に際しての作業の
容易化や作業時間の短縮を図り、使い勝手の良好なデビ
ットカード決済システム50を提供することができる。
【0092】また、一枚の多機能型ICカード51を持
ち歩くだけでよいため、デビットカード決済および電子
マネー決済の幅広い普及が期待できる。
【0093】次に、本発明の第四の実施の形態について
図13ないし図14を参照して説明する。本実施の形態
は、引落金額が売上金額を上回っている場合に、妥当な
引落金額を案内する点が第一の実施の形態と異なる点で
ある。
【0094】図13は、本発明の第四の実施の形態のデ
ビットカード決済システムにおいて、ROMに格納され
た制御プログラムに基づいてCPUが実行する商品販売
処理を概略的に示すフローチャートである。
【0095】ステップT1からステップT16までは、
図6に示したステップS1からステップS16までと同
様の処理を実行する。
【0096】引落金額が売上金額を上回っていると判断
した場合には(T11のN)、ステップT2で取得した売
上金額とステップT5で取得した電子マネーデータに基
づいて上限金額と残高から算出される充填可能金額とを
合計した引落限度額を算出し、図14に示すように売上
金額に関するデータ110と、電子マネーとして充填可
能な金額に関するデータ111と、引落限度額に関する
データ112とをディスプレイ6に表示させる(T1
7)。ここに、引落限度額案内手段としての機能が実行
される。
【0097】具体的に、例えば、この商品販売処理に際
して、上限金額が¥30,000に設定されており、残
高が¥2,000であって、販売登録処理での売上金額
が¥3,000であった場合に、引落金額として顧客か
ら¥50,000を要求されたとする。このとき、充填
可能金額は、上限金額と残高との差額であるため¥2
8,000となる。過払い金額は、引落金額と売上金額
との差額であるため、¥47,000となる。
【0098】仮に、このまま処理を続行した場合、電子
マネーとして過払い金額分の¥47,000が加算され
て、電子マネーの残高が¥49,000となる。しか
し、現実には、上限金額が¥30,000であるため、
残高を¥49,000とすることはできない。
【0099】本実施の形態では、充填可能金額¥28,
000に売上金額¥3,000を加算した金額¥31,0
00を引落限度額としてディスプレイ6に表示する。
【0100】オペレーターは、ディスプレイ6に表示さ
れた引落限度額に基づいて、「××円まで引き落とすこ
とができますよ。デビットカード決済を続けますか。」
等のアナウンスをすることで、引落限度額を顧客に知ら
せるとともにデビットカード決済の継続の意思の有無を
確認する。
【0101】図13に戻り、実行キー22の操作、ある
いは、実行キー22以外の決済種別指定キー20の操作
があったと判断するまで待機する(T18のN,T19
のN)。
【0102】実行キー22の操作があったと判断した場
合には(T18のY)、ステップT12に進む。
【0103】実行キー22以外の決済キーの操作があっ
たと判断した場合には(T19のY)、その他の決済処理
を実行する。
【0104】また、引落金額が売上金額を下回っている
と判断した場合には(T9のN)、ディスプレイ6にエラ
ーメッセージを表示し(図7参照)、ステップT18に進
む。
【0105】これによって、引落金額が売上金額を上回
っている場合にも、顧客から再度の過払いが要求された
場合には、引落限度額以下の金額を引落金額として入力
することが可能になるので、充填可能額以上の電子マネ
ーを引き落とそうとすることによる処理の中断が複数回
連続することを防止することができる。
【0106】
【発明の効果】請求項1記載の発明の商品販売データ処
理装置によれば、引落金額入力手段により入力された引
落金額が、売上金額取得手段が取得した売上金額を上回
ると過払い判断手段が判断し、引落金額と売上金額との
差額である過払い金額が、データ読取/書込手段がIC
カードの記憶領域から読み取った充填可能額を下回ると
充填可否判断手段が判断した場合には、引落金額と顧客
情報取得手段が取得した顧客情報とを組み合わせた引落
依頼データを、引落依頼データ送信手段によってこのデ
ビットカードの発行元であるホスト装置に送信し、引落
応答データ受信手段が受信した引落応答データに基づい
て、承認可否判断手段が引落金額分の引き落としが承認
されたと判断した場合には、データ読取/書込手段によ
って過払い金額分を電子マネーとして記憶領域に充填す
ることにより、売り上げた商品に関するデビットカード
での決済に際して、電子マネーの充填を行うことができ
る。これによって、電子マネーの再充填を専用に行う再
充填装置が設置してある場所まで顧客を赴かせることな
く電子マネーの再充填を行うことができ、顧客に対する
利便性の向上を図ることができる。また、顧客に対して
このような利便性を提供することにより、集客力の向上
を図ることができる。
【0107】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売データ処理装置において、顧客情報取得手
段を、磁気カード製のデビットカードの磁気テープに記
憶された顧客情報を取得する磁気カードリーダとするこ
とにより、実用上、キャッシュカードとして広く普及し
ている磁気カードを使用して、請求項1記載の発明の効
果を得ることができる。
【0108】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売データ処理装置において、顧客情報取得手
段を、ICカード製のデビットカードのICチップに記
憶された顧客情報を取得するICカードリーダとするこ
とにより、今後、普及が望まれるICカードを使用し
て、請求項1記載の発明の効果を得ることができる。
【0109】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売データ処理装置において、顧客情報と充填
可能額と残高とを記憶領域に記憶する多機能型ICカー
ドを使用することにより、顧客情報取得手段とデータ読
取/書込手段とを単一のデバイスによって実現すること
ができる。これによって、実用上、ICカードリーダラ
イタへの多機能型ICカードの挿入や取り出し作業が1
回で済むため、商品販売処理の実行に際しての作業の容
易化や作業時間の短縮を図り、使い勝手の良好なデビッ
トカード決済システムを提供することができる。加え
て、一枚の多機能型ICカードを持ち歩くだけでよいた
め、デビットカード決済および電子マネー決済の幅広い
普及が期待できる。
【0110】請求項5記載の発明によれば、請求項1、
2、3または4記載の商品販売データ処理装置におい
て、充填可否判断手段が過払い金額が充填可能額を上回
ると判断した場合には、引落限度額案内手段により売上
金額と充填可能額とを合計した引落限度額を案内するこ
とにより、顧客から再度の過払いが要求された場合に
は、引落限度額以下の金額を引落金額として入力するこ
とが可能になるので、充填可能額以上の電子マネーを引
き落とそうとすることによる処理の中断が複数回連続す
ることを防止することができる。
【0111】請求項6記載の発明の商品販売データ処理
方法によれば、引落金額入力手段により入力された引落
金額が、売上金額取得手段により取得された売上金額を
上回ると判断し、引落金額と売上金額との差額である過
払い金額がデータ読取/書込手段によりICカードの記
憶領域から読み取った充填可能額を下回ると判断した場
合には、引落金額と顧客情報取得手段により取得した顧
客情報とを組み合わせた引落依頼データを、このデビッ
トカードの発行元であるホスト装置に送信し、受信した
引落応答データに基づいて、引落金額分の引き落としが
承認されたと判断した場合には、データ読取/書込手段
によって過払い金額分の電子マネーを記憶領域に充填す
ることにより、売り上げた商品に関するデビットカード
での決済に際して、電子マネーの充填を行うことができ
る。これによって、電子マネーの再充填を専用に行う再
充填装置が設置してある場所まで顧客を赴かせることな
く電子マネーの再充填を行うことができ、顧客に対する
利便性の向上を図ることができる。また、顧客に対して
このような利便性を提供することにより、集客力の向上
を図ることができる。
【0112】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の商品販売データ処理方法において、過払い金額が充
填可能額を上回ると判断した場合には、売上金額と充填
可能額とを合計した引落限度額を案内することにより、
顧客から再度の過払いが要求された場合には、引落限度
額以下の金額を引落金額と入力することが可能になるの
で、充填可能額以上の電子マネーを引き落とそうとする
ことによる処理の中断が複数回連続することを防止する
ことができる。
【0113】請求項8記載の発明のコンピュータプログ
ラムによれば、引落金額入力手段により入力された引落
金額が、売上金額取得手段により取得された売上金額を
上回ると判断し、引落金額と売上金額との差額である過
払い金額がデータ読取/書込手段によりICカードの記
憶領域から読み取った充填可能額を下回ると判断した場
合には、引落金額と顧客情報取得手段により取得した顧
客情報とを組み合わせた引落依頼データを、このデビッ
トカードの発行元であるホスト装置に送信し、受信した
引落応答データに基づいて、引落金額分の引き落としが
承認されたと判断した場合には、データ読取/書込手段
によって過払い金額分の電子マネーを記憶領域に充填す
ることにより、売り上げた商品に関するデビットカード
での決済に際して、電子マネーの充填を行うことができ
る。これによって、電子マネーの再充填を専用に行う再
充填装置が設置してある場所まで顧客を赴かせることな
く電子マネーの再充填を行うことができ、顧客に対する
利便性の向上を図ることができる。また、顧客に対して
このような利便性を提供することにより、集客力の向上
を図ることができる。
【0114】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載のコンピュータプログラムにおいて、過払い金額が充
填可能額を上回ると判断した場合には、売上金額と充填
可能額とを合計した引落限度額を案内することにより、
顧客から再度の過払いが要求された場合には、引落限度
額以下の金額を引落金額と入力することが可能になるの
で、充填可能額以上の電子マネーを引き落とそうとする
ことによる処理の中断が複数回連続することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のデビットカード決
済システムを概略的に示すブロック図である。
【図2】POS端末が備える各部の電気的接続を示すブ
ロック図である。
【図3】キーボードにおける各種キー配列を示す平面図
である。
【図4】電子マネーとして機能するICカードXが備え
る各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図5】ICカードのEEPROMの記憶領域を模式的
に示す説明図である。
【図6】ROMに格納された制御プログラムに基づいて
CPUが実行する商品販売処理を概略的に示すフローチ
ャートである。
【図7】ディスプレイにおける表示例を示す説明図であ
る。
【図8】レシートの発行例を示す説明図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態のデビットカード決
済システムを概略的に示すブロック図である。
【図10】ICカードが備える記憶領域を模式的に示す
説明図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態の多機能型ICカ
ードのEEPROMの記憶領域を模式的に示す説明図で
ある。
【図12】デビットカード決済システムを概略的に示す
ブロック図である。
【図13】ROMに格納された制御プログラムに基づい
てCPUが実行する商品販売処理を概略的に示すフロー
チャートである。
【図14】ディスプレイにおける表示例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 商品販売データ処理装置 4 引落金額入力手段 9 データ読取/書込手段 10 顧客情報取得手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する商品販売情報に基づいて商
    品販売処理を行う商品販売データ処理装置において、 前記商品販売処理に関する売上金額を取得する売上金額
    取得手段と、 デビットカードに記憶された顧客に関する顧客情報を取
    得する顧客情報取得手段と、 少なくとも充填可能額を記憶する記憶領域を有して電子
    マネーとして機能するICカードに対してデータの読取
    /書込を実行するデータ読取/書込手段と、 引落金額を入力するための引落金額入力手段と、 前記引落金額入力手段により入力された前記引落金額
    が、前記売上金額取得手段が取得した前記売上金額を上
    回るか否かを判断する過払い判断手段と、 前記過払い判断手段が前記引落金額が前記売上金額を上
    回ると判断した場合に、前記引落金額と前記売上金額と
    の差額である過払い金額が、前記データ読取/書込手段
    が読み取った前記充填可能額を下回るか否かを判断する
    充填可否判断手段と、 前記充填可否判断手段が前記過払い金額が前記充填可能
    額を下回ると判断した場合に、前記引落金額と前記顧客
    情報取得手段が取得した前記顧客情報とを組み合わせた
    引落依頼データを、このデビットカードの発行元である
    ホスト装置に送信する引落依頼データ送信手段と、 前記引落依頼データ送信手段が送信した前記引落依頼デ
    ータに対応する引落応答データを受信する引落応答デー
    タ受信手段と、 前記引落応答データ受信手段が受信した前記引落応答デ
    ータに基づいて、前記引落金額分の引き落としが承認さ
    れたか否かを判断する承認可否判断手段と、 前記承認可否判断手段が前記引落金額分の引き落としが
    承認されたと判断した場合に、前記データ読取/書込手
    段により前記過払い金額を電子マネーとして前記記憶領
    域に充填する電子マネー充填手段と、を設けたことを特
    徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記顧客情報取得手段は、磁気カード製
    のデビットカードの磁気テープに記憶された前記顧客情
    報を取得する磁気カードリーダであることを特徴とする
    請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記顧客情報取得手段は、ICカード製
    のデビットカードのICチップに記憶された前記顧客情
    報を取得するICカードリーダであることを特徴とする
    請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記顧客情報取得手段は前記顧客情報と
    前記充填可能額と前記残高とを前記記憶領域に記憶する
    多機能型ICカードから前記顧客情報を取得し、前記デ
    ータ読取/書込手段は前記多機能型ICカードに対して
    データの読取/書込を実行することを特徴とする請求項
    1記載の商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記充填可否判断手段が前記過払い金額
    が前記充填可能額を上回ると判断した場合に、前記売上
    金額と前記充填可能額とを合計した引落限度額を案内す
    る引落限度額案内手段を設けたことを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の商品販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 引落金額を入力するための引落金額入力
    手段と商品に関する商品販売情報に基づいて商品販売処
    理に関する売上金額を取得する売上金額取得手段とを用
    いて、前記引落金額入力手段により入力された前記引落
    金額が、前記売上金額取得手段が取得した前記売上金額
    を上回るか否かを判断し、 前記引落金額が前記売上金額を上回ると判断した場合
    に、少なくとも充填可能額を記憶する記憶領域を有して
    電子マネーとして機能するICカードに対してデータの
    読取/書込を実行するデータ読取/書込手段を用いて、
    前記引落金額と前記売上金額との差額である過払い金額
    が前記データ読取/書込手段が読み取った前記充填可能
    額を下回るか否かを判断し、 デビットカードに記憶された顧客に関する顧客情報を取
    得する顧客情報取得手段を用いて、前記過払い金額が前
    記充填可能額を下回ると判断した場合に、前記引落金額
    と前記顧客情報取得手段が取得した前記顧客情報とを組
    み合わせた引落依頼データを、このデビットカードの発
    行元であるホスト装置に送信し、 送信した前記引落依頼データに対応する引落応答データ
    を受信し、 受信した前記引落応答データに基づいて、前記引落金額
    分の引き落としが承認されたか否かを判断し、 前記引落金額分の引き落としが承認されたと判断した場
    合に、前記データ読取/書込手段により前記過払い金額
    を電子マネーとして前記記憶領域に充填するようにした
    商品販売データ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記過払い金額が前記充填可能額を上回
    ると判断した場合に、前記売上金額と前記充填可能額と
    を合計した引落限度額を案内するようにした請求項6記
    載の商品販売データ処理方法。
  8. 【請求項8】 商品に関する商品販売情報に基づいて商
    品販売処理を行う商品販売データ処理装置が備えるコン
    ピュータにインストールされるコンピュータプログラム
    において、 前記商品販売処理に関する売上金額を取得する売上金額
    取得手段を用いて、前記引落金額入力手段により入力さ
    れた前記引落金額が、前記売上金額取得手段が取得した
    前記売上金額を上回るか否かを判断する過払い判断機能
    と、 少なくとも充填可能額を記憶する記憶領域を有して電子
    マネーとして機能するICカードに対してデータの読取
    /書込を実行するデータ読取/書込手段と、引落金額を
    入力するための引落金額入力手段を用いて、前記引落金
    額が前記売上金額を上回ると判断した場合に、前記引落
    金額と前記売上金額との差額である過払い金額が、前記
    データ読取/書込手段が読み取った前記充填可能額を下
    回るか否かを判断する充填可否判断機能と、 デビットカードに記憶された顧客に関する顧客情報を取
    得する顧客情報取得手段を用いて、前記過払い金額が前
    記充填可能額を下回ると判断した場合に、前記引落金額
    と前記顧客情報取得手段が取得した前記顧客情報とを組
    み合わせた引落依頼データを、このデビットカードの発
    行元であるホスト装置に送信する引落依頼データ送信機
    能と、 送信した前記引落依頼データに対応する引落応答データ
    を受信する引落応答データ受信機能と、 受信した前記引落応答データに基づいて、前記引落金額
    分の引き落としが承認されたか否かを判断する承認可否
    判断機能と、 前記引落金額分の引き落としが承認されたと判断した場
    合に、前記データ読取/書込手段により前記過払い金額
    を電子マネーとして前記記憶領域に充填する電子マネー
    充填機能と、を前記コンピュータに実行させることを特
    徴とするコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 前記過払い金額が前記充填可能額を上回
    ると判断した場合に、前記売上金額と前記充填可能額と
    を合計した引落限度額を案内する引落限度額案内機能を
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項
    8記載のコンピュータプログラム。
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