JP2000215286A - 電子通貨、電子通貨の使用方法、電子通貨システム及び記憶媒体 - Google Patents

電子通貨、電子通貨の使用方法、電子通貨システム及び記憶媒体

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JP2000215286A
JP2000215286A JP1701999A JP1701999A JP2000215286A JP 2000215286 A JP2000215286 A JP 2000215286A JP 1701999 A JP1701999 A JP 1701999A JP 1701999 A JP1701999 A JP 1701999A JP 2000215286 A JP2000215286 A JP 2000215286A
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Hiroki Miyata
弘樹 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリペイドカードの機能を1枚の電子通貨に
集約することを可能とし、且つ、第3者により不正に使
用されることを防止した電子通貨を提供する。 【解決手段】 商品等を購入等する際に使用する電子通
貨(ICカード1)であって、プリペイドカードの情報
を記憶するとともに当該プリペイドカードの情報は、特
定の利用環境のみで使用(A社の商品の購入のみ)が許
可されている。支払い時にプリペイドカードの金額が不
足する場合には、プリペイドカード以外の一般の通貨分
から補充することが可能である。また、暗証番号を登録
可能することができ、使用者に基づいて入力された番号
と照合することにより、第3者によって不正に使用され
ることを抑止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子通貨及び電子
通貨システムに関し、特に、利用環境毎に対応した通貨
及び暗証番号を登録した電子通貨、これらを電子通貨に
登録する方法並びにこの方法を記憶した記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者が現金を持ち歩くことなく
商品の購入を行い、サービスの提供を受けることを可能
とした電子通貨(電子マネー)への需要が高まってい
る。電子通貨を使用することにより、現金の受渡しとい
う煩雑な手間を簡素化することができ、現金を使用する
場合の多くの弊害、例えば現金の盗難、破損、紛失等の
諸問題を解消することができる。従って、消費者にとっ
て電子通貨は、今後の消費活動をより円満なかたちで実
現するための媒体物となるものである。
【0003】一方、公衆電話を使用したり、鉄道切符を
購入する場合等においては、従来から簡便なプリペイド
カードが多く使用されている。プリペイドカードを使用
することにより、現金の受渡しの手間を大幅に削減する
ことができ、また、プリペイドカードは単価がそれほど
高くないため、消費者は手軽に購入して簡便に用いるこ
とが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリペ
イドカードの使用できる現場においては、その現場毎に
異なる種類のプリペイドカードを用意する必要がある。
すなわち、上述した例では、公衆電話用のプリペイドカ
ードを鉄道切符の購入に使用することは不可能である。
【0005】従って、消費者は、各社発行のプリペイド
カードを持つ必要に迫られ、複数のプリペイドカードを
管理するために煩雑な手間が必要であった。更に、プリ
ペイドカードは汎用品であるため使用者がそれぞれ同一
のものを使用している。従って、他人に不正に使用され
てしまうこともあった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、電子通貨の中にプリペイドカー
ドの機能を取り込むことにより、プリペイドカードの機
能を果たすことを可能とするととに、第3者により不正
に使用されることを抑止した電子通貨、電子通貨の使用
方法及びこの使用方法を記憶した記憶媒体に関するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子通貨は、通
貨の情報を有し、流通に供される電子通貨であって、特
定の利用環境において有効とされる金額が記憶され、当
該特定の利用環境のみで前記金額分の使用が許可されて
いる。
【0008】本発明の電子通貨の一態様例においては、
少なくとも2種類の前記利用環境に対応した前記金額が
記憶されている。
【0009】本発明の電子通貨の一態様例においては、
前記利用環境毎に対応した暗証番号を更に記憶し、当該
電子通貨を使用する者に基づいて入力された番号と前記
暗証番号とを照合して、両者が対応した場合に当該利用
環境における使用を許可するようにしている。
【0010】本発明の電子通貨の一態様例においては、
支払い時に前記金額が不足する場合には、前記通貨の情
報から不足額を補充するようにしている。
【0011】本発明の電子通貨の一態様例においては、
支払い時に前記金額が不足する場合には、前記通貨の情
報から新たな金額を引き出して前記金額と加算するよう
にしている。
【0012】本発明の電子通貨の一態様例においては、
前記通貨の情報の限度額を越えない範囲で、所定の金額
を前記通貨の情報から前記金額へ自動的に補充するよう
にしている。
【0013】本発明の電子通貨の使用方法は、通貨の情
報を有し、流通に供される電子通貨の使用方法であっ
て、特定の利用環境において有効となる金額を記憶さ
せ、当該特定の利用環境のみで前記金額分の使用を許可
する。
【0014】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、少なくとも2種類の前記利用環境に対応した
前記金額を記憶させる。
【0015】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、前記利用環境毎に対応した暗証番号を更に記
憶させ、当該電子通貨を使用する者に基づいて入力され
た番号と前記暗証番号とを照合し、両者が一致した場合
に当該利用環境における使用を許可する。
【0016】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、支払い時に前記金額が不足する場合には、前
記通貨の情報から不足額を補充する。
【0017】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、支払い時に前記金額が不足する場合には、当
該通貨の情報から新たな金額を引き出して前記金額と加
算する。
【0018】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、前記通貨の情報の限度額を越えない範囲で、
所定の金額を前記通貨の情報から前記金額へ自動的に補
充する。
【0019】本発明の電子通貨の使用方法は、通貨の情
報を有し、流通に供される電子通貨の使用方法であっ
て、特定の利用環境での使用が許可された金額を記憶さ
せるステップと、前記利用環境毎に対応した暗証番号を
記憶させるステップと、当該電子通貨を使用する者に基
づいて入力された番号と前記暗証番号とを比較するステ
ップと、前記比較の結果、前記入力された番号と前記暗
証番号とが対応した場合に支払いを許可し、前記入力さ
れた番号と前記暗証番号が対応しない場合に支払いを禁
止するステップとを有する。
【0020】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、支払い時に前記金額が不足する場合には、前
記通貨の情報から不足額を補充するステップを更に有す
る。
【0021】本発明の電子通貨の使用方法の一態様例に
おいては、支払い時に前記金額が不足する場合には、前
記通貨の情報から新たな金額を引き出して前記金額と加
算するステップを更に有する。
【0022】本発明の記憶媒体は、上記電子通貨の使用
方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。
【0023】本発明の電子通貨システムにおいては、前
記電子通貨と、前記電子通貨と信号を送受信する送受信
手段とを有し、前記金額が前記信号として送受信され
る。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る電子通貨と、電子通貨の使用方
法について図面を参照しながら説明する。
【0025】図1は、第1の実施形態に係る電子通貨の
構成と、電子通貨の周辺環境の構成を示す模式図であ
る。また、図2は、本発明の第1の実施形態において、
利用環境毎に利用金額に制限を設ける方法を示すフロー
チャートである。
【0026】図1に示すように、電子通貨であるICカ
ード1は、CPU2、メモリ3、ICチップ4、ICカ
ード接点5を有して構成されている。また、ICカード
1の外部には、ICカード1の使用環境(利用環境)と
してCPU6、電子通貨用ICチップ7、コントロール
ICチップ8が設けられている。使用環境は、主にIC
カード1の利用場所の環境であって、ICカード1の情
報を送受信する受信機、ICカード1の情報を受信する
別のICカード等が用いられる。ICカード1に後述す
るプリペイドカードの情報を複数記憶している場合、使
用環境により対応するプリペイドカードの情報が選択す
ることができる。
【0027】図1において、ICカード1内のCPU2
とメモリ3の間では、属性情報が伝達される。また、C
PU2とICチップ4の間では履歴情報が伝達される。
また、使用環境におけるICチップ7とCPU6の間に
おいても属性情報が伝達される。
【0028】そして、図1における矢印Aは、ICカー
ドと外部環境との間で伝達される電子通貨情報(価値情
報、ID、履歴情報)を示している。電子通貨情報はI
Cカード接点からICカード内に取り込まれる。
【0029】次に、図2を参照しながら本実施形態に係
る電子通貨の決済方法について説明する。
【0030】初期状態として、ICカード1には電子マ
ネー(通貨の情報)の残高(Z円)が記録されている。
本実施形態によるICカード1では、複数のプリペイド
カードを購入して、カー内に購入したプリペイドカード
の情報を記憶しておくことが可能である。
【0031】利用者は電子マネーの残高(Z円)以内の
金額で希望のプリペイドカードを購入することができ
る。ここでは、A社のプリペイドカードをa円分購入し
たとする。(s1)。
【0032】その時にICカード1において、電子マネ
ーの残高は、Z円からa円が減少して(Z−a)円とな
り、ICカード1内に購入されたA社のプリペイドカー
ドによって、A社において利用できる金額はa円とな
る。さらに、A社のプリペイドカードにはα円のプレミ
アムがついており、これを考慮すると、A社でのみ利用
できる金額は(a+α)円となる(s2)。
【0033】また、A社のプリペイドカードを利用する
時のみ有効な暗証番号を登録することができ、プリペイ
ドカード利用の際はこの暗証番号を利用する。暗証番号
には、公開または非公開のモードがあり利用者が購入後
にこれを登録する(s3)。
【0034】暗証番号が公開されている場合には、IC
カード1内のプリペイドカードを利用する際に暗証番号
を入力する必要はない。従って、現状のプリペイドカー
ドと同様に利用することができる。暗証番号が、非公開
の場合には、プリペイドカードを利用する際には必ず暗
証番号を入力しなければならない。そして、登録されて
いる暗証番号と入力された暗証番号が一致したときのみ
プリペイドカードを利用することができる。その他、プ
リペイドカードに関する利用者が設定できる内容として
は、例えば自動更新の有無、一定期間における購入限度
額および1回の購入における限度額等がある(s3)。
【0035】ICカード1を使用する際において、A社
のプリペイドカードを利用してX円の買い物をする場合
(s4)には、A社のプリペイドカードの残高から優先
して利用金額(X円)が引き落とされる(s5)。従っ
て、ICカード1内の一般の電子マネーの残高が減少す
ることはない。
【0036】A社用のプリペイドカードの残高が不足し
ており、利用金額を引き落とすことができない場合(s
6)には、通常の電子マネー側から差額が引き落とされ
る。ただし、通常の電子マネー側から差額を引き落とす
前段階として、ICカード1に自動更新の設定がされて
いるか否か(s7)、新規にb円分のプリペイドカード
を購入するか否か(s9)が判断され、双方とも行わな
い場合に通常の電子マネー側から差額が引き落とされ
る。この場合の電子マネーの残高は{Z−a−(X−a
−α)}円となり、A社のプリペイドカードの残高は0
円となる(s11)。
【0037】通常の電子マネーから差額を引き落とさず
に、新規のプリペイドカードを購入して、この新規のプ
リペイドカードから購入金額を引き落とすことも可能で
ある。ここでは、A社用のプリペイドカードの不足額を
超えるb円分のプリペイドカード(プレミアム分はβ
円)を購入する(s9)。この場合の買い物後の残高と
しては、先ず、電子マネーの残高は新規のプリペイドカ
ードの購入によりb円が減少しているため(Z−a−
b)円となる。また、A社のプリペイドカードの残高は
新規に購入したb円分とプレミアムのβ円が加算されて
おり、商品の金額X円が引き落とされるため、(a+b
+α+β−X)円となる(s10)。
【0038】図3は、残額が不足している場合に、新規
のプリペイドカードを自動的に購入して自動更新する場
合のフローチャートを示している。すなわち、図3は図
2における(s8)のステップの詳細を示したフローチ
ャートである。自動更新は、プリペイドカード利用時の
残高が不足している場合に、自動的にプリペイドカード
を購入してプリペイドカードの残高を補充するものであ
る。まず、不足している金額がICカードに設定されて
いる利用限度額を超えているか否かを判断する(s1
2)。利用限度額内であれば、自動的に電子マネーから
プリペイドカードへ残額を補充する(s13)。利用限
度額を超えていた場合には、エラーメッセージを発行し
て(s14)残高の更新は行なわない。
【0039】一定期間の購入限度額は、自動更新の際に
限度額をオーバーした場合には、プリペイドカードの自
動更新ができなくなるものである。購入時の限度額は、
自動更新の際に購入する金額を設定しておく。
【0040】上述したような作業を希望のプリペイドカ
ードに対して繰り返し行なうことにより、利用者は複数
のプリペイドカードを1枚のICカード1に集約するこ
とができ、所持するカードの枚数を減らすことができ
る。
【0041】また、利用者がプリペイドカードを購入す
る方法としては、直接店頭で購入する以外にも、ICカ
ードに購入情報を記録することで、インターネットから
購入する方法を採ることが可能である。
【0042】以上説明したように、本発明の第1の実施
形態によれば、ICカード1の電子マネーからプリペイ
ドカードを購入することができ、このプリペイドカード
を使用可能な商品等の購入の際には、プリペイドカード
からの支払いが可能となる。また、商品等の購入の際に
プリペイドカードの残高が不足して支払いができない場
合には、通常の電子マネー側から引き落とすことが可能
である。更に、電子マネー側の資金によって新規にプリ
ペイドカードを購入し、残高の不足しているプリペイド
カードに加算することにより、プリペイドカードからの
支払いを可能とすることもできる。
【0043】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図面を参照しながら説明する。図4は、本発
明の第2の実施形態に係る電子通貨の使用方法を示すフ
ローチャートである。第2の実施形態の電子通貨の決済
方法は、公開モードの暗証番号(第三者が確認できる暗
証番号)ではあるが、利用者が本人であることを確認す
る方法である。なお、図1に示したICカード1とその
外部環境の構成については第1の実施形態と同様である
ため、ここでは説明を省略する。
【0044】電子通貨の利用時に、使用者が暗証番号を
入力することによりカードの利用者が本人であることを
確認したい場合がある。しかし、このような場合であっ
ても、暗証番号を入力することが不可能な場合がある。
一例として高速道路の料金所で高速料金を支払う際に
は、現状ではクレジットカードでの支払いは可能とされ
ているが、料金所での処理の簡素化を図るため利用明細
書へ利用者がサインすることは省略されている。
【0045】従って、他人のカードおよびプリペイドカ
ードを例えば第3者が入手した場合、高速道路の料金所
の利用が可能となってしまうという問題が生じる。そこ
で、本実施形態においては、利用場所によって本人が使
用しているのか、あるいは第3者が利用しているのかを
確認できるように、あらかじめICカードに暗証番号を
登録しておく(s15)。
【0046】この暗証番号は、利用環境に応じて異なる
暗証番号として記憶しておくことが望ましい。
【0047】例えば、高速道路の料金所において、通行
料金の支払いにICカード1又はICカード1に登録さ
れた道路公団等のプリペイドカードを利用する場合に
は、高速道路の料金所で有効とされる暗証番号をICカ
ード1に登録しておく。
【0048】登録する内容は、例えば自動車のナンバー
プレートの番号としておく。料金所では、自動車のナン
バープレートを機械で読み取る、あるいは係員が確認す
ることによって、高速道路の料金所で有効とされるIC
カード1に登録されている暗証番号と照合する(s1
6)。
【0049】これにより、ICカード1の利用者が本人
であるか確認し、本人であることが確認できたら利用金
額をICカード1から決済する(s17)。もし、第三
者が確認できる暗証番号が登録されていない場合には、
その場で利用者が暗証番号の入力を行なわなくてはなら
ない(s18)。入力された暗証番号(s19)が正し
ければ、利用金額をICカードから決済できるが、暗証
番号が不正な場合には、エラーメッセージを発行する
(s20)。
【0050】以上説明したように本発明の第2の実施形
態によれば、第1の実施形態と同様に複数のプリペイド
カードを1枚のICカード1に集約することができ、更
に、あらかじめICカードに暗証番号を登録しておき、
ICカード1を使用する際に利用者に基づいて入力され
た番号と照合することにより、利用者がICカード1を
使用する権利を有する者か否かを確認することができ
る。しかも、暗証番号(登録番号)は利用環境毎に設定
することが可能である。これにより、ICカード1が第
3者により不正に使用されることを抑止することができ
る。
【0051】なお、上記実施の形態で示した電子通貨の
使用方法は、主としてCPUが処理するものであり、プ
ログラムROM等に格納されているプログラムにより構
成される各機能手段に基づいて処理するものである。
【0052】しかし、上記プログラムは必ずしもROM
に格納されていなくてもよく、例えば外部のメモリーカ
ードに格納されている形態でも実現することができる。
すなわち、上述した実施の形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
の情報処理装置(またはCPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し、実行することによって
も達成されることは言うまでもない。
【0053】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0054】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性メモリーカード、RO
M、DVD等を用いることができる。
【0055】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、情報処理装置上で稼動している基本ソフ
トウェア(OS)等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0056】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボー
ドや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリーに書き込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、電子通貨の中にプリペ
イドカードの機能を取り込むことにより、所持するカー
ドの枚数を1枚の電子通貨に集約することができる。ま
た、プリペイドカードを利用する際に、使用者に基づい
て入力された番号と暗証番号とを照合することにより、
第3者による不正使用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における電子通貨情報の流れ
を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電子通貨の使用
方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る自動更新処理を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る暗証番号を確認
する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2,6 CPU 3 メモリ 4,7 電子通貨用ICチップ 5 ICカード接点 8 コントロールICチップ s1 プリペイドカードを購入するステップ s2 プリペイドカードを購入した後の残高の状態を示
すステップ s3 購入したプリペイドカードに登録を行うステップ s4 買い物を行なうステップ s5 買い物後の残高の状態を示すステップ s6 購入しているプリペイドカードで金額が足りるか
否かを判断するステップ s7 自動更新の設定がされているか判断するステップ s8 自動更新処理のステップ s9 不足額を満たすために新たなプリペイドカードを
購入するか否かを判断するステップ s10 ICカードの残高の状態を示すステップ s11 ICカードの残高の状態を示すステップ s12 購入限度額を超えているか否かを判断するステ
ップ s13 設定されている金額分のプリペイドカードを新
たに購入するステップ s14 エラーメッセージを発行するステップ s15 暗証番号を設定するステップ s16 暗証番号が正しいか否かを判断するステップ s17 利用金額をICカードから決済するステップ s18 暗証番号を入力するステップ s19 入力した暗証番号が正しいか否かを判断するス
テップ s20 エラーメッセージを発行するステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G06K 19/00 U G07F 7/08 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通貨の情報を有し、流通に供される電子
    通貨であって、 特定の利用環境において有効とされる金額が記憶され、
    当該特定の利用環境のみで前記金額分の使用が許可され
    ていることを特徴とする電子通貨。
  2. 【請求項2】 少なくとも2種類の前記利用環境に対応
    した前記金額が記憶されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電子通貨。
  3. 【請求項3】 前記利用環境毎に対応した暗証番号を更
    に記憶し、当該電子通貨を使用する者に基づいて入力さ
    れた番号と前記暗証番号とを照合して、両者が対応した
    場合に当該利用環境における使用を許可するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子通貨。
  4. 【請求項4】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、前記通貨の情報から不足額を補充するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
    子通貨。
  5. 【請求項5】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、前記通貨の情報から新たな金額を引き出して前記金
    額と加算するようにしたことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の電子通貨。
  6. 【請求項6】 前記通貨の情報の限度額を越えない範囲
    で、所定の金額を前記通貨の情報から前記金額へ自動的
    に補充するようにしたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の電子通貨。
  7. 【請求項7】 通貨の情報を有し、流通に供される電子
    通貨の使用方法であって、 特定の利用環境において有効となる金額を記憶させ、当
    該特定の利用環境のみで前記金額分の使用を許可するこ
    とを特徴とする電子通貨の使用方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも2種類の前記利用環境に対応
    した前記金額を記憶させることを特徴とする請求項7に
    記載の電子通貨の使用方法。
  9. 【請求項9】 前記利用環境毎に対応した暗証番号を更
    に記憶させ、当該電子通貨を使用する者に基づいて入力
    された番号と前記暗証番号とを照合し、両者が一致した
    場合に当該利用環境における使用を許可することを特徴
    とする請求項7又は8に記載の電子通貨の使用方法。
  10. 【請求項10】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、前記通貨の情報から不足額を補充することを特徴と
    する請求項7〜9のいずれか1項に記載の電子通貨の使
    用方法。
  11. 【請求項11】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、当該通貨の情報から新たな金額を引き出して前記金
    額と加算することを特徴とする請求項7〜10のいずれ
    か1項に記載の電子通貨の使用方法。
  12. 【請求項12】 前記通貨の情報の限度額を越えない範
    囲で、所定の金額を前記通貨の情報から前記金額へ自動
    的に補充することを特徴とする請求項7〜11のいずれ
    か1項に記載の電子通貨の使用方法。
  13. 【請求項13】 通貨の情報を有し、流通に供される電
    子通貨の使用方法であって、 特定の利用環境での使用が許可された金額を記憶させる
    ステップと、 前記利用環境毎に対応した暗証番号を記憶させるステッ
    プと、 当該電子通貨を使用する者に基づいて入力された番号と
    前記暗証番号とを比較するステップと、 前記比較の結果、前記入力された番号と前記暗証番号と
    が対応した場合に支払いを許可し、前記入力された番号
    と前記暗証番号が対応しない場合に支払いを禁止するス
    テップとを有することを特徴とする電子通貨の使用方
    法。
  14. 【請求項14】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、前記通貨の情報から不足額を補充するステップを更
    に有することを特徴とする請求項13に記載の電子通貨
    の使用方法。
  15. 【請求項15】 支払い時に前記金額が不足する場合に
    は、前記通貨の情報から新たな金額を引き出して前記金
    額と加算するステップを更に有することを特徴とする請
    求項13又は14に記載の電子通貨の使用方法。
  16. 【請求項16】 請求項7〜15のいずれか1項に記載
    の電子通貨の使用方法の手順をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    電子通貨と、 前記電子通貨と信号を送受信する送受信手段とを有し、 前記金額が前記信号として送受信されることを特徴とす
    る電子通貨システム。
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